JP2021055330A - 水栓装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】施工性を向上させ、かつ、施工の自由度を向上させることができる水栓装置を提供する。【解決手段】水栓装置1は、水栓装置本体10と、第1筐体51と、接続管53とを備える。水栓装置本体は、給水管41および給湯管42が接続され、吐水可能である。第1筐体は、水栓装置本体に向けて機能水を供給する給水系の第1機能部を収容しつつ、上下方向に沿った設置面31に設置される。接続管は、剛体であり、給水源と接続された一次給水管および第1筐体に対してそれぞれ水密かつ回転可能に接続する。【選択図】図1

Description

開示の実施形態は、水栓装置に関する。
従来、水や湯を吐出可能な水栓装置では、水栓装置に接続される給水管や給湯管が水栓装置の下方において配管部を構成する一次給水管や一次給湯管に接続される。また、このような水栓装置の配管部においては、たとえば、給水系や電気系の機能部を収容する筐体が一次給水管や一次給湯管から近い壁面に設置される場合がある(たとえば、特許文献1参照)。
特開2017−8674号公報
ところで、水栓装置が設置される場所のうち、たとえば、キッチンカウンターの下方は、給水接続や電気系の配線に関するルールがない場合や、施工パターンが様々あり施工が煩雑になる場合がある。上記したような従来の水栓装置の場合、施工パターンが多いため煩雑になり施工時間が長くなるなど、施工性が低いものであり、また、施工の自由度も低いものであった。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、施工性を向上させることができ、かつ、施工の自由度を向上させることができる水栓装置を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る水栓装置は、給水管および給湯管が接続され、吐水可能な水栓装置本体と、前記水栓装置本体に向けて機能水を供給する給水系の第1機能部を収容しつつ、上下方向に沿った設置面に設置される第1筐体と、給水源と接続された一次給水管および前記第1筐体に対してそれぞれ水密かつ回転可能に接続する剛体の接続管と、を備える。
このような構成によれば、剛体の接続管が一次給水管および第1筐体に対してそれぞれ水密かつ回転可能に接続されるため、一次給水管および第1筐体を接続したまま第1筐体を前後方向に移動させることができる。これにより、一次給水管の設置面からの距離が一律でなくても、第1筐体を設置面に設置することができるようになるため、第1筐体設置時の施工性を向上させることができ、かつ、施工の自由度を向上させることができる。
また、上記した水栓装置では、前記接続管は、前記一次給水管に対して接続される一方端部と、前記第1筐体に対して接続される他方端部とを有し、前記一方端部および前記他方端部の軸がずれている。
このような構成によれば、立ち上がった一次給水管に対して、左右方向に第1筐体を位置できるようになる。具体的には、一次給水管と一次給湯管の間に第1筐体を配置させることができるようになり、見た目をすっきりさせることができる。また、水栓装置の配管部の意匠性を向上させることができる。
また、上記した水栓装置では、制御部を収容しつつ、前記設置面に設置される第2筐体をさらに備え、前記一次給水管は、前記設置面の前方において所定間隔をあけて配置され、前記第1筐体は、前記一次給水管の近傍に配置され、前記第2筐体は、前記一次給水管の近傍において前記第1筐体の直下に配置される。
このような構成によれば、制御部を収容する第2筐体が第1筐体の直下に配置されるため、第2筐体の下部に接続させるように配線やハーネスを引き回すことができる。これにより、配線やハーネスを伝って水滴などが第2筐体に入り込むことを抑制することができ、防水性を向上させることができる。
また、上記した水栓装置では、前記第1筐体は、前記第2筐体に対して接触しており、前記第1筐体および前記第2筐体のそれぞれには前記第1筐体の移動をガイドするスライド機構が形成される。
このような構成によれば、スライド機構により第1筐体および第2筐体の前後方向の相対位置を調整することができる。これにより、第1筐体および第2筐体の相対位置の微調整が可能となり、第1筐体および第2筐体設置時の施工性を向上させることができる。
また、上記した水栓装置では、前記一次給水管は、その端部に、流路方向を変換する変換継手をさらに有し、前記変換継手は、前記一次給水管に対して回動可能に取り付けられる。
このような構成によれば、第1筐体を一次給水管の軸まわりに回動させることで、たとえば、一次給水管を中心として対称となる位置に設置することができる。これにより、施工の自由度を向上させることができる。また、第1筐体を回動させる場合にスライド機構が第1筐体の移動をガイドするため、施工が容易となり、第1筐体設置時の施工性を向上させることができる。また、第2筐体のみを取り外す場合にもスライド機構が第2筐体の取り外しによる移動をガイドするため、施工性を向上させることができる。
また、上記した水栓装置では、前記第1筐体および前記第2筐体は、それぞれ互いに当接する当接面を有し、前記スライド機構は、前記当接面の一方に形成される鉤状に屈曲した一対の係合溝部と、前記当接面の他方に形成される外側に突出した一対の係合片と、を有する。
このような構成によれば、第1筐体の移動や第2筐体の取り外しをガイドするスライド機構を簡素に構成することができる。
また、上記した水栓装置では、前記第1筐体および前記第2筐体のそれぞれの前記当接面には前記スライド機構によるスライド方向について前記第1筐体および/または前記第2筐体を所定位置に位置決めする位置決め機構が形成される。
このような構成によれば、スライド機構による第1筐体および第2筐体の前後方向の相対位置を容易に調整することができる。
実施形態の一態様によれば、施工性を向上させることができ、かつ、施工の自由度を向上させることができる。
図1は、実施形態に係る水栓装置の一例を示す概略正面図である。 図2は、接続管の一例を示す概略分解斜視図である。 図3は、接続管の一例を示す概略組み立て斜視図である。 図4は、第1筐体の設置例その1を示す概略斜視図である。 図5は、第1筐体の設置例その1を示す概略側面図である。 図6は、第1筐体の設置例その2を示す概略斜視図である。 図7は、第1筐体の設置例その2を示す概略側面図である。 図8は、第1筐体を他の位置に設置した例(設置例その3)を示す概略斜視図である。 図9は、スライド機構の一例を示す概略斜視図である。 図10は、位置決め機構の一例を示す概略斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する水栓装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1を参照して実施形態に係る水栓装置について説明する。図1は、実施形態に係る水栓装置1の一例を示す概略正面図である。
なお、図1には、鉛直上向き(上方)を正方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を示している。以下では、X軸の正方向を左方、X軸の負方向を右方、Y軸の正方向を前方、Y軸の負方向を後方と規定し、X軸方向を左右方向、Y軸方向を前後方向、Z軸方向を上下方向という場合がある。直交座標系は、他の図においても示している。
まず、図1を参照して水栓装置1について説明する。図1に示すように、水栓装置1は、水回り設備、すなわち、キッチンのカウンター水栓装置1は、水栓装置本体10を備える。水栓装置本体10は、カウンター上に載置される吐水部11と、カウンター内に配置される(具体的には、カウンターが備える後述するキャビネット部30内に配置される)給水配管部40を備える。
キッチンのカウンターには、シンクが下方に向けて凹状に形成される。シンクは、シンクの底部に形成された排水口(図示せず)を備える。排水口は、排水管(図示せず)に接続され、シンクに供給される水を排水管に排出する。なお、「水」とは、上水(水道水)などの常温の水の他、湯や湯水混合水などを含む。
吐水部11は、吐水口11aを備え、吐水口11aからシンクに向けて水を吐出する。吐水部11は、いわゆるスパウトである。
本体部12は、内部に設けられたシングルレバーカートリッジ12aと、操作レバー12bとを備える。シングルレバーカートリッジ12aは、使用者による操作レバー12bの操作により、吐水部11から吐出される水の流量および温度を調整する。操作レバー12bは、たとえば、前後方向や左右方向に揺動可能に本体部12に軸支される。
この場合、たとえば、操作レバー12bを左右方向に揺動させることで、吐水部11から吐出される水の流量が調整され、操作レバー12bを前後方向に揺動させることで、吐水部11から吐出される水の温度が調整される。なお、操作部12における水の流量および温度の調整の態様は、操作レバー12bに限らず、水の流量および調整を調整可能な任意の態様でよい。
上記した水栓装置本体10は、本体部12に設けられたシングルレバーカートリッジ12aを介して、後述する給水管21および給湯管22に接続される。吐水部11から吐出される水は、上記したように、上水(水道水)である。
水栓装置本体10には、給水管21の水および給湯管22の水(湯)が供給される。上記したように、シングルレバーカートリッジ12aでは、給水管21の水および給湯管22の湯が混合され、このような混合水が吐水部11の吐水口11aから吐出される。
水栓装置本体10では、給水管21と、給湯管22において電磁弁を用いて一次的な止水機能を持たせても良い。また、一次的な止水のための電磁弁は混合流路に設けてもよい。
なお、吐水部12から吐出される水の温度調整は操作レバー12bとは別の調整手段によって行うように構成されてもよい。本体部12は、少なくとも吐水部から吐出される水の流量を調整できる操作部を有していればよい。
また、水栓装置本体10の吐水部11は、キャビネット部30上に設置される。なお、図1では、キャビネット部30の平板状の前面(たとえば、開閉可能な扉状の前面)を省略している。図1に示すように、キャビネット部30は、前面の他、平板状の後面31と、天板32と、底板33とを備える。後面31は、後述する第1筐体51や第2筐体52が設置される設置面となる。
後面31は、前面(図示せず)の後方において、前面と所定間隔をあけつつ対向して配置される。天板32は、後面31(および前面パネル)の上部に配置される。水栓装置本体10は、天板32上に設置される。底板33は、後面31(および前面)の上部に配置される。底板33は、後面31から前方に張り出し、床面Fよりも高い面を形成している。場合によっては、後面31として、建築躯体の壁面を利用してもよい。
キャビネット部30の内部には、水栓装置1の配管系であり、水栓装置本体10にそれぞれ接続される、給水管21、給湯管22および機能水供給管23が配置される。給水管21は、後述する一次給水管41から供給される水が流れる管である。給湯管22は、後述する一次給湯管42から供給される水(湯)が流れる管である。
機能水供給管23は、第1筐体51に接続され、第1筐体51に収容された後述する給水系の第1機能部(図示せず)から供給される機能水が流れる管である。
キャビネット部30の内部には、給水管21、給湯管22および機能水供給管23の他、水栓装置1の給水配管部40が配置される。すなわち、給水配管部40は、吐水部11の下方に配置される。給水配管部40は、キャビネット部30における前面、後面31、天板32および底板33に囲まれたスペース(以下、設置スペースという)Sに設置される。
給水配管部40は、上記した機能水供給管43と、第1筐体51と、第2筐体52と、接続管53とを備える。一次給水管41は、水道などの給水源(図示せず)からの水を水栓装置1に向けて供給する。一次給水管41には、給水管21の下流側が接続される。水栓装置本体10には、一次給水管41から二次給水管となる給水管21に供給される水が供給される。
一次給湯管42は、給湯器などの給湯源(図示せず)からの水(湯)を水栓装置1に向けて供給する。一次給湯管42には、給湯管22の下流側が接続される。水栓装置本体10には、一次給湯管42から二次給湯管となる給湯管22に供給される湯が供給される。
一次給水管41および一次給湯管42は共に、設置スペースSにおける設置面となる後面31の前方に立設されている。一次給水管41および一次給湯管42は、たとえば、左右方向に所定距離をあけて配置されている。なお、一次給水管41および一次給湯管42は後面31が突出した後に、上方へ屈曲するように構成されていてもよい。
第1筐体51は、たとえば、矩形状の箱体であり、給水系の第1機能部(図示せず)を収容している。第1筐体51は、第1機能部を収容しつつ、床面F側から立ち上がった、上下方向に沿った設置面となる後面パネル31に設置される。第1筐体51は、一次給水管41の近傍に配置される。図1に示す例では、第1筐体51は、一次給水管41と一次給湯管42との間に配置される。
第1機能部は、たとえば、除菌作用を有する機能水を生成する機能を有し、生成した機能水を水栓装置本体10の吐水部11からシンクに向けて吐出させる。第1機能部は、シンクの排水口に向けて機能水を吐出させることで、排水口や排水口の内部における菌の増殖を抑える。なお、水栓装置本体10が洗面台に設置される場合、たとえば、歯ブラシやコップなどに機能水を吐出させることで、これらの除菌を行うこともできる。
水栓装置本体10は、たとえば、機能水を霧状にしてボウル部に向けて噴霧させてもよい。この場合、吐水部11に設けられたノズルから機能水が噴霧される。ノズルから噴霧される霧状の機能水の広がる幅はノズルの噴霧口よりも大きいことが好ましく、ノズルから機能水が円錐状に噴霧される。
その他、第1機能部として想定される機能としては、湯水の混合機能などが考えられる。この場合、第1筐体51は一次給水管41および一次給湯管42と接続され、内部に流量・混合比を調整できる電気式のバルブを備え、二次混合路によって、本体部2に接続されることになる。
第2筐体52は、たとえば、矩形状の箱体であり、制御部(図示せず)を収容している。第2筐体52は、制御部を収容しつつ、設置面となる後面31に設置される。第2筐体52は、一次給水管41の近傍における第1筐体1の下方、好ましくは、第1筐体51の直下に配置される。図1に示す例では、第2筐体52は、一次給水管41と一次給湯管42との間に配置される。
制御部は、たとえば、第1機能部により機能水が吐出されている間、吐水部11の先端に設けられたLED(図示せず)などの照明を点灯させるように制御する。制御部は、たとえば、機能水が吐出されている間、機能水のうちで吐水部11よりも下方の所定範囲に存在する機能水に光を照射させる。これにより、機能水が吐出されていることを使用者に報知することができ、また、吐出されている機能水が見やすくなる。
吐水部11の先端に設けられたLEDは、たとえば、末広がりの円錐状に光を照射させる。この場合、光の照射範囲は、機能水の吐出(噴霧)範囲よりも広いことが好ましい。これにより、吐水部11よりも下方の所定範囲に存在する機能水を全体的に照らすことができる。
制御部は、制御基板を備える。制御部は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)やMCU(Micro Controller Unit)などによって、記憶部に記憶されるプログラムがRAMを作業領域として実行されることで実現される。記憶部は、たとえば、RAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリなどの半導体メモリ素子などで実現される。
水栓装置本体10は、たとえば、吐水部11の近傍にセンサ部を備える。このようなセンサ部は、吐水部11に向けて差し出された使用者の手を検知する。水栓装置本体10は、たとえば、センサ部による手の検知に応じて、吐水口11から吐水させ、センサ部による手の検知停止に応じて、吐水口11からの吐水を停止させる。このように、水栓装置本体10は、いわゆる自動水栓の機能を有してもよい。
接続管53は、一次給水管41と第1筐体51とを接続し、一次給水管41から第1筐体51に供給される水が流れる通水可能な剛体の管である。接続管53は、一次給水管41に対して水密かつ回転可能となるように、一次給水管41の下流側に接続される。
また、接続管53は、第1筐体51に対して水密かつ回転可能となるように、第1筐体51(第1機能部)の上流側に接続される。接続管53が一次給水管41ならびに第一筐体51と水密かつ回転可能に接続されることによって、第一筐体51が一次給水管41に対して、前後方向に揺動可能となる。一次給水管41は後面31との相対的位置が固定されているため、換言するならば、第一筐体51が後面31に対して、前後方向に揺動可能となるのである。
ここで、図2および図3を参照して接続管53について説明する。図2は、接続管53の一例を示す概略分解斜視図である。図3は、接続管53の一例を示す概略組み立て斜視図である。
図2および図3に示すように、接続管53は、上記したように、剛体の管であり、たとえば、銅合金の管である。接続管53は、一方端部531と、他方端部532と、中途部533とを備える。一方端部531は、図3に示す組み立て状態において、軸方向が左右方向に沿った円筒状の管であり、一次給水管41に対して左右方向から接続される。なお、ここで言う剛体とは、一次給水管41と第一筐体51とに接続された状態で自己の形状を保持しながら水圧に耐えうれば足り、ガラス繊維入りの樹脂などであっても良い。
一方端部531は、一次給水管41(図1参照)の最下流(図1に示す一次給水管41の最上部)側の変換継手411に接続される。なお、変換継手411は、円筒状の縦向き管部412と、縦向き管部412から側方に延出する円筒状の横向き管部413とを備え、縦向き管部412を介して一次給水管41の軸まわりに回転可能に設けられる。
一方端部531は、図3に示す一次給水管41および第1筐体51との組み立て(接続)状態においては、変換継手411の横向き管部413に対して軸シールされている。これにより、水密を保ちながら回転が可能となる。
他方端部532は、図3に示す組み立て状態において、軸方向が左右方向に沿った円筒状の管であり、第1筐体51に対して左右方向から接続される。他方端部532は、第1筐体の左右いずれかの側面(図示の例では、左側面)下部に設けられた接続部511に接続される。他方端部532は、図3に示す組み立て状態においては、接続部511に対して軸シールされている。これにより、水密を保ちながら回転が可能となる。
接続管53の一方端部531ならびに他方端部532は互いに同軸上に存在せず、軸がずれている。互いに軸がずれた一方端部531ならびに他方端部532の間を接続するように存在するのが中途部533である。中途部533は、円筒状の管であり、一方端部531と他方端部532との間において一直線状に延びている。中途部533は、一方端部531と他方端部532とを通水可能に接続している。
接続管53は、一方端部531、他方端部532および中途部533が一体的であり、全体としてクランク状に形成される。接続管53では、一方端部531に供給される水は中途部533を介して他方端部532から排出される。なお、中途部533は一方端部531ならびに他方端部532と互いに直行するクランク状に限定されるものではなく、両者の間を斜めに接続した形態や、湾曲した中途部によって接続した形態であっても良い。
図3に示すように、接続部53(中途部533)は、一次給水管41に接続される一方端部531を中心として、図中に矢線で示すように、水密を保ったまま回転可能である。これにより、第1筐体51は、一方端部531を中心として前後方向に揺動可能である。
次に、図4〜図7を参照して第1筐体51の設置例について説明する。図4および図5は、第1筐体51の設置例その1を示し、図4は、概略斜視図であり、図5は、概略側面(左側面)図である。図6および図7は、第1筐体51の設置例その2を示し、図6は、概略斜視図であり、図7は、概略側面(左側面)図である。
なお、図4および図5に示す設置例その1と、図6および図7に示す設置例その2とは、一次給水管41の設置面(キャビネット部30の後面31)からの距離が異なる。図4および図5には、一次給水管41が設置面である後面31から第1距離D1の位置に配置されている例を示し、図6および図7には、一次給水管41が後面31から第2距離D2の位置に配置されている例を示している。なお、第1距離D1と第2距離D2との関係は、「D1>D2」である。
図4および図5に示すように、設置例その1においては、一次給水管41と第1筐体51との間の前後方向の距離が大きいため、前後方向に揺動可能な接続部53が前後方向に傾いて第1筐体51が後面31に固定される。このように、一次給水管41と後面31との間の前後方向の距離が比較的大きい場合には、接続部53が前後方向に傾倒することで対応可能となる。
図6および図7に示すように、設置例その2においては、一次給水管41と後面31との間の前後方向の距離が上記した設置例その1よりも小さいため、前後方向に揺動可能な接続部53が直立して(または、前後方向にわずかに傾いて)第1筐体51が後面31に固定される。このように、一次給水管41と後面31との間の前後方向の距離が小さい場合には、接続部53が前後方向に傾倒しないことで対応可能となる。
また、図8は、第1筐体51を他の位置に設置した例(設置例その3)を示す概略斜視図である。上記したように、一次給水管41の変換継手411は、一次給水管41の軸Lまわりに回転可能である。このため、第1筐体51は、一次給水管41に対して回動可能に取り付けられる。たとえば、第1筐体51を、一次給水管41の軸Lを中心として、たとえば、対称となる位置に設置することができる。これを設置例その3とする。
図8に示すように、設置例その3においては、第1筐体51は、一次給水管41の軸Lを中心として、図中に矢線で示すように、設置面となる後面31における180°回転させた位置に設置されている。このように、第1筐体51は、一次給水管41の左右それぞれの側方に設置可能であり、施工の自由度を向上させている。
なお、設置例その3は、第1筐体51を、たとえば、第2筐体52の設置位置の確保が困難な場合に第2筐体52にあわせて移動させる場合であり、また、たとえば、第1筐体51を、第1筐体51自体の設置位置の確保が困難な場合に移動させる場合である。たとえば、洗面化粧台などにおいては、その一次給水管(止水栓)の設置位置が全体の左右端いずれにも位置する場合があるが、一次給水管の左右いずれにも設置できる本構造であれば、いずれの場合にも対応できる。
また、設置例その1〜設置例その3においては、第1筐体51は、第2筐体52に対して少なくとも一部が接触している。第1筐体51は、好ましくは、第2筐体52に対して面同士が当接している。本実施形態では、設置例その3の第1筐体51を回動させる場合に第1筐体51の移動をスムーズに行えるように、第1筐体51および第2筐体52のそれぞれの当接面512,522には、スライド機構54が形成される。
第1筐体51および第2筐体52のそれぞれの厚み(すなわち、後面31からの前出寸法)が異なる場合、特に、第2筐体の厚みが大きい場合において、第1筐体51と第2筐体の後端部の位置をそろえた状態で、前述のように一次給水管41の軸Lを中心として、180°回転させた位置に設置しようとすると、第2筐体52が干渉して第1筐体51を壁面に取り付けることが出来なくなってしまう。第2筐体52が第1筐体51に対して相対的にスライドできることによって第1筐体51を後面31に問題なく取り付けることが可能となる。
次に、図9を参照してスライド機構54について説明する。図9は、スライド機構54の一例を示す概略斜視図である。上記したように、スライド機構54は、第1筐体51および第2筐体52のそれぞれの当接面に形成される。図9に示すように、スライド機構54は、具体的には、第1筐体51の当接面である底面51aおよび第2筐体52の当接面である上面52aに形成される。
スライド機構54は、第1筐体側構成部541と、第2筐体側構成部542とを備える。第1筐体側構成部541は、左右方向に対向する一対の係合溝部541a,541bであり、当接面の一方である第1筐体51の底面51aに形成される。一対の係合溝部541a,541bは、鉤状に屈曲形成され、それぞれ後述する係合片542a,542bが嵌まり込む。
第2筐体側構成部542は、一対の係合片542a,542bであり、当接面の他方である第2筐体52の上面52aに形成される。一対の係合片542a,542bは、それぞれ左右方向の外側に突出している。一対の係合溝部541a,541bおよび一対の係合片542a,542bは、互いに移動がガイドされることで、摺動可能である。
このように、スライド機構54は、一対の係合溝部541a,541bおよび一対の係合片542a,542bが相互に摺動されるため、所定のスライド方向へのスライド移動を可能とする。これにより、第2筐体52に対する第1筐体51の移動や、第1筐体51に対する第2筐体52の移動が容易となる。
図10は、位置決め機構55の一例を示す概略斜視図である。図10に示すように、上記した当接面である第1筐体51の底面51aおよび第2筐体52の上面52aには、位置決め機構55が形成される。位置決め機構55は、スライド機構54によるスライド移動の場合におけるスライド方向について、第2筐体52に対して第1筐体51を所定位置に位置決めする。
また、位置決め機構55は、スライド機構54によるスライド移動の場合におけるスライド方向について、第1筐体51に対して第2筐体52を所定位置に位置決めする。
図10に示すように、位置決め機構55は、第1筐体側構成部551と、第2筐体側構成部552とを備える。第1筐体側構成部551は、左右方向に対向する一対の係合溝部541a,541bに形成される凹部551a,551bである。第2筐体側構成部552は、一対の係合片542a,542bに形成される凸部552a,552bである。
位置決め機構55は、凹部551a,551bと凸部552a,552bが所定位置で係合することで、第1筐体51に対して第2筐体52を位置決めする。あるいは、第2筐体52に対して第1筐体51を位置決めする。なお、凹部551a,551bが長手方向(前後方向)に複数形成されることで、複数位置での位置決めが可能となる。この複数位置は、一次側給水管41に対して、左右それぞれの位置に第1筐体51を設置した場合において、後面31に対して第2筐体52が干渉しない位置になるように決めることが好ましい。
以上説明したように、実施形態に係る水栓装置1によれば、剛体の接続管53が一次給水管41および第1筐体51に対してそれぞれ水密かつ回転可能に接続されるため、一次給水管41および第1筐体51を接続したまま第1筐体51を前後方向に移動させることができる。これにより、一次給水管41の設置面である後面31からの距離が一律でなくても、第1筐体51を後面31に設置することができるようになるため、第1筐体51設置時の施工性を向上させることができ、かつ、施工の自由度を向上させることができる。また、フレキ管などの取り回しが煩雑になりがちな接続管53ではない剛体の接続管51を用いることによっても、第1筐体51設置時の施工性を向上させることができる。
また、立ち上がった一次給水管41に対して、左右方向に第1筐体51を位置できるようになる。具体的には、一次給水管41と一次給湯管42の間に第1筐体51を配置させることができるようになり、見た目をすっきりさせることができる。また、水栓装置1の給水配管部40の意匠性を向上させることができる。
また、制御部を収容する第2筐体52が第1筐体51の直下に配置されるため、第2筐体52の下方に空間が存在して第2筐体52の下部に接続させるように配線やハーネスを引き回すことができる。これにより、配線やハーネスを伝って水滴などが第2筐体52に入り込むことを抑制することができ、防水性を向上させることができる。また、第1筐体51および第2筐体52が上下に並んでいるため、第1筐体51や他の配管に妨げられることも少ないことから、第2筐体52が取り外しやすい。
また、スライド機構54により、第1筐体51および第2筐体52の前後方向の相対位置を調整することができる。これにより、第1筐体51および第2筐体52の相対位置の微調整が可能となり、第1筐体51および第2筐体52設置時の施工性を向上させることができる。
また、第1筐体51が一次給水管41に対して回動可能に取り付けられるため、第1筐体51を一次給水管41の軸Lまわりに回動させることで、一次給水管41を中心として対称となる位置に設置することができる。これにより、施工の自由度を向上させることができる。また、第1筐体51を回動させる場合にスライド機構54が第1筐体51の移動をガイドするため、施工が容易となり、第1筐体51設置時の施工性を向上させることができる。また、第2筐体52のみを取り外す場合にもスライド機構54が第2筐体52の取り外しによる移動をガイドするため、施工性を向上させることができる。
また、スライド機構54が一対の係合溝部541a,541bと一対の係合片542a,542bとで構成されることで、スライド機構54を簡素に構成することができる。
また、位置決め機構55により、スライド機構54による第1筐体51および第2筐体52の前後方向の相対位置を容易に調整することができる。
なお、上記した水栓装置1では、スライド機構54について、第1筐体51に一対の係合溝部541a,541b、第2筐体52に一対の係合片542a,542bが形成されているが、これらは反対であってもよい。すなわち、第1筐体51に一対の係合片542a,542b(図9参照)、第2筐体52に一対の係合溝部541a,541b(図9参照)が形成されてもよい。また、スライド機構54が第2筐体52の左右面に設けられ、第一筐体51の下部に抱きかかえられるように位置していてもよい。
また、上記した水栓装置1では、位置決め機構55について、第1筐体51に凹部551a,551b、第2筐体52に凸部552a,552bが形成されているが、これらも反対であってもよい。すなわち、すなわち、第1筐体51に凸部552a,552b(図10参照)、第2筐体52に凹部551a,551b(図10参照)が形成されてもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 水栓装置
10 水栓装置本体
21 給水管
22 給湯管
31 設置面(後面)
40 給水配管部
41 一次給水管
42 一次給湯管
51 第1筐体
51a 当接面(底面)
52 第2筐体
52a 当接面(上面)
53 接続管
54 スライド機構
541a 係合溝部
541b 係合溝部
542a 係合片
542b 係合片
55 位置決め機構

Claims (7)

  1. 給水管および給湯管が接続され、吐水可能な水栓装置本体と、
    前記水栓装置本体に向けて機能水を供給する給水系の第1機能部を収容しつつ、上下方向に沿った設置面に設置される第1筐体と、
    給水源と接続された一次給水管および前記第1筐体に対してそれぞれ水密かつ回転可能に接続する剛体の接続管と、
    を備える、水栓装置。
  2. 前記接続管は、前記一次給水管に対して接続される一方端部と、前記第1筐体に対して接続される他方端部とを有し、前記一方端部および前記他方端部の軸がずれている、請求項1に記載の水栓装置。
  3. 制御部を収容しつつ、前記設置面に設置される第2筐体をさらに備え、
    前記一次給水管は、前記設置面の前方において所定間隔をあけて配置され、
    前記第1筐体は、前記一次給水管の近傍に配置され、
    前記第2筐体は、前記一次給水管の近傍において前記第1筐体の直下に配置される、請求項1または2に記載の水栓装置。
  4. 前記第1筐体は、前記第2筐体に対して接触しており、
    前記第1筐体および前記第2筐体のそれぞれには前記第1筐体の移動をガイドするスライド機構が形成される、請求項3に記載の水栓装置。
  5. 前記一次給水管は、その端部に、流路方向を変換する変換継手をさらに有し、
    前記変換継手は、前記一次給水管に対して回動可能に取り付けられる、請求項4に記載の水栓装置。
  6. 前記第1筐体および前記第2筐体は、それぞれ互いに当接する当接面を有し、
    前記スライド機構は、前記当接面の一方に形成される鉤状に屈曲した一対の係合溝部と、前記当接面の他方に形成される外側に突出した一対の係合片と、を有する、請求項4または5に記載の水栓装置。
  7. 前記第1筐体および前記第2筐体のそれぞれの前記当接面には前記スライド機構によるスライド方向について前記第1筐体および/または前記第2筐体を所定位置に位置決めする位置決め機構が形成される、請求項6に記載の水栓装置。
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