JP6285284B2 - 意見活用支援装置、及び意見活用支援方法 - Google Patents

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Description

本発明は、意見活用支援装置、及び意見活用支援方法に関する。
特許文献1には「新商品の開発においては、旧商品に対する顧客の要望を反映して行うことが必要となる。収集した顧客の要望についてはデータベースに蓄積される。開発者は、このデータベースを参照して、新商品の開発に生かすことになる。一方、このような顧客の要望については様々であり全ての要望を満たそうとすると、多くの費用、時間が必要となる。そのため、様々な要望に対して重要度を決めて、重要度が高い要望を中心に新商品に反映させることが行われている。」、「顧客の要望については様々な種類のものがある。顧客から要望を受けた者や開発者などは、その要望に対して共感する部分があると評価することがある。このようにして多くの共感をうける要望については、その重要度が高いことを意味することになる。また、新商品の開発にあたっては、その新商品の購買層における要望について重要度を高くする必要がある。」、「顧客の要望についての重要度を決定するにあたり、顧客の属性および反応を示した評価者の属性を反映させる。」と記載されている。
特開2011−186705号公報
商品やサービス等に対する顧客の意見要望(以下、「意見」と表記する。)にはこれを生じさせるための何らかの要因が存在する。そして顧客から提供される意見の中には要因が共通するものがある。例えば、ある商品に関する「ボタンが小さい」という同じ要因から「ボタンが小さくて押し辛い」という不満意見と、「ボタンが小さくてボタンの場所に気づかない」という不満意見とが生じ得る。この場合、不満意見に対して講じる施策としては、より多くの不満意見を改善し得るものを選択することが望ましい。
また2つの異なる要因から同じ意見が生じることがある。例えば、ある商品に対する「ボタンが小さい」、「ボタンの色が暗い」という2つの異なる要因から「ボタンの場所に気づかない」という同じ不満意見が生じることがある。この場合、不満意見に対して講じる施策としては「ボタンを大きくする」、「ボタンの色を明るくする」といったことが考えられる。またこの場合に、例えば、「ボタンが小さいので、全体がコンパクトサイズとなり使いやすい」という満足意見が多く存在する場合には「ボタンを大きく」するという施策を選択すると上記満足意見に悪影響を及ぼす可能性があり、不満意見に対して講じる施策としては「ボタンの色を明るくする」を選択することが望ましいことになる。さらに大きさについての個人の捉え方は様々であるので、同じ商品に対して「ボタンが小さい」を要因とする不満意見と「ボタンが大きい」を要因とする不満意見とが存在する場合もあり、この場合は「ボタンを大きくする」と「ボタンを小さくする」という2つの施策を同時に選択することはできないことになる。
このように、商品やサービス等の特定の対象に対する意見について適切に施策を講じるためには、意見についての要因と結果の多様な関係を十分に考慮する必要がある。
本発明は、商品やサービス等の特定の対象に対する意見について講じるべき対策の選択にかかる作業を支援する意見活用支援装置、及び意見活用支援方法を提供することを目的している。
本発明のうちの一つは、プロセッサ及び記憶装置を有する情報処理装置を用いて実現される意見活用支援装置であって、特定の対象に関する複数の意見について夫々の内容が肯定的、中立的、及び否定的のうちのいずれに相当するかを示す情報である極性を判定する極性判定部と、前記意見の夫々から、要因を示す表現である要因表現及び結果を示す表現である結果表現のうちの少なくともいずれかの表現を取得する因果関係取得部と、前記意見の夫々について、前記極性及び前記要因表現に基づき前記意見に対する施策を生成する施策生成部と、前記意見の夫々に含まれている、生成した前記施策の夫々に対応する前記結果表現の数を前記結果表現ごとに集計し、前記集計の結果に基づき、前記施策の夫々の効果を示す値である施策影響度を求める施策評価部と、を備える。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、商品やサービス等の特定の対象に対する意見について講じるべき対策の選択にかかる作業を支援し、意見について講じるべき施策について適切な選択を促すことができる。
実施例1として説明する意見活用支援システム1の概略的な構成を示す図である。 情報処理装置(コンピュータ)のハードウェアの一例である。 意見テーブル300の一例である。 因果関係テーブル400の一例である。 施策生成部203が不満意見の要因表現に基づき施策を生成する様子を示す図である。 評価条件設定画面600の一例である。 施策評価部205が、施策生成部203が生成した施策を評価する際の内部処理を説明するマトリクス700の一例である。 結果表示画面800の一例である。 施策生成評価処理S900を説明するフローチャートである。 意見分析処理S902を説明するフローチャートである。 実施例2として説明する意見活用支援システム1の概略的な構成を示す図である。 比較用因果関係テーブル1200の一例である。 施策評価部205が、施策拡充部211が生成した拡充施策304を評価する際の内部処理を説明するマトリクス1300の一例である。 結果表示画面1400の一例である。 施策生成評価処理S1500を説明するフローチャートである。 意見分析処理S1502を説明するフローチャートである。 施策拡充処理S1504を説明するフローチャートである。 実施例3として説明する意見活用支援システム1の概略的な構成を示す図である。 実施例3の説明で用いる因果関係テーブル400の一例である。 評価条件設定画面2000の一例である。 施策評価部205が、施策生成部203が生成した施策を評価する際に行う内部処理を説明する表(マトリクス)である。 施策評価部205が、施策生成部203が生成した施策を評価する際に行う内部処理を説明する表(マトリクス)である。 施策評価部205が、施策生成部203が生成した施策を評価する際に行う内部処理を説明する表(マトリクス)である。 結果表示画面2300の一例である。 実施例4として説明する意見活用支援システム1の概略的な構成を示す図である。
以下、実施形態について図面とともに説明する。以下の説明において、同一または類似の部分に同一の符号を付して重複する説明を省略することがある。
図1に実施例1として説明する意見活用支援システム1の概略的な構成を示している。同図に示すように、意見活用支援システム1は、意見活用支援装置10、入出力装置4、サーバ装置5、及び記憶装置6を含む。これらはいずれも一つ以上の情報処理装置(コンピュータ)を用いて実現されている。これらは夫々が独立した情報処理装置によって実現されていてもよいし、これらのうちのいずれか2つ以上が同じ情報処理装置によって実現されていてもよい。記憶装置6は、意見活用支援装置10に備えられていてもよい。
意見活用支援装置10、サーバ装置5、及び記憶装置6は、通信ネットワーク7を介して互いに通信可能に接続されている。通信ネットワーク7は、例えば、公衆通信網、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等であり、有線/無線の区別を問わない。意見活用支援装置10と入出力装置4とは、通信手段8を介して通信可能に接続されている。通信手段は、例えば、ディスプレイケーブル、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等である。
意見活用支援装置10は、特定の対象について顧客から提供される複数の意見や要望(以下、意見や要望のことを「意見」と総称する。)の要因と結果の繋がりを考慮して意見に対する施策を生成する。具体的には、意見活用支援装置10は、提供される複数の意見の夫々について、夫々の内容が肯定的、中立的、及び否定的のうちのいずれに相当するかを示す情報である極性を判定し、意見の夫々から、要因を示す表現である要因表現及び結果を示す表現である結果表現のうちの少なくともいずれかの表現を因果関係を示す表現(以下、単に「因果関係」と表記する。)として取得する。そして意見活用支援装置10は、生成した極性と因果関係とに基づき顧客の意見に対する対策を示す情報である施策を生成し、意見の夫々に含まれている、生成した施策の夫々に対応する結果表現の数を結果表現ごとに集計し、集計の結果に基づき、施策の夫々の効果を示す値である施策影響度を求める。
本実施形態において、意見は、例えば、顧客の声(Voice Of Customer:VOC)や社員の声(Voice Of Employee:VOE)から取得される。VOCやVOEは、例えば、アンケートに対する回答、Twitter(登録商標)やFacebook(登録商標)等のソーシャルネットワークから取得される情報、コンタクトセンタに寄せられる苦情、営業担当者が書く日報情報等である。
意見に対応する施策は要因表現から導き出すことができる。例えば、「受付がない」という要因表現からは「受付を設ける」という施策を、「階段が暗い」という要因表現からは「階段を明るくする」という施策を、夫々導き出すことができる。
施策影響度は、施策の効果を示す指標であり、例えば、後述する「不満改善度」や「施策効果度」等が相当する。
図2は意見活用支援装置10、入出力装置4、サーバ装置5、及び記憶装置6を実現する情報処理装置(コンピュータ)のハードウェアの一例である。同図に示すように、情報処理装置100は、プロセッサ101、主記憶装置102、補助記憶装置103、入力装置104、出力装置105、及び通信装置106を備える。これらは図示しないバス等の通信手段を介して互いに通信可能に接続されている。
プロセッサ101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)を用いて構成される。プロセッサ101が、主記憶装置102に格納されているプログラムを読み出して実行することにより、情報処理装置100の様々な機能が実現される。
主記憶装置102は、プログラムやデータを記憶する装置であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、NVRAM(Non Volatile RAM)等である。補助記憶装置103は、ハードディスクドライブ、SSD(Solid State Drive)、光学式記憶装置、記録媒体読取/書込装置等である。補助記憶装置103に格納されているプログラムやデータは主記憶装置102に随時ロードされる。
入力装置104は、ユーザから情報や指示の入力を受け付けるユーザインタフェースであり、例えば、キーボード、マウス、タッチパネルである。出力装置05は、ユーザに情報を提供するユーザインタフェースであり、例えば、グラフィックカード、液晶モニタ、LCD(Liquid Crystal Display)等である。通信装置106は、通信ネットワーク7や通信手段8を介して他の装置と通信する通信インタフェースであり、例えば、NIC(Network Interface Card)、USBインタフェース等である。
図1に示すように、意見活用支援装置10は、データ処理部2及び記憶部3を備える。これらの機能は、例えば、情報処理装置100のプロセッサ101が、主記憶装置102に格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現される。
サーバ装置5は意見51を記憶する。意見51は、例えば、ユーザインタフェース、可搬型記録媒体、データ通信等を介してサーバ装置5に供給される。サーバ装置5は、意見51を、例えば、テキストファイルやRDBMS(Relational DataBase Management System)等のデータベースのテーブルとして記憶する。
記憶装置6は、類語辞書601、意見表現辞書602、対義語辞書603、同義語辞書604、及び手掛かり表現辞書605を記憶する。サーバ装置5は、例えば、RDBMS等のデータベースのテーブルとしてこれらの辞書を記憶する。
意見表現辞書602は、意見に含まれている可能性のある様々な表現と、それらの各表現が肯定的、否定的、及び中立的のうちのいずれに相当するのかを示す情報とを含む。意見活用支援装置10は、意見に含まれている表現を意見表現辞書602と照合することにより、意見に含まれている表現が上記いずれの表現に相当するのかを判定する。尚、肯定的な表現を含む意見は満足意見であることが多く、否定的な表現を含む意見は不満意見であることが多い。
手掛かり表現辞書605は、意見に含まれている要因表現を検出する際の手掛かりとなる表現(以下、「手掛かり表現」と称する。)を含む。手掛かり表現には「のため」、「により」、「ので」、「から」等がある。
記憶部3は、因果関係301、施策302、及び施策影響度303を記憶する。記憶部3は、例えば、テキストファイルやRDBMS等のデータベースのテーブルとしてこれらの情報を記憶する。
データ処理部2は、意見取得部201、意見分析部202、施策生成部203、評価設定部204、施策評価部205、及び結果出力部206の各機能を含む。
意見取得部201は、例えば、入出力装置4を介してユーザから指定された特定の商品(製品)やサービス、設備等に関する意見をサーバ装置5から取得する。
図3はサーバ装置5において意見51が管理されるテーブル(以下、意見テーブル300と称する。)の一例である。同図に示すように、意見テーブル300は、意見51ごとに付与される識別子(以下、意見ID311と称する。)と意見51の内容(以下、意見内容312と称する。)とを対応づけた複数のレコードで構成されている。尚、特定の対象に関する意見51を多様な観点で選出することができるように、上記レコードには、意見51を絞り込むためのキーワードとなる他の情報(例えば、そのレコードの情報の取得日時やそのレコードの意見が対象としている商品やサービスを特定する情報等)を付帯させてもよい。
図1に示すように、意見分析部202は、極性判定部2021及び因果関係取得部2022を含む。
極性判定部2021は、意見取得部201が取得した意見の極性を判定する。意見分析部202は、例えば、意見を意見表現辞書602と照合することにより意見の極性を判定する。例えば、極性判定部2021は、文字列や係り受け構造が、意見表現辞書602に含まれている肯定的な表現、否定的な表現、及び中立的な表現のいずれかと一致しているか否かを判定することにより意見の極性を判定する。また例えば、極性判定部2021は、同義語辞書604や類語辞書601を利用し、意見と意見表現辞書602の内容とを表記揺れを考慮しつつ照合することにより、意見の極性を判定する。また例えば、極性判定部2021は、既に極性の判定が済んでいる他の意見に基づき表現と極性の関係を統計学的に求め、その結果を用いて意見の極性を判定する。
因果関係取得部2022は、意見の内容(文字列)について構文解析を行い、それにより得られる係り受け関係や手掛かり表現辞書605の手掛かり表現に基づき、意見の夫々から、要因を示す表現である要因表現及び結果を示す表現である結果表現のうちの少なくともいずれかの表現を因果関係として取得する。意見分析部202は、極性判定部2021が判定した極性と因果関係取得部2022が取得した因果関係とを因果関係301として記憶する。
図4に因果関係301が管理されるテーブル(以下、因果関係テーブル400と称する。)の一例を示す。同図に示すように、因果関係テーブル400は、意見ID411、要因表現412、結果表現413、及び極性414の各項目を有する一つ以上のレコードで構成されている。尚、要因表現412および結果表現413は、例えば、同義語辞書604や類語辞書601を利用して適宜表現の統一が図られる。類語辞書601としては、既存のものや市販のものを用いることができる。
施策生成部203は、意見について判定した極性と当該意見に含まれている要因表現とに基づき、意見に対する施策を生成する。具体的には、施策生成部203は、極性が「否定」と判定された意見(以下、「不満意見」と称する。)の要因表現について対義語辞書603から相対する表現を検索し、検索された表現を当該不満意見に対する施策として生成する。施策生成部203は、生成した施策を施策302として記憶部3に記憶する。
図5に施策生成部203が不満意見の要因表現に基づき施策を生成する様子を示す。同図に示すように、例えば、施策生成部203は、「階段が暗い」という不満意見の要因表現について「暗い」の対義語である「明るい」を対義語辞書603から検索し、「階段を明るくする」を施策として生成する。
評価設定部204は、施策評価部205が施策を評価する際の条件(以下、「評価条件」と称する。)を設定する。
図6は、評価設定部204が評価条件の設定に際してユーザに提示する入力画面(以下、評価条件設定画面600と称する。)の一例である。
評価条件設定画面600の「利用する意見」の欄611において、ユーザは「確度重視」及び「可能性重視」のうちのいずれかを選択する。後述する施策の評価において、集計の対象とする結果表現として、当該結果表現に対応する要因表現が当該結果表現の取得元の意見に存在するものを用いる場合(第1の方法)、ユーザは「確度重視」を選択する。一方、後述する施策の評価において、集計の対象とする結果表現として、当該結果表現に対応する要因表現が当該結果表現の取得元の意見に存在するもの、及び当該結果表現に対応する要因表現が当該結果表現の取得元の意見に存在しないものを用いる場合(第2の方法)、ユーザは「可能性重視」を選択する。
評価条件設定画面600の「施策選択モード」の欄612において、ユーザは「施策影響度優先」及び「コスト対施策影響度優先」のうちのいずれかを選択する。施策の決定に際してコストよりも施策影響度を優先する場合、ユーザは「施策影響度優先」を選択する。これにより後述する結果表示画面800において、施策影響度の降順に整列して施策が表示される。施策の決定に際して施策影響度よりもコストを優先する場合、ユーザは「コスト対施策影響度優先」を選択する。これにより後述する結果表示画面800において、コスト対施策影響度の降順に整列して施策が表示される。
評価条件設定画面600の「コスト制限」の欄613において、ユーザは「あり」及び「なし」のうちのいずれかを選択する。施策の決定に際してコスト制限を考慮する場合、ユーザは「あり」を選択し、コスト制限を考慮しない場合、ユーザは「なし」を選択する。「あり」を選択した場合、ユーザはさらに「制限コスト」の入力欄614に制限コストを入力する。コストは、例えば、施策の実現に必要とされる費用や工数等であり、制限コストはコストを全ての施策について合計した値に対する上限コストである。個々の施策のコストは、例えば、評価条件設定画面600の「コスト」の入力欄615に入力することにより設定する。尚、過去に設定した施策のコストを記憶部3やサーバ装置5に保存しておきこれを個々の施策のコストとして利用するようにしてもよい。
評価条件の設定は、以上のように画面(評価条件設定画面600)を介して行ってもよいし、例えば、評価条件を記述したファイルを意見活用支援装置10に入力として与えるようにしてもよい。
施策評価部205は、評価設定部204が設定した評価条件に従い施策生成部203が生成した施策を評価する。具体的には、評価設定部204は、意見の夫々に含まれている、施策生成部203が生成した施策の夫々に対応する結果表現の数を結果表現ごとに集計し、その集計結果に基づき、施策の夫々の効果を示す値である施策影響度を求める。
図7は、施策評価部205が、施策生成部203が生成した施策を評価する際の内部処理を説明する表(以下、マトリクス700と称する。)である。マトリクス700には、意見の夫々に含まれている、生成した施策の夫々に対応する不満意見(結果表現)(当該施策により改善される不満意見(結果表現))の数を結果表現(不満意見)ごとに集計した値が格納される。尚、要因表現と結果表現のいずれか一方のみを含む意見(結果表現に対応する要因表現が存在しないもの)については、関係不明な意見として極性ごとに別途集計される(同図における「関係不明(否定)」及び「関係不明(中立)」の欄に集計される。)。
図6の「利用する意見」の欄611において「確度重視」が選択されている場合、施策評価部205は、図7における「関係不明(否定)」、「関係不明(中立)」の各欄の情報は用いずに施策の評価を行う。一方、図6の「利用する意見」の欄で「可能性重視」が選択されている場合、施策評価部205は、図7における「関係不明(否定)」、「関係不明(中立)」の各欄の情報も用いて施策の評価を行う。このようにユーザは必要に応じて評価方法を柔軟に選択することができる。
上記集計に際しては、各不満意見に重み(重要度)を設定することもできる。重要度のデフォルト値は例えば「1」とする。重要度は、例えば、不満意見の全体件数に対する各不満意見の件数の割合とする。また例えば、重要度は、各不満意見の件数順に設定する。安全面でのクリティカルな用語や経営上で重視したい用語をキーワードとして予め設定しておき、設定したキーワードを含む不満意見の重要度を、キーワードを含まない不満意見よりも高く設定するようにしてもよい。このように重みを設定可能とすることで、状況に応じて施策の評価方法を柔軟に調節することができる。
施策評価部205は、マトリクス700を用いて施策の効果である不満改善度を求める。
図6の「利用する意見」の欄611において「確度重視」が選択されている場合、施策評価部205は、例えば、次の式1を用いて不満改善度を求める。
また図6の「利用する意見」の欄611において「可能性重視」が選択されている場合、施策評価部205は、例えば、次の式2を用いて不満改善度を求める。
施策評価部205は、求めた不満改善度を施策影響度303として記憶部3に記憶する。また図6の評価条件設定画面600の「施策選択モード」の欄612において「コスト対施策影響度優先」が選択されている場合、施策評価部205は、施策影響度を当該施策のコストで除算することにより各施策についてコスト対施策影響度を求める。
図1における結果出力部206は、施策評価部205による評価の結果を出力する。
図8は、結果出力部206が評価結果として入出力装置4に表示する画面(以下、結果表示画面800と称する。)の一例である。同図に示すように、この結果表示画面800は、評価条件表示部80Aと評価結果表示部80Bを含む。
評価条件表示部80Aには、図6の評価条件設定画面600で設定した内容が表示される。
評価結果表示部80Bの上部には、施策の一覧が優先度の高い順に表示される。例えば、評価条件設定画面600の「施策選択モード」の欄612において「施策影響度優先」が選択されている場合、施策影響度の降順に整列して施策が表示される。また「コスト対施策影響度優先」が選択されている場合、コスト対施策影響度の降順に整列して施策が表示される。評価結果表示部80Bには、各施策について、施策影響度、コスト、コスト対施策影響度、及び整列順にコストを累積した値である累積コストが表示される。
図6の評価条件設定画面600においてコスト制限が設定されている場合、累積コストが制限内となる施策を評価結果表示部80Bに強調表示するようにしてもよい。またコスト制限が設定されていない場合、ユーザまたはシステムにより定められた数分の上位の施策を評価結果表示部80Bに強調表示するようにしてもよい。同図には強調される施策の数が「3」に設定されている場合を例示している。強調表示の態様としては、例えば、文字や背景の色を変化させる、文字の太さや種別を変化させる等がある。結果表示画面800においてユーザが所定の操作入力を行うことにより評価条件を変更できるようにし、変更された評価条件に応じて評価結果表示部80Bの内容が更新されるようにしてもよい。
評価結果表示部80Bの下部には、意見から取得される、要因表現、不満意見、及び要因表現から生成した施策の関係がグラフ形式で表示される。これにより要因表現、不満意見、及び施策の関係が可視化され、ユーザはこれを参考に商品やサービスに対して適切な施策を講じることができる。
続いて意見活用支援装置10の動作について説明する。
図9は、意見活用支援装置10が行う処理(以下、施策生成評価処理S900と称する。)を説明するフローチャートである。以下、同図とともに施策生成評価処理S900について説明する。
まず意見取得部201が、サーバ装置5から意見を取得する(S901)。
続いて意見分析部202が、取得した意見の極性を判定し、取得した意見から要因表現及び結果表現を取得し因果関係301として記憶部3に記憶する(S902)。尚、S902の処理の詳細については後述する。
続いて施策生成部203が、S902で生成した要因表現に基づき施策を生成し、これを施策302として記憶部3に記憶する(S903)。
続いて評価設定部204が、評価条件を設定する(S904)。
続いて施策評価部205が、評価条件に従い、S903で生成した施策について施策影響度を求め、これを施策影響度303として記憶する(S905)。
続いて結果出力部206が、施策評価部205による評価結果を出力する(S906)。以上により施策生成評価処理S900は終了する。
図10は、図9のS902の処理(以下、意見分析処理S902と称する。)の詳細を説明するフローチャートである。以下、同図とともに意見分析処理S902について説明する。
まず意見分析部202は、図9のS901で取得した意見について、分析が終了していない意見があるか否かを判定する(S1001)。分析が終了していない意見がある場合(S1001:YES)、処理はS1002に進み、存在しない場合(S1001:NO)、意見分析処理S902は終了する。
S1002では、意見分析部202は、分析が終了していない意見を選択する。
S1003では、意見分析部202は、選択した意見に極性が既に付与されているか判定する(S1003)。選択した意見に極性が付与されている場合(S1003:YES)、処理はS1005に進み、極性が付与されていない場合(S1003:NO)、処理はS1004に進む。尚、例えば、意見がコンタクトセンタでの対応記録から取得されたものである場合、対応記録の登録時等に既に意見の極性が登録されていることがあるが、そのような場合に意見分析部202は極性が既に意見に付与されていると判定する。
続いて意見分析部202は、極性が付与されていないと判定した意見を、例えば、意見表現辞書602の表現と照合して極性を判定し、判定した結果を記憶部3に記憶する(S1004)。その後、処理はS1005に進む。
S1005では、意見分析部202は、極性を判定した意見の因果関係301を既に記憶部3に記憶しているか否かを判定する。極性を判定した意見の因果関係301を既に記憶部3に記憶している場合(S1005:YES)、処理はS1001に戻り、因果関係301を記憶していない場合(S1005:NO)、処理はS1006に進む。
S1006では、意見分析部202は、選択中の意見について構文解析を実施する。
S1007では、意見分析部202は、構文解析により得られる、係り受け関係や手掛かり表現辞書605内の手掛かり表現に基づき、因果関係を取得する。意見分析部202は、取得した因果関係を因果関係301として記憶部3に記憶する(S1008)。その後、処理はS1001に戻る。
以上のように、意見活用支援装置10は、特定の対象(商品、サービス等)に関する複数の意見の夫々に含まれている、生成した施策の夫々に対応する不満表現(結果表現)の数を不満表現(結果表現)ごとに集計し、集計の結果に基づき、施策の夫々の効果を示す値である施策影響度を求める。このため、意見について講じるべき対策の選択にかかる作業を支援し、ユーザに意見について講じるべき施策について適切な選択を促すことができる。
図11に実施例2として説明する意見活用支援システム1の概略的な構成を示している。実施例2の意見活用支援システム1は、実施例1の構成に加え、意見活用支援装置10のデータ処理部2がさらに施策拡充部211を備えている。また意見活用支援装置10の記憶部3が実施例1における情報に加え、さらに拡充施策304を記憶し、サーバ装置5が顧客の意見(比較用)52をさらに記憶する。以下、実施例1との相違点を中心に説明する。
意見(比較用)52には、意見51の対象と同じカテゴリに属する他社の製品やサービス等に関する顧客の意見、意見51の対象と同じカテゴリに属する自社の別製品やサービス等に関する顧客の意見が格納されている。例えば、意見51には、商業ビルAの設備に関する顧客の意見が格納され、意見(比較用)52には、商業ビルBの設備に関する顧客の意見が格納されている。
因果関係301には、意見51から取得される意見(以下、「意見A」と称する。)に基づき生成した因果関係が格納されている因果関係テーブル400に加え、意見(比較用)52から取得される意見(以下、「意見B」と称する。)に基づき生成した因果関係が格納されている比較用因果関係テーブル1200が含まれる。
図12に比較用因果関係テーブル1200の一例を示す。比較用因果関係テーブル1200は、意見Bごとに付与される識別子(以下、意見ID1211と称する。)、要因表現1212、結果表現1213、及び極性1214の各項目を有する一つ以上のレコードで構成されている。
意見取得部201は、入出力装置4を介してユーザから指定された特定の商品(製品)やサービス、設備等に関する複数の意見Aをサーバ装置5から取得する。また意見取得部201は、入出力装置4を介してユーザから指定された特定の商品(製品)やサービス、設備等に関する一つ以上の意見Bをサーバ装置5から取得する。
意見分析部202は、取得した意見A及び意見Bについて夫々の極性を判定し、因果関係を取得し、これを因果関係301として記憶する。
施策拡充部211は、比較用因果関係テーブル1200に登録されているレコードのうち、極性1214が「肯定」であるレコードの結果表現1213について、当該結果表現1213と相対する表現が、因果関係テーブル400に登録され、かつ、その極性が「否定」であるレコードの結果表現と一致するという条件を満たすものがあるか否かを判定する。条件を満たす表現が存在する場合、施策拡充部211は、該当する意見Bの結果表現に対応する要因表現1212を拡充施策とし、これを拡充施策304として記憶する。
例えば、図12において、比較用意見ID1211が「23」、「24」のデータの結果表現「出入りしやすい」について、これに相対する表現である「出入りしにくい」が、因果関係テーブル400の結果表現413の中に存在し、かつ、その極性414が「否定」である場合、「出入りしやすい」と対になる要因表現1212である「出入口が広い」と「出入口が自動ドアである」の夫々に基づき、「出入口を広くする」及び「出入口を自動ドアにする」を拡充施策として生成する。
施策評価部205は、評価設定部204が設定した評価条件に従い施策を評価する。施策評価部205は、施策生成部203が生成した施策について、因果関係301に基づき、実施例1と同様の方法により不満改善度を求める。
また施策評価部205は、施策拡充部211が生成した拡充施策について施策効果度を求め、不満改善度と施策効果度から施策影響度を求め、これを施策影響度303として記憶する。
図13は、施策評価部205が拡充施策を評価する際の内部処理を説明する表(以下、マトリクス1300と称する。)である。マトリクス1300には、意見取得部201が取得した意見Bの夫々に含まれている、生成した施策の夫々に対応する満足意見(結果表現)の数を結果表現(満足意見)ごとに集計した値が格納される。尚、要因表現と結果表現のいずれか一方のみを含む意見(結果表現に対応する要因表現が存在しないもの)については、関係不明な意見として極性ごとに別途集計される(同図では「関係不明(肯定)」または「関係不明(中立)」の列に集計される。)。
上記集計に際しては、各満足意見に重み(重要度)を設定することもできる。重要度のデフォルト値は、例えば「1」とする。重要度は、例えば、満足意見の全体件数に対する各満足意見の件数の割合とする。また例えば、重要度は、各満足意見の件数順に設定する。安全面でのクリティカルな用語や経営上で重視したい用語をキーワードとして予め設定しておき、設定したキーワードを含む満足意見については重要度を、キーワードを含まない満足意見よりも高く設定するようにしてもよい。施策評価部205は、各拡充施策について、マトリクス1300を用いて施策効果度を求める。
図6の「利用する意見」の欄611において「確度重視」が選択され、施策評価部205は、例えば、次の式3を用いて施策効果度を求める。
また図6の「利用する意見」の欄611において「可能性重視」が選択されている場合、施策評価部205は、例えば、次の式4を用いて施策効果度を求める。
施策評価部205は、不満改善度と施策効果度とを加算した値を施策影響度303として記憶部3に記憶する。尚、例えば、不満改善度と施策効果度を加算する際、いずれか一方の寄与率を高く設定できるようにしてもよい。また例えば、施策と拡充施策の内容が等しい場合、施策評価部205は、これらを1つの施策として取り扱い、当該施策について不満改善度と施策効果度とを加算した値を施策影響度303として記憶部3に記憶するようにしてもよい。また例えば、施策にのみ含まれる施策については、施策評価部205は、不満改善度を施策影響度303として記憶部3に記憶するようにしてもよい。また例えば、拡充施策のみに含まれる施策については、施策評価部205は、施策効果度を施策影響度303として記憶するようにしてもよい。
結果出力部210は、施策評価部205による評価の結果を出力する。
図14は、結果出力部206が評価結果として入出力装置4に表示する画面(以下、結果表示画面1400と称する。)の一例である。同図に示すように、この結果表示画面1400は、評価条件表示部80Aと評価結果表示部80Cを含む。
評価条件表示部80Aには、図6の評価条件設定画面600で設定した内容が表示される。評価結果表示部80Cの上部に表示される内容は実施例1の評価結果表示部80Bと同様である。
評価結果表示部80Cの下部には、意見Aまたは意見Bから取得される、満足意見、要因表現、施策、及び拡充施策の関係がグラフ形式で表示される。これにより満足意見、要因表現、施策、及び拡充施策の関係が可視化され、ユーザはこれを参考に商品やサービスに対して適切な施策を講じることができる。
続いて実施例2の意見活用支援装置10の動作について説明する。
図15は、実施例2の意見活用支援装置10が行う処理(以下、施策生成評価処理S1500と称する。)を説明するフローチャートである。以下、同図とともに施策生成評価処理S1500について説明する。
まず意見取得部201は、サーバ装置5から意見A及び意見Bを取得する(S1501)。
続いて意見分析部202は、取得した意見A及び意見Bの極性を判定し、取得した意見A及び意見Bの夫々から要因表現及び結果表現を取得して因果関係301として記憶する(S1502)。この処理の詳細については後述する。
続いて施策生成部203は、取得した要因表現から施策を生成する(S1503)。
続いて施策拡充部211は、因果関係に基づき、拡充施策を生成する(S1504)。
続いて評価設定部204は、評価条件を設定する(S1505)。
続いて施策評価部205は、S1505で設定した評価条件に基づき、S1503で生成した施策の不満改善度とS1504で生成した拡充施策の施策効果度を求め、不満改善度と施策効果度とに基づき施策影響度を求める(S1506)。
続いて結果出力部206は、施策評価部205による評価結果を出力する(S1507)。以上により施策生成評価処理S1500は終了する。
図16は、図15のS1502の処理(以下、意見分析処理S1502と称する。)の詳細を説明するフローチャートである。
まず意見分析部202は、図15のS1501で取得した意見A及び意見Bについて分析が終了していないものが存在するか否かを判定する(S1601)。存在する場合は(S1601:YES)、S1602に進み、存在しない場合は(S1601:NO)処理を終了する。S1602〜S1608の処理は、図10のS1002〜S1008と同様であるので説明を省略する。
図17は、図15のS1504の処理(以下、施策拡充処理S1504と称する。)の詳細を説明するフローチャートである。
施策拡充部211は、意見取得部201によって取得された意見Bの中で、拡充施策の生成処理が未だ行われていないものがあるか判定する(S1701)。拡充施策の生成処理が未だ行われていない意見Bが存在する場合(S1701:YES)、処理はS1702に進み、存在しない場合(S1701:YES)、処理を終了する。
S1702では、施策拡充部211は比較用意見を選択する。
続いて施策拡充部211は、選択した意見Bについて、比較用因果関係テーブル1200に登録されている極性が「肯定」か否かを判定する(S1703)。極性が「肯定」である場合(S1703:YES)、処理はS1704に進み、極性が「肯定」ではない場合(S1703:NO)、処理はS1701に戻る。
S1704では、施策拡充部211は、選択した意見Bの結果表現を比較用因果関係テーブル1200から取得する。
S1705では、施策拡充部211は、否定を表す補助形容詞や対義語辞書603等を利用して、S1704で取得した結果表現と相対する表現を導出する。
S1706では、施策拡充部211は、S1705で導出された表現が、因果関係テーブル400の極性が「否定」である結果表現の中にあるか否かを判定する。S1705で導出された表現が、因果関係テーブル400の極性が「否定」である結果表現の中にある場合(S1706:YES)、処理はS1707に進み、因果関係テーブル400の極性が「否定」である結果表現の中にない場合(S1706:NO)、処理はS1701に戻る。
S1707では、施策拡充部211は、比較用因果関係テーブル1200からS1702で選択されている意見Bの要因表現を取得し、取得した要因表現を拡充施策として記憶部3に記憶し(S1707)、その後はS1701に戻る。
本実施例によれば、不満意見の要因表現からは生成することが難しい(もしくは生成しにくい)不満意見に対応する施策を満足意見の要因表現から生成することができる。また不満意見の要因表現から生成される施策について、それが満足意見の要因でもある場合にその効果を確認することができる。
実施例1及び実施例2では、要因表現が不満意見または満足意見のいずれか一方についての要因表現である場合を例として意見活用支援システム1の機能や動作を説明した。実施例3では、不満意見の要因表現と満足意見の要因表現が共通する場合に対応する意見活用支援システム1について説明する。
図18に実施例3の意見活用支援システム1の概略的な構成を示している。実施例3の意見活用支援システム1は、実施例1の構成に加え、意見活用支援装置10の記憶部3が、さらに同時に実施することが難しいか実施することができないトレードオフの関係(排他的な関係)にある施策を示す情報が記述されたトレードオフ情報306を記憶する。以下、実施例1との相違点を中心として説明する。
施策生成部203は、因果関係テーブル400のレコードのうち極性414が「否定」であるものについて、対義語辞書603等を利用し、その要因表現412と相対する表現を施策302として生成する。また、施策生成部203は、因果関係テーブル400のレコードのうち極性141が「肯定」であるものについて、その要因表現412を施策302として生成する。
図19は、実施例3として示す因果関係テーブル400の一例である。例えば、意見IDが「31」、「32」のレコードの要因表現412は共に「大きい」であり、意見IDが「31」のレコードの極性は「肯定」、意見IDが「32」の対象意見の極性は「否定」であるので、不満意見の要因表現と満足意見の要因表現が共通する場合である。そして意見IDが「31」のレコードの極性は「肯定」であるから、施策生成部203は、施策302として「大きくする」を生成する。一方、意見IDが「32」の対象意見の極性は「否定」であるから、施策生成部203は、施策として「小さくする」を生成する。
図18の評価設定部204は、評価条件を設定する。
図20は、評価設定部204が評価条件の設定に際してユーザに提示する入力画面(以下、評価条件設定画面2000と称する。)の一例である。この入力画面の「利用する意見」の欄2011、「施策選択モード」の欄2012、「コスト制限」の欄2013、「制限コスト」の入力欄614、及び「コスト」の入力欄615については実施例1と同様である。
「トレードオフ情報」のチェック欄2011は、トレードオフの関係にある施策をトレードオフ情報306として設定する目的で用いられる。ユーザは施策の一覧からトレードオフの関係にある施策の組をチェックし、追加ボタンを押下することでトレードオフの関係にある施策の組をトレードオフ情報306に追加することができる。例えば、施策「大きくする」と「小さくする」は、内容が相反し同時に実施することのできない施策であるが、夫々の「トレードオフ情報」のチェック欄2011をチェックし、追加ボタン2012を押下することでこれらの施策がトレードオフの関係にあることをトレードオフ情報306に追加することができる。
尚、トレードオフ情報306の設定方法は以上の方法に限らず、例えば、トレードオフの関係にある施策の組を列挙したファイルを用意し、当該ファイルを指定(例えば、評価条件設定画面2000のファイル設定欄2013に指定)することにより、トレードオフ情報306を一括登録するようにしてもよい。また対義語辞書603に基づくトレードオフ情報306の候補をユーザに提示して入力の手間を軽減するようにしてもよい。
図18の施策評価部205は、評価設定部204により設定された評価条件に従って施策の評価を行い施策影響度303を求める。
図21A、図21B、及び図22は、施策評価部205が、施策生成部203が生成した施策を評価する際に行う内部処理を説明する表(マトリクス)である。
図21Aに示す表(以下、マトリクス2100と称する。)には、施策生成部203が生成した施策と、施策の夫々に対応する不満意見(結果表現)の数を不満意見(結果表現)ごとに集計した値が格納される。集計は因果関係テーブル400の極性414が「否定」である意見を対象として行われる。また対応する要因表現412が存在しない結果表現413のみを含む意見については「関係不明」な意見として集計される。同図に示すように、不満意見(結果表現)には重要度を設定することもできる。
図21Bに示す表(以下、マトリクス2110と称する。)には、施策生成部203が生成した各施策と、各施策302に対応する満足意見(結果表現)の数を結果表現41(満足意見)ごとに集計した値が格納される。集計は因果関係テーブル400の極性414が「肯定」である意見を対象として行われる。また対応する要因表現412が存在しない結果表現413のみを含む意見については「関係不明」な意見として集計される。同図に示すように、満足意見(結果表現)には重要度を設定することもできる。
図22に示す表(以下、マトリクス2200と称する。)には、因果関係テーブル400における要因表現412のみを含むレコードの数を集計した値が格納される。同図に示すように、集計は各レコードの「極性」ごとに行われる。同図に示すように、意見(否定、肯定、中立)には重要度を設定することもできる。
尚、図21A、図21B、及び図22の夫々の表における意見には、実施例1や実施例2と同等の方法により重要度を付与することができる。
施策評価部205は、施策について施策影響度を求めるにあたり、トレードオフ情報306に設定されるトレードオフの関係を考慮しつつ、図21A、図21B、及び図22を利用して施策影響度を求める。
図20の「利用する意見」の欄611において「確度重視」が選択されている場合、施策評価部205は、例えば、次の式5を用いて不満改善度を求める。
図20の「利用する意見」の欄611において「可能性重視」が選択されている場合、施策評価部205は、例えば、次の式6を用いて不満改善度を求める。
施策評価部205は、求めた不満改善度を施策影響度303として記憶部3に記憶する。また図6の評価条件設定画面600の「施策選択モード」の欄612において「コスト対施策影響度優先」が選択されている場合、施策評価部205は、施策影響度を当該施策のコストで除算することにより各施策についてコスト対施策影響度を求める。また施策評価部205は、コスト制限が設定されている場合に、施策影響度またはコスト対施策影響度、制限コスト、施策のトレードオフ情報306を利用して、制限コスト内で、施策影響度またはコスト対施策影響度の和が最大となる施策の組合せを、例えば、最適化問題として求め、その結果を記憶部3に記憶する。
図18の結果出力部215は、施策評価部205による評価の結果を出力する。
図23は、評価結果として入出力装置4に表示する画面(以下、結果表示画面2300と称する。)の一例である。同図に示すように、結果表示画面2300は、評価条件表示部80Aと評価結果表示部80Dを含む。
評価条件表示部80Aには、図20の評価条件設定画面2000で設定した内容が表示される。
評価結果表示部80Dの上部には、コスト制限が設定されていない場合には、生成した施策の一覧を優先度の高い順に表示し、コスト制限が設定されている場合には、制限コスト内で、施策影響度またはコスト対施策影響度の和が最大となる施策の組合せが表示される。
評価結果表示部80Dの下部には、要因表現、不満意見、満足意見、及び施策の関係が表示される。図20の評価条件設定画面2000においてコスト制限が設定されている場合、例えば、設定された制限内で、施策影響度またはコスト対施策影響度の和が最大となる施策の組合せを強調表示するようにしてもよい。また施策影響度またはコスト対施策影響度の和が最大となる施策の組合せに含まれている施策とトレードオフの関係にあるために選択することができない施策を強調表示するようにしてもよい。また選択することができない施策に関連する満足意見や不満意見を強調表示してもよい。強調表示の態様としては、例えば、文字や背景の色を変化させる、文字の太さや種別を変化させる、目印となるような図形や記号を付する等がある。
図23の例では、施策影響度またはコスト対施策影響度の和が最大となる施策の組合せである「大きくする」と「待ちを狭くする」が強調表示されている。またこの組合せに関連する満足意見である「物がたくさん入る」、不満意見である「置き場に困る」及び「中身が見にくい」が強調表示されている。また施策影響度またはコスト対施策影響度の和が最大となる施策の組合せに含まれている施策とトレードオフの関係にあるために選択することができない施策に関連する満足意見及び不満意見には三角形の記号が付されている。
尚、図23の結果表示画面2300は一例であり、このうちの一部を表示する構成でもよい。結果表示画面2300においてユーザが所定の操作入力を行うことにより評価条件を変更できるようにし、変更された評価条件に応じて評価結果表示部80Dの内容が更新されるようにしてもよい。
以上の仕組みによれば、例えば、ある施策が不満意見を改善する一方で、満足効果を低下させる可能性がある場合に、両者の影響を考慮して、優先すべき施策を提示することができる。またトレードオフの関係にあり、同時に選択することができない施策の影響を考慮して優先すべき施策を提示することができる。
実施例3では、顧客の属性による意見の内容の違いを考慮していない。企業等において、製品やサービスを開発する際はターゲットとする顧客の属性が限定される場合がある。
図24に実施例4として説明する意見活用支援システム1の概略的な構成を示している。
実施例3の意見活用支援装置10は、実施例4の意見活用支援システム1の構成に加え、更にサーバ装置5が顧客情報53を記憶する。以下、実施例3との相違点を中心として説明する。
顧客情報53には、例えば、意見51の提供者である顧客の氏名や性別、年齢等の属性が格納されている。
意見取得部201は、入出力装置4を介してユーザからターゲットとする属性の設定を受け付ける。意見取得部201は、ターゲットとする属性の設定を受け付けると、例えば、ターゲットとする属性の意見のみをサーバ装置5から取得する。また意見取得部201は、ターゲットとする属性に重みをつけて施策影響度を算出する設定を受け付けると、サーバ装置5から取得する意見の夫々にターゲットとする属性の意見とそれ以外の意見とを区別する情報を付与するとともに、ターゲットとする属性の意見については夫々に設定された重みを記憶する。
意見分析部202は、サーバ装置5から取得した意見にターゲットとする属性の意見であるか否かを示す情報が付与されている場合、記憶部3が記憶する因果関係301にターゲットとする属性の意見であるか否かを示す情報を付帯させる。
施策評価部205は、ターゲットとする属性に重みをつけて施策影響度を算出する場合、重みを考慮して前述した各種の集計を行う。
以上によれば、ターゲットとする属性を考慮して施策を評価することができるので、例えば、マーケティング活動の態様に即して優先すべき施策を提示することができる。
尚、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD等の記録装置や、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1 意見活用支援システム、2 データ処理部、3 記憶部、4 入出力装置、5 サーバ装置、6 記憶装置、7 通信ネットワーク、8 通信手段、10 意見活用支援装置、51 意見、52 意見(比較用)、53 顧客情報、300 意見テーブル、400 因果関係テーブル、600 評価条件設定画面、700 マトリクス、800 結果表示画面、S900 施策生成評価処理、S902 意見分析処理、1200 比較用因果関係テーブル、1300 マトリクス、1400 結果表示画面、S1500 施策生成評価処理、S1502 意見分析処理、S1504 施策拡充処理、306 トレードオフ情報、2000 評価条件設定画面、2100 マトリクス、2110 マトリクス、2200 マトリクス、2300 結果表示画面

Claims (15)

  1. プロセッサ及び記憶装置を有する情報処理装置を用いて実現される意見活用支援装置であって、
    特定の対象に関する複数の意見について夫々の内容が肯定的、中立的、及び否定的のうちのいずれに相当するかを示す情報である極性を判定する極性判定部と、
    前記意見の夫々から、要因を示す表現である要因表現及び結果を示す表現である結果表現のうちの少なくともいずれかの表現を取得する因果関係取得部と、
    前記意見の夫々について、前記極性及び前記要因表現に基づき前記意見に対する施策を生成する施策生成部と、
    前記意見の夫々に含まれている、生成した前記施策の夫々に対応する前記結果表現の数を前記結果表現ごとに集計し、前記集計の結果に基づき、前記施策の夫々の効果を示す値である施策影響度を求める施策評価部と、
    を備えることを特徴とする意見活用支援装置。
  2. 請求項1に記載の意見活用支援装置であって、
    前記施策評価部は、前記極性が否定的である前記意見から取得される前記結果表現を対象として前記集計を行う
    ことを特徴とする意見活用支援装置。
  3. 請求項2に記載の意見活用支援装置であって、
    前記施策評価部は、前記極性が否定的である前記意見から取得される前記結果表現、及び、前記極性が肯定的である前記意見から取得される前記結果表現を対象として前記集計を行う
    ことを特徴とする意見活用支援装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の意見活用支援装置であって、
    前記施策評価部は、前記集計に際し前記結果表現の夫々について重みづけをする
    ことを特徴とする意見活用支援装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の意見活用支援装置であって、
    前記施策評価部は、
    前記集計の対象とする前記結果表現として、対応する前記要因表現が当該結果表現の取得元の前記意見に存在する前記結果表現のみを対象として前記集計を行う第1の方法、及び
    前記集計の対象とする前記結果表現として、対応する前記要因表現が当該結果表現の取得元の前記意見に存在する前記結果表現、及び対応する前記要因表現が当該結果表現の取得元の前記意見に存在しない前記結果表現を対象として前記集計を行う第2の方法、
    のうちのいずれかの方法により前記集計を行う
    ことを特徴とする意見活用支援装置。
  6. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の意見活用支援装置であって、
    前記施策影響度の降順に整列して前記施策を出力する結果出力部を更に備える
    ことを特徴とする意見活用支援装置。
  7. 請求項6に記載の意見活用支援装置であって、
    前記施策の夫々について、夫々の実施に際して発生するコストを記憶し、
    前記結果出力部は、前記施策の整列順に前記コストを累積した値である累積コストとともに前記施策を出力する
    ことを特徴とする意見活用支援装置。
  8. 請求項7に記載の意見活用支援装置であって、
    前記累積コストが予め設定された制限コスト内となる前記施策を強調表示する
    ことを特徴とする意見活用支援装置。
  9. 請求項6に記載の意見活用支援装置であって、
    前記施策の夫々について、夫々の実施に際して発生するコストを記憶し、
    前記施策評価部は、前記施策の夫々について夫々の前記施策影響度を夫々の前記コストで除した値であるコスト対施策影響度を求め、
    前記結果出力部は、前記コスト対施策影響度の降順に整列して前記施策を出力する
    ことを特徴とする意見活用支援装置。
  10. 請求項3に記載の意見活用支援装置であって、
    前記複数の意見には、前記極性が否定的である前記意見の要因表現と前記極性が肯定的である前記意見の要因表現とが共通するものが含まれる
    ことを特徴とする意見活用支援装置。
  11. 請求項10に記載の意見活用支援装置であって、
    前記施策評価部による評価の結果を出力する結果出力部を更に備え、
    同時に実現できない前記施策の組合せを記憶し、
    前記結果出力部は、前記同時に実現できない組合せの前記施策の組合せを同時に出力しない
    ことを特徴とする意見活用支援装置。
  12. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の意見活用支援装置であって、
    前記施策と前記要因表現、及び、前記要因表現と前記結果表現の関係を示す情報を出力する結果出力部を備える
    ことを特徴とする意見活用支援装置。
  13. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の意見活用支援装置であって、
    前記特定の対象は商品またはサービスであり、
    前記意見は前記商品またはサービスの提供を受ける所定の属性を有する顧客から取得したものである
    ことを特徴とする意見活用支援装置。
  14. プロセッサ及び記憶装置を有する情報処理装置を用いて実現される意見活用支援装置に、
    特定の対象に関する複数の意見について夫々の内容が肯定的、中立的、及び否定的のうちのいずれに相当するかを示す情報である極性を判定するステップ、
    前記意見の夫々から、要因を示す表現である要因表現及び結果を示す表現である結果表現のうちの少なくともいずれかの表現を取得するステップ、
    前記意見の夫々について、前記極性及び前記要因表現に基づき前記意見に対する施策を生成するステップ、及び
    前記意見の夫々に含まれている、生成した前記施策の夫々に対応する前記結果表現の数を前記結果表現ごとに集計し、前記集計の結果に基づき、前記施策の夫々の効果を示す値である施策影響度を求めるステップ、
    を実行させることを特徴とする意見活用支援方法。
  15. プロセッサ及び記憶装置を有する情報処理装置を用いて実現される意見活用支援装置に、
    特定の対象に関する複数の意見について夫々の内容が肯定的、中立的、及び否定的のうちのいずれに相当するかを示す情報である極性を判定する極性判定部、
    前記意見の夫々から、要因を示す表現である要因表現及び結果を示す表現である結果表現のうちの少なくともいずれかの表現を取得する因果関係取得部、
    前記意見の夫々について、前記極性及び前記要因表現に基づき前記意見に対する施策を生成する施策生成部、及び
    前記意見の夫々に含まれている、生成した前記施策の夫々に対応する前記結果表現の数を前記結果表現ごとに集計し、前記集計の結果に基づき、前記施策の夫々の効果を示す値である施策影響度を求める施策評価部、
    を実現するためのプログラム。
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