JP2021032544A - コンロ - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストの低減を図りつつ情報処理端末との相互認証中であることを報知することができる。【解決手段】ガスコンロ1は、複数のガスバーナ51〜54と、発光部13A〜13Gを有する第1表示器13と、発光部14A〜14Gを有する第2表示器14と、第1表示器13及び第2表示器14の表示を制御する表示制御部15と、情報端末70との間で無線通信を行う無線通信部11と、無線通信部11に情報端末70との間で無線通信を行わせる無線通信制御を行い、無線通信部11と情報端末70との間で行われる無線通信の結果に基づいて相互認証を行う相互認証部16と、を備えている。表示制御部15は、相互認証部16が無線通信制御を開始してから相互認証が完了するまでの期間に第1表示器13及び第2表示器14に所定表示を行わせる。【選択図】図7

Description

本発明は、コンロに関するものである。
特許文献1のガスコンロは、携帯端末との間でデータを無線送受信するための無線通信部を備えている。無線通信部は、bluetooth(登録商標)通信方式で無線通信を行う。
特許文献1のようなガスコンロでは、携帯端末との間でペアリング(接続の確立)を完了させる前提として、各機器で処理が行われる。例えば、携帯端末では、通信設定モードへのモード変更操作が行われることで、端末情報をガスコンロに送信する。一方で、ガスコンロでは、端末登録モードへのモード変更操作が行われることで、携帯端末から送信される端末情報を受信し、その端末情報をメモリに登録してペアリングが完了する。
特開2018−40515号公報
上記のようなガスコンロでは、ペアリング過程で必要な操作の実行をユーザに促すために、ペアリング中であることを報知する構成が必要である。携帯端末では、例えば、表示ディスプレイにペアリング中である旨を表示させることができる。しかしながら、大部分のガスコンロでは、ガスコンロの状態(点火中であること等)やタイマ時間を表示するための最小限の表示装置しかない。そのため、ペアリング中である旨を表示させるための専用のランプ等を別途設ける必要が生じ、製造コストが増大する懸念がある。
本発明は、上述した課題の少なくとも1つを解決するためになされたものであり、製造コストの低減を図りつつ情報処理端末との相互認証中であることを報知し得るコンロを提供することを目的とするものである。
本発明のコンロは、
複数のガスバーナと、
複数の発光部を有する7セグメント表示器と、
前記7セグメント表示器の表示を制御する表示制御部と、
情報処理端末との間で無線通信を行う無線通信部と、
前記無線通信部に前記情報処理端末との間で無線通信を行わせる無線通信制御を行い、前記無線通信部と前記情報処理端末との間で行われる無線通信の結果に基づいて相互認証を行う相互認証部と、
を備え、
前記表示制御部は、前記相互認証部が前記無線通信制御を開始してから前記相互認証が完了するまでの少なくとも一部期間に前記7セグメント表示器に所定表示を行わせる。
本発明のコンロは、表示制御部によって、相互認証部が無線通信制御を開始してから相互認証が完了するまでの少なくとも一部期間に7セグメント表示器に所定表示を行わせることができる。そのため、コンロは、7セグメント表示器による表示で、情報処理端末との間の相互認証を実行中である旨を報知することができる。特に、コンロが備える既存の7セグメント表示器を用いて報知を行うことで、別途表示ランプ等を設ける必要がなく、製造コストの低減を図ることができる。
本発明のコンロにおいて、表示制御部は、7セグメント表示器のうちのいずれか複数の発光部が環状に配置された環状領域において、環状領域に配された複数の発光部を環状領域に沿って順次発光させるように所定表示を行わせてもよい。
このような構成により、表示制御部は、環状領域に配された複数の発光部を環状領域に沿って順次発光させることで、円を描くような光の表示を行うことができる。このような円を描くような光の表示は、通信中である状態をイメージさせるため、コンロと情報処理端末との間で相互認証が実行中であることを直感的に認識し易くなる。
本発明のコンロは、少なくとも2つの7セグメント表示器を備えていてもよい。2つの7セグメント表示器が並んで配置されていてもよい。表示制御部は、一方の7セグメント表示器の環状領域において発光位置が移動する回転方向と他方の7セグメント表示器の環状領域において発光位置が移動する回転方向とが逆方向となるように所定表示を行わせてもよい。
このような構成により、表示制御部は、一方の7セグメント表示器で光位置が移動する回転方向と他方の7セグメント表示器で発光位置が移動する回転方向とが逆方向となるため、隣り合う2つの円を描くような光の表示を行うことができる。このような光の表示は、2つの機器間において通信中である状態をイメージさせるため、コンロと情報処理端末との間で相互認証が実行中であることをより一層直感的に認識し易くなる。
本発明のコンロにおいて、相互認証部は、いずれかのガスバーナが点火中であるときに相互認証を行わない構成としてもよい。
いずれかのガスバーナが点火中であるとき、7セグメント表示器でタイマ時間の表示等の表示が行われている可能性がある。しかしながら、このような場合に、相互認証を行わないようにすることで、7セグメント表示器において、ガスバーナの点火に基づく表示と、相互認証が完了するまでの所定表示と、が同時期に行われて各表示が混同して認識されてしまうことを防ぐことができる。
第1実施形態のコンロシステムを概略的に例示する説明図である。 第1実施形態のガスコンロの各ガスバーナへのガス供給路等を概念的に示す説明図である。 第1実施形態のガスコンロの電気的構成を概略的に例示するブロック図である。 第1実施形態の操作パネルの構成を例示する説明図である。 第1実施形態のコンロシステムの電気的構成を概略的に例示するブロック図である。 第1実施形態のガスコンロの制御の流れを例示するフローチャートである。 第1実施形態の第1表示器及び第2表示器に表示される所定表示の例を示す説明図である。 (A)第1変形例の第1表示器及び第2表示器に表示される所定表示の例であり、(B)第2変形例の第1表示器及び第2表示器に表示される所定表示の例であり、(C)第3変形例の第1表示器及び第2表示器に表示される所定表示の例であり、(D)第4変形例の第1表示器及び第2表示器に表示される所定表示の例である。
以下、本発明の望ましい例を示す。但し、本発明は、以下の例に限定されない。
<第1実施形態>
以下、第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1で示すコンロシステム100は、主に、ガスコンロ(コンロ)1と、情報端末(情報処理端末)70と、によって構成されている。コンロシステム100は、ガスコンロ1の無線通信部11と、情報端末70の通信部75と、の間で無線通信を行うシステムである。
まず、ガスコンロ1について説明する。
図1のように、ガスコンロ1は、調理鍋等の調理器具を加熱可能なビルトインコンロとして構成されている。ガスコンロ1は、コンロ本体1Aの上面を構成する天板2(トッププレート)から露出するように、右コンロ部4A、左コンロ部4B、がそれぞれ設けられ、その左右のコンロ部4A,4Bの間で後方寄りに後コンロ部4Cが設けられている。天板2の下方においてコンロ本体1Aの内部中央付近にはグリル3が設けられている。グリル3は、被調理物を収納してグリルバーナ(ガスバーナ54:図2)で加熱調理するグリル庫を備え、このグリル庫は、グリル扉3Bによって開閉可能とされている。右コンロ部4A、左コンロ部4B、後コンロ部4C、グリル3には、図2で示すガスバーナ51,52,53,54がそれぞれ設けられている。
図2のように、複数のガスバーナ51,52,53,54には、複数の分岐供給路61,62,63,64がそれぞれ接続され、これら分岐供給路61,62,63,64は、共通供給路60から分岐する構成をなす。共通供給路60は、ガスバーナ51,52,53,54への共通のガス経路であり、複数の分岐供給路61,62,63,64は、共通供給路60から分岐するとともに各ガスバーナ51,52,53,54に向けてガスを導くように配設された供給路である。共通供給路60には、共通供給路60を開閉する元電磁弁N1が設けられる。共通供給路60から分岐してガスバーナ51に続く分岐供給路61には、分岐供給路61を開閉可能な電磁弁(安全弁)51Gと、分岐供給路61を開閉可能な閉止弁51Fと、ガスバーナ51へのガス供給量を調整可能な火力調整弁51Eとが設けられている。共通供給路60から分岐してガスバーナ52に続く分岐供給路62には、分岐供給路62を開閉可能な電磁弁(安全弁)52Gと、分岐供給路62を開閉可能な閉止弁52Fと、ガスバーナ52へのガス供給量を調整可能な火力調整弁52Eとが設けられている。共通供給路60から分岐してガスバーナ53に続く分岐供給路63には、分岐供給路63を開閉可能な電磁弁(安全弁)53Gと、分岐供給路63を開閉可能な閉止弁53Fと、ガスバーナ53へのガス供給量を調整可能な火力調整弁53Eとが設けられている。
安全弁51G、閉止弁51F、火力調整弁51Eは、図3で示すステッピングモータM1によって駆動されるようになっており、ステッピングモータM1の回転角度が第1角度範囲になったときに安全弁51Gが開放し、モータM1の回転角度が第2角度範囲になったときに閉止弁51Fが開放し、ステッピングモータM1の回転角度が第1角度範囲及び第2角度範囲よりも大きい第3角度範囲のときに回転角度に応じて火力調整弁51Eの開度が設定されるようになっている。具体的には、制御回路10からの指示に応じたモータ駆動回路48Aの動作によってステッピングモータM1の回転角度が制御されることで火力調整弁51Eの開度が制御され、ガスバーナ51での火力が火力調整弁51Eの開度に応じて定まる。同様に、制御回路10からの指示に応じたモータ駆動回路48Bの動作によってステッピングモータM2の回転角度が制御されることで火力調整弁52Eの開度が制御され、ガスバーナ52での火力が火力調整弁52Eの開度に応じて定まる。同様に、制御回路10からの指示に応じたモータ駆動回路48Cの動作によってステッピングモータM3の回転角度が制御されることで火力調整弁53Eの開度が制御され、ガスバーナ53での火力が火力調整弁53Eの開度に応じて定まる。グリル3のガスバーナ(グリルバーナ)54は、グリル3内において上側に配置される上バーナ54Aと、グリル3内において上バーナ54Aよりも下側に配置される下バーナ54Bとを備える。共通供給路60から分岐してガスバーナ54にガスを導く分岐供給路64には、更に、分岐供給路64から分岐して上バーナ54Aにガスを導く第1供給路65Aと、分岐供給路64から分岐して下バーナ54Bにガスを導く第2供給路65Bとが接続されている。分岐供給路64には、分岐供給路64を開閉可能な電磁弁(安全弁)54Gと閉止弁54Fとが設けられ、第1供給路65Aには複数の電磁弁54H,54Jが設けられ、第2供給路65Bには電磁弁54Kが設けられている。電磁弁54H,54J,54Kの開閉は、制御回路10によって制御される。
図3に示すように、右コンロ部4A、左コンロ部4B、後コンロ部4C、グリル3にそれぞれ対応するように4つの回転操作部6A,6B,6C,6Dが設けられている。回転操作部6Aは、右コンロ部4Aの点火、消火、火力調整を行うものであり、回転操作部6Bは、左コンロ部4Bの点火、消火、火力調整を行うものであり、回転操作部6Cは、後コンロ部4Cの点火、消火、火力調整を行うものであり、第4の回転操作部6Dは、グリル3の点火、消火、火力調整を行うものである。4つの回転操作部6A,6B,6C,6Dはいずれも、押圧操作可能に構成され、且つ回転操作可能に構成されている。回転操作部6A,6B,6C,6Dのいずれも、使用者が押す毎に退避位置と突出位置とに切り替わるようになっている。そして、図3の電気的構成で示すように、回転操作部6A,6B,6C,6Dにそれぞれ対応するようにスイッチ30A,30B,30C,30Dがそれぞれ設けられ、スイッチ30A,30B,30C,30Dにそれぞれ対応するように点火信号入力回路40A,40B,40C,40Dがそれぞれ設けられている。スイッチ30A,30B,30C,30Dは、いずれも点火スイッチとして機能し、回転操作部6A,6B,6C,6Dのいずれにおいても、各回転操作部が突出位置から退避位置(消火位置)へと操作されることに応じて、各回転操作部に対応するスイッチがオフ状態となり、このスイッチに対応する点火信号入力回路から制御回路10にオフ信号が与えられる。また、回転操作部6A,6B,6C,6Dのいずれにおいても、各回転操作部が退避位置から突出位置(点火位置)へと操作されることに応じて、各回転操作部に対応するスイッチがオン状態となり、このスイッチに対応する点火信号入力回路から制御回路10にオン信号が与えられる。
更に、回転操作部6A,6B,6C,6Dにそれぞれ対応するように変位検出部32A,32B,32C,32Dがそれぞれ設けられ、変位検出部32A,32B,32C,32Dにそれぞれ対応するように火力信号入力回路42A,42B,42C,42Dがそれぞれ設けられている。回転操作部6A,6B,6C,6Dのいずれにおいても、各回転操作部の変位(回転位置)を各回転操作部に対応する変位検出部が検出し、この変位検出部に対応する火力信号入力回路から変位検出部が検出した変位(回転位置)に応じた信号が制御回路10に与えられる。
図2のように、上バーナ54Aにガスを導く主経路として第1供給路65Aが構成され、この第1供給路65Aに設けられた電磁弁54Jを迂回するように、電磁弁54Jの経路と並列の経路であるバイパス路66Aが設けられている。電磁弁54Hが開放した状態で電磁弁54Jが閉じているときには分岐供給路64によって導かれたガスはバイパス路66Aを通って上バーナ54Aに供給される。また、電磁弁54H,54Jがいずれも開いているときには分岐供給路64によって導かれたガスは第1供給路65A又はバイパス路66Aを通って上バーナ54Aに供給される。また、下バーナ54Bにガスを導く主経路として第2供給路65Bが構成され、この第2供給路65Bに設けられた電磁弁54Kを迂回するように、電磁弁54Kの経路と並列の経路であるバイパス路66Bが設けられている。電磁弁54Kが閉じているときには分岐供給路64によって導かれたガスはバイパス路66Bを通って下バーナ54Bに供給される。また、電磁弁54Kが開いているときには分岐供給路64によって導かれたガスは第2供給路65B又はバイパス路66Bを通って下バーナ54Bに供給される。
また、図2、図3のように、各ガスバーナ51,52,53のそれぞれの近くにはサーミスタ51C,52C,53Cがそれぞれ設けられている。そして、サーミスタ51C,52C,53Cのそれぞれに対応して温度信号入力回路44A,44B,44Cがそれぞれ設けられている。具体的には、サーミスタ51Cは、右コンロ部4Aに載置された調理容器の底部の温度を検出し、温度信号入力回路44Aは、サーミスタ51Cでの検出温度に応じた電圧信号を制御回路10に入力する。サーミスタ52Cは、左コンロ部4Bに載置された調理容器の底部の温度を検出し、温度信号入力回路44Bは、サーミスタ52Cでの検出温度に応じた電圧信号を制御回路10に入力する。サーミスタ53Cは、後コンロ部4Cに載置された調理容器の底部の温度を検出し、温度信号入力回路44Cは、サーミスタ53Cでの検出温度に応じた電圧信号を制御回路10に入力する。なお、図2ではサーミスタ51C,52C,53Cを概念的に示しているが、サーミスタ51C,52C,53Cのそれぞれの配置は、右コンロ部4A、左コンロ部4B、後コンロ部4Cのそれぞれに載置された調理容器に近接し得る位置(具体的には、調理容器に対して直接的に又は他部材を介して間接的に接触し得る位置)であればよい。サーミスタ54Cは、グリル3内に配置され、グリル3の庫内の所定位置の温度を検出し、温度信号入力回路44Dは、サーミスタ54Cでの検出温度に応じた電圧信号を制御回路10に入力する。なお、図2、図3では図示は省略しているが、各ガスバーナ51,52,53,54A,54Bのそれぞれに隣接して熱電対がそれぞれ設けられ、各熱電対のそれぞれに対応して温度信号入力回路がそれぞれ設けられている。これら温度信号入力回路はいずれも、対応する熱電対で生じた起電力に応じた信号を制御回路10に入力する。
各ガスバーナ51,52,53,54のそれぞれに隣接してイグナイタ26A,26B,26C,26Dがそれぞれ設けられ、イグナイタ26A,26B,26C,26Dのそれぞれに対応してイグナイタ回路46A,46B,46C,46Dがそれぞれ設けられている。例えば、ガスバーナ51に対応してイグナイタ26Aが設けられ、イグナイタ回路46Aは、スイッチ30Aの点火操作に応じてイグナイタ26Aを駆動し、イグナイタ26Aで火花を放電させてガスバーナ51に点火する。
制御回路10は、例えばマイクロコンピュータとして構成されており、無線通信部11などを制御する機能を有する。制御回路10は、図3のように、CPU10A、ROM10B、RAM10Cなどを備え、更に、図示しないタイマ、I/Oインタフェースなどを備える。制御回路10は、上述した各電磁弁(図3では図示を省略)、イグナイタ26A,26B,26C,26D、複数のモータM1,M2,M3,M4、無線通信部11、第1表示器13、第2表示器14などを制御し得る。制御回路10は、図5に示すように、表示制御部15、相互認証部16の機能を有している。表示制御部15は、第1表示器13、第2表示器14の表示を制御する。相互認証部16は、無線通信部11に情報端末70との間で無線通信を行わせる無線通信制御を行い、無線通信部11と情報端末70との間で行われる無線通信の結果に基づいて相互認証(ペアリングを成立させるための処理)を行う。
操作パネル12は、操作ボタンやタッチパネルなどの公知の入力インタフェースによって構成され、ユーザの操作に応じた情報を制御回路10に入力し得るものである。具体的には、操作パネル12は、グリル3における加熱方法を指示するための操作を行い得る部分である。操作パネル12は、図4に示すように、複数のボタン12A,12B,12C、第1表示器(7セグメント表示器)13、及び第2表示器(7セグメント表示器)14を備えている。ボタン12Aは、モード選択スイッチであり、コンロ本体1Aの電源オン状態のときに押圧されると、加熱調理モードの設定状態が切り替わる。なお、コンロ本体1Aの電源オン状態は、回転操作部6A,6B,6C,6Dのいずれかに対して点火操作が行われると点火がなされる状態であり、例えば、制御回路10へ電力供給が行われる状態である。加熱調理モードは、複数種類あり、少なくとも「通常モード」と「自動調理モード(オートモード)」とが含まれ、「自動調理モード」の中には、例えば、「トーストモード」「干物モード」「切身モード」「姿焼モード」などが含まれる。「自動調理モード」では、例えば、燃焼工程の終了後、タイマの計測時間が予め定められた設定時間(例えば自動調理モードごとに設定されている時間)に到達した場合に、余熱工程を終了させる。通常モードは、このような自動調理モード(「トーストモード」「干物モード」「切身モード」「姿焼モード」など)がなされないモードである。ボタン12B,12Cは、加熱時間を調整するためのボタンである。ボタン12B,12Cは、バーナでの燃焼時のタイマ時間(バーナを自動消火する時間)を調整するためのボタンである。
操作パネル12には、第1表示器13と第2表示器14とが並んで配置されている。第1表示器13は、発光部13A〜13Gを有する7セグメントディスプレイである。発光部13A〜13Gは、LED(Light Emitting Diode、発光ダイオード)として構成されている。第1表示器13は、発光部13A,13B,13F,13Gが環状に配置された環状領域13Pと、発光部13C,13D,13E,13Gが環状に配置された環状領域13Qと、を備えている。第2表示器14は、発光部14A〜14Gを有する7セグメントディスプレイである。発光部14A〜14Gは、LED(Light Emitting Diode、発光ダイオード)として構成されている。第2表示器14は、発光部14A,14B,14F,14Gが環状に配置された環状領域14Pと、発光部14C,14D,14E,14Gが環状に配置された環状領域14Qと、を備えている。第1表示器13及び第2表示器14は、例えば、ボタン12B,12Cの操作によって変更されるタイマ時間等を表示する。
上述した電気部品を含め、様々な電気部品に電力を供給するように電源回路48が設けられている。電源回路48は電池ボックスに収容された電池49(例えば2つの乾電池)からの電力供給を受け、所定の電源電圧を生成する機能を有しており、電源回路48で生成された電源電圧は、図示しない経路を介して様々な電気部品に供給される。
更に、ガスコンロ1には、後述する情報端末70との間で無線通信を行うための通信回路である無線通信部11が設けられている。無線通信部11は、例えば公知のbluetooth(登録商標)の無線通信規格に従った通信方式によって情報端末70と無線通信を行い得る装置である。具体的には、制御回路10と無線通信部11とが協働して情報端末70との間で情報の送受信を行う。ガスコンロ1と情報端末との間のbluetooth(登録商標)通信方式に従った無線通信は、ガスコンロ1と情報端末70との間でのペアリングが確立された上で行われる。より詳しくは、ガスコンロ1及び情報端末70がいずれも電源オン状態であり且つガスコンロ1と情報端末70とがbluetooth(登録商標)通信を行い得る距離にあるときに、ガスコンロ1と情報端末70との間でbluetooth(登録商標)規格に従った公知のペアリング方式(例えば、情報端末70からガスコンロ1に送られた識別情報(ID)をガスコンロ1で認証するペアリング方式)でペアリングがなされる。例えば、情報端末70の識別情報(ID)が情報端末70からガスコンロ1に送られた場合に、制御回路10は、その識別情報(ID)が記憶されているか否かを判定し、記憶されている場合には情報端末70との通信を許可してペアリング状態とし、情報端末70とbluetooth(登録商標)通信方式で無線通信を行う。
次に、情報端末70について説明する。
情報端末70は、近距離通信方式(例えば公知のbluetooth(登録商標)通信方式)でガスコンロ1と無線通信を行う。図4のように、情報端末70は、制御回路71と、記憶部72、表示部73と、操作部74と、通信部75と、を備える。情報端末70は、スマートフォンやタブレット端末などの携帯型情報処理端末として構成されており、図示しない二次電池を電源として動作し得るようになっている。なお、図1,5では、タブレット端末として構成された情報端末70を例示しているが、情報処理機能を有する携帯型の端末であればタブレット端末以外の構成であってもよい。また、図5では、ガスコンロ1については一部部品のみを例示し、他の部品の図示を省略している。
制御回路71は、例えばマイクロコンピュータなどの公知の情報処理装置として構成され、後述する通信部75などを制御する機能を有する。制御回路71は、CPUなどの公知の演算装置及び他の周辺回路などを備えてなり、様々な制御や演算を行い得る。記憶部72は、例えば半導体メモリ装置などの公知の記憶装置によって構成されており、例えばRAM、ROM、その他の不揮発性メモリなどがこれに相当する。記憶部72は、情報端末70を特定する情報である識別情報(ID)が記憶されている。
表示部73は、例えば公知のタッチパネル式表示装置の一部をなす表示部であり、液晶ディスプレイや有機エレクトロルミネッセンスディスプレイなどの公知の画像表示装置として構成されている。操作部74は、例えば、表示部73の前方を覆うように配置される公知のタッチパネルとして構成され、表示部73の画像を外部から視認可能な透明性の構成で表示部73を覆う構成をなす。なお、ここで示す例はあくまで一例であり、表示部73は、ユーザが視認し得る状態で画像を表示し得る構成であればよい。操作部74は、ユーザの操作によって情報を入力し得る構成であればよく、タッチパネル以外の入力インタフェース(ボタン等)を備えていてもよい。
通信部75は、公知のbluetooth(登録商標)の無線通信規格に従った通信方式で無線通信を行い得る通信装置である。通信部75は、bluetooth(登録商標)通信方式でガスコンロ1の無線通信部11と無線通信を行う。通信部75は、ガスコンロ1から送信される指令を受信したり、ガスコンロ1に対して、自動調理モードのレシピ、指示(例えば、バーナの消火指令)、および後述する識別情報などが送信される。
次に、ガスコンロ1による識別情報の登録処理について説明する。
図6で示す制御は、ガスコンロ1において制御回路10によって実行される処理である。ガスコンロ1は、情報端末70とbluetooth(登録商標)通信方式を用いた通信を行うために、情報端末70とのペアリング(通信接続の確立)を行う。ガスコンロ1は、電源がオン状態であるときに、情報端末70の識別情報(ID)の登録開始操作(ペアリング開始操作)が行われたことを検出することで(ステップS11)、図6で示す識別情報の登録処理が開始される。
まず、制御回路10は、ステップS11において、情報端末70の識別情報の登録開始操作(ペアリング開始操作)が行われると、続くステップS12で、無線通信制御を開始する。登録開始操作は、ガスコンロ1に対する所定の操作であり、例えば、操作パネル12のボタン(ボタン12A,12B,12C)を押すことや、その他の操作ボタンやタッチパネルなどを操作することである。ステップS12では、制御回路10は、ガスコンロ1が情報端末70によってbluetooth(登録商標)通信対応機器として探索(検索)可能な状態とする。例えば、ガスコンロ1と情報端末70とをペアリングしようとした場合、情報端末70において、bluetooth(登録商標)通信対応機器として探索(検出)したガスコンロ1に対して、識別情報の登録指示を識別情報とともに送信するように操作部74を操作する。
続いて、制御回路10は、ステップS13において、第1表示器13及び第2表示器14にペアリング中の表示を行わせる。具体的には、制御回路10は、図7に示すように、ステップS12で無線通信制御を開始してから相互認証が完了するまでの期間に、第1表示器13と第2表示器14に所定表示を行わせる。ここで、所定表示とは、例えば、第1表示器13において、環状領域13Qに配された複数の発光部13C,13D,13E,13Gを環状領域13Qに沿って順次発光させるとともに、第2表示器14において、環状領域14Pに配された複数の発光部14A,14B,14F,14Gを環状領域14Pに沿って順次発光させる表示である。これにより、環状領域13Q及び環状領域14Pに沿って発光位置が移動するような表示が行われる。このような円を描くような光の表示は、無線通信中である状態をイメージさせるため、ガスコンロ1と情報端末70との間で相互認証が実行中であることを直感的に認識し易くなる。
特に、制御回路10は、第1表示器13の環状領域13Qにおいて発光位置が移動する回転方向(図7では時計回り)と、第2表示器14の環状領域14Pにおいて発光位置が移動する回転方向(図7では反時計回り)とが逆方向となるような表示を行わせる。すなわち、第1表示器13では、発光部13C、発光部13D、発光部13E、発光部13Gの順に発光が繰り返し行われる。第2表示器14では、発光部14F、発光部14G、発光部14B、発光部14Aの順に繰り返し発光が行われる。このような光の表示は、ガスコンロ1と情報端末70との間において無線通信中である状態をイメージさせるため、ガスコンロ1と情報端末70との間で相互認証が実行中であることをより一層直感的に認識し易くなる。
なお、情報端末70においても、表示部73に第1表示器13及び第2表示器14による表示と同様の表示を行わせてもよい。
続いてステップS14では、制御回路10は、いずれかのガスバーナが点火中であるか否か判断する。具体的には、制御回路10は、ガスバーナ51,52,53,54のうちいずれかが点火状態であるか否か判断する。例えば、制御回路10は、ガスバーナ51,52,53,54にそれぞれ接続される閉止弁51F,52F,53F,54Fのいずれかが、点火状態になっているか否か判断する。制御回路10は、ガスバーナ51,52,53,54にそれぞれ接続される閉止弁51F,52F,53F,54Fのいずれかが、点火状態になっているか否か判断する。
制御回路10は、いずれかのガスバーナ51,52,53,54が点火中であるときに相互認証を行わない。制御回路10は、ガスバーナ51〜54のうちいずれかが点火状態であると判断する場合、Yesに進み、ステップS19を行う。ステップS19では、制御回路10は、無線通信制御を終了する。すなわち、制御回路10は、ガスコンロ1が情報端末70によってbluetooth(登録商標)通信対応機器として探索(検索)不能な状態とする。続くステップS17では、制御回路10は、第1表示器13及び第2表示器14によるペアリング中の表示を終了させる。すなわち、制御回路10は、第1表示器13及び第2表示器14を消灯させる。制御回路10は、ステップS17の処理の後、図6の制御を終了する。
一方で、制御回路10は、ガスバーナ51〜54のうちいずれかが点火状態でない(すなわち、ガスバーナ51〜54の全てが消火状態である)と判断する場合、Noに進み、ステップS15を行う。ステップS15では、制御回路10は、相互認証が行われたか否か判断する。具体的には、制御回路10は、情報端末70との間で行われる無線通信の結果に基づいて相互認証が行われたか否か判断する。例えば、制御回路10は、情報端末70から登録指示及び識別情報(ID)を受信し、登録指示を送信した情報端末70と通信接続用のパスワードの授受等を行ったか否か判断する。
制御回路10は、情報端末70との間で行われる無線通信の結果に基づいて相互認証が行われていないと判断する場合、Noに進み、ステップS18を行う。ステップS18では、制御回路10は、ステップS12での無線通信制御の開始から所定時間(例えば5分)が経過したか否か判断する。制御回路10は、無線通信制御の開始から所定時間が経過していないと判断する場合、Noに進み、再びステップS15を行う。
一方で、制御回路10は、無線通信制御の開始から所定時間が経過したと判断する場合、Yesに進み、ステップS19を行う。ステップS19では、制御回路10は、無線通信制御を終了する。続くステップS17では、制御回路10は、第1表示器13及び第2表示器14によるペアリング中の表示を終了させる。制御回路10は、ステップS17の処理の後、図6の制御を終了する。
制御回路10は、ステップS15で、情報端末70との間で行われる無線通信の結果に基づいて相互認証が行われたと判断する場合、Yesに進み、ステップS16を行う。ステップS16では、制御回路10は、情報端末70とのペアリングを完了させる。具体的には、制御回路10は、登録指示に対応する識別情報(登録指示とともに受信した識別情報)を記憶する。これにより、制御回路10は、ペアリング処理(通信接続の確立)が完了する。以降、情報端末70は、ガスコンロ1に識別情報を送信する処理を行うことなく、例えばbluetooth(登録商標)機能をオン状態にすることで通信接続が確立される。
続くステップS17では、制御回路10は、第1表示器13及び第2表示器14によるペアリング中の表示を終了させる。すなわち、制御回路10は、第1表示器13及び第2表示器14を消灯させる。制御回路10は、ステップS17の処理の後、図6の制御を終了する。
本構成の効果を例示する。
上記のガスコンロ1は、制御回路10によって、無線通信制御を開始してから相互認証が完了するまでの期間に第1表示器13及び第2表示器14に所定表示を行わせることができる。そのため、ガスコンロ1は、第1表示器13及び第2表示器14による表示で、情報端末70との間の相互認証を実行中である旨を報知することができる。特に、ガスコンロ1が備える既存の7セグメント表示器を第1表示器13及び第2表示器14として用いて報知を行うことで、別途表示ランプ等を設ける必要がなく、製造コストの低減を図ることができる。
上記のガスコンロ1において、表示制御部15は、第1表示器13のうちの複数の発光部13C,13D,13E,13Gが環状に配置された環状領域13Qにおいて、環状領域13Qに配された複数の発光部13C,13D,13E,13Gを環状領域13Qに沿って順次発光させるように所定表示を行わせる。また、表示制御部15は、第2表示器14のうちの複数の発光部14A,14B,14F,14Gが環状に配置された環状領域14Pにおいて、環状領域14Pに配された複数の発光部14A,14B,14F,14Gを環状領域14Pに沿って順次発光させるように所定表示を行わせる。
このような構成により、表示制御部15は、環状領域13Qに配された複数の発光部13C,13D,13E,13Gを環状領域13Qに沿って順次発光させ、環状領域14Pに配された複数の発光部14A,14B,14F,14Gを環状領域14Pに沿って順次発光させることで、円を描くような光の表示を行うことができる。このような円を描くような光の表示は、通信中である状態をイメージさせるため、ガスコンロ1と情報端末70との間で相互認証が実行中であることを直感的に認識し易くなる。
上記のガスコンロ1は、第1表示器13及び第2表示器14を有している。第1表示器13及び第2表示器14が並んで配置されている。表示制御部15は、第1表示器13の環状領域13Qにおいて発光位置が移動する回転方向(図7では時計回り)と、第2表示器14の環状領域14Pにおいて発光位置が移動する回転方向(図7では反時計回り)とが逆方向となるように所定表示を行わせる。
このような構成により、表示制御部15は、第1表示器13の環状領域13Qにおいて発光位置が移動する回転方向(図7では時計回り)と、第2表示器14の環状領域14Pにおいて発光位置が移動する回転方向(図7では反時計回り)とが逆方向となるような表示を行わせることができる。このような光の表示は、ガスコンロ1と情報端末70との間において通信中である状態をイメージさせるため、ガスコンロ1と情報端末70との間で相互認証が実行中であることをより一層直感的に認識し易くなる。
上記のガスコンロ1において、相互認証部16は、いずれかのガスバーナが点火中であるときに相互認証を行わない。
いずれかのガスバーナ51,52,53,54が点火中であるとき、第1表示器13及び第2表示器14でタイマ時間の表示等の表示が行われている可能性がある。しかしながら、このような場合に、相互認証を行わないようにすることで、第1表示器13及び第2表示器14において、ガスバーナ51,52,53,54の点火に基づく表示と、相互認証が完了するまでの所定表示と、が同時期に行われて各表示が混同して認識されてしまうことを防ぐことができる。
<第1〜4変形例>
次に、第1〜4変形例のガスコンロ1について説明する。第1〜4変形例のガスコンロ1では、ガスコンロ1による識別情報の登録処理におけるステップS13の処理(所定表所の態様)が異なっている。したがって、ステップS13の処理について詳述し、その他の処理の説明を省略する。
第1変形例では、制御回路10は、ステップS13において、図8(A)に示すように、所定表示として、第1表示器13の環状領域13Qにおいて発光位置が移動する回転方向(図8(A)では時計回り)と、第2表示器14の環状領域14Pにおいて発光位置が移動する回転方向(図(A)では時計回り)とが同方向となるような表示を行わせる。すなわち、第1表示器13では、発光部13C、発光部13D、発光部13E、発光部13Gの順に発光が繰り返し行われる。第2表示器14では、発光部14F、発光部14A、発光部14B、発光部14Gの順に繰り返し発光が行われる。このような光の表示によっても、ガスコンロ1と情報端末70との間で相互認証が実行中であることを直感的に認識し易くなる。
第2変形例では、制御回路10は、ステップS13において、図8(B)に示すように、所定表示として、第1表示器13において、環状領域13Pに配された複数の発光部13A,13B,13F,13Gを環状領域13Pに沿って順次発光させるとともに、第2表示器14において、環状領域14Qに配された複数の発光部14C,14D,14E,14Gを環状領域14Qに沿って順次発光させる。このような光の表示によっても、無線通信中である状態をイメージさせるため、ガスコンロ1と情報端末70との間で相互認証が実行中であることを直感的に認識し易くなる。なお、図8(B)では、環状領域13Pでの発光位置の回転方向と、環状領域14Qでの発光位置の回転方向と、が逆方向になっているが、同方向としてもよい。
第3変形例では、制御回路10は、ステップS13において、図8(C)に示すように、所定表示として、第1表示器13において、環状領域13Pに配された複数の発光部13A,13B,13F,13Gを環状領域13Pに沿って順次発光させるとともに、第2表示器14において、環状領域14Pに配された複数の発光部14A,14B,14F,14Gを環状領域14Pに沿って順次発光させる。このような光の表示によっても、無線通信中である状態をイメージさせるため、ガスコンロ1と情報端末70との間で相互認証が実行中であることを直感的に認識し易くなる。なお、図8(C)では、環状領域13Pでの発光位置の回転方向と、環状領域14Pでの発光位置の回転方向と、が逆方向になっているが、同方向としてもよい。
第4変形例では、制御回路10は、ステップS13において、図8(D)に示すように、所定表示として、第1表示器13において、環状領域13Qに配された複数の発光部13C,13D,13E,13Gを環状領域13Qに沿って順次発光させるとともに、第2表示器14において、環状領域14Qに配された複数の発光部14C,14D,14E,14Gを環状領域14Qに沿って順次発光させる。このような光の表示によっても、無線通信中である状態をイメージさせるため、ガスコンロ1と情報端末70との間で相互認証が実行中であることを直感的に認識し易くなる。なお、図8(D)では、環状領域13Qでの発光位置の回転方向と、環状領域14Qでの発光位置の回転方向と、が逆方向になっているが、同方向としてもよい。
<他の実施形態>
本発明は、上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述又は後述の実施形態の特徴は、矛盾しない範囲であらゆる組み合わせが可能である。また、上述又は後述の実施形態のいずれの特徴も、必須のものとして明示されていなければ省略することもできる。更に、上述した実施形態を、次のように変更してもよい。
第1実施形態において、図6の制御で、第1表示器13及び第2表示器14による所定表示が、無線通信制御の開始処理(ステップS12)からペアリングの完了処理(ステップS16)までの期間に行われたが、この期間内の一部期間に行われてもよい。例えば、所定表示は、無線通信制御の開始処理(ステップS12)から所定時間(例えば1分)内に行われたり、無線通信制御の開始処理(ステップS12)から断続的(例えば、一定間隔おきに上記所定表示を行うように断続的)に行われるようにしてもよい。
第1実施形態において、図6の制御で、ペアリングの完了処理(ステップS16)が行われたことで、所定表示を終了させたが(ステップS17)、ステップS17で所定表示を終了させずに所定条件が成立するまで所定表示を続ける構成であってもよい。所定条件は、例えば、所定時間(例えば1分)が経過すること、ガスコンロ1で所定操作(バーナの点火操作など)が行われたことなどである。なお、ペアリングの完了処理(ステップS16)の後の第1表示器13及び第2表示器14による表示は、所定表示と異なるものであってもよい。例えば、所定表示で順次発光させていた複数の発光部(例えば、図7では、発光部13C,13D,13E,13G,14A,14B,14F,14G)の全てを発光させてもよい。
第1実施形態において、図6の制御で、ステップS12で無線通信制御が開始されたことで、第1表示器13及び第2表示器14により所定表示を開始したが、相互認証が完了したこと(ステップS15の処理が完了すること)で所定表示を開始してもよい。
第1実施形態において、制御回路10が、いずれかのガスバーナ51,52,53,54が点火中であるときに相互認証を行わない例を示した。しかしながら、いずれかのガスバーナ51,52,53,54が点火中であるときに無線通信制御を行わない構成であってもよい。すなわち、図6の制御において、ステップS14の処理がステップS12の処理の前に行われる構成であってもよい。
第1実施形態、第1〜4変形例において、第1表示器13及び第2表示器14での発光位置の回転方向を、両方とも逆にしてもよい。例えば、図7において、第1表示器13での発光位置の回転方向を反時計回りとし、第2表示器14での発光位置の回転方向を時計回りとしてもよい。
第1実施形態において、第1表示器13及び第2表示器14で所定表示を行ったが、1つの表示器で所定表示を行ってもよい。
第1実施形態では、コンロ本体1Aによってガスコンロ1が構成されたが、コンロ本体1Aがガスコンロ1の一部をなしていてもよい。即ち、コンロ本体1Aに他の付属品が加えられた形でガスコンロ1が構成されていてもよい。
第1実施形態では、全てのガスバーナが消火していることを条件として第1表示器13及び第2表示器14によって上記所定表示を行う例を示したが、上記所定表示の最中に、上記所定表示よりも優先的に第1表示器13及び第2表示器14での表示を行うべきイベントが発生した場合、上記所定表示を中断又は中止してもよい。この場合、中断又は中止後に、上記イベント(上記所定表示よりも優先的に第1表示器13及び第2表示器14を使用すべきイベントとして予め定められたイベント)に応じた表示(例えば、設定温度の表示など)を行うようにしてもよい。上記イベントの例としては、「操作パネル12に対して所定操作(自動調理モードの設定操作や、設定温度の変更などの所定のボタン押圧操作)がなされたこと」などが挙げられ、この場合、イベントに応じた表示は、「設定温度の表示」などが挙げられる。また、イベントの例は、所定のエラー(例えば、所定位置の温度センサが高温状態を示すエラー、調理容器が検出されないエラー、電池残量が不足するエラー等の予め定められたエラー)の発生等であってもよく、この場合、イベントに応じた表示は、「エラーコードの表示」などが挙げられる。
なお、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、今回開示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示された範囲内又は特許請求の範囲と均等の範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1…ガスコンロ(コンロ)
10…制御回路
11…無線通信部
12…操作パネル
13…第1表示器(7セグメント表示器)
13A〜13G…発光部
13P…環状領域
13Q…環状領域
14…第2表示器(7セグメント表示器)
14A〜14G…発光部
14P…環状領域
14Q…環状領域
15…表示制御部
16…相互認証部
51〜54,54A,54B…ガスバーナ
70…情報端末(情報処理端末)

Claims (4)

  1. 複数のガスバーナと、
    複数の発光部を有する7セグメント表示器と、
    前記7セグメント表示器の表示を制御する表示制御部と、
    情報処理端末との間で無線通信を行う無線通信部と、
    前記無線通信部に前記情報処理端末との間で無線通信を行わせる無線通信制御を行い、前記無線通信部と前記情報処理端末との間で行われる無線通信の結果に基づいて相互認証を行う相互認証部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、前記相互認証部が前記無線通信制御を開始してから前記相互認証が完了するまでの少なくとも一部期間に前記7セグメント表示器に所定表示を行わせる
    コンロ。
  2. 前記表示制御部は、前記7セグメント表示器のうちのいずれか複数の前記発光部が環状に配置された環状領域において、前記環状領域に配された複数の前記発光部を前記環状領域に沿って順次発光させるように前記所定表示を行わせる
    請求項1に記載のコンロ。
  3. 少なくとも2つの前記7セグメント表示器を備え、
    2つの前記7セグメント表示器が並んで配置され、
    前記表示制御部は、一方の前記7セグメント表示器の前記環状領域において発光位置が移動する回転方向と他方の前記7セグメント表示器の前記環状領域において発光位置が移動する回転方向とが逆方向となるように前記所定表示を行わせる
    請求項2に記載のコンロ。
  4. 前記相互認証部は、いずれかの前記ガスバーナが点火中であるときに前記相互認証を行わない
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコンロ。
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