JP7433628B2 - 皮膚外用剤及び内用剤 - Google Patents

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本発明は、新規な老化防止作用に優れた皮膚外用剤、テネイシンC発現促進剤、コラーゲン産生促進剤、MMP1阻害剤、活性酸素消去剤、シワ改善剤及び内用剤に関する。
テネイシンC(TNC)は細胞外マトリックスの糖タンパク質の一つであり、胎生期や組織のリモデリングの際に発現する。結合組織や瘢痕に、フィブロネクチンが接着分子として働く際に関係する分子で、TNCは正常な成人ではほとんど発現しないが、創傷治癒等の特殊な状態下においては再びその間質に発現する、時期及び場所特異性を有する細胞外マトリックスの一つである。細胞接着を抑制し細胞遊走、分化、分裂やアポトーシスを誘導することで形態形成、創傷治癒に役割を果たしているものと考えられる。正常皮膚では、基底膜上と表皮-真皮結合間にしか発現がないのに対して、ケロイドでは真皮網状層のコラーゲン線維に沿ってTNCの発現が増加する。ケロイド組織におけるTNCのmRNA発現レベルは、正常皮膚に比べて有意に上昇していることが報告されている(非特許文献1)。
又、関節軟骨においても、TNCは成長過程で発現が増加し、軟骨細胞の成熟に伴い発現が減少し、最終的には正常の成人関節軟骨では発現が消失する。しかし、変形性関節症や関節リウマチといった病的な関節軟骨や滑膜においては、TNCが再発現することから、TNCは軟骨の修復に有用であることが示唆されている。又、マウスにTNCを投与した実験では、TNCによる軟骨変性抑制効果が報告されている(非特許文献2)。以上のことから、TNCの投与及びTNCの発現低下の抑制は、創傷治癒や変形軟骨関節症・関節リウマチの予防及び治療に有効である。
皮膚は、紫外線、乾燥、寒冷、熱、薬物等の様々な物理的及び化学的ストレスに日々曝されている。その結果、皮膚の機能低下が引き起こされ、様々な皮膚の老化現象が顕在化する。皮膚の老化現象の一つにシワがある。シワには、表皮性のシワと、真皮性のシワの二種類が存在することが知られている。表皮性のシワは小ジワと呼ばれ、皮膚の乾燥により、表皮角質中の水分量が低下することによって一時的に生じるシワである。一方、真皮性のシワは、太陽光線に含まれる紫外線や加齢によって形成されるシワである。その形成メカニズムとしては、紫外線や加齢による真皮線維芽細胞におけるコラーゲン合成能の低下や、マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)の増加によるコラーゲンの分解促進が挙げられる。
乾燥に起因する表皮性のシワと真皮性のシワでは、組織学的形態、発症メカニズム、治療方法が異なり、紫外線や加齢により生じる真皮性のシワは、保湿効果を有する化粧品の使用によって改善することは困難である。
これまでに、紫外線によって生じる真皮性のシワを改善することを目的として、加水分解アーモンドを有効成分とする皮膚のシワ形成防止・改善剤(特許文献1)、ジョチョウケイ、テンキシ及びキセンウの抽出物を有効成分とする紫外線照射に起因するシワの改善剤(特許文献2)が報告されている。
又、真皮には線維芽細胞やコラーゲンが存在し、I型コラーゲンが全体の80%を占める。I型コラーゲンの他には、III、V、XII及びXIV型コラーゲンの存在が知られている。シワやたるみの原因の一つとして、I型コラーゲンの減少が挙げられる。従って、I型コラーゲンの産生を促進させることがシワ・たるみの予防・改善に有効であると考えられる。又、I型コラーゲンの産生促進は皮膚の創傷治癒の改善にも有効である。
又、コラーゲンは、哺乳動物組織の約1/3を占める主要な構造タンパク質であり、軟骨、骨、腱、及び皮膚等の、多くのマトリックス組織の必須な成分である。MMPに属するコラゲナーゼ(MMP1)により一箇所を切断されると、通常の組織内では安定なコラーゲン分子は変性して一本鎖のゼラチンとなり、他の様々なプロテアーゼにより分解されるようになる。その結果、マトリックス組織の構造の完全性が失われてしまう。
コラゲナーゼの阻害活性を有する素材として、例えば、カカオ豆皮であるカカオハスク抽出物(特許文献3)、バラ科オニイチゴ抽出物(特許文献4)、ラクトフェリン(特許文献5)等が提案されている。皮膚老化や口腔衛生にますます関心が高まっている状況下で、副作用がなく、安全性が高い、コラゲナーゼ活性阻害作用の優れた素材を見出すことが求められている。
又、線維芽細胞はコラーゲン等のタンパク質及びヒアルロン酸等のグリコサミノグリカンを産生して真皮結合組織を形成し、皮膚のハリを保っている。この結合組織が収縮力を失い、さらに弾力性を失う結果として皮膚のシワやたるみが発生すると考えられている。
皮膚は生体の最外層に位置し、紫外線等の影響により活性酸素が発生しやすい臓器であり、絶えずその酸素ストレスに曝されている。一方、皮膚細胞内には活性酸素消去酵素が存在しており、その能力を超える活性酸素が発生しないかぎり活性酸素の傷害から皮膚細胞を防衛している。ところが、皮膚細胞内の活性酸素消去酵素の活性は加齢と共に低下することが知られており、活性酸素による傷害がその防御反応を凌駕したとき、皮膚は酸化され、細胞機能が劣化して老化が進行すると考えられる。又、皮膚以外の臓器においても、その活性酸素消去能を越える活性酸素に曝されたとき、機能低下が起こり老化したり、ガンや心筋梗塞等様々な生活習慣病が発症したりすると考えられる。
近年、生体内における活性酸素の生成とそれによって起こる様々な影響が報告されている。一般的に、この活性酸素はActivated oxygensと呼ばれ、O 、H、・OH、の4種に大別され、いずれも強力な殺菌作用を有し、生体の自己防衛に関与する重要な物質と捉えられている。例えば、細菌・ウイルス、異物等、抗原となるものが生体内に侵入すると、まず血液中の食細胞である好中球・単球・マクロファージが貪食作用を開始し、次に、食細胞の胞体中に貪食された異物類を溶解するために活性酸素が生産される。そして、生産された活性酸素は貪食物の溶解にあたる他、一方では、直接的に細菌・ウイルスや異物等の外敵に対して殺菌作用を及ぼし、外敵から防御する役割を果たしている。
しかしながら、この自己防衛のための活性酸素も過剰に生産されると、正常な細胞までも刺激を受けることとなり、様々な傷害反応をもたらしてしまう。最近では、活性酸素によって誘発される疾患も数多く報告されている。そこで、活性酸素による傷害からの防御を目的として活性酸素消去剤や抗酸化剤が検討され、SODやカタラーゼ等の活性酸素消去酵素、SOD様活性物質等の活性酸素消去剤や抗酸化剤を含有した食品、化粧品、医薬部外品及び医薬品等が開発されている(特許文献6、7)。
乾式加熱処理とは、素材に水を使用せずに熱を加える方法を指す。一般的には、乾式加熱処理によってタンパク質等の化学成分に変化が生じるとされていて、色味や味、香り等を変化させることが可能である。加熱する温度や時間によっても、化学成分の変化には違いが生じる。
従来、ユリ科ユリ属の植物の花部、葉部の抽出物が保湿、肌荒れ改善の効果を有し、抗老化有効成分として化粧料に含有されること(特許文献8、9)や、ユリ科ユリ属の植物の花部の抽出物がメラニン生成抑制効果を有し、美白有効成分として化粧料に含有されること(特許文献10)、ユリ科ユリ属の蕾部の抽出物が活性酸素消去作用を有することが知られている(特許文献11)。しかしながら、ユリ科ユリ属の蕾部に乾式加熱処理を施すことで、乾式加熱処理を施していないユリ科ユリ属の蕾部と比べて、顕著なTNC発現促進作用、コラーゲン産生促進作用、MMP1阻害作用及び活性酸素消去作用を示すことは知られていなかった。
特開2000-119125号公報 特開2006-199611号公報 特開平3-44331号公報 特開2003-137801号公報 特開平5-186368号公報 特開平9-118630号公報 特開平9-208484号公報 特開2003-012489号公報 特開2010-018594号公報 特開2003-238343号公報 特開2011-225564号公報
荒牧 典子ら, 創傷, 5(2), pp51, 2014 海野 宏至ら, 日関病誌, 35(2), pp131, 2016
安全で安定性に優れ、テネイシンC発現促進作用、コラーゲン産生促進作用、MMP1阻害作用及び活性酸素消去作用に優れた素材が望まれているが、未だ十分満足し得るものが提供されていないのが現状である。
このような事情により、本発明者らは鋭意検討した結果、乾式加熱処理を行ったユリ科ユリ属の蕾部の抽出物が優れたテネイシンC発現促進作用、コラーゲン産生促進作用、MMP1阻害作用及び活性酸素消去作用を持ち、安定性・効率性においても優れていることを見出した。さらに、その抽出物を含有する外用剤又は内用剤が安全で安定であり、且つテネイシンC発現促進作用、コラーゲン産生促進作用、MMP1阻害作用及び活性酸素消去作用に優れており、多機能性美容・健康用素材・医薬品と成り得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明の乾式加熱処理を行ったユリ科ユリ属の蕾部の抽出物は、優れたテネイシンC発現促進作用、コラーゲン産生促進作用、MMP1阻害作用及び活性酸素消去作用を有しており、医薬品、医薬部外品、化粧品、食品等の分野において貢献できるものである。
乾式加熱処理を施したユリ科ユリ属の蕾部(長径3cm~4cm、雄蕊や雌蕊は見えない生のもの)の写真である。
本発明で用いるユリ科(Liliaceae)ユリ属(Lilium)の植物の種は、特に限定されるものではなく、例えば、ヤマユリ(Lilium auratum)、オニユリ(Lilium lancifolium)、ハカタユリ(Lilium brownii)、イトハユリ(Lilium pumilum)、カノコユリ(Lilium speciosum)、オトメユリ(Lilium rubellum)、リーガル・リリー(Lilium regale)、クルマユリ(Lilium medeoloides)、イワトユリ(Lilium maculatum)、テッポウユリ(Lilium longiflorum)、コオニユリ(Lilium leichtlinii)、タカサゴユリ(Lilium formosanum)、ヒメユリ(Lilium concolor)、マドンナ・リリー(Lilium candidum)、タモトユリ(Lilium nobilissimum)、又はそれらユリ属植物の変種・交配種等を用いることもできる。これらのユリ属の植物には、アジアティック・ハイブリッド、ロンギフローラム・ハイブリッド、マルタゴン・ハイブリッド、トランペット・ハイブリッド、オリエンタル・ハイブリッド等、多くの栽培品種が知られており、これらの栽培品種のユリを用いてもよい。本発明においては、その効果のよさから、オリエンタル・ハイブリッドとして知られているカサブランカを用いることが好ましい。
ユリ科ユリ属の蕾部としては、その長径が1cm~10cmの範囲のもので、未熟なものから開花に近づいた状態のものまで、いずれの時期のものも使用できるが、雄蕊や雌蕊が完全に包まれていて外部から見えない状態のものを使用するのが好ましい。それに加えて、その長径が2cm~4cmの範囲のものを使用するのが、特に好ましい。又、使用する蕾部は生でも良いし、自然乾燥品や天日乾燥品等の乾燥品を使用することもできる。
ユリ科ユリ属の蕾部の乾式加熱処理の温度は100℃以上が好ましく、120℃~280℃がより好ましい。さらに、150℃~250℃付近が特に好ましい。280℃以上では、植物の炭化が進みやすく、抽出に不向きである。乾式加熱処理の時間は、温度によっても異なるが10分以上が好ましく、15分~60分がより好ましい。さらに、20分~40分が特に好ましい。60分以上加熱すると、植物の炭化が進みやすく、抽出に不向きである。又、これらの処理の時間については、2回~5回等回数を分けて行ってもよい。その際の合計時間は、前述の時間となることが好ましい。
乾式加熱処理を施したユリ科ユリ属の蕾部の抽出方法は特に限定されず、例えば、加熱抽出したものであってもよいし、常温抽出したものであってもよい。又、抽出には、乾式加熱処理を施した蕾部をそのまま使用してもよく、乾燥、粉砕、細切等の処理を行ってもよい。
抽出方法は、特に限定されないが、水もしくは熱水、又は水と有機溶媒の混合溶媒を用い、撹拌又はカラム抽出する方法等により行うことができる。抽出溶媒としては、例えば、水、低級アルコール類(メタノール、エタノール、1-プロパノール、2-プロパノール、1-ブタノール、2-ブタノール等)、液状多価アルコール類(1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、アセトニトリル、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、炭化水素類(ヘキサン、ヘプタン、流動パラフィン等)、エーテル類(エチルエーテル、テトラヒドロフラン、プロピルエーテル等)が挙げられる。好ましくは、水、低級アルコール及び液状多価アルコール等の極性溶媒がよく、特に好ましくは、水、エタノール、1,3-ブチレングリコール及びプロピレングリコールがよい。これらの溶媒は一種でも二種以上を混合して用いてもよい。特に好ましい抽出溶媒としては、水、又は水-エタノール系の混合極性溶媒が挙げられる。溶媒の使用量については、特に限定はなく、例えば乾式加熱処理を施したユリ科ユリ属の蕾部(乾燥重量)に対し、10倍以上、好ましくは20倍以上であればよいが、抽出後に濃縮を行ったり、単離したりする場合の操作の便宜上100倍以下であることが好ましい。又、抽出温度や時間は、用いる溶媒の種類や抽出時の圧力等によって適宜選択できる。
上記抽出物は、抽出した溶液のまま用いてもよいが、必要に応じて、本発明の効果を奏する範囲で、濃縮(減圧濃縮、膜濃縮等による濃縮)、希釈、濾過、活性炭等による脱色、脱臭、エタノール沈殿等の処理を行ってから用いてもよい。さらには、抽出した溶液を濃縮乾固、噴霧乾燥、凍結乾燥等の処理を行い、乾燥物として用いてもよい。
本発明は、上記抽出物をそのまま使用してもよく、抽出物の効果を損なわない範囲内で、化粧品、医薬部外品、医薬品又は食品等に用いられる成分である油脂類、ロウ類、炭化水素類、脂肪酸類、アルコール類、エステル類、界面活性剤、金属石鹸、pH調整剤、防腐剤、香料、保湿剤、粉体、紫外線吸収剤、増粘剤、色素、酸化防止剤、美白剤、キレート剤、賦形剤、皮膜剤、甘味料、酸味料等の成分が含有されていてもよい。
本発明は、化粧品、医薬部外品、医薬品、食品のいずれにも用いることができ、その剤形としては、例えば、化粧水、クリーム、乳液、ゲル剤、エアゾール剤、エッセンス、パック、洗浄剤、浴用剤、ファンデーション、打粉、口紅、軟膏、パップ剤、錠菓、カプセル剤、チョコレート、ガム、飴、飲料、散剤、顆粒剤、錠剤、糖衣錠剤、カプセル剤、シロップ剤、丸剤、懸濁剤、液剤、乳剤、坐剤、注射用溶液等が挙げられる。
外用の場合、本発明に用いる上記抽出物の含有量は、固形物に換算して0.0001重量%以上が好ましく、0.001重量%~10重量%がより好ましい。さらに、0.01重量%~5重量%が最も好ましい。0.0001重量%未満では十分な効果は望みにくい。10重量%を越えると、効果の増強は認められにくく不経済である。
内用の場合、摂取量は年齢、体重、症状、治療効果、投与方法、処理時間等により異なる。通常、成人1人当たりの1日の摂取量としては、5mg以上が好ましく、10mg~5gがより好ましい。さらに、20mg~2gが最も好ましい。
次に本発明を詳細に説明するため、実施例として本発明に用いる抽出物の製造例、実験例及び処方例を挙げるが、本発明はこれに限定されるものではない。製造例に示す%とは重量%を、処方例に示す含有量の部とは重量部を示す。
乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部の抽出物を以下の製造例1~製造例3のとおり製造した。比較製造例1~比較製造例3においては、抽出材料には乾式加熱処理を施していないカサブランカの蕾部を用いた。
(製造例1)乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部の熱水抽出物の調製
カサブランカの蕾部(長径2cm~4cmで雄蕊や雌蕊が外部から見えない生のもの(図1))をステンレス製のトレーに均一に並べ、送風下、200℃の温度で30分間乾式加熱処理を施した。乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部を粉砕し、粉砕物10gに200mLの水を加え、95℃~100℃で2時間抽出した。得られた抽出液を濾過し、その濾液を濃縮し、凍結乾燥して乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部の熱水抽出物を2.8g得た。
(比較製造例1)乾式加熱処理を施していないカサブランカの蕾部の熱水抽出物の調製
製造例1において、乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部を、乾式加熱処理を施していないカサブランカの蕾部に置き換えて、熱水抽出物を2.6g得た。
(製造例2)乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部の50%エタノール抽出物の調製
製造例1と同様に乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部を粉砕し、粉砕物10gに200mLの50%エタノールを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮乾固して、乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部の50%エタノール抽出物を1.7g得た。
(比較製造例2)乾式加熱処理を施していないカサブランカの蕾部の50%エタノール抽出物の調製
製造例2において、乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部を、乾式加熱処理を施していないカサブランカの蕾部に置き換えて、50%エタノール抽出物を1.6g得た。
(製造例3)乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部のエタノール抽出物の調製
製造例1と同様に乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部を粉砕し、粉砕物10gに200mLのエタノールを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮乾固して、乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部のエタノール抽出物を0.5g得た。
(比較製造例3)乾式加熱処理を施していないカサブランカの蕾部のエタノール抽出物の調製
製造例3において、乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部を、乾式加熱処理を施していないカサブランカの蕾部に置き換えて、エタノール抽出物を0.4g得た。
(処方例1) 化粧水
処方 含有量(部)
1.乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部の熱水抽出物(製造例1)2.0
2.1,3-ブチレングリコール 8.0
3.グリセリン 2.0
4.キサンタンガム 0.02
5.クエン酸 0.01
6.クエン酸ナトリウム 0.1
7.エタノール 5.0
8.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
9.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E.O.) 0.1
10.香料 適量
11.精製水にて全量を100とする
[製造方法]成分1~6及び11と、成分7~10をそれぞれ均一に溶解し、両者を混合し濾過して製品とする。
比較処方例1 従来の化粧水
処方例1において、乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部の熱水抽出物(製造例1)を精製水に置き換えたものを従来の化粧水とした。
(処方例2) クリーム
処方 含有量(部)
1.乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部の
50%エタノール抽出物(製造例2) 1.0
2.スクワラン 5.5
3.オリーブ油 3.0
4.ステアリン酸 2.0
5.ミツロウ 2.0
6.ミリスチン酸オクチルドデシル 3.5
7.ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 3.0
8.ベヘニルアルコール 1.5
9.モノステアリン酸グリセリン 2.5
10.香料 0.1
11.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
12.1,3-ブチレングリコール 8.5
13.精製水にて全量を100とする
[製造方法]成分2~9を加熱溶解して混合し、70℃に保ち油相とする。成分1及び11~13を加熱溶解して混合し、75℃に保ち水相とする。油相に水相を加えて乳化して、かき混ぜながら冷却し、45℃で成分10を加え、さらに30℃まで冷却して製品とする。
(処方例3) 乳液
処方 含有量(部)
1.乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部の
エタノール抽出物(製造例3) 0.01
2.スクワラン 5.0
3.オリーブ油 5.0
4.ホホバ油 5.0
5.セタノール 1.5
6.モノステアリン酸グリセリン 2.0
7.ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 3.0
8.ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(20E.O.) 2.0
9.香料 0.1
10.プロピレングリコール 1.0
11.グリセリン 2.0
12.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
13.精製水にて全量を100とする
[製造方法]成分1~8を加熱溶解して混合し、70℃に保ち油相とする。成分10~13を加熱溶解して混合し、75℃に保ち水相とする。油相に水相を加えて乳化して、かき混ぜながら冷却し、45℃で成分9を加え、さらに30℃まで冷却して製品とする。
(処方例4) ゲル剤
処方 含有量(部)
1.乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部の熱水抽出物(製造例1)1.0
2.エタノール 5.0
3.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
4.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.1
5.香料 適量
6.1,3-ブチレングリコール 5.0
7.グリセリン 5.0
8.キサンタンガム 0.1
9.カルボキシビニルポリマー 0.2
10.水酸化カリウム 0.2
11.精製水にて全量を100とする
[製造方法]成分2~5と、成分1及び6~11をそれぞれ均一に溶解し、両者を混合して製品とする。
(処方例5) パック
処方 含有量(部)
1.乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部の
50%エタノール抽出物(製造例2) 2.0
2.ポリビニルアルコール 12.0
3.エタノール 5.0
4.1,3-ブチレングリコール 8.0
5.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
6.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(20E.O.) 0.5
7.クエン酸 0.1
8.クエン酸ナトリウム 0.3
9.香料 適量
10.精製水にて全量を100とする
[製造方法]成分1~10を均一に溶解し製品とする。
(処方例6) ファンデーション
処方 含有量(部)
1.乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部の
エタノール抽出物(製造例3) 1.0
2.ステアリン酸 2.4
3.ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート(20E.O.) 1.0
4.ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 2.0
5.セタノール 1.0
6.液状ラノリン 2.0
7.流動パラフィン 3.0
8.ミリスチン酸イソプロピル 6.5
9.カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.1
10.ベントナイト 0.5
11.プロピレングリコール 4.0
12.トリエタノールアミン 1.1
13.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
14.二酸化チタン 8.0
15.タルク 4.0
16.ベンガラ 1.0
17.黄酸化鉄 2.0
18.香料 適量
19.精製水にて全量を100とする
[製造方法]成分1~8を加熱溶解し、80℃に保ち油相とする。成分19に成分9をよく膨潤させ、続いて、成分10~13を加えて均一に混合する。これに粉砕機で粉砕混合した成分14~17を加え、ホモミキサーで撹拌し75℃に保ち水相とする。油相に水相をかき混ぜながら加え、乳化する。その後、冷却し、45℃で成分18を加え、かき混ぜながら30℃まで冷却して製品とする。
(処方例7) 浴用剤
処方 含有量(部)
1.乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部の熱水抽出物(製造例1)1.0
2.炭酸水素ナトリウム 50.0
3.黄色202号(1) 適量
4.香料 適量
5.硫酸ナトリウムにて全量を100とする
[製造方法]成分1~5を均一に混合し製品とする。
(処方例8) 軟膏
処方 含有量(部)
1.乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部の
50%エタノール抽出物(製造例2) 6.0
2.ポリオキシエチレンセチルエーテル(30E.O.) 2.0
3.モノステアリン酸グリセリン 10.0
4.流動パラフィン 5.0
5.セタノール 6.0
6.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
7.プロピレングリコール 10.0
8.精製水にて全量を100とする
[製造方法]成分1~5を加熱溶解して混合し、70℃に保ち油相とする。成分6~8を加熱溶解して混合し、75℃に保ち水相とする。油相に水相を加えて乳化して、かき混ぜながら30℃まで冷却して製品とする。
(処方例9) 散剤
処方 含有量(部)
1.乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部の熱水抽出物(製造例1)1.0
2.乾燥コーンスターチ 39.0
3.微結晶セルロース 60.0
[製造方法]成分1~3を混合し、散剤とする。
(処方例10) 錠剤
処方 含有量(部)
1.乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部の熱水抽出物(製造例1)5.0
2.乾燥コーンスターチ 25.0
3.カルボキシメチルセルロースカルシウム 20.0
4.微結晶セルロース 40.0
5.ポリビニルピロリドン 7.0
6.タルク 3.0
[製造方法]成分1~4を混合し、次いで成分5の水溶液を結合剤として加えて顆粒成型する。成型した顆粒に成分6を加えて打錠する。1錠0.52gとする。
(処方例11) 錠菓
処方 含有量(部)
1.乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部の熱水抽出物(製造例1)2.0
2.乾燥コーンスターチ 49.8
3.エリスリトール 40.0
4.クエン酸 5.0
5.ショ糖脂肪酸エステル 3.0
6.香料 0.1
7.精製水にて全量を100とする
[製造方法]成分1~4及び7を混合し、顆粒成型する。成型した顆粒に成分5及び6を加えて打錠する。1粒1.0gとする。
(処方例12) 飲料
処方 含有量(部)
1.乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部の熱水抽出物(製造例1)0.05
2.ステビア 0.05
3.リンゴ酸 5.0
4.香料 0.1
5.精製水にて全量を100とする
[製造方法]成分1~3を少量の水に溶解する。次いで、成分4及び5を加えて混合する。
次に、本発明の効果を詳細に説明するため、実験例を挙げる。
実験例1 ヒト皮膚線維芽細胞におけるテネイシンC、I型コラーゲン及びマトリックス分解酵素産生に及ぼす乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部の抽出物の影響
テネイシンC(TNC)、I型コラーゲン(COL1A1)及びマトリックス分解酵素(MMP1)mRNA発現量の測定を行った。ヒト皮膚線維芽細胞(NB1RGB)を60mm dishに1×10個播種し、10%FBSを含むDMEM培養液にて、37℃、5%CO条件下で培養した。コンフルエントな状態になったところで、PBS(-)存在下、3日連続でUVA 10J/cmを照射した。照射後は、DMEM(+)の培地に置き換え、各試料を最終濃度で10μg/mL及び100μg/mLとなるように添加した。最終照射から24時間培養した後、RNAiso plus(タカラバイオ)を用いて総RNAの抽出を行った。総RNA量は分光光度計(NanoDrop)を用いて260nmにおける吸光度により求めた。mRNA発現量の測定は、細胞から抽出した総RNAを基にしてリアルタイムRT-PCR法により行った。リアルタイムRT-PCR法には、High Capacity RNA-to-cDNA Kit(Applied Biosystems)及びSYBR Select Master Mix(Applied Biosystems)を用いた。即ち、500ngの総RNAを逆転写反応後、PCR反応(95℃:15秒間、60℃:60秒間、40cycles)を行った。その他の操作は定められた方法に従い、TNC、COL1A1及びMMP1 mRNAの発現量を、内部標準であるβ―actin mRNAの発現量に対する割合として求めた。TNC、COL1A1及びMMP1発現率は、コントロール群のTNC、COL1A1及びMMP1 mRNAの発現量に対する試料添加群のTNC、COL1A1及びMMP1 mRNAの発現量の比率として算出した。尚、各遺伝子の発現量の測定に使用したプライマーは次の通りである。
TNC用のプライマーセット
CTCCACAGCCAAAGAACC(配列番号1)
CACAGTCTCCAGCAACCT(配列番号2)
COL1A1用のプライマーセット
AGGACAAGAGGCATGTCTGGTT(配列番号3)
TTGCAGTGGTAGGTGATGTTCTG(配列番号4)
MMP1用のプライマーセット
GGGAGATCATCGGGACAACTC(配列番号5)
TGAGCATCCCCTCCAATACC(配列番号6)
β-actin用のプライマーセット
CACTCTTCCAGCCTTCCTTCC(配列番号7)
GTGTTGGCGTACAGGTCTTTG(配列番号8)
その結果を表1~3に示した。尚、表中の「コントロール」はUVA未照射且つ試料を添加していない群、「UVA」はUVA照射後に試料を添加していない群を意味する。UVAを連続照射するとTNC及びCOL1A1 mRNA発現量が減少したが、カサブランカの蕾部の抽出物はその減少を抑制した。その効果は、乾式加熱処理を施していないカサブランカの抽出物と比較して乾式加熱処理を施したカサブランカの抽出物の方が顕著に高かった。又、UVAを連続照射するとMMP1 mRNA発現量が増加したが、カサブランカの蕾部の抽出物はその増加を抑制した。その効果は、乾式加熱処理を施していないカサブランカの抽出物と比較して乾式加熱処理を施したカサブランカの抽出物の方が顕著に高かった。
実験例2 乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部の熱水抽出物の活性酸素消去作用
上記の実施例で得られた、乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部の抽出物について、Superoxide dismutase(SOD)様活性をSOD Assay Kit-WST(同仁化学研究所)を用い、96ウェルプレートにて測定した。試薬は、キットに付属のものを用いた。各ウェルに、試料液20μLを加えた後、WST working solutionを200μL加え、プレートミキサーでよく撹拌した。ブランクのウェルにはDilution bufferを20μL加えた。試料液を加えたウェルとブランクのウェルとにそれぞれEnzyme working solutionを20μL加えた。その後、37℃で20分間インキュベートし、プレートリーダーで450nmにおける吸光度を測定した。各抽出液の活性酸素消去率50%時の濃度(μg/mL)をIC50値として求めた。
各試料の試験結果から、50%のスーパーオキシドの除去に必要とされる濃度(IC50)を算出した。より低いIC50値が、より強力な活性酸素消去剤を意味する。これらの試験結果を表4に示した。本発明の乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部の抽出物は安定で優れたSOD様活性を示した。又、乾式加熱処理を施したカサブランカの蕾部の抽出物は、乾式加熱処理を施していないカサブランカの蕾部の抽出物と比較して、顕著に優れたSOD様活性を有していることが認められた。以上のことから、乾式加熱処理によって、カサブランカの蕾部の抽出物のSOD様活性が顕著に増加することが認められた。
実験例3 使用試験
処方例1の化粧水及び比較処方例1の従来の化粧水を用いて、シワ、たるみがある5人(26~64才)を対象に1ヶ月間の使用試験を行った。使用後、シワ、たるみの程度をアンケートにより判定した。
その結果、本発明の抽出物を含有する皮膚外用剤により、シワ、たるみが軽減した。尚、試験期間中、皮膚トラブルは一人もなく、安全性においても問題なかった。又、処方成分の劣化についても問題なかった。
以上のことから、本発明の乾式加熱処理を施したユリ科ユリ属の蕾部の抽出物は、優れたTNC発現促進作用、コラーゲン産生促進作用、MMP1阻害作用及び活性酸素消去作用を有し、安定性にも優れていた。このことから、本発明の乾式加熱処理を施したユリ科ユリ属の蕾部の抽出物は、皮膚の老化といった美容分野だけでなく、老化による機能低下の抑制、ガンの予防、治療等といった医療分野にも利用でき、食品、化粧品、医薬部外品及び医薬品等への応用が期待される。

Claims (8)

  1. 120~280℃の温度で乾式加熱処理を施したユリ科ユリ属の蕾部の抽出物を含有することを特徴とするテネイシンC発現促進剤。
  2. 120~280℃の温度で乾式加熱処理を施したユリ科ユリ属の蕾部の抽出物を含有することを特徴とするコラーゲン産生促進剤。
  3. 120~280℃の温度で乾式加熱処理を施したユリ科ユリ属の蕾部の抽出物を含有することを特徴とするMMP1阻害剤。
  4. 120~280℃の温度で乾式加熱処理を施したユリ科ユリ属の蕾部の抽出物を含有することを特徴とする活性酸素消去剤。
  5. 請求項1~4の何れか1項に記載の剤を含有することを特徴とする皮膚外用剤。
  6. 請求項1~4の何れか1項に記載の剤を含有することを特徴とするシワ改善剤。
  7. 請求項1~4の何れか1項に記載の剤を含有することを特徴とする医薬品。
  8. 請求項1~4の何れか1項に記載の剤を含有することを特徴とする内用剤。
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