JP2021035299A - 回転電機用配線部材の配置構造 - Google Patents

回転電機用配線部材の配置構造 Download PDF

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Abstract

【課題】振動による保持部の破損を抑制可能な回転電機用配線部材の配置構造を提供する。【解決手段】複数の導電線21〜26を有し、回転電機1におけるステータ5のコイルエンド520と端子台3の電極31〜33とを接続する回転電機用配線部材2を、被固定部材に配置する配置構造であって、回転電機用配線部材2は、複数の導電線21〜26を一括して覆うように樹脂をモールドしてなり、複数の導電線21〜26を保持する保持部201を備え、保持部201と被固定部材との間に、弾性体からなる緩衝部材101を設け、緩衝部材101を介して保持部201を被固定部材に配置した。【選択図】図1

Description

本発明は、回転電機用配線部材の配置構造に関する。
回転電機におけるステータのコイルエンドと端子台の電極とを接続する回転電機用配線部材が知られている。このような回転電機用配線部材として、複数の導電線と、複数の導電線を一括して覆うように樹脂をモールドしてなり、複数の導電線を保持する保持部と、を備えたものが知られている。
特に車両に搭載される回転電機に用いられる回転電機用配線部材では、振動の影響を抑制するために、保持部をステータコア等の被固定部材に配置することが検討されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第5902726号公報
しかしながら、上述のように保持部を被固定部材に配置する場合、保持部と被固定部材との間に、製造誤差に起因する隙間が生じる可能性がある。この隙間が生じている状況で振動が加わると、保持部と被固定部材とが繰り返し衝突し、保持部が破損してしまうおそれがある。
そこで、本発明は、振動による保持部の破損を抑制可能な回転電機用配線部材の配置構造を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、複数の導電線を有し、回転電機におけるステータのコイルエンドと端子台の電極とを接続する回転電機用配線部材を、被固定部材に配置する配置構造であって、前記回転電機用配線部材は、前記複数の導電線を一括して覆うように樹脂をモールドしてなり、前記複数の導電線を保持する保持部を備え、前記保持部と被固定部材との間に、弾性体からなる緩衝部材を設け、前記緩衝部材を介して前記保持部を前記被固定部材に配置した、回転電機用配線部材の配置構造を提供する。
本発明によれば、振動による保持部の破損を抑制可能な回転電機用配線部材の配置構造を提供できる。
本発明の実施の形態に係る回転電機用配線部材の配置構造を備えた回転電機の構成例を示し、(a)は全体図、(b)は(a)の部分拡大図である。 回転電機用配線部材、端子台、及びステータコアを軸方向から見た構成図である。 4つのコイル片が組み合わされたコイルユニットを示す斜視図である。 回転電機用配線部材の一部を、ステータコアに取り付けられた複数のコイル片のうち一部のコイル片の直線部と共に示す斜視図である。 回転電機用配線部材を示し、(a)は軸方向視図、(b)は周方向視図、(c)は斜視図である。 (a)は、本発明の実施の形態に係る回転電機用配線部材の配置構造を示す図であり、(b)は第1の保持部の下面側から見た平面図である。 (a),(b)は、本発明の一変形例に係る回転電機用配線部材の配置構造を示す図である。 (a),(b)は、本発明の一変形例に係る回転電機用配線部材の配置構造を示す図である。 本発明の一変形例に係る回転電機用配線部材の配置構造を示す図である。
[実施の形態]
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、本実施の形態に係る回転電機用配線部材の配置構造を備えた回転電機の構成例を示し、(a)は全体図、(b)は(a)の部分拡大図である。
この回転電機1は、回転電機用配線部材2と、端子台3と、中心部にシャフト11が挿通されたロータ(回転子)4と、ロータ4を囲うように配置されたステータ(固定子)5とを備えている。ロータ4は、軟磁性金属からなるロータコア41に複数の磁石42が埋め込まれており、シャフト11と共に回転する。ステータ5は、軟磁性金属からなるステータコア51と、複数のコイル片52とを有している。
回転電機1は、電気自動車や所謂ハイブリッド車等の電力によって駆動される車両に搭載される。以下の説明では、回転電機1が電動機として用いられる場合について説明するが、回転電機1を発電機として用いることも可能である。また、以下の説明では、シャフト11の回転軸線Oに平行な方向を軸方向といい、回転軸線Oを通りかつ回転軸線Oに対して垂直な方向を径方向といい、軸方向及び径方向に対して垂直な方向を周方向という。
図2は、回転電機用配線部材2、端子台3、及びステータコア51を軸方向から見た構成図である。図3は、4つのコイル片52が組み合わされたコイルユニット50を示す斜視図である。なお、以下の説明では、説明の便宜上、ステータコア51の軸方向両側のうち、回転電機用配線部材2及び端子台3が配置された側を上側といい、その反対側を下側という。ただし、この上側及び下側は、車両に搭載された状態における鉛直方向の上下を特定するものではない。
端子台3は、樹脂からなる基台30と、第1乃至第3の電極31〜33とを有している。基台30は、ステータ5を収容する図略のハウジングに固定され、第1乃至第3の電極31〜33には、コントローラから三相交流電流が供給される。
ステータコア51は、円筒状のバックヨーク511と、バックヨーク511から径方向内方に向かって突出した複数のティース512とを一体に有している。本実施の形態では、72個のティース512が周方向等間隔に設けられており、周方向に隣り合うティース512の間にスロット510が形成されている。
それぞれのコイル片52は、ステータコア51のスロット510に収容される一対の直線状の本体部521と、スロット510から突出してステータコア51の上側に配置される一対の傾斜部522と、それぞれの傾斜部522における上側の端部からさらに上方に向かって軸方向に延在する一対の直線部523と、一対の本体部521をステータコア51の下側で接続する接続部524とを有している。傾斜部522は、本体部521に対して鈍角をなすように傾斜している。
また、コイル片52は、銅やアルミニウム等の良導電性を有する導電性金属52Mと、導電性金属52Mの表面を被覆する電気絶縁性の被覆層52Iからなる。本実施の形態では、導電性金属52Mが断面矩形状の平角単線であり、被覆層52Iがエナメル被覆からなる。直線部523の上方の端部であるコイルエンド520では、被覆層52Iが除去されて導電性金属52Mが露出している。
また、本実施の形態では、288個のコイル片52がステータコア51に取り付けられ、各スロット510には、8本の本体部521が収容される。288個のコイル片52は、コイルエンド520同士が溶接されて2組の三相(U相,V相,及びW相)固定子巻線を構成する。また、2組の三相固定子巻線のうち、第1組の三相固定子巻線と、第2組の三相固定子巻線とは、電気角の位相が所定角度ずれている。第1組の三相固定子巻線は、第2組の三相固定子巻線よりもステータコア51の外周側に形成されている。なお、コイルエンド520同士の溶接部分は、樹脂によってコーティングしてもよい。
図4は、回転電機用配線部材2の一部を、ステータコア51に取り付けられた複数のコイル片52のうち一部のコイル片52の直線部523と共に示す斜視図である。図5は、回転電機用配線部材2を示し、(a)は軸方向視図、(b)は周方向視図、(c)は斜視図である。
回転電機用配線部材2は、6本の導電線と3つの端子とを有し、端子台3の第1乃至第3の電極31〜33と各相のコイル片52のコイルエンド520とをそれぞれ接続する。回転電機用の配線部材としては、導電線が環状に形成された所謂バスリングが知られているが、本実施の形態に係る回転電機用配線部材2は、バスリングとは異なり、導電線が環状に形成されていない非環状の配線部材である。また、6本の導電線は、自身の形状を保持できる程度に剛性が高い。
6本の導電線は、第1及び第2のU相リード線21,22と、第1及び第2のV相リード線23,24と、第1及び第2のW相リード線25,26からなる。3つの端子は、U相端子27、V相端子28、及びW相端子29からなる。U相端子27は、端子台3の第1の電極31に接続される板部271と、第1及び第2のU相リード線21,22が共に加締められる加締め部272とを有している。板部271には、ボルト挿通孔270が形成されており、ボルト挿通孔270に挿通されるボルト34(図2参照)によって板部271が第1の電極31に接続される。
同様に、V相端子28は、端子台3の第2の電極32に接続される板部281と、第1及び第2のV相リード線23,24が共に加締められる加締め部282とを有している。板部281には、ボルト挿通孔280が形成されており、ボルト挿通孔280に挿通されるボルト35(図2参照)によって板部281が第2の電極32に接続される。また同様に、W相端子29は、端子台3の第3の電極33に接続される板部291と、第1及び第2のW相リード線25,26が共に加締められる加締め部292とを有している。板部291には、ボルト挿通孔290が形成されており、ボルト挿通孔290に挿通されるボルト36(図2参照)によって板部291が第3の電極33に接続される。
第1のU相リード線21、第1のV相リード線23、及び第1のW相リード線25は、各相の端子27,28,29と第1組の三相固定子巻線のU相,V相,及びW相の各固定子巻線の端部にあたるコイル片52のコイルエンド520とを電気的に接続する。第2のU相リード線22、第2のV相リード線24、及び第2のW相リード線26は、各相の端子27,28,29と第2組の三相固定子巻線のU相,V相,及びW相の各固定子巻線の端部にあたるコイル片52のコイルエンド520とを電気的に接続する。
第1及び第2のU相リード線21,22、第1及び第2のV相リード線23,24、ならびに第1及び第2のW相リード線25,26は、それぞれが導電性金属からなる導電体2Mの表面が電気絶縁性の被覆層2Iに被覆されている。導電性金属としては、例えば銅あるいは銅合金を好適に用いることができる。被覆層2Iとしては、エナメル被膜を好適に用いることができる。導電体2Mは、単線(撚線ではない単一の金属導体)であり、本実施の形態では、断面円形状の丸単線がプレス加工により所定の形状に成形されている。ただし、断面矩形状の平角単線により導電体2Mを形成してもよい。
また、回転電機用配線部材2は、第1及び第2のU相リード線21,22、第1及び第2のV相リード線23,24、ならびに第1及び第2のW相リード線25,26は、第1の保持部201に保持されている。第1の保持部201は、本発明の保持部の一態様であり、第1及び第2のU相リード線21,22、第1及び第2のV相リード線23,24、ならびに第1及び第2のW相リード線25,26を一括して覆うように樹脂をモールドしてなる。また、第2のV相リード線24及び第1のW相リード線25は、第2の保持部202に保持されている。またさらに、第1のU相リード線21、第1のV相リード線23、及び第2のW相リード線26は、第3の保持部203に保持されている。第1乃至第3の保持部201〜203は互いに離間して形成されており、第1の保持部201と第2の保持部202とは、連結部204によって連結され、第1の保持部201と第3の保持部203とは、連結部205によって連結されている。第1乃至第3の保持部201〜203ならびに連結部204,205は、射出成型により一体に成形された樹脂からなる。第1乃至第3の保持部201〜203及び連結部204,205は、導電線を保持するために剛性を有することが望ましく、例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)からなるものを用いることができる。
第1のU相リード線21、第1のV相リード線23、及び第1のW相リード線25は、第1の保持部201から軸方向に延出されて各相の端子27,28,29にそれぞれ接続される延出部211,231,251と、第1の保持部201から延出されて軸方向に対して垂直な方向に延びる延伸部212,232,252と、延伸部212,232,252の端部から上方に向かって軸方向に延在する軸方向延在部213,233,253と、コイル片52のコイルエンド520に溶接される接続部214,234,254とを有している。
接続部214,234,254は、軸方向延在部213,233,253の上側の端部からさらに上方に向かって軸方向に延在し、ステータコア51から軸方向に突出した第1組の三相固定子巻線のU相,V相,及びW相の各固定子巻線の端部にあたるコイル片52のコイルエンド520にそれぞれ溶接される。また、第1のU相リード線21、第1のV相リード線23、及び第1のW相リード線25は、接続部214,234,254を含む所定の長さ範囲にわたって被覆層2Iが除去され、導電体2Mが露出している。
第2のU相リード線22、第2のV相リード線24、及び第2のW相リード線26は、第1の保持部201から軸方向に延出されて各相の端子27,28,29にそれぞれ接続される延出部221,241,261と、第1の保持部201から延出されて軸方向に対して垂直な方向に延びる延伸部222,242,262と、延伸部222,242,262の端部から上方に向かって軸方向に延在する軸方向延在部223,243,263と、軸方向延在部223,243,263の端部からさらに径方向に延在してステータコア51の内方に向かう径方向延在部224,244,264と、ステータコア51の周方向に沿うように径方向に対して屈曲されてコイル片52のコイルエンド520に溶接される接続部225,245,265とを有している。
接続部225,245,265は、径方向延在部224,244,264の径方向内方の端部から周方向に延在し、ステータコア51から軸方向に突出した第2組の三相固定子巻線のU相,V相,及びW相の各固定子巻線の端部にあたるコイル片52のコイルエンド520にそれぞれ溶接される。また、第2のU相リード線22、第2のV相リード線24、及び第2のW相リード線26は、接続部225,245,265を含む所定の長さ範囲にわたって被覆層2Iが除去され、導電体2Mが露出している。接続部225,245,265は、径方向延在部224,244,264における径方向内側の端部からステータコア51の周方向に屈曲され、周方向に沿って延在している。
第2のU相リード線22、第2のV相リード線24、及び第2のW相リード線26の接続部225,245,265は、第1のU相リード線21、第1のV相リード線23、及び第1のW相リード線25の接続部214,234,254よりもステータコア51の径方向内側でコイルエンド520に接続される。接続部214,225,234,245,254,265におけるコイルエンド520との対向面は、プレス加工により平面状とされている。
本実施の形態では、接続部214,225,234,245,254,265とコイル片52のコイルエンド520との溶接が、不活性ガスを用いたアーク放電による溶接方法の一種であるTIG(Tungsten Inert Gas)溶接により行われる。TIG溶接の際には、コイルエンド520がステータコア51から鉛直方向の上方に向かって突出するようにステータ5が治具に固定され、溶接トーチの電極がコイルエンド520と軸方向に向かい合わされる。
第2のU相リード線22及び第1のW相リード線25を例にとって図4に示すように、TIG溶接の際、コイルエンド520は、接続部225,254よりも長く軸方向に突出しており、接続部225,254よりも軸方向に突出した部分のコイルエンド520が放電による熱によって溶けて接続部225,254に溶接される。コイルエンド520の先端部が溶融した溶融金属は、流下して第2のU相リード線22の接続部226の上側の側面225aや、第1のW相リード線25の接続部254の上面255aに接する。ただし、これに限らず、コイルエンド520の先端面と、接続部225の上側の側面225a及び接続部254の上面254aとの軸方向の位置が同一でもよい。すなわち、コイルエンド520は、接続部225,254よりも軸方向に突出していなくともよい。
第1の保持部201は、6本の導電線を保持する本体部201aと、本体部201aからコイルエンド520側に延出される導電線(延伸部212,222,232,242,252,262)の周囲を覆うように、本体部201から突出して設けられた複数の突出部201b〜201dを有している。本実施の形態では、延伸部222の本体部201aから延出部分の周囲を覆うように第1の突出部201bが設けられている。また、延伸部242,252の本体部201aからの延出部分の周囲を一括して覆うように第2の突出部201cが設けられている。さらに、延伸部212,232,262の本体部201aからの延出部分の周囲を一括して覆うように第3の突出部201dが設けられている。各突出部201b〜201dは、本体部201aから軸方向に対して垂直な方向に突出するように、本体部201aと一体に設けられている。
また、第1の保持部201は、本体部201aから各相の端子27,28,29側に伸びる導電線(延出部211,221,231,241,251,261)の周囲を覆うように、本体部201から突出して設けられた複数の端子側突出部201e〜201gを有している。本実施の形態では、延出部211,221の本体部201aからの延出部分の周囲を一括して覆うように第1の端子側突出部201eが設けられている。また、延出部231,241の本体部201aからの延出部分の周囲を一括して覆うように第2の端子側突出部201fが設けられている。さらに、延出部251,261の本体部201aからの延出部分の周囲を一括して覆うように第3の端子側突出部201gが設けられている。各端子側突出部201e〜201gは、本体部201aから軸方向に突出するように、本体部201aと一体に設けられている。
(回転電機用配線部材の配置構造)
図1(b)及び図6(a),(b)に示すように、回転電機用配線部材の配置構造100は、回転電機用配線部材2を、被固定部材としてのステータコア51に配置する構造である。なお、ここでは被固定部材がステータコア51である場合について説明するが、これに限らず、被固定部材がステータコア51を収容するハウジングであってもよい。また、被固定部材は、ステータコア51に配置された絶縁板や金属板であってもよい。
本実施の形態に係る回転電機用配線部材の配置構造100では、第1の保持部201とステータコア51との間に、弾性体からなる緩衝部材101を設け、緩衝部材101を介して第1の保持部をステータコア51に固定して構成されている。
緩衝部材101は、弾力性を有するシート状の部材からなり、振動により第1の保持部201がステータコア51に繰り返し衝突し破損してしまうことを抑制する役割を果たす。振動による第1の保持部201の振れを吸収するために、緩衝部材101としては、柔軟性を有するものを用いることが望ましく、被固定部材としてのステータコア51及び第1の保持部201よりも柔らかい材質からなるものを用いるとよい。
また、使用時に周囲の温度が高温となるため、緩衝部材101としては、高温(例えば150℃〜200℃)に耐える材質からなるものを用いることが望ましい。さらに、回転電機10が油冷モータである場合には、使用時には冷却用の油に接することになるため、緩衝部材101としては、耐油性に優れたものを用いることが望ましい。このような特性を満足する材質として、フッ素ゴム、シリコーンゴム、アクリルゴム、水素添加ニトリルゴム等が挙げられる。
緩衝部材101の厚さは、緩衝部材101に用いる材質の弾性率等を考慮して、第1の保持部201への振動の影響が十分に抑制できる厚さとすればよい。具体的には、緩衝部材101として、フッ素ゴム等のゴムからなるものを用いる場合、その厚さは0.5mm以上5mm以下とすることが望ましく、1mm以上2mm以下とすることがより望ましい。
本実施の形態では、緩衝部材101は、本体部201aの底面を覆う本体部保護部101aと、第1乃至第3の突出部201b〜201dの底面を覆う第1乃至第3の突出部保護部101b〜101dを有しており、第1の保護部201の底面の略全体を覆うように設けられている。なお、緩衝部材101は一体となっておらずともよく、例えば、本体部保護部101aと第1乃至第3の突出部保護部101b〜101dとが別体となっていてもよい。
緩衝部材101は、第1の保持部201とステータコア51の少なくとも一方に固定されている。本実施の形態では、第1の保持部201の底面に緩衝部材101の一方の面(上面)を接着固定しておき、回転電機用配線部材2の取り付け時に緩衝部材101の他方の面(下面)をステータコア51の上面に接着固定するように構成した。ただし、これに限らず、ステータコア51の上面に予め緩衝部材101を接着固定しておき、回転電機用配線部材2の取り付け時に第1の保持部201と緩衝部材101とを接着固定してもよい。
また、回転電機用配線部材2の取り付け時に、第1の保持部201をステータコア51側に押し付けることで、緩衝部材101が潰されるように変形した状態となっていることが好ましい。これにより、振動による第1の保持部201の振れが抑制され、第1の保持部201の振動による損傷がより抑制される。なお、第1の保持部201のステータコア51への押し付けにより緩衝部材101が保持されるため、緩衝部材101は、第1の保持部201とステータコア51の一方のみに接着固定されていてもよい。なお、緩衝部材101が第1の保持部201とステータコア51の両方に固定されていない場合、振動等による位置ずれにより緩衝部材101が脱落してしまうおそれがあるため、干渉部材101は、第1の保持部201とステータコア51の少なくとも一方には接着固定されていることが望ましい。
(変形例)
本実施の形態では、緩衝部材101を第1の保持部201の底面と略同型状とし、第1の保持部201の底面の略全体を覆うように緩衝部材101を設けたが、図7(a),(b)に示すように、第1の保持部201の底面の一部のみを覆うように緩衝部材101を設けてもよい。図7(a)に示すように、第1の保持部201の底面における中央部に緩衝部材101を設けてもよいし、図7(b)に示すように、複数の緩衝部材101を離間して設けてもよい。これにより、緩衝部材101の使用量を少なくし、コストの低減を図ることができる。図7(a),(b)の形態は、特に緩衝部材101を予め第1の保持部201に固定しておく場合に好適である。
また、図8(a)に示すように、第1の保持部201の底面から側方にはみ出るように緩衝部材101を設けても良い。この場合、第1の保持部201により押圧されていない緩衝部材101の縁部が振動の影響ではく離してしまわないように、緩衝部材101を強固にステータコア51に固定することが望まれる。なお、この場合、緩衝部材101の縁部をねじ止め固定等によりステータコア51に強固に固定することもできる。図8(a)の形態は、特に緩衝部材101を予めステータコア51に固定しておく場合に好適である。
さらに、図8(b)に示すように、第2及び第3の保持部202,203とステータコア51との間にも、緩衝部材102,103を設けても良い。これにより、第2及び第3の保持部202,203の振動による損傷が抑制される。緩衝部材102.103は、第2及び第3の保持部202,203と、ステータコア51の少なくとも一方に固定されていればよい。
また、本実施の形態では、ステータコア51の上面に緩衝部材101を設ける場合について説明したが、図9に示すように、第1の保持部201の底面に段差が設けられており、ステータコア51の側面に対向する段差面201hをステータコア51の側面に当接させて、ステータコア51の角部を覆うように第1の保持部201を設ける場合も考えられる。このような場合には、第1の保持部201とステータコア51の側面とが振動により衝突してしまうことを抑制するために、段差面201hとステータコア51の側面との間にも緩衝部材101を設けることが望ましく、ステータコア51の上面と側面の両方に緩衝部材101を設けることが望ましい。ここでは、1枚の緩衝部材101をステータコア51の上面と側面とにわたって設けたが、ステータコア51の上面に設ける緩衝部材101と、ステータコア51の側面に設ける緩衝部材101とが別体となっていてもよい。
さらにまた、本実施の形態では、シート状の緩衝部材101を第1の保持部201やステータコア51に接着固定する場合を説明したが、これに限らず、緩衝部材101は、二色成形により第1の保持部201と一体に成形されていてもよい。二色成形の際には、第1の保持部201を構成する樹脂と、緩衝部材101を構成する樹脂を金型に流し込み、第1の保持部201と緩衝部材101とを一体に成形するとよい。
また、上記実施の形態では言及しなかったが、被固定部材としてのステータコア51、コイル片52、及び回転電機用配線部材2の一部を覆うように、さらに樹脂モールドを設けてもよい。本実施の形態では、第1の保持部201が、緩衝部材101を介して、被固定部材としてのステータコア51に固定されているため、この樹脂モールドの際の樹脂圧により回転電機用配線部材2の位置ずれが生じることを抑制することができる。
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明したように、本実施の形態に係る回転電機用配線部材の配置構造100では、第1の保持部201と被固定部材としてのステータコア51との間に、弾性体からなる緩衝部材101を設け、緩衝部材101を介して第1の保持部201をステータコア51に配置している。これにより、製造誤差等により第1の保持部201とステータコア51との間に隙間が生じてしまうような場合であっても、当該隙間を緩衝部材101で埋めて、第1の保持部201がステータコア51に衝突して破損してしまうことを抑制可能になる。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]複数の導電線(21〜26)を有し、回転電機(1)におけるステータ(5)のコイルエンド(520)と端子台(3)の電極(31〜33)とを接続する回転電機用配線部材(2)を、被固定部材に配置する配置構造であって、前記回転電機用配線部材(2)は、前記複数の導電線(21〜26)を一括して覆うように樹脂をモールドしてなり、前記複数の導電線(21〜26)を保持する保持部(201)を備え、前記保持部(201)と被固定部材との間に、弾性体からなる緩衝部材(101)を設け、前記緩衝部材(101)を介して前記保持部(201)を前記被固定部材に配置した、回転電機用配線部材の配置構造(100)。
[2]前記緩衝部材(101)は、前記保持部(201)よりも柔らかい材質からなる、[1]に記載の回転電機用配線部材の配置構造(100)。
[3]前記緩衝部材(101)は、前記保持部(201)と前記被固定部材の少なくとも一方に固定されている、[1]または[2]に記載の回転電機用配線部材の配置構造(100)。
[4]前記緩衝部材(101)は、前記保持部(201)と前記被固定部材の少なくとも一方に接着固定されたシート状の部材からなる、[3]に記載の回転電機用配線部材の配置構造(100)。
[5]前記緩衝部材(101)は、前記保持部(201)と一体に成形されている、[3]に記載の回転電機用配線部材の配置構造(101)。
[6]前記被固定部材が、前記回転電機(1)のステータコア(51)、またはハウジングである、[1]乃至[5]の何れか1項に記載の回転電機用配線部材の配置構造(100)。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。
1…回転電機
100…回転電機用配線部材の配置構造
101…緩衝部材
2…回転電機用配線部材
21…第1のU相リード線(導電線)
22…第2のU相リード線(導電線)
23…第1のV相リード線(導電線)
24…第2のV相リード線(導電線)
25…第1のW相リード線(導電線)
26…第2のW相リード線(導電線)
201…第1の保持部(保持部)
202…第2の保持部
203…第3の保持部
3…端子台
31…第1の電極(電極)
32…第2の電極(電極)
33…第3の電極(電極)
5…ステータ
51…ステータコア
520…コイルエンド

Claims (6)

  1. 複数の導電線を有し、回転電機におけるステータのコイルエンドと端子台の電極とを接続する回転電機用配線部材を、被固定部材に配置する配置構造であって、
    前記回転電機用配線部材は、前記複数の導電線を一括して覆うように樹脂をモールドしてなり、前記複数の導電線を保持する保持部を備え、
    前記保持部と被固定部材との間に、弾性体からなる緩衝部材を設け、前記緩衝部材を介して前記保持部を前記被固定部材に配置した、
    回転電機用配線部材の配置構造。
  2. 前記緩衝部材は、前記保持部よりも柔らかい材質からなる、
    請求項1に記載の回転電機用配線部材の配置構造。
  3. 前記緩衝部材は、前記保持部と前記被固定部材の少なくとも一方に固定されている、
    請求項1または2に記載の回転電機用配線部材の配置構造。
  4. 前記緩衝部材は、前記保持部と前記被固定部材の少なくとも一方に接着固定されたシート状の部材からなる、
    請求項3に記載の回転電機用配線部材の配置構造。
  5. 前記緩衝部材は、前記保持部と一体に成形されている、
    請求項3に記載の回転電機用配線部材の配置構造。
  6. 前記被固定部材が、前記回転電機のステータコア、またはハウジングである、
    請求項1乃至5の何れか1項に記載の回転電機用配線部材の配置構造。
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