JP2021035083A - 電気接続箱 - Google Patents

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【課題】共用化に適した電気接続箱を提供すること。【解決手段】絶縁性の筐体10と、筐体10の電子部品収容室10aに収容され且つ保持される電子部品20と、電子部品20に関連する部品であり、筐体10の空きスペース10bに収容される関連部品30と、空きスペース10bに収容され、かつ、関連部品30を収納させる絶縁性の収納部品40と、を備え、収納部品40は、電子部品収容室10aに収容され且つ保持された電子部品20に対して着脱自在に取り付けられること。【選択図】図2

Description

本発明は、電気接続箱に関する。
電気接続箱においては、その筐体の内方に電子部品が収容されている。そして、その筐体は、電子部品を収容させる収容室が形成された収容部材と、この収容部材に組み付けられるカバー部材と、を備えている。ここで、電気接続箱においては、その電子部品に関連する予備部品等の関連部品についても、筐体の内方に収容される場合がある。この場合、従来の電気接続箱においては、カバー部材に関連部品の収容部が設けられる。例えば、下記の特許文献1の電気接続箱においては、予備ヒューズの収容部とヒューズプラーの収容部とがアッパーカバーの内壁に形成されている。尚、下記の特許文献2には、リレーケースの1つの面と外装部材との間に配置された熱伝導部材について開示されている。
特許第3841103号公報 特開2017−59693号公報
ところで、電気接続箱の技術分野では、例えば、異なる車種間又は同一車種の仕様違いの間等の車両間において、収容室に収容させる電子部品の種類や数量の相違に拘わらず、収容部材を共用させることがある。この場合には、その収容部材に組み付けられるカバー部材についても、そのような車両間で共用させることができる。しかしながら、従来の電気接続箱においては、そのカバー部材に関連部品の収容部が形成されるので、そのような車両間で収容対象となる関連部品の種類や数量に違いがあると、カバー部材の共用化が図り難いものとなる。
そこで、本発明は、共用化に適した電気接続箱を提供することを、その目的とする。
上記目的を達成する為、本発明は、絶縁性の筐体と、前記筐体の電子部品収容室に収容され且つ保持される電子部品と、前記電子部品に関連する部品であり、前記筐体の空きスペースに収容される関連部品と、前記空きスペースに収容され、かつ、前記関連部品を収納させる絶縁性の収納部品と、を備え、前記収納部品は、前記電子部品収容室に収容され且つ保持された前記電子部品に対して着脱自在に取り付けられることを特徴としている。
ここで、前記筐体は、前記電子部品収容室を有する収容部材と、前記収容部材に組み付けられ、前記電子部品収容室を覆うと共に、前記電子部品収容室との間に前記空きスペースを形成するカバー部材と、前記収容部材及び前記カバー部材を組付け状態のまま保持させるロック機構と、を備え、前記ロック機構は、前記収容部材に設けた第1係止体と、前記カバー部材に設けた第2係止体と、を備え、前記第1係止体と前記第2係止体は、前記収容部材及び前記カバー部材が組付け状態のときに、前記収容部材及び前記カバー部材の組付け方向とは逆向きの動きを係止し合うものとして形成され、前記収納部品は、少なくとも外壁がゴム材料で成形された弾性部品であり、前記収容部材及び前記カバー部材が組付け状態のときに、前記組付け方向に弾性変形された状態で前記カバー部材の内壁に密着させることが望ましい。
また、前記収納部品が取り付けられる前記電子部品は、作動と共に熱を発生させる発熱部品であり、前記収納部品は、前記発熱部品の熱を受け取ることが可能な熱伝導性材料で成形されることが望ましい。
また、前記関連部品は、前記電子部品の補修用の予備部品であることが望ましい。
また、前記関連部品は、前記電子部品収容室に収容され且つ保持された前記電子部品を着脱させる着脱工具であることが望ましい。
また、前記収納部品が取り付けられる前記電子部品は、作動と共に熱を発生させるリレーであり、前記収納部品は、前記リレーの熱を受け取ることが可能な熱伝導性材料で成形され、前記関連部品は、前記リレーとは別の前記電子部品としてのヒューズの補修用の予備部品、及び、前記電子部品収容室に収容され且つ保持された前記ヒューズを着脱させるヒューズプラーであることが望ましい。
本発明に係る電気接続箱においては、関連部品を収容部品やカバー部材等の筐体に直接収納させるのではなく、筐体に収容され且つ保持されている電子部品と収納部品とを介して、間接的に筐体に収納させる。よって、この電気接続箱においては、異なる車種間又は同一車種の仕様違いの間等の車両間で、収納対象となる関連部品の種類や数量に拘わらず、収容部品やカバー部材等の筐体の共用化を図ることができる。
図1は、実施形態の電気接続箱を示す斜視図である。 図2は、図1のX−X線断面図である。 図3は、実施形態の電気接続箱を部分的に示す分解斜視図である。 図4は、関連部品が収納された収納部品を示す斜視図である。 図5は、関連部品が収納された収納部品を別角度から見た斜視図である。 図6は、関連部品が収納された収納部品を別角度から見た斜視図である。 図7は、関連部品が収納された収納部品を示す平面図である。 図8は、関連部品が収納される前の収納部品を示す斜視図である。 図9は、関連部品が収納された収納部品の変形形態を示す斜視図である。
以下に、本発明に係る電気接続箱の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[実施形態]
本発明に係る電気接続箱の実施形態の1つを図1から図9に基づいて説明する。
図1の符号1は、本実施形態の電気接続箱を示す。この電気接続箱1は、絶縁性の筐体10と、この筐体10の収容室(以下、「電子部品収容室」という。)10aに収容され且つ保持される電子部品20と、を備える(図1から図3)。更に、この電気接続箱1は、その電子部品20に関連する部品であり、筐体10の空きスペース10bに収容される関連部品30と、その空きスペース10bに収容され、かつ、関連部品30を収納させる絶縁性の収納部品40と、を備える(図1から図3)。この電気接続箱1は、その電子部品20に対して電気接続される端子金具や導電性のバスバ等の導電部品(図示略)についても備えている。この電気接続箱1においては、その導電部品が筐体10に収容され、その導電部品に電気接続された電線(図示略)が筐体10の外方に引き出される。よって、この電気接続箱1は、その電線と共にワイヤハーネス(図示略)を構成する。
筐体10は、絶縁性の合成樹脂材料で成形される。この筐体10は、電子部品収容室10aを有する収容部材11と、この収容部材11に組み付けられるカバー部材12と、を少なくとも備える(図1から図3)。この例示の筐体10は、その収容部材11とアッパーカバーとしてのカバー部材12の他に、ロアカバーとしての別のカバー部材(図示略)を備えている。
収容部材11は、所謂フレームなどと称されるものであり、筒状の外壁11aを有している(図1及び図3)。この収容部材11においては、その外壁11aの内方の空間に電子部品収容室10aが設けられる。電子部品収容室10aは、収容部材11が有するものとして外壁11aの内方の空間に直接形成されたものであってもよく、所謂ブロックが有するものとして当該ブロックに直接形成され、このブロックを外壁11aの内方の空間に収容させ且つ保持させることによって、外壁11aの内方の空間に設けられたものであってもよい。電子部品収容室10aは、例えば電子部品20の種別に応じて、複数の同種の電子部品20が収容される1つの部屋であってもよく、電子部品20毎に用意された部屋であってもよい。
この例示の収容部材11には、複数の電子部品20が収容され且つ保持される。その保持形態は、如何様なものであってもよい。例えば、収容部材11における電子部品20の保持形態としては、電子部品20を嵌入させることによって保持させるものであってもよく、電子部品20をロック機構(図示略)で保持させるものであってもよく、電子部品20を相手方の端子金具(図示略)に嵌合接続させることによって保持させるものであってもよい。
この収容部材11は、その筒軸方向の両端に第1開口11bと第2開口11cとを有する(図1及び図3)。この収容部材11においては、第1開口11bを塞ぐべくカバー部材12が組み付けられ、かつ、第2開口11cを塞ぐべく上記の別のカバー部材が組み付けられる。
カバー部材12は、収容部材11に組み付けられることによって、電子部品収容室10aを覆うと共に、この電子部品収容室10aとの間に空きスペース10bを形成する。このカバー部材12は、筒状の外壁12aを有している(図1及び図3)。このカバー部材12は、その筒軸方向における一端の開口12bの周縁部を収容部材11に嵌合させる(図1及び図3)。このカバー部材12は、その筒軸方向における他端を閉塞させており、その閉塞部12cと外壁12aとで囲まれた空間部12cを有している(図1から図3)。空きスペース10bは、電子部品20が収容された収容部材11における第1開口11b側の空きスペースとカバー部材12の空間部12cとによって形成される。
この筐体10においては、収容部材11の外壁11aの筒軸方向とカバー部材12の外壁12aの筒軸方向とに沿って、収容部材11とカバー部材12とが組み付けられる。この筐体10は、その収容部材11とカバー部材12を組付け状態のまま保持させるロック機構15を備える(図1)。そのロック機構15は、収容部材11に設けた第1係止体15aと、カバー部材12に設けた第2係止体15bと、を備える(図1)。この第1係止体15aと第2係止体15bは、収容部材11及びカバー部材12が組付け状態のときに、収容部材11及びカバー部材12の組付け方向とは逆向きの動きを係止し合うものとして形成される。例えば、第1係止体15aと第2係止体15bは、その内の少なくとも一方が爪部を有しており、その爪部を相手方に引っ掛けることによって、その組付け方向とは逆向きの動きを係止させる。
この例示の筐体10の電子部品収容室10aには、電子部品20として、作動と共に熱を発生させる発熱部品としてのリレー21と、ヒューズ22と、が少なくとも収容される(図1)。リレー21は、リレー本体(図示略)が収容された絶縁性のケース21aと、このケース21aから突出させた導電性の雄タブ端子21bと、を備えている(図1及び図2)。このリレー21は、ケース21aを突出させた状態で電子部品収容室10aに収容される。この例示のケース21aは、方体状に形成されている。
関連部品30は、電子部品20の補修用の予備部品31である(図1、図3、図4、図6及び図8)。先に示したように、この例示では、電子部品20として、リレー21とヒューズ22が筐体10の電子部品収容室10aに収容されている。よって、ここでは、関連部品30として、そのヒューズ22の補修用の予備部品(以下、「予備ヒューズ」という。)31が筐体10の空きスペース10bに収容される。
また、関連部品30は、電子部品収容室10aに収容され且つ保持された電子部品20を着脱させる着脱工具32である(図1から図5、図7及び図8)。ここでは、関連部品30として、電子部品収容室10aに収容され且つ保持されたヒューズ22を着脱させる着脱工具32が筐体10の空きスペース10bに収容される。
収納部品40は、絶縁性の合成樹脂材料や絶縁性のゴム材料で成形される。この収納部品40は、合成樹脂材料のみを用いて成形されたものであってもよく、ゴム材料のみを用いて成形されたものであってもよく、合成樹脂材料とゴム材料とを用いて成形されたものであってもよい。この例示の収納部品40は、少なくとも外壁がゴム材料で成形された弾性部品として成形される。ここでは、ゴム材料のみを用いて成形された収納部品40を示している。収納部品40は、複数の壁部を有する立体形状に形成されている。
この収納部品40は、関連部品30を収納させる収納室(以下、「関連部品収納室」という)40aを少なくとも1つ有する(図2及び図4から図8)。この例示の収納部品40には、その関連部品収納室40aとして、予備部品31が収容される第1関連部品収納室41(図4、図6及び図8)と、着脱工具32が収容される第2関連部品収納室42(図2、図4、図5、図7及び図8)と、が形成されている。この例示では、第1関連部品収納室41を側壁部45に設け、第2関連部品収納室42を後述する当接壁部46における第1当接壁面46aに設けている。
この収納部品40は、空きスペース10bにて、電子部品収容室10aに収容され且つ保持された電子部品20に対して着脱自在に取り付けられる。この例示の電気接続箱1においては、先に示したように、リレー21がケース21aを突出させた状態で電子部品収容室10aに収容されている。よって、この例示の収納部品40は、そのリレー21のケース21aにおける突出部分に対して着脱自在に取り付けられる。この例示の収納部品40は、方体状のケース21aにおける突出部分を自らに嵌入させることによって、自らをその突出部分に対して着脱自在に取り付ける。ここでは、その突出部分を嵌入させる方体状の被嵌入部47が収納部品40に形成されている(図2及び図6)。また、この例示では、2つのリレー21が並べて配置されており、そのそれぞれのリレー21のケース21aにおける突出部分に対して収納部品40を着脱自在に取り付けさせる。そこで、この例示の収納部品40には、そのそれぞれのリレー21毎の被嵌入部47が形成されている。
このように、本実施形態の電気接続箱1においては、関連部品30を収容部材11やカバー部材12等の筐体10に直接収納させるのではなく、筐体10に収容され且つ保持されている電子部品20と収納部品40とを介して、間接的に筐体10に収納させる。よって、この電気接続箱1においては、異なる車種間又は同一車種の仕様違いの間等の車両間で、収納対象となる関連部品30の種類や数量に拘わらず、収容部材11やカバー部材12等の筐体10の共用化を図ることができる。
更に、本実施形態の電気接続箱1においては、その収納部品40が筐体10の空きスペース10bに配置されるので、筐体10の内方での省スペース化を図ることができる。
ところで、先に示したロック機構15においては、第1係止体15aと第2係止体15bに公差ばらつきが生じている。よって、このロック機構15においては、収容部材11及びカバー部材12が組付け状態のときに、第1係止体15aと第2係止体15bとの間に隙間が空いてしまう可能性があり、その隙間が詰まることによって、第1係止体15aと第2係止体15bとが係止状態になる場合もある。つまり、筐体10においては、収容部材11及びカバー部材12が組付け状態のときに、その第1係止体15aと第2係止体15bとの間の隙間によって、収容部材11とカバー部材12との間にがたつきが生じてしまっている可能性がある。
そこで、収納部品40は、収容部材11及びカバー部材12が組付け状態のときに、これらの組付け方向に弾性変形された状態でカバー部材12の内壁12dに密着させることが望ましい(図2)。これにより、収容部材11とカバー部材12には、その収納部品40の弾性変形に伴う組付け方向とは逆向きの反力が作用する。そして、これに伴い、ロック機構15においては、第1係止体15aと第2係止体15bとの間に生じている隙間を詰まらせることができるので、第1係止体15aと第2係止体15bとを係止状態にすることができる。従って、筐体10においては、収容部材11及びカバー部材12が組付け状態のときに、収納部品40の弾性変形に伴う組付け方向とは逆向きの反力によって、収容部材11とカバー部材12との間のがたつきが解消される。このように、本実施形態の電気接続箱1においては、筐体10でのがたつきの発生を抑えることができるので、音振性能を向上させることができる。
ここで、本実施形態のカバー部材12の内壁12dは、開口12bと平行な第1内壁部12d1と、この第1内壁部12d1に対して傾斜させた第2内壁部12d2と、を有している(図2)。そして、本実施形態の収納部品40は、空きスペース10bにて、その第1内壁部12d1と第2内壁部12d2の境界部分に対向配置されている(図2)。よって、収納部品40においては、内壁12dへの当接壁部46がその第1内壁部12d1と第2内壁部12d2の境界部分の形状に合わせて形成される(図2及び図4から図8)。この例示の当接壁部46は、第1内壁部12d1に密着させる当該第1内壁部12d1と平行な第1当接壁面46aと、第2内壁部12d2に密着させる当該第2内壁部12d2と平行な第2当接壁面46bと、を有している。
また、本実施形態の収納部品40は、作動と共に熱を発生させる発熱部品としてのリレー21に取り付けられる。そこで、この収納部品40は、その発熱部品としてのリレー21の熱を受け取ることが可能な熱伝導性材料で成形されることが望ましい。
例えば、この例示の収納部品40は、リレー21のケース21aよりも熱伝導率の高い絶縁性の合成樹脂材料や絶縁性のゴム材料で成形されることが望ましい。これにより、本実施形態の電気接続箱1においては、発熱部品としてのリレー21で発生した熱を収納部品40に伝達させ、その収納部品40を介して空きスペース10bの大気中に放熱させることができる。よって、この電気接続箱1においては、発熱部品の耐久性を向上させることができる。
更に、収納部品40は、発熱部品としてのリレー21の熱を受け取ることが可能で、かつ、収容部材11及びカバー部材12が組付け状態のときに、これらの組付け方向に弾性変形された状態でカバー部材12の内壁12dに密着させることが可能な熱伝導性のゴム材料で成形されていてもよい。これにより、本実施形態の電気接続箱1においては、収納部品40の弾性変形に伴う組付け方向とは逆向きの反力によって、筐体10でのがたつきの発生を抑えることができ、かつ、収納部品40を介して、発熱部品としてのリレー21で発生した熱を空きスペース10bの大気中とカバー部材12の内壁12dとに放熱させることができる。よって、この電気接続箱1においては、音振性能を向上させることができ、かつ、発熱部品の耐久性を向上させることができる。
ここで、関連部品収納室40aは、収納部品40の何れの壁部に設けてもよい。例えば、収納部品40を電子部品20に取り付けたままで関連部品収納室40aから関連部品30を取り外すのであれば、その関連部品収納室40aは、関連部品30の取り外し作業を邪魔しない壁部に設ければよい(図9)。その図9には、第1関連部品収納室41を当接壁部46における第2当接壁面46bに設け、かつ、第2関連部品収納室42を当接壁部46における第1当接壁面46aに設けた場合を例示している。また、収納部品40を電子部品20から取り外した後で関連部品収納室40aから関連部品30を取り外すのであれば、その関連部品収納室40aは、必ずしも電子部品20に取り付けた状態で目視し得る壁部に設けずともよい。但し、関連部品収納室40aは、収納部品40の何れの壁部に設けるにせよ、関連部品30を周辺の他部品に干渉させぬように、その壁部から関連部品30を飛び出させることないものとして形成されることが望ましい。このように、本実施形態の電気接続箱1においては、関連部品収納室40aへの関連部品30の収納方向を収納部品40毎に適宜設定することができるので、筐体10の空きスペース10bでの配置場所の選択肢が広がる。よって、この電気接続箱1においては、この点からも筐体10の内方での省スペース化を図ることができる。
1 電気接続箱
10 筐体
10a 電子部品収容室
10b 空きスペース
11 収容部材
12 カバー部材
12d 内壁
15 ロック機構
15a 第1係止体
15b 第2係止体
20 電子部品
21 リレー
22 ヒューズ
30 関連部品
31 予備部品
32 着脱工具
40 収納部品
40a 関連部品収納室
41 第1関連部品収納室
42 第2関連部品収納室

Claims (6)

  1. 絶縁性の筐体と、
    前記筐体の電子部品収容室に収容され且つ保持される電子部品と、
    前記電子部品に関連する部品であり、前記筐体の空きスペースに収容される関連部品と、
    前記空きスペースに収容され、かつ、前記関連部品を収納させる絶縁性の収納部品と、
    を備え、
    前記収納部品は、前記電子部品収容室に収容され且つ保持された前記電子部品に対して着脱自在に取り付けられることを特徴とした電気接続箱。
  2. 前記筐体は、前記電子部品収容室を有する収容部材と、前記収容部材に組み付けられ、前記電子部品収容室を覆うと共に、前記電子部品収容室との間に前記空きスペースを形成するカバー部材と、前記収容部材及び前記カバー部材を組付け状態のまま保持させるロック機構と、を備え、
    前記ロック機構は、前記収容部材に設けた第1係止体と、前記カバー部材に設けた第2係止体と、を備え、
    前記第1係止体と前記第2係止体は、前記収容部材及び前記カバー部材が組付け状態のときに、前記収容部材及び前記カバー部材の組付け方向とは逆向きの動きを係止し合うものとして形成され、
    前記収納部品は、少なくとも外壁がゴム材料で成形された弾性部品であり、前記収容部材及び前記カバー部材が組付け状態のときに、前記組付け方向に弾性変形された状態で前記カバー部材の内壁に密着させることを特徴とした請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記収納部品が取り付けられる前記電子部品は、作動と共に熱を発生させる発熱部品であり、
    前記収納部品は、前記発熱部品の熱を受け取ることが可能な熱伝導性材料で成形されることを特徴とした請求項1又は2に記載の電気接続箱。
  4. 前記関連部品は、前記電子部品の補修用の予備部品であることを特徴とした請求項1,2又は3に記載の電気接続箱。
  5. 前記関連部品は、前記電子部品収容室に収容され且つ保持された前記電子部品を着脱させる着脱工具であることを特徴とした請求項1から4の内の何れか1つに記載の電気接続箱。
  6. 前記収納部品が取り付けられる前記電子部品は、作動と共に熱を発生させるリレーであり、
    前記収納部品は、前記リレーの熱を受け取ることが可能な熱伝導性材料で成形され、
    前記関連部品は、前記リレーとは別の前記電子部品としてのヒューズの補修用の予備部品、及び、前記電子部品収容室に収容され且つ保持された前記ヒューズを着脱させるヒューズプラーであることを特徴とした請求項1又は2に記載の電気接続箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009026589A (ja) * 2007-07-19 2009-02-05 Honda Motor Co Ltd ヒューズプラー

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