JP2021040532A - 歩行型管理機 - Google Patents

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Abstract

【課題】持ち運び易くすることが可能な歩行型管理機を提供する。【解決手段】操縦時に把持するための第一把持部21dを有し、折り畳み可能な操縦ハンドル20と、操縦ハンドル20に固定され、操縦ハンドル20が折り畳まれた折畳み状態で把持可能な第一把持部21dとは異なる第二把持部30と、を具備し、操縦ハンドル20は、前後に揺動可能な左右一対の揺動部21を具備し、第二把持部30は、左右一対の揺動部21を互いに接続するように設けられる。【選択図】図8

Description

本発明は、折り畳み可能な操縦ハンドルを具備する歩行型管理機の技術に関する。
従来、折り畳み可能な操縦ハンドルを具備する歩行型管理機の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載の歩行型管理機は、ハンドル基部及びハンドル部(操縦ハンドル)等を具備する。ハンドル部は、ハンドル基部に対して回動自在に支持される。前記歩行型管理機は、ハンドル部を前方へ回動させることによって、当該ハンドル部を折り畳むことができる。
特許文献1に記載のような歩行型管理機を収納する際などには、ハンドル部を折り畳んだ状態で当該歩行型管理機を運搬する場合がある。しかしながら、ハンドル部を折り畳んだ状態では、歩行型管理機の持ち運びがし難い点で改善の余地があった。
特開2017−175983号公報
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、持ち運び易くすることが可能な歩行型管理機を提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、操縦時に把持するための第一把持部を有し、折り畳み可能な操縦ハンドルと、前記操縦ハンドルに固定され、前記操縦ハンドルが折り畳まれた折畳み状態で把持可能な前記第一把持部とは異なる第二把持部と、を具備するものである。
請求項2においては、前記操縦ハンドルは、前後に揺動可能な左右一対の揺動部を具備し、前記第二把持部は、左右一対の前記揺動部を互いに接続するように設けられるものである。
請求項3においては、前記第二把持部は、前記折畳み状態において、前記左右一対の揺動部のそれぞれから上方に向かって延出される延出部と、前記折畳み状態において、左右一対の前記延出部の上端部を互いに連結する連結部と、を具備するものである。
請求項4においては、前記延出部は、前記折畳み状態において、前記揺動部から後上方へ延出するように形成されているものである。
請求項5においては、前記延出部は、前記揺動部から左右内側に向かって延出するように形成されるものである。
請求項6においては、前記第二把持部の上端部は、前記折畳み状態において、燃料タンクのキャップと略同じ高さに位置するものである。
請求項7においては、前記第二把持部は、前記折畳み状態において、燃料タンクの後方に配置されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、歩行型管理機を持ち運び易くすることができる。
請求項2においては、部品点数を削減することができる。
請求項3においては、第二把持部を持ち易くすることができる。
請求項4においては、第二把持部をより持ち易くすることができる。
請求項5においては、第二把持部が外部と干渉するのを抑制することができる。
請求項6においては、折畳み状態における歩行用管理機の高さが高くなるのを抑制することができる。
請求項7においては、燃料タンクの後方のスペースを有効に活用することができる。
本実施形態に係る歩行型作業機を示す左前方斜視図。 同じく、左側面図。 同じく、右側面図。 (a)揺動部及び把持部を示す斜視図。(b)同じく、左側面図。 (a)同じく、背面図。(b)同じく、平面図。 操縦ハンドルを折り畳んだ状態における歩行型作業機を示す左前方斜視図。 同じく、左後方斜視図。 同じく、左側面図。 操縦ハンドルを折り畳んだ状態における揺動部及び把持部を示す正面図。
以下では、図中の矢印U、矢印D、矢印F、矢印B、矢印L及び矢印Rで示した方向を、それぞれ上方向、下方向、前方向、後方向、左方向及び右方向と定義して説明を行う。
以下では、図1から図3を参照して、本発明の一実施形態に係る歩行型管理機1について説明する。
歩行型管理機1は、機体フレーム2、エンジン3、燃料タンク4、ボンネット5、カバー6、ミッションケース7、耕耘爪8、クラッチ機構9、フェンダ10、ハンドルフレーム11、移動輪12、抵抗棒13、成形体14、ハンドル連結部15、操縦ハンドル20及び第二把持部30等を具備する。
機体フレーム2は、板材を適宜折り曲げて形成される部材である。機体フレーム2の前部には、開口部を下方に向けた正面視略U字状のバンパー2aが設けられる。エンジン3は、機体フレーム2に載置される。燃料タンク4は、エンジン3の後方に配置される。当該エンジン3及び燃料タンク4は、ボンネット5によって覆われる。また、燃料タンク4のキャップ4aは、ボンネット5の上面から露出するように設けられる。エンジン3の左側方には、エンジン3の動力をミッションケース7に伝達するクラッチ機構9を覆うカバー6が設けられる。
ミッションケース7は、機体フレーム2の後部に固定される。ミッションケース7は、エンジン3からの動力が伝達されることで回転する回転軸7aを有する。回転軸7aには、耕耘爪8が固定される。クラッチ機構9は、耕耘爪8の回転及び回転の停止を切り替えるためのものである。本実施形態のクラッチ機構9としては、プーリに巻回されたベルトに張力(テンション)を付与することで動力を伝達可能とする、いわゆるベルトテンションクラッチを想定している。
ミッションケース7の左方及び右方には、耕耘爪8を上方から覆うフェンダ10が配置される。また、ミッションケース7の後部には、ハンドルフレーム11が配置される。
ハンドルフレーム11は、操縦ハンドル20を支持するためのフレームである。ハンドルフレーム11は、後上方へ延びるように形成される。ハンドルフレーム11は、固定フレーム11aを介してミッションケース7に固定される。当該固定フレーム11aの前上部には、燃料タンク4を支持するための支持フレーム11bが固定される。また、固定フレーム11aには、ブラケット11cを介して移動輪12、抵抗棒13、成形体14が設けられる。ブラケット11cは、固定フレーム11aに対して回動可能に設けられる。
また、ハンドルフレーム11の後上端部には、ハンドル連結部15が連結される。ハンドル連結部15は、ハンドルフレーム11と操縦ハンドル20とを連結するものである。ハンドル連結部15は、ノブ付きボルト15aを締めることで、操縦ハンドル20をハンドルフレーム11に対して固定することができる。
操縦ハンドル20は、作業者が操縦するためのものである。操縦ハンドル20は、操作可能なレバー24を具備する。レバー24は、ケーブル(不図示)を介してクラッチ機構9と接続される。第二把持部30は、歩行型管理機1を持ち運ぶ際に作業者が把持するための部分である。なお、操縦ハンドル20及び第二把持部30については後述する。
以上の如く構成された歩行型管理機1は、操縦ハンドル20のレバー24が操作されることで、前記ベルトに張力が付与されてクラッチ機構9が作動される。これにより、エンジン3からの動力が回転軸7aへと伝達される。これによって、歩行型管理機1は、耕耘爪8を回転させて圃場を耕耘することができる。このとき、ブラケット11cを適宜回動させて、図2等に示すような成形体14を下方に向けた状態とすることで、耕耘爪8で耕耘した土を押圧して畝を成形することができる。また、ブラケット11cを適宜回動させて抵抗棒13を下方に向けることで、圃場に抵抗棒13を挿して抵抗を生じさせ、歩行型管理機1の前進速度を調整することができる。
また、歩行型管理機1は、レバー24の操作が解除されることで、前記ベルトへの張力の付与が停止され、クラッチ機構9の作動が停止される。これにより、耕耘爪8の回転が停止される。
以下では、図1から図5を参照して、操縦ハンドル20及び第二把持部30について説明する。
図1から図3に示す操縦ハンドル20は、揺動部21、係合部22、グリップ23及びレバー24を具備する。
揺動部21は、ハンドルフレーム11に対して前後に揺動する部分である。揺動部21は、略筒状の部材を適宜折り曲げて形成される。揺動部21は、後上方に延びた端部を後方へ曲げたような側面視略L字状に形成される。揺動部21は、左右一対設けられる。図4及び図5に示す揺動部21は、前側取付部21a、第一延出部21b、第二延出部21c及び第一把持部21dを具備する。
前側取付部21aは、後述する係合部22が取り付けられる部分である。前側取付部21aは、板面を左右に向けた略板状に形成される。
第一延出部21bは、前側取付部21aから略後方へ延出する部分である。より詳細には、一対の第一延出部21bは、それぞれ前側取付部21aから左右外側に広がりながら後上方へと延出するように形成される。第二延出部21cは、第一延出部21bからさらに略後方へ延出する部分である。より詳細には、一対の第二延出部21cは、それぞれ第一延出部21bから左右外側に広がりながら後上方へと延出するように形成される。平面視において、第二延出部21cの傾斜角度(前後方向に対する傾斜角度)は、第一延出部21bの傾斜角度よりも小さく(緩く)なるように形成される(図5(b)参照)。また、側面視において、第二延出部21cの傾斜角度は、第一延出部21bの傾斜角度と同一となるように(側面視で一直線状に延びるように)形成される(図4(b)参照)。
第一把持部21dは、作業者が歩行型管理機1を操縦するときに握る部分である。第一把持部21dは、第二延出部21cから略後方へ延出するように形成される。第一把持部21dには、グリップ23が設けられる(図1から図3参照)。
係合部22は、ハンドル連結部15と係合する部分である。係合部22は、略円板状に形成される。係合部22は、左右一対の前側取付部21aの左右内側面にそれぞれ固定される。係合部22の左右内側面には、複数の凹凸が形成されている(不図示)。
レバー24は、作業者が耕耘爪8を回転させる(クラッチ機構9を作動させる)ときに握る部分である。レバー24は、左側の揺動部21の後上端部に揺動操作可能に設けられる。
このように構成される操縦ハンドル20は、ハンドルフレーム11に対して揺動可能に設けられる。具体的には、前側取付部21a(係合部22)は、ハンドル連結部15を左右外側から挟むように配置される。この状態でノブ付きボルト15aを締めると係合部22がハンドル連結部15を左右から挟みこみ、係合部22の凹凸がハンドル連結部15と係合する。これによって、操縦ハンドル20をハンドルフレーム11に対して固定することができる。また、ノブ付きボルト15aを緩めることで、係合部22とハンドル連結部15との係合が解除され、操縦ハンドル20をハンドルフレーム11に対して任意の位置まで揺動させることができる。
なお、図2及び図3に示す状態において、第一延出部21b及び第二延出部21cは、側面視においてハンドルフレーム11と一直線状に延びるように形成される。
歩行型管理機1は、図1から図3に示す状態(第一延出部21b等が側面視においてハンドルフレーム11と一直線状に延びる揺動位置に固定された状態)で操縦される。具体的には、グリップ23が把持されると共に、レバー24が揺動操作されて耕耘爪8が回動され、耕耘作業が行われる。以下では、操縦ハンドル20が図1から図3に示す揺動位置にある状態を「通常状態」と称する。また、図4及び図5は、通常状態における操縦ハンドル20及び第二把持部30を示したものである。以下では、このような図4及び図5を用いて(通常状態を基準として)、第二把持部30を説明する。
第二把持部30は、作業者が把持するための部分である。第二把持部30は、略筒状の部材を適宜折り曲げることによって構成される。第二把持部30は、揺動部21に固定される。第二把持部30は、延出部31及び連結部32を具備する。
延出部31は、揺動部21から延出する部分である。延出部31は、揺動部21の第一延出部21bの中途部(第一延出部21bの中央部よりもやや前方)に固定される。延出部31は、左右一対形成される。以下では、左右の延出部31を、それぞれ左側延出部31L、右側延出部31Rと称する。
左側延出部31Lは、左側の第一延出部21bから右後下方へ延出するように形成される。左側延出部31Lは、側面視において、左側の第一延出部21bに対して直交しないように形成される。より詳細には、左側延出部31Lは、側面視において、左側の第一延出部21bと直交する直線D1に対して前方へ傾斜するように形成される(図4(b)参照)。また、左側延出部31Lは、側面視において第一延出部21bから後下方に向かって傾斜するように形成される。また、左側延出部31Lは、下方に向かって左右内側に傾斜するように形成される。これによって、左側延出部31Lは、背面視において、左側の第一延出部21bと重複するように形成される(図5(a)参照)。
右側延出部31Rは、左側延出部31Lに対して左右対称となるように形成される。このような左右一対の延出部31は、下方へ向かうにつれて左右方向幅が狭くなるような背面視先細り状に形成される(図5(a)参照)。また、左右一対の延出部31は、後方へ向かうにつれて左右方向幅が狭くなるような平面視先細り状に形成される(図5(b)参照)。
連結部32は、左右一対の延出部31の端部(揺動部21側の端部とは反対側の端部)を連結する部分である。連結部32は、左右方向に直線状に延びるように形成される。連結部32の長さ(左右方向幅)は、左右の係合部22の間隔と略同程度となるように形成される。
このように構成される第二把持部30は、例えば、溶接等によって延出部31が揺動部21に固定される。これにより、第二把持部30は、左右一対の揺動部21を接続する。左右一対の揺動部21は、第二把持部30によって接続されることにより、ハンドルフレーム11に対して一体的に揺動可能となる。
このように組み付けられた第二把持部30は、図1から図3に示す通常状態において、ハンドルフレーム11の後上方に配置される。また、第二把持部30は、燃料タンク4及びハンドル連結部15の後方に配置される。また、第二把持部30は、連結部32の高さ位置が燃料タンク4のキャップ4aの高さ位置と略同程度となるように配置される。
このような第二把持部30は、図6から図8に示す折畳み状態において、作業者が把持できるように構成されている。以下、具体的に説明する。
折畳み状態は、操縦ハンドル20を通常状態から前方(エンジン3側)へ揺動させた状態である。操縦ハンドル20を前方へ揺動させると、当該操縦ハンドル20及び第二把持部30は、エンジン3及び燃料タンク4に近接する。当該操縦ハンドル20をさらに揺動させると、揺動部21は、エンジン3及び燃料タンク4の左右外側方を略下方へ移動する。そして、操縦ハンドル20及び第二把持部30は、図6から図8に示す状態となる。
本実施形態では、図6から図8に示す状態において、所定の規制部(不図示)によって操縦ハンドル20の前方への揺動が規制されている。本実施形態では、このように揺動が規制される位置まで操縦ハンドル20が揺動された状態(最大限揺動させた状態)を「折畳み状態」と称する。
折畳み状態において、操縦ハンドル20は、ハンドルフレーム11から前下方へ延びるように形成される。当該操縦ハンドル20の揺動部21は、エンジン3及び燃料タンク4の左右外側方、かつ、フェンダ10の上方に配置される。また、第一延出部21b及び第二延出部21cのハンドルフレーム11に対する角度(側面視における角度)は、約35°となる。また、グリップ23は、ボンネット5の左右外側方に配置される。
折畳み状態において、第二把持部30は、上に凸の(開口部を下方へ向けた)背面視略U字状に形成される(図9参照)。当該第二把持部30の延出部31は、揺動部21から後上方へ延出するように形成される。本実施形態において、このような延出部31の前後方向に対する傾斜角度は、約75°となっている。
また、折畳み状態において、第二把持部30は、燃料タンク4の後方、かつ、ハンドル連結部15の前方に位置する。また、第二把持部30は、固定フレーム11aの上方に位置する。図9に示すように、第二把持部30の連結部32は、燃料タンク4のキャップ4aと正面視で重複する位置に位置する。当該連結部32の上端部は、キャップ4aの上端部と略同程度の高さ位置(本実施形態では僅かに低い位置)に位置する。
このような第二把持部30は、折畳み状態において、図8に示す燃料タンク4に対して前後に所定の間隔をあけて配置される。本実施形態では、第二把持部30(連結部32)は、燃料タンク4に対して前後に30mm程度の間隔をあけて配置されている。
作業者は、折畳み状態において、以上の如く構成された第二把持部30を把持することができる。このように、操縦ハンドル20に第二把持部30を設けることで、作業者は、折畳み状態において第二把持部30を持って歩行型管理機1を容易に運搬することができる。
また、第二把持部30は、折畳み状態において、上方へ突出する形状(本実施形態では上に凸の背面視略U字状)に形成されることで、連結部32の下方にスペース(指を入れるスペース)を確保して、第二把持部30をより把持し易くすることができる。これによって、歩行型管理機1をより持ち運び易くすることができる。
また、連結部32は左右に略水平に延びるように形成されているため、作業者は第二把持部30を容易に把持することができ、安定して歩行型管理機1を運搬することができる。
また、第二把持部30は、燃料タンク4に対して所定の間隔(30mm程度の間隔)をあけて配置されることにより、燃料タンク4と第二把持部30との間に指を入れ易くなるため、第二把持部30をより把持し易くすることができる。
また、本実施形態に係る第二把持部30は、延出部31を揺動部21(第一延出部21b)の中途部に固定することで、揺動部21の後上端部(ハンドル連結部15側の端部)に対してある程度間隔をあけた状態で、左右一対の揺動部21を接続している。これにより、第二把持部30は、ハンドル連結部15に対して前後にスペースを確保し易くすることができる。これにより、第二把持部30をより把持し易くすることができる。
なお、本実施形態では、バンパー2aを持つことでも、歩行型管理機1を持つことができる。本実施形態に係る第二把持部30は、折畳み状態において、このようなバンパー2aが設けられる側(前側)とは反対側(エンジン3及び燃料タンク4を挟んだ後側)に配置されている。このような構成によれば、歩行型管理機1の前後(バンパー2a及び第二把持部30)を同時に持つことができる。これによって、歩行型管理機1をバランスよく持つことができるため、歩行型管理機1をより持ち運び易くすることができる。
以上の如く、本実施形態に係る歩行型管理機1は、操縦時に把持するための第一把持部21dを有し、折り畳み可能な操縦ハンドル20と、前記操縦ハンドル20に固定され、前記操縦ハンドル20が折り畳まれた折畳み状態で把持可能な前記第一把持部21dとは異なる第二把持部30と、を具備するものである。
このように構成することにより、折畳み状態において第二把持部30を持って歩行型管理機1を運搬することが可能となり、歩行型管理機1を持ち運び易くすることができる。
また、前記操縦ハンドル20は、前後に揺動可能な左右一対の揺動部21を具備し、前記第二把持部30は、左右一対の前記揺動部21を互いに接続するように設けられるものである。
このように構成することにより、第二把持部30が左右一対の揺動部21を接続する役割を兼ねることができる。これにより、1つの部品(第二把持部30)により、2つの役割(把持する役割、左右一対の揺動部21を接続する役割)を担わせて、部品点数を削減することができる。
また、前記第二把持部30は、前記折畳み状態において、前記左右一対の揺動部21のそれぞれから上方に向かって延出される延出部31と、前記折畳み状態において、左右一対の前記延出部31の上端部を互いに連結する連結部32と、を具備するものである。
このように構成することにより、第二把持部30を持ち易くすることができる。
また、前記延出部31は、前記折畳み状態において、前記揺動部21から後上方へ延出するように形成されているものである。
このように構成することにより、第二把持部30の前方に設けられる部材(本実施形態では燃料タンク4)とのスペースを確保し易くすることができる。これによって、第二把持部30をより持ち易くすることができる。
また、前記延出部31は、前記揺動部21から左右内側に向かって延出するように形成されるものである。
このように構成することにより、第二把持部30を左右内側に寄せて、当該第二把持部30が外部と干渉するのを抑制することができる。
また、前記第二把持部30の上端部は、前記折畳み状態において、燃料タンク4のキャップ4aと略同じ高さに位置するものである。
このように構成することにより、第二把持部30の高さをある程度の高さに抑え、折畳み状態における歩行型管理機1の高さが高くなるのを抑制することができる。また、第二把持部30が給油作業の邪魔になるのを防止することができる。
また、前記第二把持部30は、前記折畳み状態において、燃料タンク4の後方に配置されるものである。
このように構成することにより、燃料タンク4の後方のスペースを有効に活用することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、歩行型管理機1は、耕耘作業を行うものとしたが、歩行型管理機1の用途はこれに限定されるものではなく、他の作業を行うものであってもよい。
また、本実施形態では、操縦ハンドル20が図1から図3に示す揺動位置にある状態を通常状態としたが、通常状態は必ずしもこれに限るものではない。通常状態は、操縦ハンドル20が、耕耘作業等の作業を行う際に歩行型管理機1の操縦を行うことができる揺動位置にある状態であればよい。
また、本実施形態では、操縦ハンドル20を最大限揺動させた状態を折畳み状態として第二把持部30を説明したが、折畳み状態は、必ずしも操縦ハンドル20を最大限揺動させた状態である必要はない。折畳み状態は、通常状態(耕耘作業等の作業を行う際に歩行型管理機1の操縦を行うことができる揺動位置)から前方へ任意の角度だけ揺動させた状態とすることができる。具体的には、折畳み状態は、例えば、操縦ハンドル20(揺動部21)が側面視で燃料タンク4と重複するような状態や、第一延出部21b及び第二延出部21cが前後方向に対して平行となる(又は下方へ傾斜する)状態等であってもよい。
また、第二把持部30は、必ずしも左右一対の揺動部21を接続しなくてもいい。この場合、第二把持部30は、例えば、左右一対の揺動部21のいずれか一方に固定されるものであってもよい。また、第二把持部30は、左右一対の揺動部21のそれぞれに固定される(合計2つ設けられる)ものであってもよい。
また、第二把持部30の形状は、本実施形態に限定されるものではない。なお、第二把持部30は、折畳み状態において把持し易い形状(上方へ突出する形状、具体的には、上に凸の円弧状等)であることが望ましい。
また、折畳み状態における第二把持部30の燃料タンク4に対する位置関係は、本実施形態に限定されるものではない。第二把持部30は、例えば、燃料タンク4の左右外側方や上方等に位置していてもよい。
また、第二把持部30の燃料タンク4に対する間隔は、30mm程度であるものとしたが、これに限定されるものではなく、任意の間隔とすることができる。なお、当該間隔は、第二把持部30と燃料タンク4との間に指を入れ易く、かつ、比較的狭い間隔、具体的には、20mmから40mm程度であることが望ましい。また、当該間隔は、25mmから35mm程度であることがより望ましい。
また、第二把持部30の上端部は、折畳み状態において、燃料タンク4のキャップ4aと同程度の高さ位置に位置している必要はなく、任意の位置に位置していてもよい。例えば、第二把持部30の上端部は、キャップ4aよりも高い位置に位置していてもよい。
また、第二把持部30の上端部の位置は、歩行型管理機1のうち、折畳み状態において最も高い位置に位置する部材を基準として、設定されるものであってもよい。例えば、折畳み状態において、歩行型管理機1の最も高い部分と同等の高さとなるように第二把持部30の位置を設定することで、折畳み状態における歩行型管理機1の高さが高くなるのを抑制しつつ、第二把持部30の上端部をなるべく高い位置に位置させることができる。
1 歩行型管理機
20 操縦ハンドル
21d 第一把持部
30 第二把持部

Claims (7)

  1. 操縦時に把持するための第一把持部を有し、折り畳み可能な操縦ハンドルと、
    前記操縦ハンドルに固定され、前記操縦ハンドルが折り畳まれた折畳み状態で把持可能な前記第一把持部とは異なる第二把持部と、
    を具備する、
    歩行型作業機。
  2. 前記操縦ハンドルは、
    前後に揺動可能な左右一対の揺動部を具備し、
    前記第二把持部は、
    左右一対の前記揺動部を互いに接続するように設けられる、
    請求項1に記載の歩行型作業機。
  3. 前記第二把持部は、
    前記折畳み状態において、前記左右一対の揺動部のそれぞれから上方に向かって延出される延出部と、
    前記折畳み状態において、左右一対の前記延出部の上端部を互いに連結する連結部と、
    を具備する、
    請求項2に記載の歩行型作業機。
  4. 前記延出部は、
    前記折畳み状態において、前記揺動部から後上方へ延出するように形成されている、
    請求項3に記載の歩行型作業機。
  5. 前記延出部は、
    前記揺動部から左右内側に向かって延出するように形成される、
    請求項3又は請求項4に記載の歩行型作業機。
  6. 前記第二把持部の上端部は、
    前記折畳み状態において、燃料タンクのキャップと略同じ高さに位置する、
    請求項3から請求項5までのいずれか一項に記載の歩行型作業機。
  7. 前記第二把持部は、
    前記折畳み状態において、燃料タンクの後方に配置される、
    請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の歩行型作業機。
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