JP2021040293A - 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】調整対象色として適切な候補を表示すること。【解決手段】画像の色を調整する画像処理装置114は、表示部105に表示された画像402における位置の指定をユーザから受け付ける操作部106と、表示部105に表示された画像402において指定された位置から所定の距離内に存在する色の出現頻度に応じて、色の候補404を表示する色調整テーブル生成部203と、を有し、色調整テーブル生成部203は、色の候補404のうち、無彩色の色を除いた候補を表示する。【選択図】図5

Description

本発明は、画像の色を調整する技術に関する。
画像処理装置を用いて画像の色を調整する技術がある。画像処理装置において行われる色の調整方法として、以下のものがある。まず、印刷対象画像の画像データから調整したい色(以下、調整対象色という)を抽出する。また、見本となる印刷物を読み取り、読み取った画像(以下、見本画像という)から、調整対象色の目標となる色(以下、見本色という)をユーザに選択させる。印刷に用いる画像形成装置の色再現特性を考慮して、選択された見本色を再現するために必要な目標信号値を特定する。そして、調整対象色を入力とした場合に、見本色に対応する目標信号値が出力されるように、色変換テーブルを調整(生成)する。
特許文献1には、このような調整対象色の抽出に際し、画像が持つ各色の頻度を算出し、頻度の多い色から順に、調整する色の候補として画面に表示し、候補の中から調整対象色をユーザに選択させる技術が記載されている。
特開2011−205505号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、画像が、文書中心のドキュメントまたは背景が白の画像などの場合、頻度の高い色として白または黒が抽出され、調整対象色の候補として白または黒が表示されてしまう。基本的に白または黒は、調整対象色として選択されることはなく、余計な候補が画面に表示されてしまうという課題がある。
本発明の一態様に係る画像処理装置は、画像の色を調整する画像処理装置であって、表示手段に表示された前記画像における位置の指定をユーザから受け付ける受付手段と、前記表示手段に表示された前記画像において前記指定された位置から所定の距離内に存在する色の出現頻度に応じて、色の候補を表示する表示制御手段と、を有し、前記表示制御手段は、前記色の候補のうち、無彩色の色を除いた候補を表示することを特徴とする。
本発明によれば、調整対象色として適切な候補を表示することができる。
画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図。 画像処理装置の内部構成を示す機能ブロック図。 色調整テーブル生成部の内部構成を示す機能ブロック図。 画像データ及び調整対象色または見本色を表示、操作するUIの例を示す図。 調整対象色または見本色を画像データから抽出する処理のフローを示す図。 調整対象色または見本色を画像データから抽出する処理のフローを示す図。 見本色登録処理のフローを示す図。 抽出色を見本色の候補として表示する例を示す図。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態は本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが必須のものとは限らない。なお、同一の構成については、同じ符号を付して説明する。
<<第一の実施形態>>
本実施形態は、画像から調整対象色を抽出し、抽出した調整対象色の信号値に対応する出力信号値を、目標信号値となるように調整する色調整処理に関するものである。まず、このような色調整処理が求められる例を説明する。
近年では、画像形成装置の性能向上に伴い、商業印刷機と同等の画質を実現した装置が登場している。そのため販売店舗などで用いられるPOP等の印刷が、各店舗でより簡単に行えるようになっている。POPとは、Point of purchase advertisingの略語で、販売促進のための広告のことである。このとき、印刷する装置の違いなどにより、見本のPOPとは異なる色でPOPが印刷されてしまうことがある。本実施形態では、このような場合に、見本のPOPと同様の色で印刷されるように調整するものである。
ここで、印刷対象画像の画像データから、調整したい色(調整対象色)を抽出する際に、シンプルな抽出方法として、画像を表示し、表示した画像の調整対象色がある箇所をユーザがタッチし、タッチした部分の色を抽出する方法がある。しかし、画像形成装置に搭載されるような表示用パネルは、画面サイズが小さいことが多い。そのため表示画像が小さくなり、調整対象色がある箇所を上手くタッチできず、正確な色の抽出ができない場合がある。また、頻度の高い色を調整対象色の候補として自動的に抽出する場合、印刷対象画像が、文書中心のドキュメントまたは背景が白のPOPなどの場合には、白または黒が候補として抽出されてしまう。以上のような点を鑑み、本実施形態では、印刷対象画像の画像データから調整対象色を抽出する際に、調整対象色の適切な候補を表示する例を説明する。
尚、本実施形態において説明する、見本を用いた色調整処理は、複写機、レーザプリンタ、もしくはインクジェットプリンタ等の印刷を行う画像形成装置、または、モニタもしくはプロジェクタ等の画像表示装置などに広く適用可能である。本実施形態では、スキャン機能、プリント機能、コピー機能、および送信機能等を備えたMFP(Multi Function Peripheral)を例に説明を行うものとする。即ち、本実施形態の色調整処理は、画像形成装置に搭載される画像処理装置において実施される例を説明する。
尚、以下の実施形態では画像データが保持する各色空間に対応した色を、R、G、BまたはL、a、bなどの英字で表すものとする。例えば、Rとは、RGB色空間における赤色成分を示す。尚、後述するプリンタエンジンまたはスキャナユニットといったデバイスの色再現範囲を基準とした相対的な色空間を、「デバイスに依存した色空間」(またはデバイス依存の色空間)と表現する。他方、標準規格として定められた絶対的な色空間を、「デバイスに依存しない色空間」(またはデバイス非依存の色空間)と表現する。また、RGBと同様に、記録媒体上に記録する色材を色毎にC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の英字で表す。
画像データとは、色毎のプレーンを持つ、複数プレーンの二次元データである。例えばRGB色空間の画像データとは、R、G、B毎の3つの二次元平面の層構造データを示す。本実施形態では、色空間内の離散点の値を保持したテーブルデータを用いて、同一色空間の色調整処理が行われる。また、定義の異なる色空間で同一の色を表現する値に変換する色変換処理、または、任意の調整処理を加えた上で色空間を変換する色調整処理が実施される。尚、上述の色空間内の離散点を、本実施形態では格子点と定義する。格子点は色空間を表すテーブルデータを構成するRGBまたはLabなどの一つの要素のことを指す。テーブルデータの詳細な例については後述する。
<画像形成装置のハードウェア構成>
図1は、本実施形態に係る画像形成装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。画像形成装置100は、CPU101、ROM102、RAM103、大容量記憶装置104、表示部105、操作部106、エンジンインタフェース(I/F)107、ネットワークI/F108、スキャナI/F109及び画像処理装置114を備える。これら各部は、システムバス110を介して相互に接続されている。また、画像形成装置100は、プリンタエンジン111及びスキャナユニット112を備える。プリンタエンジン111及びスキャナユニット112は、それぞれエンジンI/F107及びスキャナI/F109を介してシステムバス110に接続されている。なお、画像処理装置114は、画像形成装置100とは独立した装置として構成されていてもよい。
CPU101は、画像形成装置100全体の動作を制御する。CPU101は、ROM102に格納されたプログラムをRAM103に読み出して実行することによって、後述する各種の処理を実行する。ROM102は、読み出し専用メモリであり、システム起動プログラムまたはプリンタエンジンの制御を行うためのプログラム、及び、文字データまたは文字コード情報等が格納されている。RAM103は、揮発性のランダムアクセスメモリであり、CPU101のワークエリア、及び、各種のデータの一時的な記憶領域として使用される。例えば、RAM103は、ダウンロードによって追加的に登録されたフォントデータ、または、外部装置から受信した画像ファイル等を格納するための記憶領域として使用される。大容量記憶装置104は、例えばHDDまたはSSDであり、各種のデータがスプールされ、プログラム、情報ファイル、及び画像データ等の格納、および、作業領域として使用される。
表示部105は、例えば液晶ディスプレイ(LCD)で構成され、画像形成装置100の設定状態、実行中の処理の状況、またはエラー状態等の表示に使用される。また、表示部105は、色調整処理を実行する際に調整対象色または見本色の候補の表示に使用される。操作部106は、ハードキー及び表示部105上に設けられたタッチパネル等の入力デバイスで構成され、ユーザの操作によって入力(指示)を受け付ける操作受付部である。操作部106は、画像形成装置100の設定の変更または設定のリセット等を行うために使用される。また、操作部106は、色調整処理を実行する際の画像形成装置100の色調整処理モードを実行するために使用される。
エンジンI/F107は、印刷を実行する際に、CPU101からの指示に応じてプリンタエンジン111を制御するためのインタフェースとして機能する。エンジンI/F107を介して、CPU101とプリンタエンジン111との間でエンジン制御コマンド等が送受信される。ネットワークI/F108は、画像形成装置100をネットワーク113に接続するためのインタフェースとして機能する。なお、ネットワーク113は、例えば、LANであってもよいし、電話回線網(PSTN)であってもよい。プリンタエンジン111は、システムバス110側から受信した印刷画像データに基づいて、複数色(ここではCMYKの4色)の現像剤(トナー)を用いてマルチカラー画像を紙等の記録媒体上に形成する。スキャナI/F109は、スキャナユニット112による原稿の読み取りを行う際に、CPU101からの指示に応じてスキャナユニット112を制御するためのインタフェースとして機能する。スキャナI/F109を介して、CPU101とスキャナユニット112との間でスキャナユニット制御コマンド等が送受信される。スキャナユニット112は、CPU101による制御によって、原稿の画像を読み取って読取画像データを生成し、スキャナI/F109を介してRAM103または大容量記憶装置104に画像データを送信する。
<画像処理装置の構成>
図2は、画像処理装置114の内部構成を示す機能ブロック図である。画像処理装置114は、画像入力部201、制御コマンド生成部202、色調整テーブル生成部203、色変換処理部204、Raster Image Processer(以降RIP)部205、中間調処理部206、および画像出力部207を備える。これらの各機能部は、CPU101がROM102に格納されたプログラムをRAM103に読み出して実行することによって実現される。あるいは、これらの一部または全部が、ASICまたは電子回路等のハードウェアで実現されてもよい。
画像入力部201は、印刷対象の画像データの入力を受け付ける。入力される画像データは、例えばホストPC115からネットワーク113及びネットワークI/F108を介して入力される画像データである。或いは、画像入力部201には、大容量記憶装置104に格納された画像データが入力されてもよい。入力される画像データは、例えば、プリンタエンジン111に非依存のRGB色空間であるsRGB色空間に対応したRGBの各信号を8bit256階調で表現する3レイヤーのデータである。尚、本実施形態におけるsRGBとは、IEC(国際電気標準会議)が定めたRGB色空間の標準規格のことを指している。画像入力部201に入力された画像データは、制御コマンド生成部202に送られる。
制御コマンド生成部202は、入力された画像データ(sRGB)を基に、色調整テーブル生成部203および色変換処理部204の制御ならびにRIP部205の制御コマンドの生成を行う。色調整テーブル生成部203および色変換処理部204を制御して生成されたRIP部制御コマンドは、RIP部205に送られる。RIP部コマンドには、sRGB色空間からプリンタエンジン111で用いられるCMYK色空間に変換された画像データが含まれる。
色調整テーブル生成部203は、操作部106の指示に基づく任意の色調整を行う。色調整テーブル生成部203は、画像入力部201に入力された画像データを、プリンタエンジン111に非依存のsRGB色空間からプリンタエンジン111の色再現性に依存したRGB色空間に色調整変換するための色調整テーブルを生成する。以下、プリンタエンジン111の色再現性に依存したデバイス依存のRGB色空間のことを、devRGB色空間という。
本実施形態では、前述のように、例えばPOPの画像データを用いてプリンタエンジン111で印刷を行った結果、見本のPOPとは異なる色で印刷されてしまうケースを想定する。そして、印刷結果が見本とは異なる色であることを認識したユーザが、操作部106を操作して、色調整を行う指示(色調整モードの指示)を入力する。この指示に応じて、色調整テーブル生成部203は、以下で説明する色調整テーブルの生成処理を行うことになる。即ち、以下で説明する例は、色調整モードの指示が入力された場合の処理である。このような色調整モードの指示が入力されない場合、画像処理装置114は、色調整テーブル生成部203を用いた処理は行わず、既定の色調整テーブルを用いて、sRGB色空間からdevRGB色空間への変換を行うことになる。色調整モードの指示が入力されない場合の処理は、本実施形態の主眼ではないので、説明を省略する。
本実施形態の色調整テーブル生成部203は、色調整テーブルに含まれる調整対象色に対応する色が、見本色に変わるように色調整した色調整テーブルデータを生成する。これにより、ユーザの意図する色に近づける色調整を実現する。この色調整テーブルデータは、前述したように、sRGB色空間からdevRGB色空間に色調整変換をするためのテーブルデータである。
色調整テーブル生成部203は、sRGB色空間からdevRGB色空間に色調整変換をするための既定のテーブルデータを有している。ここで、調整対象色を見本色に近づける色調整を行う場合、調整対象色を第一の色として既定のテーブルに入力した場合に出力される第二の色が調整されることになる。即ち、この第二の色を、見本色を既定のテーブルに入力した場合に出力される第三の色に置き換えるように調整された色調整テーブルが生成される。換言すれば、生成された色調整テーブルにおいては、調整対象色を第一の色として入力した場合に、上記の第三の色が出力されることになる。本実施形態の色調整テーブル生成部203は、色調整テーブルデータの生成に際して、適切な調整対象色の候補を表示する処理を行う。色調整テーブルの生成処理の詳細は後述する。
色変換処理部204は、色調整テーブル生成部203によって生成された色調整テーブルと色変換テーブルとを用いて、制御コマンド生成部202より取得した画像データのRGB値(sRGB値)を、CMYK色空間の色に変換する色変換処理を施す。色変換テーブルは、RAM103、或いは、大容量記憶装置104に記憶されている。まず、色変換処理部204は、色調整テーブル生成部203で生成された色調整テーブルにより、入力画像(sRGB)をdevRGB色空間に変換することで、調整対象色を見本色に近づける。もちろん、調整対象色以外の色も、sRGB色空間からdevRGB色空間に変換される。このように色調整を実施することで、入力画像を、プリンタエンジン111に非依存のRGB色空間からdevRGB色空間に色調整するとともに、調整対象色を見本色に近づけることが行われる。更に、色変換処理部204は、devRGB色空間からLab色空間に変換する色変換テーブル、および、Lab色空間からCMYK色空間に色変換する色変換テーブルの2つの色変換テーブルによる色変換処理を施す。これにより、入力画像を、CMYK色空間の色値に変換処理する。尚、CIE(国際照明委員会)が定める、人間の視覚特性を考慮したプリンタエンジン111に非依存の3次元の視覚均等色空間であるL*a*b*を、本実施形態では簡略的にLabと示す。プリンタエンジン111に非依存の色空間を介して色空間を変換することで、人間が同一色と認識する色の再現を実現する。尚、devRGB色空間からCMYK色空間への色変換処理の方法は、上述の2つの色変換テーブルを用いることに限定されない。例えば、色調整テーブルと、2つの色変換テーブルとを合成して、devRGB色空間をCMYK色空間へ変換する1つの色変換テーブルを生成し、この色変換テーブルを用いて色変換処理しても良い。
RIP部205は、制御コマンド生成部202が生成したRIP部制御コマンド(CMYK色空間の画像データを含む)を用いてCMYKラスター画像を生成する。
中間調処理部206は、RIP部205によって生成されたCMYKラスター画像に対して、中間調処理を施す。プリンタエンジン111は、通常、2、4、16階調等のように、256階調を表現する入力画像データよりも低階調数のみの出力に対応している場合が多い。このため、中間調処理部206は、少ない階調数での出力でも安定した中間調表現での出力が可能となるように、中間調処理を行う。なお、中間調処理部206による中間調処理には、濃度パターン法、組織的ディザ法、または誤差拡散法等の様々な方法を適用することが可能である。これらの処理を経てプリンタエンジン111で処理可能な画像データである印刷画像データが生成される。
画像出力部207は、中間調処理部206から印刷画像データを受け取ると、エンジンI/F107を介してプリンタエンジン111に印刷画像データを送信する。CPU101は、印刷画像データに基づく画像形成の指示を、プリンタエンジン111に対して行う。プリンタエンジン111は、露光、現像、転写、及び定着の各プロセスを実行することによって、記録媒体上に入力された印刷画像データに従ったカラー画像を印刷する。
<色調整テーブル生成部の構成>
図3は、色調整テーブル生成部203の内部構成を示す機能ブロック図である。色調整テーブル生成部203は、調整対象色取得部301、見本色取得部302、範囲取得部303、判定部304、決定部305、および色変換テーブル出力部306を備える。これらの各機能部は、CPU101がROM102に格納されたプログラムをRAM103に読み出して実行することによって実現される。あるいは、これらの一部または全部が、ASICまたは電子回路等のハードウェアで実現されてもよい。
調整対象色取得部301は、制御コマンド生成部202からの画像データ(sRGB)の入力を受け付ける。調整対象色取得部301は、画像データを取得すると、画像データに基づく画像を、システムバス110を介して表示部105に表示する。
図4は、表示部105において表示される、画像データに対応する画像、及び、調整対象色または見本色を表示し、操作することが可能なUIの例を示す図である。図4のUIは、色調整テーブル生成部203(より詳細には、調整対象色取得部301または見本色取得部302)が表示部105を表示制御することで表示される。図4(a)において表示部105に表示されている画像402は、調整対象色取得部301が取得した画像データに基づいて表示されている画像(第一画像)である。画像402は、見本401(印刷物)に対応する画像であるものの、一部の色が異なって表示されているものとする。
調整対象色取得部301は、表示部105に表示された画像402の特定の位置をユーザが選択すること(例えば画面上をユーザがタッチすること)により、ユーザから選択された位置に対応する色を、調整対象色の候補と決定する。尚、後述するように、「ユーザから選択された位置に対応する色」とは、ユーザが指定した位置の色と、その指定位置から所定の距離内に存在する色とを含むものである。このため、ユーザから選択された位置に対応する色には、複数の色が含まれ得るものであり、これらが調整対象色の候補として決定される。
そして調整対象色取得部301は、決定した調整対象色の候補の色を、例えば図4(a)の候補404のように、画像部分の色を表示するように表示部105に表示する。また、候補404の近傍にチェックボックス403を設け、候補404の中から調整対象色をユーザに選択させる。スクロールバー405は、調整対象色の候補が複数抽出され、一つの画面に収まらなかった場合に、画面をスクロールして、表示される調整対象色の候補を変えるためのスクロールバーである。また、抽出された調整対象色の候補404の近傍には、sRGBに対応したR、G、Bの3値が合わせて表示されている。
調整対象色取得部301は、チェックボックス403にチェックされた色を調整対象色として取得する。調整対象色取得部301が取得した調整対象色は、決定部305に送られる。調整対象色の取得処理についての詳細は後述する。
尚、表示部105に表示される画像402および調整対象色の候補404は、表示部105のモニタデバイスに依存したモニタ色変換テーブルを用いて、モニタデバイスに依存したRGBの色空間で表示されているものである。
見本色取得部302は、調整対象色の目標となる色(見本色)を取得する。見本色を取得する流れを図4(a)および(b)を用いて説明する。見本色取得部302は、図4(b)に示すように、表示部105に見本401の読み取り指示を示すメッセージ408を表示する。この読み取り指示を確認したユーザは、スキャナユニット112に見本401をセットして、操作部106を介して読み取り実行を指示する。この指示を受けて、画像処理装置114は、スキャナユニット112にセットされた見本色を含む原稿(見本401)を、システムバス110を介して読み取って画像データを生成し、RAM103に記録する。RAM103に記録される画像データは、例えばRGB8bitの画像データである。読み取った画像データも、スキャナユニット112のデバイス依存のRGB値からスキャナ色変換テーブルを用いてsRGB色空間に変換される。見本色取得部302は、このようにして得られた画像データを、調整対象色取得部301で説明した処理と同様に、表示部105に表示する(図4(a))。
見本色取得部302は、調整対象色取得部301と同様に、表示する見本画像(第二画像、画像402に相当)の中から、例えばユーザが画面上をタッチすることによりユーザから選択された位置に対応する色を見本色として表示する。このとき、見本色取得部302は、調整対象色と同様に、見本色の候補(候補404に相当)を表示し、チェックボックス403にチェックされた色を、見本色として取得する(図4(a))。取得した見本色は、判定部304に送られる。見本色の取得処理についての詳細は後述する。
範囲取得部303は、制御コマンド生成部202から画像形成装置100の色再現範囲を取得する。色再現範囲とは、例えばLab空間上で画像形成装置100が表現することが可能な色の範囲を示す。色再現範囲は、プリンタエンジン111に依存するRGB(devRGB)に対応するLabの関係を表すテーブルデータとして取得する。テーブルデータの一例を表1に示す。
Figure 2021040293
ただし、色再現範囲として用いる色空間は、プリンタエンジン111に非依存であれば良く、上記の一例に限定されない。例えばLab色空間と同様に、CIE(国際照明委員会)が定めるLuv色空間を用いても良い。Lab値は、本実施形態においては実数値とし、Lは0.0〜100.0、a及びbは−127.0〜128.0の値を取るものとする。テーブルデータは、devRGBに対応するRGB色空間の中で、離散的な位置の値を保持する。値を保持しない点が指定された場合には、範囲取得部303は、周辺の値から補間演算によってLab値を算出する。取得した色再現範囲は、判定部304に送られる。
判定部304は、見本色取得部302から送られた見本色と、範囲取得部303から送られた色再現範囲とに基づいて、見本色に対応するLab値が画像形成装置100での色再現範囲を超えるか否かを判定する。判定結果は決定部305に送られる。
決定部305は、判定部304から送られる判定結果に応じて、調整対象色取得部301で取得された調整対象色に対応する目標信号値を決定する。目標信号値はdevRGBのR、G、Bの3値とする。即ち、決定部305は、sRGB色空間からdevRGBの色空間に色調整する調整テーブルにおいて、入力をsRGB色空間の調整対象色とした場合の出力のdevRGB色空間の目標信号値を決定する。
判定部304における判定結果が色再現範囲を超えない場合には、決定部305は、見本色に対応するLab値を画像形成装置100が再現可能なdevRGB値を、目標信号値として決定する。一方、判定結果が色再現範囲を超える場合には、色再現範囲内においてユーザが求める色に近い色を選択すればよい。例えば、決定部305は、複数の候補色を備えたチャート画像を生成し、ユーザが、求める色に近い色をチャート画像から選択する。そして、決定部305は、ユーザによって選択されたチャート画像の色を目標信号値として決定すればよい。チャート画像は、プリンタエンジン111によって印刷されてもよいし、表示部105で表示されてもよい。このように決定した目標信号値は、調整対象色とともに色変換テーブル出力部306に送られる。
色変換テーブル出力部306は、受信した調整対象色と目標信号値とを関連付けしたテーブルデータを生成し、色変換処理部204に送る。色調整テーブルは、入力されたsRGBをプリンタエンジン111に依存するRGB(devRGB)色空間に変換するテーブルである。尚、調整対象色以外の色については、既定の色調整テーブルの値を用いて生成すればよい。色調整テーブルの一例を表2に示す。
Figure 2021040293
調整対象色が示すsRGB値に対応する格子点のdevRGB値を目標信号値に置き換える。以上の置き換え処理によって、調整対象色をユーザが望む色に近づける調整を実現したテーブルを生成する。尚、より好適には、1格子点のみを変更するのではなく、RGB色空間上で調整色が示す格子点と近傍する格子点との出力信号値の差が滑らかに変化するようにスムージング処理することが望ましい。
<調整対象色及び見本色の取得処理フロー>
図5は、調整対象色または見本色を画像データから抽出する処理のフローを示す図である。図5の処理は、調整対象色取得部301または見本色取得部302が行う。図5の処理フローに示す一連の処理は、CPU101がROM102に格納されるプログラムをRAM103に読み出して実行することによって実現される。なお、各処理の説明における記号「S」は、当該フローチャートにおけるステップであることを意味する。調整対象色および見本色の抽出処理におけて抽出される色を総称して抽出色という。以下では、主として調整対象色取得部301が行う処理として説明する。調整対象色および見本色の抽出は同じ処理フローであるため、特に説明を行わない箇所は、調整対象色取得部301を見本色取得部302に置き換え、調整対象色を見本色に置き換えればよい。
S501において調整対象色取得部301は、画像データを受信する。調整対象色取得部301は、制御コマンド生成部202から送られる画像データを受信する。尚、見本色を抽出色として抽出する場合は、見本色取得部302は、スキャナユニット112で読み取られRAM103に記録された画像データを受信する。
S502において調整対象色取得部301は、S501で受信した画像データを、システムバス110を介して表示部105に表示する。前述の通り、例えば図4(a)の画像402のような形で画像データを表示部105に表示する。
S503において調整対象色取得部301は、S502にて表示部105に表示した画像402に対する、ユーザからの調整対象色(抽出色)の位置選択を受け付ける。調整対象色の位置選択は、表示部105に表示されている画像402上の調整対象色が配置されている箇所を、タッチパネル等を介してユーザにタッチさせることで行う。もしくは、操作部106として接続されたマウス等のポインティングデバイスを用いてユーザに選択させてもよい。そして調整対象色取得部301は、ユーザによりタッチされた位置の座標(x,y)を保持する。ここで、x,yは、例えば表示部105に表示されている画像402の一番左上の位置を原点(0,0)とした、2次元平面上の横方向の位置x(右方向が+)と縦方向の位置y(下方向が+)を表す。
続いてS504において調整対象色取得部301は、S503にて選択された位置の画素とその周辺画素との信号値(sRGB)を抽出し、その出現頻度を導出する。周辺画素は、選択された位置の画素からの2次元平面上で左右及び上下の予め決められた距離の範囲内にある画素とする。例えば、選択された位置を(Cx,Cy)とし、予め決められた左側の距離をDxl、右側の距離をDxr、上側の距離をDyu、下側の距離をDydとすると、周辺画素の範囲は以下のように表現できる。
Cx − Dxl ≦ Cx ≦ Cx + Dxr
Cy − Dyu ≦ Cy ≦ Cy + Dyd
ただし、
Cx − Dxl < 0 の場合 Cx − Dxl = 0
Cx + Dxr > MAXx の場合 Cx + Dxr = MAXx
Cy − Dyu < 0 の場合 Cy − Dyu = 0
Cy + Dyd > MAXy の場合 Cy + Dyd = MAXy
ここで、MAXxは表示画像の横方向の最大位置、MAXyは表示画像の縦方向の最大位置である。
尚、周辺画素の範囲は予め決められた距離である例を説明したが、画像データの画像サイズに応じて変化させてもよく、また、範囲をユーザが決定できるようにしても良い。
出現頻度の導出は、選択された位置の画素とその周辺画素との信号値の中で、同じ信号値を持つ画素の個数をカウントすることで行われる。例えば、選択された位置の画素とその周辺画素との2次元平面上の位置を、横方向をi、縦方向をjとし、一番左上に来る画素の位置を原点(0,0)として、各画素値をVij(Rij,Gij,Bij)と表現する。まずV00の信号値(R00,G00,B00)を保持しつつ、IDを付与(ID:001)し、ID:001の信号値の個数を表すCt001=1とする。続いてV10とV00の各信号値を比較し、同じ信号値であればID:001の個数を表すCt001の値に1を加算する。そうでなければV10の信号値(R10,G10,B10)を保持しつつ、IDを付与(ID:002)し、ID:002の信号値の個数を表すCt002=1とする。同様に選択された位置の画素およびその周辺画素の各画素の信号値と、IDが付与された各信号値とを比較し、同じものが無ければその信号値を保持してIDを付与し、同じものがあれば、対応するCtの値に1を加算する。調整対象色取得部301は、このようにして選択された位置の画素とその周辺画素との信号値の中で、同じ信号値を持つ画素の個数をカウントして、画素値、ID,カウント値(Ct)をRAM103に保持する。
次にS505において調整対象色取得部301は、S504にて抽出した信号値に対し、それぞれカラーの信号値であるかを判定する。カラーであるか否かの判定は、抽出した信号値がR=G=B、つまりR,G,Bが全て同じ値であるかどうかで行うことができる。R=G=Bでなければカラーであると判定する。尚、本実施形態では一番単純な判定方法として、抽出した信号値がR=G=Bであるかどうかで判定する例を説明した。しかし、R、G,Bそれぞれの値の差を算出し、その差が所定の範囲よりも大きければカラーと判定するようにしてもよい。また、RGB値をLab値に変換しつつ、Lab値から彩度を算出し、彩度が所定の値よりも大きければカラーと判定するようにしても良い。即ち、RGB値は、彩度に変換可能であり、彩度が所定の値よりも大きければカラーと判定して良い。
抽出信号値がカラーではないと判定された場合、S506に進み、S504にて保持したその抽出信号値をRAM103から破棄する。
S506の処理後またはS505で抽出信号値がカラーと判定された場合、S507に進む。S507において調整対象色取得部301は、S504にて抽出した、選択された位置の画素およびその周辺画素の信号値を全てカラー判定したかを判定する。判定方法は、例えばS504で抽出した画素の数を値として保持し、S505〜S507を処理する毎に保持した値を1ずつ減らしていき、値が0になった場合に、全てカラー判定したと判定すればよい。S507で全てカラー判定していないと判定された場合は、S505に戻る。
S507にて全ての抽出信号をカラー判定したと判定された場合、S508において調整対象色取得部301は、S505〜S507を経てRAM103に保持されている信号値(抽出色)を出現頻度の高い順に並べ、表示部105に表示する。例えば図4(a)の候補404のように、頻度の一番高い信号値の色をパッチ形式で一番上に表示し、頻度の高い順に、その下に続いてパッチ形式で各信号値の色を表示していく。頻度の高い方が、ユーザが選択した調整対象色(抽出色)である可能性が高いからである。表示する信号値が多く、一度に画面に表示しきれないものは、スクロールバー405を操作することで、頻度順位の低い信号値を表示できるようにする。
続いてS509において調整対象色取得部301は、表示部105に表示した信号値の色の候補404の中から、ユーザによる色の選択を受け付ける。例えば図4(a)のチェックボックス403によるチェックによって、色の選択を受け付ける。尚、チェックボックス503以外にも、候補404をユーザがタッチすることで色の選択が可能に構成されていてもよい。
最後にS510において調整対象色取得部301は、色がユーザに選択された状態で決定ボタン506が押下されたことを検出することで、選択された選択色を調整対象色として登録する。尚、抽出色が見本色の場合には、見本色取得部302が、選択された選択色を見本色として登録する。
尚、本実施形態では、S503にてユーザにより選択された調整対象色の位置を中心として信号値抽出を行ったが、ユーザによる調整対象色の位置選択を省いても良い。つまり、受信した画像データ全体に対しS504以降の処理を行うことで、ユーザによる調整対象色の位置選択を省ける。これにより、処理負荷が増加する可能性があるが、ユーザの操作を減らし、ユーザ負荷を減らすことが出来る。また、カラーの信号値は全て選択候補として表示するようにしたが、S504で算出した頻度から、所定の頻度以下の信号値を対象から外すようにしても良い。
また、見本色の登録は調整対象色の登録と同じ処理で行ったが、S510で登録された調整対象色に基づいて、見本色の候補を絞った上で選択できるようにしてもよい。例えば図7の処理フローのように見本色の登録を行うことができる。
図7は、見本色登録処理のフローを示す図である。図7の処理は、見本色取得部302が行う。図7の処理フローに示す一連の処理は、CPU101がROM102に格納されるプログラムをRAM103に読み出して実行することによって実現される。なお、各処理の説明における記号「S」は、当該フローチャートにおけるステップであることを意味する。
まずS701において見本色取得部302は、読取画像データとしてスキャナユニット112で読み取られRAM103に記録された画像データを取得する。
次にS702において見本色取得部302は、図5のS501〜S510の処理でユーザにより選択されて、登録された調整対象色(以下、選択調整対象色という)の信号値(sRGB)を取得する。
続いてS703において見本色取得部302は、S701で受信した読取画像データの持つ信号値の内、S702で取得した選択調整対象色の信号値に近い信号値を抽出する。具体的には、選択調整対象色のsRGB値と、読取画像データの持つ各画素の信号値(sRGB値)とのsRGB空間上での距離をそれぞれ算出し、算出した距離の値が所定の閾値以内であるものを抽出する。sRGB空間上での距離の算出は以下の数式1を用いて行う。
Dist = sqrt((Rs−Rt)^2 + (Gs−Gt)^2 + (Bs−Bt)^2) 数式1
ここで、Distは距離を表す。Rs,Gs,Bsは選択調整対象色のsRGB値、Rt,Gt,Btは読取画像データにおける処理対象の画素の信号値であるsRGB値、sqrtは平方根の計算、^はべき乗の計算を表す。
このDistの値と所定の閾値とを比較し、Distの値が閾値以下であるか、つまり選択調整対象色と読取画像データとの信号値が近いかを、読取画像データの画素ごとに判定する。また、sRGB空間ではなくLab空間の距離で判定してもよい。その場合、例えば前述の色調整テーブルと色再現範囲を表すテーブルとを用いてsRGB値をLab値に変換し、数式1のR,G,BをそれぞれL,a,bに置き換えて計算すればよい。なお閾値に関しては、あらかじめ設定された値を参照してもよいし、例えば読取画像データの信号値分布を取得し全体的に明度が高い分布であれば閾値の値を小さくする等、読取画像データの特徴に応じて閾値を設定してもよい。また、後述するS704での判定のため、調整対象色に近い色と判定された読取画像データの色の数を保持しておく。具体的には、初期状態で0を保持しておき、近い色と判定される度に1を足して、カウントアップしていき、読取画像データに含まれる各画素の信号値の分だけ繰り返した結果のカウントアップ後の値を保持する。
S704において見本色取得部302は、S703で調整対象色に近い色と判定された読取画像データの色が存在するかどうかを判定する。S703で保持した近い色と判定された色の数が1以上であれば存在すると判定し、0であれば存在しないと判定する。存在しないと判定された場合はそのまま処理を終了する。
S704で存在すると判定された場合、S705において見本色取得部302は、S703でRAM103に保持されている信号値(抽出色)を表示部105に表示する。図8は、抽出色を表示部105に表示した場合の例である。図8は、抽出色を見本色の候補として表示部105に表示する例を示している。図8の画面は、S702で取得した選択調整対象色801と、S703で抽出された色の候補803、色の候補803の内、ユーザから選択された見本色802、および、見本色の選択を終了する決定ボタン805を含む。色の候補803の表示は、調整対象色に近い色、つまりS703で算出したDistの値が小さい方から順に、上から並べることができる。または、前述のS508のように出現頻度順に並べてもよい。一度に画面に表示しきれないものは、スクロールバー804を操作することで、Distの値が大きい、もしくは頻度順位の低い信号値を表示できるようにする。
S706において見本色取得部302は、S705で表示した色の候補803の中から、ユーザによって選択された見本色の指定を受け付ける。
最後にS707において見本色取得部302は、S706で選択された見本色がユーザに選択された状態で決定ボタン805が押下されたことを検出することで、選択された見本色を登録する。そして、前述したように、登録された調整対象色と見本色とに基づいて色調整テーブルの生成が行われる。
このように行うことで、見本色の選択において、特に画面が小さい場合により簡単に色の選択を行うことができる。尚、見本色の候補が複数抽出された場合に、複数の候補の中からユーザによって見本色が選択される例を示したが、見本色の候補が単色の場合にはユーザによって選択されることなく、見本色が決定されてもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、調整対象としては選ばれない白または黒などの無彩色が候補として画面に表示されることを防ぐことが出来る。従って、調整対象色として適切な候補を表示することができる。また、小さな画面であっても、タッチミス等により所望していない色が調整対象色として抽出されることを防ぐことが出来る。また、調整対象色が登録された場合、調整対象色に近い見本色の候補を表示することもできる。これにより、見本色の選択を簡易に行うことも可能となる。
<<第二の実施形態>>
第一の実施形態では、抽出した調整対象色の候補の中からユーザの選択によって、調整対象色を登録する例を説明した。しかし、入力される画像の構成によっては、ユーザが選択しなくても調整対象の色が登録できる場合がある。例えば画像中のカラーの色が1色しか無い場合、または、パッチ画像等の調整したい色だけが配置された調整のための画像が入力される場合である。そこで、本実施形態では抽出した調整対象色の候補数が所定の値以下であれば、ユーザからの色選択を受けることなく調整対象色を登録する例を説明する。
尚、第一の実施形態同様に、見本色の登録についても調整対象色の登録と同じ処理で実現できる。また、本実施形態の画像処理装置114の構成は、第一の実施形態で説明した例と同様であるので、ここでの説明は省略する。
図6は調整対象色または見本色を画像データから抽出する処理のフローを示す図である。図6の処理は、調整対象色取得部301または見本色取得部302によって行われる。調整対象色の抽出と見本色の抽出とは同じ処理フローであるため、まとめて説明する。以下では、調整対象色取得部301が行う処理を説明する。
図6のS601〜S607は、図5のS501〜S507と同様の処理であるため説明を省略する。
S608において調整対象色取得部301は、S607までの処理を経てRAM103に保持された信号値が、所定の個数以下であるかを判定する。所定の個数は、予め定めて保持した値でも良いし、ユーザからの入力に基づいた値でも良い。例えば、所定の個数は、「1」とすることができる。S608の判定は、S607で最終的に保持されている信号値の個数をRAM103に保持しておき、S608でRAM103から保持されている信号値の個数を読み出して所定の個数と比較すれば良い。また、S604で付与するIDの最大値が最終的に保持されている信号値の個数と等しくなるようにしておけば、IDの最大値と所定の個数との比較としても良い。
S608にて、保持された信号値が所定の個数以下であると判定された場合、S611において調整対象色取得部301は、保持された信号値を調整対象色もしくは見本色として登録する。S611の処理はS510の処理と同様であるため説明を省略する。
一方、S608にて、保持された信号値が所定の個数より多いと判定された場合、調整対象色取得部301は、S609およびS610の処理を行う。S609およびS610の処理は、S508およびS509の処理と同様であるため説明を省略する。
尚、所定の個数が「1」である場合を例に挙げて説明したが、所定の個数は「2」以上でもよい。例えば、調整対象色として、複数の色が、S609、S610の処理を経ずに登録されてもよい。この場合、各色について見本色の登録が、再度の図6の処理においてそれぞれ行われればよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、調整対象色および見本色が明確な画像構成の場合に、ユーザの操作を減らして調整対象色および見本色の登録が出来るようになる。
<<その他の実施形態>>
以上説明した実施形態では、見本の画像をスキャナユニット112で読み取って見本色を登録する例を説明したが、見本色はスキャナユニット112で読み取らなくてもよい。例えば、調整対象色の色から、RGB値が所定の範囲内の色またはLab値が所定の範囲内の色などのように、調整対象色に近似した色の候補を表示部105に表示してもよい。また、これらの近似した色の候補のチャート画像をプリンタエンジン111で印刷して、見本色をユーザに選択させてもよい。
また、上述した実施形態では、印刷対象の画像と同等の見本401の画像をスキャナユニットで読み取る例を説明したが、見本色を得るための印刷物は、印刷対象の画像と同等の画像でなくてよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。

Claims (20)

  1. 画像の色を調整する画像処理装置であって、
    表示手段に表示された前記画像における位置の指定をユーザから受け付ける受付手段と、
    前記表示手段に表示された前記画像において前記指定された位置から所定の距離内に存在する色の出現頻度に応じて、色の候補を表示する表示制御手段と、
    を有し、
    前記表示制御手段は、前記色の候補のうち、無彩色の色を除いた候補を表示することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記出現頻度は、前記指定された位置から前記所定の距離内に存在する各画素において、画素値が同じ値を持つ画素の数を示すことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画素値は、RGBの各色の信号値を持ち、
    前記表示制御手段は、前記RGBの各色の信号値が同じ値を持つ画素値を、前記無彩色の色と判定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記画素値は、RGBの各色の信号値を持ち、
    前記表示制御手段は、前記RGBの各色の信号値の差を算出し、前記差が所定の範囲よりも小さい画素値を、前記無彩色の色と判定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 前記画素値は、彩度に対応する値に変換可能であり、
    前記表示制御手段は、前記彩度が所定の値以下の画素値を、前記無彩色の色と判定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  6. 前記受付手段は、前記表示手段に表示されている前記色の候補が複数ある場合、特定の候補の指定を受け付け可能に構成され、
    前記特定の候補の指定を受け付けた場合、前記指定を受け付けた特定の候補を、調整対象の色である調整対象色と決定する決定手段をさらに有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. 前記色の候補の数が所定の個数以下の場合、前記決定手段は、前記受付手段による受け付けをせず、前記色の候補を前記調整対象色と決定することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記調整対象色に対応する見本色を取得する取得手段と、
    前記調整対象色を前記見本色に対応する色に調整するための調整テーブルを生成する生成手段と、
    をさらに有することを特徴とする請求項6または7に記載の画像処理装置。
  9. 前記調整テーブルは、デバイス非依存の色空間の第一画素値を入力とした場合に、デバイス依存の色空間の第二画素値を出力とするように構成されているテーブルであることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 前記生成手段は、
    前記デバイス非依存の色空間から前記デバイス依存の色空間に変換する既定のテーブルを有し、
    前記調整テーブルにおいて、前記調整対象色の画素値を前記第一画素値として設定した場合に、
    前記見本色を前記既定のテーブルに入力した場合に出力される画素値が、前記調整テーブルにおいて前記第二画素値として設定されるように、前記調整テーブルを生成することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 前記表示制御手段は、前記表示手段に前記見本色を含む第二画像を表示し、
    前記受付手段は、前記表示手段に表示された前記第二画像のうち、ユーザから位置の指定を受け付け、
    前記表示制御手段は、
    前記第二画像の前記指定された位置から所定の距離内に存在する色の出現頻度に応じて、前記見本色の候補を表示するように構成され、
    前記見本色の候補のうち、無彩色の色を除いた候補を表示することを特徴とする請求項8から10のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  12. 前記表示制御手段は、前記見本色を含む第二画像のうち、前記調整対象色との信号値の距離が所定の閾値以内の信号値の色を前記見本色の候補として前記表示手段に表示するように構成されていることを特徴とする請求項8から10のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  13. 前記受付手段は、前記第二画像について前記表示されている見本色の候補が複数ある場合、特定の候補の指定を受け付け可能に構成され、
    前記特定の候補の指定を受け付けた場合、前記取得手段は、前記特定の候補を、前記見本色として取得することを特徴とする請求項11または12に記載の画像処理装置。
  14. 前記第二画像について前記表示されている見本色の数が所定の個数以下の場合、前記取得手段は、前記受付手段による受け付けをせず、前記表示されている見本色の候補を前記見本色として取得することを特徴とする請求項11または12に記載の画像処理装置。
  15. 第一画像に含まれている色を、見本色に調整する画像処理装置であって、
    前記第一画像の画像データおよび前記見本色を含む第二画像の画像データを取得する取得手段と、
    表示手段に表示された前記第一画像における位置の指定、および、前記表示手段に表示された前記第二画像における位置の指定をユーザから受け付ける受付手段と、
    前記表示手段に表示された前記第一画像における位置の指定を受け付けた場合、前記第一画像において前記指定された位置から所定の距離内に存在する色の出現頻度に応じて、調整対象の色である調整対象色の候補を前記表示手段に表示し、
    前記表示手段に表示された前記第二画像における位置の指定を受け付けた場合、前記第二画像において前記指定された位置から所定の距離内に存在する色の出現頻度に応じて、前記見本色の候補を前記表示手段に表示するように構成されている、表示制御手段と、
    前記表示手段に前記調整対象色の候補が表示されている場合、前記表示手段に表示された前記調整対象色の候補から、ユーザの指示に応じて前記調整対象色を決定し、
    前記表示手段に前記見本色の候補が表示されている場合、前記表示手段に表示された前記見本色の候補から、ユーザの指示に応じて前記見本色を決定する、決定手段と、
    前記決定した調整対象色を前記決定した見本色に対応する色に調整するための調整テーブルを生成する生成手段と、
    を有し、
    前記表示制御手段は、前記候補のうち、無彩色の色を除いた候補を表示することを特徴とする画像処理装置。
  16. 第一画像に含まれている色を、見本色に調整する画像処理装置であって、
    前記第一画像の画像データおよび前記見本色を含む第二画像の画像データを取得する取得手段と、
    表示手段に表示された前記第一画像における位置の指定をユーザから受け付ける受付手段と、
    前記表示手段に表示された前記第一画像における位置の指定を受け付けた場合、前記第一画像において前記指定された位置から所定の距離内に存在する色の出現頻度に応じて、調整対象の色である調整対象色の候補を、無彩色の色を除いて前記表示手段に表示する第一制御手段と、
    前記表示手段に前記調整対象色の候補が表示されている場合、前記表示手段に表示された前記調整対象色の候補から、ユーザの指示に応じて前記調整対象色を決定する第一決定手段と、
    前記見本色を含む第二画像のうち、前記決定された前記調整対象色との信号値の距離が所定の閾値以内の信号値の色を前記見本色の候補として前記表示手段に表示する第二制御手段と、
    前記表示手段に前記見本色の候補が表示されている場合、前記表示手段に表示された前記見本色の候補から、ユーザの指示に応じて前記見本色を決定する、第二決定手段と、
    前記決定した調整対象色を前記決定した見本色に対応する色に調整するための調整テーブルを生成する生成手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  17. 画像の色を調整する画像処理方法であって、
    表示手段に表示された前記画像における位置の指定をユーザから受け付ける受付ステップと、
    前記表示手段に表示された前記画像において前記指定された位置から所定の距離内に存在する色の出現頻度に応じて、色の候補を表示する表示ステップと、
    を有し、
    前記表示ステップでは、前記色の候補のうち、無彩色の色を除いた候補を表示することを特徴とする画像処理方法。
  18. 第一画像に含まれている色を、見本色に調整する画像処理方法であって、
    前記第一画像の画像データおよび前記見本色を含む第二画像の画像データを取得する取得ステップと、
    表示手段に表示された前記第一画像における位置の指定、および、前記表示手段に表示された前記第二画像における位置の指定をユーザから受け付ける受付ステップと、
    前記表示手段に表示された前記第一画像における位置の指定を受け付けた場合、前記第一画像において前記指定された位置から所定の距離内に存在する色の出現頻度に応じて、調整対象の色である調整対象色の候補を前記表示手段に表示し、
    前記表示手段に表示された前記第二画像における位置の指定を受け付けた場合、前記第二画像において前記指定された位置から所定の距離内に存在する色の出現頻度に応じて、前記見本色の候補を前記表示手段に表示するように構成されている、表示制御ステップと、
    前記表示手段に前記調整対象色の候補が表示されている場合、前記表示手段に表示された前記調整対象色の候補から、ユーザの指示に応じて前記調整対象色を決定し、
    前記表示手段に前記見本色の候補が表示されている場合、前記表示手段に表示された前記見本色の候補から、ユーザの指示に応じて前記見本色を決定する、決定ステップと、
    前記決定した調整対象色を前記決定した見本色に対応する色に調整するための調整テーブルを生成する生成ステップと、
    を有し、
    前記表示制御ステップでは、前記候補のうち、無彩色の色を除いた候補を表示することを特徴とする画像処理方法。
  19. 第一画像に含まれている色を、見本色に調整する画像処理方法であって、
    前記第一画像の画像データおよび前記見本色を含む第二画像の画像データを取得する取得ステップと、
    表示手段に表示された前記第一画像における位置の指定をユーザから受け付ける受付ステップと、
    前記表示手段に表示された前記第一画像における位置の指定を受け付けた場合、前記第一画像において前記指定された位置から所定の距離内に存在する色の出現頻度に応じて、調整対象の色である調整対象色の候補を、無彩色の色を除いて前記表示手段に表示する第一制御ステップと、
    前記表示手段に前記調整対象色の候補が表示されている場合、前記表示手段に表示された前記調整対象色の候補から、ユーザの指示に応じて前記調整対象色を決定する第一決定ステップと、
    前記見本色を含む第二画像のうち、前記決定された前記調整対象色との信号値の距離が所定の閾値以内の信号値の色を前記見本色の候補として前記表示手段に表示する第二制御ステップと、
    前記表示手段に前記見本色の候補が表示されている場合、前記表示手段に表示された前記見本色の候補から、ユーザの指示に応じて前記見本色を決定する、第二決定ステップと、
    前記決定した調整対象色を前記決定した見本色に対応する色に調整するための調整テーブルを生成する生成ステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  20. コンピュータを、請求項1から16のいずれか一項に記載の画像処理装置が有する各手段として機能させるためのプログラム。
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