JP2021041690A

JP2021041690A - 内装用断熱材穿孔設備

Info

Publication number: JP2021041690A
Application number: JP2019228568A
Authority: JP
Inventors: 叶梦; Meng Ye
Original assignee: LEI WANG
Current assignee: LEI WANG
Priority date: 2019-09-06
Filing date: 2019-12-18
Publication date: 2021-03-18
Also published as: CN110524726A; CN110524726B

Abstract

【課題】穿孔時の作業員の作業環境を確保することのできる内装用断熱材穿孔設備を提供する。【解決手段】ハンドル１０を含み、ハンドルの左端面には作動を制御できるスイッチ１１が固定され、ハンドルの上端には固定ブロック１２が固定され、固定ブロックの中には駆動空間１９が設置され、駆動空間の中には作動を駆動する駆動機構７３が設置され、駆動空間の下端壁の中には左方に開口した移動空間２０が設置され、移動空間の下端壁が外部空間に連通し、移動空間の中には埃を収集する収集機構７４が設置され、駆動空間と移動空間とが貫通空間２１により連通され、収集機構は移動ブロック及び移動ブロックと移動空間の右端壁を連結する移動バネ４１を含む。【選択図】図１

Description

本願発明は穿孔分野に関し、具体的には内装用断熱材穿孔設備である。

断熱ボードに物を吊るまたは取り付けるには、断熱ボードに穴を開ける必要があり、穴を開ける時、ドリルピンの回転によって大量の空中浮遊物質や大きな雑物が生じ、作業環境と作業員の作業に影響を与える。
現段階、穿孔作業をする時、空中浮遊物質の吸入を防ぐために作業員はマスクをつけて作業を行い、しかし、空中に浮遊する浮遊物質は依然として作業に影響し、大きな雑物は自重の作用によって地面に落ち、その故、作業員は掃除する必要がある。

中国特許出願公開第１０５６４２９４９号明細書

本願発明の解決しようとする問題は、内装用断熱材穿孔設備を提供することにより、穿孔時に生じた空中浮遊物質が作業環境に影響を与えるなど問題を解決し、作業員の作業環境を確保する。

本願発明は以下の技術プランにより実現される。

内装用断熱材穿孔設備は、ハンドルを含み、前記ハンドルの左端面には本願発明の作動を制御できるスイッチが固定され、前記ハンドルの上端には固定ブロックが固定され、前記固定ブロックの中には駆動空間が設置され、前記駆動空間の中には本願発明の作動を駆動する駆動機構が設置され、前記駆動空間の下端壁の中には左方に開口した移動空間が設置され、前記移動空間の下端壁が外部空間に連通し、
前記移動空間の中には埃を収集する収集機構が設置され、前記駆動空間と前記移動空間とが貫通空間により連通され、前記収集機構は移動ブロック及び前記移動ブロックと前記移動空間の右端壁を連結する移動バネを含み、前記移動ブロックの中には上方に開口した位置制限溝が形成され、前記貫通空間の右端壁の中には左方に開口したスライド空間が設置され、前記移動ブロックの右端にはロープが固定され、前記スライド空間の右端壁にはスライドバネが固定され、前記スライド空間の前後端壁の中にはスライド溝が形成され、前記スライド溝が左方に開口して前記スライド空間及び前記貫通空間に連通し、前記スライド空間の中にはスライドブロックが設置され、前記スライドブロックは左端が前記貫通空間の中に位置し且つ前後両端がそれぞれ前後両側の前記スライド溝の中に位置し、前記スライドバネの左端が前記スライドブロックと固定的に連結され、前記ロープの右端は、前記移動空間、前記スライド空間の右端壁、及び前記スライドブロックの上下端面を貫通してから再び前記スライド空間の右端壁と固定的に連結され、前記位置制限溝の中には台形ブロックが設置され、前記台形ブロックの上端が前記貫通空間の中に位置し、前記台形ブロックの上端には支持ロッドが固定され、前記支持ロッドの上端が前記駆動空間の中に位置し、前記支持ロッドの上端にはバネ板が固定され、前記バネ板の上端には前記駆動空間の上端壁と連結する連結バネが固定され、前記移動ブロックの左端面には移動板が固定され、前記移動板の中には前記移動板の上下端壁を貫通する収納空間が設置され、
前記貫通空間の左端壁の中には空中に浮遊する埃を吸着できる回転機構が設置され、前記駆動空間の中にはさらに前記バネ板の上下運動を制御する制御機構が設置され、本願発明を利用して穿孔する時、手動で前記スイッチを押すことにより、前記駆動機構を作動させ、そして穿孔を始め、前記回転機構と前記制御機構が作動し、前記回転機構が作動して空中に浮遊する埃を吸着し、穿孔時に埃が舞い上がることで作業環境に影響を与えるのを防ぐ。

有益なように、前記駆動機構は前記駆動空間の右端壁の中に固定されたモーターを含み、前記モーターの左端には駆動軸が伝動可能に連結され、前記駆動軸の左端が前記駆動空間の中に位置し、前記固定ブロックの中には前記駆動空間の左端壁に貫通された円形空間が設置され、前記円形空間の中には旋転板が設置され、前記旋転板の右端面が前記駆動軸の左端と固定的に連結され、前記旋転板の左端面には旋転ブロックが固定され、前記旋転ブロックの左端が外部空間に位置し、前記旋転ブロックの左端には左方に開口したネジ溝が形成され、前記ネジ溝の中にはドリルピンがネジ山により連結され、前記ドリルピンの左端が外部空間に位置し、前記旋転ブロックの右端には第一プーリが固定されている。

有益なように、前記収集機構はさらに前記固定ブロックの下端面に固定された二つの支持ブロックを含み、前記支持ブロックの中には外部空間に連通する移動溝が形成され、また前記移動溝の前後端壁が外部空間に連通し、二つの前記支持ブロックの間には収集ブロックが設置され、前記収集ブロックの中には上方に開口した収集空間が設置され、前記収集ブロックの左右両端にはいずれも支持板が固定され、支持板の一端が前記移動溝の中に位置する。

有益なように、前記回転機構は回転空間を含み、前記回転空間の左端壁には空気入りパイプが設置され、前記空気入りパイプが左上へ傾斜し且つ外部空間に連通し、前記回転空間の左端壁にはさらに固定板が二つ固定され、二つの前記固定板の前端が前記回転空間の前端面と固定的に連結され、二つの前記固定板の後端が前記回転空間の後端面と固定的に連結され、また二つの前記固定板の間にはフィルター板が固定され、前記フィルター板の前端が前記回転空間の前端面と固定的に連結され、また前記フィルター板の後端が前記回転空間の端面と固定的に連結され、下側の前記固定板の下端面には位置制限ブロックが固定され、前記位置制限ブロックの左側には、下側の前記固定板とスライド可能に連結された平行移動ブロックと、前記平行移動ブロックと前記回転空間の左端壁を連結する平行移動バネが設置され、前記平行移動ブロックの中には排出空間が設置され、前記排出空間は上端壁が下側の前記固定板を貫通し、且つ下端壁が前記回転空間の下端壁を貫通し、前記排出空間が前記移動空間に連通し、前記回転空間の右端壁には回転軸が回転可能に連結され、前記回転軸にはウォームホイールと第二プーリが固定され、前記第二プーリと前記第一プーリとがベルトにより連結され、前記回転軸にはさらに糸巻き車がスライド可能に連結され、前記糸巻き車の下端にはチェーンが固定され、前記チェーンの下端が前記平行移動ブロックの右端と固定的に連結され、前記回転空間の後端壁には外部空間と前記回転空間を連通させる排出パイプが設置されている。

有益なように、前記制御機構は前記駆動軸の左端に固定された遠心輪を含み、前記遠心輪の中には前記駆動空間に連通する押出空間が十二個設置され、前記押出空間の中には押出ブロックと、前記押出ブロックと前記押出ブロックの端壁を連結する押出バネが設置され、前記駆動空間の下端壁には上方に開口した支持溝が形成され、前記支持溝の中には、上端が前記駆動空間の中に位置する昇降ブロック及び前記昇降ブロックと前記支持溝の下端壁を連結する支持バネが設置され、前記昇降ブロックの上端の中には右方に開口した平行移動空間が設置され、前記平行移動空間の中には、右端が前記駆動空間の中に位置する台形ロッド及び前記台形ロッドと前記平行移動空間の左端壁を連結する伸縮バネが設置され、前記遠心輪の右側には前記駆動軸とスライド可能に連結されたカムが設置され、前記カムの上端が前記バネ板に接触し、前記カムの下端の中には左方に開口した位置制限穴が設置されている。

有益なように、前記スライドバネの弾性力が前記移動バネの弾性力により遥かに小さく、初期状態では、前記移動バネと前記伸縮バネが圧縮された状態にあり、前記スライドバネが正常の引っ張られた状態にある。

有益なように、前記回転軸と前記糸巻き車との間の摩擦力が十分に大きいことにより、前記回転軸に前記糸巻き車を駆動して回転させることができ、前記駆動軸と前記カムとの間の摩擦力が十分に大きいことにより、前記駆動空間に前記カムを駆動して回転させることができる。

有益なように、前記支持バネの弾性力が前記伸縮バネの弾性力により遥かに大きく、前記支持バネの弾性力が前記連結バネの弾性力により遥かに小さい。

有益なように、前記遠心輪が回転する時、前記押出ブロックが遠心力を受けることによって前記昇降ブロックを駆動して下降させ、そして前記支持バネが圧縮される。

本願発明の有益な効果は：本願発明は構成が簡単で、操作が便利であり、本願発明は断熱ボードに穴を開ける時、穿孔過程に生じた空中浮遊物質をろ過収集できるだけでなく、穿孔過程に生じた大きな雑物を収集でき、作業環境を確保できる。

下記に図１〜４をあわせて本願発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する：図１は本願発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図１の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。

図１は本願発明の構成概略図図２は本願発明図１における遠心輪の全断面の左側拡大図図３は本願発明図１におけるＡの構成拡大図図４は本願発明図１におけるＢの構成拡大図

図１〜４に記載の内装用断熱材穿孔設備は、ハンドル１０を含み、前記ハンドル１０の左端面には本願発明の作動を制御できるスイッチ１１が固定され、前記ハンドル１０の上端には固定ブロック１２が固定され、前記固定ブロック１２の中には駆動空間１９が設置され、前記駆動空間１９の中には本願発明の作動を駆動する駆動機構７３が設置され、前記駆動空間１９の下端壁の中には左方に開口した移動空間２０が設置され、前記移動空間２０の下端壁が外部空間に連通し、前記移動空間２０の中には埃を収集する収集機構７４が設置され、前記駆動空間１９と前記移動空間２０とが貫通空間２１により連通され、前記収集機構７４は移動ブロック２４及び前記移動ブロック２４と前記移動空間２０の右端壁を連結する移動バネ４１を含み、前記移動ブロック２４の中には上方に開口した位置制限溝２３が形成され、前記貫通空間２１の右端壁の中には左方に開口したスライド空間１５が設置され、前記移動ブロック２４の右端にはロープ１３が固定され、前記スライド空間１５の右端壁にはスライドバネ１４が固定され、前記スライド空間１５の前後端壁の中にはスライド溝７５が形成され、前記スライド溝７５が左方に開口して前記スライド空間１５及び前記貫通空間２１に連通し、前記スライド空間１５の中にはスライドブロック１６が設置され、前記スライドブロック１６は左端が前記貫通空間２１の中に位置し且つ前後両端がそれぞれ前後両側の前記スライド溝７５の中に位置し、前記スライドバネ１４の左端が前記スライドブロック１６と固定的に連結され、前記ロープ１３の右端は、前記移動空間２０、前記スライド空間１５の右端壁、及び前記スライドブロック１６の上下端面を貫通してから再び前記スライド空間１５の右端壁と固定的に連結され、前記位置制限溝２３の中には台形ブロック２２が設置され、前記台形ブロック２２の上端が前記貫通空間２１の中に位置し、前記台形ブロック２２の上端には支持ロッド２９が固定され、前記支持ロッド２９の上端が前記駆動空間１９の中に位置し、前記支持ロッド２９の上端にはバネ板４３が固定され、前記バネ板４３の上端には前記駆動空間１９の上端壁と連結する連結バネ４２が固定され、前記移動ブロック２４の左端面には移動板３４が固定され、前記移動板３４の中には前記移動板３４の上下端壁を貫通する収納空間３３が設置され、前記貫通空間２１の左端壁の中には空中に浮遊する埃を吸着できる回転機構７１が設置され、前記駆動空間１９の中にはさらに前記バネ板４３の上下運動を制御する制御機構７２が設置され、本願発明を利用して穿孔する時、手動で前記スイッチ１１を押すことにより、前記駆動機構７３を作動させ、そして穿孔を始め、前記回転機構７１と前記制御機構７２が作動し、前記回転機構７１が作動して空中に浮遊する埃を吸着し、穿孔時に埃が舞い上がることで作業環境に影響を与えるのを防ぐ。

有益なように、前記駆動機構７３は前記駆動空間１９の右端壁の中に固定されたモーター１７を含み、前記モーター１７の左端には駆動軸１８が伝動可能に連結され、前記駆動軸１８の左端が前記駆動空間１９の中に位置し、前記固定ブロック１２の中には前記駆動空間１９の左端壁に貫通された円形空間５６が設置され、前記円形空間５６の中には旋転板４０が設置され、前記旋転板４０の右端面が前記駆動軸１８の左端と固定的に連結され、前記旋転板４０の左端面には旋転ブロック３６が固定され、前記旋転ブロック３６の左端が外部空間に位置し、前記旋転ブロック３６の左端には左方に開口したネジ溝３７が形成され、前記ネジ溝３７の中にはドリルピン３８がネジ山により連結され、前記ドリルピン３８の左端が外部空間に位置し、前記旋転ブロック３６の右端には第一プーリ３９が固定されている。

有益なように、前記収集機構７４はさらに前記固定ブロック１２の下端面に固定された二つの支持ブロック２５を含み、前記支持ブロック２５の中には外部空間に連通する移動溝２６が形成され、また前記移動溝２６の前後端壁が外部空間に連通し、二つの前記支持ブロック２５の間には収集ブロック２８が設置され、前記収集ブロック２８の中には上方に開口した収集空間３２が設置され、前記収集ブロック２８の左右両端にはいずれも支持板２７が固定され、支持板２７の一端が前記移動溝２６の中に位置する。

有益なように、前記回転機構７１は回転空間６５を含み、前記回転空間６５の左端壁には空気入りパイプ３５が設置され、前記空気入りパイプ３５が左上へ傾斜し且つ外部空間に連通し、前記回転空間６５の左端壁にはさらに固定板６４が二つ固定され、二つの前記固定板６４の前端が前記回転空間６５の前端面と固定的に連結され、二つの前記固定板６４の後端が前記回転空間６５の後端面と固定的に連結され、また二つの前記固定板６４の間にはフィルター板６２が固定され、前記フィルター板６２の前端が前記回転空間６５の前端面と固定的に連結され、また前記フィルター板６２の後端が前記回転空間６５の端面と固定的に連結され、下側の前記固定板６４の下端面には位置制限ブロック５８が固定され、前記位置制限ブロック５８の左側には、下側の前記固定板６４とスライド可能に連結された平行移動ブロック６０と、前記平行移動ブロック６０と前記回転空間６５の左端壁を連結する平行移動バネ６１が設置され、前記平行移動ブロック６０の中には排出空間５９が設置され、前記排出空間５９は上端壁が下側の前記固定板６４を貫通し、且つ下端壁が前記回転空間６５の下端壁を貫通し、前記排出空間５９が前記移動空間２０に連通し、前記回転空間６５の右端壁には回転軸５４が回転可能に連結され、前記回転軸５４にはウォームホイール５７と第二プーリ５１が固定され、前記第二プーリ５１と前記第一プーリ３９とがベルト５０により連結され、前記回転軸５４にはさらに糸巻き車５２がスライド可能に連結され、前記糸巻き車５２の下端にはチェーン５５が固定され、前記チェーン５５の下端が前記平行移動ブロック６０の右端と固定的に連結され、前記回転空間６５の後端壁には外部空間と前記回転空間６５を連通させる排出パイプ５３が設置されている。

有益なように、前記制御機構７２は前記駆動軸１８の左端に固定された遠心輪４６を含み、前記遠心輪４６の中には前記駆動空間１９に連通する押出空間４５が十二個設置され、前記押出空間４５の中には押出ブロック４８と、前記押出ブロック４８と前記押出ブロック４８の端壁を連結する押出バネ４７が設置され、前記駆動空間１９の下端壁には上方に開口した支持溝３１が形成され、前記支持溝３１の中には、上端が前記駆動空間１９の中に位置する昇降ブロック６８及び前記昇降ブロック６８と前記支持溝３１の下端壁を連結する支持バネ３０が設置され、前記昇降ブロック６８の上端の中には右方に開口した平行移動空間６９が設置され、前記平行移動空間６９の中には、右端が前記駆動空間１９の中に位置する台形ロッド６７及び前記台形ロッド６７と前記平行移動空間６９の左端壁を連結する伸縮バネ７０が設置され、前記遠心輪４６の右側には前記駆動軸１８とスライド可能に連結されたカム４４が設置され、前記カム４４の上端が前記バネ板４３に接触し、前記カム４４の下端の中には左方に開口した位置制限穴６６が設置されている。

有益なように、前記スライドバネ１４の弾性力が前記移動バネ４１の弾性力により遥かに小さく、初期状態では、前記移動バネ４１と前記伸縮バネ７０が圧縮された状態にあり、前記スライドバネ１４が正常の引っ張られた状態にある。

有益なように、前記回転軸５４と前記糸巻き車５２との間の摩擦力が十分に大きいことにより、前記回転軸５４に前記糸巻き車５２を駆動して回転させることができ、前記駆動軸１８と前記カム４４との間の摩擦力が十分に大きいことにより、前記駆動空間１９に前記カム４４を駆動して回転させることができる。

有益なように、前記支持バネ３０の弾性力が前記伸縮バネ７０の弾性力により遥かに大きく、前記支持バネ３０の弾性力が前記連結バネ４２の弾性力により遥かに小さい。

有益なように、前記遠心輪４６が回転する時、前記押出ブロック４８が遠心力を受けることによって前記昇降ブロック６８を駆動して下降させ、そして前記支持バネ３０が圧縮される。

本願発明の機械動作の順序は以下の通りである。

１：断熱材に穴を開ける時、ハンドル１０を握って手動でスイッチ１１を押し、モーター１７が作動することで駆動軸１８を駆動して回転させ、旋転板４０と旋転ブロック３６を駆動して回転させ、ドリルピン３８を駆動して回転させ、ドリルピン３８の左端が断熱材に接触した時に穿孔を始め、駆動軸１８の回転により遠心輪４６とカム４４を駆動して回転させ、カム４４が回転してバネ板４３を駆動して上方に運動させる時、支持ロッド２９と台形ブロック２２が駆動されて上方に運動し、台形ブロック２２の下端が位置制限溝２３から離れ、移動ブロック２４が制限されなくなり、移動バネ４１が復帰することで移動ブロック２４を駆動して左方に運動させ、移動板３４の左端が断熱材の左端に接触するまで移動板３４が押し出され、この時、連結バネ４２が圧縮され、移動ブロック２４が左方に運動することによりロープ１３を駆動して運動させ、スライドブロック１６が右方に運動し、スライドバネ１４が圧縮される。

２：駆動軸１８が回転することで遠心輪４６を駆動して回転させ、押出ブロック４８が遠心力の作用によって押出空間４５から離れ、昇降ブロック６８が駆動されて下方に運動し、支持バネ３０が圧縮され、カム４４が回転して位置制限穴６６と台形ロッド６７を同一平面に位置させ、この時、伸縮バネ７０が復帰することで台形ロッド６７の右端を駆動して位置制限穴６６の中に入らせ、そしてカム４４の回転を制限し、この時、カム４４がバネ板４３を駆動して上方に運動させなくなり、バネ板４３が初期状態にあり、台形ブロック２２の下端が改めて移動空間２０の中に位置するようになる。

３：旋転ブロック３６が回転することで第一プーリ３９を駆動して回転させ、ベルト５０の伝動により第二プーリ５１を駆動して回転させ、回転軸５４を駆動して回転させ、ウォームホイール５７と糸巻き車５２を駆動して回転させ、ウォームホイール５７の回転により、外部の気流が空気入りパイプ３５から回転空間６５の中に入り、また排出パイプ５３から回転空間６５を離れて外部空間に入り、糸巻き車５２が回転することでチェーン５５を巻き、平行移動ブロック６０の右端が位置制限ブロック５８と接触するまで平行移動ブロック６０を駆動して右方に運動させ、この時、排出空間５９が前記移動空間２０に連通しなくなり、平行移動バネ６１が引っ張られ、気流が空気入りパイプ３５から回転空間６５の中に入った時、フィルター板５２の存在のため、埃が下側にある固定板６４の上端面に残され、移動板３４の左端が断熱材に接触し、穿孔時に生じた大きな雑物が収納空間３３の中に入り、最終的に自重の作用で収集空間３２の中に入って収集され、手動でハンドル１０と固定ブロック１２を押し動かして左方に運動させ、穿孔の深さを調整し、開けられた穴が深くなることで、移動板３４が駆動されて右方に運動し、移動バネ４１が改めて圧縮され、ロープ１３が緩み、この時、スライドバネ１４が復帰することでスライドブロック１６を駆動して左方に運動させる。

４：移動板３４が左方に運動することで移動ブロック２４を駆動して左方に運動させ、台形ブロック２２の下端が改めて位置制限溝２３の中に入った時、穿孔深さが最大の深さであり、移動バネ４１が圧縮され、スライドバネ１４が正常の引っ張られた状態に戻り、この時、スイッチ１１を押してモーター１７を作動させ、モーター１７は駆動軸１８を駆動して逆方向に一回りさせた後に作動を止め、駆動軸１８が逆方向に一回りする時、旋転板４０と旋転ブロック３６が逆方向に回転し、旋転ブロック３６が回転してベルト５０の伝動により第二プーリ５１を駆動して逆方向に回転させ、回転軸５４を駆動して回転させ、糸巻き車５２を駆動して逆方向に回転させ、チェーン５５を緩め、平行移動バネ６１の駆動によって平行移動ブロック６０を復帰させ、排出空間５９を改めて移動空間２０に連通させ、フィルター板６２の左側にある埃が自重の作用で排出空間５９によって移動空間２０の中に入り、また、収納空間３３によって収集空間３２の中に入り、こうして埃収集を完成し、モーター１７が作動を停止した時、駆動軸１８が回転しなくなり、遠心輪４６が回転しなくなり、押出ブロック４８が押出空間４５の中に戻り、昇降ブロック６８が支持バネ３０の作用で上方に運動復帰し、台形ロッド６７が上方に運動し、台形ロッド６７の右端が位置制限穴６６から離れ、伸縮バネ７０が改めて圧縮され、こうして本願発明の復帰を完成し、この時、手動で収集ブロック２８を前方に引き動かすと、収集ブロック２８を取り出せ、収集空間３２の内部を清掃した後、収集ブロック２８を収集空間３２の中に戻す。

上記の実施例は本発明の技術的構想と特徴を説明するだけであり、その目的は当業者に本発明内容を了解させてさらに実施させるのであり、本発明の保護範囲を制限することはできない。本発明の精神の実質に基づいて行われたすべての等価的な変化又は修飾は、本発明の保護範囲の中に含むべきである。

Claims

ハンドルを含み、前記ハンドルの左端面には本願発明の作動を制御できるスイッチが固定され、前記ハンドルの上端には固定ブロックが固定され、前記固定ブロックの中には駆動空間が設置され、前記駆動空間の中には本願発明の作動を駆動する駆動機構が設置され、前記駆動空間の下端壁の中には左方に開口した移動空間が設置され、前記移動空間の下端壁が外部空間に連通し、
前記移動空間の中には埃を収集する収集機構が設置され、前記駆動空間と前記移動空間とが貫通空間により連通され、前記収集機構は移動ブロック及び前記移動ブロックと前記移動空間の右端壁を連結する移動バネを含み、前記移動ブロックの中には上方に開口した位置制限溝が形成され、前記貫通空間の右端壁の中には左方に開口したスライド空間が設置され、前記移動ブロックの右端にはロープが固定され、前記スライド空間の右端壁にはスライドバネが固定され、前記スライド空間の前後端壁の中にはスライド溝が形成され、前記スライド溝が左方に開口して前記スライド空間及び前記貫通空間に連通し、前記スライド空間の中にはスライドブロックが設置され、前記スライドブロックは左端が前記貫通空間の中に位置し且つ前後両端がそれぞれ前後両側の前記スライド溝の中に位置し、前記スライドバネの左端が前記スライドブロックと固定的に連結され、前記ロープの右端は、前記移動空間、前記スライド空間の右端壁、及び前記スライドブロックの上下端面を貫通してから再び前記スライド空間の右端壁と固定的に連結され、前記位置制限溝の中には台形ブロックが設置され、前記台形ブロックの上端が前記貫通空間の中に位置し、前記台形ブロックの上端には支持ロッドが固定され、前記支持ロッドの上端が前記駆動空間の中に位置し、前記支持ロッドの上端にはバネ板が固定され、前記バネ板の上端には前記駆動空間の上端壁と連結する連結バネが固定され、前記移動ブロックの左端面には移動板が固定され、前記移動板の中には前記移動板の上下端壁を貫通する収納空間が設置され、
前記貫通空間の左端壁の中には空中に浮遊する埃を吸着できる回転機構が設置され、前記駆動空間の中にはさらに前記バネ板の上下運動を制御する制御機構が設置され、本願発明を利用して穿孔する時、手動で前記スイッチを押すことにより、前記駆動機構を作動させ、そして穿孔を始め、前記回転機構と前記制御機構が作動し、前記回転機構が作動して空中に浮遊する埃を吸着し、穿孔時に埃が舞い上がることで作業環境に影響を与えるのを防ぐことを特徴とする内装用断熱材穿孔設備。
前記駆動機構は前記駆動空間の右端壁の中に固定されたモーターを含み、前記モーターの左端には駆動軸が伝動可能に連結され、前記駆動軸の左端が前記駆動空間の中に位置し、前記固定ブロックの中には前記駆動空間の左端壁に貫通された円形空間が設置され、前記円形空間の中には旋転板が設置され、前記旋転板の右端面が前記駆動軸の左端と固定的に連結され、前記旋転板の左端面には旋転ブロックが固定され、前記旋転ブロックの左端が外部空間に位置し、前記旋転ブロックの左端には左方に開口したネジ溝が形成され、前記ネジ溝の中にはドリルピンがネジ山により連結され、前記ドリルピンの左端が外部空間に位置し、前記旋転ブロックの右端には第一プーリが固定されていることを特徴とする請求項１に記載の内装用断熱材穿孔設備。
前記収集機構はさらに前記固定ブロックの下端面に固定された二つの支持ブロックを含み、前記支持ブロックの中には外部空間に連通する移動溝が形成され、また前記移動溝の前後端壁が外部空間に連通し、二つの前記支持ブロックの間には収集ブロックが設置され、前記収集ブロックの中には上方に開口した収集空間が設置され、前記収集ブロックの左右両端にはいずれも支持板が固定され、支持板の一端が前記移動溝の中に位置することを特徴とする請求項１に記載の内装用断熱材穿孔設備。
前記回転機構は回転空間を含み、前記回転空間の左端壁には空気入りパイプが設置され、前記空気入りパイプが左上へ傾斜し且つ外部空間に連通し、前記回転空間の左端壁にはさらに固定板が二つ固定され、二つの前記固定板の前端が前記回転空間の前端面と固定的に連結され、二つの前記固定板の後端が前記回転空間の後端面と固定的に連結され、また二つの前記固定板の間にはフィルター板が固定され、前記フィルター板の前端が前記回転空間の前端面と固定的に連結され、また前記フィルター板の後端が前記回転空間の端面と固定的に連結され、下側の前記固定板の下端面には位置制限ブロックが固定され、前記位置制限ブロックの左側には、下側の前記固定板とスライド可能に連結された平行移動ブロックと、前記平行移動ブロックと前記回転空間の左端壁を連結する平行移動バネが設置され、前記平行移動ブロックの中には排出空間が設置され、前記排出空間は上端壁が下側の前記固定板を貫通し、且つ下端壁が前記回転空間の下端壁を貫通し、前記排出空間が前記移動空間に連通し、前記回転空間の右端壁には回転軸が回転可能に連結され、前記回転軸にはウォームホイールと第二プーリが固定され、前記第二プーリと前記第一プーリとがベルトにより連結され、前記回転軸にはさらに糸巻き車がスライド可能に連結され、前記糸巻き車の下端にはチェーンが固定され、前記チェーンの下端が前記平行移動ブロックの右端と固定的に連結され、前記回転空間の後端壁には外部空間と前記回転空間を連通させる排出パイプが設置されていることを特徴とする請求項２に記載の内装用断熱材穿孔設備。
前記制御機構は前記駆動軸の左端に固定された遠心輪を含み、前記遠心輪の中には前記駆動空間に連通する押出空間が十二個設置され、前記押出空間の中には押出ブロックと、前記押出ブロックと前記押出ブロックの端壁を連結する押出バネが設置され、前記駆動空間の下端壁には上方に開口した支持溝が形成され、前記支持溝の中には、上端が前記駆動空間の中に位置する昇降ブロック及び前記昇降ブロックと前記支持溝の下端壁を連結する支持バネが設置され、前記昇降ブロックの上端の中には右方に開口した平行移動空間が設置され、前記平行移動空間の中には、右端が前記駆動空間の中に位置する台形ロッド及び前記台形ロッドと前記平行移動空間の左端壁を連結する伸縮バネが設置され、前記遠心輪の右側には前記駆動軸とスライド可能に連結されたカムが設置され、前記カムの上端が前記バネ板に接触し、前記カムの下端の中には左方に開口した位置制限穴が設置されていることを特徴とする請求項２に記載の内装用断熱材穿孔設備。
前記スライドバネの弾性力が前記移動バネの弾性力により遥かに小さく、初期状態では、前記移動バネと前記伸縮バネが圧縮された状態にあり、前記スライドバネが正常の引っ張られた状態にあることを特徴とする請求項５に記載の内装用断熱材穿孔設備。
前記回転軸と前記糸巻き車との間の摩擦力が十分に大きいことにより、前記回転軸に前記糸巻き車を駆動して回転させることができ、前記駆動軸と前記カムとの間の摩擦力が十分に大きいことにより、前記駆動空間に前記カムを駆動して回転させることができることを特徴とする請求項５に記載の内装用断熱材穿孔設備。
前記支持バネの弾性力が前記伸縮バネの弾性力により遥かに大きく、前記支持バネの弾性力が前記連結バネの弾性力により遥かに小さいことを特徴とする請求項５に記載の内装用断熱材穿孔設備。
前記遠心輪が回転する時、前記押出ブロックが遠心力を受けることによって前記昇降ブロックを駆動して下降させ、そして前記支持バネが圧縮されることを特徴とする請求項５に記載の内装用断熱材穿孔設備。