JP6750838B1 - 業務自動処理の手順定義装置、及び業務自動処理の手順定義システム - Google Patents

業務自動処理の手順定義装置、及び業務自動処理の手順定義システム Download PDF

Info

Publication number
JP6750838B1
JP6750838B1 JP2019150332A JP2019150332A JP6750838B1 JP 6750838 B1 JP6750838 B1 JP 6750838B1 JP 2019150332 A JP2019150332 A JP 2019150332A JP 2019150332 A JP2019150332 A JP 2019150332A JP 6750838 B1 JP6750838 B1 JP 6750838B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
processing
text data
business
text
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019150332A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021033449A (ja
Inventor
基光 白川
基光 白川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Soppra Corp
Original Assignee
Soppra Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Soppra Corp filed Critical Soppra Corp
Priority to JP2019150332A priority Critical patent/JP6750838B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6750838B1 publication Critical patent/JP6750838B1/ja
Publication of JP2021033449A publication Critical patent/JP2021033449A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】新規業務フローの構築を容易に実現できる業務自動処理の手順定義装置、及び業務自動処理の手順定義システムを提供する。【解決手段】業務の補助を実現するための業務自動処理の手順定義装置1であって、業務フローの構築に関するテキストデータを、ユーザから入力された音声又はテキストに基づき取得する取得部11と、予め取得された参照テキストデータ、参照テキストデータに紐づき、複数の業務のプロセスと、業務に必要な複数のパラメータとの組合せを有する参照データ、及び参照データに紐づき、業務の自動化処理に必要な業務処理情報を含む処理用データが記憶されたデータベース14と、データベース14を参照し、複数の処理用データのうちテキストデータに基づく第1処理用データを選択する演算部12と、を備え、業務フローの構築に関する業務自動化手順の定義を、音声又は前記テキストにより設定する。【選択図】図5

Description

本発明は、業務の補助を実現するための業務自動処理の手順定義装置、及び業務自動処理の手順定義システムに関する。
近年、デスクワーク(定型作業)等のような業務の補助を実現するための手段として、RPA(Robotic Process Automation)等に関する技術が注目を集めている。このような技術として、例えば特許文献1の情報処理装置等が提案されている。
特許文献1の情報処理装置は、ユーザのメッセージ情報を取得する取得部と、取得した前記メッセージ情報から、前記ユーザに関連するタスク情報を抽出する抽出部と、抽出した前記タスク情報から、タスクの担当者及び関係者を識別する識別部と、前記タスク情報を、前記ユーザが前記担当者である第1タスク情報、又は前記ユーザが前記関係者である第2タスク情報に分類する分類部と、分類した前記第1又は第2タスク情報をデータベースに登録する登録部と、該データベースを参照して、前記第1又は第2タスク情報を出力する出力部とを備えることを特徴とする。
特開2019−16280号公報
ここで、特許文献1の開示技術では、プロジェクト毎に対応するタスク内容や担当等を含む業務フローを、管理者によって予め登録されることを前提としている。即ち、予め登録されていない新規業務フローについては、管理者を通じて登録する必要がある。このため、情報処理装置を利用するユーザは、管理者が新規業務フローを登録するまで業務を進めることができない。また、ユーザは、管理者に比べて情報処理装置に関する専門的な知識を備えていないことが想定されるため、新規業務フローを直接登録するには膨大な時間を費やし、業務全体の遅延を引き起こす懸念が挙げられる。従って、新規業務フローの構築を容易に実現できることが望まれている。
そこで本発明は、上述した問題に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、新規業務フローの構築を容易に実現できる業務自動処理の手順定義装置、及び業務自動処理の手順定義システムを提供することにある。
第1発明に係る業務自動処理の手順定義装置は、業務フローの構築に関する業務自動化手順の定義を、音声又はテキストにより設定することで、業務の補助を実現するための業務自動処理の手順定義装置であって、前記業務フローの構築に関するテキストデータを、ユーザから入力された前記音声又は前記テキストに基づき取得する取得部と、予め取得された参照テキストデータ、前記参照テキストデータに紐づき、複数の業務のプロセスと、前記業務に必要な複数のパラメータとの組合せを有する参照データ、及び前記参照データに紐づき、前記業務の自動化処理に必要な業務処理情報を含む処理用データが記憶されたデータベースと、前記データベースを参照し、複数の前記処理用データのうち前記テキストデータに基づく第1処理用データを選択する演算部と、を備え、前記演算部は、前記テキストデータと同一又は類似する前記参照テキストデータを選択し、選択された前記参照テキストデータに紐づく前記プロセス、及び前記パラメータを選択し、選択された前記プロセスと、前記パラメータとの組合せに紐づく前記第1処理用データを選択し、前記演算部は、前記テキストデータに基づき、前記処理用データを特定するための質問データを生成する質問生成部と、前記質問データに対する前記ユーザからの回答を示す回答テキストデータを取得する回答取得部と、前記データベースを参照し、前記質問データ、及び前記回答テキストデータに対応する前記処理用データを選択する選択部と、を有し、前記質問生成部は、前記第1処理用データを選択できないと判断した場合、前記質問データを生成することを特徴とする。
発明に係る業務自動処理の手順定義装置は、第発明において、前記テキストデータ、及び前記回答テキストデータを前記データベースに記憶させる記憶部を更に備え、前記テキストデータは、前記参照テキストデータの一部として記憶され、前記回答テキストデータは、前記参照データの一部として記憶され、前記参照テキストデータの一部に記憶された前記テキストデータ、及び複数の前記処理用データの少なくとも一部に紐づくことを特徴とする。
発明に係る業務自動処理の手順定義システムは、業務フローの構築に関する業務自動化手順の定義を、音声又はテキストにより設定することで、業務の補助を実現するための業務自動処理の手順定義システムであって、前記業務フローの構築に関するテキストデータを、ユーザから入力された前記音声又は前記テキストに基づき取得する取得手段と、予め取得された参照テキストデータ、前記参照テキストデータに紐づき、複数の業務のプロセスと、前記業務に必要な複数のパラメータとの組合せを有する参照データ、及び前記参照データに紐づき、前記業務の自動化処理に必要な業務処理情報を含む処理用データが記憶されたデータベースと、前記データベースを参照し、複数の前記処理用データのうち前記テキストデータに基づく第1処理用データを選択する演算手段と、を備え、前記演算手段は、前記テキストデータと同一又は類似する前記参照テキストデータを選択し、選択された前記参照テキストデータに紐づく前記プロセス、及び前記パラメータを選択し、選択された前記プロセスと、前記パラメータとの組合せに紐づく前記第1処理用データを選択し、前記演算手段は、前記テキストデータに基づき、前記処理用データを特定するための質問データを生成する質問生成手段と、前記質問データに対する前記ユーザからの回答を示す回答テキストデータを取得する回答取得手段と、前記データベースを参照し、前記質問データ、及び前記回答テキストデータに対応する前記処理用データを選択する選択手段と、を有し、前記質問生成手段は、前記第1処理用データを選択できないと判断した場合、前記質問データを生成することを特徴とする。
第1発明〜第発明によれば、データベースは、複数の業務のプロセスと、業務に必要な複数のパラメータとの組合せを有する参照データが記憶される。このため、予め想定される業務フローのほか、一部のパラメータが異なる業務フローや、複数業務のプロセスを含む業務フロー等の構築に関するテキストデータに対しても、最適な処理用データを選択することができる。これにより、新規業務フローの構築を容易に実現することが可能となる。
第1発明〜発明によれば、選択部は、データベースを参照し、質問データ、及び回答テキストデータに対応する処理用データを選択する。このため、テキストデータに直接紐づけれられた処理用データがデータベースに記憶されていない場合においても、回答テキストデータを取得することで、新規業務フローの構築に必要な処理用データを選択することができる。これにより、構築できる新規業務フローの種類を増大させることが可能となる。
特に、第発明によれば、記憶部は、テキストデータ、及び回答テキストデータをデータベースに記憶させる。このため、記憶された回答テキストデータと同様のテキストデータを次回以降に取得した場合、演算部ではテキストデータに対応する処理用データを選択することができる。これにより、新規業務フローの構築や、利用環境毎のカスタマイズを容易に実現することが可能となる。
図1は、実施形態における業務自動処理の手順定義システムの構成の一例を示す模式図である。 図2は、実施形態における業務自動処理の手順定義システムの動作の一例を示す模式図である。 図3は、実施形態における参照テキストデータ、及び参照データの一例を示す模式図である。 図4は、実施形態における処理用データの一例を示す模式図である。 図5(a)は、実施形態における業務自動処理の手順定義装置の構成の一例を示す模式図であり、図5(b)は、実施形態における業務自動処理の手順定義装置の機能の一例を示す模式図であり、図5(c)は、実施形態における演算部の一例を示す模式図である。 図6は、実施形態における業務自動処理の手順定義システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図7は、実施形態における演算手段及び実行手段の一例を示す模式図である。 図8(a)及び図8(b)は、実施形態における演算手段の他の一例を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態における業務自動処理の手順定義装置及び業務自動処理の手順定義システムの一例について、図面を参照しながら説明する。
(実施形態:業務自動処理の手順定義システム100)
図1〜図5を参照して、本実施形態における業務自動処理の手順定義システム100の構成の一例について説明する。図1は、本実施形態における業務自動処理の手順定義システム100の全体の構成を示す模式図である。
業務自動処理の手順定義システム100は、主に定型作業等のような業務の補助(例えば業務の自動化処理)を実現するために利用される。業務自動処理の手順定義システム100は、例えば所定の業務フローを登録することで、業務に関わる作業者の進捗状況の収集、タスク管理、勤務管理等をコンピュータ上で行うことができる。業務自動処理の手順定義システム100は、特に、業務フローの構築に関する業務自動化手順の定義を、音声又はテキストにより設定することができ、システム管理者等のような専門的知識を有しないユーザ(例えば業務自動処理の手順定義システム100を利用して業務を管理する利用者等)においても、新規業務フローの構築を容易に実現することが可能となる。
業務自動処理の手順定義システム100は、例えば図1に示すように、業務自動処理の手順定義装置1を備え、ユーザが業務自動処理の手順定義装置1を利用してもよい。業務自動処理の手順定義システム100は、例えば通信網4を介して業務自動処理の手順定義装置1と接続された端末2を備え、ユーザが端末2を介して業務自動処理の手順定義装置1を利用してもよい。業務自動処理の手順定義システム100は、例えば通信網4を介して業務自動処理の手順定義装置1と接続されたサーバ3を備え、ユーザが業務自動処理の手順定義装置1又は端末2を介してサーバ3との各種情報の送受信により、各手段を実現してもよい。
業務自動処理の手順定義システム100は、例えば図2に示すような処理を実現することができる。図2では、ユーザが端末2を操作して業務自動処理の手順定義装置1を利用する一例を示しており、例えばユーザが業務自動処理の手順定義装置1を直接操作してもよい。
業務自動処理の手順定義装置1は、業務フローの構築に関するテキストデータを取得する。業務自動処理の手順定義装置1は、例えばデータベースを参照し、取得したテキストデータに基づく処理用データを選択する(図2の白抜き矢印)。処理用データは、業務自動処理の手順定義装置1又はサーバ3等に保存されたデータベースに複数記憶され、適宜取出される。これにより、処理用データに対応する業務フローが構築される。
その後、業務自動処理の手順定義装置1は、例えば処理用データに含まれる業務処理情報に基づき、業務処理を実行できる。業務自動処理の手順定義装置1は、例えば処理用データに含まれる報知用データを出力してもよい。報知用データは、例えば図2に示す表示用データ、又は音声データ等を含み、業務自動処理の手順定義装置1や端末2等の報知部により表示又は音が出され、これにより実行される業務処理の内容をユーザが認識できる。
業務自動処理の手順定義システム100では、例えばテキストデータに基づく処理用データを選択できなかった場合や、選択された処理用データに対してテキストデータに含まれる情報が少ない場合に、質問データを生成することができる(図2の黒矢印)。
例えばテキストデータの内容が新規業務フローに関する場合、業務自動処理の手順定義装置1では、テキストデータに基づく処理用データを選択できないことが起こり得る。このような場合に、質問データを生成することで、新規業務フローに適した処理用データの選択、又は選択する処理データに必要な情報を補充することができる。
質問データには、前記処理用データを特定するための内容が含まれる。質問データは、例えば端末2に出力され、ユーザが質問データに対する回答を入力する。業務自動処理の手順定義装置1は、ユーザの回答を示す回答テキストデータを取得したあと、データベースを参照し、質問データ及び回答テキストデータに対応する処理用データを選択する。
その後、業務自動処理の手順定義装置1は、例えば処理用データに含まれる業務処理情報に基づき、業務処理を実行する。業務自動処理の手順定義システム100では、業務フローの構築に関する業務自動化手順の定義を、ユーザから入力された音声又はテキストにより設定できる。特に、業務自動処理の手順定義システム100では、新規業務フローを構築でき、業務処理を円滑に進めることができる。
<テキストデータ>
テキストデータは、例えばユーザが端末2等を用いて文字入力した内容を示すほか、例えばユーザが端末2を用いて音声入力した内容を文字列形式に変換した内容や、予めユーザによって準備されたテキストファイル等を示す。
テキストデータとして、「進捗状況収集のエージェントを作成して」等の文章形式が用いられるほか、例えば「○○部長」、「作業進捗」、「毎週の月曜日」、「各チーム」、「納期」等のキーワード、単語、形態素毎に分割された形式が用いられてもよい。
<データベース>
業務自動処理の手順定義システム100では、例えば上述した処理を実現する際に用いられるデータベースを備える。データベースには、予め取得された参照テキストデータ、参照データ、及び処理用データがそれぞれ複数記憶される。データベースは、業務自動処理の手順定義装置1に保存されるほか、例えばサーバ3等の業務自動処理の手順定義装置1とは異なる部分に保存されてもよい。
<<参照テキストデータ>>
参照テキストデータは、テキストデータと同種のデータ形式を示す。参照テキストデータは、例えば図3に示すように、ユーザ等の業務に用いられる通称名の文字列を含み、取得したテキストデータの内容(特徴)を特定するために用いられる。
参照テキストデータとして、例えば「進捗状況」、「作業進捗」、「勤務状況」、「勤務実績」、「○○部長」等の通称名(キーワード)の文字列が用いられ、例えば音素形式のデータが用いられてもよく、取得されるテキストデータとの比較ができる任意のデータ形式が用いられる。
参照テキストデータは、例えば閾値や類似度等のような連関性を示す値を有してもよい。この場合、業務自動処理の手順定義装置1では、取得したテキストデータに基づき、一部一致又は完全一致する参照テキストデータを選択するほか、例えば類似(同一概念等を含む)する参照テキストデータを選択することができる。連関性を示す値は、例えばテキストデータと、参照テキストデータとの対を学習用データとして複数用いることで、生成及び更新することができ、例えば公知の機械学習技術により実現することができる。
<<参照データ>>
参照データは、例えば図3の「作業名辞書」に示すように、参照テキストデータに紐づいた状態で記憶される。参照データは、複数の業務のプロセス(図3ではプロセスの種類)と、業務に必要な複数のパラメータとの組合せを有する。参照データは、取得したテキストデータに対して選択された参照テキストデータに基づき、業務の特徴(例えばプロセス及びパラメータ)を特定するために用いられる。このため、1つの参照テキストデータは、複数のプロセス、及び複数のパラメータの少なくとも1つと紐づいた状態で記憶される。1つの参照テキストデータは、例えば図3の作業名辞書に示すように、1つのプロセスと、複数のパラメータとの組み合わせと紐づいた状態で記憶されてもよい。
参照データは、例えば図3のナレッジテーブル1に示すように、1つのプロセスと、複数のパラメータの概念との組合せを複数有する。参照データは、例えばナレッジテーブル2に示すように、1つのプロセスと、複数の処理工程(処理内容及び順序)との組合せを複数有する。
プロセスは、例えば「進捗状況報告」、「勤務実績報告」等の名称を示す。パラメータは、例えば「テキスト」、「月曜日」、「○○部長」等の具体的な内容を示す。パラメータの概念は、例えば「依頼者」、「報告者」、「納期」、「開示日時」、「繰り返し」、「格納場所」、「フォーマットの場所」、「連携手段」等の名称を示し、各名称に対応する複数のパラメータと紐づく。処理工程は、例えば「1.メール送信、2.メール受信、3.EXCEL入力チェック、4.メール送信」等のように、処理内容及び順序を示す。
ここで、「業務フロー」は、例えばプロセスとパラメータとの組合せにより特定することができる。このため、「新規業務フロー」とは、予め想定されて記憶されたプロセスとパラメータとの組合せとは異なる業務フローを示す。
また、参照データが処理工程を含む場合、「業務フロー」は、例えばプロセスと、パラメータと、処理工程との組合せによりさらに詳細に特定することができる。このため、「新規業務フロー」とは、例えば予め想定されて記憶されたプロセスと、パラメータと、処理工程との組合せとは異なる業務フローを示す。
なお、参照データの有するプロセス、パラメータ、パラメータの概念、及び処理工程については、参照テキストデータの一部として記憶させ、テキストデータの内容を特定するために用いられてもよい。
<<処理用データ>>
処理用データは、参照データに紐づき、業務の自動化処理に必要な業務処理情報を含む。業務処理情報は、例えばRPAを業務自動処理の手順定義装置1(コンピュータ)内で実現するために必要な情報を含み、例えばソースコードを含む。処理用データは、例えば図4に示すように、表示用データを含んでもよい。表示用データは、例えば上述したソースコード(業務処理情報)を用いて生成されてもよい。業務処理情報は、例えば上述した参照データの有するプロセス毎に紐づいて記憶されるほか、例えば「メール送信」、「メール受信」、「EXCEL入力チェック」等の処理内容毎に紐づいて記憶されてもよい。
なお、データベースは、例えば第1データベース(例えば業務推定用データベース)と、第2データベース(例えば業務実行定義用データベース)とを有してもよい。この場合、第1データベースには、参照テキストデータ及び参照データが記憶され、第2データベースには、処理用データが記憶されてもよい。第1データベース、及び第2データベースは、例えばそれぞれ異なるサーバ3に保存されてもよい。
なお、データベースに記憶された参照テキストデータ、参照データ、及び処理用データのそれぞれの関係として、それぞれ1対1に紐づけられるほか、例えば1対多数又は多数対多数に紐づけられてもよく、条件に応じて任意に設定することができる。
<業務自動処理の手順定義装置1>
図5(a)は、業務自動処理の手順定義装置1の構成の一例を示す模式図である。業務自動処理の手順定義装置1として、例えばパーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン、タブレット端末等の公知の電子機器が用いられる。業務自動処理の手順定義装置1は、例えば筐体10と、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、保存部104と、I/F105〜107と、入力部108と、報知部109とを備える。各構成101〜107は、内部バス110により接続される。
CPU101は、業務自動処理の手順定義装置1全体を制御する。ROM102は、CPU101の動作コードを格納する。RAM103は、CPU101の動作時に使用される作業領域である。保存部104は、処理用データ等の各種情報が保存される。保存部104として、例えばHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等が用いられる。
I/F105は、端末2、サーバ3、通信網4等との各種情報の送受信を行うためのインターフェースである。I/F106は、入力部108との各種情報の送受信を行うためのインターフェースである。I/F107は、報知部109との各種情報の送受信を行うためのインターフェースである。
入力部108として、キーボードが用いられるほか、例えばマイク等の収音装置が用いられてもよい。業務自動処理の手順定義装置1を利用するユーザは、例えば入力部108を介してテキストデータや音声等の各種情報を入力できる。
報知部109は、保存部104に保存された表示用データ等の各種情報や、業務自動処理の手順定義装置1の処理状況などを表示する。報知部109として、ディスプレイが用いられるほか、例えばスピーカが用いられてもよい。
なお、I/F105〜I/F107として、例えば同一のものが用いられてもよく、各I/F105〜I/F107として、例えばそれぞれ複数のものが用いられてもよい。また、報知部109としてタッチパネル式のディスプレイが用いられる場合、報知部109が入力部108を含む構成としてもよい。
図5(b)は、業務自動処理の手順定義装置1の機能の一例を示す模式図である。業務自動処理の手順定義装置1は、取得部11と、演算部12とを備え、例えば実行部13と、記憶部14と、出力部15とを備えてもよい。なお、図5(b)に示した各機能は、CPU101が、RAM103を作業領域として、保存部104等に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。また、各機能の一部は、人工知能により制御されてもよい。ここで、「人工知能」は、いかなる周知の人工知能技術に基づくものであってもよい。
<取得部11>
取得部11は、テキストデータを取得する。取得部11は、例えば端末2又は入力部108を介してユーザから入力されたテキストデータを取得する。例えば端末2又は入力部108を介して、ユーザから音声が入力された場合、取得部11は、公知の音声認識技術(例えば音素認識技術)を用いて音声から生成されたテキストデータを取得する。なお、音声認識技術は、例えば通信網4を介して、クラウド型の音声認識技術を用いてもよい。
<演算部12>
演算部12は、データベースを参照し、テキストデータに基づく処理用データ(例えば複数の処理用データに含まれる第1処理用データ)を選択する。演算部12は、例えばテキストデータと同一(一部一致又は完全一致)又は類似する参照テキストデータを選択し、選択された参照テキストデータに紐づく参照データを選択する。演算部12は、選択した参照データに紐づく処理用データを選択する。
演算部12は、例えば図5(c)に示すように、質問生成部12aと、回答取得部12bと、選択部12cとを有してもよい。質問生成部12a、回答取得部12b、及び選択部12cは、例えばテキストデータに基づく処理用データを選択できない場合、選択された処理用データに対してテキストデータに含まれる情報が少ない場合、又はテキストデータの内容が新規業務フローに関する場合等に用いられる。
<<質問生成部12a>>
質問生成部12aは、テキストデータに基づき、質問データを生成する。質問データは、例えば処理用データを選択するために必要な情報を、ユーザから取得するために生成される。質問生成部12aは、例えば予めデータベースに記憶された質問フォーマットを用いて、質問データを生成する。なお、質問生成部12aは、例えば公知のチャットボット技術等の対話技術を用いて、質問データの生成や、ユーザへの報知を実現してもよい。
質問データは、テキスト形式のデータで生成されるほか、例えば音声形式のデータで生成されてもよい。質問データとして、例えば「承知致しました。作業内容を教えてください」、「納期を教えてください」等のユーザが認識できる文章等を表示できるデータが用いられる。また、質問データとして、例えば「○○への連絡でよろしいでしょうか」等の業務内容の確認をするためのデータが用いられてもよい。
<<回答取得部12b>>
回答取得部12bは、質問データに対するユーザからの回答を示す回答テキストデータを取得する。回答取得部12bは、端末2又は入力部108を介して入力された回答に基づき、回答テキストデータを取得する。このとき、例えば端末2又は入力部108介して、ユーザから音声が入力された場合、回答取得部12bは、公知の音声認識技術を用いて音声から生成された回答テキストデータを取得する。
<<選択部12c>>
選択部12cは、データベースを参照し、質問データ、及び回答テキストデータに対応する処理用データを選択する。選択部12cは、例えば質問データ及び回答テキストデータを用いて、参照データに含まれるパラメータ、及び処理工程を抽出し、処理用データを選択する。この場合、例えば回答テキストデータが、パラメータの具体的な内容、又は処理工程を示すように質問データを生成することで、予め記憶されていない新規業務フローに対応する処理用データを選択することができる。
<実行部13>
実行部13は、処理用データに含まれる業務処理情報に基づき、業務処理を実行する。 業務処理として、例えばタスクの内容や期限に基づき担当者へのメール送信、勤務管理、タスク進行履歴更新等の定型作業が挙げられ、業務処理情報をプログラムとしてコンピュータに実行させることができる内容が用いられる。
<記憶部14>
業務自動処理の手順定義装置1は、例えばテキストデータ、及び回答テキストデータの少なくとも何れかをデータベースに記憶させる。記憶部14は、例えばテキストデータを、参照テキストデータの一部として記憶させる。記憶部14は、例えば回答テキストデータを、参照データの一部として記憶させ、この場合回答テキストデータは、参照テキストデータの一部に記憶されたテキストデータ、及び複数の処理用データの少なくとも一部に紐づくように記憶される。記憶部14は、例えば質問データの内容に基づき、テキストデータ及び回答テキストデータの紐づけを設定することができる。
なお、記憶部14は、例えば回答テキストデータを、参照テキストデータの一部として記憶させてもよい。記憶部14を備えることで、新たに取得されたテキストデータ等をデータベースに反映でき、対応可能なテキストデータの種類を増やすことができる。
<出力部15>
出力部15は、例えば図4に示す表示用データ等の各種情報を出力する。表示用データは、報知部109又は端末2等を介して、ユーザが認識できるように報知される。出力部15は、I/F105を介して端末2等に表示用データ等を出力し、I/F107を介して報知部109に表示用データ等を出力する。
<端末2>
端末2として、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末等の公知の電子機器が用いられる。端末2は、例えば上述した業務自動処理の手順定義装置1と同様の構成及び機能の少なくとも一部を備えてもよい。端末2は、例えば複数備えてもよく、各端末2がそれぞれ通信網4を介して業務自動処理の手順定義装置1と接続されてもよい。
<サーバ3>
サーバ3には、例えば上述した各種情報が記憶される。サーバ3には、例えば通信網4を介して業務自動処理の手順定義装置1等から送られてきた各種情報が蓄積される。サーバ3には、例えば保存部104と同様の情報が記憶され、通信網4を介して業務自動処理の手順定義装置1等と各種情報の送受信が行われてもよい。即ち、業務自動処理の手順定義システム100では、業務自動処理の手順定義装置1又は業務自動処理の手順定義装置1の保存部104の代わりにサーバ3を用いてもよい。
<通信網4>
通信網4は、業務自動処理の手順定義装置1が通信回路を介して接続されるインターネット網等である。通信網4は、いわゆる光ファイバ通信網で構成されてもよい。また、通信網4は、有線通信網のほか、無線通信網等の公知の通信網で実現されてもよい。
(業務自動処理の手順定義システム100の動作の一例)
次に、本実施形態における業務自動処理の手順定義システム100の動作の一例について説明する。図6は、本実施形態における業務自動処理の手順定義システム100の動作の一例を示すフローチャートである。
業務自動処理の手順定義システム100は、例えば図6に示すように、取得手段S110と、演算手段S120と、実行手段S130とを備え、例えば記憶手段S140を備えてもよい。演算手段S120は、質問生成手段S120aと、回答取得手段S120bと、選択手段S120cとを有する。
<取得手段S110>
取得手段S110は、テキストデータを取得する。例えば取得部11は、端末2又は入力部108を介して、ユーザから入力された音声又はテキストに基づき、業務フローの構築に関するテキストデータを取得する。このとき、例えば端末2又は入力部108を介して、ユーザから音声が入力された場合、取得部11は、公知の音声認識技術を用いて音声から生成されたテキストデータを取得する。取得部11は、例えば取得したテキストデータを保存部104に保存する。
取得部11は、ユーザの入力するタイミング毎にテキストデータを取得するほか、例えば一定期間に蓄積された複数のテキストデータを一度に取得してもよい。なお、端末2又は入力部108を介して入力された非テキスト形式のデータから、テキストデータを生成する方法は、公知技術を用いることができる。
テキストデータとして、「○○部長」、「作業進捗」のような1つ以上のキーワードが取得されるほか、例えば「○○部長:30%」、「△△部長:50%」のような確率(信頼度)を含んだ状態で取得されてもよい。
<演算手段S120>
演算手段S120は、データベースを参照し、複数の処理用データのうちテキストデータに基づく処理用データ(第1処理用データ)を選択する。例えば演算部12は、テキストデータと同一又は類似する参照テキストデータを選択する。演算部12は、例えばテキストデータに対応する参照テキストデータを選択する際、上述した信頼度を閾値等で評価した上で選択してもよい。この場合、演算部12は、テキストデータに含まれるデータと同一の参照データを選択するほか、テキストデータに含まれるデータと類似の参照データも選択することができる。
演算部12は、例えば選択した参照テキストデータに紐づく参照データを選択し、参照データに紐づく処理用データを選択する。このとき演算部12は、例えば参照テキストデータに紐づくプロセス、及びパラメータを選択する。その後、演算部12は、選択したプロセスと、パラメータとの組合せに紐づく処理用データを選択する。なお、演算部12は、例えば選択したプロセスに紐づく処理工程を選択したあと、処理工程に紐づく処理用データを選択してもよい。
これにより、処理用データに対応する業務フローを構築することができ、例えば本実施形態における業務自動処理の手順定義システム100の動作が終了する。
本実施形態における業務自動処理の手順定義システム100において、例えば演算手段S120では、テキストデータが新規業務フローに関する内容の場合や、テキストデータの情報のみでは処理用データを選択できないと判断した場合には、質問生成手段S120a、回答取得手段S120b、及び選択手段S120cを実行することで、処理用データを選択する。
例えば演算部12が、選択した参照テキストデータに紐づく参照データを選択できない場合、処理用データを選択することができない。例えば演算部12が、選択した参照テキストデータに紐づく参照データのうち、プロセスの種類に関連付けられたパラメータの特定に必要な情報がテキストデータに含まれていないと判断した場合においても、処理用データを選択することができない。例えば演算部12が、テキストデータと同一又は類似する参照テキストデータを選択できない場合においても、処理用データを選択することができない。このような場合、質問生成手段S120a等が実行される。
<<質問生成手段S120a>>
質問生成手段S120aは、テキストデータに基づき、前記処理用データを特定するための質問データを生成する。例えば質問生成部12aは、テキストデータに対応する参照データと、データベースに記憶された処理用データとを紐づけるために必要な情報を特定し、必要な情報に対する質問文を、質問データとして生成する。なお、必要な情報の特定は、公知のテキストパターンマッチング等の分析技術を用いることで実現できる。
質問生成部12aは、例えばテキストデータに欠けているパラメータの情報をユーザから取得するために、質問データを生成する。この場合、例えば「報告先を教えてください」等のようなパラメータを特定するための質問データが用いられる。
質問生成部12aは、例えば参照テキストデータに含まれないテキストデータと、参照データとを紐づけるために、質問データを生成する。この場合、例えば「作業内容を教えてください」等のような参照データを特定するための質問データが用いられる。
その後、例えば出力部15を介して、端末2又は報知部109に質問データが出力されることで、端末2又は報知部109を用いてユーザが質問を認識できる。
<<回答取得手段S120b>>
回答取得手段S120bは、質問データに対するユーザからの回答を示す回答テキストデータを取得する。例えば回答取得部12bは、端末2又は入力部108を介して、ユーザから入力された回答に基づき、回答テキストデータを取得する。このとき、例えば端末2又は入力部108を介して、ユーザから音声が入力された場合、回答取得部12bは、公知の音声認識技術を用いて音声から生成された回答テキストデータを取得する。
<<選択手段S120c>>
選択手段S120cは、データベースを参照し、質問データ、及び回答テキストデータに対応する処理用データ(第2処理用データ)を選択する。例えば選択部12cは、回答テキストデータと同一又は類似する参照テキストデータを選択する。このとき、参照テキストデータには、演算手段S120において選択されたテキストデータに基づく参照テキストデータを含んでもよい。選択部12cは、例えば回答テキストデータに含まれるデータと同一又は類似する参照テキストデータを選択する際、上述した信頼度を閾値等で評価した上で選択してもよい。
選択部12cは、例えば質問データを参照し、テキストデータ又は回答テキストデータに対応する参照テキストデータを選択してもよい。これにより、未知の回答テキストデータに対しても、最適な参照テキストデータを選択することができる。
選択部12cは、例えば選択した参照テキストデータに紐づく参照データを選択し、参照データに紐づく処理用データを選択する。このとき、例えば質問データを参照し、回答テキストデータを参照データの一部に含ませてもよい。
選択手段S120cでは、テキストデータ、及び回答テキストデータの情報のみでは処理用データを選択できないと判断した場合、例えば図7に示すように、上述した質問生成手段S120a等を再度実行してもよい。
<記憶手段S140>
選択手段S120cのあと、例えばテキストデータ、及び回答テキストデータをデータベースに記憶させてもよい(記憶手段S140)。例えば記憶部14は、テキストデータ及び回答テキストデータの少なくとも何れかを、参照テキストデータ及び参照データの少なくとも一部として記憶させる。記憶部14は、例えば質問データ及び演算手段S120の結果に基づき、回答テキストデータ及びテキストデータの紐づけを設定する。
<実行手段S130>
実行手段S130は、例えば演算手段S120又は選択手段S120cにより選択された処理用データ(第1処理用データ、第2処理用データ)に含まれる業務処理情報(第1業務処理情報、第2業務処理情報)に基づき、業務処理を実行する。例えば実行部13は、ソースコードで示された業務処理情報をプログラムとして、各種定型作業を実行する。例えば出力部15は、処理用データに含まれる報知用データを、端末2又は報知部109に出力してもよい(例えば図7)。
上述した各手段を実行することで、本実施形態における業務自動処理の手順定義システム100の動作が終了してもよい。
なお、演算手段S120では、例えばテキストデータの情報のみで処理用データを選択できる場合においても、処理用データの選択精度を高める等の目的により質問生成手段S120a等が実行されてもよい(例えば図8)。
本実施形態によれば、データベースは、複数の業務のプロセスと、業務に必要な複数のパラメータとの組合せを有する参照データが記憶される。このため、予め想定される業務フローのほか、一部のパラメータが異なる業務フローや、複数業務のプロセスを含む業務フロー等の構築に関するテキストデータに対しても、最適な処理用データを選択することができる。これにより、新規業務フローの構築を容易に実現することが可能となる。
また、本実施形態によれば、選択部12cは、データベースを参照し、質問データ、及び回答テキストデータに対応する処理用データを選択する。このため、テキストデータに直接紐づけれられた処理用データがデータベースに記憶されていない場合においても、回答テキストデータを取得することで、新規業務フローの構築に必要な処理用データを選択することができる。これにより、構築できる新規業務フローの種類を増大させることが可能となる。
また、本実施形態によれば、記憶部14は、テキストデータ、及び回答テキストデータをデータベースに記憶させる。このため、記憶された回答テキストデータと同様のテキストデータを次回以降に取得した場合、演算部12ではテキストデータに対応する処理用データを選択することができる。これにより、新規業務フローの構築や、利用環境毎のカスタマイズを容易に実現することが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 :業務自動処理の手順定義装置
2 :端末
3 :サーバ
4 :通信網
10 :筐体
11 :取得部
12 :演算部
12a :質問生成部
12b :回答取得部
12c :選択部
13 :実行部
14 :記憶部
15 :出力部
100 :業務自動処理の手順定義システム
101 :CPU
102 :ROM
103 :RAM
104 :保存部
105 :I/F
106 :I/F
107 :I/F
108 :入力部
109 :報知部
110 :内部バス
S110 :取得手段
S120 :演算手段
S120a :質問生成手段
S120b :回答取得手段
S120c :選択手段
S130 :実行手段
S140 :記憶手段

Claims (3)

  1. 業務フローの構築に関する業務自動化手順の定義を、音声又はテキストにより設定することで、業務の補助を実現するための業務自動処理の手順定義装置であって、
    前記業務フローの構築に関するテキストデータを、ユーザから入力された前記音声又は前記テキストに基づき取得する取得部と、
    予め取得された参照テキストデータ、
    前記参照テキストデータに紐づき、複数の業務のプロセスと、前記業務に必要な複数のパラメータとの組合せを有する参照データ、及び
    前記参照データに紐づき、前記業務の自動化処理に必要な業務処理情報を含む処理用データ
    が記憶されたデータベースと、
    前記データベースを参照し、複数の前記処理用データのうち前記テキストデータに基づく第1処理用データを選択する演算部と、
    を備え、
    前記演算部は、
    前記テキストデータと同一又は類似する前記参照テキストデータを選択し、
    選択された前記参照テキストデータに紐づく前記プロセス、及び前記パラメータを選択し、
    選択された前記プロセスと、前記パラメータとの組合せに紐づく前記第1処理用データを選択し、
    前記演算部は、
    前記テキストデータに基づき、前記処理用データを特定するための質問データを生成する質問生成部と、
    前記質問データに対する前記ユーザからの回答を示す回答テキストデータを取得する回答取得部と、
    前記データベースを参照し、前記質問データ、及び前記回答テキストデータに対応する前記処理用データを選択する選択部と、
    を有し、
    前記質問生成部は、前記第1処理用データを選択できないと判断した場合、前記質問データを生成すること
    を特徴とする業務自動処理の手順定義装置。
  2. 前記テキストデータ、及び前記回答テキストデータを前記データベースに記憶させる記憶部を更に備え、
    前記テキストデータは、前記参照テキストデータの一部として記憶され、
    前記回答テキストデータは、前記参照データの一部として記憶され、前記参照テキストデータの一部に記憶された前記テキストデータ、及び複数の前記処理用データの少なくとも一部に紐づくこと
    を特徴とする請求項記載の業務自動処理の手順定義装置。
  3. 業務フローの構築に関する業務自動化手順の定義を、音声又はテキストにより設定することで、業務の補助を実現するための業務自動処理の手順定義システムであって、
    前記業務フローの構築に関するテキストデータを、ユーザから入力された前記音声又は前記テキストに基づき取得する取得手段と、
    予め取得された参照テキストデータ、
    前記参照テキストデータに紐づき、複数の業務のプロセスと、前記業務に必要な複数のパラメータとの組合せを有する参照データ、及び
    前記参照データに紐づき、前記業務の自動化処理に必要な業務処理情報を含む処理用データ
    が記憶されたデータベースと、
    前記データベースを参照し、複数の前記処理用データのうち前記テキストデータに基づく第1処理用データを選択する演算手段と、
    を備え、
    前記演算手段は、
    前記テキストデータと同一又は類似する前記参照テキストデータを選択し、
    選択された前記参照テキストデータに紐づく前記プロセス、及び前記パラメータを選択し、
    選択された前記プロセスと、前記パラメータとの組合せに紐づく前記第1処理用データを選択し、
    前記演算手段は、
    前記テキストデータに基づき、前記処理用データを特定するための質問データを生成する質問生成手段と、
    前記質問データに対する前記ユーザからの回答を示す回答テキストデータを取得する回答取得手段と、
    前記データベースを参照し、前記質問データ、及び前記回答テキストデータに対応する前記処理用データを選択する選択手段と、
    を有し、
    前記質問生成手段は、前記第1処理用データを選択できないと判断した場合、前記質問データを生成すること
    を特徴とする業務自動処理の手順定義システム。
JP2019150332A 2019-08-20 2019-08-20 業務自動処理の手順定義装置、及び業務自動処理の手順定義システム Active JP6750838B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019150332A JP6750838B1 (ja) 2019-08-20 2019-08-20 業務自動処理の手順定義装置、及び業務自動処理の手順定義システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019150332A JP6750838B1 (ja) 2019-08-20 2019-08-20 業務自動処理の手順定義装置、及び業務自動処理の手順定義システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6750838B1 true JP6750838B1 (ja) 2020-09-02
JP2021033449A JP2021033449A (ja) 2021-03-01

Family

ID=72276764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019150332A Active JP6750838B1 (ja) 2019-08-20 2019-08-20 業務自動処理の手順定義装置、及び業務自動処理の手順定義システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6750838B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11537416B1 (en) 2021-06-10 2022-12-27 NTT DATA Services, LLC Detecting and handling new process scenarios for robotic processes

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3867752B2 (ja) * 1998-11-06 2007-01-10 新日鉄ソリューションズ株式会社 ワークフロー設計支援システム
JP7136120B2 (ja) * 2017-11-07 2022-09-13 日本電気株式会社 情報処理装置、方法及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11537416B1 (en) 2021-06-10 2022-12-27 NTT DATA Services, LLC Detecting and handling new process scenarios for robotic processes

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021033449A (ja) 2021-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11394667B2 (en) Chatbot skills systems and methods
US20190108486A1 (en) System and method for intelligent and automatic electronic communication support and routing
JP6971853B2 (ja) コミュニケーション及びコンテンツからのコミットメント及びリクエストの自動抽出
US20190103111A1 (en) Natural Language Processing Systems and Methods
CN112868004B (zh) 资源推荐方法、装置、电子设备及存储介质
US11580112B2 (en) Systems and methods for automatically determining utterances, entities, and intents based on natural language inputs
US20190236155A1 (en) Feedback for a conversational agent
US10108698B2 (en) Common data repository for improving transactional efficiencies of user interactions with a computing device
US10425291B2 (en) System for decomposing events from managed infrastructures with prediction of a networks topology
CN110046227A (zh) 对话系统的配置方法、交互方法、装置、设备和存储介质
US10050910B2 (en) Application of neural nets to determine the probability of an event being causal
JP6753598B1 (ja) プログラムコード自動生成装置及びプログラム
WO2022217708A1 (zh) 基于人工智能的问答方法、装置、服务器及存储介质
CN114564595A (zh) 知识图谱更新方法、装置及电子设备
US20170212952A1 (en) Chat driven interface for processing clusters of events from managed infrastructures
US20200395004A1 (en) Computer System, Model Generation Method, and Computer Readable Recording Medium
JP2024056039A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
JP6750838B1 (ja) 業務自動処理の手順定義装置、及び業務自動処理の手順定義システム
CN117314139A (zh) 业务流程的建模方法、装置、终端设备及存储介质
CN115878864A (zh) 一种数据检索方法、装置、设备及可读存储介质
US20210295211A1 (en) Information processing apparatus and non-transitory computer readable medium
JP2023120862A (ja) データ管理装置、データ管理方法、及びプログラム
JP6777907B1 (ja) 業務支援装置、及び業務支援システム
CN117874211B (zh) 基于saas软件的智能问答方法、系统、介质及电子设备
CN117093691B (zh) 基于大语言模型的系统帮助方法、装置、设备及存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190821

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190821

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190826

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200609

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200701

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200806

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6750838

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250