JP2021046715A - 管継手及び管継手の設置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、管継手およびその設置構造の提供を目的とする。【解決手段】本発明の管継手は、筒状に形成された継手本体27と、端部が前記継手本体の側面に接続され、前記端部に形成された開口が前記継手本体内に連通し、横管路部22が接続される側方継手部30と、前記継手本体の内部に挿入された環状体43から延出されて前記継手本体の内周面から張り出すように設けられ、前記継手本体の軸線方向に延在し、前記側方継手部に望む位置に形成された逆流防止部31Dとを備えたことを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、管継手及び管継手の設置構造に関する。
従来から、以下の特許文献1に記載されたような、樹脂製の排水集合管が知られている。
特許文献1に記載された排水集合管は、管本体に複数の横枝管を接続し、管本体の内側に管軸方向に張り出す逆流防止用の縦リブを複数設け、管本体の内側に流体旋回用の旋回羽根を設けた構造が採用されている。
また、以下の特許文献2に記載のように、複数の横枝管を接続した管状の継手構成部材において内部に複数の縦リブを一体的に設けた構造が知られている。
特開2011−085014号公報 特開2011−153478号公報
横枝管を複数接続した樹脂製の排水集合管において、内部に縦リブを一体的に設けた構造を採用すると、排水集合管を成形するための金型の構造が複雑になる問題がある。
例えば、縦リブを一体化した排水集合管を成形する場合、肉厚な縦リブの部分に樹脂収縮に起因するヒケを生じるおそれがあり、ヒケの発生が原因となって排水集合管が変形するおそれがある。このため、排水集合管に形成可能な縦リブの形状には一定の制限を生じる問題がある。
なお、金型による成型時に型を抜く方向と平行な方向に沿ってのみ縦リブを形成することが可能となるが、このため、縦リブの形状に制約を生じる問題がある。
また、排水集合管の内部には水流調節のための羽根部材が設けられるが、羽根部材を設ける位置が縦リブと干渉しない位置に制限される問題がある。
更に、縦リブを備えた排水集合管を樹脂により一体形成する場合、成形用金型のゲート位置に制約を生じる問題がある。例えば、縦リブを備える排水集合管の側面側にゲートを配置すると、金型の縦リブ成形用空所の隅々まで樹脂を充填することが難しくなるので、ゲート位置の選定が制約される問題がある。
本発明は、前述した事情に鑑み、逆流防止部を設けた排水集合管を備える管継手であっても、金型構造を複雑にすることなく、逆流防止部にヒケなどの成形欠陥を生じることなく成形が可能な管継手とその設置構造を提供することを目的とする。また、本発明は、逆流防止部の形状の自由度が高い管継手とその設置構造の提供を目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の形態を提案している。
「1」本形態に係る管継手は、筒状に形成された継手本体と、端部が前記継手本体の側面に接続され、前記端部に形成された開口が前記継手本体内に連通し、横管路部が接続される側方継手部と、前記継手本体の内部に挿入された環状体から延出されて前記継手本体の内周面から張り出すように設けられ、前記継手本体の軸線方向に延在し、前記側方継手部に望む位置に形成された逆流防止部と、を備えることを特徴とする。
本形態によれば、例えば、横管路部から継手本体内に流れ込んだ排水は、対向する継手本体の内周面に突き当たり、排水の反射流を生じる等しても、この反射流は逆流防止部にぶつかって導かれるため、排水の反射流などが他の横管路部側に逆流することを抑制できる。
逆流防止部を備えた環状体を継手本体内に設けることにより、逆流防止部を継手本体内部の目的の位置に設置できる。
逆流防止部を備えた環状体は継手本体と別体構成が可能であり、継手本体を成形する場合に逆流防止部と環状体を含めた構成としての成形性は考慮する必要が無い。このため、逆流防止部を備えた構成であっても、継手本体の成形性を難しくすることがなく、管継手を製造し易くできる。
「2」本形態に係る管継手において、前記継手本体が、上下方向に延びるように配置され、かつ、筒状の本体上部と筒状の本体中間部と筒状の本体下部を有し、前記側方継手部が前記本体上部に設けられ、前記環状体が前記本体上部と前記本体中間部との間に介挿された構成を採用できる。
逆流防止部を備えた環状体を本体上部と本体中間部との間に介挿することで逆流防止部を目的の位置に設置できる。
「3」本形態に係る管継手において、前記継手本体が、上下方向に延びるように配置され、かつ、筒状の本体上部と筒状の本体下部を有し、前記側方継手部が前記本体上部に設けられ、前記本体下部の上端部に前記環状体が形成された構成を採用できる。
逆流防止部を備えた環状体を本体下部に備えることで継手本体に本体下部を接続することで逆流防止部を目的の位置に設置できる。
「4」本形態に係る管継手において、前記継手本体が、上下方向に延びるように配置され、かつ、筒状の本体上部と筒状の本体中間部と筒状の本体下部を有し、前記側方継手部が前記本体上部に設けられ、前記本体中間部の上端部に前記環状体が形成された構成を採用できる。
逆流防止部を備えた環状体を本体中間部に備えることで継手本体に本体中間部を接続することで逆流防止部を目的の位置に設置できる。
「5」本形態に係る管継手において、前記側方継手部が、前記逆流防止部の前記軸線方向の両端部よりも、前記軸線方向の内側に位置された構成を採用できる。
逆流防止部の前記軸方向両端部より内側に側方継手部を設けることで、逆流防止部を側方継手部の開口近傍に確実に望ませることができ、逆流防止効果を得ることができる。
「6」本形態に係る管継手は、前記環状体から前記軸線方向に突出するように延在され、前記継手本体内を通過する水の流れを旋回させる旋回羽根が設けられた構成を採用することができる。
逆流防止部を設けた環状体に旋回羽根を設けるならば、環状体を継手本体内に設置することにより逆流防止部と旋回羽根の設置が完了する。この旋回羽根を設けることにより、継手本体を通過する水流を旋回流として下方に流すことができ、スムーズな排水ができ、横管路部側への逆流防止もなし得る。
「7」本形態に係る管継手は、前記環状体と前記逆流防止部が樹脂一体形成物からなる構成を採用できる。
環状体と逆流防止部を樹脂一体成形物とすることにより、環状体と逆流防止部を容易に一体構造とすることができ、環状体に対し正確な位置に高い構造強度で逆流防止部を設けることができる。この構造により、環状体を継手本体の規定の位置に設置することで構造強度の高い逆流防止部を継手本体内部の正確な位置に取り付けることができる。
「8」本形態に係る管継手において、前記継手本体が上下方向に伸びるように配置され、前記継手本体の上端部に設けられ、縦管路部が接続される上方継手部を備え、前記逆流防止部の前記継手本体の軸線に向かう張り出し高さが、前記上方継手部から流れ落ちる水との干渉を回避する高さであることが好ましい。
この構造により、上方継手部から流れ落ちる水が逆流防止部に当たることを抑制できる。
このため、水が逆流防止部に当たって生じる音(異音)の発生を抑制できる結果、管継手の近くに建築物の使用者がいた場合に異音発生に伴うクレームを生じ難い。
「9」本形態に係る管継手の設置構造は、「1」〜「8」のいずれかに記載の管継手が、スラブを上下方向に貫通する貫通孔に前記継手本体を挿通し、前記継手本体周りの貫通孔に充填材を充填し、前記逆流防止部の底部側を前記充填材の充填位置の内側に配置して前記スラブに設置された構成を採用できる。
この構造により、上述の種々の作用を奏する管継手をスラブの貫通孔に配置した建築物を提供できる。
「10」本形態に係る管継手の設置構造は、前記継手本体において、前記スラブの貫通孔を挿通した部分に熱により膨張して前記継手本体の管路を閉じる熱膨張管または熱膨張シートが配置された構成を採用できる。
この構造により、管継手を設置したスラブの下層階において火災が発生しても、火災の熱によりスラブの貫通孔を自動的に閉塞できるので、火災発生により生じる炎や煙をスラブよりも上の階に伝えることのない構造を提供できる。
本形態の管継手によれば、横管路部から継手本体内に流れ込んだ排水は、対向する継手本体の内周面に突き当たり、排水の反射流等を生じたとして、反射流は逆流防止部にぶつかって抑制されるため、排水の反射流などが他の横管路部側に逆流することを抑制できる。
逆流防止部を備えた環状体は継手本体と別体構成が可能であり、継手本体を成形する場合に逆流防止部と環状体を含めた構成としての成形性は考慮する必要が無い。このため、逆流防止部を備えた管継手の構成であっても、継手本体の成形性を難しくすることがない。
また、環状体を設置する位置を調整することで、継手本体内の目的の位置に逆流防止部を設置できる。
本発明に係る第1実施形態の管継手が使用される建築物の一部を示す断面図である。 同管継手の縦断面図である。 図2中のIII−III線に相当する断面略図である。 本発明に係る第2実施形態の管継手の縦断面図である。 本発明の第1実施形態の第1変形例に係る管継手の横断面略図である。 本発明の第1実施形態の第2変形例に係る管継手の横断面略図である。 本発明の第1実施形態の第3変形例に係る管継手の横断面略図である。 本発明に係る第3実施形態の管継手の縦断面図である。 同管継手に取り付けられている蓋部材の斜視図である。 本発明の第4実施形態の管継手の縦断面図である。 本発明の第5実施形態の管継手の縦断面図である。
以下、本発明に係る管継手の実施形態を、図1〜図11を参照しながら説明する。
図1に、本実施形態の管継手24が使用される、集合住宅やオフィスビルディング等の建築物1を示す。建築物1は、その内部に排水路21を備えている。排水路21は、各階で発生した排水を集める横管路部22と、横管路部22が集めた排水を下方に向かって流す縦管路部23と、横管路部22と縦管路部23とを接続する管継手24と、を備えている。なお、図1においては、後述する側方継手部30Bは示していない。
建築物1は、各階を上下方向に仕切る床スラブ11を備えている。床スラブ11は、水平面に沿って延びている。
横管路部22は、管継手24側が水勾配程度に下方となるように、床スラブ11上をほぼ水平面に沿って延びている。縦管路部23は、上下方向に延びている。横管路部22及び縦管路部23は、樹脂等で管状に形成されている。
管継手24は、塩化ビニル等の難燃性を有する樹脂で形成されている。図2及び図3に示すように、管継手24は、継手本体27と、上方継手部28と、下方継手部29と、側方継手部30と、逆流防止リブ(逆流防止部)31と、を備えている。
管継手24は、上方継手部28及び側方継手部30が床スラブ11よりも上方に位置するように、床スラブ11に形成された貫通孔11aに挿入されている(図2参照)。
継手本体27は、自身の軸線Cが上下方向に延びる円筒状に形成されている。継手本体27は、本体上部34と、本体中間部35と、本体下部36と、を備えている。本体上部34、本体中間部35、及び本体下部36は、円筒状に形成され、互いに同軸上に配置されている。
本体上部34には、前述の上方継手部28及び側方継手部30が固定されている。本体上部34の大部分は、床スラブ11の貫通孔11aよりも上方に突出されている。
上方継手部28は、円筒状に形成され、本体上部34の上端部に本体上部34と同軸に設けられている。上方継手部28の内部空間は、本体上部34の内部空間と連通されている。
例えば、上方継手部28は、継手本体27と縦管路部23とを熱伸縮の影響を吸収できるように接続する伸縮用受口である。上方継手部28は、円筒状の受口本体部39と、この受口本体部39の端部に挿入されたゴム製のシール部材40と、受口本体部39の端部に外側から嵌め合わされシール部材40を保持するキャップ部41と、を備えている。受口本体部39の下端部には、軸線Cと同軸に開口部39aが形成されている。例えば、開口部39aは、上方継手部28の中で内径が一番小さい部分である。
上方継手部28は、本体上部34の上端部に形成された開口に装着された状態で接着等により固定されている。上方継手部28内には、縦管路部23の下端部が挿入され、上方継手部28に縦管路部23が接着等により固定(接続)されている。すなわち、上方継手部28は縦管路部23の受口である。
本実施形態では、側方継手部30として、複数の側方継手部30A、30B、30C(本実施形態では3つ)が本体上部34に固定されている(図3参照)。なお、側方継手部30A、30B、30Cをまとめて側方継手部30とも言うことがある。また、後述する逆流防止リブ31A、31B、31Cについても同様に、これらをまとめて逆流防止部31と言うことがある。
側方継手部30A、30B、30Cは、継手本体27の軸線C周りに、例えば90°ごとに配置されている。側方継手部30Aと側方継手部30Cとは、本体上部34を介して対向している。
側方継手部30A、30B、30Cは円筒状に形成され、自身の軸線が水平面に沿うように配置されている。側方継手部30A、30B、30Cの各端部は、本体上部34の側面に接続されている。側方継手部30A、30B、30Cの端部に形成された開口30aA、30aB、30aCは、本体上部34内に連通されている。
側方継手部30A、30B、30Cの端部における開口30aA、30aB、30aCの周縁部には、側方継手部30A、30B、30Cの径方向内側に向かって突出する側方ストッパ30bA、30bB、30bCがそれぞれ形成されている。側方ストッパ30bA、30bB、30bCは、環状に形成され、側方継手部30A、30B、30Cの端部における内周面に設けられている。
側方継手部30A、30B、30C内には、横管路部22の端部が挿入されいて、側方継手部30A、30B、30Cに横管路部22が接着等により固定されている。以下の説明では、側方継手部30A、30B、30Cに固定された横管路部22を、横管路部22A、22B、22Cと言う場合がある。
横管路部22の端部は側方ストッパ30bA、30bB、30bCに係止されている。側方継手部30B、30Cの内径、及びこれらに対応する横管路部22の端部の外径は、互いに同等である。また、側方継手部30Aの内径、及びこれに対応する横管路部22の端部の外径は、側方継手部30B、30Cの内径、及びこれに対応する横管路部22の端部の外径より小さく形成されている。側方ストッパ30bA、30bB、30bCの壁部の径方向の長さは、横管路部22の壁部の径方向の長さよりも短い。このため、横管路部22の継手本体27側の端部の内周面の下端よりも、側方ストッパ30bA、30bB、30bCの内周面の下端の方が下方に配置されている。
本実施形態において側方継手部30A、30B、30Cは詳細には図2に示す構造を有するが、図3ではこれら継手部の構造を簡略化して示し、継手本体27と横管路22との接続関係のみ描いている。
図2の詳細構造に示すように側方継手部30Aには、円筒状の第1ブッシュ32と第1パッキン33と第1リング37が設けられている。第1ブッシュ32は、本体管32Aからなり、その外周部よりの内側位置に小径円筒状の区画壁32Bが形成されている。
第1ブッシュ32を側方継手部30Aに装着した状態で軸線を水平向きとする区画壁32Bの内側に第1パッキン33を介して横管路部22Aの先端部が挿入されている。図2の例では側方継手部30Aに小径の横管路部22Aが接続されるので、区画壁32Bが横管路部22Aの受口となる。
また、側方継手部30Cには、円筒状の第2ブッシュ42と第2パッキン44と第2リング46が設けられている。第2ブッシュ42は側方継手部30Cに装着され、その内側に横管路部22Cの先端部が挿入されている。第2ブッシュ42が横管路部22Cの受口となる。なお、側方継手部30Bは図2において記載を略しているが側方継手部30Cに設けられている第2ブッシュ42、第2パッキン44、第2リング46と同等の構造が採用されている。側方継手部30Bに横管路部22Bの先端部が挿入されている。
本体上部34内には、第一旋回羽根45が設けられている。
第一旋回羽根45は、本体上部34の内周面のうち、開口30aCに対して開口30aBとは継手本体27の周方向に反対向きの位置である開口30aCの縁部に配置されている。
第一旋回羽根45は、本体上部34に接着等により固定されているか、射出形成等により本体上部34と一体に形成されている。
図2に示すように、本体中間部35の上部側が床スラブ11の貫通孔11aに挿入されている。本体中間部35の上端部は、本体上部34の下端部内に挿入され、本体上部34に接着等により固定されている。本体中間部35内には、第二旋回羽根47が設けられている。なお、本体中間部35よりも外側であって床スラブ11の貫通孔11aの内側部分には、モルタル等の充填材48が充填され、この充填材48により継手本体27の外側の貫通孔11aが塞がれている。
貫通孔11aに挿入されている本体上部34の下端部内側であって、この下端部内側に挿入されている本体中間部35の上端部より上の部分には平面視C字型の環状体43が内挿され、この環状体43の内側に一体化されて上方に延在する逆流防止リブ(逆流防止部)31が設けられている。
本体上部34の下端部内周側であって、床スラブ11の上面と略同一高さ位置に内周段部34aが形成され、この内周段部34aの直下に環状体43が配置されている。内周段部34aの下面34bは床スラブ11の上面より若干低い位置に形成されているので、下面34bは床スラブ11に形成されている貫通孔11aの内側に配置されている。
環状体43は、本体上部34の内周段部34aと本体中間部35の上端部との間に挟持された状態で接着等により本体上部34内に固定されている。
なお、逆流防止リブ31は環状体43と一体成形した樹脂製のものが望ましいが、それぞれ別体構成としてそれらを接着や嵌合により組み立てたものでも良い。環状体43と逆流防止リブ31は継手本体27を構成する樹脂と同等の樹脂からなるが、環状体43と逆流防止リブ31を別体とする場合は個々に異なる樹脂から構成されていても良い。
逆流防止リブ31は、その下端部を環状体43の内周部に一体化して上方に伸びるように延在された細長い長方形板状のリブであり、逆流防止リブ31は、本体上部34の内周面から軸線Cに向かって張り出すように設けられている。
逆流防止リブ31は、本体上部34の内周面における側方継手部30A、30B、30Cの開口30aA、30aB、30aCから継手本体27の周方向に位置をずらした部分から軸線Cに向かって張り出すように設置されている。
逆流防止リブ31は、その下端を側方継手部30A、30B、30Cの開口30aA、30aB、30aCのいずれの下端よりも若干下方に配置させて本体上部内に設けられている。
本実施形態の逆流防止リブ31は、図3に示すように本体上部34の内周回りに4本形成されているが、開口30aA、30aBの左右両側に形成されている逆流防止リブ31A、31B、31Cはその上端部を開口30aA、30aBの上端より若干低い位置まで延在させた長さの逆流防止リブ31である。これらに対し、逆流防止リブ31Dはその上方に第1旋回羽根45が設けられているので、第1旋回羽根45との干渉を避けるために逆流防止リブ31Dはその上端を第1旋回羽根45の若干下方まで延在させている。このため、図2に示すように逆流防止リブ31Aの上下方向の長さより逆流防止リブ31Dの上下方向の長さが短く形成されている。
逆流防止リブ31A、31B、31C、31Dは、上部継手部28側から流れ落ちる排水との干渉を回避できるような軸線Cに向かった張り出し高さであることが好ましい。ここで言う上部継手部28側から流れ落ちる排水とは、上部継手部28に挿入される縦管路部23から流れ落ちる排水のことを意味する。
例えば、上部継手部28から流れ落ちる排水との干渉を回避できるとは、図3に示すように継手本体内部を平面視した状態において、上部継手部28の開口部39a内に逆流防止リブ31が配置されていないことを意味する。
本実施形態において、管継手24は、逆流防止リブ31として、4つの逆流防止リブ31A、31B、31C、31Dを備えている。逆流防止リブ31Aは、図3に示す平面視において、本体上部34の内周面のうち、開口30aAに対して開口30aBとは継手本体27の周方向に反対向きの開口30aAの縁部に配置されている。
逆流防止リブ31Bは、本体上部34の内周面のうち、開口30aAと開口30aBとの間の位置に配置されている。逆流防止リブ31A、31Bは、開口30aAを継手本体27の周方向に左右両側から挟み込んでいる。
逆流防止リブ31Cは、本体上部34の内周面のうち、開口30aBと開口30aCとの間の位置に配置されている。逆流防止リブ31B、31Cは、開口30aBを周方向に左右両側から挟み込んでいる。
逆流防止リブ31Dは、本体上部34の内周面のうち、開口30aAと開口30aCとの間であって開口30aCの縁部に配置されている。逆流防止リブ31C、31Dは、開口30aCを周方向に左右両側から挟み込んでいる。
図3に示すように、逆流防止リブ31A、31B、31C、31Dは、管継手24の外部から横管路部22Cを通して見える領域R1の外部であって、管継手24の外部から横管路部22Bを通して見える領域R2の外部に配置される張り出し高さであることが好ましい。
本体下部36は、下方に向かうに従い漸次、外径及び内径がそれぞれ小さくなる管状体である。本体下部36は、床スラブ11の貫通孔11aよりも下方に突出している。本体下部36には、上端壁36Aとそれ以外の下窄まり部分との境界部分に段部36aが形成されている。
本体下部36において前記段部36aよりも上に位置する上端壁36Aは、一定の内径を有するリング状に形成され、上端壁36Aの内径は、本体下部36の上端壁以外の部分の内径よりも大きい。前記上端壁36Aの内部には、本体中間部35の下端部が挿入され、本体中間部35が段部36aにより下方に向かって係止されている。本体中間部35は、本体下部36に接着等により固定されている。
本体下部36の下端部の内周面には、本体下部36の径方向内側に向かって突出した第三旋回羽根49が設けられている。
下方継手部29は、円筒状に形成され、本体下部36の下端部に本体上部34と同軸に設けられている。下方継手部29と本体下部36の下端部との間には、下方継手部29の内径が本体下部36の下端部の内径よりも大きいことにより、下方ストッパ29aが形成されている。
下方継手部29内には、縦管路部26の上端部が挿入され、下方継手部29に縦管路部26が接着等により固定されている。縦管路部26が下方ストッパ29aに下方ストッパ29aの下方から係止されることにより、下方継手部29に対し縦管路部26が上方に移動することを規制している。
次に、以上説明のように構成された排水路21の動作について、管継手24を中心に説明する。
建築物1において、各階で横管路部22により集められた排水は、管継手24内に流れ込む。排水は、流量が多いときには横管路部22内の大部分を占めて流れるが、流量が少ないときには、横管路部22内の下端部に沿って流れる。
例えば、図3において、横管路部22Bから管継手24の継手本体27内に流れ込んだ排水は、開口30aBに対向する継手本体27の内周面に突き当たる。排水の反射流が逆流防止リブ31A、31Dにぶつかって下方に導かれるため、排水が横管路部22A側、22C側に逆流することを抑制できる。
また、旋回羽根45、47、49により排水が旋回しながら下方に向かって流れるように導かれるため、排水の反射流が横管路部22C側に逆流することを抑制できる。
管継手24から縦管路部23内を通って下方に流れた排水は、図示しない排水処理設備により適宜処理される。
本実施形態の管継手24によれば、逆流防止リブ31は、上方継手部28から流れ落ちる排水が干渉しない程度の軸線Cに向かった張り出し高さである。このため、上方継手部28から流れ落ちる排水が逆流防止リブ31に当たることを抑制できる。
従って、排水が逆流防止リブ31に当たりにくくなり、排水が逆流防止リブ31に当たって生じる音(異音)の発生を抑えることができる。従って、管継手24の近くに建築物1の使用者がいた場合であっても、騒音に関しクレーム発生のおそれを抑制できる。
本実施形態の管継手24によれば、逆流防止リブ31A、31B、31C、31Dを環状体43とともに樹脂一体成形物として構成し、継手本体27と別体に構成できる。このため、継手本体27の成形を行う金型を複雑な構成とすることなく本実施形態の構成を実現できる。また、環状体43に逆流防止リブ31A、31B、31C、31Dを設けた構成は複雑な構成ではないので、これらを成形する金型も複雑なものは必要がなく、容易に実現できる構成である。
環状体43に一体成形する逆流防止リブ31A、31B、31C、31Dは、環状体43の周方向任意の位置に形成可能であり、それらの厚さや幅も自由に成形できるので、継手本体27内の任意の位置に目的の形状の逆流防止リブ31A、31B、31C、31Dを設けることができる。仮に、逆流防止リブ31A、31B、31C、31Dを継手本体27に一体成形すると、金型形状の制約、型抜き方向の制約、ゲート位置の制約、樹脂の収縮による制約等があって、逆流防止リブ31A、31B、31C、31Dを自由な形状にすることができず、また、設置できる位置も狭い範囲に制約される。
この点において上述の構造であるならば、旋回羽根45との位置的干渉を避けることを考慮すると、その他の制約はなく、逆流防止リブ31A、31B、31C、31Dを設ける位置と形状の自由度を高くすることができる構造となる。
本実施形態の管継手24は、以下に説明するようにその構成を様々に変形させることができる。
図4に示す管継手56のように、本体中間部35を略し、本体下部36の上端壁36Aを本体上部34の下端部内側に直接挿入して継手本体27を構成しても良い。
この構造の場合、第1実施形態において環状体43の内側に設けていた4つの逆流防止リブ31A、31B、31C、31Dを本体下部36の環状体である上端壁36Aの内側に設けることができる。
本体下部36の上端壁36Aを環状体と見立ててその内周側に4つの逆流防止リブ31A、31B、31C、31Dを設けることにより、図4に示す構造において、図2に示す実施形態の構造と同等の作用効果を得ることができる。
本体下部36の上端壁36Aを本体上部34の内周段部34aに突き当てた状態で上端壁36Aが本体上部34の内周面に接着等により固定されている。
このように構成することにより、本体中間部35を略し、継手本体27の構成を簡略化することができる。
図5に示す管継手61のように、先の実施形態の管継手24において、側方継手部30C及び逆流防止リブ31Bを備えなくてもよい。
図6に示す管継手66のように、先の実施形態の管継手24において、第一旋回羽根45に代えて、逆流防止リブ31である逆流防止リブ31Dのみを他の逆流防止リブ31A、31Bと同じ高さとして備えてもよい。逆流防止リブ31C、31Dは、開口30aCを継手本体27の周方向に左右から挟み込んでいる。
図7に示す管継手71のように、変形例の管継手61において、旋回羽根45、47を備えなくてもよい。
以上の構成のように、管継手が備える逆流防止リブ31の数や配置は特に限定されない。また、管継手は、旋回羽根を備えなくてもよい。
図8及び図9に示す管継手76のように、継手本体77は、軸線が上下方向に沿って延びる円筒状に形成され、継手本体77の上端部に、有底円筒状に形成された蓋部材82が着脱可能に取り付けられている。すなわち、継手本体77の上端部内に蓋部材82の周壁部82aが挿入され、嵌合されている。蓋部材82の周壁部82aにおける開口周縁部には、第一旋回羽根45が連結片83を介し固定されている。
継手本体77は、射出形成等により樹脂等を用いて一体に形成されている。蓋部材82、第一旋回羽根45、及び連結片83は、射出形成等により一体に形成されている。
その他の構成は図2に示す構造と同等である。
図10に示す管継手91のように、先の実施形態の管継手24に設けていた本体中間部35に代えて本体中間部92を備えてもよい。また、本実施形態の逆流防止リブ31を設けた環状体43においては、環状体43から下方に延出するように第二旋回羽根57を設けている。このように環状体43に第二旋回羽根57を設けることで本体中間部92に第二旋回羽根57を設けなくても良い。第二旋回羽根57を環状体43に設けることで、本体中間部92の構造を簡略化できる。なお、環状体43の上部側に図10の2点鎖線に示すように別途第一旋回羽根58を設け、図10に描かれている第一旋回羽根45を略することもできる。
本体中間部92は、本体中間部35とは形成されている材料が異なる。本体中間部92は、ポリ塩化ビニル系樹脂と吸熱剤とを含む樹脂組成物(A)、又は、ポリ塩化ビニル系樹脂と熱膨張開始温度が240℃以上である熱膨張性黒鉛とを含む樹脂組成物(B)を含有する熱膨張管である。
本体中間部92は、逆流防止リブ31の下端よりも下方に配置されていることが好ましい。
樹脂組成物(A)に含まれるポリ塩化ビニル系樹脂は、例えば、ポリ塩化ビニル単独重合体;塩化ビニルモノマーと、該塩化ビニルモノマーと共重合可能な不飽和結合を有する他のモノマーとの共重合体;ポリ塩化ビニル系樹脂以外の重合体に塩化ビニルモノマーをグラフト共重合したグラフト共重合体等である。前記ポリ塩化ビニル系樹脂は、1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
樹脂組成物(A)に含まれる吸熱剤は、加熱された際に吸熱作用を有して温度上昇を抑制する化合物である。例えば、加熱された際に脱水反応等の吸熱反応が生じる化合物を吸熱剤として使用できる。
樹脂組成物(B)に含まれるポリ塩化ビニル系樹脂としては、樹脂組成物(A)に含まれるポリ塩化ビニル系樹脂と同様のものを使用できる。
樹脂組成物(B)に含まれる熱膨張性黒鉛は、熱膨張開始温度が240℃以上、好ましくは260℃以上のものである。
このように構成された管継手91は、所定の床スラブ11よりも下方の階で火災が発生した際に、火災の熱によって、本体中間部92が径方向内側に膨張し、本体中間部92の内部空間を閉塞する。これにより、炎、煙等が本体中間部92の内部空間を通ってこの床スラブ11よりも上方の階に上昇することを防止することができる。従って、管継手91は耐火性を発揮することができる。
この際、逆流防止リブ31の下端は本体中間部92の上端よりも上方に配置されているため、本体中間部92が膨張する際に逆流防止リブ31が支障となることを抑えることができる。
樹脂組成物(B)における熱膨張性黒鉛の熱膨張開始温度である240℃は、管継手91を作製するときの成形温度(例えば、140℃以上240℃未満)よりも高い。そのため、管継手91を作製する際に、熱膨張性黒鉛が膨張することを防止できる。
なお、図10に示す構造において本体中間部92を略し、本体下部36の上端壁36Aの部分を図10に示すよりも若干小径とするか大径として本体上部34の下端に嵌合した構造を採用できる。あるいは、上端壁36Aの部分を図10に示す径とし、接続用の短いパイプを内挿あるいは外挿して本体上部34の下端に上端壁36Aを接続する構造を採用できる。
これらの構造の場合、本体上部34と上端壁36Aの嵌合部の外周に上述の熱膨張性黒鉛を含む材料からなる耐火層を設ける構造とすることができる。
このように耐火層を設ける場合、耐火層の内側に位置する上端壁36Aや本体上部34の下端あるいはパイプなどの管材が重なって接続されるほど、接続部の剛性が高くなる。接続部の剛性が向上しすぎると火災時に耐火層が膨張しても管材を閉塞できなくなるおそれがあるため、接続部分の剛性が必要以上に高くならない構造とすることが好ましい。
このため、上述の構造の場合、接続部分の管材は2重構造を超えないようにすることが望ましく、管材の内側に旋回羽根などを設けない構造を採用することが好ましい。
図11に示す管継手96のように、先の実施形態の管継手24に設けていた本体中間部35の内周面上に、熱膨張シート97を備えてもよい。熱膨張シート97は、樹脂組成物(A)、又は樹脂組成物(B)を含有する。
このように構成された管継手96によっても、火災の熱によって熱膨張シート97が径方向内側に膨張し、本体中間部35の内部空間を閉塞する。従って、変形例の管継手91と同様の効果を奏することができる。
以上、本発明の各実施形態について図面を参照して詳述したが、本発明の具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の構成の変更、組み合わせ、削除等も本発明に含まれる。
例えば、先の実施形態では、継手本体27、77が円筒状に形成されている構成としたが、継手本体27、77の水平面に沿う断面形状は、楕円形や、角筒状等でもよい。
また、環状体43は平面視O字型であって良いし、継手本体27、77の水平断面形状が楕円形や角筒状の場合はそれらに合わせた楕円環状体あるいは角型環状体の形状を採用しても良い。
先の実施形態では、上方継手部28及び下方継手部29、78に縦管路部23が挿入されることにより、上方継手部28及び下方継手部29、78と縦管路部23とが接続される構成とした。しかし、上方継手部28及び下方継手部29、78と縦管路部23との接続は、上方継手部及び下方継手部を差口として縦管路部23内に挿入して行ってもよいし、両端部に設けたフランジ同士を接続してして行ってもよい。
側方継手部30と横管路部22との接続についても同様である。
11…スラブ、11a…貫通孔、22…横管路部、23…縦管路部、
24、56、61、66、71、76、91、96…管継手、
27、77…継手本体、28…上方継手部、29、78…下方継手部、
30、30A、30B、30C…側方継手部、
30aA,30aB,30aC…開口、
31、31A、31B、31C、31D…逆流防止リブ(逆流防止部)、
34…本体上部、35…本体中間部、36…本体下部、43…環状体、
45…第一旋回羽根、47、57…第二旋回羽根、48…充填材、49…第三旋回羽根、
92…本体中間部(熱膨張管)、97…熱膨張シート、
C…軸線。

Claims (10)

  1. 筒状に形成された継手本体と、
    端部が前記継手本体の側面に接続され、前記端部に形成された開口が前記継手本体内に連通し、横管路部が接続される側方継手部と、
    前記継手本体の内部に挿入された環状体から延出されて前記継手本体の内周面から張り出すように設けられ、前記継手本体の軸線方向に延在し、前記側方継手部に望む位置に形成された逆流防止部と、を備える管継手。
  2. 前記継手本体が、上下方向に延びるように配置され、かつ、筒状の本体上部と筒状の本体中間部と筒状の本体下部を有し、前記側方継手部が前記本体上部に設けられ、前記環状体が前記本体上部と前記本体中間部との間に介挿された請求項1に記載の管継手。
  3. 前記継手本体が、上下方向に延びるように配置され、かつ、筒状の本体上部と筒状の本体下部を有し、前記側方継手部が前記本体上部に設けられ、前記本体下部の上端部に前記環状体が形成された請求項1に記載の管継手。
  4. 前記継手本体が、上下方向に延びるように配置され、かつ、筒状の本体上部と筒状の本体中間部と筒状の本体下部を有し、前記側方継手部が前記本体上部に設けられ、前記本体中間部の上端部に前記環状体が形成された請求項1に記載の管継手。
  5. 前記側方継手部が、前記逆流防止部の前記軸線方向の両端部よりも、前記軸線方向の内側に位置された請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の管継手。
  6. 前記環状体から前記軸線方向に突出するように延在され、前記継手本体内を通過する水の流れを旋回させる旋回羽根が設けられた請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の管継手。
  7. 前記環状体と前記逆流防止部が樹脂一体形成物からなる請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の管継手。
  8. 前記継手本体が、上下方向に延びるように配置され、
    前記継手本体の上端部に設けられ、縦管路部が接続される上方継手部を備え、
    前記逆流防止部の前記継手本体の軸線に向かう張り出し高さが、前記上方継手部から流れ落ちる水との干渉を回避する高さである請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の管継手。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の管継手が、
    スラブを上下方向に貫通する貫通孔に前記継手本体を挿通し、前記継手本体周りの貫通孔に充填材を充填し、前記逆流防止部の底部側を前記充填材の充填位置の内側に配置して前記スラブに設置された管継手の設置構造。
  10. 前記継手本体において、前記スラブの貫通孔を挿通した部分に熱により膨張して前記継手本体の管路を閉じる熱膨張管または熱膨張シートが配置された請求項9に記載の管継手の設置構造。
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