JP2021035792A - 車両のシート装置の格納構造 - Google Patents
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Abstract
Description
同構成によれば、第2ヒンジが第1クッション部の着座面とは反対側の面、すなわち下面に設けられている。このため、着座位置のシート装置において、第1クッション部と第2クッション部との境界部分が視認されることを抑制できる。したがって、着座位置におけるシート装置の意匠性が損なわれることを抑制できる。
例えばシートクッションが3つ以上のクッション部により構成される場合、クッション部同士の間の境界部分が2箇所以上となることでシート装置の意匠性が損なわれるおそれがある。
図1に示すように、車両の車室100内には、シート装置10と、車室100内における車幅方向の一方側の側壁101に開口111を有し、シート装置10を格納する格納部110とが設けられている。
シート装置10は、シートバック20と、シートバック20に対して折り畳み可能に設けられたシートクッション30とを有している。
シートクッション30は、第1ヒンジ41を介してシートバック20に連結され、シートバック20に折り畳み可能な第1クッション部40と、第2ヒンジ51を介して第1クッション部40に連結され、第1クッション部40に折り畳み可能な第2クッション部50とを備えている。第1ヒンジ41及び第2ヒンジ51は、車両の前後方向、すなわち、シートクッション30の幅方向に沿って延在している。第2クッション部50の厚さは、第1クッション部40の厚さよりも小さい。
第1クッション部40には、着座面40aのうち、第1クッション部40の基端側から突出する突出部42が設けられている。上述した第1ヒンジ41は、突出部42の先端に設けられている。
支持部60は、格納部110の開口111内に配置されている。支持部60の上端部と、第1クッション部40の基端部40Aとは、上記前後方向に延在する回動軸61を介して連結されている。シートクッション30は、図示しないモータにより回動軸61を中心に回動可能に構成されている。
支持部60には、シートクッション30が支持部60に対して回動する際に、第1クッション部40の基端部40Aと、第2クッション部50の先端部50Bとを逃がす逃がし部62が形成されている。
着座位置では、第1クッション部40がシートバック20に対して展開されるとともに、第2クッション部50が第1クッション部40の下面43に対して折り畳まれる。
次に、シート装置10を着座位置から格納位置に切り替える手順について説明する。
本実施形態の作用について説明する。
(1)シート装置10は、第1クッション部40がシートバック20に対して展開されるとともに、第2クッション部50が第1クッション部40に対して折り畳まれることで乗員が着座可能な着座位置と、第1クッション部40がシートバック20に対して折り畳まれるとともに、第2クッション部50が第1クッション部40に沿って展開されることで格納部110に格納される格納位置とに切り替え可能である。
こうした構成によれば、着座位置におけるシート装置10では、第2クッション部50が第1クッション部40の着座面40aとは反対側の面に対向し、上記着座面40aには対向しない。これにより、第2クッション部50が乗員に干渉することを抑制できる。
こうした構成によれば、第2ヒンジ51が第1クッション部40の着座面40aとは反対側の面、すなわち下面43に設けられている。このため、着座位置のシート装置10において、第1クッション部40と第2クッション部50との境界部分が視認されることを抑制できる。したがって、着座位置におけるシート装置10の意匠性が損なわれることを抑制できる。
例えばシートクッション30が3つ以上のクッション部により構成される場合、クッション部同士の間の境界部分が2箇所以上となることでシート装置10の意匠性が損なわれるおそれがある。
こうした構成によれば、格納位置におけるシート装置10により格納部110の開口111が目立ちにくくなる。したがって、側壁101に格納部110を設けることにより車室100内の意匠性が損なわれることを抑制できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・着座位置において、第2クッション部50は、第1クッション部40の上面に重ねて折り畳まれるものであってもよい。この場合、第2クッション部50の下面53が着座面となる。
・本実施形態における車両のシート装置の格納構造を車室100内に複数設けることもできる。
Claims (5)
- シートバック、及び前記シートバックに対して折り畳み可能に設けられたシートクッションを有するシート装置と、車室内の側壁に開口し、前記シート装置を格納する格納部と、を備える車両のシート装置の格納構造であって、
前記シートクッションは、第1ヒンジを介して前記シートバックに連結され、前記シートバックに折り畳み可能な第1クッション部と、第2ヒンジを介して前記第1クッション部に連結され、前記第1クッション部に折り畳み可能な第2クッション部と、を備えており、
前記シート装置は、前記第1クッション部が前記シートバックに対して展開されるとともに、前記第2クッション部が前記第1クッション部に対して折り畳まれることで乗員が着座可能な着座位置と、前記第1クッション部が前記シートバックに対して折り畳まれるとともに、前記第2クッション部が前記第1クッション部に沿って展開されることで前記格納部に格納される格納位置と、に切り替え可能である、
車両のシート装置の格納構造。 - 前記第1クッション部は、乗員が着座する着座面を有しており、
前記着座位置における前記第2クッション部は、前記第1クッション部の前記着座面とは反対側の面に対向する、
請求項1に記載の車両のシート装置の格納構造。 - 前記第2ヒンジは、前記第1クッション部の前記着座面とは反対側の面に設けられている、
請求項2に記載の車両のシート装置の格納構造。 - 前記シートクッションは、前記第1クッション部及び前記第2クッション部のみからなる、
請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の車両のシート装置の格納構造。 - 前記格納位置における前記第1クッション部と前記第2クッション部とは、前記側壁に沿うとともに前記格納部の開口を覆う、
請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の車両のシート装置の格納構造。
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JP2019157734A JP7143825B2 (ja) | 2019-08-30 | 2019-08-30 | 車両のシート装置の格納構造 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6350739U (ja) * | 1986-09-22 | 1988-04-06 | ||
JPH1111195A (ja) * | 1997-06-19 | 1999-01-19 | Takashimaya Nippatsu Kogyo Kk | 格納可能な折り畳みシート |
US20160280377A1 (en) * | 2015-03-27 | 2016-09-29 | Ami Industries, Inc. | Stowable reclining seat with lateral translation linkage |
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2019
- 2019-08-30 JP JP2019157734A patent/JP7143825B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6350739U (ja) * | 1986-09-22 | 1988-04-06 | ||
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Publication number | Publication date |
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JP7143825B2 (ja) | 2022-09-29 |
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