JP2021061489A - 色変換テーブル修正装置及びプログラム - Google Patents

色変換テーブル修正装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2021061489A
JP2021061489A JP2019183372A JP2019183372A JP2021061489A JP 2021061489 A JP2021061489 A JP 2021061489A JP 2019183372 A JP2019183372 A JP 2019183372A JP 2019183372 A JP2019183372 A JP 2019183372A JP 2021061489 A JP2021061489 A JP 2021061489A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
image data
area
conversion table
color conversion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019183372A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7331602B2 (ja
Inventor
岳志 山口
Takashi Yamaguchi
岳志 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2019183372A priority Critical patent/JP7331602B2/ja
Publication of JP2021061489A publication Critical patent/JP2021061489A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7331602B2 publication Critical patent/JP7331602B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

【課題】印刷用画像の一部の色を文字やレイアウトの異なる色合わせ目標印刷物の色に合わせることができるようにする。【解決手段】色変換テーブル修正装置のCPUによれば、選択されたジョブの印刷用画像データ及び当該印刷用画像データの色変換に用いるデバイスプロファイルをコントローラーから取得し、印刷用画像データの色分布情報及び色合わせ目標印刷物の色分布情報を取得する。そして、印刷用画像データの色分布情報と色合わせ目標印刷物の色分布情報を色空間上で比較して、互いの色分布の形状が近似する領域を対応付けて抽出し、抽出した領域に基づいて印刷用画像データにおける修正対象の領域を決定し、ソースプロファイルにおける修正対象の領域の色の変換情報を、色合わせ目標印刷物の前記修正対象の領域に対応する色に基づいて修正する。【選択図】図4

Description

本発明は、色変換テーブル修正装置及びプログラムに関する。
一般に、CMYK表色系やRGB表色系で表される画像データは、入出力デバイスの入出力特性に依存している。例えば、同じCMYKの画像データを異なるプリンターで印刷した場合、プリンターによって異なる色で再現される。そこで、プリンターで印刷する際の原稿となる画像データ(印刷用画像データ)に対して、目標とする色再現特性に合わせるための色変換処理を行う必要がある。
色変換処理は、色変換テーブルを用いて行われるが、一部の色だけを、色合わせ目標印刷物(色見本)の色に合わせたい場合がある。例えば、月次の会報などにおいて、ロゴの色は先月度の色と同じに、と指定されることがある。このような場合、色見本をスキャナー等で読み取って得られた値を基に色変換テーブルを修正する方法があるが、原稿の画像データと色見本の読取画像データとで色合わせを行うべき色を対応付けることが難しい。
例えば、特許文献1には、原稿画像データと、この原稿画像データに基づき画像が印刷された印刷物との色の対応関係を求めるために、原稿画像データと前記印刷物の読取画像データの幾何対応関係を推定し、この幾何対応関係に基づいて少なくとも一方に対し、両者を一致させる幾何変換を行うことにより両者の位置合わせを行って、色の対応する領域を抽出することが記載されている。
特開2016−72816号公報
しかしながら、特許文献1に記載の手法は、原稿画像データと読取画像データの内容(文字やレイアウト)が一致していることが前提であり、原稿画像データと色見本のように内容が異なる場合には位置合わせがうまくいかず、色合わせを行うことができない。また、対応する一部領域のみをスキャンする方法もあるが、該当領域のみをスキャンするのは煩雑である。
本発明の課題は、印刷用画像データの一部の色を文字やレイアウトの異なる色合わせ目標印刷物の色に合わせることができるようにすることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の色変換テーブル修正装置は、
印刷用画像データの色変換に用いる色変換テーブルを取得する色変換テーブル取得手段と、
前記印刷用画像データの色分布情報を取得する第1の色分布取得手段と、
前記印刷用画像データの一部の色合わせ目標となる画像領域を含む色合わせ目標印刷物を測色して色分布情報を取得する第2の色分布取得手段と、
前記印刷用画像データの色分布情報と前記色合わせ目標印刷物の色分布情報を色空間上で比較して、互いの色分布の形状が近似する領域を対応付けて抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された領域に基づいて前記印刷用画像データにおける修正対象の領域を決定し、前記色変換テーブルにおける前記修正対象の領域の色の変換情報を、前記色合わせ目標印刷物の前記修正対象の領域に対応する色に基づいて修正する修正手段と、
を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記抽出手段は、前記印刷用画像データの色分布情報及び前記色合わせ目標印刷物の色分布情報をそれぞれクラスタリングし、前記色空間上において代表色からの距離が所定の閾値以下の色の頻度が所定の閾値以上の色分布領域を前記比較の対象領域とし、前記対象領域間の距離が所定の閾値以下であり、かつ前記対象領域に含まれる色の頻度の差が所定の閾値以下の領域を前記色分布の形状が近似する領域として抽出する。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、
ユーザー操作に応じて前記抽出手段による抽出に用いられる前記閾値のそれぞれを設定する設定手段を備える。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明において、
ユーザーが色合わせ対象の色を指定するための指定手段を備え、
前記修正手段は、前記指定手段による指定結果と、前記色分布の形状が近似する領域の抽出結果とに基づいて、前記修正対象の領域を決定する。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の発明において、
前記修正対象の領域をユーザーに報知するための報知手段を備える。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明において、
前記抽出手段により抽出された領域をユーザーに報知するための報知手段と、
前記報知された領域の中からユーザーが領域を選択するための選択手段を備え、
前記修正手段は、前記選択手段により選択された領域を前記修正対象の領域と決定して前記色変換テーブルの修正を行う。
請求項7に記載の発明のプログラムは、
コンピューターを、
印刷用画像データの色変換に用いる色変換テーブルを取得する色変換テーブル取得手段、
前記印刷用画像データの色分布情報を取得する第1の色分布取得手段、
前記印刷用画像データの一部の色合わせ目標となる画像領域を含む色合わせ目標印刷物を測色して色分布情報を取得する第2の色分布取得手段、
前記印刷用画像データの色分布情報と前記色合わせ目標印刷物の色分布情報を色空間上で比較して、互いの色分布の形状が近似する領域を対応付けて抽出する抽出手段、
前記抽出手段により抽出された領域に基づいて前記印刷用画像データにおける修正対象の領域を決定し、前記色変換テーブルにおける前記修正対象の領域の色の変換情報を、前記色合わせ目標印刷物の前記修正対象の領域に対応する色に基づいて修正する修正手段、
として機能させる。
本発明によれば、印刷用画像データの一部の色を文字やレイアウトの異なる色合わせ目標印刷物の色に合わせることが可能となる。
印刷システムのシステム構成図である。 コントローラーの機能的構成を示すブロック図である。 色変換テーブル修正装置の機能的構成を示すブロック図である。 色変換テーブル修正処理を示すフローチャートである。 (a)は、印刷用画像データの一例を示す図、(b)は、印刷用画像データの色分布図である。 (a)は、色合わせ目標印刷物の一例を示す図、(b)は、色合わせ目標印刷物の色分布図である。 色合わせ対象の色をユーザーが指定するためのユーザーインターフェースの一例を示す図である。 色合わせ対象領域の表示の一例を示す図である。 ソースプロファイルの修正量のデータ構造を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。ただし、発明の範囲は図示例に限定されない。
まず、本発明の実施形態における印刷システム100の構成について説明する。
図1に、印刷システム100のシステム構成を示す。図1に示すように、印刷システム100は、プリンター10、コントローラー20、色変換テーブル修正装置30、印刷指示端末40a,40b,・・・を備え、各装置は、通信ネットワークNを介してデータ通信可能に接続されている。
プリンター10は、コントローラー20から受信したビットマップ形式の画像データ(CMYKデータ)に基づいて印刷を行う画像形成装置である。プリンター10における印刷方式としては、電子写真方式やインクジェット方式等の各種の印刷方式を採用することができる。
コントローラー20は、印刷指示端末40a,40b,・・・から送信された印刷データに対してラスタライズ(RIP処理)を行って印刷用画像データを作成し、印刷用画像データに色変換、スクリーニング等の画像処理を行ってプリンター10に送信する。なお、コントローラー20は、プリンター10に内蔵されていてもよい。また、コントローラー20とプリンター10とは、PCI接続等、専用線を介して接続されていてもよい。
色変換テーブル修正装置30は、コントローラー20において印刷用画像データに色変換処理を行う際に用いられる色変換テーブルを色合わせの目標となる色合わせ目標印刷物に基づいて修正する。なお、色変換テーブル修正装置30は、コントローラー20やプリンター10に内蔵されていてもよい。
印刷指示端末40a,40b,・・・は、プリンタードライバープログラムや専用のソフトウェアを用いて、コントローラー20に対して印刷指示を行う。具体的には、印刷指示端末40a,40b,・・・は、ユーザー操作に応じて、ジョブの情報としてコントローラー20が解釈可能なページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述された印刷データを生成し、生成された印刷データをコントローラー20に送信する。
図2に、コントローラー20の機能的構成を示す。図2に示すように、コントローラー20は、CPU(Central Processing Unit)21、RAM(Random Access Memory)22、記憶部23、操作部24、表示部25、通信部26等を備え、各部はバス27により接続されている。
CPU21は、コントローラー20の各部の処理動作を統括的に制御する。CPU21は、操作部24から入力される操作信号又は通信部26により受信される指示信号に応じて、記憶部23に格納されている各種処理プログラムを読み出してRAM22に展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を実行する。
例えば、CPU21は、印刷指示端末40a,40b,・・・から受信した印刷データ(PDLデータ)を解析し、RIP処理プログラム230との協働によりビットマップ形式の印刷用画像データ(CMYK値)に展開する(RIP(Raster Image Processer)処理)。また、印刷指示端末40a,40b,・・・から受信した印刷データに基づきジョブの一覧を生成して色変換テーブル修正装置30に送信する。また、色変換テーブル修正装置30からの要求に応じて、印刷用画像データ、デバイスプロファイル232、デバイスリンクプロファイル233(詳細後述)を色変換テーブル修正装置30に送信する。
また、CPU21は、色変換処理プログラム231との協働により、色変換テーブル修正装置30から受信した修正済みのデバイスプロファイル232又はデバイスリンクプロファイル233を用いて、印刷用画像データに対して色変換を行う。
RAM22は、CPU21により実行される各種処理プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成する。
記憶部23は、不揮発性の半導体メモリーやハードディスク等の記憶装置からなり、各種処理プログラムや各種処理に関するデータ、受信した印刷データ等を記憶する。例えば、記憶部23は、RIP処理プログラム230、色変換処理プログラム231、デバイスプロファイル232、デバイスリンクプロファイル233等を記憶する。デバイスプロファイル232、デバイスリンクプロファイル233は、色変換処理に用いられる色変換テーブルであり、一又は複数記憶されている。
デバイスプロファイル232は、モニターやプリンター等のデバイスに依存するデバイス値(CMYK値、RGB値等)と、デバイスに依存しない色彩値(XYZ値、L値等)と、を対応付けたものであり、デバイス値から色彩値への色変換テーブル(LUT:Look Up Table)と色彩値からデバイス値への色変換テーブルから構成される。例えば、CMYKプリンターのデバイスプロファイル232の場合、CMYK値からL値へのLUT(AtoBテーブルという。)と、L値からCMYK値へのLUT(BtoAテーブルという。)から構成される。色彩値は、プロファイルをつなぐ色空間となることから、プロファイルコネクションスペースと呼ばれる。
色変換処理を行うには、色合わせの目標とするデバイスのデバイスプロファイル232が必要となり、それをソースプロファイル(ターゲットプロファイル)と呼ぶ。例えば、ソースプロファイルとして、オフセット印刷機のプロファイルや、JapanColor等の標準的なプロファイルが選択される。そして、出力デバイスのデバイスプロファイル232をデスティネーションプロファイル(プリンタープロファイル)と呼ぶ。デスティネーションプロファイルとして、実際に出力するプリンター10のプロファイルが選択される。
入力された画像データのデバイス値(CMYK値、RGB値等)は、ソースプロファイルのAtoBテーブルを用いてデバイスに依存しない色彩値に変換され、この色彩値がデスティネーションプロファイルのBtoAテーブルを用いて出力デバイスのデバイス値(CMYK値)に変換される。この変換を経ることで、目標とするデバイスのデバイス値に対応するプリンター10のCMYK値を求めることができる。
デバイスリンクプロファイル233は、入力デバイスのデバイス値から色彩値への色変換テーブルと色彩値から出力デバイスのデバイス値への色変換テーブルを一つのLUTにしたものである。つまり、デバイスリンクプロファイル233は、入力デバイスのデバイス値と出力デバイスのデバイス値を対応付けたLUTである。デバイスリンクプロファイル233を用いることにより、色変換が一度で済むとともに、CMYK値の場合、3次元のL値等に変換しなくてよいので、墨版の情報を残すことができる等、情報の欠損が少なくなる。ただし、デバイスリンクプロファイル233だけでは、色彩値を取得することはできない。
デバイスリンクプロファイル233の場合、一つのLUTのみから構成される。入力画像データのデバイス値は、デバイスリンクプロファイル233のLUTを用いて、出力デバイスのCMYK値に変換される。
本実施形態においては、デバイスプロファイル232として、入力された印刷データをRIP処理することにより得られた印刷用画像データ(CMYK値)を色彩値に変換するためのソースプロファイル、スキャナー50により読み取られた読取画像データ(RGB値)を色彩値に変換するためのソースプロファイル(以下、スキャナープロファイルと呼ぶ)、色彩値をプリンター10のCMYK値に変換するためのデスティネーションプロファイルが記憶されている。
また、デバイスリンクプロファイル233として、入力された印刷データをRIP処理することにより得られた印刷用画像データ(CMYK値)を目標とするデバイスのデバイス値に対応するプリンター10のCMYK値に変換するためのデバイスリンクプロファイル233が記憶されている。
操作部24は、カーソルキー、文字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、ユーザーによる操作入力を受け付ける。操作部24は、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号をCPU21に出力する。
表示部25は、LCD(Liquid Crystal Display)を備え、CPU21からの指示に従って、各種操作画面や各種処理結果を表示する。
通信部26は、通信ネットワークNを介して外部装置との間でデータの送受信を行う。
図3に、色変換テーブル修正装置30の機能的構成を示す。図3に示すように、色変換テーブル修正装置30は、CPU31、RAM32、記憶部33、操作部34、表示部35、通信部36、IF(Inter Face)部37等を備え、各部はバス38により接続されている。
CPU31は、色変換テーブル修正装置30の各部の処理動作を統括的に制御する。CPU31は、操作部34から入力される操作信号又は通信部36により受信される指示信号に応じて、記憶部33に格納されている各種処理プログラムを読み出してRAM32に展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を実行する。
例えば、CPU31は、色変換テーブル修正処理プログラム331との協働により後述する色変換テーブル修正処理を実行し、選択されたジョブの印刷用画像データに適用する色変換テーブルをコントローラー20から取得して修正し、コントローラー20に送信する。CPU31は、色変換テーブル修正処理を実行することにより、色変換テーブル取得手段、第1の色分布情報取得手段、第2の色分布情報取得手段、抽出手段、修正手段、設定手段として機能する。
RAM32は、CPU31により実行される各種処理プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成する。
記憶部33は、不揮発性の半導体メモリーやハードディスク等の記憶装置からなり、各種処理プログラムや各種処理に関するデータ等を記憶する。例えば、記憶部33は、色変換テーブル修正処理プログラム331等を記憶する。
操作部34は、カーソルキー、文字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、ユーザーによる操作入力を受け付ける。操作部34は、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号をCPU31に出力する。
操作部34は、指定手段として機能する。
表示部35は、LCDを備え、CPU31からの指示に従って、各種操作画面や各種処理結果を表示する。例えば、表示部35は、色変換テーブルを修正する際のGUI(Graphical User Interface、例えば、図7、図8参照)を表示する。
表示部35は、報知手段として機能する。
通信部36は、通信ネットワークNを介して外部装置との間でデータの送受信を行う。例えば、通信部36は、色変換テーブル修正装置30において修正された色変換テーブルをコントローラー20に送信する。
IF部37は、スキャナー50から色合わせの目標となる色合わせ目標印刷物を読み取ることにより得られた読取画像データ(RGB値)を受信する。
次に、本実施形態の動作について説明する。
図4は、色変換テーブル修正装置30において実行される色変換テーブル修正処理を示すフローチャートである。色変換テーブル修正処理は、印刷用画像データの一部の色を色合わせ目標印刷物に含まれる画像領域の色に合わせたい場合に、コントローラー20に記憶されている、印刷用画像データの色変換に用いる色変換テーブル(デバイスプロファイル232又はデバイスリンクプロファイル233)の一部を色合わせ目標印刷物の色に基づいて修正する処理である。
色変換テーブル修正装置30は、操作部34により、ジョブ一覧からジョブが選択され、当該ジョブにおいて色変換に用いる色変換テーブルの修正の実行が指示された際に、CPU31と、記憶部33に記憶されている色変換テーブル修正処理プログラム331との協働によるソフトウェア処理によって実現される。
なお、図4においては、色変換テーブルとしてデバイスプロファイル232を用いる場合を例にとり説明する。
まず、CPU31は、選択されたジョブの印刷用画像データの色変換に用いる色変換テーブル(ここでは、デバイスプロファイル232)をコントローラー20から取得する(ステップS1)。
ステップS1において、CPU31は、デバイスプロファイル232、すなわち、印刷用画像データ(CMYK値)を色彩値に変換するためのソースプロファイル、及び色彩値を印刷を行うプリンター10のCMYK値に変換するためのデスティネーションプロファイルをコントローラー20から取得する。併せて、スキャナー50により読み取られた読取画像データ(RGB値)を色彩値に変換するためのスキャナープロファイルを取得する。
次いで、CPU31は、選択されたジョブの印刷用画像データをコントローラー20から取得する(ステップS2)。
なお、色変換テーブル修正装置30にRIP処理プログラムを備える構成とし、コントローラー20から印刷データを受信して色変換テーブル修正装置30にてRIP処理を行って印刷用画像データを取得することとしてもよい。
次いで、CPU31は、色合わせ目標印刷物の読取画像データを取得する(ステップS3)。
例えば、CPU31は、スキャナー50においてユーザー操作に応じて色合わせ目標印刷物を読み取ることにより得られた読取画像データをIF部37を介して受信する。色合わせ目標印刷物は、印刷用画像データの一部の色合わせ目標となる画像領域を含む印刷物である。
次いで、CPU31は、印刷用画像データの色分布情報を取得する(ステップS4)。
例えば、CPU31は、印刷用画像データをソースプロファイルを用いて画素ごとにL値に変換することにより印刷用画像データの色分布情報を取得する。
次いで、CPU31は、色合わせ目標印刷物の色分布情報を取得する(ステップS5)。
例えば、CPU31は、色合わせ目標印刷物の読取画像データをスキャナープロファイルを用いて画素ごとにL値に変換することにより色合わせ目標印刷物の色分布情報を取得する。
次いで、CPU31は、印刷用画像データの色分布情報と、色合わせ目標印刷物の色分布情報とを比較し、色空間上において互いの色分布の形状が近似している領域を対応付けて抽出する(ステップS6)。
例えば、CPU31は、まず、印刷用画像データの色分布情報と色合わせ目標印刷物の色分布情報のそれぞれを色空間(ここでは、L色空間)にプロットしてK−平均法などでクラスタリングし、クラスタリングにより分類された複数の色分布領域のうち、代表色からの距離が所定の閾値TH0以下の色の頻度が所定の閾値TH1以上の色分布領域を比較の対象領域として抽出する。代表色は、例えば、色分布領域に含まれる色の代表点(例えば、重心、中心、又は平均)の色である。なお、代表色からの距離が所定の閾値TH0以下の色の頻度は、印刷用画像データ又は色合わせ目標印刷物の読取画像データにおける、上記代表色からの距離が所定の閾値TH0以下の色の画素数をカウントすることにより求めることができる。
図5(a)に、印刷用画像データの一例を示す。図5(b)に、図5(a)に示す印刷用画像データをソースプロファイルを用いてL値に変換し、L色空間上にプロットした色分布図を示す。なお、図5(b)においては、色の頻度を、その色を中心とする円の大きさ(面積)で示している。
図6(a)に、色合わせ目標印刷物の一例を示す。図6(b)に、図6(a)に示す色合わせ目標印刷物を読み取った読取画像データをスキャナープロファイルを用いてL値に変換し、L色空間上にプロットした色分布図を示す。なお、図6(b)においても同様に、色の頻度を、その色を中心とする円の大きさ(面積)で示している。
図5(b)、図6(b)に円で示した各領域がクラスタリングにより分類された複数の色分布領域である。
次いで、CPU31は、印刷用画像データの色分布情報から抽出した比較の対象領域と色合わせ目標印刷物の色分布情報から抽出した比較の対象領域を比較し、対象領域間の色空間上の距離が所定の閾値TH2以内であり、かつ、対象領域に含まれる色の頻度の差が所定の閾値TH3以内である領域を、互いの色分布の形状が近似している領域として対応付けて抽出する。ここで、対象領域に含まれる色の頻度は、印刷用画像データや色合わせ目標印刷物の読取画像データにおける対象領域に含まれる色の画素数をカウントすることにより求めることができる。
ステップS6により、印刷用画像データと色合わせ目標印刷物とで色及び大きさ(面積)が概ね一致している領域、すなわち、同じオブジェクトとみなせる領域を抽出することができる。
なお、閾値TH0〜閾値TH3は、ユーザーの操作部34の操作により設定することができる。すなわち、どれだけ色分布の形状が近い領域を色が対応する領域として抽出するかをユーザーが設定することができる。
次いで、CPU31は、ユーザーにより色合わせ対象の色が指定されたか否かを判断する(ステップS7)。
例えば、CPU31は、図7に示すように、印刷用画像データに基づく画像と色合わせ目標印刷物の読取画像データに基づく画像を表示部35に表示させ、操作部34による色合わせ対象の色の指定を受け付ける。例えば、印刷用画像データに基づく画像上から色合わせ対象の色の指定を受け付ける。色は点で指定しても領域で指定してもよい。
ここで、色分布図上での比較だけでなく、ユーザーによる指定も用いることで、ユーザーの意図に即した色合わせが可能となる。
ユーザーにより色合わせ対象の色が指定されたと判断した場合(ステップS7;YES)、CPU31は、色分布の形状が近似する領域の抽出結果とユーザーによる色合わせ対象の色の指定結果に基づいて色合わせ対象領域(修正対象の領域)を決定して強調表示し(ステップS8)、ステップS10に移行する。
例えば、色分布の形状が近似する領域として抽出された領域のうち、ユーザーが指定した色の領域を色合わせ対象領域として、すなわち、色変換テーブルの修正対象の領域として決定して強調表示する。
なお、両者が一致しない場合は、例えば、閾値TH0〜TH3を再設定して色分布の形状が近似する領域の再抽出等を行う。
ユーザーにより色合わせ対象の色が指定されていないと判断した場合(ステップS7;NO)、CPU31は、色分布の形状が近似する領域の抽出結果に基づいて色合わせ対象領域を決定して強調表示し(ステップS9)、ステップS10に移行する。
例えば、色分布の形状が近似する領域として抽出された領域の全てを色合わせ対象領域として、すなわち、色変換テーブルの修正対象の領域として決定して強調表示する。
図8に、ステップS8、S9における、色合わせ対象領域の表示の一例を示す。ステップS8、S9では、色合わせ対象領域を点滅や縁取り、フォーカス(対象以外はグレーアウト(図8の例))などにより強調表示し、ユーザーに報知する。
次いで、CPU31は、表示された領域の色合わせ(色変換テーブルの修正)の実行が指示されたか否かを判断する(ステップS10)。
例えば、操作部34により図8のYESが押下された場合、表示された領域の色合わせの実行が指示されたと判断する。
なお、ユーザーからの最終確認を経て色合わせを実行することが好ましいが、ステップS10の判断をスキップして、ステップS11に移行してもよい。
表示された領域の色合わせ(色変換テーブルの修正)の実行が指示されたと判断した場合(ステップS10;YES)、CPU31は、決定した色合わせ対象領域に基づいて、色変換テーブルを修正する修正色のリストを作成する(ステップS11)。
ステップS11においては、例えば、印刷用画像データの決定した色合わせ対象領域内の色(例えば、代表色)を修正色として修正色リストを作成する。色合わせを行う領域が1色の領域であれば1色だけのリストとなるが、例えば、グラデーション等の多数の色を含む領域であれば、一定の範囲をもった複数色のリストが作成される。
次いで、CPU31は、修正色リストの各色について、デバイスプロファイル232のソースプロファイルにおける修正量を算出する(ステップS12)。
ここで、修正色リストの各修正色を色合わせ目標印刷物の色に合わせるためには、ソースファイルにおける各修正色の色彩値が、色合わせ目標印刷物の上記修正色に対応する色(例えば、対応する色合わせ対象領域内の代表色等)の色彩値となるように、ソースプロファイルを修正すればよい。
そこで、ステップS12においては、修正色リストの各修正色について、印刷用画像データの値(デバイス値)をソースプロファイルにより色彩値に変換した値と、色合わせ目標印刷物の上記修正色に対応する色(例えば、対応する色合わせ対象領域内の代表色等)の色彩値との差分をソースプロファイルにおける当該修正色に対応する色彩値の修正量として算出する。なお、修正色をピンポイントで修正するのではなく、その周囲の色も一定の範囲をもたせて減衰しながら修正するほうがトーンジャンプの発生を軽減できるので好ましい。
図9に、ソースプロファイルの修正量のデータ構造を示す。図9に示すように、ソースプロファイルにおける各修正色の修正前の色彩値をL,a,b、色合わせ目標印刷物に基づく修正後の色彩値をL’,a’,b’とすると、修正量ΔL,Δa,Δbは、以下の(式1)により求めることができる。
ΔL=L’−L
Δa=a’−a
Δb=b’−b ・・・(式1)
次いで、CPU31は、修正色リストに記載された全点の修正量を算出したか否かを判断する(ステップS13)。
修正色リストに記載された全点の修正量を算出していないと判断した場合(ステップS13;NO)、CPU31は、ステップS12に戻る。
修正色リストに記載された全点の修正量を算出したと判断した場合(ステップS13;YES)、CPU31は、算出した修正量に基づいて、ソースプロファイルの修正を行い(ステップS14)、色変換テーブル修正処理を終了する。
ステップS14においては、算出した修正量をソースプロファイルの該当する色彩値に加算することにより、ソースプロファイルを修正する。なお、複数の点(修正色)の修正の影響を受ける色(グリッド)に関しては修正量の平均化などを行い、想定以上の修正がかからないようにすることが好ましい。また、全点の移動平均を算出する等、スムージング計算を行って、ソースプロファイルの修正を行っても良い。
上記説明では、デバイスプロファイル232を修正する例について示したが、デバイスリンクプロファイル233の修正も実質的に同じ処理を行うことができる。
デバイスリンクプロファイル233の修正方法としては、まず、上述の修正色の色彩値L,a,bをデバイスプロファイル232のデスティネーションプロファイルを用いてプリンター10のデバイス値であるC,M,Y,Kに変換する。同様に、修正色に対応する色合わせ目標印刷物の色彩値L’,a’,b’をデバイスプロファイル232のデスティネーションプロファイルを用いてプリンター10のデバイス値であるC’,M’,Y’,K’に変換する。そして、C’,M’,Y’,K’とC,M,Y,Kの差分ΔC,ΔM,ΔY,ΔKを、デバイスリンクプロファイル233の修正色に対応するCMYK値に加算する。これにより、デバイスリンクプロファイル233の修正色の変換情報を色合わせ目標印刷物に合わせて修正することができる。
色変換テーブル修正処理が終了すると、CPU31は、修正したデバイスプロファイル232又はデバイスリンクプロファイル233をジョブIDに対応付けて通信部36によりコントローラー20に送信する。コントローラー20のCPU21は、受信したジョブIDのジョブの色変換時に受信した修正済みのデバイスプロファイル232又はデバイスプロファイル232を用いて色変換処理を行う。これにより、色合わせ対象領域の色を色合わせ目標印刷物の同等の色に合わせることが可能となる。
以上説明したように、色変換テーブル修正装置30のCPU31によれば、選択されたジョブの印刷用画像データ及び当該印刷用画像データの色変換に用いる色変換テーブルであるデバイスプロファイル232をコントローラー20から取得し、印刷用画像データをデバイスプロファイル232のソースプロファイルを用いて色彩値に変換して色分布情報を取得し、色合わせ目標印刷物をスキャナー50により読み取った読取画像データをスキャナープロファイルにより色彩値に変換して色分布情報を取得する。そして、印刷用画像データの色分布情報と色合わせ目標印刷物の色分布情報を色空間上で比較して、互いの色分布の形状が近似する領域を対応付けて抽出し、抽出した領域に基づいて印刷用画像データにおける色合わせ対象領域(修正対象の領域)を決定し、ソースプロファイルにおける色合わせ対象領域の色の変換情報を、色合わせ目標印刷物の前記色合わせ対象領域に対応する色に基づいて修正する。
したがって、印刷用画像データと色合わせ目標印刷物の色分布に基づいて色合わせ対象領域を決定するので、印刷用画像データと色合わせ目標印刷物の文字やレイアウトが異なる場合であっても、印刷用画像データの一部の色を色合わせ目標印刷物の色に合わせることが可能となる。
上記の互いの色分布の形状が近似する領域は、例えば、印刷用画像データの色分布情報及び色合わせ目標印刷物の色分布情報をそれぞれクラスタリングし、色空間上において代表色からの距離が所定の閾値以下の色の頻度が所定の閾値以上の色分布領域を比較の対象領域とし、対象領域間の距離が所定の閾値以下であり、かつ対象領域に含まれる色の頻度の差が所定の閾値以下の領域を抽出することにより取得することができる。
また、例えば、ユーザーが色合わせ対象の色を指定するためのユーザーインターフェースを備え、ユーザーによる指定結果と、色分布の形状が近似する領域の抽出結果とに基づいて、色合わせ対象領域を決定するようにすることで、ユーザーの意図する色合わせが可能となる。
また、上記の互いの色分布の形状が近似する領域を抽出する際に用いる閾値のそれぞれをユーザー操作に応じて設定するための設定手段を備えることで、どれだけ色分布が近い領域を抽出するのかをユーザーが指定することが可能となる。
また、色合わせ対象領域を表示してユーザーに報知することで、どの領域について色合わせを行うのかをユーザーが確認することが可能となる。
また、報知された領域に対する修正の実行をユーザーが指示するためのユーザーインターフェースを備え、ユーザーの指示に応じて、色変換テーブルの修正を行うようにすることで、ユーザーの意図しない修正が行われることを抑制することができる。
なお、上記実施形態における記述は、本発明に係る色変換テーブル修正装置の好適な例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、色彩値としてL色空間を用いることとして説明したが、XYZ色空間、CIECAM02色空間、CIELUV色空間等を用いることもできる。
また、上記実施形態では、色合わせ目標印刷物をスキャナー50を用いて測色し色彩値を取得することとして説明したが、デジタルカメラを用いて測色してもよいし、測色計を用いて測色することとしてもよい。
また、上記実施形態では、ステップS6における色分布の形状が近似する領域の抽出結果、又は、この抽出結果とユーザーによる色合わせ対象の色の指定結果とに基づいて色合わせ対象領域(修正対象の領域)を決定することとして説明したが、例えば、ステップS6において抽出された領域を表示部35に表示することによりユーザーに報知し、表示された領域の中からユーザーが操作部34により選択した領域を色合わせ対象領域(修正対象の領域)に決定することとしてもよい。これにより、ユーザーの意図する領域の色合わせが可能となる。
また、以上の説明では、各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピューター読み取り可能な媒体として不揮発性の半導体メモリーやハードディスクを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピューター読み取り可能な媒体として、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)を適用することとしてもよい。
その他、色変換テーブル修正装置や印刷システムを構成する各部の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
10 プリンター
20 コントローラー
30 色変換テーブル修正装置
31 CPU
32 RAM
33 記憶部
34 操作部
35 表示部
36 通信部
37 IF部
40a,40b,・・・ 印刷指示端末
50 スキャナー
100 印刷システム
230 RIP処理プログラム
231 色変換処理プログラム
232 デバイスプロファイル
233 デバイスリンクプロファイル
331 色変換テーブル修正処理プログラム
N 通信ネットワーク

Claims (7)

  1. 印刷用画像データの色変換に用いる色変換テーブルを取得する色変換テーブル取得手段と、
    前記印刷用画像データの色分布情報を取得する第1の色分布取得手段と、
    前記印刷用画像データの一部の色合わせ目標となる画像領域を含む色合わせ目標印刷物を測色して色分布情報を取得する第2の色分布取得手段と、
    前記印刷用画像データの色分布情報と前記色合わせ目標印刷物の色分布情報を色空間上で比較して、互いの色分布の形状が近似する領域を対応付けて抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された領域に基づいて前記印刷用画像データにおける修正対象の領域を決定し、前記色変換テーブルにおける前記修正対象の領域の色の変換情報を、前記色合わせ目標印刷物の前記修正対象の領域に対応する色に基づいて修正する修正手段と、
    を備える色変換テーブル修正装置。
  2. 前記抽出手段は、前記印刷用画像データの色分布情報及び前記色合わせ目標印刷物の色分布情報をそれぞれクラスタリングし、前記色空間上において代表色からの距離が所定の閾値以下の色の頻度が所定の閾値以上の色分布領域を前記比較の対象領域とし、前記対象領域間の距離が所定の閾値以下であり、かつ前記対象領域に含まれる色の頻度の差が所定の閾値以下の領域を前記色分布の形状が近似する領域として抽出する請求項1に記載の色変換テーブル修正装置。
  3. ユーザー操作に応じて前記抽出手段による抽出に用いられる前記閾値のそれぞれを設定する設定手段を備える請求項1又は2に記載の色変換テーブル修正装置。
  4. ユーザーが色合わせ対象の色を指定するための指定手段を備え、
    前記修正手段は、前記指定手段による指定結果と、前記色分布の形状が近似する領域の抽出結果とに基づいて、前記修正対象の領域を決定する請求項1に記載の色変換テーブル修正装置。
  5. 前記修正対象の領域をユーザーに報知するための報知手段を備える請求項1〜4のいずれか一項に記載の色変換テーブル修正装置。
  6. 前記抽出手段により抽出された領域をユーザーに報知するための報知手段と、
    前記報知された領域の中からユーザーが領域を選択するための選択手段を備え、
    前記修正手段は、前記選択手段により選択された領域を前記修正対象の領域と決定して前記色変換テーブルの修正を行う請求項1〜3のいずれか一項に記載の色変換テーブル修正装置。
  7. コンピューターを、
    印刷用画像データの色変換に用いる色変換テーブルを取得する色変換テーブル取得手段、
    前記印刷用画像データの色分布情報を取得する第1の色分布取得手段、
    前記印刷用画像データの一部の色合わせ目標となる画像領域を含む色合わせ目標印刷物を測色して色分布情報を取得する第2の色分布取得手段、
    前記印刷用画像データの色分布情報と前記色合わせ目標印刷物の色分布情報を色空間上で比較して、互いの色分布の形状が近似する領域を対応付けて抽出する抽出手段、
    前記抽出手段により抽出された領域に基づいて前記印刷用画像データにおける修正対象の領域を決定し、前記色変換テーブルにおける前記修正対象の領域の色の変換情報を、前記色合わせ目標印刷物の前記修正対象の領域に対応する色に基づいて修正する修正手段、
    として機能させるためのプログラム。
JP2019183372A 2019-10-04 2019-10-04 色変換テーブル修正装置及びプログラム Active JP7331602B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019183372A JP7331602B2 (ja) 2019-10-04 2019-10-04 色変換テーブル修正装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019183372A JP7331602B2 (ja) 2019-10-04 2019-10-04 色変換テーブル修正装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021061489A true JP2021061489A (ja) 2021-04-15
JP7331602B2 JP7331602B2 (ja) 2023-08-23

Family

ID=75380457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019183372A Active JP7331602B2 (ja) 2019-10-04 2019-10-04 色変換テーブル修正装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7331602B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06237372A (ja) * 1993-02-10 1994-08-23 Dainippon Printing Co Ltd カラー画像の特定領域の色修正方法
JP2007535829A (ja) * 2004-05-17 2007-12-06 セイコーエプソン株式会社 画像処理方法、画像処理装置及びプログラム
JP2016072816A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 富士フイルム株式会社 画像読取装置及び方法、並びに読取領域表示装置及び方法、並びにプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06237372A (ja) * 1993-02-10 1994-08-23 Dainippon Printing Co Ltd カラー画像の特定領域の色修正方法
JP2007535829A (ja) * 2004-05-17 2007-12-06 セイコーエプソン株式会社 画像処理方法、画像処理装置及びプログラム
JP2016072816A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 富士フイルム株式会社 画像読取装置及び方法、並びに読取領域表示装置及び方法、並びにプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7331602B2 (ja) 2023-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8767232B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and computer-readable storage medium
US9189714B2 (en) Apparatus and method for enlarging object included in image data, and storage medium therefor
KR102323909B1 (ko) 화상 처리 장치, 화상 처리 방법, 및 기억 매체
US10706340B2 (en) Image processing apparatus and method for controlling the same with character attribute indicating that pixel is pixel of a character
US8848243B2 (en) Image processing apparatus, controlling method of image processing apparatus, and storage medium
JP2006197457A (ja) カラーチャート作成方法、カラーチャート作成装置、およびカラーチャート作成プログラム、ならびに色変換定義修正方法
US11323579B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
US11636294B2 (en) Image forming apparatus, control method thereof, and storage medium
US20220006921A1 (en) Control apparatus, color adjustment method, and storage medium
US11503188B2 (en) Image processing apparatus, control method for controlling image processing apparatus, and storage medium
US9967407B2 (en) Image reading device and method, reading area display device and method, and program
US9813592B2 (en) Image forming apparatus, storage medium, and color conversion method
JP7331602B2 (ja) 色変換テーブル修正装置及びプログラム
US20220171581A1 (en) Color conversion table generation device and recording medium
JP7321885B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
JP7443745B2 (ja) 色変換装置、色変換方法及びプログラム
JP6428039B2 (ja) 色変動監視装置、画像形成装置及びプログラム
US11070687B2 (en) Image forming apparatus, control method thereof and storage medium
US20230224421A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
US8564837B2 (en) Image processing apparatus, method, and program product for generating a color image visible under ordinary light with a latent image region easily discriminated under infrared light
JP6051526B2 (ja) 画像処理システム、画像形成装置、画像処理プログラム、および画像処理方法
JP2007184829A (ja) 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法及びプログラム
JP2007324864A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム
JP2019062299A (ja) 情報処理装置、画像形成システム及びプログラム
JP2020044673A (ja) 印刷装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230623

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230711

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230724

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7331602

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150