JP2021034079A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録方式を高速に切り替えることができる磁気ディスク装置を提供する。【解決手段】一つの実施形態によれば、磁気ディスク装置は、第1の記憶領域と、第1の記憶領域と異なる第2の記憶領域と、を備える磁気ディスクを備える。前記第2の記憶領域には、第1の方式で前記第1の記憶領域にユーザデータを書き込むための第1のポストコードと、第2の方式で前記第1の記憶領域にユーザデータを書き込むための第2のポストコードと、の両方が予め格納されている。前記第1の方式は互いに隣接する2つのトラックのうちの1つのトラックが当該2つのトラックのうちの他のトラックの一部に重ねられる方式である。前記第2の方式は互いに隣接する2つのトラックは互いに重ねられない方式である。【選択図】図5

Description

本実施形態は、磁気ディスク装置に関する。
近年、磁気ディスクの記録方式として、SMR(Shingled Magnetic Recording)と称される技術が開発されている。
SMRによれば、磁気ディスクへデータを書き込む際に、既に書き込まれた1トラック分のデータの一部に重なるように、次のトラックのデータが書き込まれる。これにより、トラックの幅(トラックピッチ)をライト素子の幅よりも狭くすることができるので、記録密度が向上する。
SMRに対し、隣接する2つのトラックのデータは重ならないように配置される従来の書き込みの方式は、CMR(Conventional Magnetic Recording)と呼ばれる。CMRによれば、SMRに比べてランダムアクセス性能が高い。
米国特許出願公開第2019/0004739号明細書 米国特許第10096338号明細書 米国特許第9082418号明細書
一つの実施形態は、記録方式を高速に切り替えることができる磁気ディスク装置を提供することを目的とする。
一つの実施形態によれば、磁気ディスク装置は、第1の記憶領域と、第1の記憶領域と異なる第2の記憶領域と、を備える磁気ディスクを備える。前記第2の記憶領域には、第1の方式で前記第1の記憶領域にユーザデータを書き込むための第1のポストコードと、第2の方式で前記第1の記憶領域にユーザデータを書き込むための第2のポストコードと、の両方が予め格納されている。前記第1の方式は互いに隣接する2つのトラックのうちの1つのトラックが当該2つのトラックのうちの他のトラックの一部に重ねられる方式である。前記第2の方式は互いに隣接する2つのトラックは互いに重ねられない方式である。
図1は、実施形態の磁気ディスク装置の構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態にかかる磁気ディスクの構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態のSMRの方式を説明するための模式的な図である。 図4は、実施形態のCMRの方式を説明するための模式的な図である。 図5は、実施形態の磁気ディスクに設定された、あるタイミングにおける記憶領域のアロケーションの一例を説明するための模式的な図である。 図6は、実施形態の磁気ディスクに設定された、別のタイミングにおける記憶領域のアロケーションの一例を説明するための模式的な図である。 図7は、実施形態のCMR領域に書き込まれる信号の周波数を説明するための模式的な図である。 図8は、実施形態のSMR領域に書き込まれる信号の周波数を説明するための模式的な図である。 図9は、実施形態のポストコード用領域に書き込まれる信号の周波数を説明するための模式的な図である。 図10は、SMR領域に対するアクセスの際の実施形態の磁気ディスク装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図11は、記録方式をSMRからCMRに切り替える際の実施形態の磁気ディスク装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図12は、CMR領域に対するアクセスの際の実施形態の磁気ディスク装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図13は、記録方式をCMRからSMRに切り替える際の実施形態の磁気ディスク装置の動作の一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかる磁気ディスク装置を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
(実施形態)
図1は、実施形態の磁気ディスク装置1の構成の一例を示す図である。
磁気ディスク装置1は、ホスト40に接続される。磁気ディスク装置1は、ホスト40から、ライトコマンドやリードコマンドなどの、アクセスコマンドを受信することができる。また、磁気ディスク装置1は、アクセスコマンドに加えて、記録方式の切り替えを要求するコマンドを受信することができる。記録方式や記録方式の切り替えについては後述する。
磁気ディスク装置1は、磁気ディスク11を備える。磁気ディスク装置1は、アクセスコマンドに応じて磁気ディスク11にデータを書き込んだり磁気ディスク11からデータを読み出したりする。
データの書き込みおよび読み出しは、磁気ヘッド22を介して行われる。具体的には、磁気ディスク装置1は、磁気ディスク11のほかに、スピンドルモータ12、モータドライバ21、磁気ヘッド22、アクチュエータアーム15、ボイスコイルモータ(VCM)16、ランプ13、プリアンプ24、リードライトチャネル(RWC)25、ハードディスクコントローラ(HDC)23、バッファメモリ29、およびプロセッサ26を備える。
磁気ディスク11は、スピンドルモータ12により、回転軸を中心に所定の回転速度で回転される。スピンドルモータ12の回転は、モータドライバ21により駆動される。
磁気ヘッド22は、それに備わるライト素子22wおよびリード素子22rにより、磁気ディスク11に対してデータのライトやリードを行う。また、磁気ヘッド22は、アクチュエータアーム15の先端に取り付けられている。磁気ヘッド22は、モータドライバ21によって駆動されるVCM16により、磁気ディスク11の径方向に沿って移動される。磁気ディスク11の回転が停止しているときなどは、磁気ヘッド22は、ランプ13上に移動される。
プリアンプ24は、磁気ディスク11からのデータの読み出し時に、磁気ヘッド22が磁気ディスク11から読み出された信号を増幅して出力し、RWC25に供給する。また、プリアンプ24は、RWC25から供給された書き込み対象のデータに対応した信号を増幅して、磁気ヘッド22に供給する。
HDC23は、I/Fバスを介してホスト40との間で行われるデータの送受信の制御や、バッファメモリ29の制御、ならびに、読み出されたデータの誤り訂正処理などを行う。
バッファメモリ29は、ホスト40との間で送受信されるデータのバッファとして用いられる。例えば、バッファメモリ29は、磁気ディスク11に書き込まれるデータを一時記憶するために用いられる。
バッファメモリ29は、例えば、高速な動作が可能な揮発性メモリによって構成される。バッファメモリ29を構成するメモリの種類は、特定の種類に限定されない。バッファメモリ29は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)によって構成され得る。
RWC25は、HDC23から供給される、書き込み対象のデータをコード変調してプリアンプ24に供給する。また、RWC25は、磁気ディスク11から読み出されプリアンプ24から供給された信号をコード復調してデジタルデータとしてHDC23へ出力する。
プロセッサ26は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。プロセッサ26には、RAM27、FROM(Flash Read Only Memory)28およびバッファメモリ29が接続されている。
RAM27は、例えばDRAMやSRAMによって構成される。RAM27は、プロセッサ26によって動作用のメモリとして使用される。RAM27は、ファームウェア(プログラムデータ)がロードされる領域や、各種の管理データが保持される領域として使用される。
FROM28は、不揮発性メモリの一例である。プロセッサ26は、FROM28および磁気ディスク11に予め記憶されたファームウェアに従って、この磁気ディスク装置1の全体的な制御を行う。例えば、プロセッサ26は、FROM28および磁気ディスク11に予め記憶されたファームウェアをRAM27にロードし、ロードされたファームウェアに従って、モータドライバ21、プリアンプ24、RWC25、HDC23などの制御を実行する。
なお、プロセッサ26およびHDC23を含む構成は、制御回路30と見なすこともできる。制御回路30は、RAM27、FROM28、バッファメモリ29、またはRWC25など、他の要素を含んでいてもよい。
図2は、実施形態にかかる磁気ディスク11の構成の一例を示す図である。磁気ディスク11の表面に形成された磁性層には、例えば出荷前にサーボライタなどによりサーボ情報が書き込まれている。サーボ情報は、セクタ/シリンダ情報またはバーストパターンを含む。セクタ/シリンダ情報は、磁気ディスク11の円周方向および半径方向のサーボ番地を与えることができ、磁気ヘッド22を目標トラックまで移動させるシーク制御に用いることができる。バーストパターンは、磁気ヘッド22を目標トラックの範囲内に位置決めするトラッキング制御に用いることができる。なお、サーボ情報は、セルフサーボライト(SSW)によって出荷後に磁気ディスク11に書き込まれてもよい。図2には、サーボ情報が書き込まれたサーボゾーンの配置の一例として放射状に配置されたサーボゾーン11aを示している。磁気ディスク11の径方向には同心円の複数のトラック11bが所定のピッチで設けられている。各トラック11bの周回上は多数のセクタが連続的に形成されている。各セクタに対し、磁気ヘッド22によって、データの書き込みおよび読み出しが実行される。
当該磁気ディスク11に対してデータを書き込む方式(記録方式)として、SMRおよびCMRが用意されている。
図3は、実施形態のSMRの方式を説明するための模式的な図である。SMRは、あるトラックのデータ(第1のデータと表記する)の書き込みを実行し、その後に当該トラックに径方向に隣接するトラックのデータ(第2のデータと表記する)の書き込みを実行する場合に、第1のデータの一部に第2のデータが重なるように、各トラックのデータを書き込む方式である。つまり、SMRによれば、磁気ディスク11の径方向に互いに隣接する2つのトラックのうちの1つのトラックのデータが当該2つのトラックのうちの他のトラックのデータの一部に重ねて書き込まれる。
例えば、トラック#2のデータの一部は、トラック#1のデータが重なる。また、トラック#3のデータの一部は、トラック#2のデータが重なる。即ち、SMRによれば、1つのトラックのデータが、すでにデータがライトされた隣接トラックのデータの一部に重なることが繰り返される。
これによって、各トラックの幅(=トラックピッチTP)が磁気ヘッド22のライト素子22wのコア幅(WHw)よりも狭められる。その結果、記録密度の向上が実現する。つまり、SMRによれば、後述するCMRに比べて、記憶容量を増加させることができる。
しかしながら、SMRによれば、トラックピッチTPがライト素子22wのコア幅WHwよりも狭いため、複数トラック分のデータのうちの一部を更新すると、当該更新したデータに隣接するトラックのデータが破壊される。データの破壊を防止するために、SMRによれば、当該一部のデータを含む複数トラック分のデータが一括に更新される。一括に更新される複数トラックの領域は、ゾーンまたはバンドなどと称され得る。SMRによれば、上記のような更新方法が行われることから、後述するCMRに比べて、ランダムアクセス性能が劣る。
図4は、実施形態のCMRの方式を説明するための模式的な図である。本図に示されるように、CMRによれば、各トラックのデータは、径方向に隣接するトラックのデータと重ならないように配置される。換言すると、CMRは、磁気ディスク11の径方向に互いに隣接する2つのトラックのデータが互いに重ならないように書き込まれる方式である。CMRによれば、各トラックの幅は、ライト素子22wのコア幅(WHw)と同一であるため、任意の位置のデータを更新することができる。よって、CMRによれば、SMRよりも記憶容量が小さい反面、ランダムアクセス性能を高い。
第1の実施形態では、磁気ディスク装置1は、SMRおよびCMRのうちの何れの方式でも磁気ディスク11にデータの書き込みができるだけでなく、磁気ディスク11の各位置の記録方式をSMRとCMRとの間で切り替えることが可能に構成されている。
図5は、実施形態の磁気ディスク11に設定された、あるタイミングにおける記憶領域のアロケーションの一例を説明するための模式的な図である。なお、本図において、磁気ヘッド22は、磁気ディスク11に対して矢印50で示す向きに相対移動することとしている。また、本図では、周方向にはサーボゾーン11aが4つ含まれていることとしているが、周方向に含まれるサーボゾーン11aの数は4に限定されない。
図5に示されるように、磁気ディスク11には、ポストコード(Post Code)用領域100と、CMR領域110aと、SMR領域110bと、が径方向に配列されている。各領域100、110a、110bは、1以上のトラック11bによって構成される。各領域100、110a、110bの境界には、ガード領域11cが設けられている。ガード領域11cは、データが書き込まれない領域である。
CMR領域110aまたはSMR領域110bを構成する領域は、第1の記憶領域の一例であり、ポストコード用領域100は、第2の記憶領域の一例である。なお、磁気ディスク11は、2以上のCMR領域110aがアロケートされ得る。また、磁気ディスク11は、2以上のSMR領域110bがアロケートされ得る。また、第2の記憶領域は、径方向の異なる位置に分割されて配置され得る。
ポストコード用領域100には、磁気ディスク11の、少なくともトラックが設定され得る全領域の分の、CMR用のポストコードと、SMR用のポストコードと、が格納されている。ポストコードとは、サーボゾーン11aに書き込まれているサーボ情報(Srv)を補正するための情報である。
CMR領域110aには、CMRの方式でデータが書き込まれる。CMR領域110aの各トラック11bには、サーボゾーン11aに後続する位置にポストコード(PC)が書き込まれている。そして、ポストコードが書き込まれた位置に後続する位置に、ユーザデータが書き込まれる。
CMR領域110aにアクセス(書き込みまたは読み出し)される際には、まず、CMR領域110a内のアクセス先のトラック11b内のサーボ情報とポストコードとが磁気ヘッド22によって読み出される。そして、当該ポストコードを用いて当該サーボ情報が補正されて、補正された当該サーボ情報に基づいて磁気ヘッド22の位置決めが実行されることで、後続するユーザデータの領域へのアクセスが実行される。
SMR領域110bは、SMRの方式でデータが書き込まれる。SMR領域110bの各トラック11bには、サーボゾーン11aに後続する位置にユーザデータが書き込まれる。つまり、SMR領域110bの各トラック11bには、ポストコードが書き込まれない。
SMR領域110bにアクセスされる際には、まず、ポストコード用領域100から、アクセス先のトラック11bにかかるポストコードがバッファメモリ29に読み出される。複数のトラック11bにアクセスされる場合には、当該複数のトラック11bの分のポストコードが一括に読み出される。そして、SMR領域110b内のアクセス対象のトラック11bからサーボ情報が読み出され、当該サーボ情報は、バッファメモリ29に読み出されたポストコードを用いて補正される。そして、補正された当該サーボ情報に基づいて磁気ヘッド22の位置決めが実行される。
なお、SMR領域110bから離れた位置(ポストコード用領域100)からポストコードに格納されていることから、SMR領域110bにランダムアクセスを行う場合、ポストコードが格納されたトラックへのシークと、SMR領域110b内の読み出しの対象のトラックへのシークと、の合計2回のシークが必要となる。このことは、ランダムアクセス性能の低下を引き起こす。SMR領域110bに対してはできるだけランダムアクセスではなくシーケンシャルアクセスを行うように磁気ディスク装置1を運用すれば、シーケンシャルアクセスの対象となった複数トラック分のポストコードを一括で読み出して利用することが可能であるので、SMR領域110bにポストコードを格納しないことによる性能低下のデメリットを抑制することができる。
図6は、実施形態の磁気ディスク11に設定された、別のタイミングにおける記憶領域のアロケーションの一例を説明するための模式的な図である。
磁気ディスク装置1は、記憶領域のアロケーションを図5に示される状態から図6に示される状態に変更する場合、CMR領域110a以外の領域をCMR領域110aに変更、つまりリアロケート、する。ここでは、SMR領域110b側にCMR領域110aに隣接するガード領域11cとSMR領域110bの一部とがCMR領域110aに変更されて、CMR領域110aに新しいトラックが2つ追加されている。
ポストコードの生成には、多大な時間を必要とする。よって、仮に、磁気ディスク装置1が、CMR領域110aに2つのトラックを追加する際に当該2つのトラックにかかるポストコードを生成するように構成された場合、記録方式の切り替えに要する時間が多くなる。
実施形態では、CMRの記録方式が採用された場合と、SMRの記録方式が採用された場合との両方の場合のポストコードが、ポストコード用領域100に予め格納されている。磁気ディスク装置1は、CMR領域110aに新たにトラックを追加する場合には、当該トラックにかかるポストコードがポストコード用領域100から読み出されて当該トラックのサーボゾーン11aに後続する位置に書き込む。これによって、記録方式をSMRからCMRに切り替える際に要する時間を抑制する。
また、磁気ディスク装置1は、記憶領域のアロケーションを図6に示される状態から図5に示される状態に変更する場合、SMR領域110b以外の領域をCMR領域110aに変更する。ここでは、CMR領域110a側にSMR領域110bに隣接するガード領域11cとCMR領域110aの一部とがSMR領域110bに変更される。
前述したように、SMR領域110bへのアクセスの際には、ポストコード用領域100に格納されているポストコードが使用される。よって、SMR領域110bにトラックを追加するにあたって、ポストコードを生成したりポストコード用領域100から読み出したりする処理は不要である。
このように、記録方式をCMRからSMRとの間で切り替える際に、ポストコードの生成が不要であるので、当該切り替えに要する時間が抑制される。
なお、図5および図6では、記録方式の変更の単位に制限が設けられていない例について説明した。ガード領域11cはCMR領域110aおよびSMR領域110bの何れにも切り替えられることが禁止され、ガード領域11cによって区切られた領域毎に記憶方式の変更が実行されてもよい。また、記憶方式の変更は、ゾーンまたはバンドなどの、単位領域毎に実行されてもよい。
一般に、磁気ディスク11に書き込まれる信号の周波数は、サーボ情報とユーザデータとで異なっている。図7〜図9を使用して、磁気ディスク11に書き込まれる信号の周波数について説明する。
図7は、実施形態のCMR領域110aに書き込まれる信号の周波数を説明するための模式的な図である。符号200aは、CMR領域110aに書き込まれる信号の波形の一例である。本図からは、ユーザデータは、サーボ情報(Srv)に比べて密に書き込まれていることが読み取れる。つまり、磁気ディスク11に書き込まれるユーザデータの信号の周波数は、磁気ディスク11に書き込まれるサーボ情報の信号の周波数よりも高い。磁気ディスク11に書き込まれるサーボ情報の信号の周波数を、サーボ周波数と表記する。サーボ周波数は、第1の周波数の一例である。磁気ディスク11に書き込まれるユーザデータの信号の周波数を、書き込み周波数と表記する。書き込み周波数は、第2の周波数の一例である。
さらに、図7に示されるように、ポストコードは、サーボ情報と同じ密度で書き込まれている。つまり、ポストコードは、サーボ周波数で書き込まれている。
図8は、実施形態のSMR領域110bに書き込まれる信号の周波数を説明するための模式的な図である。符号200bは、SMR領域110bに書き込まれる信号の波形の一例である。本図に示されるように、サーボ情報はサーボ周波数で書き込まれ、ユーザデータは書き込み周波数で書き込まれている。
図9は、実施形態のポストコード用領域100に書き込まれる信号の周波数を説明するための模式的な図である。符号200cは、ポストコード用領域100に書き込まれる信号の波形の一例である。本図に示されるように、ポストコード用領域100では、ポストコードが書き込み周波数で書き込まれている。
仮に、SMR領域110bにポストコードが書き込まれる構成とされた場合、CMR領域110aの場合と同様に、SMR領域110bに対し、ポストコードはサーボ周波数で書き込まれることになる。
実施形態では、SMR領域110bのためのポストコードが、ポストコード用領域100に密に書き込まれているので、SMR領域110bにポストコードが書き込まれる場合に比べ、SMR領域110bのためのポストコードに割かれる容量を抑制することができる。
また、SMR領域110bにはポストコードのための領域が不要であるため、SMR領域110bがポストコードのための領域を有する場合に比べて、ユーザデータの格納に供することができる領域を増やすことができる。
つまり、SMR領域110bのためのポストコードが、SMR領域110bではなくポストコード用領域100に書き込み周波数で書き込まれることで、フォーマットの効率が向上する。
なお、SMRは、第1の方式の一例である。第1の方式は、互いに隣接する2つのトラックのうちの1つのトラックが当該2つのトラックのうちの他のトラックの一部に重ねられる方式である。
また、CMRは、第2の方式の一例である。第2の方式は、互いに隣接する2つのトラックは互いに重ならない方式である。
また、ポストコード用領域100に格納されているSMR用のポストコードは、第1のポストコードの一例である。また、ポストコード用領域100に格納されているCMR用のポストコードは、第2のポストコードの一例である。
続いて、実施形態の磁気ディスク装置1の動作を説明する。
図10は、SMR領域110bに対するアクセスの際の実施形態の磁気ディスク装置1の動作の一例を示すフローチャートである。
制御回路30は、磁気ヘッド22によって、ポストコード用領域100から、SMR領域110bに属する複数トラック分のポストコードを読み出す(S101)。S101では、SMR領域110bに属する全トラックにかかるポストコードが読み出されてもよい。または、SMR領域110bに属するトラックのうちの、アクセス先のトラックを含む一部のトラックにかかるポストコードが読み出されてもよい。
制御回路30は、S101の処理によって読み出された複数トラック分のポストコードをバッファメモリ29に格納する(S102)。
そして、制御回路30は、バッファメモリに格納された複数トラック分のポストコードを用いてSMR領域110bにアクセスする(S103)。
S103では、制御回路30は、磁気ヘッド22によってサーボ情報を読み出して、当該サーボ情報を、バッファメモリ29に格納されたポストコードに基づいて補正する。そして、制御回路30は、補正後のサーボ情報に基づいて磁気ヘッド22の位置決め行うことで、サーボゾーン11aに後続するユーザデータの領域にアクセスする。
S103によって、SMR領域110bに対するアクセスの動作が終了する。
このように、制御回路30は、SMR領域110bへのアクセスの際には、ポストコード用領域100に格納されているSMR用のポストコードを読み出して、読み出されたポストコードを用いてサーボ情報の補正を行う、制御を実行する。
図11は、記録方式をSMRからCMRに切り替える際の実施形態の磁気ディスク装置1の動作の一例を示すフローチャートである。ここでは、所定の単位領域毎に切り替えが実行できることとする。
制御回路30は、SMRからCMRへの切り替えを要求するコマンドを受信すると(S201)、磁気ヘッド22によって、ポストコード用領域100からCMR領域110aにかかるポストコードを読み出す(S202)。
なお、SMRからCMRへの切り替えを要求するコマンドは、切り替え対象の範囲を示す情報を含む。例えば、当該コマンドは、切り替え対象の単位領域を含む。当該コマンドは、切り替え対象の単位領域の、位置、サイズ、またはこれらの組み合わせによって、切り替え対象の単位領域を示し得る。S202では、指定された単位領域の分の、CMR用のポストコードが読み出される。
S202に続いて、制御回路30は、読み出したポストコードを、切り替え対象として指定された単位領域の各トラックのサーボゾーン11aに後続する位置に、磁気ヘッド22によって書き込む(S203)。
なお、S202とS203とは、所定数のポストコード毎に繰り返し実行されてもよい。S203では、CMRの方式で、ポストコードの書き込みが実行される。
切り替え対象として指定された単位領域へのポストコードの書き込みが終了すると、制御回路30は、ユーザデータのための領域を、各トラックに書き込まれたポストコードを用いてフォーマットする(S204)。
S204では、制御回路30は、磁気ヘッド22によってサーボ情報と当該サーボ情報に後続する位置に格納されているポストコードを読み出して、当該サーボ情報を、当該ポストコードに基づいて補正する。そして、制御回路30は、補正後のサーボ情報に基づいて磁気ヘッド22の位置決め行うことで、ユーザデータのための領域のフォーマットを実行する。
S204によって、記録方式をSMRからCMRに切り替える動作が終了する。
なお、ガード領域がCMR領域に変更される場合においても、図11に示される動作と同様の動作が実行され得る。また、図11に示される動作は、記録方式の変更の単位に制限が設けられていない場合についても適用できる。
このように、SMRからCMRへの記録方式の切り替えが指示された場合、制御回路30は、ポストコード用領域100からCMR用のポストコードを読み出して、読み出されたポストコードを切り替え対象の領域を構成するトラックに書き込む、制御を実行する。
図12は、CMR領域110aに対するアクセスの際の実施形態の磁気ディスク装置1の動作の一例を示すフローチャートである。
制御回路30は、磁気ヘッド22によって、アクセス対象のトラックから、サーボ情報とともに、ポストコードを読み出す(S301)。そして、制御回路30は、読み出したポストコードを用いて、ポストコードが格納されている領域に後続する、ユーザデータのための領域にアクセスする(S302)。
S302では、制御回路30は、S301の処理によって読み出したサーボ情報を、S301の処理によって読み出したポストコードに基づいて補正する。そして、制御回路30は、補正後のサーボ情報に基づいて磁気ヘッド22の位置決め行うことで、サーボゾーン11aに後続するユーザデータの領域にアクセスする。
S302によって、CMR領域110aに対するアクセスの動作が終了する。
図13は、記録方式をCMRからSMRに切り替える際の実施形態の磁気ディスク装置1の動作の一例を示すフローチャートである。ここでは、所定の単位領域毎に切り替えが実行できることとする。
制御回路30は、CMRからSMRへの切り替えを要求するコマンドを受信すると(S401)、切り替え対象のCMR領域110aのポストコードが書き込まれていた領域を、ユーザデータのための領域に変更することで、ユーザデータのための各領域を拡大する(S402)。
なお、CMRからSMRへの切り替えを要求するコマンドは、切り替え対象の範囲を示す情報を含む。例えば、当該コマンドは、切り替え対象の単位領域を含む。当該コマンドは、切り替え対象の単位領域の、位置、サイズ、またはこれらの組み合わせによって、切り替え対象の単位領域を示し得る。S402では、制御回路30は、指定された単位領域に含まれるユーザデータのための各領域を拡大する。
S402に続いて、制御回路30は、ユーザデータのための領域を、SMR用にフォーマットする(S403)。これによって、切り替え対象の領域を構成する各トラックに格納されていたCMR用のポストコードは、削除されて、SMRによるアクセスが可能となる。
S403によって、記録方式をCMRからSMRに切り替える動作が終了する。
なお、ガード領域がSMR領域に変更される場合においても、図13に示される動作と同様の動作が実行され得る。また、図13に示される動作は、記録方式の変更の単位に制限が設けられていない場合についても適用できる。
このように、制御回路30は、CMRからSMRへの記録方式の切り替えが指示された場合、切り替え対象の記憶領域からCMR用のポストコードを削除する、制御を実行する。
上記の説明においては、記録方式の切り替えは、ホスト40から受信した切り替えを要求するコマンドに応じて実行されることとした。制御回路30は、記録方式の切り替えを、ホスト40からのコマンドを要することなく自発的に実行するよう構成されてもよい。例えば、SMR領域110bの容量が所定量を下回った場合、ホスト40は、CMR領域110aの一部の領域にかかる記録方式の切り替えによって、SMR領域110bの容量を増加させてもよい。
つまり、コントローラである制御回路30は、SMR領域110bのうちの少なくとも一部の領域をCMR領域110aにリアロケートするように、構成されてもよい。
以上述べたように、実施形態によれば、磁気ディスク11は、磁気ディスク11の記憶領域にSMR方式でユーザデータを書き込むためのポストコードと、当該記憶領域にCMR方式でユーザデータを書き込むためのポストコードと、の両方が予め格納されたポストコード用領域100を備える。
よって、記録方式をSMRとCMRとの間で切り替える際に、ポストコードを生成する処理を省略することが可能である。記録方式をSMRとCMRとの間で切り替える処理に要する時間を抑制することができるので、記録方式を高速に切り替えることが可能となる。
また、磁気ディスク装置1は、コントローラである制御回路30をさらに備える。制御回路30は、記録方式としてSMRが設定された記憶領域であるSMR領域110bへのアクセスの際には、ポストコード用領域100に格納されているSMR用のポストコードを読み出して、読み出されたポストコードを用いてサーボ情報の補正を行う、制御を実行する。
よって、SMR領域110bにはポストコードを格納するための領域が不要であるため、SMR領域110bにポストコードが格納される場合に比べて、ユーザデータの格納に供することができる領域を増やすことができる。
また、SMRからCMRへの記録方式の切り替えが指示された場合、制御回路30は、ポストコード用領域100からCMR用のポストコードを読み出して、読み出されたポストコードを切り替え対象の記憶領域内の各トラックに書き込む、制御を実行する。
よって、SMRからCMRへの記録方式の切り替えの際に、ポストコードを生成する処理が不要となるので、SMRからCMRへの記録方式の切り替えに要する時間を抑制することが可能となる。
なお、サーボ情報は、サーボ周波数で磁気ディスク11に書き込まれており、SMR用のポストコードおよびCMR用のポストコードは、サーボ周波数よりも高い書き込み周波数でポストコード用領域100に書き込まれている。制御回路30は、ポストコード用領域100から読み出されたCMR用のポストコードを、サーボ周波数で切り替え対象の記憶領域内の各トラックに書き込む、制御を実行する。
また、CMRからSMRへの記録方式の切り替えが指示された場合、制御回路30は、切り替え対象の記憶領域からCMR用のポストコードを削除する、制御を実行する。
CMRからSMRへの記録方式の切り替えの際にも、ポストコードを生成する処理が不要となるので、CMRからSMRへの記録方式の切り替えに要する時間を抑制することが可能となる。
また、制御回路30は、上記のように構成されていることから、第1の記憶領域へのアクセスの際の磁気ヘッド22の制御に関し、下記のような特徴的な動作を実行する。即ち、第1のタイミング、例えばある記憶領域(第1の記憶領域)へのユーザデータの書き込み方式としてSMRが設定されているタイミングにおいて、制御回路30は、当該第1の記憶領域へのアクセスを行う際に、磁気ヘッド22を、ポストコード用領域100上に移動させてから第1の記憶領域上に磁気ヘッド22を移動させる。また、第1のタイミングと異なる第2のタイミング、例えば第1の記憶領域へのユーザデータの書き込み方式としてCMRが設定されているタイミングにおいて、制御回路30は、当該第1の記憶領域へのアクセスを行う際に、磁気ヘッド22を、ポストコード用領域100上に移動させることなく第1の記憶領域上に磁気ヘッド22を移動させる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 磁気ディスク装置、11 磁気ディスク、11a サーボゾーン、11b トラック、11c ガード領域、12 スピンドルモータ、13 ランプ、15 アクチュエータアーム、16 VCM、21 モータドライバ、22 磁気ヘッド、22r リード素子、22w ライト素子、23 HDC、24 プリアンプ、25 RWC、26 プロセッサ、29 バッファメモリ、30 制御回路、40 ホスト、100 ポストコード用領域、110a CMR領域、110b SMR領域、200a,200b,200c 波形。

Claims (11)

  1. 磁気ディスクであって、第1の記憶領域と、第1の方式で前記第1の記憶領域にユーザデータを書き込むための第1のポストコードと、第2の方式で前記第1の記憶領域にユーザデータを書き込むための第2のポストコードと、の両方が格納された、前記第1の記憶領域と異なる第2の記憶領域と、を備え、前記第1の方式は前記磁気ディスクの径方向に互いに隣接する2つのトラックのうちの1つのトラックのデータが当該2つのトラックのうちの他のトラックのデータの一部に重ねて書き込まれる方式であり、前記第2の方式は前記磁気ディスクの径方向に互いに隣接する2つのトラックのデータは互いに重ならないように書き込まれる方式である、前記磁気ディスク、
    を備える磁気ディスク装置。
  2. コントローラをさらに備え、
    前記第1の記憶領域に対する前記ユーザデータの書き込みの方式として前記第1の方式が設定されている場合、前記第1の記憶領域へのアクセスの際に、前記コントローラは、前記第2の記憶領域に格納されている前記第1のポストコードを読み出して、読み出された前記第1のポストコードを用いて前記サーボ情報の補正を行う、制御を実行する、
    請求項1に記載の磁気ディスク装置。
  3. 前記第1の方式から前記第2の方式への切り替えが要求された場合、前記コントローラは、前記第2の記憶領域に格納されている前記第2のポストコードを読み出して、読み出された前記第2のポストコードを前記第1の記憶領域内の各トラックに書き込む、制御を実行する、
    請求項2に記載の磁気ディスク装置。
  4. 前記磁気ディスクは、第1の周波数でサーボ情報が書き込まれ、
    前記第1のポストコードおよび前記第2のポストコードは、前記第1の周波数よりも高い第2の周波数で前記第2の記憶領域に書き込まれており、
    前記コントローラは、前記第2の記憶領域から読み出された前記第2のポストコードを、前記第1の記憶領域内の各トラックに前記第1の周波数で書き込む、制御を実行する、
    請求項3に記載の磁気ディスク装置。
  5. 前記第2の周波数は、ユーザデータの書き込みのための周波数と等しい、
    請求項4に記載の磁気ディスク装置。
  6. 前記第2の方式から前記第1の方式への切り替えが要求された場合、前記コントローラは、前記第1の記憶領域の各トラックに書き込まれている前記第2のポストコードを削除する、制御を実行する、
    請求項3に記載の磁気ディスク装置。
  7. 前記磁気ディスクは、第1の周波数でサーボ情報が書き込まれ、
    前記第1のポストコードおよび前記第2のポストコードは、前記第1の周波数よりも高い第2の周波数で前記第2の記憶領域に書き込まれている、
    請求項1に記載の磁気ディスク装置。
  8. 前記第2の周波数は、ユーザデータの書き込みのための周波数と等しい、
    請求項7に記載の磁気ディスク装置。
  9. 第1の記憶領域と、第1の方式で前記第1の記憶領域にユーザデータを書き込むための第1のポストコードと、第2の方式で前記第1の記憶領域にユーザデータを書き込むための第2のポストコードと、の両方が格納される、前記第1の記憶領域と異なる第2の記憶領域と、を備え、前記第1の方式は磁気ディスクの径方向に互いに隣接する2つのトラックのうちの1つのトラックのデータが当該2つのトラックのうちの他のトラックのデータの一部に重ねて書き込まれる方式であり、前記第2の方式は前記磁気ディスクの径方向に互いに隣接する2つのトラックのデータは互いに重ならないように書き込まれる方式である、磁気ディスク、
    を備える磁気ディスク装置。
  10. 第1の方式でユーザデータが書き込まれる第1領域と、第2の方式でユーザデータが書き込まれる第2領域と、を含んだ第1の記憶領域と、
    前記第1の記憶領域に対するユーザデータの読み出し/書き込みを制御する制御回路と、を備え、
    前記第1の方式は磁気ディスクの径方向に互いに隣接する2つのトラックのうちの1つのトラックのデータが当該2つのトラックのうちの他のトラックのデータの一部に重ねて書き込まれる方式であり、
    前記第2の方式は前記磁気ディスクの径方向に互いに隣接する2つのトラックのデータは互いに重ならないように書き込まれる方式であり、
    前記第1領域の少なくとも一部である第3領域を、前記第2領域にリアロケートする、
    磁気ディスク装置。
  11. 第1の記憶領域と、前記第1の記憶領域と異なる第2の記憶領域と、を備える磁気ディスクと、
    磁気ヘッドと、
    第1のタイミングにおいては、前記第1の記憶領域へのアクセスの際に、前記第2の記憶領域上に前記磁気ヘッドを移動させてから前記第1の記憶領域上に前記磁気ヘッドを移動させる制御を実行し、前記第1のタイミングと異なる第2のタイミングにおいては、前記第1の記憶領域へのアクセスの際に、前記第2の記憶領域上に前記磁気ヘッドを移動させることなく前記第1の記憶領域上に前記磁気ヘッドを移動させる制御を実行する、コントローラと、
    を備える磁気ディスク装置。
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