JP2021046770A - シールド掘進機のローリング角度調整方法及びシールド掘進機 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の実施形態について説明する。はじめに、シールド掘進機の全体構造について説明する。図1は、シールド掘進機100の側面視における一部断面図である。シールド掘進機100は、トンネルを掘削しながら前進してゆく。その際、シールド掘進機100は、図外のエレクタ装置によって、1区画ずつ環状のセグメント101を固定して、トンネルの壁面を構築してゆく。なお、図1の紙面左方がシールド掘進機100の前方(以下、単に「前方」と称する)であり、図1の紙面右方がシールド掘進機100の後方(以下、単に「後方」と称する)である。
次に、シールドジャッキ40について詳しく説明する。図3は、シールドジャッキ40をシールド掘進機100の中心軸から見た図である。図3の紙面左右方向が前後方向であり、紙面上下方向がシールド掘進機100の周方向(以下、単に「周方向」と称する)である。シールドジャッキ40は、いわゆる油圧ジャッキである。図3に示すように、シールドジャッキ40は、本体41と、ピストンロッド42と、押圧部43と、フランジ44と、を有している。
次に、シールドジャッキ40を固定部30に固定する部材について説明する。本実施形態に係るシールド掘進機100は、固定ボルト50と、フラットスペーサ60と、球面ワッシャ70と、を備えている。これらの部材を用いて、各シールドジャッキ40は、固定部30に固定されている。
次に、シールド掘進機100のローリング角度を調整するローリング角度調整方法について説明する。図6乃至図11は、本実施形態に係るローリング角度調整方法を説明する図である。
以上のとおり、本実施形態に係るシールド掘進機100は、フランジ44を有する複数のシールドジャッキ40と、複数のシールドジャッキ40がシールド掘進機100の周方向に並んだ状態で各シールドジャッキ40のフランジ44が固定される固定部30と、を備えている。そして、本実施形態に係るローリング角度調整方法は、複数のシールドジャッキ40のうち少なくとも1つのシールドジャッキ40のフランジ44と固定部30との隙間に、シールド掘進機100の周方向に沿って厚みが変化する傾斜スペーサ90を挿入することで当該シールドジャッキ40の中心軸をシールド掘進機100の周方向に傾斜させた後、傾斜させたシールドジャッキ40でセグメント101を押すことによりシールド掘進機100を前進させると同時にローリングさせている。
30 固定部
32 ねじ穴
40 シールドジャッキ
44 フランジ
45 貫通孔
50 固定ボルト
51 ねじ頭
60 フラットスペーサ
61 第1フラットスペーサ
62 第2フラットスペーサ
70 球面ワッシャ
71 第1ワッシャ
72 第2ワッシャ
80 ガイド部材
90 傾斜スペーサ
91 第1傾斜スペーサ
92 第2傾斜スペーサ
100 シールド掘進機
101 セグメント
Claims (5)
- シールド掘進機のローリング角度を調整するローリング角度調整方法であって、
前記シールド掘進機は、フランジを有する複数のシールドジャッキと、前記複数のシールドジャッキが前記シールド掘進機の周方向に並んだ状態で各シールドジャッキのフランジが固定される固定部と、を備えており、
前記複数のシールドジャッキのうち少なくとも1つのシールドジャッキのフランジと前記固定部との隙間に、前記シールド掘進機の周方向に沿って厚みが変化する傾斜スペーサを挿入することで当該シールドジャッキの中心軸を前記シールド掘進機の周方向に傾斜させた後、傾斜させたシールドジャッキでセグメントを押すことにより前記シールド掘進機を前進させると同時にローリングさせる、ローリング角度調整方法。 - 前記傾斜スペーサは、前記周方向の一方側の部分に相当し前記シールド掘進機の半径方向に延びる第1傾斜スペーサと、前記周方向の他方側の部分に相当し前記半径方向に延び前記第1傾斜スペーサとは別体の第2傾斜スペーサと、を有しており、
前記フランジと前記固定部の隙間に前記傾斜スペーサを挿入する際、前記周方向の一方側から前記隙間に向かって第1傾斜スペーサを挿入し、前記周方向の他方側から前記隙間に向かって第2傾斜スペーサを挿入する、請求項1に記載のローリング角度調整方法。 - 前記フランジにはそれぞれ複数の貫通孔が形成されており、
前記複数の貫通孔を貫通する複数の固定ボルトによって各シールドジャッキのフランジは前記固定部に固定されており、
前記フランジと前記固定部の隙間に前記傾斜スペーサを挿入する際、前記複数の固定ボルトのうち一部の固定ボルトを取り外した後、取り外した固定ボルトに対応する貫通孔に棒状のガイド部材を貫通させて前記固定部に固定し、その後、前記複数の固定ボルトのうち残りの固定ボルトを取り外す、請求項2に記載のローリング角度調整方法。 - シールド掘進機であって、
貫通孔が形成されたフランジを有する複数のシールドジャッキと、
前記複数のシールドジャッキが当該シールド掘進機の周方向に並んだ状態で各シールドジャッキのフランジが固定される固定部と、
前記貫通孔を貫通して各シールドジャッキのフランジを前記固定部に固定する固定ボルトと、
前記フランジと前記固定部の隙間に挿入された厚みが一定のフラットスペーサと、
前記フランジと前記固定ボルトのねじ頭との間に位置し、球面状の凹座面を有する第1ワッシャと前記凹座面に接する球面状の凸座面を有する第2ワッシャとを含む球面ワッシャと、を備えたシールド掘進機。 - 前記フラットスペーサは、前記周方向の一方側の部分に位置し前記シールド掘進機の半径方向に延びる第1フラットスペーサと、前記周方向の他方側の部分に位置し前記半径方向に延び前記第1フラットスペーサとは別体の第2フラットスペーサと、を有する、請求項4に記載のシールド掘進機。
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Citations (6)
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-
2019
- 2019-09-20 JP JP2019171801A patent/JP2021046770A/ja active Pending
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