JP2021043766A - 業務支援装置、及び業務支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの作業時間を削減することができる業務支援装置及び業務支援システムを提供する。【解決手段】経営資源のデータ管理を補助する業務支援装置1は、経営資源に関する資源情報及び資源情報を管理するために処理する内容を示す処理内容情報を含むテキストデータを取得する取得部11と、資源データベースを参照し、複数の資源意味情報のうち資源情報に対応する第1資源意味情報を選択する資源選択部12aと、処理データベースを参照し、複数の処理意味情報のうち処理内容情報に対応する第1処理意味情報を選択する処理選択部12bと、処理特定データベースを参照し、複数の処理特定情報のうち第1資源意味情報及び第1処理意味情報の組合せに対応する第1処理特定情報を選択する処理特定選択部12cとを備える。【選択図】図6

Description

本発明は、経営資源の管理を補助するための業務支援装置、及び業務支援システムに関する。
近年、経営資源の管理を効率化する手段として、ERP(Enterprise Resource Planning)が注目を集めている。このような技術として、例えば特許文献1の帳票データ管理装置等が提案されている。
特許文献1では、帳票データ管理サーバは、ERPが稼働し、業務プロセスにおける業務単位毎に発生する帳票データを管理するシステムであり、帳票データを記憶する帳票データ記憶手段を備え、帳票データを選択可能に一覧表示し、一覧表示された帳票データのうちの少なくとも1以上の帳票データの選択を受け付け、選択された帳票データの一部データを書き換え可能に当該帳票データをコピー表示し、書き換え入力を受け付け、書き換え入力が受け付けられたデータを新規な帳票データとして帳票データ記憶手段に格納する技術が開示されている。
特開2016−99952号公報
ここで、特許文献1の開示技術では、帳票データに新規情報の入力や帳票データを参照する際、抽出条件の入力や一覧表示された帳票データの選択等を、管理者(ユーザ)によって行う必要がある。このため、蓄積された帳票データの容量や新規情報量の増大に伴い、ユーザが費やす作業時間が膨大となる懸念が挙げられる。このような事情から、帳票データ等を用いた経営資源のデータ管理において、ユーザの作業時間の削減が望まれている。
そこで本発明は、上述した問題に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、ユーザの作業時間を削減することができる業務支援装置、及び業務支援システムを提供することにある。
第1発明に係る業務支援装置は、経営資源のデータ管理を補助するための業務支援装置であって、経営資源に関する資源情報、及び前記資源情報を管理するために処理する内容を示す処理内容情報を含むテキストデータを、ユーザから入力された音声又はテキストに基づき取得する取得部と、前記資源情報を特定する候補として予め取得された複数の資源意味情報が記憶された資源データベースと、前記処理内容情報を特定する候補として予め取得された複数の処理意味情報が記憶された処理データベースと、前記資源意味情報及び前記処理意味情報の組合せを特定する候補として予め取得された複数の特定パラメータと、複数の前記特定パラメータに紐づく複数の処理特定情報とが記憶された処理特定データベースと、前記資源データベースを参照し、複数の前記資源意味情報のうち前記資源情報に対応する第1資源意味情報を選択する資源選択部と、前記処理データベースを参照し、複数の前記処理意味情報のうち前記処理内容情報に対応する第1処理意味情報を選択する処理選択部と、前記処理特定データベースを参照し、複数の処理特定情報のうち前記第1資源意味情報、及び前記第1処理意味情報の組合せに対応する第1処理特定情報を選択する処理特定選択部と、を備えることを特徴とする。
第2発明に係る業務支援装置は、第1発明において、前記テキストデータは、前記資源情報の具体的な特徴を示す特徴情報を含み、前記第1処理特定情報に基づき、前記経営資源の具体的な特徴を示す経営資源情報が複数記憶された経営資源データベースに、前記特徴情報を記憶させる記憶部をさらに備えることを特徴とする。
第3発明に係る業務支援装置は、第1発明において、前記処理データベースは、複数の前記処理意味情報に紐づき、コンピュータが前記処理を実行するための複数の処理データが記憶され、前記第1処理特定情報に基づき、前記第1処理意味情報に紐づく第1処理データを用いて前記処理を実行する処理実行部をさらに備えることを特徴とする。
第4発明に係る業務支援装置は、第1発明〜第3発明の何れかにおいて、前記テキストデータに含まれ、前記資源データベース及び前記処理データベースに対応する情報が記憶されていない未登録情報に基づき、前記未登録情報を特定するための質問データを生成する質問生成部と、前記質問データに対する前記ユーザからの回答を示す回答情報を取得し、前記未登録情報と前記回答情報とを紐づける回答取得部と、をさらに備えることを特徴とする。
第5発明に係る業務支援装置は、第4発明において、前記回答情報に基づき、前記資源データベース及び前記処理データベースの何れかに、前記未登録情報を記憶させる更新部をさらに備えることを特徴とする。
第6発明に係る業務支援装置は、第4発明又は第5発明において、前記処理特定選択部は、前記処理特定データベースを参照し、複数の前記処理特定情報のうち、前記第1資源意味情報、及び前記第1処理意味情報の少なくとも何れかと、前記未登録情報と、前記回答情報との組合せに対応する第2処理特定情報を選択することを特徴とする。
第7発明に係る業務支援装置は、第1発明〜第6発明の何れかにおいて、前記処理特定データベースは、複数の前記処理特定情報に紐づけられた基準値が記憶され、前記処理特定選択部は、前記処理特定情報を選択した頻度を、前記基準値に反映させることを特徴とする。
第8発明に係る業務支援システムは、経営資源のデータ管理を補助するための業務支援システムであって、経営資源に関する資源情報、及び前記資源情報を管理するために処理する内容を示す処理内容情報を含むテキストデータを、ユーザから入力された音声又はテキストに基づき取得する取得手段と、前記資源情報を特定する候補として予め取得された複数の資源意味情報が記憶された資源データベースと、前記処理内容情報を特定する候補として予め取得された複数の処理意味情報が記憶された処理データベースと、前記資源意味情報及び前記処理意味情報の組合せを特定する候補として予め取得された複数の特定パラメータと、複数の前記特定パラメータに紐づく複数の処理特定情報とが記憶された処理特定データベースと、前記資源データベースを参照し、複数の前記資源意味情報のうち前記資源情報に対応する第1資源意味情報を選択する資源選択手段と、前記処理データベースを参照し、複数の前記処理意味情報のうち前記処理内容情報に対応する第1処理意味情報を選択する処理選択手段と、前記処理特定データベースを参照し、複数の処理特定情報のうち前記第1資源意味情報、及び前記第1処理意味情報の組合せに対応する第1処理特定情報を選択する処理特定選択手段と、を備えることを特徴とする。
第1発明〜第7発明によれば、処理特定選択部は、第1資源意味情報、及び第1処理意味情報の組合せに対応する第1処理特定情報を選択する。このため、ユーザから入力されたテキストデータに対し、最適な処理を選択することができる。これにより、ユーザの作業時間を削減することが可能となる。
特に、第2発明によれば、記憶部は、第1処理特定情報に基づき、経営資源データベースに特徴情報を記憶させる。このため、新たな内容を経営資源データベースに登録する場合においても、ユーザの負担を最低限に抑制することができる。これにより、ユーザの作業時間をさらに削減することが可能となる。
特に、第3発明によれば、処理実行部は、第1処理データを用いて処理を実行する。このため、ユーザに課せられた業務処理を、第1処理特定情報に基づき実行することができる。これにより、ユーザの作業時間をさらに削減することが可能となる。
特に、第4発明によれば、回答取得部は、質問データに対する回答情報を取得する。このため、テキストデータに未登録情報が含まれる場合においても、回答情報に基づき未登録情報を認識することができ、各データベースに記憶されていない未知の情報に対しても、対応することができる。これにより、業務支援装置の利用範囲を拡大させることが可能となる。
特に、第5発明によれば、更新部は、回答情報に基づき、資源データベース及び処理データベースの何れかに、未登録情報を記憶させる。このため、各データベースの更新を容易に実施することができる。これにより、用途に応じたカスタマイズを容易に実現することが可能となる。
特に、第6発明によれば、処理特定選択部は、処理特定データベースを参照し、第2処理特定情報を選択する。このため、テキストデータに未登録情報が含まれる場合においても、適切な処理特定情報を選択することができる。これにより、処理特定情報の選択精度を向上させることが可能となる。
特に、第7発明によれば、処理特定選択部は、処理特定情報を選択した頻度を、基準値に反映させる。このため、業務支援装置が利用される状況に応じて適切な処理特定情報を選択することが可能となる。
第8発明によれば、処理特定選択手段は、第1資源意味情報、及び第1処理意味情報の組合せに対応する第1処理特定情報を選択する。このため、ユーザから入力されたテキストデータに対し、最適な処理を選択することができる。これにより、ユーザの作業時間を削減することが可能となる。
図1は、第1実施形態における業務支援システムの構成の一例を示す模式図である。 図2は、第1実施形態における業務支援システムの動作の一例を示す模式図である。 図3は、第1実施形態における業務支援システムの動作の他の例を示す模式図である。 図4は、資源データベース、及び処理データベースの一例を示す模式図である。 図5は、処理特定データベース、及び経営資源データベースの一例を示す模式図である。 図6(a)は、第1実施形態における業務支援装置の構成の一例を示す模式図であり、図6(b)は、第1実施形態における業務支援装置の機能の一例を示す模式図であり、図6(c)は、選択部の一例を示す模式図である。 図7は、第1実施形態における業務支援システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図8は、第2実施形態における業務支援システムの動作の一例を示す模式図である。 図9は、第2実施形態における業務支援装置の機能の一例を示す模式図である。 図10は、第2実施形態における業務支援システムの動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態における業務支援装置及び業務支援システムの一例について、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態:業務支援システム100)
図1〜図6を参照して、第1実施形態における業務支援システム100の構成の一例について説明する。図1は、第1実施形態における業務支援システム100の構成の一例を示す模式図である。
業務支援システム100は、主に経営資源の管理を補助するために用いられる。業務支援システム100は、例えばERP(Enterprise Resource Planning)等の経営資源の管理を効率化する手段として、他の技術と併用してもよい。
業務支援システム100は、例えば経営資源に関する情報(経営資源情報)が記憶された経営資源データベース等のデータ管理を補助するために用いられる。業務支援システム100は、例えば経営資源データベースに新しい経営資源情報を登録する場合、経営資源データベースに記憶された経営資源情報を参照する場合、及び経営資源情報を用いて業務処理を実行する場合等に用いることができる。
業務支援システム100は、特に、ユーザ(経営資源データベースの管理者や利用者等)から入力された経営資源の管理に関する情報(テキストデータ)に対し、最適な処理を選択することができ、例えば上述した経営資源情報の登録等を実施することができる。これにより、ユーザが経営資源情報のリスト等から所望の情報を選択する等の作業を行う必要が無く、ユーザの作業時間を削減することが可能となる。
業務支援システム100は、例えば図1に示すように、業務支援装置1を備え、ユーザが業務支援装置1を利用してもよい。業務支援システム100は、例えば通信網4を介して業務支援装置1と接続された端末2を備え、ユーザが端末2を介して業務支援装置1を利用してもよい。業務支援システム100は、例えば通信網4を介して業務支援装置1と接続されたサーバ3を備え、ユーザが業務支援装置1又は端末2を介してサーバ3との各種情報の送受信により、各手段を実現してもよい。
業務支援システム100は、例えば図2に示すような処理を実現することができる。図2では、ユーザが端末2を操作して業務支援装置1を利用する一例を示しており、例えばユーザが業務支援装置1を直接操作してもよい。
業務支援装置1は、経営資源の管理をするためのテキストデータを取得する。テキストデータは、経営資源に関する資源情報と、資源情報を管理するために処理する内容を示す処理内容情報とを含む。テキストデータは、例えば資源情報の具体的な特徴を示す特徴情報を含んでもよい。
その後、業務支援装置1は、資源データベースを参照し、資源情報を特定する資源意味情報を選択する。また、業務支援装置1は、処理データベースを参照し、処理内容情報を特定する処理意味情報を選択する。
その後、業務支援装置1は、処理特定データベースを参照し、資源意味情報、及び処理意味情報の組合せに対応する処理特定情報を選択する。これにより、ユーザから入力されたテキストデータに対し、最適な処理を選択することができる。
業務支援装置1は、例えば選択された処理特定情報に基づき、経営資源データベースに、テキストデータに含まれる特徴情報を記憶させることができる。上記のほか、例えば図3に示すように、処理特定情報に基づき、所定の処理を実行してもよい。
<テキストデータ>
テキストデータは、例えばユーザが端末2等を用いて文字入力した内容を示すほか、例えばユーザが端末2を用いて音声入力した内容を文字列形式に変換した内容や、予めユーザによって準備されたテキストファイル等を示す。
テキストデータとして、例えば図2に示すように、「商品名、○○を登録して」等の文字列が用いられ、この場合、「商品名」が資源情報として用いられ、「登録して」が処理情報として用いられ、「○○」が特徴情報として用いられる。資源情報、処理情報、及び特徴情報は、例えばキーワード、単語、又は形態素毎に分割された形式が用いられ、公知の言語認識技術によってテキストデータから抽出できる。
<データベース>
業務支援システム100では、例えば上述した処理を実現する際に用いられるデータベースを備える。データベースは、資源データベースと、処理データベースと、処理特定データベースとを含み、例えば経営資源データベースを含んでもよい。各データベースは、業務支援装置1に保存されるほか、例えばサーバ3等の業務支援装置1とは異なる部分に保存されてもよく、データベース毎の保存先は任意である。
<<資源データベース>>
資源データベースには、例えば図4に示すように、複数の資源意味情報が記憶される。資源意味情報は、例えば複数の参照資源データと、複数の資源意味データとを有する。参照資源データは、資源情報を特定する候補として予め取得される。資源意味データは、参照資源データに紐づいて予め取得され、参照資源情報の定義付けをするために用いられる。即ち、同一の参照資源データに異なる資源意味データが紐づけられてもよく、これにより、管理内容に応じて適切な資源意味情報を選択させることができる。
参照資源データは、例えば閾値や類似度等のような連関性を示す値を有してもよい。この場合、業務支援装置1では、取得した資源情報に基づき、一部一致又は完全一致する参照資源データを選択するほか、例えば類似(同一概念を含む)する参照資源データを選択することができる。連関性を示す値は、例えば資源情報と、参照資源データとの対を学習用データとして複数用いることで、生成及び更新することができ、例えば公知の機械学習技術により実現することができる。
参照資源データとして、例えば「商品」、「商品名」、「請求」、「発注」等の経営資源に関する文字列が用いられるほか、例えば「部署」、「○○社」等の経営資源に紐づく対象に関する文字列が用いられてもよい。
資源意味データは、例えば参照資源データの概念を示す意味データと、参照資源データが利用される分野を示す用語データとを含んでもよい。意味データは、例えば「商品」、「在庫」、「発注」、「企業名」等の名詞(処理対象)としての概念の文字列が用いられるほか、例えば「発注する」、「連絡する」等の動詞(処理内容)としての概念の文字列が用いられてもよい。用語データは、例えば「一般用語」、「システム用語」、「専門用語」等の分野を特定するための文字列が用いられる。
<<処理データベース>>
処理データベースには、複数の処理意味情報が記憶される。処理意味情報は、例えば複数の参照処理データと、複数の処理意味データとを有し、例えば各参照処理データに類似するデータで構成される類似データを有してもよい。参照処理データは、処理内容情報を特定する候補として予め所得される。処理意味データは、参照処理データに紐づいて予め取得され、参照処理データの定義付けをするために用いられる。即ち、同一の参照処理データに異なる処理意味データが紐づけられてもよく、これにより、管理内容に応じて適切な処理意味情報を選択させることができる。
参照処理データ及び類似データは、例えば閾値や類似度等のような連関性を示す値を有してもよい。この場合、業務支援装置1では、取得した処理内容情報に基づき、一部一致又は完全一致する参照処理データ又は類似データを選択するほか、例えば類似する参照処理データ又は類似データを選択することができる。連関性を示す値は、例えば処理内容情報と、参照処理データ又は類似データとの対を学習用データとして複数用いることで、生成及び更新することができ、例えば公知の機械学習技術により実現することができる。
参照処理データとして、経営資源の管理方法が用いられ、例えば「販売する」、「仕入れる」、「登録する」、「発注する」等の経営資源の処理方法に関する文字列が用いられるほか、例えば「企画する」、「参照する」、「報告する」等の経営資源の出力方法に関する文字列が用いられてもよい。
類似データとして、例えば「売れた」、「売った」、「入荷」、「登録して」、「発注」、「アイデアを出す」、「閲覧・見る」、「上司に伝える」等のように、紐づいた参照処理データに類似する経営資源の管理方法に関する文字列が用いられる。
処理意味データは、例えば参照処理データの具体的な処理内容を示す処理情報と、参照処理データが利用される分野を示す用語データとを含んでもよい。処理データとして、例えば「売上があがる」、「在庫が減る」、「支払いする」、「システムへデータを登録する」、「業者に発注する」、「提案する」、「システム参照」、「メールを送る」等の参照処理データに対する具体的な処理内容に関する文字列が用いられる。用語データは、例えば「一般用語」、「システム用語」、「専門用語」等の分野を特定するための文字列が用いられる。
処理データベースには、例えば複数の処理データが記憶されてもよい。処理データは、処理意味情報に紐づき、業務支援装置1(コンピュータ)が処理を実行するために必要なデータを含み、例えばソースコードを含む。処理データとして、例えば「売上更新」、「売上登録」、「データ登録」、「商品管理登録」等の経営資源データベースに対する処理を実行するために必要な情報が用いられるほか、例えば「メール送信」、「会議室予約」、「FAXを送信する」等のユーザ業務の補助に関する処理を実行するために必要な情報が用いられてもよい。即ち、処理データを用いることで、業務支援装置1をデスクワーク(定型作業)等のような業務の補助を実現するために用いることもでき、RPA(Robotic Process Automation)等に用いられる他の技術と併用することもできる。
<<処理特定データベース>>
処理特定データベースには、例えば図5に示すように、複数の特定パラメータと、処理特定情報とが記憶される。特定パラメータは、資源意味情報及び処理意味情報の組合せを特定する候補として予め取得される。処理特定情報は、特定パラメータに紐づき、特定パラメータの内容に基づく処理内容の定義づけをするめために用いられる。即ち、異なる特定パラメータに対して同一の処理特定情報が紐づけられてもよく、これにより、管理内容に応じて適切な処理を選択させることができる。
特定パラメータは、例えば複数のパラメータ(図5ではパラメータ1、パラメータ2、パラメータ3、・・・)を有し、各パラメータとして、資源意味情報又は処理意味情報に対応する文字列が用いられる。特定パラメータとして、例えば「商品」、「設定値」、「登録する」等の資源意味情報及び処理意味情報と同様の文字列が用いられる。
特徴パラメータは、例えば資源意味データ、及び処理意味データの少なくとも何れかに紐づく文字列のみを用いてもよい。この場合、参照資源データ、及び参照処理データを用いた場合に比べて、選択される処理特定情報を効率的に絞り込むことができ、選択精度の向上を図ることができる。
処理特定情報は、例えば資源情報と処理情報とを組合せた内容を示し、テキストデータの内容に対して最適な資源及び処理を特定した結果を示す。処理特定情報として、例えば「商品管理登録」、「商品データ登録」等の処理内容に関する文字列が用いられる。
処理特定データベースには、例えば処理特定情報毎に紐づけられた複数の基準値が記憶されてもよい。基準値は、例えば選択された複数の処理特定情報のうち、1つの処理特定情報を選択(特定)する場合に用いられる。基準値として、例えば「95」、「93」、「80」等の数値が用いられてもよく、例えば百分率やランキングが用いられてもよい。基準値は、予め設定された値が記憶されるほか、例えば処理特定情報の選択された頻度に基づいて更新されてもよい。
<<経営資源データベース>>
経営資源データベースには、経営資源の具体的な特徴を示す経営資源情報が複数記憶される。経営資源データベースには、例えば業務支援システム100のユーザに応じて情報資源情報が任意に記憶される。経営資源情報は、例えば帳票等の財務会計に関する情報、商品の在庫に関する情報、商品の発注に関する情報、商品の生産や販売に関する情報、人事に関する情報、技術開発や商品開発に関する情報、営業秘密に関する情報等を含む。
経営資源情報として、例えば資源意味情報に紐づく内容が用いられる。経営資源情報として、例えば「請求書番号」、「企業名」、「請求年月」、「請求額」等をそれぞれ紐づけられた文字列や、「商品番号」、「商品名」等をそれぞれ紐づけられた文字列が用いられる。
業務支援装置1では、例えば取得したテキストデータに含まれる特徴情報を、経営資源データベースに記憶させることができる。この場合、例えば図2に示すように、処理特定情報として「商品管理登録」が選択されたとき、特徴情報として取得された「○○」を経営資源データベースに記憶させる。
また、業務支援装置1では、例えば取得したテキストデータに含まれる特徴情報について、所定の処理を実行することができる。この場合、例えば図3に示すように、処理特定情報として「FAX送信」が選択されたとき、選択された処理特定情報に対応する処理データを用いて、特定情報として取得された「△△」を受注するためのFAX送信を実行することができる。
このように、業務支援システム100では、例えば「ABC社の今月の請求額、40,000円を登録して」というテキストデータを取得した場合、「ABC社」、「今月」、「請求額」を資源情報、「登録して」を処理情報、「40,000円」を特徴情報としてそれぞれ抽出できる。資源情報である「ABC社」、「今月」、「請求額」に対して、資源データベースに記憶された資源意味情報に含まれる「企業名」、「日付」、及び「専門用語(システム用語)」がそれぞれ選択され、「登録して」に対して、処理データベースに記憶された処理意味情報に含まれる「請求登録処理」が選択される。選択された資源意味情報及び処理意味情報に対して、処理特定データベースに記憶された特定パラメータが選択され、特定パラメータに紐づく処理特定情報が選択されることで、経営資源データベースに「40,000円」を登録することができる。
<業務支援装置1>
図6(a)は、業務支援装置1の構成の一例を示す模式図である。業務支援装置1として、例えばパーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン、タブレット端末等の公知の電子機器が用いられる。業務支援装置1は、例えば筐体10と、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、保存部104と、I/F105〜107と、入力部108と、報知部109とを備える。各構成101〜107は、内部バス110により接続される。
CPU101は、業務支援装置1全体を制御する。ROM102は、CPU101の動作コードを格納する。RAM103は、CPU101の動作時に使用される作業領域である。保存部104は、上述した各データベース等の各種情報が保存される。保存部104として、例えばHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等が用いられる。
I/F105は、端末2、サーバ3、通信網4等との各種情報の送受信を行うためのインターフェースである。I/F106は、入力部108との各種情報の送受信を行うためのインターフェースである。I/F107は、報知部109との各種情報の送受信を行うためのインターフェースである。
入力部108として、キーボードが用いられるほか、例えばマイク等の収音装置が用いられてもよい。業務支援装置1を利用するユーザは、例えば入力部108を介してテキストデータや音声等の各種情報を入力できる。
報知部109は、保存部104に保存された表示用データ等の各種情報や、業務支援装置1の処理状況などを表示する。報知部109として、ディスプレイが用いられるほか、例えばスピーカが用いられてもよい。
なお、I/F105〜I/F107として、例えば同一のものが用いられてもよく、各I/F105〜I/F107として、例えばそれぞれ複数のものが用いられてもよい。また、報知部109としてタッチパネル式のディスプレイが用いられる場合、報知部109が入力部108を含む構成としてもよい。
図6(b)は、業務支援装置1の機能の一例を示す模式図である。業務支援装置1は、取得部11と、選択部12とを備え、例えば記憶部13と、処理実行部14と、出力部15とを備えてもよい。なお、図6(b)に示した各機能は、CPU101が、RAM103を作業領域として、保存部104等に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。また、各機能の一部は、人工知能により制御されてもよい。ここで、「人工知能」は、いかなる周知の人工知能技術に基づくものであってもよい。
<取得部11>
取得部11は、テキストデータを取得する。取得部11は、例えば端末2又は入力部108を介してユーザから入力されたテキストデータを取得する。例えば端末2又は入力部108を介して、ユーザから音声が入力された場合、取得部11は、公知の音声認識技術(例えば音素認識技術)を用いて音声から生成されたテキストデータを取得する。なお、音声認識技術は、例えば通信網4を介して、クラウド型の音声認識技術を用いてもよい。
取得部11は、例えばテキストデータに含まれる資源情報、及び処理内容情報を分類してもよい。この場合、例えば公知技術の自然言語解析(形態素解析)を用いて分類することができる。上記と同様に、取得部11は、例えばテキストデータに含まれる資源情報、処理内容情報に加え、特徴情報を分類してもよい。
<選択部12>
選択部12は、テキストデータに対する処理特定情報を選択する。選択部12は、例えば図6(c)に示すように、資源選択部12aと、処理選択部12bと、処理特定選択部12cとを有する。
<<資源選択部12a>>
資源選択部12aは、資源データベースを参照し、複数の資源意味情報のうち資源情報に対応する資源意味情報(第1資源意味情報)を選択する。資源選択部12aは、例えば図2に示すように、資源情報(例えば「商品名」)と同一(一部一致又は完全一致)又は類似する参照資源データ、及び参照資源データに紐づく資源意味データ(例えば「1.「商品名」、「商品」、「一般用語」」)を第1資源意味情報として選択する。資源選択部12aは、例えば1つの資源情報に対して、複数の第1資源意味情報(例えば「1.「商品名」、「商品」、「一般用語」」、「2.「商品名」、「商品マスタ」、「システム用語」」、・・・)を選択してもよい。
<<処理選択部12b>>
処理選択部12bは、処理データベースを参照し、複数の処理意味情報のうち処理内容情報に対応する処理意味情報(第1処理意味情報)を選択する。処理選択部12bは、例えば処理内容情報(例えば「登録して」)と同一又は類似する参照処理データ又は類似データ、及び参照処理データに紐づく処理意味データ(例えば「A.「登録して」、「システムへデータを登録する」、「システム用語」」)を第1処理意味情報として選択する。処理選択部12bは、例えば1つの処理内容情報に対して、複数の第1処理意味情報(例えば「A.「登録して」、「システムへデータを登録する」、「システム用語」」、「B.「登録して」、「システムへデータを更新する」、「システム用語」」、・・・)を選択してもよい。
<<処理特定選択部12c>>
処理特定選択部12cは、処理特定データベースを参照し、複数の処理特定情報のうち第1資源意味情報、及び第1処理意味情報の組合せに対応する処理特定情報(第1処理特定情報)を選択する。処理特定選択部12cは、例えば第1資源意味情報の少なくとも一部(例えば「商品」)、及び第1処理意味情報の少なくとも一部(例えば「登録する」)の組合せを含む特定パラメータ(例えば図5に示す「パラメータ1:「商品」」、「パラメータ2:「登録する」」)を探索し、探索した特定パラメータに紐づく処理特定情報(例えば「商品管理登録」)を選択する。
処理特定選択部12cは、例えば第1資源意味情報及び第1処理意味情報の組合せを含む特定パラメータを複数探索した場合、例えば最も高い基準値に紐づく処理特定情報を選択する。処理特定選択部12cは、例えば予め設定された閾値以上の基準値に紐づく複数の処理特定情報を選択してもよい。
<記憶部13>
記憶部13は、例えば図2に示すように、第1処理特定情報に基づき、経営資源データベースに特徴情報を記憶させる。記憶部13は、例えば第1処理特定情報(例えば「商品管理登録」)に対応する第1処理意味情報に紐づく第1処理データを選択し、第1処理データを用いて処理(ここでは経営資源データベースに「商品名」として「○○」を登録)を実行する。これにより、例えば図5に示した経営資源データベースには、新たに商品名「○○」が経営資源情報として記憶される。なお、例えば商品名に紐づく商品番号等は、登録される順番に付与されるように予め設定してもよい。
<処理実行部14>
処理実行部14は、例えば図3に示すように、第1処理特定情報に基づき、第1処理意味情報に紐づく第1処理データを用いて処理を実行する。処理実行部14は、第1処理特定情報(例えば「FAX送信」)に対応する第1処理意味情報に紐づく第1処理データを選択し、処理データを用いて処理(ここでは「商品名」として「△△」を発注するための「FAXを送信」)を実行する。これにより、処理(△△の発注用FAX送信)が実行される。
<出力部15>
出力部15は、例えば選択された処理特定情報等の各種情報を出力する。出力部15は、報知部109又は端末2等を介して、ユーザが認識できるように各種情報を報知する。出力部15は、I/F105を介して端末2等に各種情報を出力し、I/F107を介して報知部109に各種情報を出力する。
<端末2>
端末2として、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末等の公知の電子機器が用いられる。端末2は、例えば上述した業務支援装置1と同様の構成及び機能の少なくとも一部を備えてもよい。端末2は、例えば複数備えてもよく、各端末2がそれぞれ通信網4を介して業務支援装置1と接続されてもよい。
<サーバ3>
サーバ3には、例えば上述したデータベース等の各種情報が記憶される。サーバ3には、例えば通信網4を介して業務支援装置1等から送られてきた各種情報が蓄積される。サーバ3には、例えば保存部104と同様の情報が記憶され、通信網4を介して業務支援装置1等と各種情報の送受信が行われてもよい。即ち、業務支援システム100では、業務支援装置1又は業務支援装置1の保存部104の代わりにサーバ3を用いてもよい。
<通信網4>
通信網4は、業務支援装置1が通信回路を介して接続されるインターネット網等である。通信網4は、いわゆる光ファイバ通信網で構成されてもよい。また、通信網4は、有線通信網のほか、無線通信網等の公知の通信網で実現されてもよい。
(第1実施形態:業務支援システム100の動作の一例)
次に、本実施形態における業務支援システム100の動作の一例について説明する。図7は、本実施形態における業務支援システム100の動作の一例を示すフローチャートである。
業務支援システム100は、例えば図7に示すように、取得手段S110と、選択手段S120とを備え、例えば記憶手段S130、及び処理実行手段S140の少なくとも何れかを備えてもよい。
<取得手段S110>
取得手段S110は、テキストデータを取得する。例えば取得部11は、端末2又は入力部108を介して、ユーザから入力された音声又はテキストに基づき、経営資源の管理に関するテキストデータを取得する。このとき、例えば端末2又は入力部108を介して、ユーザから音声が入力された場合、取得部11は、公知の音声認識技術を用いて音声から生成されたテキストデータを取得する。取得部11は、例えば取得したテキストデータを保存部104に保存する。
取得部11は、ユーザの入力するタイミング毎にテキストデータを取得するほか、例えば一定期間に蓄積された複数のテキストデータを一度に取得してもよい。なお、端末2又は入力部108を介して入力された非テキスト形式のデータから、テキストデータを生成する方法は、公知技術を用いることができる。
テキストデータとして、「商品名、○○を登録して」のような文章形式の文字列が取得されるほか、例えば「資源情報:商品名」、「処理内容情報:登録して」、「特徴情報:○○」のように、テキストデータに含まれる各情報に分類された状態で取得してもよい。また、取得部11は、資源情報、処理内容情報、及び特徴情報を取得する際、確率(信頼度)を含んだ状態で取得してもよい。なお、テキストデータは、資源情報、処理内容情報、及び特徴情報を複数含んでもよい。
<選択手段S120>
選択手段S120は、テキストデータに対する処理特定情報を選択する。選択部12は、例えば1つのテキストデータに対し、複数の処理特定情報を選択してもよい。選択手段S120は、例えば公知のマッチング技術等を用いて実行される。選択手段S120は、例えば資源選択手段S120aと、処理選択手段S120bと、処理特定選択手段S120cとを有する。なお、資源選択手段S120a、及び処理選択手段S120bを実行する順番は、任意である。
<<資源選択手段S120a>>
資源選択手段S120aは、資源データベースを参照し、複数の資源意味情報のうち資源情報に対応する第1資源意味情報を選択する。資源選択部12aは、例えばテキストデータに含まれる資源情報と同一又は類似する参照資源データを選択する。このとき、例えば1つの資源情報に対して複数の参照資源データを選択してもよい。資源選択部12aは、選択した参照資源データに紐づく資源意味データを選択する。これにより、資源選択部12aは、選択された参照資源データ及び資源意味データの少なくとも何れかを第1資源意味情報として選択する。
<<処理選択手段S120b>>
処理選択手段S120bは、処理データベースを参照し、複数の処理意味情報のうち処理内容情報に対応する第1処理意味情報を選択する。処理選択部12bは、例えばテキストデータに含まれる処理内容情報と同一又は類似する参照処理データ又は類似データを選択する。このとき、例えば1つの処理内容情報に対して複数の参照処理データ又は類似データを選択してもよい。処理選択手段S120bは、選択した参照処理データ又は類似データに紐づく処理意味データを選択する。これにより、処理選択部12bは、選択された参照処理データ、類似データ、及び処理意味データの少なくとも何れかを第1処理意味情報として選択する。
<<処理特定選択手段S120c>>
処理特定選択手段S120cは、処理特定データベースを参照し、複数の処理特定情報のうち第1資源意味情報、及び第1処理意味情報の組合せに対応する第1処理特定情報を選択する。処理特定選択部12cは、例えば第1資源意味情報の少なくとも一部、及び第1処理意味情報の少なくとも一部の組合せを含む特定パラメータを探索する。処理特定選択部12cは、探索した特定パラメータに紐づく処理特定情報を、第1処理特定情報として選択する。処理特定選択部12cは、例えば複数の処理特定情報を選択した場合、最も高い基準値に紐づく処理特定情報を、第1処理特定情報として選択する。
これにより、ユーザから入力されたテキストデータに対し、最適な処理を選択することができ、例えば本実施形態における業務支援システム100の動作が終了する。
選択手段S120のあと、例えば選択された第1処理特定情報を、報知部109や端末2等に表示してもよい(出力手段)。この場合、例えば出力部15は、I/F105、107を介して、第1処理特定情報を報知部109又は端末2に出力する。この時、例えばユーザに対して第1処理情報を実行するか否かの確認をするための表示や音声を、報知部109又は端末2から出力してもよい。
例えば取得部11は、ユーザから実行する旨のデータを取得した場合、後述する記憶手段S130や処理実行手段S140を実行する。このほか、例えば取得部11は、ユーザから実行しない旨のデータを取得した場合、上述した選択手段S120を実行し、第1処理特定情報とは異なる処理特定情報(例えば第2処理特定情報)を取得してもよい。処理特定選択部12cは、例えば第1処理特定情報の次に高い基準値に紐づく処理特定処理を、第2処理特定情報として選択する。
なお、例えば処理特定選択手段S120cでは、例えば複数の処理特定情報を選択してもよい。この場合、出力手段において、複数の処理特定情報を報知部109等に出力し、ユーザが複数の処理特定情報から少なくとも1つを選択してもよい。
<記憶手段S130>
選択手段S120又は出力手段のあと、例えば第1処理特定情報に基づき、経営資源データベースに特徴情報を記憶させてもよい(記憶手段S130)。記憶部13は、例えば「登録」に関する内容が第1処理情報に含まれる場合、特定パラメータに含まれる内容(例えば「商品名」)を登録先のカテゴリとして判断し、経営資源データベースに特徴情報を記憶させる。なお、特徴情報は、例えば複数種の文字列を有してもよい。
<処理実行手段S140>
選択手段S120又は出力手段のあと、又は記憶手段S130の前後において、例えば第1処理特定情報に基づき、第1処理意味情報に紐づく第1処理データを用いて処理を実行してもよい(処理実行手段S140)。処理実行部14は、例えば第1処理特定情報を選択する際の根拠となった第1処理意味情報に紐づく第1処理データを選択する。処理実行部14は、第1処理データを用いて、例えば特徴情報を処理対象として処理を実行する。処理実行部14は、例えばソースコードで示された第1処理データをプログラムとして、所定の処理を実行する。
例えばテキストデータが、「9月のABC社への請求額を参照する」という内容の場合、処理実行手段S140では、第1処理特定情報に基づき、経営資源データベースから経営資源情報を取出して処理(報知部109や端末2等に出力)してもよい。この場合、例えば選択部12により第1処理特定情報(例えば「請求額の参照」)が選択される。その後、処理実行部14は、例えば第1参照意味情報として選択された「参照する」に紐づく第1処理データ「データ表示」を選択する。そして、処理実行部14は、第1資源意味情報として選択された「9月」、「ABC社」、「請求額」に対応する経営資源情報(例えば「7,000,000円」)を取出して、出力部15を介して報知部109や端末2に出力する。これにより、ユーザは、経営資源データベースに蓄積された経営資源情報を閲覧することができる。
本実施形態によれば、処理特定選択部12cは、第1資源意味情報、及び第1処理意味情報の組合せに対応する第1処理特定情報を選択する。このため、ユーザから入力されたテキストデータに対し、最適な処理を選択することができる。これにより、ユーザの作業時間を削減することが可能となる。
また、本実施形態によれば、記憶部13は、第1処理特定情報に基づき、経営資源データベースに特徴情報を記憶させる。このため、新たな内容を経営資源データベースに登録する場合においても、ユーザの負担を最低限に抑制することができる。これにより、ユーザの作業時間をさらに削減することが可能となる。
また、本実施形態によれば、処理実行部14は、第1処理データを用いて処理を実行する。このため、ユーザに課せられた業務処理を、第1処理特定情報に基づき実行することができる。これにより、ユーザの作業時間をさらに削減することが可能となる。
また、本実施形態によれば、処理特定選択部12cは、処理特定情報を選択した頻度を、基準値に反映させる。このため、業務支援装置1が利用される状況に応じて適切な処理特定情報を選択することが可能となる。
本実施形態によれば、処理特定選択手段S120cは、第1資源意味情報、及び第1処理意味情報の組合せに対応する第1処理特定情報を選択する。このため、ユーザから入力されたテキストデータに対し、最適な処理を選択することができる。これにより、ユーザの作業時間を削減することが可能となる。
(第2実施形態:業務支援システム100)
次に、図8及び図9を参照して、第2実施形態における業務支援システム100の構成の一例について説明する。図8は、第2実施形態における業務支援システム100の動作の一例を示す模式図であり、図9は、第2実施形態における業務支援システム100の機能の一例を示す模式図である。
上述した第1実施形態と、第2実施形態との違いは、テキストデータに未登録情報が含まれる点である。なお、上述した内容と同様の構成については、説明を省略する。
本実施形態における業務支援システム100では、例えば図8に示すように、未登録情報に基づき、質問データを生成する。未登録情報は、資源データベース及び処理データベースに対応する情報が記憶されていない情報を示す。即ち、資源選択手段S120a及び処理選択手段S120bを実行する際、未登録情報に同一又は類似する資源意味情報、及び処理意味情報が選択されない状態を示す。
質問データは、例えば端末2等に送信され、例えば表示部に質問データを表示することで、ユーザが認識する。ユーザは、質問データに対する回答を入力し、業務支援装置1が回答情報として取得する。その後、選択手段S120により選択された情報(第1資源意味情報及び第1処理意味情報の少なくとも何れか)と、未登録情報と、回答情報との組合せに対応する処理特定情報(第2処理特定情報)を選択する。これにより、テキストデータに未登録情報が含まれる場合においても、最適な処理を選択することができる。
特に、本実施形態における業務支援システム100では、回答情報に基づき、資源データベース及び処理データベースの何れかに、未登録情報を登録させることができる。このため、各データベースの更新を容易に実施することができる。
本実施形態における業務支援装置1は、例えば図9に示すように、質問生成部16と、回答取得部17とを備え、例えば更新部18を備えてもよい。
<質問生成部16>
質問生成部16は、未登録情報に基づき、未登録情報を特定するための質問データを生成する。質問データは、例えば処理特定情報を選択するために必要な情報を、ユーザから取得するために生成される。質問生成部16は、例えば予めデータベース等に記憶された質問フォーマットを用いて、質問データを生成する。なお、質問生成部16は、例えば公知のチャットボット技術等の対話技術を用いて、質問データの生成や、ユーザへの報知を実現してもよい。
質問データは、テキスト形式のデータで生成されるほか、例えば音声形式のデータで生成されてもよい。質問データとして、例えば「「ABC社」の定義が不明です」等のユーザが認識できる文章等を表示できるデータが用いられる。また、質問データとして、例えば「「ABC社」は企業名でよろしいでしょうか」等の確認をするためのデータが用いられてもよい。
<回答取得部17>
回答取得部17は、質問データに対するユーザからの回答を示す回答情報(テキストデータ)を取得し、未登録情報と回答情報とを紐づける。回答取得部17は、端末2又は入力部108を介して入力された回答に基づき、回答情報を取得する。このとき、例えば端末2又は入力部108介して、ユーザから音声が入力された場合、回答取得部17は、公知の音声認識技術を用いて音声から生成された回答情報を取得する。
<更新部18>
更新部18は、回答情報に基づき、資源データベース及び処理データベースの何れかに、未登録情報を記憶させる。更新部18は、例えば未登録情報を参照資源データ又は参照処理データとして記憶させ、回答情報を資源意味データ又は処理意味データとして記憶させる。
更新部18は、例えば処理特定データベースの特定パラメータとして、回答情報及び未登録情報の少なくとも何れかを記憶させてもよい。この場合、新たに設定した処理特定情報に回答情報等を紐づけるほか、既存の処理特定情報に回答情報等を紐づけてもよい。更新部18を備えることで、新たに取得された未登録情報等を各データベースに反映でき、対応可能なテキストデータの種類を増やすことができる。
(第2実施形態:業務支援システム100の動作の一例)
次に、本実施形態における業務支援システム100の動作の一例について説明する。図10は、本実施形態における業務支援システム100の動作の一例を示すフローチャートである。
本実施形態における業務支援システム100は、質問生成手段S160と、回答取得手段S170とを備え、例えば更新手段S180を備えてもよい。なお、上述した内容と同様の手段については、説明を省略する。
<質問生成手段S160>
質問生成手段S160は、例えば選択手段S120において、テキストデータに含まれる資源情報及び処理内容情報の全てに対し、第1資源意味情報及び第2資源意味情報を選択できない場合に実行される。即ち、質問生成手段S160では、資源情報及び処理内容情報のうち、資源データベース及び処理データベースに対応する情報が記憶されていない情報を、未登録情報として判断する。なお、テキストデータに含まれる資源情報及び処理内容情報の全てに対し、第1資源意味情報及び第2資源意味情報を選択できるか否かの判定は、例えば選択手段S120によって実行できる。
質問生成手段S160において、質問生成部16は、例えば未登録情報に基づき、質問データを生成する。生成された質問データは、例えば出力部15を介して、報知部109又は端末2等に出力される。
<回答取得手段S170>
回答取得手段S170は、質問データに対するユーザからの回答を示す回答情報を取得し、未登録情報と回答情報とを紐づける。回答取得部17は、例えば端末2又は入力部108を介して入力された回答に基づき、回答情報を取得する。回答取得部17は、取得した回答情報と、未登録情報とを紐づける。
その後、処理特定選択手段S120cを実行する。処理特定選択部12cは、例えば処理特定データベースを参照し、複数の処理特定情報のうち、第1資源意味情報、及び第1処理意味情報の少なくとも何れかと、未登録情報と、回答情報との組合せに対応する第2処理特定情報を選択する。
なお、処理特定選択手段S120cを実行したあと、例えば第2特定情報を選択できない場合、再度質問生成手段S160を実行してもよい。この場合、質問生成部16は、例えば特定パラメータとして必要な情報を回答情報として取得できるように、質問データを生成してもよい。
<更新手段S180>
更新手段S180は、回答情報に基づき、資源データベース及び処理データベースの何れかに、未登録情報を記憶させる。更新部18は、例えば回答情報の内容が、資源意味データ又は処理意味データの何れかに相当するかを判断し、判断した各データに紐づく形式で未登録情報を記憶させる。即ち、更新部18は、回答情報の内容が資源意味データに相当すると判断した場合、未登録情報を参照資源データとして記憶させる。他方、更新部18は、回答情報の内容が処理意味データに相当すると判断した場合、未登録情報を参照処理データとして記憶させる。
その後、例えば上述した記憶手段S130、処理実行手段S140等を実行し、本実施形態における業務支援システム100の動作が終了する。
本実施形態によれば、上述した実施形態と同様に、処理特定選択部12cは、第1資源意味情報、及び第1処理意味情報の組合せに対応する第1処理特定情報を選択する。このため、ユーザから入力されたテキストデータに対し、最適な処理を選択することができる。これにより、ユーザの作業時間を削減することが可能となる。
また、本実施形態によれば、回答取得部17は、質問データに対する回答情報を取得する。このため、テキストデータに未登録情報が含まれる場合においても、回答情報に基づき未登録情報を認識することができ、各データベースに記憶されていない未知の情報に対しても、対応することができる。これにより、業務支援装置1の利用範囲を拡大させることが可能となる。
また、本実施形態によれば、更新部18は、回答情報に基づき、資源データベース及び処理データベースの何れかに、未登録情報を記憶させる。このため、各データベースの更新を容易に実施することができる。これにより、用途に応じたカスタマイズを容易に実現することが可能となる。
また、本実施形態によれば、処理特定選択部12cは、処理特定データベースを参照し、第2処理特定情報を選択する。このため、テキストデータに未登録情報が含まれる場合においても、適切な処理特定情報を選択することができる。これにより、処理特定情報の選択精度を向上させることが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 :業務支援装置
2 :端末
3 :サーバ
4 :通信網
10 :筐体
11 :取得部
12 :選択部
12a :資源選択部
12b :処理選択部
12c :処理特定選択部
13 :記憶部
14 :処理実行部
15 :出力部
16 :質問生成部
17 :回答取得部
18 :更新部
100 :業務支援システム
101 :CPU
102 :ROM
103 :RAM
104 :保存部
105 :I/F
106 :I/F
107 :I/F
108 :入力部
109 :報知部
110 :内部バス
S110 :取得手段
S120 :選択手段
S120a :資源選択手段
S120b :処理選択手段
S120c :処理特定選択手段
S130 :記憶手段
S140 :処理実行手段
S160 :質問生成手段
S170 :回答取得手段
S180 :更新手段
第1発明に係る業務支援装置は、経営資源のデータ管理を補助するための業務支援装置であって、経営資源に関する資源情報、及び前記資源情報を管理するために処理する内容を示す処理内容情報を含むテキストデータを、ユーザから入力された音声又はテキストに基づき取得する取得部と、前記資源情報を特定する候補として予め取得された複数の資源意味情報が記憶された資源データベースと、前記処理内容情報を特定する候補として予め取得された複数の処理意味情報が記憶された処理データベースと、前記資源意味情報及び前記処理意味情報の組合せを特定する候補として予め取得された複数の特定パラメータと、複数の前記特定パラメータに紐づく複数の処理特定情報と、前記処理特定情報毎に紐づけられた複数の基準値とが記憶された処理特定データベースと、前記資源データベースを参照し、複数の前記資源意味情報のうち前記資源情報に対応する第1資源意味情報を複数選択する資源選択部と、前記処理データベースを参照し、複数の前記処理意味情報のうち前記処理内容情報に対応する第1処理意味情報を複数選択する処理選択部と、前記処理特定データベースを参照し、前記第1資源意味情報、及び前記第1処理意味情報の組合せに対応する複数の前記特定パラメータに基づき、最も高い基準値に紐づく第1処理特定情報を選択する処理特定選択部と、を備えることを特徴とする。
第4発明に係る業務支援装置は、第1発明〜第3発明において、前記テキストデータに含まれ、前記資源データベース及び前記処理データベースに対応する情報が記憶されていない未登録情報に基づき、前記未登録情報を特定するための質問データを生成する質問生成部と、前記質問データに対する前記ユーザからの回答を示す回答情報を取得し、前記未登録情報と前記回答情報とを紐づける回答取得部と、前記回答情報に基づき、前記資源データベース及び前記処理データベースの何れかに、前記未登録情報及び前記回答情報をそれぞれ記憶させる更新部と、をさらに備えることを特徴とする。
発明に係る業務支援装置は、第4発明において、前記処理特定選択部は、前記処理特定データベースを参照し、複数の前記処理特定情報のうち、前記第1資源意味情報、及び前記第1処理意味情報の少なくとも何れかと、前記未登録情報と、前記回答情報との組合せに対応する第2処理特定情報を選択することを特徴とする。
発明に係る業務支援装置は、第1発明〜第発明の何れかにおいて、前記処理特定選択部は、前記処理特定情報を選択した頻度を、前記基準値に反映させることを特徴とする。
発明に係る業務支援システムは、経営資源のデータ管理を補助するための業務支援システムであって、経営資源に関する資源情報、及び前記資源情報を管理するために処理する内容を示す処理内容情報を含むテキストデータを、ユーザから入力された音声又はテキストに基づき取得する取得手段と、前記資源情報を特定する候補として予め取得された複数の資源意味情報が記憶された資源データベースと、前記処理内容情報を特定する候補として予め取得された複数の処理意味情報が記憶された処理データベースと、前記資源意味情報及び前記処理意味情報の組合せを特定する候補として予め取得された複数の特定パラメータと、複数の前記特定パラメータに紐づく複数の処理特定情報と、前記処理特定情報毎に紐づけられた複数の基準値とが記憶された処理特定データベースと、前記資源データベースを参照し、複数の前記資源意味情報のうち前記資源情報に対応する第1資源意味情報を複数選択する資源選択手段と、前記処理データベースを参照し、複数の前記処理意味情報のうち前記処理内容情報に対応する第1処理意味情報を複数選択する処理選択手段と、前記処理特定データベースを参照し、前記第1資源意味情報、及び前記第1処理意味情報の組合せに対応する複数の前記特定パラメータに基づき、最も高い基準値に紐づく第1処理特定情報を選択する処理特定選択手段と、を備えることを特徴とする。
第1発明〜第発明によれば、処理特定選択部は、第1資源意味情報、及び第1処理意味情報の組合せに対応する第1処理特定情報を選択する。このため、ユーザから入力されたテキストデータに対し、最適な処理を選択することができる。これにより、ユーザの作業時間を削減することが可能となる。
特に、第発明によれば、処理特定選択部は、処理特定データベースを参照し、第2処理特定情報を選択する。このため、テキストデータに未登録情報が含まれる場合においても、適切な処理特定情報を選択することができる。これにより、処理特定情報の選択精度を向上させることが可能となる。
特に、第発明によれば、処理特定選択部は、処理特定情報を選択した頻度を、基準値に反映させる。このため、業務支援装置が利用される状況に応じて適切な処理特定情報を選択することが可能となる。
発明によれば、処理特定選択手段は、第1資源意味情報、及び第1処理意味情報の組合せに対応する第1処理特定情報を選択する。このため、ユーザから入力されたテキストデータに対し、最適な処理を選択することができる。これにより、ユーザの作業時間を削減することが可能となる。
第1発明に係る業務支援装置は、経営資源のデータ管理を補助するための業務支援装置であって、経営資源に関する資源情報、及び前記資源情報を管理するために処理する内容を示す処理内容情報を含むテキストデータを、ユーザから入力された音声又はテキストに基づき取得する取得部と、前記資源情報を特定する候補として予め取得された複数の資源意味情報が記憶された資源データベースと、前記処理内容情報を特定する候補として予め取得された複数の処理意味情報が記憶された処理データベースと、前記資源意味情報及び前記処理意味情報の組合せを特定する候補として予め取得された複数の特定パラメータと、複数の前記特定パラメータに紐づく複数の処理特定情報と、前記処理特定情報毎に紐づけられた複数の基準値とが記憶された処理特定データベースと、前記資源データベースを参照し、複数の前記資源意味情報のうち前記資源情報に対応する第1資源意味情報を複数選択する資源選択部と、前記処理データベースを参照し、複数の前記処理意味情報のうち前記処理内容情報に対応する第1処理意味情報を複数選択する処理選択部と、前記処理特定データベースを参照し、前記第1資源意味情報、及び前記第1処理意味情報の組合せに対応する複数の前記特定パラメータに基づき、最も高い基準値に紐づく第1処理特定情報を選択する処理特定選択部と、前記テキストデータに含まれ、前記資源データベース及び前記処理データベースに対応する情報が記憶されていない未登録情報に基づき、前記未登録情報を特定するための質問データを生成する質問生成部と、前記質問データに対する前記ユーザからの回答を示す回答情報を取得し、前記未登録情報と前記回答情報とを紐づける回答取得部と、前記回答情報に基づき、前記資源データベース及び前記処理データベースの何れかに、前記未登録情報及び前記回答情報をそれぞれ記憶させる更新部と、を備え、前記更新部は、前記回答情報の内容が、前記資源意味情報又は前記処理意味情報の何れかに相当するかを判断し、判断した前記資源意味情報又は前記処理意味情報に紐づく形式で前記未登録情報を記憶させることを特徴とする。
発明に係る業務支援装置は、第1発明〜第3発明において、前記処理特定選択部は、前記処理特定データベースを参照し、複数の前記処理特定情報のうち、前記第1資源意味情報、及び前記第1処理意味情報の少なくとも何れかと、前記未登録情報と、前記回答情報との組合せに対応する第2処理特定情報を選択することを特徴とする。
発明に係る業務支援装置は、第1発明〜第発明の何れかにおいて、前記処理特定選択部は、前記処理特定情報を選択した頻度を、前記基準値に反映させることを特徴とする。
発明に係る業務支援装置は、経営資源のデータ管理を補助するための業務支援システムであって、経営資源に関する資源情報、及び前記資源情報を管理するために処理する内容を示す処理内容情報を含むテキストデータを、ユーザから入力された音声又はテキストに基づき取得する取得手段と、前記資源情報を特定する候補として予め取得された複数の資源意味情報が記憶された資源データベースと、前記処理内容情報を特定する候補として予め取得された複数の処理意味情報が記憶された処理データベースと、前記資源意味情報及び前記処理意味情報の組合せを特定する候補として予め取得された複数の特定パラメータと、複数の前記特定パラメータに紐づく複数の処理特定情報と、前記処理特定情報毎に紐づけられた複数の基準値とが記憶された処理特定データベースと、前記資源データベースを参照し、複数の前記資源意味情報のうち前記資源情報に対応する第1資源意味情報を複数選択する資源選択手段と、前記処理データベースを参照し、複数の前記処理意味情報のうち前記処理内容情報に対応する第1処理意味情報を複数選択する処理選択手段と、前記処理特定データベースを参照し、前記第1資源意味情報、及び前記第1処理意味情報の組合せに対応する複数の前記特定パラメータに基づき、最も高い基準値に紐づく第1処理特定情報を選択する処理特定選択手段と、前記テキストデータに含まれ、前記資源データベース及び前記処理データベースに対応する情報が記憶されていない未登録情報に基づき、前記未登録情報を特定するための質問データを生成する質問生成手段と、前記質問データに対する前記ユーザからの回答を示す回答情報を取得し、前記未登録情報と前記回答情報とを紐づける回答取得手段と、前記回答情報に基づき、前記資源データベース及び前記処理データベースの何れかに、前記未登録情報及び前記回答情報をそれぞれ記憶させる更新手段と、を備え、前記更新手段は、前記回答情報の内容が、前記資源意味情報又は前記処理意味情報の何れかに相当するかを判断し、判断した前記資源意味情報又は前記処理意味情報に紐づく形式で前記未登録情報を記憶させることを特徴とする。
第1発明〜第発明によれば、処理特定選択部は、第1資源意味情報、及び第1処理意味情報の組合せに対応する第1処理特定情報を選択する。このため、ユーザから入力されたテキストデータに対し、最適な処理を選択することができる。これにより、ユーザの作業時間を削減することが可能となる。
特に、第発明によれば、処理特定選択部は、処理特定データベースを参照し、第2処理特定情報を選択する。このため、テキストデータに未登録情報が含まれる場合においても、適切な処理特定情報を選択することができる。これにより、処理特定情報の選択精度を向上させることが可能となる。
特に、第発明によれば、処理特定選択部は、処理特定情報を選択した頻度を、基準値に反映させる。このため、業務支援装置が利用される状況に応じて適切な処理特定情報を選択することが可能となる。
発明によれば、処理特定選択手段は、第1資源意味情報、及び第1処理意味情報の組合せに対応する第1処理特定情報を選択する。このため、ユーザから入力されたテキストデータに対し、最適な処理を選択することができる。これにより、ユーザの作業時間を削減することが可能となる。

Claims (8)

  1. 経営資源のデータ管理を補助するための業務支援装置であって、
    経営資源に関する資源情報、及び前記資源情報を管理するために処理する内容を示す処理内容情報を含むテキストデータを、ユーザから入力された音声又はテキストに基づき取得する取得部と、
    前記資源情報を特定する候補として予め取得された複数の資源意味情報が記憶された資源データベースと、
    前記処理内容情報を特定する候補として予め取得された複数の処理意味情報が記憶された処理データベースと、
    前記資源意味情報及び前記処理意味情報の組合せを特定する候補として予め取得された複数の特定パラメータと、複数の前記特定パラメータに紐づく複数の処理特定情報とが記憶された処理特定データベースと、
    前記資源データベースを参照し、複数の前記資源意味情報のうち前記資源情報に対応する第1資源意味情報を選択する資源選択部と、
    前記処理データベースを参照し、複数の前記処理意味情報のうち前記処理内容情報に対応する第1処理意味情報を選択する処理選択部と、
    前記処理特定データベースを参照し、複数の処理特定情報のうち前記第1資源意味情報、及び前記第1処理意味情報の組合せに対応する第1処理特定情報を選択する処理特定選択部と、
    を備えること
    を特徴とする業務支援装置。
  2. 前記テキストデータは、前記資源情報の具体的な特徴を示す特徴情報を含み、
    前記第1処理特定情報に基づき、前記経営資源の具体的な特徴を示す経営資源情報が複数記憶された経営資源データベースに、前記特徴情報を記憶させる記憶部をさらに備えること
    を特徴とする請求項1記載の業務支援装置。
  3. 前記処理データベースは、複数の前記処理意味情報に紐づき、コンピュータが前記処理を実行するための複数の処理データが記憶され、
    前記第1処理特定情報に基づき、前記第1処理意味情報に紐づく第1処理データを用いて前記処理を実行する処理実行部をさらに備えること
    を特徴とする請求項1記載の業務支援装置。
  4. 前記テキストデータに含まれ、前記資源データベース及び前記処理データベースに対応する情報が記憶されていない未登録情報に基づき、前記未登録情報を特定するための質問データを生成する質問生成部と、
    前記質問データに対する前記ユーザからの回答を示す回答情報を取得し、前記未登録情報と前記回答情報とを紐づける回答取得部と、
    をさらに備えること
    を特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載の業務支援装置。
  5. 前記回答情報に基づき、前記資源データベース及び前記処理データベースの何れかに、前記未登録情報を記憶させる更新部をさらに備えること
    を特徴とする請求項4記載の業務支援装置。
  6. 前記処理特定選択部は、前記処理特定データベースを参照し、複数の前記処理特定情報のうち、前記第1資源意味情報、及び前記第1処理意味情報の少なくとも何れかと、前記未登録情報と、前記回答情報との組合せに対応する第2処理特定情報を選択すること
    を特徴とする請求項4又は5記載の業務支援装置。
  7. 前記処理特定データベースは、複数の前記処理特定情報に紐づけられた基準値が記憶され、
    前記処理特定選択部は、前記処理特定情報を選択した頻度を、前記基準値に反映させること
    を特徴とする請求項1〜6の何れか1項記載の業務支援装置。
  8. 経営資源のデータ管理を補助するための業務支援システムであって、
    経営資源に関する資源情報、及び前記資源情報を管理するために処理する内容を示す処理内容情報を含むテキストデータを、ユーザから入力された音声又はテキストに基づき取得する取得手段と、
    前記資源情報を特定する候補として予め取得された複数の資源意味情報が記憶された資源データベースと、
    前記処理内容情報を特定する候補として予め取得された複数の処理意味情報が記憶された処理データベースと、
    前記資源意味情報及び前記処理意味情報の組合せを特定する候補として予め取得された複数の特定パラメータと、複数の前記特定パラメータに紐づく複数の処理特定情報とが記憶された処理特定データベースと、
    前記資源データベースを参照し、複数の前記資源意味情報のうち前記資源情報に対応する第1資源意味情報を選択する資源選択手段と、
    前記処理データベースを参照し、複数の前記処理意味情報のうち前記処理内容情報に対応する第1処理意味情報を選択する処理選択手段と、
    前記処理特定データベースを参照し、複数の処理特定情報のうち前記第1資源意味情報、及び前記第1処理意味情報の組合せに対応する第1処理特定情報を選択する処理特定選択手段と、
    を備えること
    を特徴とする業務支援システム。
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