JP2021038292A - 活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキ、およびそれを用いた印刷物の製造方法 - Google Patents

活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキ、およびそれを用いた印刷物の製造方法 Download PDF

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光男 金
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広樹 関口
暁人 伊藤
Akihito Ito
暁人 伊藤
武治郎 井上
Takejiro Inoue
武治郎 井上
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Abstract

【課題】基材に対して高密着性および高耐熱性を示す活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキ、およびそれを用いた印刷物の製造方法を提供する。【解決手段】(a)窒素原子を有するエチレン性不飽和化合物、および(b)アクリル樹脂を含有し、かつ、該(b)アクリル樹脂が下記一般式(1)等で表される部分構造を含む、活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキ。(一般式(1)において、R1は、それぞれ独立して水素原子またはメチル基を表す。)【選択図】なし

Description

本発明は、活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキ、およびそれを用いた印刷物の製造方法に関する。
活性エネルギー線硬化型印刷は、高速、大量、安価に印刷物を供給するシステムとして広く普及している印刷方式であり、特に近年においては、生産性の高さから、水銀ランプやメタルハライドランプ等の光源を用いる活性エネルギー線硬化型印刷の利用が、多くの分野で広がっている。
従来、印刷の基材としては紙が主流であったが、近年、印刷適用品種の多様化からプラスチックフィルムへの印刷が行われている。しかしながら、活性エネルギー線硬化型印刷用インキは、無溶剤系であることから塗加工性を保持するために低分子量の反応性希釈剤が配合されることや樹脂構造がある程度限定されていることなどから、基材に対する密着性に乏しく、そのために市場が限定されていたところあった。基材への密着性を改善させる方法として、例えば特許文献1には、鎖状脂肪族ジオールのジ(メタ)アクリル酸エステルを含有する活性エネルギー線硬化型感光性組成物をインキとして用いることが知られている。
特開2013−241580号
しかしながら、特許文献1に係るインキは、プラスチックフィルムへの密着性および耐熱性が不十分であるという課題があった。
そこで、本発明は、かかる従来技術の課題を克服し、プラスチックフィルム、金属などの基材に対して高密着性および高耐熱性を示す活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキ、およびそれを用いた印刷物の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、(a)窒素原子を有するエチレン性不飽和化合物、および(b)アクリル樹脂を含有し、かつ、該(b)アクリル樹脂が下記一般式(1)ないし一般式(3)で表される部分構造を含む、活性エネルギー線硬化型印刷用インキである。
Figure 2021038292
(一般式(1)において、Rは、それぞれ独立して水素原子またはメチル基を表す。)
Figure 2021038292
(一般式(2)において、Rは、それぞれ独立して炭素数1以上15以下のアルキル基を表し、Rは、それぞれ独立して水素原子またはメチル基を表す。)
Figure 2021038292
(一般式(3)において、Rはそれぞれ独立して水素原子またはメチル基を表す。)
本発明によれば、プラスチックフィルム、金属などの基材に対して、密着性および耐熱性を示す活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキ、およびそれを用いた印刷物の製造方法を提供することができる。
以下、本発明に係る活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキ、およびそれを用いた印刷物の製造方法の実施形態を詳細に説明する。ただし、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、目的や用途に応じて種々に変更して実施することができる。
本発明に係る活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキは、(a)窒素原子を有するエチレン性不飽和化合物を含む。(a)窒素原子を有するエチレン性不飽和化合物における窒素原子は紫外線や電子線による硬化を促進し、得られる印刷物に残存するエチレン性不飽和化合物が低減するため好ましい。(a)窒素原子を有するエチレン性不飽和化合物とは、化合物中に窒素原子を有していればよく、イミド基、アミド基、オキサゾリドン環、モルホリノ基、およびイソシアヌル環から選ばれる群から少なくとも一種を含むものであることが好ましい。
オキサゾリドン環とは、下記一般式(4)で表される部分構造を指す。
Figure 2021038292
モルホリノ基とは、下記一般式(5)で表される部分構造を指す。
Figure 2021038292
イソシアヌル環とは、下記一般式(6)で表される部分構造を指す。
Figure 2021038292
(a)窒素原子を有するエチレン性不飽和化合物の具体例としては、N−アクリロイルオキシエチルヘキサヒドロフタルイミド、アクリロイルモルホリン、オキサゾリドンアクリレート、アクリルアミド、メタクリルアミド、ブトキシメチルアクリルアミド、ヒドロキシエチルアクリルアミド、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、ダイアセトンアクリルアミド、ヒドロキシメチル(メタ)アクリルアミド、ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミド、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリルアミド、ジヒドロキシエチレンビス(メタ)アクリルアミドジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアノミエチル(メタ)アクリレート、6−(ジエチルアミノ)ヘキシル(メタ)アクリルアミド、p−ビニルベンジルーN,N−ジメチルアミン、イソシアヌル酸EO変性ジアクリレート、イソシアヌル酸EO変性トリアクリレート等が挙げられる。上記の中でもアクリロイルオキシエチルヘキサヒドロフタルイミド、アクリロイルモルホリン、オキサゾリドンアクリレート、イソシアヌル酸EO変性ジアクリレートが特に好ましい。
また、(a)窒素原子を有するエチレン性不飽和化合物として、脂環骨格または炭素数2から18の脂肪族骨格、並びに活性水素を有する(メタ)アクリレートを含むことが好ましい。そのような(メタ)アクリレートとしては、ヒドロキシメチル(メタ)アクリルアミド、ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミド、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリルアミド、ジヒドロキシエチレンビス(メタ)アクリルアミドなどが挙げられる。
本発明に係る活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキは、(b)アクリル樹脂を含み、当該(b)アクリル樹脂は、一般式(1)ないし一般式(3)で表される部分構造を含む。
Figure 2021038292
Figure 2021038292
Figure 2021038292
一般式(1)において、Rは、それぞれ独立して水素またはメチル基を表す。また、一般式(2)において、Rは、それぞれ独立して炭素数1以上15以下のアルキル基を表す。Rのアルキル基は直鎖アルキル基であっても分岐鎖アルキル基であってもよい。分岐鎖アルキル基の側鎖としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基が好ましい。Rが分岐鎖アルキル基である場合、Rの炭素数は側鎖を含めたものを指す。耐地汚れ性を向上させる観点からはRの炭素数が1以上4以下であることが好ましく、転移性を向上させる観点からはRの炭素数が5以上15以下であることが好ましい。また、Rの炭素数が1以上4以下である一般式(2)で表される部分構造と、Rの炭素数が5以上15以下である一般式(2)で表される部分構造とを1分子中に有するアクリル樹脂であってもよい。また別の態様では、Rの炭素数が1以上4以下である一般式(2)で表される部分構造を有するアクリル樹脂と、Rの炭素数が5以上15以下である一般式(2)で表される部分構造を有する他のアクリル樹脂との混合物であってもよい。
本発明に係る活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキにおいて、(b)アクリル樹脂全量における一般式(1)で表される部分構造の質量の割合をp質量%と表すとき、耐地汚れの観点から5≦p≦55であることが好ましく、10≦p≦50であることがより好ましく、20≦p≦45であることがさらに好ましい。
本発明に係る活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキにおいて、(b)アクリル樹脂全量における一般式(2)で表される部分構造の質量の割合をq質量%と表すとき、転移性の観点から5≦q≦40であることが好ましく、10≦q≦35であることがより好ましく、15≦q≦30であることがさらに好ましい。
本発明に係る活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキにおいて、(b)アクリル樹脂全量における一般式(3)で表される部分構造の質量の割合をr質量%と表すとき、顔料の分散性の観点から5≦r≦50であることが好ましく、10≦r≦45であることがより好ましく、20≦r≦40であることがさらに好ましい。
(b)アクリル樹脂の重量平均分子量は、5,000以上であると、活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキの耐地汚れ性が向上するため好ましい。より好ましくは15,000以上、さらに好ましくは20,000以上である。また、重量平均分子量は100,000以下であると、活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキの流動性が保たれるため好ましい。より好ましくは75,000以下、さらに好ましくは50,000以下である。なお、前記樹脂の重量平均分子量はゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)を用い、ポリスチレン換算で測定を行い、得ることができる。
(b)アクリル樹脂は、一般式(3)の部分構造を有するため、親水性基としてカルボキシル基を含む。カルボキシル基は、顔料分散性が良好であるため好ましい。また、その他の親水性基としては、ヒドロキシ基、アミノ基、メルカプト基、スルホ基、リン酸基などが好ましく挙げられ、中でも顔料の分散性が良好な、ヒドロキシ基がより好ましい。
(b)アクリル樹脂の具体例としては、特に限定されないが、(メタ)アクリル酸共重合体、(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、スチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、スチレン−(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、スチレン−マレイン酸−(メタ)アクリル酸共重合体、スチレン−マレイン酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体などが挙げられる。中でも、スチレン−(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体がより好ましい。
(b)アクリル樹脂の酸価は、30mgKOH/g以上であると、活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキの顔料分散性が良好で、かつ耐地汚れ性が向上するため好ましい。より好ましくは60mgKOH/g以上、さらに好ましくは75mgKOH/g以上である。また、前記酸価は250mgKOH/g以下であると、本発明の活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキの転移性が保たれるため好ましい。より好ましくは200mgKOH/g以下、さらに好ましくは150mgKOH/g以下である。なお、前記樹脂の酸価は、JIS K 0070:1992の試験方法第3.1項の中和滴定法に準拠して求めることができる。
本発明に係る活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキは、前記アクリル樹脂を5質量%以上50質量%以下含むことが好ましく、10質量%以上30質量以下含むことがより好ましい。前記樹脂の含有量が上記範囲内にあることで、インキの顔料分散性および耐地汚れ性を良好に保つことが出来る。
本発明に係る活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキは、(c)窒素原子を含有しない単官能エチレン性不飽和化合物および(d)窒素原子を含有しない多官能エチレン性不飽和化合物のうち少なくとも一方を含むことが好ましい。また、アクリル樹脂に対する良好な相溶性を得るためには(c)窒素原子を含有しない単官能エチレン性不飽和化合物および(d)窒素原子を含有しない多官能エチレン性不飽和化合物100質量部に対して(c)窒素原子を含有しない単官能エチレン性不飽和化合物の含有量が、3質量%以上が好ましく、5質量%以上がより好ましく、10質量%以上がさらに好ましい。また、インキの粘度を調整し、良好な流動性を得るために、60質量%以下が好ましく、50質量%以下がより好ましく、40質量%以下がさらに好ましい。
(c)窒素原子を含有しない単官能エチレン性不飽和化合物の具体例としては、ヘキシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、イソステアリル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、ノルボルニル(メタ)アクリレート、ノルボルナン−2−メタノール(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、トリシクロペンテニル(メタ)アクリレート、トリシクロペンテニルオキシ(メタ)アクリレート、トリシクロデカンモノメチロール(メタ)アクリレート等が挙げられる。(d)窒素原子を含有しない多官能エチレン性不飽和化合物の具体例としては、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレートエチンレンオキシド、トリシクロデカンジメタノールジアクリレート、ジシクロペンタジエントリシクロデカンジメタノールジ(メタ)アクリレート等が挙げられる。なおここで官能基数は、(メタ)アクリロイル基の数をいう。
また、(c)窒素原子を含有しない単官能エチレン性不飽和化合物および(d)窒素原子を含有しない多官能エチレン性不飽和化合物が、脂環骨格または炭素数2から18の脂肪族骨格、並びに活性水素を有する(メタ)アクリレートを含むことが好ましい。脂環骨格または炭素数2から18の脂肪族骨格により、インキの粘度、および表面エネルギーが低下するため、インキの転移性を向上させることができる。また、活性水素を有することにより、印刷基材表面の極性基と静電的な結合を持ち、基材との密着性を向上させることができる。活性水素は、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アミノ基、リン酸であることが好ましい。中でも顔料の分散性が良好なヒドロキシ基、カルボキシル基が特に好ましい。そのような(メタ)アクリレートとしては、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレート、ペンタエリストールトリアクリレート、グリセリンジメタクリレート、ジグリセリントリアクリレート、ジグリセリンテトラアクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート、2−アクリロイルオキシエチルコハク酸、2−アクリロイルオキシエチルヘキサヒドロフタル酸、リン酸エチル(メタ)アクリレート、リン酸プロピル(メタ)アクリレート、リン酸ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、リン酸ポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、カルボキシエチル(メタ)アクリレート、コハク酸モノヒドロキシエチル(メタ)アクリル酸エステル、フタル酸モノヒドロキシエチルアクリレート、コハク酸モノヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、フタル酸モノヒドロキシプロピルアクリル酸エステルなどが挙げられる。中でも、適度なモノマー粘度で、高い感度を有するペンタエリストールトリアクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレートが特に好ましい。
本発明に係る活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキの粘度は、コーンプレート型回転式粘度計を用い、35℃において測定される。回転数0.5rpmにおける粘度が、50Pa・s以上500Pa・s以下の範囲内であれば、活性エネルギー線硬化型平版インキは、流動性が良好であり、良好なインキ転移性を示すため好ましい。活性エネルギー線硬化型平版インキの流動性が向上することから、400Pa・s以下がより好ましく、200Pa・s以下がさらに好ましい。
本発明に係る活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキに含まれる(a)窒素原子を有するエチレン性不飽和化合物の含有量は、(b)アクリル樹脂に対する良好な相溶性および経時安定性を得るためには1質量%以上が好ましく、3質量%以上がより好ましく、5質量%以上がさらに好ましい。また、インキの粘度を調整し、良好な密着性を得るために、70質量%以下が好ましく、45質量%以下がより好ましく、40質量%以下がさらに好ましく、25質量%以下がさらにより好ましい。
本発明に係る活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキに含まれる顔料としては、平版印刷用インキ組成物で一般的に用いられる有機顔料と無機顔料から選ばれる1種以上を用いることができる。
本発明で用いる有機顔料の具体例としては、フタロシアニン系顔料、溶性アゾ系顔料、不溶性アゾ系顔料、レーキ顔料、キナクリドン系顔料、イソインドリン系顔料、スレン系顔料、金属錯体系顔料等が挙げられ、その具体例としてはフタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、アゾレッド、モノアゾレッド、モノアゾイエロー、ジスアゾレッド、ジスアゾイエロー、キナクリドンレッド、キナクリドンマゼンダ、イソインドリンイエロー等が挙げられる。
無機顔料としては、酸化チタン、酸化亜鉛、アルミナホワイト、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、ベンガラ、カドミウムレッド、黄鉛、亜鉛黄、紺青、群青、酸化物被覆ガラス粉末、酸化物被覆雲母、酸化物被覆金属粒子、アルミニウム粉、金粉、銀粉、銅粉、ブロンズ粉、亜鉛粉、ステンレス粉、ニッケル粉、有機ベントナイト、酸化鉄、カーボンブラック、グラファイト等が挙げられる。透明プラスチックフィルムの下地色となる点から、インキに隠蔽性を付与する二酸化チタン、酸化亜鉛、アルミナホワイト等の白色顔料が好ましい。
本発明に係る活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキ中に含まれる顔料濃度は、印刷紙面濃度を得るために、5質量%以上が好ましく、10質量%以上がより好ましく、15質量%以上がさらに好ましい。また、インキの流動性を向上し、良好な転移性を得るために、50質量%以下が好ましく、45質量%以下がより好ましく、40質量%以下がさらに好ましい。
本発明に係る活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキは、重合禁止剤を含有することが好ましい。重合禁止剤の具体的な例としては、ヒドロキノン、ヒドロキノンのモノエステル化物、N−ニトロソジフェニルアミン、フェノチアジン、p−t−ブチルカテコール、N−フェニルナフチルアミン、2,6−ジ−t−ブチル−p−メチルフェノール、クロラニール、ピロガロールなどが挙げられる。重合禁止剤を添加する場合、その含有量は、前記活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキが良好な保存安定性を得られることから、活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキの0.001質量%以上が好ましく、良好な感度を得られる5質量%以下が好ましい。
本発明に係る活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキは、顔料の分散性を高めるために顔料分散剤を含むことが好ましい。使用する顔料の密度、粒子径、表面積等によって最適な含有量は異なるが、顔料分散剤は顔料の表面に作用し、顔料の凝集を抑制する。これにより顔料分散性が高まり、活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキの流動性が向上する。
顔料分散剤の含有量は、活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキの流動性が向上することから、顔料に対して、5質量%以上50質量%以下であることが好ましい。
さらに、本発明に係る活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキには、必要に応じて光開始剤、界面活性剤、ワックス、消泡剤、転移性向上剤、レベリング剤等の添加剤を使用することが可能である。
次に、本発明に係る活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキの製造方法を述べる。本発明に係る活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキは、顔料、(a)窒素原子を有するエチレン性不飽和化合物、(b)アクリル樹脂、脂環骨格または炭素数2から18の脂肪族骨格、並びに活性水素を有する(メタ)アクリレートその他成分を、必要に応じて5〜100℃で加温溶解した後、ニーダー、三本ロールミル、ボールミル、遊星式ボールミル、ビーズミル、ロールミル、アトライター、サンドミル、ゲートミキサー、ペイントシェーカー、ホモジナイザー、自公転型攪拌機等の撹拌・混練機で均質に混合分散することで得られる。混合分散後、もしくは混合分散の過程で、真空もしくは減圧条件下で脱泡することも好ましく行われる。
また、本発明に係る活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキを用いた印刷物の製造方法は次のとおりである。まず、本発明に係る活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキを基材に塗布する工程によりインキ塗膜を有する印刷物を得ることができる。また、基材に塗布された活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキに活性エネルギー線を照射する工程を含むことができる。
本発明に係る活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキは、活性エネルギー線を照射することで、印刷物上のインキ塗膜を瞬時に硬化させることができる。前記活性エネルギー線としては、硬化反応に必要な励起エネルギーを有するものであればいずれも用いることができ、例えば紫外線や電子線などが好ましく用いられる。電子線により硬化させる場合は、100〜500eVのエネルギー線を有する電子線装置が好ましく用いられる。紫外線により硬化させる場合は、高圧水銀灯、キセノンランプ、メタルハライドランプ、発光ダイオード等の紫外線照射装置が好ましく用いられる。波長350〜420nmの輝線を発する発光ダイオードを用いることで、省電力・低コスト化の点から好ましい。低VOCの観点から、電子線による硬化方式がさらに好ましい。
基材としては、アート紙、コート紙、キャスト紙、合成紙、新聞用紙、アルミ蒸着紙、金属、プラスチックフィルムなどが挙げられるが、本発明の活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキは、プラスチックフィルムに対する転移性に優れるため好ましい。プラスチックフィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリビニルアセタールなどのプラスチックフィルム、プラスチックフィルムが紙上にラミネートされたプラスチックフィルムラミネート紙、アルミニウム、亜鉛、銅などの金属がプラスチック上に蒸着された金属蒸着プラスチックフィルム等が挙げられるが、本発明に係る活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキは、特にポリプロピレンに対して良好な転移性を示す。またこれらのプラスチックフィルムは易接着性の付与のため、プライマ樹脂のコーティング、コロナ放電処理、プラズマ処理の表面処理を施すことが好ましい。
本発明に係る活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキの基材上へ塗布する方法としては、フレキソ印刷、オフセット印刷、グラビア印刷、スクリーン印刷、バーコーター等の周知の方法により、基材上に塗布することができる。特に平版印刷が好ましく、平版印刷の方式としては、水あり、水なしとあるが、どちらの方式も用いることが可能である。
基材の厚みは特に限定されないが、5〜50μmであることが好ましく、より好ましくは10〜30μmである。
以下、本発明を実施例により具体的に説明する。ただし、本発明はこれらに限定されるものではない。
<ワニスの原料>
アクリレート1:窒素原子を有する(メタ)アクリレート、アクリロイルモルホリン、ACMO((株)興人)
アクリレート2:窒素原子を有する(メタ)アクリレート、イソシアヌル酸EO変性ジアクリレート“アロニックス”(登録商標)M−2513(東亜合成社製)
アクリレート3:窒素原子およびヒドロキシ基を有する単官能(メタ)アクリレート、アクリロイルオキシエチルヘキサヒドロフタルイミド、“アロニックス”(登録商標)M−140(東亜合成社製)
アクリレート4:ヒドロキシ基を有する多官能(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレートとペンタエリスリトールテトラアクリレートの混合物“Miramer”(登録商標)M340(MIWON社製)
アクリレート5:トリメチロールプロパンEO変性トリアクリレート“Miramer”(登録商標)M3130(MIWON社製)ヒドロキシ基なし。
アクリル樹脂1:25質量%のメタクリル酸メチル、40質量%のスチレン、35質量%のメタクリル酸からなる共重合体のカルボキシル基に対して0.6当量のグリシジルメタクリレートを付加反応させて、エチレン性不飽和基と親水性基を有するアクリル樹脂1を得た。得られたアクリル樹脂1は重量平均分子量34,000、酸価102mgKOH/gであった。
アクリル樹脂2:25質量%のメタクリル酸メチル、35質量%のスチレン、40質量%のメタクリル酸からなる共重合体のカルボキシル基に対して0.1当量のグリシジルメタクリレートを付加反応させてエチレン性不飽和基および親水性基を有するアクリル樹脂2を得た。得られたアクリル樹脂2は重量平均分子量30,000、酸価239mgKOH/gであった。
アクリル樹脂3:20質量%のアクリル酸エチル、25質量%のスチレン、20質量%αメチルスチレン、35質量%のアクリル酸からなる共重合体親水性基を有するアクリル樹脂3を得た。得られた親水性基を有するアクリル樹脂3の重量平均分子量19,000、酸価200mgKOH/gであった。
アクリル樹脂4:20質量%のアクリル酸2−エチルヘキシル、30質量%のスチレン、20質量%αメチルスチレン、30質量%のアクリル酸からなる共重合体親水性基を有するアクリル樹脂4を得た。得られた親水性基を有するアクリル樹脂4の重量平均分子量25,000、酸価160mgKOH/gであった。
重合禁止剤:t−ブチルヒドロキノン(和光純薬工業(株)製)。
<ワニスの製造>
アクリル樹脂1 28.0質量部、アクリレート3 71.8質量部、t−ブチルヒドロキノン(和光純薬工業(株)製)0.2質量部を容器に仕込み100℃で5hの条件下で撹拌溶解させた後、室温に冷却することで活性エネルギー線硬化型平版インキ用ワニス1を得た。
アクリル樹脂1〜4、アクリレート1〜5を用いて、ワニス1と同様にしてワニス2〜10を得た。ワニス1〜9に関しては、透明粘調液体であった。ワニス10は撹拌溶解後、室温戻した時に樹脂が析出し、均一なワニスが得られなかった。
<インキ原料>
顔料:シアニンブルー4920(大日精化工業(株)製)
体質顔料:“ミクロエース”(登録商標)P−3(日本タルク(株)製)
ワニス:ワニス1〜9
顔料分散剤:“Disperbyk”(登録商標)111(ビックケミー社製)
ワックス:“KTL”(登録商標)4N(喜多村社製)
<重量平均分子量の測定>
樹脂の重量平均分子量はテトラヒドロフランを移動相としたゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)により測定した値である。カラムはShodex KF−803を用い、重量平均分子量はポリスチレン換算により計算した。
<水なし印刷試験>
水なし平版印刷版(TAN−E、東レ(株)製)をオフセット印刷機(オリバー266EPZ、桜井グラフィックシステム社製)に装着し、表3に記載の実施例1〜7および比較例1〜2の各インキを用いて、ポリプロピレンフィルム(スーパーピュアレイ SG−140TC、膜厚250μm、出光ユニテック(株)製)にONM(ユニチカ製、膜厚15μm)を貼り付けした5000枚に印刷速度10000sph(枚/時)で印刷した。印刷後、印刷面のONMを剥がし、岩崎電機(株)製電子線照射装置を用いて、加速電圧110kV、線量30kGy、ベルトコンベアースピードを18m/minにて電子線を照射し、インキを硬化させ、印刷物を得た。
本発明の活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキの各評価方法は以下の通りである。
<ワニスおよびインキの評価方法>
(1)ワニス製造適正
<ワニスの製造>の項の製造を行った一日後のワニスが透明粘調液体である場合をAと評価し、白濁、樹脂析出がある場合および樹脂が溶解しなかった場合をBと評価した。評価は目視にて行った。なお、評価がBであるワニスは、以降のインキ作製評価は行わないこととした。表2に示したように、ワニス10は白濁が起こった。
(2)インキ粘度
アントン・パール(Anton Paar)製レオメーターMCR301にコーンプレート(コーン角1°、φ=40mm)を装着し、インキピペットで秤量した0.35mlのインキの35℃、0.5rpmにおける粘度を測定した。
(3)地汚れ濃度
印刷物のベタ部藍色濃度が2.0であるときの、印刷物の非画線部における藍色濃度を反射濃度計(GretagMacbeth製、SpectroEye)を用いて印刷温度25℃および30℃の条件にて評価した。反射濃度が0.10を超えると耐地汚れ性が不良であり、Bと評価し、0.10以下であると耐地汚れ性が良好であり、Aと評価し、0.05以下であると耐地汚れ性が極めて良好であり、評価はAAとした。
(4)転移性
RIテスター(TESTER SANGYO社製、Printability Tes
ter)を使用し、インキ盛り量0.08g、印圧はニップ幅7mmの条件で展色し、<水なし印刷試験>と同一の条件にて電子線で硬化した後、反射濃度計(GretagMacbeth製、SpectroEye)を用いて印刷濃度を評価した。1.6以下であると転移性が不良としてBと評価し、1.6よりも高いと転移性が良好としてAと評価し、1.8以上であると転移性が極めて良好として評価はAAとした。
(5)密着性と耐熱性
印刷物に、接着剤(ポリウレタン系接着剤ポリウレタン系接着剤混合物(タケラックA−969V/タケネートA−5(いずれも三井化学社製)を質量比3/1で配合し、酢酸エチルで適宜希釈した接着剤混合物)を用いた)をバーコータ#8で約10μm厚に塗工し、酸素による重合阻害を防ぐ目的で50μm厚のLLDPEフィルム(フタムラ化学(株))をラミネートし、下記密着性の測定を行った。その後、60℃で24時間加熱したサンプルを用いて下記耐熱性の測定を行った。測定サンプルは、幅1cmに切断したものを使用した。切断したサンプルの基材とLLDPEフィルムの一部を剥離し、テンシロン(AND社製、RTG−1210)を用いてロードセル50N、速度300mm/minの測定条件でそれぞれ密着性および耐熱性を測定した。
密着性:60℃で24時間加熱する前のサンプルが基材破断となったときは、密着性は極めて良好としてAAと評価し、インキ層内部で剥離する凝集破断は、密着性は良好としてAと評価し、基材およびインキ層間の界面剥離は、密着性は不足としてBと評価した。
耐熱性:60℃で24時間加熱した後のサンプルが基材破断となったときは、密着性は極めて良好としてAAと評価し、インキ層内部で剥離する凝集破断は、密着性は良好としてAと評価し、基材およびインキ層間の界面剥離は、密着性は不足としてBと評価した。
[実施例1]
表1に示すインキ組成で表2のワニス1、顔料などを秤量し、三本ロールミル“EXAKT”(登録商標)M−80S(EXAKT社製)を用いて、ギャップ1で3回混練することで活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキ1を得た。
得られた活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキ1について、上記の通り粘度を評価した。また水なし印刷試験を実施し、耐地汚れ性、RIテスターによる転移性を評価した。さらに、印刷物の密着性および耐熱性について評価した。結果を表3に示す。作製した活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキ1の粘度は、82Pa・sであった。耐地汚れ性は、印刷温度25℃においては良好であった。転移性、密着性および耐熱性は良好であった。
[実施例2]
表1のワニス1をワニス2に変更した以外は、インキ1と同様にインキ2を作製した。実施例1と同様の操作によって、粘度、耐地汚れ性、転移性、密着性および耐熱性の評価を行った。実施例1と同等の結果であった。
[実施例3]
表1のワニス1をワニス3に変更した以外は、インキ1と同様にインキ3を作製した。実施例1と同様の操作によって、粘度、耐地汚れ性、転移性、密着性および耐熱性の評価を行った。25℃での耐地汚れ性が極めて良好であった。
[実施例4〜7]
表1のワニス1をワニス4〜7に変更した以外は、インキ1と同様にそれぞれインキ4〜7を作製した。実施例1と同様の操作によって、粘度、耐地汚れ性、転移性、密着性および耐熱性の評価を行った。ワニス4は密着性および耐熱性が極めて良好であった。ワニス5〜7は密着性が極めて良好であり、耐熱性は良好であった。
[比較例1]
表1のワニス1をワニス8に変更した以外は、インキ1と同様にインキ8を作製した。実施例1と同様の操作によって、粘度、耐地汚れ性、転移性、密着性および耐熱性の評価を行った。作製した活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキ8の粘度は550Pa・sで不良であった。耐地汚れ性は、極めて良好であった。しかし、転移性、密着性および耐熱性が不良であった。
[比較例2]
表1のワニス1をワニス9に変更した以外は、インキ1と同様にインキ9を作製した。実施例1と同様の操作によって、粘度、耐地汚れ性、転移性、密着性および耐熱性の評価を行った。粘度は45Pa・sで不良であった。また、転移性は極めて良好であるのに対して、耐地汚れ性、密着性および耐熱性が不良であった。
Figure 2021038292
Figure 2021038292
Figure 2021038292

Claims (9)

  1. (a)窒素原子を有するエチレン性不飽和化合物、および(b)アクリル樹脂を含有し、かつ、該(b)アクリル樹脂が下記一般式(1)ないし一般式(3)で表される部分構造を含む、活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキ。
    Figure 2021038292
    (一般式(1)において、Rは、それぞれ独立して水素原子またはメチル基を表す。)
    Figure 2021038292
    (一般式(2)において、Rは、それぞれ独立して炭素数1以上15以下のアルキル基を表し、Rは、それぞれ独立して水素原子またはメチル基を表す。)
    Figure 2021038292
    (一般式(3)において、Rは、それぞれ独立して水素原子またはメチル基を表す。)
  2. 前記活性エネルギー線硬化型印刷用インキの35℃、0.5rpmにおける粘度が50Pa・s以上500Pa・s以下である請求項1に記載の活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキ。
  3. 前記活性エネルギー線硬化型印刷用インキが、(c)窒素原子を含有しない単官能エチレン性不飽和化合物および(d)窒素原子を含有しない多官能エチレン性不飽和化合物のうち少なくとも一方を含有し、(c)前記窒素原子を含有しない単官能エチレン性不飽和化合物および(d)窒素原子を含有しない多官能エチレン性不飽和化合物の合計量100質量部に対して(c)窒素原子を含有しない単官能エチレン性不飽和化合物の含有量が1質量部以上100質量部以下である、請求項1または2に記載の活性エネルギー線硬化型平版印刷用インキ。
  4. 前記(a)窒素原子を有するエチレン性不飽和化合物がイミド基、アミド基、オキサゾリドン環、モルホリノ基、およびイソシアヌル環から選ばれる群から選ばれる少なくとも一種を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型印刷用インキ。
  5. 前記(a)窒素原子を有するエチレン性不飽和化合物のインキ中の含有量が1質量%以上70質量%以下である、請求項1〜4のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型印刷用インキ。
  6. 前記(b)アクリル樹脂の酸価が30mgKOH/g以上250mgKOH/g以下である、請求項1〜5のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型印刷用インキ。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型印刷用インキを基材上に塗布する工程、および当該インキに活性エネルギー線を照射する工程を含む、印刷物の製造方法。
  8. 前記活性エネルギー線が電子線である、請求項7に記載の印刷物の製造方法。
  9. 前記基材の厚みが、5μm以上50μm以下である請求項7または8に記載の印刷物の製造方法。
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