JP2022024329A - メラニン生成抑制剤、コラーゲン産生促進剤、ヒアルロン酸産生促進剤、mmp-2阻害剤及び内用剤 - Google Patents

メラニン生成抑制剤、コラーゲン産生促進剤、ヒアルロン酸産生促進剤、mmp-2阻害剤及び内用剤 Download PDF

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浩章 足立
Hiroaki Adachi
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Abstract

【課題】メラニン生成抑制作用、コラーゲン産生促進作用、ヒアルロン酸産生促進作用及びMMP-2阻害作用に優れた新規な外用剤または内用剤の提供。【解決手段】チョウセンゴヨウの種子の抽出物を、化粧品、医薬部外品、医薬品、食品のいずれにも用いることができ、その剤形としては、例えば、化粧水、クリーム、洗浄剤、浴用剤、軟膏、パップ剤、錠菓、チョコレート、ガム、飲料、散剤、顆粒剤、錠剤、注射用溶液等が挙げられる。外用の場合、上記抽出物の含有量は、固形物に換算して0.0001重量%以上が好ましく、0.001~10重量%がより好ましい。【選択図】なし

Description

本発明は、メラニン生成抑制剤、コラーゲン産生促進剤、ヒアルロン酸産生促進剤、MMP-2阻害剤及び内用剤に関する。
一般に、シミ、ソバカス、日焼け等に見られる皮膚の色素沈着は、ホルモンの異常や紫外線の刺激により、皮膚内に存在するメラニン色素生成細胞がメラニン色素を過剰に生成し、これが皮膚内に沈着することが原因と考えられている。このような色素沈着を防ぐ方法の一つに、メラニンの過剰な生成を抑制する方法が知られている。従来、色素沈着の治療には、内用や外用において、アスコルビン酸(ビタミンC)等が美白剤として用いられてきた(特許文献1)。
また、皮膚は紫外線の他、乾燥、寒冷、熱、薬物等の様々な物理的及び化学的ストレスに日々曝されている。その結果、皮膚の機能低下が引き起こされ、様々な皮膚の老化現象が顕在化する。皮膚の老化現象の一つにシワがある。シワには、表皮性のシワと、真皮性のシワの二種類が存在することが知られている。表皮性のシワは小ジワと呼ばれ、皮膚の乾燥により、表皮角質中の水分量が低下することによって一時的に生じるシワである。一方、真皮性のシワは、太陽光線に含まれる紫外線や加齢によって形成されるシワである。その形成メカニズムとしては、紫外線や加齢による真皮線維芽細胞におけるコラーゲン合成能の低下や、マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)の増加によるコラーゲンの分解促進が挙げられる。
乾燥に起因する表皮性のシワと真皮性のシワでは、組織学的形態、発症メカニズム、治療方法が異なり、紫外線や加齢により生じる真皮性のシワは、保湿効果を有する化粧品の使用によって改善することは困難である。
これまでに、紫外線によって生じる真皮性のシワを改善することを目的として、加水分解アーモンドを有効成分とする皮膚のシワ形成防止・改善剤(特許文献2)、ジョチョウケイ、テンキシ及びキセンソウの抽出物を有効成分とする紫外線照射に起因するシワの改善剤(特許文献3)が報告されている。
また、真皮には線維芽細胞やコラーゲンが存在し、I型コラーゲンが全体の80%を占める。I型コラーゲンの他には、III、V、XII及びXIV型コラーゲンの存在が知られている。シワやたるみの原因の一つとして、I型コラーゲンの減少が挙げられる。従って、I型コラーゲンの産生を促進させることがシワ・たるみの予防・改善に有効であると考えられる。また、I型コラーゲンの産生促進は皮膚の創傷治癒の改善にも有効である。
また、線維芽細胞はコラーゲン等のタンパク質及びヒアルロン酸等のグリコサミノグリカンを産生して真皮結合組織を形成し、皮膚のハリを保っている。この結合組織が収縮力を失い、更に弾性力を失う結果として、皮膚のシワやたるみが発生すると考えられている。
特にヒアルロン酸は結合組織に広く分布する高分子多糖体として知られており、真皮中でゲル状の形態を呈し、肌の弾力を維持している。従って、ヒアルロン酸の変質や減少が皮膚老化において重要であると考えられている。また、ヒアルロン酸は高分子であるため、それを含有した化粧料を皮膚に直接塗布しても吸収されにくいという問題点があった。そこで、これまで、線維芽細胞を活性化することで、細胞自らのコラーゲンやヒアルロン酸の産生を促進させることができる皮膚外用剤が模索されてきた。オウボウシバナの抽出物を有効成分とするヒアルロン酸産生促進剤(特許文献4)や、発芽焙煎ハトムギの抽出物を有効成分とするヒアルロン酸産生促進剤(特許文献5)、シロキクラゲ子実体の抽出物を有効成分とするヒアルロン酸産生促進剤(特許文献6)が報告されている。
また、ヒアルロン酸は関節にも存在しており、関節の荷重の衝撃を和らげたり、関節の動きを滑らかにしたりする機能を果たしていることが知られている。正常人間関節液中のヒアルロン酸濃度は約2.3mg/mLであるが、慢性関節リウマチの場合、関節液中のヒアルロン酸濃度は約1.2mg/mLと低下し、同時に関節液の粘度も著しく低下する(非特許文献1)。また、化膿性関節炎や痛風性関節炎等でも、慢性関節リウマチの場合と同様、ヒアルロン酸含量の低下が起こることが知られている(非特許文献2)。上記疾患において、潤滑機能の改善、関節軟骨の被覆・保護、疼痛抑制及び病的関節液の改善のために、関節液中のヒアルロン酸量を増加させることが考えられる。例えば、慢性関節リウマチの患者にヒアルロン酸ナトリウムの関節注入法を行うと、上記の症状の改善が認められることが知られている(非特許文献3)。しかしながら、上記疾患の治療は長期に渡る。従って、日常生活の中で手軽に予防や治療等ができるように、ヒアルロン酸産生促進剤を含有させた皮膚外用剤や食品、医薬品が望まれている。
飛蚊症とは、視界内に糸くずや蚊のように見える薄い影が現れる症状で、目の内部を満たす硝子体内の混濁が網膜上に影を落とすことで発生する。飛蚊症は大きく2種類に分けることができ、加齢や紫外線、活性酸素等の影響で発症する生理的飛蚊症と網膜剥離、網膜裂孔、硝子体出血、ぶどう膜炎等の疾患の一症状として現れる病的飛蚊症がある。生理的飛蚊症は、硝子体の主要成分であるヒアルロン酸の減少による液状化と、それに伴うコラーゲン線維の崩壊で硝子体内が混濁することで生じる。治療法として、硝子体切除手術やレーザー治療があるが、これらの施術は安全性の観点から日本ではあまり行われていないという実情があり、外国で治療を行うには多額の費用が必要となる。そのため、生理的飛蚊症を予防改善するためには、日常的に利用可能なヒアルロン酸産生促進剤を含有させた食品や医薬品が望まれている。
MMPに属するゼラチナーゼ(MMP-2)は、線維芽細胞や内皮細胞、ガン細胞等が産生する酵素であり、コラーゲン、ゼラチン、エラスチン(動脈、腱、皮膚等の弾性組織の特殊成分をなす構造タンパク質)等の基質を分解する。従って、ゼラチナーゼに対して阻害活性を有する物質は、ガン組織における血管新生やガンの転移を抑制する効果が期待され、ガン疾患の予防、治療に有用であると考えられる。更にMMPの阻害はガン疾患のみならず、潰瘍形成、慢性関節リウマチ、骨粗鬆症、歯周炎等のMMPの亢進が原因で起こる疾患の予防、治療及び改善に有用である。
チョウセンゴヨウ(学名:Pinus koraiensis)は、マツ目マツ科マツ属に属する常緑針葉樹である。日本では本州中部、四国の山地に自生する他、朝鮮半島、中国東北部、アムール、ウスリーに自生する。成木は樹高30m以上、直径1.5mに達する。針葉は五葉であり、短枝に5本の針葉が束生する。球果(松かさ)の大きさが、長さ9~15cm、直径5~7cmと大きく、球果の一つの鱗片には約1.2cmの2つの種子が入っている。生薬の海松子(かいしょうし)は、この種子を乾燥させたもので、脂肪油が60~70%含まれている。種子は食用としても利用されている。これまでチョウセンゴヨウは、その種子油にコレステロール低下作用があること(特許文献7)や、その葉、樹皮、球果の抽出物に育毛作用があること(特許文献8)、その球果、樹皮及び葉の抽出物に血液流動性改善作用があること(特許文献9)が報告されている。しかしながら、チョウセンゴヨウの種子の抽出物が、メラニン生成抑制作用、コラーゲン産生促進作用、ヒアルロン酸産生促進作用及びMMP-2阻害作用を有することは知られていなかった。
特開平5-229931号公報 特開2000-119125号公報 特開2006-199611号公報 特開2007-1924号公報 特開2012-153669号公報 特開2019-99530号公報 特開昭61-238729号公報 特開2004-224783号公報 特開2008-161077号公報
Arthritis Rheumatism,vol.10,pp 357,1967 「結合組成」、金原出版、481項、1984年 「炎症」、日本炎症学会、11巻、16項、1991年
安全で安定性に優れ、メラニン生成抑制作用、コラーゲン産生促進作用、ヒアルロン酸産生促進作用及びMMP-2阻害作用に優れた素材が望まれているが、未だ十分満足し得るものが提供されていないのが現状である。
このような事情により、本発明者らは鋭意検討した結果、チョウセンゴヨウの種子の抽出物が優れたメラニン生成抑制作用、コラーゲン産生促進作用、ヒアルロン酸産生促進作用及びMMP-2阻害作用を持ち、安定性においても優れていることを見出した。更に、その抽出物を含有する外用剤または内用剤が、安全で安定であり、メラニン生成抑制作用、コラーゲン産生促進作用、ヒアルロン酸産生促進作用及びMMP-2阻害作用に優れており、多機能性美容・健康用素材、医薬品と成り得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は以下の発明を包含する。
(1)チョウセンゴヨウの種子の抽出物を含有することを特徴とするメラニン生成抑制剤。
(2)チョウセンゴヨウの種子の抽出物を含有することを特徴とするコラーゲン産生促進剤。
(3)チョウセンゴヨウの種子の抽出物を含有することを特徴とするヒアルロン酸産生促進剤。
(4)チョウセンゴヨウの種子の抽出物を含有することを特徴とするMMP-2阻害剤。
(5)チョウセンゴヨウの種子の抽出物を含有することを特徴とする美白剤。
(6)チョウセンゴヨウの種子の抽出物を含有することを特徴とするMMPの亢進が原因で起こる各種疾患の予防改善用食品組成物。
本発明によれば、チョウセンゴヨウの種子の抽出物を有効成分として含有するメラニン生成抑制剤(美白剤)、コラーゲン産生促進剤、ヒアルロン酸産生促進剤及びMMP-2阻害剤が提供される。また、チョウセンゴヨウの種子は、食用として食べられているため、副作用がなく安全性が高い。よって、チョウセンゴヨウの種子の抽出物を含む外用剤または内用剤は安心して使用することができる。
本発明に用いるチョウセンゴヨウ(学名:Pinus koraiensis、生薬名:海松子(かいしょうし))は、マツ目マツ科マツ属に属する常緑針葉樹で、日本では本州中部、四国の山地に自生する他、朝鮮半島、中国東北部、アムール、ウスリーに自生するが、産地は特に限定されない。本発明において、チョウセンゴヨウの種子の抽出には、種子をそのまま使用しても良く、乾燥、粉砕等の処理を行っても良い。
抽出方法は、特に限定されないが、水もしくは熱水、または水と有機溶媒の混合溶媒を用い、撹拌またはカラム抽出する方法等により行うことができる。抽出溶媒としては、例えば、水、低級アルコール類(メタノール、エタノール、1-プロパノール、2-プロパノール、1-ブタノール、2-ブタノール等)、液状多価アルコール類(1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、アセトニトリル、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、炭化水素類(ヘキサン、ヘプタン、流動パラフィン等)、エーテル類(エチルエーテル、テトラヒドロフラン、プロピルエーテル等)が挙げられる。好ましくは、水、低級アルコール及び液状多価アルコール等の極性溶媒が良く、特に好ましくは、水、エタノール、1,3-ブチレングリコール及びプロピレングリコールが良い。これらの溶媒は一種でも二種以上を混合して用いても良い。特に好ましい抽出溶媒としては、水、水-エタノールの混合極性溶媒または水-1,3-ブチレングリコールの混合極性溶媒が挙げられる。溶媒の使用量については、特に限定はなく、例えばチョウセンゴヨウの種子(乾燥重量)に対し、10倍以上、好ましくは20倍以上であれば良いが、抽出後に濃縮を行ったり、単離したりする場合の操作の便宜上100倍以下であることが好ましい。また、抽出温度や時間は、用いる溶媒の種類や抽出時の圧力等によって適宜選択できる。
上記抽出物は、抽出した溶液のまま用いても良いが、必要に応じて、本発明の効果を奏する範囲で、濃縮(減圧濃縮、膜濃縮等による濃縮)、希釈、濾過、活性炭等による脱色、脱臭、エタノール沈殿等の処理を行ってから用いても良い。更には、抽出した溶液を濃縮乾固、噴霧乾燥、凍結乾燥等の処理を行い、乾燥物として用いても良い。
本発明は、上記抽出物をそのまま使用しても良く、抽出物の効果を損なわない範囲で、化粧品、医薬部外品、医薬品または食品等に用いられる成分である油脂類、ロウ類、炭化水素類、脂肪酸類、アルコール類、エステル類、界面活性剤、金属石鹸、pH調整剤、防腐剤、香料、保湿剤、粉体、紫外線吸収剤、増粘剤、色素、酸化防止剤、美白剤、キレート剤、賦形剤、皮膜剤、甘味料、酸味料等の成分が含有されていても良い。
本発明は、化粧品、医薬部外品、医薬品、食品のいずれにも用いることができ、その剤形としては、例えば、化粧水、クリーム、乳液、ゲル剤、エアゾール剤、エッセンス、パック、洗浄剤、浴用剤、ファンデーション、打粉、口紅、軟膏、パップ剤、錠菓、チョコレート、ガム、飴、飲料、散剤、顆粒剤、錠剤、糖衣錠剤、カプセル剤、シロップ剤、丸剤、懸濁剤、液剤、乳剤、坐剤、注射用溶液等が挙げられる。
外用の場合、本発明に用いる上記抽出物の含有量は、固形物に換算して0.0001重量%以上が好ましく、0.001~10重量%がより好ましい。更に、0.01~5重量%が最も好ましい。0.0001重量%未満では十分な効果は望みにくい。10重量%を超えると、効果の増強は認められにくく不経済である。
内用の場合、摂取量は年齢、体重、症状、治療効果、投与方法、処理時間等により異なる。通常、成人1人当たりの1日の摂取量としては、5mg以上が好ましく、10mg~5gがより好ましい。更に、20mg~2gが最も好ましい。
次に本発明を詳細に説明するため、実施例として本発明に用いる抽出物の製造例、実験例及び処方例を挙げるが、本発明はこれに限定されるものではない。製造例に示す%とは重量%を、処方例に示す含有量の部とは重量部を示す。
チョウセンゴヨウの種子の抽出物の製造例
チョウセンゴヨウの種子の抽出物を以下の通り製造した。
(製造例1)チョウセンゴヨウの種子の熱水抽出物の調製
チョウセンゴヨウの種子の乾燥物10gに200mLの水を加え、95~100℃で2時間抽出した。得られた抽出液を濾過し、その濾液を濃縮し、凍結乾燥してチョウセンゴヨウの種子の熱水抽出物を1.1g得た。
(製造例2)チョウセンゴヨウの種子の50%エタノール抽出物の調製
チョウセンゴヨウの種子の乾燥物10gに200mLの50%エタノール水溶液を加え、7日間室温で、180rpmで撹拌抽出を行った。得られた抽出液を濾過した後、エバポレーターで濃縮乾固してチョウセンゴヨウの種子の50%エタノール抽出物を0.6g得た。
(製造例3)チョウセンゴヨウの種子のエタノール抽出物の調製
チョウセンゴヨウの種子の乾燥物10gに200mLのエタノールを加え、7日間室温で、180rpmで撹拌抽出を行った。得られた抽出液を濾過した後、エバポレーターで濃縮乾固してチョウセンゴヨウの種子のエタノール抽出物を0.2g得た。
(製造例4)チョウセンゴヨウの種子の1,3-ブチレングリコール抽出物の調製
チョウセンゴヨウの種子の乾燥物10gに200mLの1,3-ブチレングリコールを加え、7日間室温で、180rpmで撹拌抽出を行った。得られた抽出液を濾過して、チョウセンゴヨウの種子の1,3-ブチレングリコール抽出物を194g得た。
(製造例5)チョウセンゴヨウの種子のヘキサン抽出物の調製
チョウセンゴヨウの種子の乾燥物10gに200mLのヘキサンを加え、7日間室温で、180rpmで撹拌抽出を行った。得られた抽出液を濾過した後、エバポレーターで濃縮乾固してチョウセンゴヨウの種子のヘキサン抽出物を0.1g得た。
(処方例1) 化粧水
処方 含有量(部)
1.チョウセンゴヨウの種子の熱水抽出物(製造例1) 2.0
2.1,3-ブチレングリコール 8.0
3.グリセリン 2.0
4.キサンタンガム 0.02
5.クエン酸 0.01
6.クエン酸ナトリウム 0.1
7.エタノール 5.0
8.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
9.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E.O.) 0.1
10.香料 適量
11.精製水にて全量を100とする
[製造方法]成分1~6及び11と、成分7~10をそれぞれ均一に溶解し、両者を混合し濾過して製品とする。
(比較処方例1) 従来の化粧水
処方例1において、チョウセンゴヨウの種子の熱水抽出物を精製水に置き換えたものを、従来の化粧水とした。
(処方例2) クリーム
処方 含有量(部)
1.チョウセンゴヨウの種子の50%エタノール抽出物(製造例2) 1.0
2.スクワラン 5.5
3.オリーブ油 3.0
4.ステアリン酸 2.0
5.ミツロウ 2.0
6.ミリスチン酸オクチルドデシル 3.5
7.ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 3.0
8.ベヘニルアルコール 1.5
9.モノステアリン酸グリセリン 2.5
10.香料 0.1
11.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
12.1,3-ブチレングリコール 8.5
13.精製水にて全量を100とする
[製造方法]成分2~9を加熱溶解して混合し、70℃に保ち油相とする。成分1及び11~13を加熱溶解して混合し、75℃に保ち水相とする。油相に水相を加えて乳化して、かき混ぜながら冷却し、45℃で成分10を加え、更に30℃まで冷却して製品とする。
(比較処方例2) 従来のクリーム
処方例2において、チョウセンゴヨウの種子の50%エタノール抽出物を精製水に置き換えたものを、従来のクリームとした。
(処方例3) 乳液
処方 含有量(部)
1.チョウセンゴヨウの種子のヘキサン抽出物(製造例5) 0.01
2.スクワラン 5.0
3.オリーブ油 5.0
4.ホホバ油 5.0
5.セタノール 1.5
6.モノステアリン酸グリセリン 2.0
7.ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 3.0
8.ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(20E.O.) 2.0
9.香料 0.1
10.プロピレングリコール 1.0
11.グリセリン 2.0
12.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
13.精製水にて全量を100とする
[製造方法]成分1~8を加熱溶解して混合し、70℃に保ち油相とする。成分10~13を加熱溶解して混合し、75℃に保ち水相とする。油相に水相を加えて乳化して、かき混ぜながら冷却し、45℃で成分9を加え、更に30℃まで冷却して製品とする。
(処方例4) ゲル剤
処方 含有量(部)
1.チョウセンゴヨウの種子の
1,3-ブチレングリコール抽出物(製造例4) 1.0
2.エタノール 5.0
3.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
4.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.1
5.香料 適量
6.1,3-ブチレングリコール 5.0
7.グリセリン 5.0
8.キサンタンガム 0.1
9.カルボキシビニルポリマー 0.2
10.水酸化カリウム 0.2
11.精製水にて全量を100とする
[製造方法]成分2~5と、成分1及び6~11をそれぞれ均一に溶解し、両者を混合して製品とする。
(処方例5) パック
処方 含有量(部)
1.チョウセンゴヨウの種子の熱水抽出物(製造例1) 1.0
2.チョウセンゴヨウの種子の
1,3-ブチレングリコール抽出物(製造例4) 5.0
3.ポリビニルアルコール 12.0
4.エタノール 5.0
5.1,3-ブチレングリコール 8.0
6.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
7.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(20E.O.) 0.5
8.クエン酸 0.1
9.クエン酸ナトリウム 0.3
10.香料 適量
11.精製水にて全量を100とする
[製造方法]成分1~11を均一に溶解し製品とする。
(処方例6) ファンデーション
処方 含有量(部)
1.チョウセンゴヨウの種子の50%エタノール抽出物(製造例2) 1.0
2.ステアリン酸 2.4
3.ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート(20E.O.)1.0
4.ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 2.0
5.セタノール 1.0
6.液状ラノリン 2.0
7.流動パラフィン 3.0
8.ミリスチン酸イソプロピル 6.5
9.カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.1
10.ベントナイト 0.5
11.プロピレングリコール 4.0
12.トリエタノールアミン 1.1
13.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
14.二酸化チタン 8.0
15.タルク 4.0
16.ベンガラ 1.0
17.黄酸化鉄 2.0
18.香料 適量
19.精製水にて全量を100とする
[製造方法]成分2~8を加熱溶解し、80℃に保ち油相とする。成分19に成分9をよく膨潤させ、続いて、成分1及び10~13を加えて均一に混合する。これに粉砕機で粉砕混合した成分14~17を加え、ホモミキサーで撹拌し75℃に保ち水相とする。油相に水相をかき混ぜながら加え、乳化する。その後、冷却し、45℃で成分18を加え、かき混ぜながら30℃まで冷却して製品とする。
(処方例7) 浴用剤
処方 含有量(部)
1.チョウセンゴヨウの種子のエタノール抽出物(製造例3) 1.0
2.炭酸水素ナトリウム 50.0
3.黄色202号(1) 適量
4.香料 適量
5.硫酸ナトリウムにて全量を100とする
[製造方法]成分1~5を均一に混合し製品とする。
(処方例8) 軟膏
処方 含有量(部)
1.チョウセンゴヨウの種子の熱水抽出物(製造例1) 5.0
2.チョウセンゴヨウの種子の
1,3-ブチレングリコール抽出物(製造例4) 1.0
3.ポリオキシエチレンセチルエーテル(30E.O.) 2.0
4.モノステアリン酸グリセリン 10.0
5.流動パラフィン 5.0
6.セタノール 6.0
7.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
8.プロピレングリコール 10.0
9.精製水にて全量を100とする
[製造方法]成分3~6を加熱溶解して混合し、70℃に保ち油相とする。成分1、2及び7~9を加熱溶解して混合し、75℃に保ち水相とする。油相に水相を加えて乳化して、かき混ぜながら30℃まで冷却して製品とする。
(処方例9) 散剤
処方 含有量(部)
1.チョウセンゴヨウの種子の熱水抽出物(製造例1) 1.0
2.乾燥コーンスターチ 39.0
3.微結晶セルロース 60.0
[製造方法]成分1~3を混合し、散剤とする。
(処方例10) 錠剤
処方 含有量(部)
1.チョウセンゴヨウの種子のエタノール抽出物(製造例3) 5.0
2.乾燥コーンスターチ 25.0
3.カルボキシメチルセルロースカルシウム 20.0
4.微結晶セルロース 40.0
5.ポリビニルピロリドン 7.0
6.タルク 3.0
[製造方法]成分1~4を混合し、次いで成分5の水溶液を結合剤として加えて顆粒成型する。成型した顆粒に成分6を加えて打錠する。1錠0.52gとする。
(処方例11) 錠菓
処方 含有量(部)
1.チョウセンゴヨウの種子のエタノール抽出物(製造例3) 2.0
2.乾燥コーンスターチ 49.8
3.エリスリトール 40.0
4.クエン酸 5.0
5.ショ糖脂肪酸エステル 3.0
6.香料 0.1
7.精製水 0.1
[製造方法]成分1~4及び7を混合し、顆粒成型する。成型した顆粒に成分5及び6を加えて打錠する。1粒1.0gとする。
(処方例12) 飲料
処方 含有量(部)
1.チョウセンゴヨウの種子の熱水抽出物(製造例1) 0.05
2.ステビア 0.05
3.リンゴ酸 5.0
4.香料 0.1
5.精製水にて全量を100とする
[製造方法]成分1~3を少量の水に溶解する。次いで、成分4及び5を加えて混合する。
次に、本発明の効果を詳細に説明するため、実験例を挙げる。
実験例1 B16マウスメラノーマを用いたメラニン生成抑制試験
B16マウスメラノーマ細胞を60mm dishに3×10個播種し、各試料を最終濃度1、10または100μg/mLとなるように添加した10%FBSを含むMEM培養液にて、37℃、5%CO条件下にて5日間培養した。培養後、細胞の剥離を行い、遠心操作をして得られたペレットを超音波操作によりPBS(-)に溶解させた。タンパク質定量は、Lowry法(J.Biol.Chem.,193,265-275,1951)を用いて行った。また、メラニン量を測定する場合、タンパク質定量用に取った残りの細胞破砕溶液に4N NaOHを加え、60℃にて2時間加温した後、分光光度計(島津製作所)を用いて475nmにおける吸光度を測定し、検量線からメラニン量を求め、タンパク質1mg当たりのメラニン量を算出した。メラニン生成抑制率は、コントロール(試料未添加)群に対する試料添加群のメラニン量の減少量の割合から算出した。
これらの実験結果を表1に示した。本発明のチョウセンゴヨウの種子の抽出物には、優れたメラニン生成抑制作用(美白作用)が認められた。特に、チョウセンゴヨウの種子のエタノール抽出物(製造例3)において顕著に効果が高かった。
Figure 2022024329000001
実験例2 I型コラーゲン(COL1A1)、ヒアルロン酸合成酵素2(HAS2)及びMMP-2 mRNA発現量の測定
COL1A1、HAS2及びMMP-2 mRNA発現量の測定を行った。ヒト線維芽細胞NB1RGBを60mm dishに1×10個播種し、10%FBSを含むDMEM培養液にて、37℃、5%CO条件下で培養した。コンフルエントになったところで、各試料を最終濃度10または100μg/mLとなるように添加したDMEM(-)培養液にて24時間培養した後、総RNAの抽出を行った。細胞からの総RNAの抽出はRNAiso Plus(タカラバイオ)を用いて行い、総RNA量は分光光度計(Nanodrop)を用いて260nmにおける吸光度により求めた。mRNA発現量の測定は、細胞から抽出した総RNAを基にしてリアルタイムRT-PCR法により行った。リアルタイムRT-PCR法には、High Capacity RNA-to-cDNA Kit(Applied Biosystems)及びSYBR Select Master Mix(ライフテクノロジーズ)を用いた。即ち、500ngの総RNAを逆転写反応後、PCR反応(95℃:15秒間、60℃:60秒間、40cycles)を行った。その他の操作は定められた方法に従い、COL1A1、HAS2及びMMP-2 mRNAの発現量を、内部標準であるGAPDH mRNAの発現量に対する割合として求めた。COL1A1発現促進率は、コントロール(試料未添加)群のCOL1A1 mRNAの発現量に対する試料添加群のCOL1A1 mRNAの発現量の比率として算出した。HAS2発現促進率及びMMP-2発現抑制率についても、同様に算出した。尚、各遺伝子の発現量の測定に使用したプライマーは次の通りである。
COL1A1用のプライマーセット
AGGACAAGAGGCATGTCTGGTT(配列番号1)
TTGCAGTGGTAGGTGATGTTCTG(配列番号2)
HAS2用のプライマーセット
TGGATGACCTACGAAGCGATTA(配列番号3)
GCTGGATTACTGTGGCAATGAG(配列番号4)
MMP-2用のプライマーセット
CCGTCGCCCATCATCAA(配列番号5)
CTTCTGCATCTTCTTTAGTGTGTCCTT(配列番号6)
GAPDH用のプライマーセット
TGCACCACCAACTGCTTAGC(配列番号7)
TCTTCTGGGTGGCAGTGATG(配列番号8)
これらの実験結果を表2~4に示した。その結果、本発明のチョウセンゴヨウの種子の抽出物には、優れたCOL1A1発現促進効果(コラーゲン産生促進作用)、HAS2発現促進効果(ヒアルロン酸産生促進作用)及びMMP-2発現抑制効果(MMP-2阻害作用)が認められた。特にチョウセンゴヨウの種子のヘキサン抽出物(製造例5)のCOL1A1発現促進効果、チョウセンゴヨウの種子の50%エタノール抽出物(製造例2)のMMP-2発現抑制効果及びHAS2発現促進効果において、顕著に効果が高かった。
Figure 2022024329000002
Figure 2022024329000003
Figure 2022024329000004
実験例3 使用試験
処方例2のクリーム及び比較処方例2の従来のクリームを用いて、シワ、たるみがある5人(26~66歳)を対象に1ヶ月間の使用試験を行った。使用後、シワ、たるみの程度をアンケートにより判定した。
その結果、本発明の抽出物を含有するクリームにより、シワ、たるみが軽減した。尚、試験期間中、皮膚トラブルは1人もなく、安全性においても問題なかった。また、処方成分の劣化についても問題なかった。
また、処方例1の化粧水及び比較処方例1の従来の化粧水を用い、同様に使用試験を行った。その結果、本発明の抽出物を含有する化粧水により、シワ、たるみの軽減が認められた。
以上のことから、本発明のチョウセンゴヨウの種子の抽出物は、優れたメラニン生成抑制作用、コラーゲン産生促進作用、ヒアルロン酸産生促進作用及びMMP-2阻害作用を有し、安定性にも優れていた。よって、本発明のチョウセンゴヨウの種子の抽出物は、皮膚の老化といった美容分野だけではなく、老化による機能低下の抑制、ガンの予防、治療等といった医療分野にも利用でき、化粧品、食品、医薬部外品及び医薬品への応用が期待される。

Claims (6)

  1. チョウセンゴヨウの種子の抽出物を含有することを特徴とするメラニン生成抑制剤。
  2. チョウセンゴヨウの種子の抽出物を含有することを特徴とするコラーゲン産生促進剤。
  3. チョウセンゴヨウの種子の抽出物を含有することを特徴とするヒアルロン酸産生促進剤。
  4. チョウセンゴヨウの種子の抽出物を含有することを特徴とするMMP-2阻害剤。
  5. チョウセンゴヨウの種子の抽出物を含有することを特徴とする美白剤。
  6. チョウセンゴヨウの種子の抽出物を含有することを特徴とするMMPの亢進が原因で起こる各種疾患の予防改善用食品組成物。

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