JP2021193537A - ビジネスマッチング支援装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】要求元企業の潜在的なニーズに基づく幅広い候補企業を選定するビジネスマッチングを可能とするビジネスマッチング支援装置及び方法を提供する。【解決手段】情報処理システムにおいて、マッチング支援装置10は、複数の企業に関する情報を取得するデータ取得部と、取得されたデータから各企業の特徴を表す単語を抽出するテキスト情報抽出部と、ニーズに対する潜在ニーズの関係を、潜在ニーズ関連情報の種類ごとに管理する潜在ニーズ構造情報を記憶する記憶装置と、選択された潜在ニーズ関連情報の種類に応じて、記憶部から構造を読み出し、入力されたニーズと潜在ニーズにより潜在ニーズ関連情報を構造化する潜在ニーズ関連情報構造化部と、潜在ニーズ関連情報構造化部において構造化された構造化潜在ニーズ関連情報およびテキスト情報抽出部において抽出された単語から、企業間のマッチングのしやすさの評価値を算出する候補企業評価部と、を有する。【選択図】図2A

Description

本発明は、ビジネスマッチング支援装置およびビジネスマッチング支援方法に関するものであって、具体的には、マッチング要求元企業のマッチングの要望に合致した企業を精度よくマッチングさせることを可能にする技術に関するものである。
企業を取り巻く経営環境が厳しくなっている昨今、販売先、仕入先の拡大や新商品の開発等で、他企業と共同で課題解決に当たるケースが増加している。ビジネスマッチングは、企業に対して上記のような協力ができるビジネスパートナーを紹介する業務であり、金融機関等を中心に実施されている。企業の紹介に当たっては、成約する可能性の高い企業を紹介することが重要であり、そのための企業評価を含んだビジネスマッチング支援の手法が提案されている。
このようなビジネスマッチング支援に関する従来技術として、例えば、マッチング要求元企業から依頼先企業の条件の指定により企業探索依頼を受け取り、依頼先候補となる企業と普段から情報交換している各地のコーディネータに対し、条件に基づく探索を依頼する。そして、各地のコーディネータから条件に合致した企業の推薦を受け取り、要求元企業に1次推薦結果を返し、以降何度か依頼元による条件の追加指定とコーディネータによる企業推薦の受信を繰り返すことで、企業を選定する、企業選定方法(特許文献1)がある。
特許6430151号明細書
従来技術においては、マッチングしうる企業を幅広く推薦するためには、要求元の担当者において多大な工数が必要となる。
背景として、実際の商談、マッチングにおいては、事前には表れない潜在的なニーズ、条件によるマッチングも重要である。例えば、要求元企業が水産物の買い付けを希望している場合であっても、その目的が寿司の提供であれば、寿司に付随するわさび、しょうが、お茶などにも潜在的なニーズがあり、マッチしうる。このように、明示的なニーズと潜在的なニーズの間には関連(以下、潜在ニーズ関連)が存在する。
従来技術では、最初に要求元の担当者がシステムに入力してコーディネータに伝える自社のニーズを明確にしなければならない。したがって、潜在的なニーズに対応するためには、あらかじめ潜在的なニーズを洗い出し、それぞれを条件として定義する作業が必要になる。これを各々の要求元企業が行うのは工数が大きい。
本発明の目的は、要求元企業の潜在的なニーズに基づく幅広い候補企業を選定するビジネスマッチングを可能とするビジネスマッチング支援装置及び方法を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の企業間のビジネスマッチングを支援するマッチング支援装置の一例は、複数の企業の夫々に関する情報を記述したデータを取得するデータ取得部と、前記データ取得部により取得されたデータから各企業の特徴を表す単語を抽出するテキスト情報抽出部と、ニーズに対する潜在ニーズの関係を、潜在ニーズ関連情報の種類ごとに構造として管理する潜在ニーズ構造情報を記憶する記憶部と、選択された潜在ニーズ関連情報の種類に応じて、前記記憶部から構造を読み出し、読み出した構造に対し、入力されたニーズと潜在ニーズにより潜在ニーズ関連情報を構造化する潜在ニーズ関連情報構造化部と、前記潜在ニーズ関連情報構造化部において構造化された構造化潜在ニーズ関連情報および前記テキスト情報抽出部において抽出された単語から、企業間のマッチングのしやすさの評価値を算出する、候補企業評価部と、を有する。
本発明によれば、潜在的なニーズに基づく幅広い候補企業に対するビジネスマッチングが可能となる。
情報処理システムの概略的な構成の一例を表す図である。 支援装置が備える主な機能の一例を示す図である。 支援装置のハードウェアブロックの一例を示す図である。 潜在ニーズ関連情報構造化処理を説明するフローチャートの一例を示す図である。 潜在ニーズ関連情報の一例を示す図である。 潜在ニーズ関連情報に関する入力内容の一例を示す図である。 縦構造である構造化潜在ニーズ関連情報の一例を示す図である。 横構造である構造化潜在ニーズ関連情報の一例を示す図である。 評価処理を説明するフローチャートの一例を示す図である。 評価値生成処理の詳細を説明するフローチャートの一例を示す図である。 候補企業評価一覧の一例を示す図である。 正のスコアの計算式の一例を示す図である。
本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。なお、実施の形態を説明するための各図において、同一の構成要素にはなるべく同一の名称、符号を付して、その繰り返しの説明を省略する。
以下、図面を参照しながら実施の形態を説明するが、実施例で部分変更によって実施できる形態は、各実施例内で変形例として記述する。
図1は実施例1の情報処理システム1の概略的な構成を示している。情報処理システム1はビジネスマッチング支援装置(以下、「支援装置10」)、一つ以上のWebサーバ2、一つ以上の企業情報サーバ3を含む。これらはいずれも情報通信装置(コンピュータ)であって、通信ネットワーク4によって接続されている。
Webサーバ2および企業情報サーバ3(以下、これらの装置を「企業情報提供装置」と総称する。)は、いずれも企業間のマッチングの候補となりうる企業に関する様々な情報(企業名、業種、事業内容、研究内容、保有設備、保有資産、従業員数、提携先企業、仕入先、販売先、取引履歴、販売実績、宣伝広告等)を支援装置10に提供する。)
支援装置10は、通信ネットワーク4を介して企業情報収集装置から収集した情報に基づき、マッチングの依頼先の候補となりうる企業(ビジネスパートナー)の評価に関する情報を与える。
図2Aに支援装置10が備える主な機能を示している。図2Aに示すように、支援装置10は、データ取得部111、潜在ニーズ関連情報構造化部112、テキスト情報抽出部113、候補企業評価部114の各機能を備える。
記憶装置25は、構造化潜在ニーズ関連情報151、企業テキスト情報152、び候補企業評価一覧153、潜在ニーズ構造情報T40、及び潜在ニーズ関連情報T50を記憶する。
構造化潜在ニーズ関連情報151には、企業の商品、サービスを表す単語間の情報が管理される。構造化潜在ニーズ関連情報151は、例えばユーザからの操作入力によって取得される情報である。構造化潜在ニーズ関連情報151は、図6、図7を用いて後述する。
企業テキスト情報152は、企業情報提供装置から取得される情報であり、企業に関する情報を記述したテキストデータを含む。
候補企業評価一覧153は、マッチングの依頼先の候補となる企業について、成約率の評価値、評価値に影響を与える企業の商品、サービス、および商品、サービスを表す単語間の関連を示す情報等を含む。候補企業評価一覧153は、図10に示すような情報であり、支援装置10によって生成される。
潜在ニーズ構造情報T40は、ニーズに対する潜在ニーズの関係を、潜在ニーズ関連情報の種類ごとに構造として管理するもので、図4を用いて説明する。
潜在ニーズ関連情報T50は、ユーザによって支援装置1に入力される、ニーズ52、潜在ニーズ53、潜在ニーズ関連情報の種類54、条件55を対応して管理する情報であり、詳細は、図5を用いて説明する。
図2Aに示す機能のうち、データ取得部111は、通信ネットワーク4を介して、企業情報提供装置から企業に関する情報を記述したテキストデータを取得する。データ取得部111は、取得される複数の企業の夫々に関する情報から、依頼元企業のニーズ単語と候補企業のシーズ単語を取得する。データ取得部111は、例えば、クローリングやスクレイピングを行うことにより、通信ネットワーク4を介して企業情報提供装置から随時情報を取得する。
潜在ニーズ関連情報構造化部112は、ユーザの入力形式を支援し選定ノウハウを構造化して、記憶装置25に格納するものである。潜在ニーズ関連情報構造化部112は、潜在ニーズ関連情報の種類、ニーズを表す語、潜在ニーズを表す語、潜在ニーズ関連情報の種類、および潜在ニーズ関連情報が成立する条件をユーザから受け付ける。そして、在ニーズ関連情報構造化部112は、潜在ニーズ関連情報の種類ごとに、その種類に合わせた形式で格納することで、構造化潜在ニーズ関連情報151を生成する(図6、図7参照)。
テキスト情報抽出部113は、テキスト情報から要求元企業のニーズ、候補企業のシーズを収集し、企業情報提供装置から取得したテキストデータから各企業の特徴を示す単語を抽出する。
候補企業評価部114は、要求元企業のニーズと候補企業のシーズの組み合わせに対し、構造化潜在ニーズ関連情報151として格納されている選定ノウハウに基づき要求元の潜在ニーズと一致するか評価を点数化し、企業間のスコアにより候補企業を推薦する。そのため、候補企業評価部114は、依頼元企業及びマッチング候補企業について抽出された企業の特徴を示す単語(ニーズを示す単語、シーズを示す単語)と、構造化潜在ニーズ関連情報151とに基づいて各マッチング候補企業に対し算出される評価値と、求めた評価値への影響の大きかった潜在ニーズ関連情報とを一覧化し、候補企業評価一覧153を生成する(図10参照)。
続いて、支援装置10が行う処理について説明する。尚、支援装置10が行う主な処理は、潜在ニーズ関連情報を構造化する処理(以下、「潜在ニーズ関連情報構造化処理S300」と称する。)と、ユーザから受け付けたマッチング依頼について潜在ニーズ関連情報を用いて各企業の評価(マッチング先としての適切さの評価)を行う処理(以下、「評価処理S800」と称する。)に大別される。
図2Bは、図1の支援装置10のハードウェア構成を示す図である。
支援装置10は、プロセッサ21と、メモリ22と、通信装置23と、入出力装置24と、記憶装置25と、内部信号線26とを有する。入出力装置24は、モニタ27と、キーボード28と、マウス29とに接続される。
メモリ22は、DRAM等の揮発性記憶媒体で構成され、データ取得プログラム111、潜在ニーズ関連情報構造化プログラム112、テキスト情報抽出プログラム113、候補企業評価プログラム114、が格納される。メモリ22に格納されたプログラムを処理部であるプロセッサ21が実行することで、図2Aに記載のデータ取得部111、潜在ニーズ関連情報構造化部112、テキスト情報抽出部113、候補企業評価部114の各機能を実現する。
記憶装置25は、ハードディスクドライブ等の不揮発性記憶媒体で構成され、構造化潜在ニーズ関連情報151、企業テキスト情報152、候補企業評価一覧153、潜在ニーズ構造情報T40、潜在ニーズ関連情報T50が格納されている。
図3は、潜在ニーズ関連情報構造化部112によって実行される潜在ニーズ関連情報構造化処理S300を説明するフローチャートである。支援装置10は、処理S300を実行することにより、構造化潜在ニーズ関連情報151を生成する。
まず、ユーザは、図5に示す、潜在ニーズ関連情報(T50)として、ニーズを表す語(ニーズ52)、潜在ニーズを表す語(潜在ニーズ53)、潜在ニーズ関連情報の種類54および潜在ニーズ関連情報が成立する条件55の4つの情報を入力する(S311)。以下、ニーズを表す語52は、単にニーズ52と、潜在ニーズを表す語53は潜在ニーズ53と称することがある。
潜在ニーズ関連情報の種類54は、予め登録された潜在ニーズ構造情報T40(図4)の種類42からユーザが選択したものである。
図4に潜在ニーズ構造情報T40の一例を示す。
潜在ニーズ構造情報T40は、ニーズに対する潜在ニーズの関係を、潜在ニーズ関連情報の種類ごとに構造として管理する。潜在ニーズ構造情報T40は、予めユーザによって入力され、記憶装置25に格納される。
潜在ニーズ構造情報T40は、識別子41に対し、潜在ニーズ関連情報の種類42、構造43、双方向性44との対応を管理する。
潜在ニーズ関連情報の種類42は、ニーズ52と潜在ニーズ53の間の関連性を示し、ユーザが図5の潜在ニーズ関連情報T50を入力する際に選択される。例えば、ユーザから入力される潜在ニーズ関連情報T50として、潜在ニーズ関連情報の種類42の「商品と原材料の関係」が選択されると、図5の識別子#2−1のように、潜在ニーズ関連情報の種類54に「商品と原材料の関係」が登録される。
図4の構造43は、潜在ニーズ関連情報の種類42によって構造が縦構造であるか横構造であるかを示す。縦構造では、ニーズと潜在ニーズの関連が一方通行であり、横構造ではニーズと潜在ニーズは入れ替わりうる双方向の関連である。縦構造、横構造の構造そのものは、図示しないが記憶装置25に記憶されている。縦構造については図6を用いて、横構造については図7を用いて、それぞれ後述する。
図5にS311における入力内容である潜在ニーズ関連情報T50の一例を示す。
識別子51は、ユーザが入力する一つ一つの潜在ニーズ関連情報に対応している。図5の識別子51は、理解を容易にするため、潜在ニーズ構造情報T40の識別子41に対応して記載するが、必ずしも対応関係がなくてもよい。
識別子51に対応する各行には、ニーズ52、潜在ニーズ53、潜在ニーズ関連情報の種類54、条件55が潜在ニーズ関連情報として対応して管理される。
ニーズ52、潜在ニーズ53、潜在ニーズ関連情報の種類54、条件55は、ユーザによって入力される情報である。ここで、潜在ニーズ関連情報の種類54は、図4の潜在ニーズ関連情報の種類42から選択される。
条件55には、潜在ニーズ関連情報が成立する条件として、例えば、識別子51が#4−1では企業がサービスとして寿司店を経営している場合、#2−1では企業が商品を自社生産している場合などマッチング対象の候補企業として要求される条件が規定される。
図3に戻り、支援装置10はユーザから受け取った潜在ニーズ関連情報T50に基づいて構造化潜在ニーズ関連情報151を生成する(S312)。
具体的には、ユーザが選択した潜在ニーズ関連情報の種類42に対応するデータ構造43に対して、ニーズと潜在ニーズを追記する。潜在ニーズ関連情報構造化部112は、潜在ニーズ構造情報から選択された潜在ニーズ関連情報の種類に応じて、記憶装置25から構造43を読み出し、読み出した構造43に対し、ニーズ52と潜在ニーズ53を入力することにより潜在ニーズ関連情報を構造化する。
尚、潜在ニーズ関連情報構造化部112は、ニーズに対する潜在ニーズの関係が、一方通行である場合には、図6に示すような縦構造を記憶装置25より読み出し、ニーズに対する潜在ニーズの関係が、双方向である場合には、図7に示すような横構造を記憶装置25から読み出す。そして、潜在ニーズ関連情報構造化部112は、入力されたニーズと潜在ニーズを、縦構造あるいは横構造に潜在ニーズ関連情報の種類に応じて入力する。
詳細は、図6及び図7を用いて説明する。
図6に構造化潜在ニーズ関連情報151の縦構造の一例を示す。
ここでは、図5の識別子#1−1から#1−6に対応して管理される潜在ニーズ関連情報の種類54「カテゴリと具体物の関係」を例とする。それぞれの矢印は格納された一つ一つの潜在ニーズ関連情報に対応しており、始点がニーズ側、終点が潜在ニーズ側である。
まず、ユーザから選択された潜在ニーズ関連情報の種類54として、「カテゴリと具体物の関係」が入力されると、図4の潜在ニーズ構造情報T40により、縦構造43であることが特定され、図6のような縦構造が記憶装置25から読み出される。
図6の縦構造に対して、図5の識別子#1−1として、ニーズ52が「飲料」60と潜在ニーズ53が「お茶」61と入力される。
また、識別子#1−2として、ニーズ52が「飲料」60と潜在ニーズ53が「アルコール」62と入力される。
また、識別子#1−3として、ニーズ52が「お茶」61と潜在ニーズ53が「緑茶」63と入力される。
また、識別子#1−4として、ニーズ52が「緑茶」63と潜在ニーズ53が「抹茶」64と入力される。
また、識別子#1−5として、ニーズ52が「アルコール」62と潜在ニーズ53が「蒸留酒」65と入力される。
さらに、識別子#1−6として、ニーズ52が「飲料」60と潜在ニーズ53が「コーヒー」66と入力される。
このようにして、縦構造に対して、ニーズ52として入力された単語と、潜在ニーズ53として入力された単語とにより、図6のような構造化潜在ニーズ関連情報151を作成する。
ここで、縦構造において、どの潜在ニーズ関連情報においても潜在ニーズになっていない単語を「深さ0」とし、単語に対し深さ0の単語をニーズとする潜在ニーズ関連情報における潜在ニーズを「深さ1」とし、以下繰り返すことにより「深さ」を定める。例えば、「飲料」60は、図6において、潜在ニーズになっていないため、「深さ0」となり、「飲料」60をニーズとする潜在ニーズ「お茶」61、「アルコール」62、「コーヒー」66が「深さ1」となる。また、「アルコール」62に対する潜在ニーズ「蒸留酒」65、「ワイン」が「深さ2」となり、蒸留酒65に対する潜在ニーズ「ウォッカ」が「深さ3」となる。
図7に構造化潜在ニーズ関連情報151の横構造の一例を示す。例えば、図4の識別子#4の「同じサービスで提供される関係」を格納した構造および「表記ゆれ」を格納した構造を示している。図4に示す通り、潜在ニーズ関連情報の種類42の「同じサービスで提供される関係」は構造43が横構造である。「表記ゆれ」は、公知の表記ゆれ辞書を利用し、ユーザが入力したニーズ52や潜在ニーズ53に対する表記のゆれを示したものである。
図5の潜在ニーズ関連情報T50として、識別子#4−1に、潜在ニーズ関連情報の種類54として「同じサービスで提供される関係」が選択され、ニーズ52として「マグロ」73、潜在ニーズ53として「ショウガ」72が入力される。また、識別子#4−2に、ニーズ52として「マグロ」73、潜在ニーズ53として「緑茶」74が入力される。
また、構造化潜在ニーズ関連情報151には、表記ゆれ辞書を参照し、潜在ニーズ53として入力された「ショウガ」72の表記ゆれとして、「生姜」75を横構造で管理する。
実際に情報通信装置に格納する際には、構造化潜在ニーズ関連情報151は、例えば単語一つに対し、その単語をニーズとする潜在ニーズ関連情報のリストを対応付け、対応付けた単語と潜在ニーズ関連情報のリストを複数集めたリストとすることで、実現できる。構造化潜在ニーズ関連情報151は、各々の潜在ニーズ関連情報の種類ごとに別々の構造として格納されている。
潜在ニーズ関連情報構造化部112は、ユーザが入力する図5の潜在ニーズ関連情報に基づいて、構造化潜在ニーズ関連情報151を構築する。例えば、潜在ニーズ関連情報の種類54が入力されると、潜在ニーズ関連情報の種類42に応じた構造43(図4)が読み出され、構造部分に対し、入力された図5の潜在ニーズ関連情報(ニーズ52、潜在ニーズ53等)を、構造に入力することで、図6、図7の構造化潜在ニーズ関連情報151を構築する。
以上で、図3の潜在ニーズ関連情報構造化処理S300の説明を終了する。
ここでは、ユーザの入力により潜在ニーズ関連情報構造化処理を行う方法を示したが、このほか、メニューや言語資源、テキストデータから自動で取得する方法や、過去のマッチングログから自動で取得する方法を用いても良い。潜在ニーズ関連情報T50のそれぞれ識別子51に対し、ニーズ52、潜在ニーズ53、潜在ニーズ関連情報の種類54、条件55が入力された日時を記録するようにしても良い。
続いて、評価処理S800を説明する。
図8は、評価処理S800を表すフローチャートである。支援装置10は構造化潜在ニーズ関連情報151と企業テキスト情報152とを入力して当該処理を実施し、候補企業評価一覧153を生成する。
まず、テキスト情報抽出部113は、企業テキスト情報152から、マッチング依頼元企業の求める商品、サービスの情報を表す単語(以下、ニーズ単語)と、候補企業の提供可能な商品、サービスの情報を表す単語(以下、シーズ単語)をテキスト処理によって抽出する(S811)。
S811におけるニーズ単語、シーズ単語の抽出の方法としては、例えばあらかじめ商品、サービスを表す単語の一覧を作成しておき、一覧に基づいて抽出してもよいし、商品、サービスを表す単語の文章中での現れ方をルールとして整理し、そのルールに基づいて抽出してもよい。
続いて候補企業評価部114は、S811で抽出されたニーズ単語とシーズ単語と、構造化潜在ニーズ関連情報151を用いて、依頼元企業と候補企業の組に対するマッチングしやすさの評価を作成し、その評価に影響した潜在ニーズ関連情報を取得する(S812)。前述のS811とS812は一連のステップとしてすべての候補企業に対してそれぞれ実施される。ステップS812の処理の詳細は、図9に示す。評価処理S800は、図8に示す通り、全ての候補企業に対して行われる。
図9に示すように、まず、候補企業評価部114は、構造化潜在ニーズ関連情報151中から、ニーズ単語およびシーズ単語を検索する(S911)。S911以降はニーズ単語とシーズ単語との組一つ一つに対してそれぞれ行われる。
検索としては、例えば縦構造であれば、「深さ0」の単語の一覧をあらかじめ記録しておき、その単語をニーズとする潜在ニーズ(潜在ニーズ関連情報)となっている「深さ1」の語を取得し、以下繰り返すことで、実現できる。
横構造の場合であれば、潜在ニーズ関連情報によってつながっている単語のまとまりを一つの集団とみなし、その集団の代表である単語をあらかじめ記憶しておくことで、同様に潜在ニーズ関連情報のニーズから潜在ニーズを取得することで実現できる。
以上の検索によって、候補企業評価部114は、ニーズ単語およびシーズ単語が、構造化潜在ニーズ関連情報151中のどの潜在ニーズ関連情報の種類の構造中に存在し、また縦構造において深さがいくつであるかを取得する。
続いて、候補企業評価部114は、S911においてニーズ単語、シーズ単語がともに存在したか否かを判定する(S912)。存在しなかった場合、後述するS917に続く。
ここでは、まずS912においてニーズ単語、シーズ単語の両方が存在した場合について述べる。変数NをN=1と初期化する(S913)。また「0次潜在ニーズ単語」はニーズ単語であると定める。
続いて、候補企業評価部114は、すべての種類の構造化潜在ニーズ関連情報151から、「(N−1)次潜在ニーズ単語」をニーズとし、これまでに取得されたことがない語を潜在ニーズとするすべての潜在ニーズ関連情報を取得し、その潜在ニーズ関連情報における潜在ニーズを「N次潜在ニーズ単語」として取得する(S914)。
図6の構造化潜在ニーズ関連情報に基づいて説明すると、例えば、ステップS912で「0次潜在ニーズ単語」として「飲料」をニーズ単語として定める。「N次潜在ニーズ単語」として、「お茶」「アルコール」「コーヒー」を取得する。なお、潜在ニーズ関連情報の条件がある場合は、その条件について企業テキスト情報152の要求元企業の情報を検索し、条件を満たしている場合のみ使用する。
続いて、候補企業評価部114は、「N次潜在ニーズ単語」として、(N−1)次までの潜在ニーズ単語として得られていない単語がない、またはシーズ単語がある、のいずれかが成り立つか判定する(S915)。いずれかが成り立っている場合、後述するS917に続く。
ここでは、まずS915において、条件のいずれも成り立たなかった場合について述べる。この場合、候補企業評価部114は、N=N+1と更新し(S916)、S913に戻る。すなわち、次の潜在ニーズを取得する。例えば、最初のループのS914で取得した「アルコール」に対する潜在ニーズ「蒸留酒」「ワイン」を次のループのステップS914で取得する。
ステップS917は、ステップS912の判断でNOとなる場合、即ち、ニーズ単語、シーズ単語の両方が検索にヒットしない場合と、ステップS915で新たな語が取得できない場合と、シーズ単語が取得できた場合の3通りについて、候補企業評価部114は、ニーズ単語、シーズ単語の組に対するスコアを算出する(S917)。S917に至るまでの経過によって、以下の三つに分けられる。このスコアは、依頼元企業と候補企業との間の評価値を算出するための情報である。
第一はS912においてニーズ単語、シーズ単語がそれぞれ何らかの種類の構造化潜在ニーズ関連情報151中に存在し、かつS914においてシーズ単語が取得できた場合である。この時は結果として、ニーズとシーズを結ぶ潜在ニーズ関連情報が見つかっているため、正のスコアを与える。さらに、ニーズ単語、シーズ単語の存在する潜在ニーズ関連情報の種類および縦構造の場合はその深さ、また一次潜在ニーズからいくつかの潜在ニーズおよび経過した潜在ニーズ関連情報を取得しておく。
第二は、S912においてニーズ単語、シーズ単語がそれぞれ何らかの種類の構造化潜在ニーズ関連情報151中に存在し、かつS914においてシーズ単語が取得できなかった場合である。例えば、縦構造の構造化潜在ニーズ関連情報を下方向に全て処理し、一番深い潜在ニーズまでに、シーズを表す単語がなかった場合である。この場合は、ニーズとシーズを結ぶ潜在ニーズ関連情報が見つかってないため、スコア0を与える。
第三はS911においてニーズ単語、シーズ単語のいずれかあるいは両方がどの種類の構造化潜在ニーズ関連情報151にも存在しなかった場合である。この場合も、ニーズとシーズを結ぶ潜在ニーズ関連情報が見つかってないため、スコア0を与える。
このように、候補企業評価部114は、ニーズ単語とシーズ単語の両方が、潜在ニーズ関連情報構造化部112が構造化した構造化潜在ニーズ関連情報151に存在しなかった場合、スコアを0とする。また、ニーズ単語と前記シーズ単語の両方が、構造化潜在ニーズ関連情報151に存在し、構造化潜在ニーズ関連情報151でニーズ単語からシーズ単語が取得された場合には、スコアを正とする。また、候補企業評価部114は、ニーズ単語とシーズ単語の両方が、構造化潜在ニーズ関連情報151に存在し、構造化潜在ニーズ関連情報151でニーズ単語からシーズ単語が取得されない場合には、スコアを0とする。
正のスコアを与える場合は、例えば、ニーズ単語が「カテゴリと具体物の関係」の構造化潜在ニーズ関連情報151中にあれば、潜在ニーズ関連情報における潜在ニーズはニーズより具体物であるため、ニーズ単語の深さが深い場合に高いスコアを与えることで、より具体的なニーズを高く評価できる。また、潜在ニーズ関連情報をたどるほどもとのニーズ単語から離れていくことから、経過した潜在ニーズの数に応じてスコアを低減することもできる。
また、潜在ニーズ関連情報ごとに重みを変えてスコアに反映することも可能である。例として、潜在ニーズ関連情報毎に格納された日時の情報に基づき、古い潜在ニーズ関連情報が使用された場合はスコアを下げることができる。
例えば、正のスコアの計算は、図11に示す数1の式に基づいて行うことができる。
尚、ここでMはS915からS9175と遷移した際のNの値であり、つまりシーズ単語が(M+1)次潜在ニーズとして取得され終了しているようなMである。
またW NはN次潜在ニーズを取得した構造化ニーズ関連情報の種類に応じた重みである。つまり、評価式は、シーズ単語を(M+1)次潜在ニーズとして得るまでの一連の潜在ニーズについてその重みW Nを足し合わせて1から引いたものである。
図6及び図7の例を用いて実行例を示す。ニーズ単語が「マグロ」、シーズ単語が「抹茶」である場合を仮定する。まず、S911の検索の結果として、「マグロ」が「同じサービスで提供される関係」、「抹茶」が「カテゴリと具体物の関係」の構造化潜在ニーズ関連情報中に存在することが得られる。
したがってS912ではニーズ単語、シーズ単語ともヒットしたため、ステップS913に進む。続いてS913では、1次潜在ニーズとして、「同じサービスで提供される関係」より「ショウガ」および「緑茶」が得られる。S915では条件が満たされずループする。再びS913を実施し、「表記ゆれ」にて一次潜在ニーズ「ショウガ」から「生姜」が、「カテゴリと具体物の関係」にて一次潜在ニーズ「緑茶」から「抹茶」が得られる。S915にて、「抹茶」がシーズ単語であるため終了し、S917に遷移する。
続いてS917での評価値の算出例を示す。ここでは、「同じサービスで提供される関係」に対する重みWを0.1、「カテゴリと具体物の関係」に対する重みWを0.05とする。上述の実行例では条件より正のスコアを与える。またシーズ単語を取得するにあたって、一次潜在ニーズは「同じサービスで提供される関係」で取得された「緑茶」、二次潜在ニーズは「カテゴリと具体物の関係」で取得された「抹茶」であった。したがってこの場合の評価値は1−(0.1+0.05)=0.85となる。
S915におけるスコアは上記の方針に限らず、S912およびS914の経過により得られた結果に基づき算出できる。
以上のS915まではニーズ単語とシーズ単語との組一つ一つに対してそれぞれ行われる。
続いて、候補企業評価部114は、ニーズ単語とシーズ単語の組に対するスコアを用いて、依頼元企業と候補企業との間のマッチングのしやすさの評価を算出する(S919)。
S919においては、候補企業評価部114は、ステップS917により算出されたスコアに基づいて、依頼元企業と候補企業の間の評価を算出する。例えばニーズ単語とシーズ単語の組に対するスコアの最大値や、合計値、あるいは何らかの計算式に基づいてマッチングのしやすさの評価を算出できる。またこの時、依頼元企業と候補企業との間のマッチングのしやすさの評価に対して影響したニーズ単語とシーズ単語の組を選び、そのニーズ単語とシーズ単語に対してS914を実施した際に得られた「潜在ニーズ単語」および潜在ニーズ関連情報を取得する。
以上により、候補企業評価部114は、依頼元企業と候補企業の組に対するマッチングのしやすさの評価と評価に影響した潜在ニーズ関連情報を、候補企業それぞれに対して得る。
図8に戻り、候補企業評価部114は、候補企業毎に取得されたマッチングのしやすさの評価と評価に影響した潜在ニーズ関連情報を用いて、候補企業評価一覧153を生成する(S813)。
図10は候補企業評価一覧153の一例である。
101は、マッチングのしやすさの順位を示す。社名102は候補企業の名称を示し、評価値103は、図9のステップS919により算出された値であり、ニーズ104、シーズ105は、図9のステップS911で検索された単語が登録される。潜在ニーズ関連情報106は、ニーズ単語、シーズ単語を有する構造化潜在ニーズ関連情報を示している。各行は各候補企業に対するマッチングのしやすさの評価を示している。候補企業評価一覧は、依頼元企業と前記候補企業の間の評価としてモニタ27に表示する。
以上により、支援装置10は構造化潜在ニーズ関連情報151と企業テキスト情報152とを入力として当該処理を実施することにより、候補企業評価一覧153を生成する。構造化潜在ニーズ関連情報151から、ニーズと潜在ニーズの関連である潜在ニーズ関連情報を利用して生成することにより、テキスト上の一致のみでなく様々な潜在ニーズ関連情報を反映して評価を行う。
以上で図8の評価処理S800の説明を終了する。
以上の実施例によれば、潜在ニーズ関連情報構造化処理S300により、予め潜在ニーズ関連情報を構造化した構造化潜在ニーズ関連情報を用いて、ユーザから受け付けたマッチング依頼について、評価処理S800によって、構造化潜在ニーズ関連情報と、企業情報提供装置により提供される各企業の情報とに基づいて、各企業の評価(マッチング先としての適切さの評価)を行う処理を行うことで、潜在的なニーズに基づく幅広い候補企業に対するビジネスマッチングを行うことができる。
10:支援装置
111:データ取得部
112:潜在ニーズ関連情報構造化部
113:テキスト情報抽出部
114:候補企業評価部
151:構造化潜在ニーズ関連情報
152:企業テキスト情報
153:候補企業評価一覧
21:処理部
22:メモリ
24:入出力装置
25:記憶装置

Claims (10)

  1. 企業間のビジネスマッチングを支援するビジネスマッチング支援装置であって、
    複数の企業の夫々に関する情報を記述したデータを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部により取得されたデータから各企業の特徴を表す単語を抽出するテキスト情報抽出部と、
    ニーズに対する潜在ニーズの関係を、潜在ニーズ関連情報の種類ごとに構造として管理する潜在ニーズ構造情報を記憶する記憶部と、
    選択された潜在ニーズ関連情報の種類に応じて、前記記憶部から構造を読み出し、読み出した構造に対し、入力されたニーズと潜在ニーズにより潜在ニーズ関連情報を構造化する潜在ニーズ関連情報構造化部と、
    前記潜在ニーズ関連情報構造化部において構造化された構造化潜在ニーズ関連情報および前記テキスト情報抽出部において抽出された単語から、企業間のマッチングのしやすさの評価値を算出する、候補企業評価部と、を有する
    ことを特徴とするビジネスマッチング支援装置。
  2. 請求項1に記載のビジネスマッチング支援装置において、
    前記潜在ニーズ関連情報構造化部は、
    ニーズに対する潜在ニーズの関係が、一方通行である場合には縦構造を前記記憶部より読み出し、
    ニーズに対する潜在ニーズの関係が、双方向である場合には横構造を前記記憶部より読み出し、
    入力されたニーズと潜在ニーズを、前記縦構造あるいは前記横構造に潜在ニーズ関連情報の種類に応じて入力する
    ことを特徴とするビジネスマッチング支援装置。
  3. 請求項2に記載のビジネスマッチング支援装置において、
    前記データ取得部は、取得される複数の企業の夫々に関する情報から、依頼元企業のニーズ単語と候補企業のシーズ単語を取得する
    ことを特徴とするビジネスマッチング支援装置。
  4. 請求項3に記載のビジネスマッチング支援装置において、
    前記候補企業評価部は、
    前記ニーズ単語と前記シーズ単語の両方が、前記潜在ニーズ関連情報構造化部が構造化した構造化潜在ニーズ関連情報に存在しなかった場合、前記評価値を算出するためのスコアを0とし、
    前記ニーズ単語と前記シーズ単語の両方が、前記構造化潜在ニーズ関連情報に存在し、前記構造化潜在ニーズ関連情報で前記ニーズ単語から前記シーズ単語が取得された場合には、前記スコアを正とする
    ことを特徴とするビジネスマッチング支援装置。
  5. 請求項4に記載のビジネスマッチング支援装置において、
    前記候補企業評価部は、
    前記ニーズ単語と前記シーズ単語の両方が、前記構造化潜在ニーズ関連情報に存在し、前記構造化潜在ニーズ関連情報で前記ニーズ単語から前記シーズ単語が取得されない場合には、前記スコアを0とする
    ことを特徴とするビジネスマッチング支援装置。
  6. 請求項5に記載のビジネスマッチング支援装置において、
    前記候補企業評価部は、
    前記スコアに基づいて、前記依頼元企業と前記候補企業の間の評価を算出する
    ことを特徴とするビジネスマッチング支援装置。
  7. 請求項5に記載のビジネスマッチング支援装置において、
    前記依頼元企業と前記候補企業の間の評価値を表示する表示部を有する
    ことを特徴とするビジネスマッチング支援装置。
  8. 請求項6に記載のビジネスマッチング支援装置において、
    前期潜在ニーズ関連情報構造化部は、各々の潜在ニーズ関連情報が格納された日時を記録し、
    前記候補企業評価部は、使用された潜在ニーズ関連情報が格納された日時に応じて前記スコアを決定する、
    ことを特徴とするビジネスマッチング支援装置。
  9. データ取得部と、テキスト情報抽出部と、潜在ニーズ関連情報構造化部と、候補企業評価部と、記憶部とを有するビジネスマッチング支援装置による企業間のビジネスマッチングを支援するビジネスマッチング支援方法であって、
    前記記憶部は、ニーズに対する潜在ニーズの関係を、潜在ニーズ関連情報の種類ごとに構造として管理する潜在ニーズ構造情報を記憶し、
    前記データ取得部は、複数の企業の夫々に関する情報を記述したデータを取得し、
    前記テキスト情報抽出部は、前記データ取得部により取得されたデータから各企業の特徴を表す単語を抽出し、
    前記潜在ニーズ関連情報構造化部は、選択された潜在ニーズ関連情報の種類に応じて、前記記憶部から構造を読み出し、読み出した構造に対し、入力されたニーズと潜在ニーズにより潜在ニーズ関連情報を構造化し、
    前記候補企業評価部は、前記潜在ニーズ関連情報構造化部において構造化された構造化潜在ニーズ関連情報および前記テキスト情報抽出部において抽出された単語から、企業間のマッチングのしやすさの評価値を算出する、
    ことを特徴とするビジネスマッチング支援方法。
  10. 請求項9に記載のビジネスマッチング支援方法において、
    前記潜在ニーズ関連情報構造化部は、
    ニーズに対する潜在ニーズの関係が、一方通行である場合には縦構造を前記記憶部より読み出し、
    ニーズに対する潜在ニーズの関係が、双方向である場合には横構造を前記記憶部より読み出し、
    入力されたニーズと潜在ニーズを、前記縦構造あるいは前記横構造に潜在ニーズ関連情報の種類に応じて入力し、
    前記データ取得部は、
    取得される複数の企業の夫々に関する情報から、依頼元企業のニーズ単語と候補企業のシーズ単語を取得し、
    前記候補企業評価部は、
    前記ニーズ単語と前記シーズ単語の両方が、前記潜在ニーズ関連情報構造化部が構造化した構造化潜在ニーズ関連情報に存在しなかった場合、前記評価値を算出するためのスコアを0とし、
    前記ニーズ単語と前記シーズ単語の両方が、前記構造化潜在ニーズ関連情報に存在し、前記構造化潜在ニーズ関連情報で前記ニーズ単語から前記シーズ単語が取得された場合には、前記スコアを正とし、
    前記ニーズ単語と前記シーズ単語の両方が、前記構造化潜在ニーズ関連情報に存在し、前記構造化潜在ニーズ関連情報で前記ニーズ単語から前記シーズ単語が取得されない場合には、前記スコアを0とする
    ことを特徴とするビジネスマッチング支援方法。
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