JP2021046271A - ラック - Google Patents

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睦 春日井
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Abstract

【課題】棚部材の梁部材への取り付けを容易化する。【解決手段】第一方向に延在し平行に配置される一対の梁部材120と、第二方向に延在し梁部材120の間に架け渡される棚部材130と、を備え、第一梁部材121は、対向面部123に一対の梁穴部124を備え、梁穴部124の開口部は、梁穴下端部143と、第一側縁部141と、梁穴下端部143から離れた位置で突出する突出部144と、を備え、棚部材130は、一対の梁穴部124にそれぞれ差し込まれる差込部131を備え、差込部131は、梁穴部124に差し込まれた状態で突出部144が挿入される棚穴部132を備えるラック100。【選択図】図2

Description

本発明は、自動倉庫などに用いられ、荷物を保持するラックに関する。
荷物を保持するラックとしては、矩形の四隅に立設される4本の支柱に対し平行に配置される2本の梁部材を架橋状に取り付け、平行な2本の前記梁部材に対し架橋状に棚部材が取り付けられたいわゆる平棚と称されるラックが従来知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2011−136791号公報
上記の様なラックは、梁部材に複数の棚部材を掛け渡した構成で設置される為、梁部材、棚部材、梁部材と棚部材とを接続するブラケットなどの製作誤差、据付現場における棚部材の施工誤差など、様々な誤差の影響を考慮して施工を実施する必要がある。従って、安定したラックの品質を確保する為には各作業工程における煩雑な調整作業が必要となっている。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、ラックを構成する部材の部品点数を抑制し、各部材の製造誤差などを吸収して容易に施工することができるラックを提供する。
上記目的を達成するために、本発明の1つであるラックは、水平面内において第一方向に延在し平行に配置される一対の梁部材と、前記第一方向と交差する第二方向に延在し一対の前記梁部材の間に架け渡される棚部材と、を備えるラックであって、前記梁部材の少なくとも一方は、前記梁部材の対向する面である対向面部から前記第二方向に窪み前記第一方向に並んで配置される一対の梁穴部を備え、前記梁穴部の開口部は、内周の下端において前記第一方向に延在する梁穴下端部と、高さ方向に延在する第一側縁部と、前記梁穴下端部から離れた位置において、前記第一側縁部から前記第一方向に沿って一体に突出する突出部と、を備え、前記棚部材は、一対の前記梁穴部にそれぞれ差し込まれる差込部を備え、前記差込部は、前記梁穴部に差し込まれた状態で前記突出部が挿入される棚穴部を備える。
本発明によれば、ラックを構成する部品点数を抑制し、梁部材、棚部材の製造誤差を吸収して施工を容易にすることが可能となる。
実施の形態に係るラックと搬送装置とを備える自動倉庫の一部を示す斜視図である。 実施の形態に係る搬送装置側の梁部材と棚部材との接続部分を分解して示す斜視図である。 実施の形態に係る梁穴部を第二方向に向かって示す平面図である。 実施の形態に係る第一梁部材に棚部材を取り付けた状態を示す斜視図である。 実施の形態に係る梁穴部に差込部を差し込んだ状態を示す平面図である。 実施の形態に係る第一梁部材に棚部材を取り付ける際の状態を示す平面図である。 別例1に係る梁穴部に差込部を差し込んだ状態を示す平面図である。 別例2に係る梁穴部に差込部を差し込んだ荷物未載置の状態を示す平面図である。 別例2に係る梁穴部に差込部を差し込んだ荷物載置の状態を示す平面図である。 別例3に係る搬送装置側の梁部材と棚部材との接続部分を分解して示す斜視図である。
以下に、本発明に係るラックの実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の位置関係、および接続状態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下では複数の発明を一つの実施の形態として説明する場合があるが、請求項に記載されていない構成要素については、その請求項に係る発明に関しては任意の構成要素であるとして説明している。また、図面は、本発明を説明するために適宜強調や省略、比率の調整を行った模式的な図となっており、実際の形状や位置関係、比率とは異なる場合がある。
図1は、ラックと搬送装置とを備える自動倉庫の一部を示す斜視図である。同図に示すように、自動倉庫200は、搬送装置210を用いて、ラック100に荷物300を自動的に移載し、ラック100に保持されている荷物300を、搬送装置210を用いて搬出することができる設備である。なお図1において、ラック100の下から3段目に対応する位置に1台の搬送装置210が示されているが、これは説明のために複数の搬送装置210を省略して示したものである。本実施の形態の場合、搬送装置210は、ラック100の各段にそれぞれ搬送装置210が設けられている。
搬送装置210は、保持した荷物300を搬送し、ラック100との間で荷物300を移載することができる装置であれば特に限定されるものではない。本実施の形態の場合、搬送装置210は、水平面(図中XY平面)内においてラック100の長手方向に沿う第一方向(図中X軸方向)に沿って、走行する台車211と、台車211を案内する一対のレール212とを備えている。なお、レール212の少なくとも片側は、ラック100の梁部材と共通化が図られている。台車211は、載置状態の荷物300を台車211からラック100へ、またラック100から台車211へ滑らせながら移載することができる移載装置(図示省略)を備えている。
自動倉庫200は、ラック100の各段に対応する位置にそれぞれ搬送装置210をラック100の側方において上下方向に並べて備えている(図1は、一部の搬送装置210のみ表示)。なお、自動倉庫200は、搬送装置210との間で荷物300を移送することができ、荷物300を上下方向に搬送するバーチカルコンベア(図示省略)を備えている。また、搬送装置210の片側にのみラック100が配置された状態を図示しているが、搬送装置210の両側にラック100が配置されている。
なお、搬送装置210は、第一方向ばかりで無く上下方向(図中Z軸方向)にも保持した荷物300を搬送することができるスタッカクレーンなどでもかまわない。
ラック100は、荷物300を第一方向に並べて保持し、上下方向においても各段に荷物300を保持することができる設備であり、柱部材110と、梁部材120と、棚部材130とを備えている。
柱部材110は、自動倉庫200が設置される建屋の床面、基礎などに立設される柱状の部材である。本実施の形態の場合、柱部材110は、鉛直方向に延在し、所定の間隔で第一方向に並んで配置されている。またラック100は、第一方向に並んで配置される複数の柱部材110である柱群を水平面内において第一方向と直交する第二方向(図中Y軸方向)に所定の間隔で並べて備えている。
梁部材120は、水平面内において第一方向に延在し隣り合う2本の柱部材110に架橋状に取り付けられ、棚部材130を保持する部材である。梁部材120は、一つの水平面内において第二方向に離れて平行に配置され、二つの柱群にそれぞれ取り付けられている。本実施の形態の場合、搬送装置210側に配置される梁部材120は、柱部材110よりも第一方向における外側に延在し、前述の通り搬送装置210の台車211を案内するレールとしても機能している。搬送装置210に対して遠い側に配置される梁部材120は、搬送装置210側に配置される梁部材120よりも断面形状が小型となってもよい。また、梁部材120の遠い側に棚部材130を引っかけている。
図2は、搬送装置側の梁部材と棚部材との接続部分を分解して示す斜視図である。同図に示すように搬送装置210側の梁部材120である第一梁部材121は、他方の梁部材120である第二梁部材122(図1参照)に対向する面である対向面部123から第二方向に窪み第一方向に並んで配置される一対の梁穴部124を備えている。本実施の形態の場合、第一梁部材121は、板金を折り曲げて形成されており、梁穴部124は、厚さ方向に貫通している。また、第一梁部材121は、対向面部123の上端から上方に向かうに従い徐々に第二梁部材122との距離が遠くなるように傾くテーパ面部125を備えている。梁穴部124は、対向面部123からテーパ面部125に渡って配置されており、テーパ面部125においても厚さ方向に貫通している。従って梁穴部124は、対向面部123から連通状態で上方に向かっても開口した状態となっている。なお、テーパ面部125に連続し水平面に広がる上面部126は、搬送装置210の車輪213(図1参照)が接触するレールとして機能する。梁部材120にテーパ面部125を備え、棚部材130にテーパ状の舌片部135を設けることにより、荷物300を移載する際に発生する引っ掛かりや荷詰まりなどを防止することができる。
なお、梁部材120の上面の方が棚部材130の上面より高くなってもよい。このように棚部材130を梁部材120よりも下方配置する事で棚部材130に載置した荷物300の飛び出しを抑制することができる。
図3は、梁穴部を第二方向に向かって示す平面図である。同図に示すように梁穴部124の開口部は、内周の下端において第一方向(図中X軸方向)に延在する梁穴下端部143と、高さ方向(図中Z軸方向)に延在する第一側縁部141と、梁穴下端部143から離れた位置において、第一側縁部141から梁穴部124の内側に向かって突出する突出部144と、を備えている。
一対の梁穴部124は、それぞれ備える突出部144がそれぞれ外側に配置される第一側縁部141から内側に向かって突出するように線対称状態で配置されている。突出部144の最も突出している最突出部145は、高さ方向において梁穴部124の中央部よりも下側に配置されている。突出部144は、先端に行くほど下降する上端縁である上傾斜縁146と、先端に行くほど上昇する下端縁である下傾斜縁147とを備えている。
棚部材130は、図1に示すように、第二方向(図中Y軸方向)に延在する一対の梁部材120との間に架け渡され、荷物300を載置状態で保持する部材である。本実施の形態の場合、棚部材130は、第一方向に所定の間隔で並んで配置されている。第一方向(図中X軸方向)における棚部材130の長さ(幅)は、特に限定されるものではないが、並んで配置される複数の棚部材130に対し一つの荷物300が載置される程度の長さに設定されている。
棚部材130は、隣り合う一対の梁穴部124にそれぞれ差し込まれる一対の差込部131を備えている。差込部131は、梁穴部124に差し込まれた状態で突出部144が挿入される棚穴部132をそれぞれ備えている。
本実施の形態の場合、棚部材130は、板金を折り曲げて形成されており、水平面内に広がる矩形板状の載置面部133と、載置面部133の第一方向の両端縁部からそれぞれ下方に向かって垂れ下がる垂下部134とを備えている。垂下部134の第一梁部材121側の端部が差込部131となっており、棚穴部132は、垂下部134の厚さ方向に貫通している。棚穴部132は、垂下部134の高さ方向(図中Z軸方向)において中央部よりも下側に配置されている。棚穴部132の開口形状は、特に限定されるものではない。本実施の形態の場合、棚穴部132の開口形状は、矩形が採用されている。これにより係合時において、下方の方が垂下部134の変化量が大きくなるため、第一方向のがたつきが防止される。
一対の垂下部134は、載置面部133から下方に向かうに従い徐々に離れるように広がった状態で配置されている。棚部材130は、一対の垂下部134の下端部の間隔が狭くなるように力を加えると、垂下部134が湾曲する。
また棚部材130は、載置面部133から棚穴部132よりも外方に突出する舌片部135を一体に備えている。
図4は、第一梁部材に棚部材を取り付けた状態を示す斜視図である。同図に示すように、差込部131を梁穴部124に差し込み、第一梁部材121に棚部材130を取り付けた状態において、棚部材130の載置面部133は、第一梁部材121の上面部126と面一、または上面部126よりもわずか上方となるように配置される。舌片部135は、棚部材130の載置面部133と第一梁部材121の上面部126との間のギャップを埋めるように配置される。
図5は、梁穴部124に差込部131を差し込んだ状態を示す平面図である。同図に示すように、差込部131が梁穴部124に差し込まれた状態において、棚穴部132は、突出部144が挿入された状態となる。これにより、棚穴部132と突出部144とが係合し、第一梁部材121から棚部材130が抜け落ちることを防止できる。また、差込部131の下端縁である差込下端縁151と梁穴下端部143とが当接した状態となる。これにより、鉛直方向(図中Z軸方向)において第一梁部材121に対する棚部材130の位置が決定し、第一梁部材121により棚部材130が安定して保持される。棚穴部132の下端と突出部144の下端が当接する。これにより上下二点が定められ、上下のがたつきが防止されます。ただしこれらの当接状態は必須ではない。
また、差込部131の棚穴部132より上方の一部が梁穴部124における第一側縁部141の反対側に位置する第二側縁部142に当接している。第二側縁部142が一対の梁穴部124における内側に位置する。さらに、差込部131の棚穴部132より下方の一部は、突出部144より下方の第一側縁部141に当接している。1つの差込部131において、第一方向における両側が当接することにより、第一方向のがたつきが防止される。
本実施の形態の場合、第一方向における第一側縁部141と第二側縁部142との間隔は棚部材130の垂下部134の厚さに一致しており、差込部131の棚穴部132より下方の外側の面が鉛直方向に延在する第一側縁部141に密着した状態で、差込部131の棚穴部132より上方の内側の面が第二側縁部142に密着している。この状態は、第一方向における反対側に配置される梁穴部124と差込部131も同様である。これにより、第一方向において第一梁部材121に対する棚部材130のがたつきを防止している。また、この状態において、下方に向かうに従って相互に間隔が広くなる垂下部134が鉛直方向に延在するように第一梁部材121から力が加えられ、わずかに湾曲している。これにより垂下部134の湾曲部分が荷物300を移載する際のクッションとして機能し、移載時の荷物への衝撃を吸収することが可能となる。
図6は、第一梁部材121に棚部材130を取り付ける際の状態を示す平面図である。同図に示すように、第一梁部材121の梁穴部124の上向きの開口部に対し棚部材130の差込部131を上方から差し込む。差込下端縁151が突出部144の上傾斜縁146に当接した状態でさらに棚部材130に下方に向かう力を加えると、垂下部134は、上傾斜縁146に沿って撓む。さらに棚部材130を押し下げていくと、差込部131の棚穴部132の下端縁が突出部144の最突出部145を越え、棚穴部132に突出部144が挿入され、最終的には図5に示す状態となる。以上の動作は、第一方向における反対側の梁穴部124、および差込部131でも同様である。
棚部材130に第一方向の応力が作用していない状態において、一対の差込部131の離間距離は、一対の梁穴部124の上端の離間距離に対応している。これにより、棚部材130の差込部131を梁穴部124に差し込みやすくなる。また、一対の梁穴部124の下端の第一側縁部141は、梁穴部124の上端の第一側縁部141よりも第一方向に対してそれぞれ内側に位置する。これにより、棚部材130の差込部131は、第一方向の応力が発生する。
上記実施の形態で示したとおり、ラック100は、第一梁部材121に対し、棚部材130を押し下げるだけで容易に取り付けることができる。また、棚部材130の柔軟性、および復元性を利用して差込部131を梁穴部124に挿入し、棚穴部132に突出部144を挿入状態で係合させるため、棚部材130や第一梁部材121に寸法誤差が発生していても誤差を吸収して容易に組み付けることが可能となる。
また、施工後のラック100は、棚部材130の第一梁部材121側の端部に存在する応力により、一対の梁穴部124の第一側縁部141を突っ張る状態が維持されるため、第一方向において第一梁部材121に対し棚部材130のがたつきを防止することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本発明の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本発明の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本発明に含まれる。
例えば、図7に示すように、鉛直方向(図中Z軸方向)において、梁穴下端部143と突出部144との間の最も短い間隔よりも、棚穴部132の下端から差込下端縁151までの長さの方が長くてもかまわない。つまり、棚穴部132の下端から差込下端縁151までの部分が梁穴下端部143と突出部144との間に嵌まり込み、第一側縁部141に当接しない状態でもかまわない。なお、鉛直方向において、梁穴下端部143と突出部144の下端縁との間の最も長い間隔よりも、棚穴部132の下端から差込下端縁151までの長さは短い。これによれば、棚部材130の加工精度によらず突出部144と梁穴下端部143との間に差込部131を嵌め込む事ができ、鉛直方向において第一梁部材121に対する棚部材130のがたつきを防止することができる。鉛直方向において2点定まるため、がたつきが防止される。差込部131の下端や棚穴部132の下端が第一側縁部141や下傾斜縁147に接し、さらに差込部131の上部が第二側縁部142とも接することで第一方向のがたつきが防止される。
また、図8に示すように、梁穴部124に差込部131が差し込まれた状態、かつ載置面部133に荷物300が載置されていない状態において、棚穴部132は、突出部144の上傾斜縁146、および下傾斜縁147と当接し、差込下端縁151と梁穴下端部143とは当接しないものでもかまわない。この場合、図9に示すように、棚部材130の載置面部133に荷物300が載置されると、第一梁部材121に対し棚部材130が下降する。棚部材130が下降する際に、棚穴部132の上端が突出部144の上傾斜縁146に沿って滑り、棚部材130の弾性により垂下部134が撓む。これにより荷物300を搬送装置210からラック100に移載する際の衝撃を棚部材130の弾性により吸収し、棚部材130上に載置された他の荷物300への影響を低減する事が可能となる。さらに、地震などの揺れを棚部材130の弾性により吸収することが可能となるため、ラック100を制振構造とすることができる。また、荷物300が載置されることで、差込下端縁151と梁穴下端部153が接する位置まで下降し、荷物300の荷重を棚部材130が支持できる。また、荷物300が無くなると図8に示す状態に戻ることができる。また、第一方向の応力により棚穴部132の上端が上傾斜縁146に沿って上昇し、棚穴部132の下端が下傾斜縁147と接する位置に拘束される。
また、図10に示すように、棚部材130の棚穴部132は、一部に切り欠きが存在してもかまわない。また、差込部131が突出していてもかまわない。
本発明は、梁部材に対し棚板を取り付けて施工されるラックなどに利用可能である。
100 ラック
110 柱部材
120 梁部材
121 第一梁部材
122 第二梁部材
123 対向面部
124 梁穴部
125 テーパ面部
126 上面部
130 棚部材
131 差込部
132 棚穴部
133 載置面部
134 垂下部
135 舌片部
141 第一側縁部
142 第二側縁部
143 梁穴下端部
144 突出部
145 最突出部
146 上傾斜縁
147 下傾斜縁
151 差込下端縁
200 自動倉庫
210 搬送装置
211 台車
212 レール
213 車輪
300 荷物

Claims (9)

  1. 水平面内において第一方向に延在し平行に配置される一対の梁部材と、前記第一方向と交差する第二方向に延在し一対の前記梁部材の間に架け渡される棚部材と、を備えるラックであって、
    前記梁部材の少なくとも一方は、
    前記梁部材の対向する面である対向面部から前記第二方向に窪み前記第一方向に並んで配置される一対の梁穴部を備え、
    前記梁穴部の開口部は、
    内周の下端において前記第一方向に延在する梁穴下端部と、
    高さ方向に延在する第一側縁部と、
    前記梁穴下端部から離れた位置において、前記第一側縁部から前記第一方向に沿って一体に突出する突出部と、を備え、
    前記棚部材は、
    一対の前記梁穴部にそれぞれ差し込まれる差込部を備え、
    前記差込部は、
    前記梁穴部に差し込まれた状態で前記突出部が挿入される棚穴部を備える
    ラック。
  2. 前記棚部材は、
    水平面内に広がる板状の載置面部と、
    前記載置面部の前記第一方向の両端縁部から下方に向かうに従い徐々に離れるように垂れ下がる板状の垂下部と、を備え、
    前記棚穴部は、
    前記垂下部に貫通状に設けられ、
    前記梁穴部の開口部は、
    前記対向面部から連通状態で上方に向かっても開口し、
    一対の前記棚穴部が差し込まれる一対の前記梁穴部がそれぞれ備える前記突出部は、
    外側に配置される前記第一側縁部から内側に向かって突出する
    請求項1に記載のラック。
  3. 前記突出部の最も突出している最突出部は、
    高さ方向において前記梁穴部の中央部よりも下側に配置され、
    前記棚穴部は、
    高さ方向において前記棚部材の中央部よりも下側に配置される、
    請求項1または2に記載のラック。
  4. 前記差込部が前記梁穴部に差し込まれた状態において、前記差込部の下端縁である差込下端縁と前記梁穴下端部とが当接する
    請求項1から3のいずれか一項に記載のラック。
  5. 鉛直方向における前記梁穴下端部と前記突出部との最も短い間隔よりも、前記棚穴部の下端から前記差込下端縁までの長さの方が長い、
    請求項4に記載のラック。
  6. 前記差込部の前記棚穴部の下端から前記差込下端縁までの少なくとも一部は、前記第一側縁部に当接する
    請求項4に記載のラック。
  7. 前記差込部の前記棚穴部より上方の一部が前記梁穴部における前記第一側縁部の反対側の第二側縁部に当接する
    請求項1から6のいずれか一項に記載のラック。
  8. 前記突出部は、
    先端に行くほど下降する上端縁である上傾斜縁と、
    先端に行くほど上昇する下端縁である下傾斜縁と、を備え
    前記棚穴部は、
    前記上傾斜縁、および前記下傾斜縁と当接し、
    前記棚部材に荷物が載置されていない状態においては、前記棚穴部の外側の下端である差込下端縁と前記梁穴下端部とは当接しない
    請求項1から3のいずれか一項に記載のラック。
  9. 前記棚部材は、
    前記載置面部から前記棚穴部よりも外方に突出する舌片部を備える
    請求項2から8のいずれか一項に記載のラック。
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