JP2021035388A5 - Caix、ano1、メソテリン、trop2またはクローディン−18.2を標的にする多重特異性結合タンパク質 - Google Patents

Caix、ano1、メソテリン、trop2またはクローディン−18.2を標的にする多重特異性結合タンパク質 Download PDF

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Claims (30)

  1. (a)NKG2Dに結合する第1の抗原結合部位と、
    (b)CAIX、ANO1、メソテリン、TROP2またはクローディン−18.2に結合する第2の抗原結合部位と、
    (c)CD16に結合するに十分な抗体Fcドメイン、もしくはその一部分、またはCD16に結合する第3の抗原結合部位と
    を含むタンパク質。
  2. 前記第1の抗原結合部位が、ヒトおよび非ヒト霊長類のNKG2Dに結合する、請求項1に記載のタンパク質。
  3. 前記第1の抗原結合部位が、重鎖可変ドメインおよび軽鎖可変ドメインを含む、請求項1または2に記載のタンパク質。
  4. 前記重鎖可変ドメインおよび前記軽鎖可変ドメインが、同じポリペプチド上に存在する、請求項3に記載のタンパク質。
  5. 前記第2の抗原結合部位が、重鎖可変ドメインおよび軽鎖可変ドメインを含む、請求項3または4に記載のタンパク質。
  6. 前記第2の抗原結合部位の前記重鎖可変ドメインおよび前記軽鎖可変ドメインが、同じポリペプチド上に存在する、請求項5に記載のタンパク質。
  7. 前記第1の抗原結合部位の前記軽鎖可変ドメインが、前記第2の抗原結合部位の前記軽鎖可変ドメインのアミノ酸配列と同一のアミノ酸配列を有する、請求項5または6に記載のタンパク質。
  8. 前記第1の抗原結合部位が、
    (a)配列番号140と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインアミノ酸配列と、配列番号141と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインアミノ酸配列;
    (b)配列番号41と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインアミノ酸配列と、配列番号42と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインアミノ酸配列;
    (c)配列番号43と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインアミノ酸配列と、配列番号44と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインアミノ酸配列;
    (d)配列番号45と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインアミノ酸配列と、配列番号46と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインアミノ酸配列;
    (e)配列番号47と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインアミノ酸配列と、配列番号48と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインアミノ酸配列;
    (f)配列番号49と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインアミノ酸配列と、配列番号50と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインアミノ酸配列;
    (g)配列番号132と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインアミノ酸配列と、配列番号133と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインアミノ酸配列;
    (h)配列番号148と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインアミノ酸配列と、配列番号149と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインアミノ酸配列;
    (i)配列番号156と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインアミノ酸配列と、配列番号157と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインアミノ酸配列;
    (j)配列番号164と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインアミノ酸配列と、配列番号165と少なくとも90%同一の軽鎖可変ドメインアミノ酸配列;
    または
    (k)配列番号1と少なくとも90%同一の重鎖可変ドメインアミノ酸配列
    を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載のタンパク質。
  9. 前記第1の抗原結合部位が、
    (a)配列番号142の重鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号143の重鎖CDR2アミノ酸配列;
    配列番号144の重鎖CDR3アミノ酸配列;
    配列番号145の軽鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号146の軽鎖CDR2アミノ酸配列;および
    配列番号147の軽鎖CDR3アミノ酸配列;
    (b)配列番号54の重鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号55の重鎖CDR2アミノ酸配列;
    配列番号56の重鎖CDR3アミノ酸配列;
    配列番号57の軽鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号58の軽鎖CDR2アミノ酸配列;および
    配列番号59の軽鎖CDR3アミノ酸配列;
    (c)配列番号60の重鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号61の重鎖CDR2アミノ酸配列;
    配列番号62の重鎖CDR3アミノ酸配列;
    配列番号63の軽鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号64の軽鎖CDR2アミノ酸配列;および
    配列番号65の軽鎖CDR3アミノ酸配列;
    (d)配列番号66の重鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号67の重鎖CDR2アミノ酸配列;
    配列番号68の重鎖CDR3アミノ酸配列;
    配列番号69の軽鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号70の軽鎖CDR2アミノ酸配列;および
    配列番号71の軽鎖CDR3アミノ酸配列;
    (e)配列番号134の重鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号135の重鎖CDR2アミノ酸配列;
    配列番号136の重鎖CDR3アミノ酸配列;
    配列番号137の軽鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号138の軽鎖CDR2アミノ酸配列;および
    配列番号139の軽鎖CDR3アミノ酸配列;
    (f)配列番号150の重鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号151の重鎖CDR2アミノ酸配列;
    配列番号152の重鎖CDR3アミノ酸配列;
    配列番号153の軽鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号154の軽鎖CDR2アミノ酸配列;および
    配列番号155の軽鎖CDR3アミノ酸配列;
    (g)配列番号158の重鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号159の重鎖CDR2アミノ酸配列;
    配列番号160の重鎖CDR3アミノ酸配列;
    配列番号161の軽鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号162の軽鎖CDR2アミノ酸配列;および
    配列番号163の軽鎖CDR3アミノ酸配列;
    (h)配列番号166の重鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号167の重鎖CDR2アミノ酸配列;
    配列番号168の重鎖CDR3アミノ酸配列;
    配列番号169の軽鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号170の軽鎖CDR2アミノ酸配列;および
    配列番号171の軽鎖CDR3アミノ酸配列;
    または
    (i)配列番号51の重鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号52の重鎖CDR2アミノ酸配列;および
    配列番号53の重鎖CDR3アミノ酸配列
    を含む、請求項1から8のいずれか一項に記載のタンパク質。
  10. 前記第1の抗原結合部位が、単一ドメイン抗体であり、必要に応じて、前記単一ドメイン抗体が、VH断片またはVNAR断片である、請求項1または2に記載のタンパク質。
  11. 前記第2の抗原結合部位が、重鎖可変ドメインおよび軽鎖可変ドメインを含み、必要に応じて、前記第2の抗原結合部位の前記重鎖可変ドメインおよび前記軽鎖可変ドメインが、同じポリペプチド上に存在する、請求項1から2および10のいずれか一項に記載のタンパク質。
  12. 前記第2の抗原結合部位が、CAIXに結合し、且つ、
    (a)配列番号72と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む重鎖可変ドメインと、配列番号73と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む軽鎖可変ドメイン
    (b)配列番号80と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む重鎖可変ドメインと、配列番号81と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む軽鎖可変ドメイン;
    または
    (c)配列番号88と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む重鎖可変ドメインと、配列番号89と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む軽鎖可変ドメイン
    を含む、請求項1から11のいずれか一項に記載のタンパク質。
  13. 前記第2の抗原結合部位が、CAIXに結合し、且つ、
    (a)配列番号74重鎖CDR1アミノ酸配列
    配列番号75重鎖CDR2アミノ酸配列
    配列番号76重鎖CDR3アミノ酸配列
    配列番号77軽鎖CDR1アミノ酸配列
    配列番号78軽鎖CDR2アミノ酸配列および
    配列番号79軽鎖CDR3アミノ酸配列
    (b)配列番号82重鎖CDR1アミノ酸配列
    配列番号83重鎖CDR2アミノ酸配列
    配列番号84重鎖CDR3アミノ酸配列
    配列番号85軽鎖CDR1アミノ酸配列
    配列番号86軽鎖CDR2アミノ酸配列および
    配列番号87軽鎖CDR3アミノ酸配列
    または
    (c)配列番号90重鎖CDR1アミノ酸配列
    配列番号91重鎖CDR2アミノ酸配列
    配列番号92重鎖CDR3アミノ酸配列
    配列番号93軽鎖CDR1アミノ酸配列
    配列番号94軽鎖CDR2アミノ酸配列および
    配列番号95軽鎖CDR3アミノ酸配列
    を含む、請求項1から12のいずれか一項に記載のタンパク質。
  14. 前記第2の抗原結合部位が、ANO1に結合し、且つ、配列番号97と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む重鎖可変ドメインと、配列番号98と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む軽鎖可変ドメインとを含む、請求項1から11のいずれか一項に記載のタンパク質。
  15. 前記第2の抗原結合部位が、ANO1に結合し、且つ、
    配列番号99の重鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号100の重鎖CDR2アミノ酸配列;
    配列番号101の重鎖CDR3アミノ酸配列;
    配列番号102の軽鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号103の軽鎖CDR2アミノ酸配列;および
    配列番号104の軽鎖CDR3アミノ酸配列
    を含む、請求項1から11および14のいずれか一項に記載のタンパク質。
  16. 前記第2の抗原結合部位が、メソテリンに結合し、且つ、
    (a)配列番号106と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む重鎖可変ドメインと、配列番号107と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む軽鎖可変ドメイン
    (b)配列番号114と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む重鎖可変ドメインと、配列番号115と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む軽鎖可変ドメイン
    または
    (c)配列番号122と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む重鎖可変ドメインと、配列番号123と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む軽鎖可変ドメイ
    含む、請求項1から11のいずれか一項に記載のタンパク質。
  17. 前記第2の抗原結合部位が、メソテリンに結合し、且つ、
    (a)配列番号108の重鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号109の重鎖CDR2アミノ酸配列;
    配列番号110の重鎖CDR3アミノ酸配列;
    配列番号111の軽鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号112の軽鎖CDR2アミノ酸配列;および
    配列番号113の軽鎖CDR3アミノ酸配列;
    (b)配列番号116の重鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号117の重鎖CDR2アミノ酸配列;
    配列番号118の重鎖CDR3アミノ酸配列;
    配列番号119の軽鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号120の軽鎖CDR2アミノ酸配列;および
    配列番号121の軽鎖CDR3アミノ酸配列;
    または
    (c)配列番号124の重鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号125の重鎖CDR2アミノ酸配列;
    配列番号126の重鎖CDR3アミノ酸配列;
    配列番号127の軽鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号128の軽鎖CDR2アミノ酸配列;および
    配列番号129の軽鎖CDR3アミノ酸配列
    を含む、請求項1から11および16のいずれか一項に記載のタンパク質。
  18. 前記第2の抗原結合部位が、TROP2に結合し、且つ、
    (a)配列番号172と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む重鎖可変ドメインと、配列番号173と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む軽鎖可変ドメイン
    (b)配列番号180と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む重鎖可変ドメインと、配列番号181と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む軽鎖可変ドメイン
    (c)配列番号188と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む重鎖可変ドメインと、配列番号189と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む軽鎖可変ドメイン
    (d)配列番号190と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む重鎖可変ドメインと、配列番号191と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む軽鎖可変ドメイン
    (e)配列番号192と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む重鎖可変ドメインと、配列番号193と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む軽鎖可変ドメイ
    含む、請求項1から11のいずれか一項に記載のタンパク質。
  19. 前記第2の抗原結合部位が、TROP2に結合し、且つ、
    (a)配列番号174の重鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号175の重鎖CDR2アミノ酸配列;
    配列番号176の重鎖CDR3アミノ酸配列;
    配列番号177の軽鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号178の軽鎖CDR2アミノ酸配列;および
    配列番号179の軽鎖CDR3アミノ酸配列;
    または
    (b)配列番号182の重鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号183の重鎖CDR2アミノ酸配列;
    配列番号184の重鎖CDR3アミノ酸配列;
    配列番号185の軽鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号186の軽鎖CDR2アミノ酸配列;および
    配列番号187の軽鎖CDR3アミノ酸配列
    を含む、請求項1から11および18のいずれか一項に記載のタンパク質。
  20. 前記第2の抗原結合部位が、クローディン−18.2に結合し、且つ、
    (a)配列番号220と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む重鎖可変ドメインと、配列番号221と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む軽鎖可変ドメイン
    または
    (b)配列番号228と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む重鎖可変ドメインと、配列番号229と少なくとも90%同一のアミノ酸配列を含む軽鎖可変ドメイ
    含む、請求項1から11のいずれか一項に記載のタンパク質。
  21. 前記第2の抗原結合部位が、クローディン−18.2に結合し、且つ、
    (a)配列番号222の重鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号223の重鎖CDR2アミノ酸配列;
    配列番号224の重鎖CDR3アミノ酸配列;
    配列番号225の軽鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号226の軽鎖CDR2アミノ酸配列;および
    配列番号227の軽鎖CDR3アミノ酸配列;
    または
    (b)配列番号230の重鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号231の重鎖CDR2アミノ酸配列;
    配列番号232の重鎖CDR3アミノ酸配列;
    配列番号233の軽鎖CDR1アミノ酸配列;
    配列番号234の軽鎖CDR2アミノ酸配列;および
    配列番号235の軽鎖CDR3アミノ酸配列
    を含む、請求項1から11および20のいずれか一項に記載のタンパク質。
  22. 前記第2の抗原結合部位が、単一ドメイン抗体であり、必要に応じて、前記第2の抗原結合部位が、VH断片またはVNAR断片である、請求項1から4および8から10のいずれか一項に記載のタンパク質。
  23. 前記タンパク質が、CD16に結合するに十分な抗体Fcドメインの一部分を含み、前記抗体Fcドメインが、ヒンジおよびCH2ドメインを含む、請求項1から22のいずれか一項に記載のタンパク質。
  24. 前記抗体Fcドメインが、
    (a)ヒトIgG1抗体のヒンジおよびCH2ドメイン
    (b)ヒトIgG1抗体のアミノ酸234〜332と少なくとも90%同一のアミノ酸配列;および
    (c)ヒトIgG1のFcドメインと少なくとも90%同一のアミノ酸配
    の少なくとも1つを含み、
    前記(c)の場合、前記抗体Fcドメインは、Q347、Y349、L351、S354、E356、E357、K360、Q362、S364、T366、L368、K370、N390、K392、T394、D399、S400、D401、F405、Y407、K409、T411およびK439からなる群から選択される1つまたは複数の位置において異なる、請求項23に記載のタンパク質。
  25. 請求項1から24のいずれか一項に記載のタンパク質および薬学的に許容される担体を含む製剤。
  26. 請求項1から24のいずれか一項に記載のタンパク質をコードする1つまたは複数の核酸を含む細胞。
  27. 瘍細胞死を直接的および/または間接的に増強する方法に使用するための、請求項1から24のいずれか一項に記載のタンパク質を含む組成物であって、
    前記方法が、前記腫瘍細胞およびナチュラルキラー細胞を前記組成物に曝露することを含む、組成物
  28. 治療に使用するための、請求項1から24のいずれか一項に記載のタンパク質または請求項25に記載の製剤を含む組成物。
  29. んを処置する方法に使用するための、請求項1から24のいずれか一項に記載のタンパク質または請求項25に記載の製剤を含む組成物
  30. (a)前記タンパク質の前記第2の抗原結合部位が、CAIXに結合し、且つ、処置されるがんが、腎細胞癌、乳がん、神経膠芽腫、頭頸部がん、胃がん、膀胱がん、卵巣がん、食道腫瘍、肺がん、結腸がん、腎臓がん、子宮頸がんおよび非小細胞肺癌からなる群から選択される
    (b)前記タンパク質の前記第2の抗原結合部位が、メソテリンに結合し、且つ、処置されるがんが、中皮腫、卵巣がん、膵がん、非小細胞肺がん、乳がん、胆管細胞癌、胃がん、子宮漿液性癌、胸腺癌、および急性骨髄性白血病からなる群から選択される
    (c)前記タンパク質の前記第2の抗原結合部位が、ANO1に結合し、且つ、処置されるがんが、食道扁平上皮がん(ESCC)、消化管間質性腫瘍(GIST)、頭頸部扁平上皮癌(HNSCC)、膵がん、乳がん、前立腺がんおよび肉腫からなる群から選択される
    (d)前記タンパク質の前記第2の抗原結合部位が、TROP2に結合し、且つ、処置されるがんが、乳がん、肺がん、胃がん、結腸直腸がん、膵がん、前立腺がん、子宮頸がん、頭頸部がん、上咽頭癌および卵巣癌からなる群から選択される
    または
    (e)前記タンパク質の前記第2の抗原結合部位が、クローディン−18.2に結合し、且つ、処置されるがんが、食道がん、非小細胞肺癌、卵巣がん、結腸がんおよびいくつかの形態の胆道癌からなる群から選択される、請求項29に記載の使用するための組成物
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