JP2021054591A - シート給送装置、画像読取装置、及び画像形成装置 - Google Patents
シート給送装置、画像読取装置、及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021054591A JP2021054591A JP2019178991A JP2019178991A JP2021054591A JP 2021054591 A JP2021054591 A JP 2021054591A JP 2019178991 A JP2019178991 A JP 2019178991A JP 2019178991 A JP2019178991 A JP 2019178991A JP 2021054591 A JP2021054591 A JP 2021054591A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- feeding
- document
- size
- fed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 233
- 230000032258 transport Effects 0.000 claims description 31
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims description 19
- 238000012384 transportation and delivery Methods 0.000 claims description 6
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 abstract description 43
- 230000006872 improvement Effects 0.000 abstract description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 83
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 77
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 27
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 18
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 230000006870 function Effects 0.000 description 9
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 9
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 7
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 6
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 5
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 4
- 230000008569 process Effects 0.000 description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 description 4
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 3
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000007645 offset printing Methods 0.000 description 1
- 238000007430 reference method Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
Description
以下、本開示の実施例1における画像読取装置の構成について説明する。図1は、実施例1のシート給送装置としてのADF100を含む画像形成装置1000の一例を示す断面図である。本実施例の画像形成装置1000は、シートの画像を読み取る画像読取部200と、自動原稿給送装置(ADF)100とを備える。また、画像形成装置1000は、ADF100及び画像読取部200の動作を制御する制御手段としてのコントローラ310と、画像形成装置1000全体の動作を制御する本体側コントローラ300とを有する。画像読取部200及びADF100は、本体側コントローラ300から入力された信号に基づいて動作する。図1においては、本体側コントローラ300及びコントローラ310が装置本体1000Aに組み込まれている構成を示しているものの、画像読取部200にコントローラ310を設ける構成としてもよい。
画像読取部200について、図1を参照しながら説明する。画像読取部200は、読取部としての光学スキャナユニット202と、原稿載置ガラス209とを有する。光学スキャナユニット202は、副走査方向(矢印F,図1)に一定速度で走査し、原稿載置ガラス209上に設置された原稿Sを1ラインずつ読み取る(固定読み)。また、光学スキャナユニット202は、表面ガラス対向部材211の中心位置に来るように移動した後、ADF100によって給送及び搬送された原稿Sを光学的に読み取る(流し読み)。また、ADF100は、光学スキャナユニット102を有する。光学スキャナユニット102は、ADF100の内部において原稿を反転搬送することなく、光学スキャナユニット202で読み取られた原稿Sの裏面を光学的に読み取る。
次に、ADF100について、図1を参照しながら説明する。図1に示すように、ADF100は、1枚以上のシートで構成される原稿Sの束が積載される原稿トレイ30と、原稿Sの給送前に原稿トレイ30よりも下流への原稿Sの進出を規制する分離上ローラ2及び分離下ローラ3と、給送ローラ1とを有する。ADF100の本体内部において、本実施例のシート積載部としての原稿トレイ30の下方には、原稿トレイ30に積載された原稿Sの有無を検知する有無検知センサ11が設けられている。原稿トレイ30に積載された原稿Sが本実施例の積載シートであり、以後の説明において、原稿トレイ30に積載された原稿を「積載原稿」とする。給送ローラ1は、積載原稿の上面に下降して回転して原稿Sを給送する。給送ローラ1によって給送された原稿Sは、分離上ローラ2と分離下ローラ3の作用によって原稿Sの束のうち、最上面の1枚の原稿Sのみが分離及び搬送される。そして、原稿Sは、引抜ローラ4及び引抜ローラ5により、原稿Sの給送方向において、引抜ローラ5の下流側に設けられた搬送路50及びリードローラ6を経由して流し読みガラス201へ向けて搬送される。
次に、本実施例のADF100及び原稿トレイ30の構成について図2を参照して説明する。図2は、ADF100の上部断面図である。図2においては、原稿トレイ30にA4サイズの用紙を縦置き(原稿トレイ30に置かれた用紙の幅方向の長さが給送方向の長さよりも長くなる配置)にした様子を示している。図2に示すように、原稿トレイ30には、規制板31A,31Bと、サイズ検知センサ17,18とが設けられている。原稿トレイ30に積載されたシート(原稿S)があるか否かは、有無検知センサ11によって検知される。また、積載原稿は、一対の規制板31A,31Bによって原稿Sの給送方向に直交する幅方向に関する移動が規制され、原稿幅検知センサ809(図3)によって、規制板31A,31Bの移動量が検知される。原稿幅検知センサ809によって検知された規制板31A,31Bの移動量の情報は、CPU801に入力される。つまり、原稿幅検知センサ809は、本実施例の積載幅検知手段として機能する。なお、本実施例において原稿Sの幅方向は、給送ローラ1の軸方向に平行な方向である。また、規制板31A,31Bは、幅方向における規制板31Aと規制板31Bとの間隔が最大300mmとなるまで移動することができる。
次に、画像形成装置1000の制御構成について図3を参照して説明する。図3は、画像形成装置1000の制御構成を例示したブロック図である。画像読取部200及びADF100の動作を制御するコントローラ310は、演算手段としてのCPU801と、記憶領域としてのROM802と、CPU801の作業領域としてのRAM803とを備えている。ROM802には、画像読取部200及びADF100の動作を制御するプログラムが格納されており、CPU801は、このプログラムをROM802からロードしてRAM803上に展開する。そして、RAM803上に展開されたプログラムをCPU801が実行することにより画像読取部200及びADF100の動作が制御される。
ここで、本実施例における原稿トレイ30上に積載された原稿Sのサイズを判定するための構成について説明する。図2において説明したように、原稿トレイ30には、サイズ検知センサ17,18が設けられている。以下では、原稿トレイ30に原稿Sが積載された状態であると仮定し、給送方向において積載原稿の下流端の位置を原稿先端位置OPとして説明を行う。
まず、本実施例における原稿トレイ30上に積載された原稿Sの給送方向の長さを判定するための構成について説明する。図2において説明したように、原稿トレイ30には、サイズ検知センサ17,18が設けられており、サイズ検知センサ17,18の検知結果はバス320を介してCPU801に入力される。ここで、原稿先端位置OPからサイズ検知センサ17までの距離を220mmとし、原稿先端位置OPからサイズ検知センサ18までの距離を330mmであると仮定する。このとき、CPU801は、サイズ検知センサ17がOFFかつサイズ検知センサ18がOFFのとき、給送方向における原稿Sの長さが220mm未満であると判定する。また、サイズ検知センサ17がONかつサイズ検知センサ18がOFFのとき、CPU801は、給送方向における原稿Sの長さが220mm以上330mm未満の長さであると判定する。サイズ検知センサ17がONかつサイズ検知センサ18がONのとき、CPU801は、給送方向における原稿Sの長さが330mm以上の長さだと判定できる。このように、本実施例において、CPU801は、サイズ検知センサ17,18の検知結果の組み合わせに応じて、原稿トレイ30に積載されている原稿Sの給送方向の長さがどの範囲にあるかを判定する。
次に、本実施例における原稿トレイ30上に積載された原稿Sの幅方向の長さを判定するための構成について説明する。図2において説明したように、原稿トレイ30には、規制板31A,31Bが設けられており、規制板31A及び31Bは、原稿幅検知センサ809に接続される。原稿幅検知センサ809は、可変抵抗及びA/D変換器から構成され、規制板31A,31Bの移動によって変化する電圧アナログ値をA/D変換器により10ビット幅のデータに変換する。原稿幅検知センサ809の検知結果は、CPU801に入力され、CPU801は、原稿幅検知センサ809の検知結果に基づいて、積載原稿の幅方向における長さを判定する。
CPU801は、給送方向における原稿Sの長さと、幅方向における原稿Sの長さとに基づいて積載原稿のサイズ種別を判定する。なお、本実施例では、原稿Sをサイズによってグループ分けし、給送方向における原稿Sの長さと幅方向における原稿Sの長さとに基づいて原稿トレイ30に積載されたシートのサイズ種別がどのグループに属するかを判定している。例えば、原稿Sのサイズ種別として、以下に示すグループ分けを行い、グループ分けした原稿Sのサイズ種別の情報をあらかじめROM802に格納しておく。ここでは、原稿Sのサイズとして、A4やレターサイズ(以下、LTRとする)をグループX、A5やB5、はがきサイズ等のA4やLTRより小さいサイズをグループY、A3やB4等のA4やLTRより大きいサイズをグループZとする。そして、CPU801は、給送方向における原稿Sの長さと、幅方向における原稿Sの長さとに基づいて積載原稿のサイズ種別がグループX,Y,Zのどのグループに属するかを判定する。
次に、ADF100の内部を搬送される原稿のサイズを判定する構成について説明する。図1から図3に示すように、ADF100の内部には、有無検知センサ11と、分離センサ12と、引抜センサ13と、リードセンサ15と、排出センサ16とが設けられている。有無検知センサ11、分離センサ12、引抜センサ13、リードセンサ15、及び排出センサ16は、それぞれ、バス320を介してCPU801に接続されている。また、ADF100の内部には、幅検知センサ14a,14b,14c,14dが設けられており、幅検知センサ14a,14b,14c,14dは、それぞれ、バス320を介してCPU801に接続されている。
ここで、本実施例におけるADF100の内部での幅方向における原稿Sの長さを判定するための構成について説明する。図2において説明したように、幅検知センサ14a,14b,14c,14dの検知位置は、本実施例の分離搬送手段としての分離上ローラ2及び分離下ローラ3の下流に配置されている。ここで、A4サイズとA5サイズのシートを縦置きにした状態で原稿Sを給送した場合における幅検知センサ14a,14b,14c,14dの検知結果について説明する。本実施例において、原稿トレイ30にA4サイズのシートを縦置きにして原稿Sの給送を行うと、幅検知センサ14a,14b,14c,14dの検知位置を原稿Sが通過する。このとき、幅検知センサ14a,14b,14c,14dは、いずれもON信号を出力する。このような場合、CPU801は、幅検知センサ14a,14b,14c,14dの検知結果に基づいて、給送ローラ1によって給送された原稿Sの幅方向の長さがA4サイズであると判定する。ここで、規制板31Aに幅寄せされた状態でA5サイズ(148×210)のシートが給送された場合について考察する。このような場合、幅検知センサ14aと幅検知センサ14dとの検知位置の間隔を仮に297mmとすると、原稿Sは幅検知センサ14aの検知位置を通過する一方で、幅検知センサ14dの検知位置を通過しないこととなる。このような場合、CPU801は、幅検知センサ14a,14b,14c,14dの検知結果に基づいて、給送ローラ1によって給送された原稿Sの幅方向の長さがA4サイズではないと判定する。
次に、実施例におけるADF100の内部での給送方向における原稿Sの長さを判定するための構成について説明する。図3で説明した光学モータ804、分離モータ805、引抜モータ806及びリードモータ807は、いずれもパルスモータである。CPU801は、駆動パルス数をカウントしながら、光学モータ804、分離モータ805、引抜モータ806及びリードモータ807それぞれの回転数を制御する。CPU801は、原稿Sの搬送中に、引抜センサ13がON信号を出力すると、引抜センサ13がON信号を出力してからOFF信号を出力するまでの引抜モータ806の駆動パルス数をカウントする。なお、本実施例において、引抜モータ806は、給送動作を開始するための給送開始命令を受けて給送ローラ1の下降動作が行われると駆動を開始し、給送対象の全ての原稿に対する給送が完了するまでは駆動し続ける構成である。そして、CPU801は、引抜モータ806の駆動パルス数と、引抜モータ806の駆動を引抜ローラ4へ伝達するためのギアの1パルス当たりの進み量(ギア比)とに基づいて、給送方向における原稿Sの搬送量を定める。換言すると、CPU801は、引抜センサ13がON信号を出力してからOFF信号を出力するまでの引抜モータ806の駆動パルス数とギア比とに基づいて給送方向における原稿Sの長さを判定することができる。本実施例の第1シート検知手段が引抜センサ13であり、引抜センサ13の検知位置が本実施例の第1検知位置である。なお、CPU801は、原稿Sの搬送ジョブの実行中に、引抜センサ13がOFF信号を出力してからON信号を出力するまでの引抜モータ806の駆動パルス数をカウントして原稿Sの搬送間隔の長さ(いわゆる紙間距離)を判定することもできる。
次に、本実施例における画像読取部200の画像読取機能の構成について説明する。図3に示すように、画像読取機能を実現する構成として、光学スキャナユニット202は、表面LED203と、表面画像読取センサ205とを有する。表面LED203及び表面画像読取センサ205は、バス320を介してCPU801に接続される。また、光学スキャナユニット102は、裏面LED103と、裏面画像読取センサ105とを有する。裏面LED103及び裏面画像読取センサ105は、バス320を介してCPU801に接続される。CPU801によって原稿Sの画像データの読取動作が開始されると、裏面画像読取センサ105及び表面画像読取センサ205によって原稿Sの画像が読み取られ、読み取られた画像は、画像データとしてCPU801に入力される。CPU801に入力された画像データは画像処理部810に転送され、画像処理部810においてシェーディング処理や各種のフィルタ処理が施される。画像処理部810で処理された後の画像データは、通信部302を介して本体側コントローラ300へ転送される。さらに、CPU801は、原稿Sの読取を開始する基準となる読取開始位置を示す垂直同期信号及び1ライン分の画素の読取を開始する基準となる水平基準位置を示す水平同期信号を原稿読取の開始タイミングに合わせて生成する。原稿Sの左上端の画素を原稿Sの読取開始位置とした場合、CPU801は、原稿Sの左上端の読取画素を読取開始位置とする垂直同期信号及び原稿Sの左端の読取画素を水平基準位置とする水平同期信号を生成する。生成された垂直同期信号及び水平同期信号は、通信部302によって本体側コントローラ300へ転送される。
以下、本開示の実施例2の構成について説明する。図10は、実施例2のシート給送装置としてのADF100を含む画像形成装置1000の一例を示す断面図である。本実施例の画像形成装置1000は、実施例1の画像形成装置1000(図1)と比べて、引抜センサ13を含まない構成であり、その他の構成については実施例1と同様に構成である。図10、図11、図12において、それぞれ、図1、図2、図3と同じ構成については同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
図11に示すように、本実施例の原稿トレイ30は、引抜センサ13を含まない構成であること以外は、実施例1の原稿トレイ30(図2参照)と同じである。原稿トレイ30から給送ローラ1によって給送された原稿Sは、ADF100の内部を分離上ローラ2、分離センサ12、引抜ローラ4、幅検知センサ14a,14b,14c,14d、引抜ローラ5の順に通過する。本実施例においても実施例1と同様にして、幅検知センサ14a,14b,14c,14dの検知結果に基づいてCPU801が幅方向における原稿Sの長さを定める。このように、幅検知センサ14a,14b,14c,14dが協働して本実施例の第2サイズ検知手段として機能する。また、幅検知センサ14a,14b,14c,14dの検知結果が本実施例の第2検知結果の一例である。なお、給送方向における幅検知センサ14a,14b,14c,14dの検知位置を原稿Sが通過するために要した時間に基づいて給送方向における原稿Sの長さを定める構成であってもよい。
図12に示すように、本実施例の画像形成装置1000の制御構成は、引抜センサ13を含まない構成であること以外は、実施例1の画像形成装置1000の制御構成(図3参照)と同じである。また、積載原稿のサイズ種別を判定するための構成及び画像読取機能の構成は、実施例1と同じであるため、重複する説明を省略する。
図10から図12に示すように、ADF100の内部には、有無検知センサ11と、分離センサ12と、リードセンサ15と、排出センサ16とが設けられている。有無検知センサ11、分離センサ12、リードセンサ15、及び排出センサ16は、それぞれ、バス320を介してCPU801に接続されている。また、実施例1と同様に、ADF100の内部には、幅検知センサ14a,14b,14c,14dが設けられており、それぞれがバス320を介してCPU801に接続されている。なお、ADF100の内部における原稿の幅方向の長さ判定は、実施例1と同様であるため、重複する説明を省略する。
光学モータ804、分離モータ805、引抜モータ806及びリードモータ807は、パルスモータである。CPU801は、駆動パルス数をカウントしながら、光学モータ804、分離モータ805、引抜モータ806及びリードモータ807それぞれの回転数を制御する。CPU801は、原稿Sの搬送中に、分離センサ12がON信号を出力してからOFF信号を出力するまでの引抜モータ806の駆動パルス数をカウントする。なお、本実施例において、引抜モータ806は、給送動作を開始するための給送開始命令を受けて給送ローラ1の下降動作が行われると駆動を開始し、給送対象の全ての原稿に対する給送が完了するまでは駆動し続ける構成である。そして、CPU801は、引抜モータ806の駆動パルス数と、引抜モータ806の駆動を引抜ローラ4へ伝達するためのギアの1パルス当たりの進み量(ギア比)とに基づいて、給送方向における原稿Sの搬送量を定める。つまり、CPU801は、分離センサ12がON信号を出力してからOFF信号を出力するまでの引抜モータ806の駆動パルス数とギア比とに基づいて給送方向における原稿Sの長さを判定することができる。本実施例の第1シート検知手段が分離センサ12であり、分離センサ12の検知位置が本実施例の第1検知位置である。なお、CPU801は、原稿Sの搬送ジョブの実行中に、分離センサ12がOFF信号を出力してからON信号を出力するまでの引抜モータ806の駆動パルス数をカウントして原稿Sの搬送間隔の長さ(いわゆる紙間距離)を判定することもできる。
実施例1及び2においては、積載原稿と、内部搬送原稿とのサイズ種別が異なると判定された場合に、給送ローラ1の下降開始タイミングを切り替えている。ここで、例えば、積載原稿のサイズ種別が、例えば、グループXからグループYに変わったと判定された場合に、給送ローラ1の下降開始タイミングを切り替える構成としてもよい。積載原稿のうち、最下位から5枚の原稿がA5サイズの原稿、これよりも上位の原稿がA4サイズであったとする。このような場合、最下位から5枚目の原稿を給送する際に、サイズ検知センサ17,18又は原稿幅検知センサ809の検知結果が上位の原稿の給送時とは異なるため、CPU801は、積載原稿のサイズ種別がグループYであると判定することが可能となる。
Claims (15)
- シートが積載されるシート積載部と、
前記シート積載部に積載された積載シートのサイズを検知する第1サイズ検知手段と、
前記積載シートの上面に対して当接及び離間可能な給送ローラを有し、前記積載シートの上面に当接した状態で前記給送ローラが回転することによりシートを給送方向に給送する給送手段と、
前記給送方向において前記給送手段よりも下流に配置され、前記給送手段から給送されるシートを1枚ずつ分離して搬送する分離搬送手段と、
前記給送方向において前記分離搬送手段よりも下流の第1検知位置におけるシートの有無を検知する第1シート検知手段と、
前記給送手段から給送された先行シートよりも後に給送される後続シートの給送を行うに際し、前記積載シートの上面から離間した状態の前記給送ローラを下降させる場合に、前記先行シートの後端が前記第1検知位置を通過してから前記給送ローラの下降を開始する第1モードと、前記先行シートの後端が前記第1検知位置を通過する前に前記給送ローラの下降を開始する第2モードと、を実行可能である制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記シート積載部に積載された同一サイズのシートを給送する場合に選択される第1条件と、前記シート積載部に積載されたサイズの異なる複数枚のシートを給送する場合に選択される第2条件とを設定可能であり、前記第1条件を設定した場合は、前記第2モードでシートを給送する給送ジョブを行い、前記第2条件を設定した場合は、前記第1サイズ検知手段による第1検知結果に基づいて前記第2モードと前記第1モードとを切り替えてシートを給送する給送ジョブを行う、
ことを特徴とするシート給送装置。 - 前記制御手段は、前記第2条件が設定された場合において、前記第1検知結果に基づいて前記積載シートのサイズ種別を判定し、前記積載シートのサイズ種別が第1グループに属する場合に、前記給送ジョブにおいて前記先行シートの次に給送されるシートの給送を前記第2モードで実行し、前記積載シートのサイズ種別が前記第1グループとは異なる第2グループに属する場合に、前記給送ジョブにおいて前記先行シートの次に給送されるシートの給送を前記第1モードで実行する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。 - 前記給送方向において前記分離搬送手段よりも下流において、シートのサイズを検知する第2サイズ検知手段を備え、
前記制御手段は、前記第2サイズ検知手段による第2検知結果に基づいて前記先行シートのサイズ種別を判定し、
前記第2条件が設定され、かつ、前記第1検知結果に基づいて前記積載シートのサイズ種別が前記第1グループに属すると判定した場合において、前記先行シートのサイズ種別が前記第1グループに属すると判定した場合に、前記後続シートの給送を前記第2モードで実行し、前記先行シートのサイズ種別が前記第2グループに属すると判定した場合に、前記後続シートの給送を前記第2モードから前記第1モードに切り替えて実行する、
ことを特徴とする請求項2に記載のシート給送装置。 - 前記第2サイズ検知手段は、前記給送方向に直交するシートの幅方向におけるシートの長さと、前記給送方向におけるシートの長さとを検知し、
前記制御手段は、
前記給送方向における前記先行シートの長さと、前記幅方向における前記先行シートの長さとに基づいて、前記先行シートのサイズ種別が前記第1グループに属するか否かを判定する、
ことを特徴とする請求項3に記載のシート給送装置。 - 前記制御手段は、前記先行シートが前記第1検知位置を通過するために要した時間に基づいて前記給送方向における前記先行シートの長さを判定する、
ことを特徴とする請求項4に記載のシート給送装置。 - 前記制御手段は、
前記先行シートのサイズ種別が前記第2グループに属すると判定した場合において、
前記先行シートが前記給送ジョブにおいて給送される1枚目のシートである場合に、前記先行シートよりも2枚後に給送されるシートの給送を前記第2モードから前記第1モードに切り替えて実行し、
前記先行シートが前記給送ジョブにおいて給送される2枚目以降のシートである場合に、前記給送方向における前記先行シートの長さに基づいて前記先行シートのサイズ種別が前記第2グループに属すると判定したときに、前記先行シートよりも2枚後に給送されるシートの給送を前記第2モードから前記第1モードに切り替えて実行し、
前記幅方向における前記先行シートの長さに基づいて前記先行シートのサイズ種別が前記第2グループに属すると判定したときに、前記先行シートの次に給送されるシートの給送を前記第2モードから前記第1モードに切り替えて実行する、
ことを特徴とする、請求項4に記載のシート給送装置。 - 前記シート積載部は、前記積載シートの幅方向の位置を規制する一対の規制板を有し、
前記第1サイズ検知手段は、前記一対の規制板の移動量に基づいて前記給送方向に直交する幅方向における前記積載シートの長さを検知する積載幅検知手段と、前記シート積載部上の第1積載シート検知位置において前記積載シートの有無を検知する第2シート検知手段と、前記シート積載部上において前記第1積載シート検知位置よりも前記給送手段に近い第2積載シート検知位置において前記積載シートの有無を検知する第3シート検知手段と、を有し、
前記制御手段は、前記第1積載シート検知位置と前記第2積載シート検知位置とにおける前記積載シートの検知結果と、前記幅方向における前記積載シートの長さと、に基づいて前記積載シートのサイズ種別を判定する、
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のシート給送装置。 - 前記制御手段は、前記給送ジョブを前記第2モードで実行している場合において前記給送ローラが前記積載シートの上面に当接した状態で、前記先行シートの後端が前記第1検知位置を通過してから前記給送ローラを回転させる、
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のシート給送装置。 - 前記給送方向において前記分離搬送手段よりも下流に設けられた搬送ローラ対を備え、
前記第1検知位置は、前記搬送ローラ対と前記分離搬送手段との間に配置される、
ことを特徴とする請求項8に記載のシート給送装置。 - 前記給送方向において前記分離搬送手段よりも下流に設けられた搬送ローラ対を備え、
前記第1検知位置は、前記搬送ローラ対よりも下流に配置される、
ことを特徴とする請求項8に記載のシート給送装置。 - 前記給送ジョブの実行に際し、前記第1条件又は前記第2条件を設定するための操作画面を表示する操作表示部を備える、
ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載のシート給送装置。 - シートが積載されるシート積載部と、
前記シート積載部に積載された積載シートのサイズを検知する第1サイズ検知手段と、
前記積載シートの上面に対して当接及び離間可能な給送ローラを有し、前記積載シートの上面に当接した状態で前記給送ローラが回転することによりシートを給送方向に給送する給送手段と、
前記給送方向において前記給送手段よりも下流に配置され、前記給送手段から給送されるシートを1枚ずつ分離して搬送する分離搬送手段と、
前記給送方向において前記分離搬送手段よりも下流の第1検知位置におけるシートの有無を検知する第1シート検知手段と、
前記給送方向において前記分離搬送手段よりも下流においてシートのサイズを検知する第2サイズ検知手段と、
前記給送手段から給送された先行シートよりも後に給送される後続シートの給送を行うに際し、前記積載シートの上面から離間した状態の前記給送ローラを下降させる場合に、前記先行シートの後端が前記第1検知位置を通過してから前記給送ローラの下降を開始する第1モードと、前記先行シートの後端が前記第1検知位置を通過する前に前記給送ローラの下降を開始する第2モードと、を実行可能である制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記第1サイズ検知手段の検知結果に基づいて前記積載シートのサイズ種別を判定し、前記第2サイズ検知手段の検知結果に基づいて前記分離搬送手段によって搬送された搬送シートのサイズ種別を判定し、シートを給送する給送ジョブの実行中に、前記積載シートのサイズ種別と前記搬送シートのサイズ種別とが異なる場合に、前記後続シートの給送を前記第2モードから前記第1モードに切り替えて実行する、
ことを特徴とするシート給送装置。 - 請求項1から12のいずれか1項に記載のシート給送装置と、
前記シート給送装置によって給送されたシートを読み取る画像読取手段と、を備える、
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1から12のいずれか1項に記載のシート給送装置と、
前記シート給送装置によって給送されたシートに画像を形成する画像形成手段と、を備える、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項13に記載の画像読取装置と、
前記画像読取装置が読み取ったシートの画像に基づいてシートに画像を形成する画像形成手段と、を備える、
ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019178991A JP7379049B2 (ja) | 2019-09-30 | 2019-09-30 | シート給送装置、画像読取装置、及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019178991A JP7379049B2 (ja) | 2019-09-30 | 2019-09-30 | シート給送装置、画像読取装置、及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021054591A true JP2021054591A (ja) | 2021-04-08 |
JP7379049B2 JP7379049B2 (ja) | 2023-11-14 |
Family
ID=75272170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019178991A Active JP7379049B2 (ja) | 2019-09-30 | 2019-09-30 | シート給送装置、画像読取装置、及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7379049B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05162873A (ja) * | 1991-12-13 | 1993-06-29 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2005219870A (ja) * | 2004-02-05 | 2005-08-18 | Ricoh Co Ltd | 給紙装置および画像形成装置 |
JP2006143422A (ja) * | 2004-11-22 | 2006-06-08 | Murata Mach Ltd | 自動原稿搬送装置 |
JP2010143695A (ja) * | 2008-12-17 | 2010-07-01 | Canon Inc | シート搬送装置 |
JP2016096507A (ja) * | 2014-11-17 | 2016-05-26 | キヤノン株式会社 | 画像読取装置 |
-
2019
- 2019-09-30 JP JP2019178991A patent/JP7379049B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05162873A (ja) * | 1991-12-13 | 1993-06-29 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2005219870A (ja) * | 2004-02-05 | 2005-08-18 | Ricoh Co Ltd | 給紙装置および画像形成装置 |
JP2006143422A (ja) * | 2004-11-22 | 2006-06-08 | Murata Mach Ltd | 自動原稿搬送装置 |
JP2010143695A (ja) * | 2008-12-17 | 2010-07-01 | Canon Inc | シート搬送装置 |
JP2016096507A (ja) * | 2014-11-17 | 2016-05-26 | キヤノン株式会社 | 画像読取装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7379049B2 (ja) | 2023-11-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4974754B2 (ja) | 画像読取装置 | |
EP3136184B1 (en) | Image forming apparatus that improves fcot ("first copy output time") | |
US8953216B2 (en) | Original reader capable of reading originals of various sizes and method of reading original | |
US10805493B2 (en) | Image forming apparatus, method of controlling the same, and storage medium | |
US8953231B2 (en) | Document reading apparatus and document reading method | |
US20160014290A1 (en) | Image processing apparatus, method for controlling image processing apparatus, and storage medium | |
US20170041478A1 (en) | Image reading apparatus and image forming apparatus | |
US10136001B2 (en) | Image forming apparatus, method for controlling image forming apparatus, and storage medium | |
JP2019047269A (ja) | 画像形成装置と画像形成装置の制御方法ならびに、プログラム | |
JP7379049B2 (ja) | シート給送装置、画像読取装置、及び画像形成装置 | |
US9525792B2 (en) | Image reading apparatus, method for controlling image reading apparatus, and storage medium | |
JP2007311890A (ja) | 画像読取装置、プログラム、記録媒体 | |
JP2014036425A (ja) | 原稿読取装置及び制御方法 | |
JP6452398B2 (ja) | 画像読取装置 | |
JP5671999B2 (ja) | シート給送装置、シート読取装置及び画像形成装置 | |
JP2021080061A (ja) | 画像読取装置 | |
JP2021022847A (ja) | 原稿読取装置 | |
JP2019161594A (ja) | 画像読取装置、その制御方法及び記憶媒体 | |
JP2008263355A (ja) | 画像読取装置 | |
JP7247029B2 (ja) | 用紙搬送装置 | |
JP2020061627A (ja) | 画像読取装置、画像読取方法 | |
JP2019004423A (ja) | 画像読取装置 | |
JP2016213907A (ja) | 原稿読取装置 | |
JP6894679B2 (ja) | 読取装置および画像形成装置 | |
JP2019198020A (ja) | 画像読取装置、画像読取装置の制御方法及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20200206 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20200207 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220920 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230713 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230725 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230919 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231003 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231101 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7379049 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |