JP2021049207A - 紫外線殺菌設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】紫外線の照射による殺菌の効率を向上させ得る紫外線殺菌設備を提供する。【解決手段】殺菌対象物Oを上流側から下流側へ連続して搬送する連続搬送手段11と、搬送方向Cに沿って配置されて、それぞれ紫外線照射範囲を有する複数の紫外線光源52,54を備える紫外線殺菌設備10である。紫外線殺菌設備10は、紫外線照射範囲から上流側の場所において、連続搬送手段11により搬送されている殺菌対象物Oを検出する検出器13をさらに備える。紫外線殺菌設備10は、検出器13で検出された結果から殺菌対象物Oが紫外線照射範囲に入っていると判断された紫外線光源52により、搬送されている当該殺菌対象物Oに紫外線UVを照射させる制御装置14をさらに備える。【選択図】図1

Description

本発明は、容器などの殺菌対象物を紫外線の照射により殺菌する紫外線殺菌設備に関するものである。
近年、容器などを連続して殺菌する設備として、連続して搬送されている容器などに紫外線または電子線を照射する設備が普及してきている。このような設備は、容器などに殺菌のための薬剤を入れないことから、殺菌された容器に薬剤が残留するおそれのない点で有利である。特に、紫外線を照射する設備は、電子線を照射する設備に比べて、簡素であるという長所がある。
紫外線の照射により殺菌する設備、つまり紫外線殺菌設備は、従来から知られているものとして、容器の殺菌が不十分になる箇所を低減できるものがある(例えば、特許文献1参照)。この紫外線殺菌設備は、搬送されている容器の内部に挿入する昇降可能な照射バーを備え、この照射バーに取り付けられた紫外線発光素子のうち、容器の内部に位置するものが紫外線を照射するように構成されている。
特開2018−104028号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の紫外線殺菌設備では、昇降可能な照射バーを容器に挿入する際に、容器の搬送を停止した上で、照射バーを当該容器に向けて下降させる必要がある。このため、紫外線の照射による殺菌の効率が不十分になる。
そこで、本発明は、紫外線の照射による殺菌の効率を向上させ得る紫外線殺菌設備を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、第1の発明に係る紫外線殺菌設備は、殺菌対象物を上流側から下流側へ連続して搬送する連続搬送手段と、
前記連続搬送手段で殺菌対象物の搬送されている方向に沿って配置されて、それぞれ紫外線を照射する範囲である紫外線照射範囲を有する複数の紫外線光源と、
前記紫外線照射範囲または当該紫外線照射範囲から上流側の場所において、連続搬送手段により搬送されている殺菌対象物を検出する検出器と、
前記検出器で検出された結果から殺菌対象物が紫外線照射範囲に入っていると判断された紫外線光源により、搬送されている当該殺菌対象物に紫外線を照射させる制御装置とを備えるものである。
また、第2の発明に係る紫外線殺菌設備は、第1の発明に係る紫外線殺菌設備における制御装置が、殺菌対象物と当該殺菌対象物が紫外線照射範囲に入っていると判断された紫外線光源との距離に応じて、当該紫外線光源により前記殺菌対象物に紫外線を照射する量を制御するものである。
さらに、第3の発明に係る紫外線殺菌設備は、第1または第2の発明に係る紫外線殺菌設備における複数の紫外線光源が、
連続搬送手段で殺菌対象物が搬送される方向に平行な面から紫外線を出射する側面用紫外線光源と、
前記方向に傾斜した面から紫外線を出射する前後面用紫外線光源とを有するものである。
前記紫外線殺菌設備によると、殺菌対象物が搬送されながら紫外線の照射により殺菌されるとともに、紫外線の過照射が抑制されるので、紫外線の照射による殺菌の効率を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る紫外線殺菌設備の斜視図である。 同紫外線殺菌設備の平面図である。 同紫外線殺菌設備の制御装置を具体的に示す平面図である。 図3に示す殺菌対象物がさらに搬送されて上流側の紫外線光源の紫外線照射範囲に入った平面図である。 図4に示す殺菌対象物がさらに搬送されて下流側の紫外線光源の紫外線照射範囲に入った平面図である。 同紫外線殺菌設備の付加的な構成も示す平面図である。 同紫外線殺菌設備が備える複数の紫外線光源を主として示す拡大平面図である。 図7に示す状態から殺菌対象物がさらに搬送されている状態を示す拡大平面図である。 図8に示す状態から殺菌対象物がさらに搬送されている状態を示す拡大平面図である。 図9に示す状態から殺菌対象物がさらに搬送されている状態を示す拡大平面図である。 図10に示す状態から殺菌対象物がさらに搬送されている状態を示す拡大平面図である。 図11に示す状態から殺菌対象物がさらに搬送されている状態を示す拡大平面図である。 複数の紫外線光源からの紫外線強度に差をつけた状態を示す拡大平面図である。 紫外線を出射する面を傾斜させた紫外線光源と傾斜させない紫外線光源を主として示す拡大平面図である。 図14に示す状態から殺菌対象物がさらに搬送されている状態を示す拡大平面図である。 図15に示す状態から殺菌対象物がさらに搬送されている状態を示す拡大平面図である。 図16に示す状態から殺菌対象物がさらに搬送されている状態を示す拡大平面図である。 図17に示す状態から殺菌対象物がさらに搬送されている状態を示す拡大平面図である。 殺菌対象物の下面を殺菌する紫外線殺菌設備の斜視図である。 図19のA−A断面図である。
[紫外線殺菌設備10]
以下、本発明の実施の形態に係る紫外線殺菌設備について図面に基づき説明する。
図1および図2に示すように、この紫外線殺菌設備10は、殺菌対象物Oを上流側から下流側へ連続して搬送する連続搬送手段11と、この連続搬送手段11で殺菌対象物Oの搬送されている方向(以下、搬送方向Cと称する)に沿って配置された複数の紫外線光源52,54とを備える。ここで、搬送方向Cに沿ってとは、必ずしも搬送方向Cに平行であることに限定されず、搬送方向Cに傾斜することも含む。複数の紫外線光源52,54は、それぞれ紫外線UVを照射する範囲(以下、紫外線照射範囲と称する)を有する。紫外線殺菌設備10は、前記紫外線照射範囲から上流側の場所において、連続搬送手段11により搬送されている殺菌対象物Oを検出する検出器13をさらに備える。なお、前記検出器13は、図示しないが紫外線照射範囲に配置されてもよい。また、紫外線殺菌設備10は、前記検出器13で検出された結果から殺菌対象物Oが紫外線照射範囲に入っていると判断された紫外線光源52,54により、搬送されている当該殺菌対象物Oに紫外線UVを照射させる制御装置14をさらに備える。
前記殺菌対象物Oは、紫外線UVの照射による殺菌が必要な物であれば特に限定されないが、例えば、飲食用または医療用の容器などである。
前記連続搬送手段11は、殺菌対象物Oを連続して搬送するものであれば、特に限定されない。例えば、前記連続搬送手段11は、機械的な動作により殺菌対象物Oを連続して搬送する連続搬送機、または、上面に載置した殺菌対象物Oを自重により連続して滑らせて搬送する傾斜滑走板などである。前記連続搬送機の具体例は、ベルトコンベヤ、スターホイール、または、移動式のグリッパ若しくはバーなどである。前記連続搬送機は、殺菌対象物Oの搬送がトラブルなどにより停止した場合、紫外線光源52,54による紫外線UVの照射を緊急に停止するための外部信号を、制御装置14に送信するように構成されることが好ましい。前記傾斜滑走板は、その上面に殺菌対象物Oを自重により連続して滑らせるために、上流側で高く、下流側で低くなるように傾斜して配置される。ここで、殺菌対象物Oを連続して搬送するとは、1つの搬送手段で複数の殺菌対象物Oを搬送することである。殺菌対象物Oを連続して搬送するに該当するためには、隣り合う殺菌対象物Oの間隔が必ずしも一定である必要は無く、また、複数の殺菌対象物Oのそれぞれ搬送される速度が異なってもよい。例えば、殺菌対象物Oが間欠的に(一時停止しながら)搬送され、または、搬送される速度が途中で変更されても、1つの搬送手段で複数の殺菌対象物Oが搬送されるのであれば、殺菌対象物Oが連続して搬送されると言える。
前記紫外線光源52,54は、搬送方向Cに沿って配置されて、前記連続搬送手段11で搬送されている殺菌対象物Oを紫外線照射範囲に入れ得るものであれば、すなわち、当該殺菌対象物Oに紫外線UVを照射し得るものであれば、特に限定されない。例えば、前記紫外線光源52,54は、紫外線UVランプまたは紫外線LEDなどである。前記紫外線光源52,54は、前記制御装置14による制御の容易性から、紫外線LEDであることが好ましい。また、前記紫外線光源52,54により照射される紫外線UVは、特に限定されないが、殺菌の効率を高めるためにも、UV−Cまたは深紫外線UV(波長域が100〜280nm)であることがさらに好ましい。紫外線光源52,54は複数であればよいが、図1および図2には(後述する図3〜5にも)、紫外線光源52,54は2つである例を示す。なお、複数の紫外線光源52,54を構成する各紫外線光源52,54は、1つの紫外線LEDまたは紫外線ランプなどから構成されてもよく、2つ以上の紫外線LEDまたは紫外線ランプなどから構成されてもよい。
前記検出器13は、紫外線照射範囲から上流側の場所において、連続搬送手段11により搬送されている殺菌対象物Oの有無を検出するものであれば、特に限定されない。例えば、前記検出器13は、光、音波若しくは磁界などを利用したセンサ、または、カメラなどである。前記検出器13は、殺菌対象物Oの有無だけでなく、当該検出器13と殺菌対象物Oとの距離も検出し得るものであることが好ましい。
前記制御装置14は、前記検出器13で検出された結果から殺菌対象物Oが紫外線照射範囲に入っていると判断された紫外線光源52,54により、搬送されている当該殺菌対象物Oに紫外線UVを照射させるものであれば、特に限定されない。図1および図2に示す例では、複数(2つ)の紫外線光源52,54のうち、上流側の紫外線光源52の紫外線照射範囲に殺菌対象物Oが入っているので、前記制御装置14は上流側の紫外線光源52により紫外線UVを照射させている。より詳細な例として、図3に示すように、前記制御装置14は、外部入力部41、到達時間算出部42、有無判定部43、および、照射指示部45を有する。前記外部入力部41は、前記検出器13と各紫外線照射範囲との距離Dn(D1,D2)、および、連続搬送手段11で搬送されている殺菌対象物Oの速度(以下、搬送速度Vと称する)が外部から入力される。前記到達時間算出部42は、前記検出器13と各紫外線照射範囲との距離Dn(D1,D2)、および、前記搬送速度Vから、殺菌対象物Oが検出器13で検出されてから各紫外線照射範囲に到達するまでの各時間Tn(以下、到達時間Tnと称する)を算出する。前記有無判定部43は、前記検出器13で検出された殺菌対象物Oの有無の情報を当該検出器13から受信する。前記照射指示部45は、前記到達時間Tnだけ前に殺菌対象物Oが有ったと判定された紫外線光源52,54により殺菌対象物Oに紫外線UVを照射させる。すなわち、前記照射指示部45は、検出器13を介して有無判定部43で有ると判定された殺菌対象物Oが上流側/下流側の紫外線照射範囲まで搬送された際(検出器13による検出から到達時間Tnだけ経過した際)に、上流側/下流側の紫外線光源52,54により当該殺菌対象物Oに紫外線UVを照射させるものである。なお、前記照射指示部45は、殺菌対象物Oの状態(例えば、前述した検出器13と殺菌対象物Oとの距離)に応じて、殺菌対象物Oに紫外線UVを照射する量(例えば、紫外線強度および照射時間)を制御してもよい。前記制御装置14により紫外線UVを照射する量が制御される紫外線光源52,54は、1つであってもよく、複数であってもよい。
以下、前記紫外線殺菌設備10の動作について説明する。
図3に示すように、連続搬送手段11により、殺菌対象物Oが上流側から下流側へ連続して搬送される。搬送されている殺菌対象物Oは、検出器13の前を通過する際に、検出器13で検出される。図4に示すように、検出器13で検出された結果から殺菌対象物Oが紫外線照射範囲に入っていると判断された上流側の紫外線光源52により、当該殺菌対象物Oに紫外線UVが照射される。その後、図5に示すように、検出器13で検出された結果から殺菌対象物Oが紫外線照射範囲に入っていると判断された下流側の紫外線光源54により、当該殺菌対象物Oに紫外線UVが照射される。
図3〜図5示す制御装置14の例だと、検出器13で検出された殺菌対象物Oの有無の情報は、有無判定部43で受信される。一方で、検出器13と各紫外線照射範囲との距離Dn(D1,D2)、および、前記搬送速度Vが、外部から外部入力部41に入力される。前記距離Dn(D1,D2)および搬送速度Vから、到達時間算出部42により前記到達時間Tnが算出される。照射指示部45で、到達時間Tnだけ前に殺菌対象物Oが有ったと判断されると、殺菌対象物Oを紫外線照射範囲に入れた紫外線光源52,54により紫外線UVを当該殺菌対象物Oに照射させる。すなわち、殺菌対象物Oは、検出器13で検出されてから到達時間Tnだけ経過した際に、紫外線光源52,54により紫外線UVが照射される。言い換えれば、殺菌対象物Oを紫外線照射範囲に入れていない紫外線光源52,54から紫外線UVが照射されないので、紫外線UVの過照射が抑制される。
このように、前記紫外線殺菌設備10によると、殺菌対象物Oが搬送されながら紫外線UVの照射により殺菌されるとともに、紫外線UVの過照射が抑制されるので、紫外線UVの照射による殺菌の効率を向上させることができる。
また、殺菌対象物Oを紫外線照射範囲に入れていない紫外線光源52,54から紫外線UVが照射されないので、紫外線光源52,54により紫外線UVの照射が短時間となる。これにより、紫外線光源52,54の長寿命化が実現されるので、メンテナンス費用を低減することができる。
一方で、前記紫外線殺菌設備10は、図6に示すように、移動装置17、記録装置18、および/または、リジェクト装置19を備えてもよい。
図6に示す前記移動装置17は、紫外線照射範囲から上流側の場所において、連続して搬送されている殺菌対象物Oを整列する方向へ移動させるものである。前記移動装置17は、例えば、搬送されている殺菌対象物Oを前記方向へ案内するガイド71、または、図示しないが殺菌対象物Oを前記方向へ押すプッシャーなどである。前記移動装置17を備える紫外線殺菌設備10によると、前述した効果に加えて、連続して搬送されている殺菌対象物Oが整列するので、紫外線UVの照射による殺菌の効率を向上させることができる。
図6に示す前記記録装置18は、殺菌の工程で重要となる追跡可能性を担保するために、前記制御装置14における情報を記録するものである。前記記録装置18を備える紫外線殺菌設備10によると、前述した効果に加えて、追跡可能性が担保されるので、殺菌の品質管理を向上させることができる。
図6に示す前記リジェクト装置19は、殺菌の不十分な殺菌対象物Oを外部に排出するものである。前記リジェクト装置19は、例えば、殺菌の不十分な殺菌対象物Oを前記排出の経路に導く可動式のリジェクトガイド91と、前記排出の経路を構成する排出口90とを有する。殺菌が不十分になる要因としては、搬送方向Cに隣り合う殺菌対象物Oの間隔が小さ過ぎることにより、殺菌対象物Oによる紫外線UVの影に、その隣の殺菌対象物Oが入ってしまう場合などである。その他には、連続搬送手段11のトラブルなどにより、殺菌対象物Oへの紫外線UVの過照射が生じた場合などである。前記リジェクト装置19を備える紫外線殺菌設備10によると、前述した効果に加えて、殺菌の不十分な殺菌対象物Oが外部に排出されるので、殺菌の品質管理を向上させることができる。
加えて、紫外線光源は複数であるから、前述のように2つに限られず、図7〜図12に示すように、3つでもよい。図7〜図12では、3つの紫外線光源52〜54のうち、隣り合う2つの紫外線光源が同時に紫外線UVを照射することもある例を示す。
図7〜図12に示すように、3つの紫外線光源52〜54が、搬送方向Cに平行に配置されている。これら紫外線光源52〜54は、上流側の紫外線光源52、中流側の紫外線光源53および下流側の紫外線光源54であり、それぞれ紫外線照射範囲を有する。なお、図8〜図11には、紫外線UVを照射している紫外線光源52〜54をハッチングで示す。
図7に示すように、いずれの紫外線光源52〜54も、それぞれの紫外線照射範囲に連続搬送手段11で搬送されている殺菌対象物Oが入っていないので、紫外線UVを出射しない。その後、図8に示すように、上流側の紫外線光源52は、その紫外線照射範囲に殺菌対象物Oが入ったので、紫外線UVを出射することで、当該殺菌対象物Oに紫外線UVを照射する。そして、図9に示すように、上流側の紫外線光源52だけでなく、中流側の紫外線光源53の紫外線照射範囲にも殺菌対象物Oが入る。これにより、上流側の紫外線光源52および中流側の紫外線光源53は、紫外線UVを出射することで、当該殺菌対象物Oに紫外線UVを照射する。次いで、図10に示すように、上流側の紫外線光源52の紫外線照射範囲から殺菌対象物Oが外れるが、中流側の紫外線光源53だけでなく、下流側の紫外線光源54の紫外線照射範囲にも殺菌対象物Oが入る。これにより、中流側の紫外線光源53および下流側の紫外線光源54は、紫外線UVを出射することで、当該殺菌対象物Oに紫外線UVを照射する。その後、図11に示すように、中流側の紫外線光源53の紫外線照射範囲から殺菌対象物Oが外れる。これにより、下流側の紫外線光源54は、紫外線UVを出射することで、当該殺菌対象物Oに紫外線UVを照射する。そして、図12に示すように、下流側の紫外線光源54の紫外線照射範囲から殺菌対象物Oが外れる。これにより、いずれの紫外線光源52〜54も、紫外線UVを出射しない。なお、各紫外線光源52〜54の紫外線照射範囲に殺菌対象物Oが入っているか否かは、検出器13と各紫外線光源52〜54の紫外線照射範囲との距離Dn、および、搬送速度Vから、制御装置14により判断される。
図7〜図12示す紫外線殺菌設備10によると、前述した効果に加えて、同時に複数の紫外線光源52〜54が殺菌対象物Oに紫外線UVを照射するので、紫外線UVの照射による殺菌の効率を向上させることができる。
また、図7〜図12に示す紫外線殺菌設備10では、各紫外線光源52〜54からの紫外線強度について説明しなかったが、図13に示すように、紫外線強度に差をつけてもよい。具体的には、殺菌対象物Oを紫外線照射範囲に入れた複数の紫外線光源52〜54のうち、殺菌対象物Oに最も近い紫外線光源53からの紫外線強度(出力の一例である)を、他の紫外線光源52,54からの紫外線強度よりも低くする。これにより、殺菌対象物Oの紫外線UVが照射されやすい側面(上流側の面と下流側の面との間)で、照射される紫外線UVの量が小さくなる。したがって、図13に示す紫外線殺菌設備10によると、殺菌対象物Oへの紫外線UVの過照射が抑制されるとともに、殺菌対象物Oに照射される紫外線UVの量が上下流側の面と前記側面とで均一に近づくので、紫外線UVの照射による殺菌の効率を向上させることができる。
また、図1〜図13では、複数の紫外線光源52〜54が搬送方向Cに平行に配置されるとして示したが、これに限定されない。例えば、図14〜図18に示すように、複数の紫外線光源57,58は、搬送方向Cに平行な面から紫外線UVを出力する紫外線光源57(以下、側面用紫外線光源57と称する)と、当該搬送方向Cに傾斜した面から紫外線光源58(以下、前後面用紫外線光源58と称する)とを有してもよい。
図14〜図18に示すように、側面用紫外線光源57および前後面用紫外線光源58は、同一の性能を有する紫外線LED61〜66から構成されることが好ましい。この場合、側面用紫外線光源57として紫外線LED63,64が土台67に配置され、前後面用紫外線光源58として別途の紫外線LED61,62,65,66が前記土台67に設けられた傾斜突出部68に配置される。前記土台67の紫外線LED63,64(側面用紫外線光源57)が配置される面と、前記土台67に設けられた傾斜突出部68の紫外線LED61,62,65,66(前後面用紫外線光源58)が配置される面とは、平行でない。このため、側面用紫外線光源57の紫外線UVを出射する面が搬送方向Cに平行であれば、前後面用紫外線光源58の紫外線UVを出射する面が搬送方向Cに傾斜する。前記紫外線LED61〜66は、例えば、上流側から順に、第1紫外線LED61〜第6紫外線LED66である。前記第1紫外線LED61および第2紫外線LED62は、上流側の傾斜突出部68に配置され、前記第5紫外線LED65および第6紫外線LED66は、下流側の傾斜突出部68に配置される。すなわち、前記第1紫外線LED61、第2紫外線LED62、第5紫外線LED65および第6紫外線LED66が、前後面用紫外線光源58に相当する。一方で、前記第3紫外線LED63および第4紫外線LED64が、前記土台67に配置されて、側面用紫外線光源57に相当する。
図示しないが、第1紫外線LED61〜第6紫外線LED66の紫外線照射範囲に殺菌対象物Oが入っていなければ、第1紫外線LED61〜第6紫外線LED66からの紫外線UVの出射が停止されて、殺菌対象物Oに紫外線UVが照射されない。その後、殺菌対象物Oは、第1紫外線LED61により紫外線UVが照射された後(図14参照)、第2紫外線LED62および第3紫外線LED63により紫外線UVが照射される(図15参照)。そして、殺菌対象物Oは、第3紫外線LED63および第4紫外線LED64により紫外線UVが照射された後(図16参照)、第4紫外線LED64および第5紫外線LED65により紫外線UVが照射される(図17参照)。次いで、殺菌対象物Oは、第6紫外線LED66により紫外線UVが照射された後(図18参照)、図示しないが、第6紫外線LED66の紫外線照射範囲から外れれば、第1紫外線LED61〜第6紫外線LED66からの紫外線UVの出射が停止されて、殺菌対象物Oに紫外線UVが照射されない。
図14、図15、図17および図18から明らかなように、前後面用紫外線光源58は、殺菌対象物Oにおける上流側の面と下流側の面とに十分に紫外線UVを照射する。また、図16から明らかなように、側面用紫外線光源57は、殺菌対象物Oにおける側面(上流側の面と下流側の面との間)に十分に紫外線UVを照射する。したがって、図14〜図18に示す紫外線殺菌設備10によると、殺菌対象物Oへの紫外線UVの過照射が抑制されるとともに、殺菌対象物Oに照射される紫外線UVの量が上下流側の面と前記側面とで均一に近づくので、紫外線UVの照射による殺菌の効率を向上させることができる。なお、図15および図17に示すように、側面用紫外線光源57および前後面用紫外線光源58から紫外線UVが殺菌対象物Oに照射される際に、前後面用紫外線光源58と殺菌対象物Oとの距離が、側面用紫外線光源57と殺菌対象物Oとの距離よりも大きい場合がある。この場合、前後面用紫外線光源58から紫外線UVを照射する量(例えば、紫外線強度)を、側面用紫外線光源57から紫外線UVを照射する量よりも大きくしてもよい。
また、前記紫外線殺菌設備10が備える紫外線光源52,54は、搬送されている殺菌対象物Oの片側方に配置されるとして説明したが、両側方に配置されてもよく、または、上方若しくは下方に配置されてもよい。前記紫外線光源52,54は、搬送されている殺菌対象物Oを通過させるトンネルに内壁面に配置されてもよい。前記トンネルは、前記内壁面が殺菌対象物Oの外形に沿った形状になるように形成されたものであることが好ましい。
さらに、前記実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は、前述した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。前記実施の形態で説明した構成のうち「課題を解決するための手段」での第1の発明として記載した構成以外については、任意の構成であり、適宜削除および変更することが可能である。
[下面を殺菌する紫外線殺菌設備]
前記紫外線殺菌設備10(以下、第1の紫外線殺菌設備10と称する)は、殺菌対象物Oの下面に連続搬送手段11が接していれば、当該下面を殺菌することが困難である。このため、第1の紫外線殺菌設備10の上流側および/または下流側に、前記下面を殺菌する紫外線殺菌設備(以下、第2の紫外線殺菌設備と称する)があることが好ましい。
殺菌対象物Oの下面を殺菌するには、当該殺菌対象物Oの下面を紫外線が照射される方向に向けるために、当該殺菌対象物Oを把持して回転させる構成が考えられる。しかしながら、このような構成は、必然的に複雑になる。
一方で、特開2018−203340号公報に開示されているように、連続して搬送されているペットボトルに、上方からガス噴射ノズルで過酸化水素ガスを供給しながら、下面から高圧水銀ランプを光源とした紫外線(UV−A)を照射する構成が知られている。この構成は、特開2018−203340号公報における[発明の効果]の欄に記載されているように、単独では殺菌の効果がないPET材質を透過する波長域を含む紫外線の照射と、過酸化水素との併用により、殺菌の相乗効果を奏するためのものである。PET材質を透過する紫外線とは、特開2018−203340号公報の段落[0020]に記載されているように、波長域が315〜400nmの紫外線(UV−A)である。このような紫外線(UV−A)をペットボトルの下面から照射しても、当該下面は十分に殺菌されない。むしろ、前記構成は、前記下面を透過してペットボトルの内部に至った紫外線(UV−A)と、当該内部に供給された過酸化水素ガスとの相乗効果により、当該内部を殺菌するものであって、前記下面を殺菌するものではない。
そこで、簡素な構成で殺菌対象物Oの下面も十分に殺菌し得る紫外線殺菌設備(第2の紫外線殺菌設備)が要望されている。
以下、このような第2の紫外線殺菌設備について図面に基づき説明する。なお、第1の紫外線殺菌設備10における構成と第2の紫外線殺菌設備における構成とを区別するために、第1の紫外線殺菌設備10における構成である連続搬送手段11および紫外線光源51〜58を、以下では第1の連続搬送手段11および第1の紫外線光源51〜58と称する。
図19に示すように、第2の紫外線殺菌設備20は、殺菌対象物Oを連続して搬送する第2の連続搬送手段21と、この第2の連続搬送手段21に搬送されている殺菌対象物Oに上面で接するとともに複数の穴部23が形成された固定式の固定板22と、前記複数の穴部23から固定板22の上方に紫外線を照射する第2の紫外線光源25とを備える。
前記第2の連続搬送手段21は、殺菌対象物Oを連続して搬送するものであれば特に限定されず、例えば、第1の連続搬送手段11の例として説明した構成と同一である。なお、第1の連続搬送手段11が、第2の連続搬送手段21まで兼ねてもよい。
前記固定板22は、第2の連続搬送手段21に搬送されている殺菌対象物Oに上面で接するとともに複数の穴部23が形成されていれば、特に限定されない。前記固定板22の穴部23は、必ずしも貫通している必要は無く、上方に紫外線を照射させるために上方に開口していればよい。各穴部23の開口は、殺菌対象物Oの搬送を妨げないためにも、殺菌対象物Oの下面よりも小さいことが好ましい。また、複数の穴部23は、前記搬送方向Cで千鳥状に配置されることが好ましい。これにより、殺菌対象物Oの下面において、穴部23の上方を通過する面積が大きく(好ましくは下面全体に)なり、当該下面で紫外線の照射される面積が大きく(好ましくは下面全体に)なるからである。殺菌対象物Oの下面で紫外線UVの照射される面積が大きく(好ましくは下面全体に)なる構成として、図19に示す千鳥状に配置された複数の穴部23以外にも、例えば、搬送方向Cに対して長手方向が傾斜した複数の溝(スリット)、複数の穴部23が平面視で不規則に配置されたパターン、または、搬送されている殺菌対象物Oの下面全体に紫外線UVが照射されるように複数の穴部23が平面視で規則的に配置されたパターンなどでもよい。各穴部23の形状も、図19に示す矩形に限られず、真円形および楕円形などの円形、または、多角形などでもよい。なお、第2の連続搬送手段21が上面に載置した殺菌対象物Oを自重により連続して滑らせて搬送する傾斜滑走板の場合、この傾斜滑走板が前記固定板22を兼ねることも可能である。
前記第2の紫外線光源25は、前記複数の穴部23から固定板22の上方に紫外線を照射するものであれば特に限定されず、例えば、第1の紫外線光源51〜58の例として説明した構成と同一である。第2の紫外線光源25は、図19および図20に示すように、穴部23の内部に配置されてもよく、図示しないが、貫通させた穴部23の下方に配置されてもよい。
前記第2の紫外線殺菌設備20は、必要に応じて、第2の紫外線光源25を冷却する冷却装置24を備える。この冷却装置24は、効率よく第2の紫外線光源25を冷却するために、第2の紫外線光源25に接していることが好ましい。また、前記冷却装置24は、第2の紫外線光源25を冷却するものであれば特に限定されず、例えば、液体または気体の冷却媒体により熱を吸収するものである。
以下、前記第2の紫外線殺菌設備20の動作について説明する。
図19に示すように、第2の連続搬送手段21により、殺菌対象物Oが固定板22の上面に接しながら上流側から下流側へ連続して搬送される。殺菌対象物Oの下面は、固定板22に形成された複数の穴部23の上方を通過する際に、第2の紫外線光源25により紫外線が照射されることで、殺菌される。
このように、前記第2の紫外線殺菌設備20によると、殺菌対象物Oを連続して搬送しながら下面に紫外線が照射されるので、簡素な構造で殺菌対象物Oの下面を十分に殺菌することができる。
ところで、前記第2の紫外線殺菌設備20は、前記第1の紫外線殺菌設備10の上流側および/または下流側に設けられるとして説明したが、前記第1の紫外線殺菌設備10自身に設けられるものでもよい。この場合、第1の連続搬送手段11が、第2の連続搬送手段21まで兼ねることになる。なお、前記第2の紫外線殺菌設備20は、前記第1の紫外線殺菌設備10に設けられず、殺菌対象物Oの下面を殺菌するための独立した設備でもよい。
また、前記第2の紫外線殺菌設備20は、前述した内容に限定されず、最低限の構成として、殺菌対象物Oを連続して搬送する第2の連続搬送手段21と、この第2の連続搬送手段21に搬送されている殺菌対象物Oに上面で接するとともに複数の穴部23が形成された固定式の固定板22と、前記複数の穴部23から固定板22の上方に紫外線を照射する第2の紫外線光源25とを備えるものであればよい。
さらに、前記第2の紫外線殺菌設備20が備える第2の紫外線光源25は、搬送されている殺菌対象物Oの下方に配置されるとして説明したが、片側方若しくは両側方に配置されてもよく、または、上方に配置されてもよい。前記第2の紫外線光源25は、搬送されている殺菌対象物Oを通過させるトンネルに内壁面に配置されてもよい。前記トンネルは、前記内壁面が殺菌対象物Oの外形に沿った形状になるように形成されたものであることが好ましい。
O 殺菌対象物
V 搬送速度
10 紫外線殺菌設備
11 連続搬送手段
13 検出器
14 制御装置
52 上流側の紫外線光源
54 下流側の紫外線光源

Claims (3)

  1. 殺菌対象物を上流側から下流側へ連続して搬送する連続搬送手段と、
    前記連続搬送手段で殺菌対象物の搬送されている方向に沿って配置されて、それぞれ紫外線を照射する範囲である紫外線照射範囲を有する複数の紫外線光源と、
    前記紫外線照射範囲または当該紫外線照射範囲から上流側の場所において、連続搬送手段により搬送されている殺菌対象物を検出する検出器と、
    前記検出器で検出された結果から殺菌対象物が紫外線照射範囲に入っていると判断された紫外線光源により、搬送されている当該殺菌対象物に紫外線を照射させる制御装置とを備えることを特徴とする紫外線殺菌設備。
  2. 制御装置が、殺菌対象物と当該殺菌対象物が紫外線照射範囲に入っていると判断された紫外線光源との距離に応じて、当該紫外線光源により前記殺菌対象物に紫外線を照射する量を制御するものであることを特徴とする請求項1に記載の紫外線殺菌設備。
  3. 複数の紫外線光源が、
    連続搬送手段で殺菌対象物が搬送される方向に平行な面から紫外線を出射する側面用紫外線光源と、
    前記方向に傾斜した面から紫外線を出射する前後面用紫外線光源とを有することを特徴とする請求項1または2に記載の紫外線殺菌設備。
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