JP2021054752A - マトリックスメタロプロテアーゼ3活性阻害剤 - Google Patents

マトリックスメタロプロテアーゼ3活性阻害剤 Download PDF

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【課題】植物由来の成分を含み、安全でかつ効果の優れているストロムライシン群に属するマトリックスメタロプロテアーゼ3(MMP−3)の活性阻害剤を提供すること。【解決手段】有効成分として、クワの根皮抽出物含有するMMP−3活性阻害剤。【選択図】なし

Description

本発明は、有効成分としてクワの根皮抽出物を含有するマトリックスメタロプロテアーゼ3(MMP−3)活性阻害剤に関する。
皮膚のしわやたるみは皮膚の弾力低下が原因で形成され、その要因としては加齢、乾燥、酸化、紫外線などの影響が関与していると考えられている。具体的には真皮中のエラスチン、コラーゲン、グリコサミノグリカンなどの細胞外マトリックス成分の質や量の変化があげられる。
細胞外マトリックス成分の量の変化については、細胞外マトリックスを生成する繊維芽細胞及びマトリックスメタロプロテアーゼ(MMP−3)の関与が知られている。マトリックスメタロプロテアーゼは、共通した構造と生化学的性質から、コラゲナーゼ群、ゼラチナーゼ群、ストロムライシン群、細胞膜貫通型MMP群、その他の群に大別されており、コラゲナーゼ群に属するMMP−1は、皮膚真皮マトリックスの主な構成成分であるタイプI,IIIコラーゲンを分解し、ゼラチナーゼ群に属するMMP−2,−9は、基底膜成分であるタイプIVコラーゲンやラミニン、真皮マトリックス成分のエラスチン等を分解し、ストロムライシン群に属するMMP−3,−10は、プロテオグリカンやタイプIVコラーゲン、ラミニン、フィブロネクチン等を分解する酵素として知られている。コラゲナーゼ群に属するMMP−1活性阻害剤は、例えばクワの根皮(マグワ)、キイチゴ、チョウジ、ビワ、レンゲソウ(特許文献1)やハマミズナ科の植物体(特許文献2)等、数多くの植物由来成分について検討されている。一方、ストロムライシン群に属するMMP−3活性阻害剤については、アセンヤクエキスやチャエキス等(特許文献3)にMMP−3活性阻害効果があることが報告されている。
しかしながら、ストロムライシン群に属するMMP−3の活性阻害剤の効果としては未だ満足の得られているものは得られておらず、安全でかつ効果の優れているMMP−3活性阻害剤が望まれている。
特開2003−183122号公報 特開2013−155139号公報 特開2001−192316号公報
本発明は、植物由来の成分を含み、安全でかつ効果の優れているストロムライシン群に属するMMP−3の活性阻害剤を提供することを目的とする。
本発明者らは、前記課題を解決するために鋭意研究を行った結果、クワの根皮抽出物に優れたMMP−3活性阻害効果があることを見出し、さらに研究を重ねて本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は以下のものを提供する。
[1]有効成分として、クワの根皮抽出物含有するマトリックスメタロプロテアーゼ3(MMP−3)活性阻害剤。
[2]根皮が周皮を含むものである、[1]記載のMMP−3活性阻害剤。
[3]根皮抽出物が、水又は親水性有機溶媒の抽出物である、[1]又[2]に記載のMMP−3活性阻害剤。
本発明によれば、ストロムライシン群に属するMMP−3の活性を阻害することができるので、MMP−3の基質であるプロテオグリカンやタイプIVコラーゲン、ラミニン、フィブロネクチン等の分解が抑制され、皮膚の老化現象である、たるみやしわの予防・改善に有用である。また、本発明のMMP−3活性阻害剤の有効成分であるクワの根皮は植物由来であるため、安全に長期間使用することができる。
本発明は、クワの根皮抽出物を有効成分として含有するMMP−3活性阻害剤に関する。ここで「MMP−3活性阻害」とは、MMP−3の酵素反応自体を阻害するだけでなく、対象の細胞内でのMMP−3遺伝子の発現を抑制することにより、酵素量を低減させて結果的にMMP−3活性を阻害することをも包含する概念として使用するものとする。
クワの根皮抽出物
本発明で用いられる「クワ」とは、クワ科クワ属(Morus)に属する植物を意味し、例えば、マグワ(Morus alba L.)、シマグワ(M. australis Poir)、ヤマグワ(M. bombycis Koidz.)、ログワ(M. latifolia(Bur.)Poir.)、モウコグワ(M. mongolica(Bur.)Schneid.)、クロミグワ(M. nigraL.)、アカミグワ(M. rubra L.)などが挙げられる。なかでもマグワ(M. alba L.)が好ましい。
本発明で用いられるクワの根皮としては、例えば、周皮を含む根皮、周皮、周皮を取り除いた根皮(ソウハクヒ)等が挙げられ、特に制限はないが、根皮に周皮が含有している方が好ましい。クワの根皮としては、従来、クワの根から周皮を剥ぎ取って乾燥させたソウハクヒに消炎・利尿・鎮咳作用があり、鎮咳・去痰薬として漢方処方に配合されたり、民間療法として尿量減少時に煎じて使用されたりしているが、周皮はこれまで注目されていなかった。しかしながら、後述の実施例に示されるとおり、MMP−3活性阻害作用を有する成分は、意外にも、ソウハクヒよりも周皮により豊富に含有されている。
本発明において、クワの根皮の抽出に用いられる溶媒は、極性溶媒であり、例えば水及び親水性有機溶媒が挙げられる。親水性有機溶媒としては、ヘキサン、ベンゼン等の炭化水素類、酢酸エチル等のエステル類、アセトン等のケトン類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類、クロロホルム、塩化メチレン等のハロゲン化炭化水素類、低級アルコール、多価アルコール等のアルコール類などが挙げられる。中でも安全性及び抽出効率の良さというの観点から、水、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール等の低級アルコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン等の多価アルコールが好ましく、水、エタノール、1,3−ブチレングリコールがより好ましい。本発明においては、前記抽出溶媒は1種を選択して単独で用いてもよく、又は2種以上を併用してもよい。溶媒での抽出処理は、クワの根皮100重量部に対して、例えば抽出溶媒が水である場合には、通常100〜2000重量部、好ましくは200〜1000重量部で抽出することができる。同様に、抽出溶媒が低級アルコールの場合、通常100〜5000重量部、好ましくは500〜2000重量部で抽出することができる。
抽出温度は、使用する抽出溶媒の種類に応じて適宜決定される。例えば抽出溶媒が水である場合には、抽出温度は通常20℃〜120℃程度であり、抽出溶媒が低級アルコールの場合、通常30℃〜80℃程度である。
抽出方法としては、未乾燥あるいは乾燥(例、風乾、温乾、凍結乾燥等)させたクワの根皮(抽出効率の観点から適当に細切してもよい)に、抽出溶媒を加えて浸漬した後、ろ過することで抽出物を得ることができる。抽出溶媒に浸漬して撹拌等を行ってもよい。
抽出時間(浸漬時間)は、MMP−3活性阻害作用を有する成分が抽出される時間という観点から、通常1時間以上であり、3時間以上が好ましく5時間以上がより好ましい。抽出時間の上限は、抽出効率の観点から、通常10時間以下であり、8時間以下が好ましい。
抽出する回数は特に限定されないが、前記量の水又は親水性有機溶媒によって、1回抽出することが好ましい。
得られた抽出物は、そのまま用いてもよく、あるいは溶媒留去により濃縮し、必要に応じて、カラムクロマトグラフィーや溶媒分画等の処理により精製し、又は乾燥等を行って用いてもよい。
MMP−3活性阻害剤の製造及び用途
クワの根皮抽出物は、ストロムライシン群に属するMMP−3の活性阻害作用を有するので、MMP−3の基質であるプロテオグリカンやタイプIVコラーゲン、ラミニン、フィブロネクチン等の分解を抑制することができ、皮膚の弾力性低下によるしわ及びたるみの予防又は改善に用いることができる。従って、本発明のMMP−3活性阻害剤は、クワの根皮抽出物をそのまま、あるいは、医薬品、医薬部外品、食品の分野で用いられる他の成分と配合して、医薬品、医薬部外品、化粧品、食品として提供することができる。
一実施態様において、本発明のMMP−3活性阻害剤が医薬もしくは医薬部外品組成物又は化粧品組成物として提供される場合、該組成物は、例えば、クリーム剤、液剤、ローション剤、乳剤、チンキ剤、軟膏剤、水性ゲル剤、油性ゲル剤、エアゾール剤、パウダー剤、シャンプー、石鹸などの外用剤とすることができる。
別の実施態様において、本発明のMMP−3活性阻害剤が医薬もしくは医薬部外品組成物として提供される場合、該組成物は、例えば、錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤、エリキシル剤、シロップ剤、マイクロカプセル剤あるいは懸濁液剤等の経口剤とすることができる。
上記外用剤又は経口剤には、クワの根皮抽出物の他に、水溶性成分、油性成分、粉末成分、界面活性剤、高分子成分、増粘剤、粘着性改良剤、被膜形成剤、pH調整剤、抗酸化剤、防腐剤、保存剤、賦形剤、保湿剤、皮膚保護剤、清涼化剤、香料、着色剤、キレート剤、潤沢剤、鎮痒剤、血行促進剤、収斂剤、組織修復促進剤、制汗剤、植物抽出成分、動物抽出成分、化粧品や医薬部外品等に必要な添加剤等を必要に応じて配合することができる。
本発明のMMP−3活性阻害剤中のクワの根皮抽出物の含有量としては、例えば、乾燥物換算で0.0001〜10質量%、好ましくは0.005〜5質量%が挙げられるが、これらに限定されない。
本発明のMMP−3活性阻害剤の投与(摂取)方法としては、経口投与(摂取)、外用投与、経直腸投与(坐薬)、点眼等の非経口投与が挙げられるが、外用投与、経口投与(摂取)が好ましい。
本発明のMMP−3活性阻害剤を外用投与(摂取)する場合、投与する対象の症状、目的、年齢、投与方法等によって異なるが、投与量は成人1日当たり、有効成分であるクワの根皮抽出物の量(乾燥重量として)を通常10μg/kg〜1mg/kg/day、好ましく50μg/kg〜0.5mg/kg/dayである。適用する回数は特に制限されないが、通常1日1〜5回、好ましくは3〜5回である。
一方、本発明のMMP−3活性阻害剤を経口投与(摂取)する場合、投与する対象の症状、目的、年齢、投与方法等によって異なるが、投与量は成人1日当たり、有効成分であるクワの根皮抽出物の量(乾燥重量として)を通常10μg/kg〜1mg/kg/day、好ましく50μg/kg〜0.5mg/kg/dayである。適用する回数は特に制限されないが、通常1日1〜5回、好ましくは3〜5回である。
以下に実施例を記載するが、本発明はこれらに何ら限定されるものではない。
(a−1)成分 クワの根皮(周皮なし)抽出物
クワの根皮を収穫し、水で洗浄した後、周皮取り除いた後、抽出しやすいように加工してクワの根皮(周皮なし)を得た。そのクワの根皮(周皮なし)の乾燥物50gを抽出溶媒である50質量%のエタノール水溶液500gに50℃で6時間浸漬した後、ろ紙(アドバンテック東洋社製、5C)を用いてろ過し、ろ液を得た。このろ液を5℃にて7日間静置保存した後、さらにろ紙を用いてろ過してクワの周皮を含まない根皮抽出液を得た。このクワの根皮(周皮なし)抽出物中の抽出溶媒を除いた固形分の含有量は2.7質量%であり、これを50質量%のエタノール水溶液で希釈して固形分を1.0質量%に調整したものをクワの周皮を含まない根皮抽出物として試験に用いた。
(a−2)成分 クワの根皮(周皮有り)抽出物
クワの根皮を収穫し、水で洗浄した後、周皮を残した状態で抽出しやすいように加工してクワの根皮(周皮有り)を得た。そのクワの根皮(周皮有り)の乾燥物50gを抽出溶媒である50質量%のエタノール水溶液500gに50℃で6時間浸漬した後、ろ紙(アドバンテック東洋社製、5C)を用いてろ過し、ろ液を得た。このろ液を5℃にて7日間静置保存した後、さらにろ紙を用いてろ過してクワの周皮を含む根皮抽出液を得た。このクワの根皮(周皮有り)抽出物中の抽出溶媒を除いた固形分の含有量は2.4質量%であり、これを50質量%のエタノール水溶液で希釈して固形分を1.0質量%に調整したものをクワの周皮を含む根皮抽出物として試験に用いた。
(a’−1)成分 アセンヤク抽出物
アカネ科カギカズラ属の植物であるガンビールノキの葉及び若枝を水で抽出した後、乾燥させることでアセンヤクを得た。そのアセンヤク50gを抽出溶媒である50質量%のエタノール水溶液500gに50℃で6時間浸漬した後、ろ紙(アドバンテック東洋社製、5C)を用いてろ過し、ろ液を得た。このろ液を5℃にて7日間静置保存した後、さらにろ紙を用いてろ過してアセンヤク抽出液を得た。このアセンヤク抽出物中の抽出溶媒を除いた固形分の含有量は6.3質量%であり、これを50質量%のエタノール水溶液で希釈して固形分を1.0質量%に調整したものをアセンヤク抽出液として試験に用いた。
(a’−2)成分 チョウジ抽出物
フトモモ科チョウジノキの開花前の蕾を乾燥させることで、チョウジを得た。そのチョウジ50gを抽出溶媒である50質量%のエタノール水溶液500gに50℃で6時間浸漬した後、ろ紙(アドバンテック東洋社製、5C)を用いてろ過し、ろ液を得た。このろ液を5℃にて7日間静置保存した後、さらにろ紙を用いてろ過してチョウジ抽出液を得た。このチョウジ抽出物中の抽出溶媒を除いた固形分の含有量は1.1質量%であり、これを50質量%のエタノール水溶液で希釈して固形分を1.0質量%に調整したものをチョウジ抽出液として試験に用いた。
〔ストロムライシン群に属するMMP−3活性阻害試験〕
不死化ヒト角化細胞(HaCaT cell)を24ウェルプレートに1.5×10cells/500μL/wellになるように播種した。播種培地は、ダルベッコ変法イーグル培地に牛胎児血清(Biowest社製)が10%、ペニシリン・ストレプトマイシンが100U/mL含有するように調製した。37℃、5%CO下で24時間培養後、無血清培地に置換し、各抽出物(コントロールは無添加)を添加した後、24時間培養した。培養終了後、過酸化スクワレン(スクワレンにUVA(紫外線A波)を108kJ/cm(5mW×360分)照射して作成)を添加して6時間後、ISOGEN2(ニッポンジーン社製)により細胞から総RNAを抽出した。この総RNAを鋳型とし、MMP−3及び内部標準であるActinBのmRNA発現量を測定した。検出はリアルタイムPCR装置StepOnePlus(アプライドバイオシステムズ社製)を用いて、One Step SYBR PrimeScript PLUS RT−PCR Kit(タカラバイオ社製)によるリアルタイム1Step RT−PCR反応により行った。無添加及び各試料添加群のMMP−3発現量は内部標準ActinBで補正し、さらに無添加群を1として各試料添加群のMMP−3相対発現量を算出した。結果は表1に示した。
Figure 2021054752
表1に示されるように、皮膚に存在するスクワレンにUVAを照射された過酸化スクワレンを添加した対照例2の場合、過酸化スクワレンを添加していない対照例1に比べ、MMP−3遺伝子発現量が有意に上昇することが確認された。
過酸化スクワレンと周皮を含有しないクワの根皮抽出物を添加した実施例1のMMP−3活性阻害剤は、良好なMMP−3活性阻害作用を有していた。更に周皮を含有するクワの根皮抽出物を添加した実施例2、3は、周皮を含有するクワの根皮抽出物の濃度依存的にMMP−3活性阻害作用が向上することが認められた。
一方、既存でMMP−3活性阻害作用が知られているアセンヤク抽出物を含有する比較例1は、MMP−3活性阻害作用を示すが、実施例1〜3に比べ、満足できる作用が確認できなかった。MMP−1活性阻害作用が知られているチョウジ抽出物を含有する比較例2は、有効なMMP−3活性阻害作用は認められなかった。
クワの根皮、特に周皮を含む根皮の抽出物は、従来公知のMMP−3活性阻害作用を有する植物由来成分に比べて優れたMMP−3活性阻害作用を示す。クワの根皮抽出物は、生薬として漢方処方に配合されており、外用及び経口摂取による安全性が確認されている。従って、クワの根皮抽出物を有効成分とする本発明のMMP−3活性阻害剤は、皮膚の弾力性低下やしわ、たるみの予防及び/又は改善のための医薬もしくは医薬部外品、化粧品又は食品として有用である。

Claims (3)

  1. 有効成分として、クワの根皮抽出物含有するマトリックスメタロプロテアーゼ3(MMP−3)活性阻害剤。
  2. 根皮が周皮を含むものである、請求項1記載のMMP−3活性阻害剤。
  3. 根皮抽出物が、水又は親水性有機溶媒の抽出物である、請求項1又2に記載のMMP−3活性阻害剤。

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