JP2021052538A - 水力発電システム及び発電機制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】流体の流量又は圧力の指令値を出力する指令部(9)と、指令部(9)により出力された指令値に基づいて、開度目標値を算出する開度制御部(10)と、流体が流れる流路(2)に設けられ、かつ開度目標値に応じて開閉する電動弁(7)とを備えた流路制御システム(1)に設けられる水力発電システム(11)に、流路(2)に電動弁(7)と直列又は並列に配置された水車(15)と、水車(15)によって駆動される発電機(16)と、電動弁(7)の実際の開度の測定値を示す開度情報を参照して、発電機(16)のトルク又は回転数を制御する発電機コントローラ(17)とを設ける。
【選択図】図1
Description
図1は、流路制御システム(1)を示す。この流路制御システム(1)は、上水道に適用される。流路制御システム(1)は、流路(2)を有し、流路(2)は、配水槽(3)と住宅などの水の供給対象(4)や配水池(5)との間の管路を構成している。流路(2)は、落差を有して水が流れる水路である。流路(2)の一部は、地下の配管室(6)内を通っている。
流路制御システム(1)は、電動弁(7)、センサ(8)、指令部(9)、開度制御部(10)、及び本発明の実施形態1に係る水力発電システム(11)を含む。電動弁(7)及びセンサ(8)は、配管室(6)内に収容された状態で、流路(2)における配管室(6)内に収容された部分に下流側から順に互いに直列に配置されている。
水力発電システム(11)は、図2にも示すように、水車(15)と、水車(15)によって駆動される発電機(16)と、発電機制御部としての発電機コントローラ(17)と、系統連系インバータ(18)とを備えている。水力発電システム(11)は、発電した電力を電力系統(19)に供給する。電力系統(19)は、いわゆる商用電力である。
水車(15)は、上記流路(2)における配管室(6)内に収容された部分に上記センサ(8)及び電動弁(7)と直列に配置され、配管室(6)内に収容されている。水車(15)は、電動弁(7)よりも下流側に配置されている。水車(15)は、遠心ポンプを用いたポンプ逆転水車である。
発電機(16)は、配管室(6)内に収容され、回転軸(20)を介して水車(15)に連結されている。水車(15)が回転すると、水車(15)によって発電機(16)が駆動される。これにより、発電機(16)が回生運転を行う。回転運転中の発電機(16)は、電力を発生する。
発電機コントローラ(17)は、AC/DCコンバータ(21)、発電電力制御部(22)、電動弁開度判定部(23)、発電機駆動制御部(24)、及びメモリディバイス(25)を有している。発電機コントローラ(17)は、目標発電電力と電動弁(7)によって出力された開度情報とを参照して、発電機(16)のトルクを制御する。目標発電電力は、図示しない制御装置から入力されるか、又は予め固定値に設定されている。
図3は、水車(15)の特性を示すグラフ(特性マップ(M)と呼ぶ)である。図3の縦軸は、水車(15)の有効落差(H)、横軸は、水車(15)を流れる水の流量(Q)である。有効落差(H)は、配水槽(3)の液面から流路(2)の流出端までの間の落差から、配水槽(3)の水が管路を経て流路(2)の流出端に至るまでの管路抵抗に相当する落差を減じたものである。
流路制御システム(1)の運転動作について説明する。
配水槽(3)の水は、流路(2)を流れる。流路(2)の水は、電動弁(7)を通過した後、水車(15)を流れる。水流によって水車(15)が回転すると発電機(16)から電力が発生する。この状態で発電機(16)は回生運転を行っている。
水力発電システム(11)の発電機制御について説明する。
発電機コントローラ(17)が、電動弁(7)の実際の開度の測定値、すなわち電動弁(7)の状態に基づいて特定される電動弁(7)の開度に基づいて、発電機(16)のトルクを制御するので、発電機コントローラ(17)に指令値を直接送信しなくても、指令値を反映した流路(2)の流量制御が可能になる。したがって、指令部(9)と発電機コントローラ(17)とを接続する電気配線が不要となる。したがって、指令部(9)と発電機コントローラ(17)とを接続する電気配線を保護する保護管の埋設工事や当該保護管を配管室(6)に導入するための配管室(6)の穴開け工事が不要となり、電気配線の工事費を削減できる。
本発明の実施形態1の変形例1では、発電電力制御部(22)が、トルクを一定の周期で一定値ずつ変化させ、発電電力を最大にするトルクを山登り法により特定する。フィードバックする発電電力として、発電機(16)の出力、AC/DCコンバータ(21)の出力、又は系統連系インバータ(18)の出力を使用できる。なお、発電機コントローラ(17)及びAC/DCコンバータ(21)に代えて、系統連系マトリクスコンバータを用いてもよい。かかる場合には、系統連系マトリクスコンバータの出力を発電電力として参照できる。発電電力制御部(22)は、この山登り法を実施する過程のトルクを補正前トルクとして出力する。
図4は、本発明の実施形態1の変形例2に係る水力発電システム(11)を備えた流路制御システム(1)を示す。この変形例2では、水車(15)の下流側に圧力センサ(26)が設置されている。また、発電機コントローラ(17)に、発電電力制御部(22)に代えて二次圧力制御部(27)が設けられている。
図6は、本発明の実施形態2に係る水力発電システム(11)を備えた流路制御システム(1)を示す。本実施形態2では、流路(2)に水車(15)が電動弁(7)と並列に接続されている。
図7は、本発明の実施形態3に係る水力発電システム(11)を備えた流路制御システム(1)を示す。本実施形態3では、発電機コントローラ(17)が、AC/DCコンバータ(21)、発電電力制御部(22)、電動弁開度判定部(23)、及び発電機駆動制御部(24)に加え、流量推定部(28)及び電動弁開度推定部(29)を有している。
電動弁(7)の状態に基づかずに発電機(16)の状態に基づいて開度情報を取得できるので、電動弁(7)の状態を示す情報を電動弁(7)から発電機(16)に送信する電気配線を設けなくてもよい。したがって、電気配線のコストを削減できる。
実施形態3の変形例では、図7に仮想線で示すように、電動弁(7)の上流側に、流体の圧力を測定する上流側圧力センサ(30)が設置されている。電動弁(7)の下流側にも、流体の圧力を測定する下流側圧力センサ(31)が設置されている。メモリディバイス(25)には、例えば図9や図10のようなグラフで示されるように、電動弁(7)の流量及び開度の関係が、複数種類の圧損比率PRに対応して記憶されている。
電動弁(7)を含む系の全圧損は、次の式によって表される。
配管の圧損は、摩擦損失係数、配管長、配管口径、流体の密度、及び流量を用いて、ダルシー・ワイスバッハの式あるいはへーゼン・ウィリアムスの式から算出できる。
図11は、本発明の実施形態4に係る水力発電システム(11)を備えた流路制御システム(1)を示す。本実施形態4では、流路(2)に水車(15)が電動弁(7)と並列に接続されている。センサ(8)は、電動弁(7)及び水車(15)と直列に配置されている。
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
2 流路
7 電動弁
8 センサ(流量センサ、圧力センサ)
9 指令部
10 開度制御部
11 水力発電システム
15 水車
16 発電機
17 発電機コントローラ(発電機制御部)
図1は、流路制御システム(1)を示す。この流路制御システム(1)は、上水道に適用される。流路制御システム(1)は、流路(2)を有し、流路(2)は、配水槽(3)と住宅などの水の供給対象(4)や配水池(5)との間の管路を構成している。流路(2)は、落差を有して水が流れる水路である。流路(2)の一部は、地下の配管室(6)内を通っている。
流路制御システム(1)は、電動弁(7)、センサ(8)、指令部(9)、開度制御部(10)、及び本発明の実施形態1に係る水力発電システム(11)を含む。電動弁(7)及びセンサ(8)は、配管室(6)内に収容された状態で、流路(2)における配管室(6)内に収容された部分に下流側から順に互いに直列に配置されている。
水力発電システム(11)は、図2にも示すように、水車(15)と、水車(15)によって駆動される発電機(16)と、発電機制御部としての発電機コントローラ(17)と、系統連系インバータ(18)とを備えている。水力発電システム(11)は、発電した電力を電力系統(19)に供給する。電力系統(19)は、いわゆる商用電力である。
水車(15)は、上記流路(2)における配管室(6)内に収容された部分に上記センサ(8)及び電動弁(7)と直列に配置され、配管室(6)内に収容されている。水車(15)は、電動弁(7)よりも下流側に配置されている。水車(15)は、遠心ポンプを用いたポンプ逆転水車である。
発電機(16)は、配管室(6)内に収容され、回転軸(20)を介して水車(15)に連結されている。水車(15)が回転すると、水車(15)によって発電機(16)が駆動される。これにより、発電機(16)が回生運転を行う。回転運転中の発電機(16)は、電力を発生する。
発電機コントローラ(17)は、AC/DCコンバータ(21)、発電電力制御部(22)、電動弁開度判定部(23)、発電機駆動制御部(24)、及びメモリディバイス(25)を有している。発電機コントローラ(17)は、目標発電電力と電動弁(7)によって出力された開度情報とを参照して、発電機(16)のトルクを制御する。目標発電電力は、図示しない制御装置から入力されるか、又は予め固定値に設定されている。
図3は、水車(15)の特性を示すグラフ(特性マップ(M)と呼ぶ)である。図3の縦軸は、水車(15)の有効落差(H)、横軸は、水車(15)を流れる水の流量(Q)である。有効落差(H)は、配水槽(3)の液面から流路(2)の流出端までの間の落差から、配水槽(3)の水が管路を経て流路(2)の流出端に至るまでの管路抵抗に相当する落差を減じたものである。
流路制御システム(1)の運転動作について説明する。
配水槽(3)の水は、流路(2)を流れる。流路(2)の水は、電動弁(7)を通過した後、水車(15)を流れる。水流によって水車(15)が回転すると発電機(16)から電力が発生する。この状態で発電機(16)は回生運転を行っている。
水力発電システム(11)の発電機制御について説明する。
発電機コントローラ(17)が、電動弁(7)の実際の開度の測定値、すなわち電動弁(7)の状態に基づいて特定される電動弁(7)の開度に基づいて、発電機(16)のトルクを制御するので、発電機コントローラ(17)に指令値を直接送信しなくても、指令値を反映した流路(2)の流量制御が可能になる。したがって、指令部(9)と発電機コントローラ(17)とを接続する電気配線が不要となる。したがって、指令部(9)と発電機コントローラ(17)とを接続する電気配線を保護する保護管の埋設工事や当該保護管を配管室(6)に導入するための配管室(6)の穴開け工事が不要となり、電気配線の工事費を削減できる。
本発明の実施形態1の変形例1では、発電電力制御部(22)が、トルクを一定の周期で一定値ずつ変化させ、発電電力を最大にするトルクを山登り法により特定する。フィードバックする発電電力として、発電機(16)の出力、AC/DCコンバータ(21)の出力、又は系統連系インバータ(18)の出力を使用できる。なお、発電機コントローラ(17)及びAC/DCコンバータ(21)に代えて、系統連系マトリクスコンバータを用いてもよい。かかる場合には、系統連系マトリクスコンバータの出力を発電電力として参照できる。発電電力制御部(22)は、この山登り法を実施する過程のトルクを補正前トルクとして出力する。
図4は、本発明の実施形態1の変形例2に係る水力発電システム(11)を備えた流路制御システム(1)を示す。この変形例2では、水車(15)の下流側に圧力センサ(26)が設置されている。また、発電機コントローラ(17)に、発電電力制御部(22)に代えて二次圧力制御部(27)が設けられている。
図6は、本発明の実施形態2に係る水力発電システム(11)を備えた流路制御システム(1)を示す。本実施形態2では、流路(2)に水車(15)が電動弁(7)と並列に接続されている。
図7は、本発明の実施形態3に係る水力発電システム(11)を備えた流路制御システム(1)を示す。本実施形態3では、発電機コントローラ(17)が、AC/DCコンバータ(21)、発電電力制御部(22)、電動弁開度判定部(23)、及び発電機駆動制御部(24)に加え、流量推定部(28)及び電動弁開度推定部(29)を有している。
電動弁(7)の状態に基づかずに発電機(16)の状態に基づいて開度情報を取得できるので、電動弁(7)の状態を示す情報を電動弁(7)から発電機(16)に送信する電気配線を設けなくてもよい。したがって、電気配線のコストを削減できる。
実施形態3の変形例では、図7に仮想線で示すように、電動弁(7)の上流側に、流体の圧力を測定する上流側圧力センサ(30)が設置されている。電動弁(7)の下流側にも、流体の圧力を測定する下流側圧力センサ(31)が設置されている。メモリディバイス(25)には、例えば図9や図10のようなグラフで示されるように、電動弁(7)の流量及び開度の関係が、複数種類の圧損比率PRに対応して記憶されている。
電動弁(7)を含む系の全圧損は、次の式によって表される。
配管の圧損は、摩擦損失係数、配管長、配管口径、流体の密度、及び流量を用いて、ダルシー・ワイスバッハの式あるいはへーゼン・ウィリアムスの式から算出できる。
図11は、本発明の実施形態4に係る水力発電システム(11)を備えた流路制御システム(1)を示す。本実施形態4では、流路(2)に水車(15)が電動弁(7)と並列に接続されている。センサ(8)は、電動弁(7)及び水車(15)と直列に配置されている。
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
2 流路
7 電動弁
8 センサ(流量センサ、圧力センサ)
9 指令部
10 開度制御部
11 水力発電システム
15 水車
16 発電機
17 発電機コントローラ(発電機制御部)
Claims (10)
- 流体の流量又は圧力の指令値を出力する指令部(9)と、上記指令部(9)により出力された指令値に基づいて、開度目標値を算出する開度制御部(10)と、流体が流れる流路(2)に設けられ、かつ上記開度目標値に応じて開閉する電動弁(7)とを備えた流路制御システム(1)に設けられる水力発電システムであって、
上記流路(2)に上記電動弁(7)と直列又は並列に配置された水車(15)と、
上記水車(15)によって駆動される発電機(16)と、
上記電動弁(7)の開度、又は上記開度目標値を示す開度情報を参照して、上記発電機(16)のトルク及び回転数の少なくとも一方を制御する発電機制御部(17)とを備えていることを特徴とする水力発電システム。 - 請求項1に記載の水力発電システムにおいて、
上記流路(2)には、上記流路(2)を流れる流体の流量又は圧力を測定するセンサ(8)が上記電動弁(7)及び水車(15)と直列に配置され、
上記指令部(9)は、上記センサ(8)の測定値に基づいて、当該センサ(8)の測定値が所望値となるように上記指令値を算出し、
上記発電機制御部(17)は、上記開度情報により示される開度が、0%を超える第1閾値以上であって、かつ100%未満の第2閾値以下となるように、上記発電機(16)のトルク及び回転数の少なくとも一方を制御することを特徴とする水力発電システム。 - 請求項2に記載の水力発電システムにおいて、
上記センサ(8)は、上記流路(2)を流れる流体の流量を測定し、
上記発電機制御部(17)は、上記開度情報により示される開度が、上記第1閾値未満である場合には、上記水車(15)の流量を減少させるようにする一方、上記開度情報により示される開度が、上記第2閾値を超える場合には、上記水車(15)の流量を増大させるように、上記発電機(16)のトルク及び回転数の少なくとも一方を制御することを特徴とする水力発電システム。 - 請求項2に記載の水力発電システムにおいて、
上記センサ(8)は、上記流路(2)を流れる流体の流量を測定し、
上記発電機制御部(17)は、上記開度情報により示される開度が、上記第1閾値未満である場合には、上記水車(15)の有効落差を増大させるようにする一方、上記開度情報により示される開度が、上記第2閾値を超える場合には、上記水車(15)の有効落差を減少させるように、上記発電機(16)のトルク及び回転数の少なくとも一方を制御することを特徴とする水力発電システム。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の水力発電システムにおいて、
上記開度情報に示される開度は、上記電動弁(7)の実際の開度の測定値であることを特徴とする水力発電システム。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の水力発電システムにおいて、
上記開度情報に示される開度は、上記発電機(16)のトルク及び回転数のうちの少なくとも一方に基づいて推定されたものであることを特徴とする水力発電システム。 - 請求項6に記載の水力発電システムにおいて、
上記流路(2)には、上記流路(2)を流れる流体の流量を測定する流量センサ(8)が上記電動弁(7)及び水車(15)と直列に配置され、
上記水車(15)は、上記電動弁(7)と並列に配置され、
上記開度情報に示される開度は、上記発電機(16)のトルク及び回転数のうちの少なくとも一方と、上記流量センサ(8)の測定値とに基づいて推定されることを特徴とする水力発電システム。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載の水力発電システムにおいて、
上記流路(2)には、上記流路(2)を流れる流体の流量を測定する流量センサ(8)が上記電動弁(7)及び水車(15)と直列に配置され、
上記指令部(9)は、上記流量センサ(8)の測定値に基づいて、当該流量センサ(8)の測定値が所望値となるように上記指令値を算出し、
上記発電機(16)のトルク及び回転数の少なくとも一方の変化による流量変化の速度が、上記電動弁(7)の開閉による流量変化の速度よりも遅いことを特徴とする水力発電システム。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載の水力発電システムにおいて、
上記流路(2)には、上記流路(2)を流れる流体の圧力を測定する圧力センサ(8)が上記電動弁(7)及び水車(15)と直列に配置され、
上記指令部(9)は、上記圧力センサ(8)の測定値に基づいて、上記圧力センサ(8)の測定値が所望値となるように上記指令値を算出し、
上記発電機(16)のトルク及び回転数の少なくとも一方の変化による流体の圧力変化の速度が、上記電動弁(7)の開閉による流体の圧力変化の速度よりも遅いことを特徴とする水力発電システム。 - 流体の流量又は圧力の指令値を出力する指令部(9)と、
上記指令部(9)により出力された指令値に基づいて、開度目標値を算出する開度制御部(10)と、
流体が流れる流路(2)に設けられ、かつ上記開度目標値に応じて開閉する電動弁(7)と、
上記流路(2)に上記電動弁(7)と直列又は並列に配置された水車(15)と、
上記水車(15)によって駆動される発電機(16)とを備えた流路制御システムにおいて、
上記電動弁(7)の開度、又は上記開度目標値を示す開度情報を参照して、上記発電機(16)のトルク及び回転数の少なくとも一方を制御することを特徴とする発電機制御方法。
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JP2019175357A JP6849034B1 (ja) | 2019-09-26 | 2019-09-26 | 水力発電システム及び発電機制御方法 |
EP20868817.6A EP4020790A4 (en) | 2019-09-26 | 2020-09-28 | HYDRAULIC POWER GENERATION SYSTEM AND POWER GENERATOR CONTROL METHOD |
PCT/JP2020/036551 WO2021060553A1 (ja) | 2019-09-26 | 2020-09-28 | 水力発電システム及び発電機制御方法 |
CN202080062304.4A CN114341484B (zh) | 2019-09-26 | 2020-09-28 | 水力发电系统及发电机控制方法 |
US17/702,709 US11898532B2 (en) | 2019-09-26 | 2022-03-23 | Hydropower generation system and power generator control method |
Applications Claiming Priority (1)
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