JP2021031986A - シャッター軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸受板の出入方向の位置を容易に調整可能とすることでシャッターの施工性を向上させる。【解決手段】垂直姿勢で前後方向に延びる軸受板10、10´と、高さ方向に延び、軸受板10、10´の後端側部位が連結される取付台11、11´と、からなり、軸受板10、10´には横長孔104、104´が形成されており、取付台11、11´には縦長孔114、114´が形成されており、軸受板10、10´は、取付台11、11´に対して、前後方向及び高さ方向に位置調整可能に取り付けられる。【選択図】図6

Description

本発明は、シャッターカーテンを巻き取る巻取シャフトの長さ方向端部を支持するシャッター軸受に関するものである。
重量シャッター等の軸受は、軸受板と軸受板を取り付ける取付台を組み合わせた構造となっており、軸受板側の取付孔を縦長孔とすることで、躯体に固定された取付台に対する軸受板の高さ方向の位置を調整可能としている。
特許文献1に記載したものでは、ブラケット本体を取り付ける躯体取付プレートに上下方向に延びる縦長孔及び左右方向に延びる横長孔を設けることで、躯体(躯体取付プレート)に対するブラケット本体の上下方向及び左右方向(開口幅方向)の位置調整を可能としている。
しかしながら、取付台を躯体に固定した時に、取付台が固定される躯体の精度等(例えば、駆動側の取付台が固定される躯体面と従動側の取付台が固定される躯体面が同一垂直面上に無いような場合)によって、駆動側の軸受と従動側の軸受で軸芯にズレが生じる場合がある。このような場合、従来は、別途板材等を挟み込むなどして軸受の出入方向の位置を調整していた。
特開2010−7363
本発明は、軸受板の出入り方向の位置を容易に調整可能とすることでシャッターの施工性を向上させることを目的とするものである。
本発明が採用した技術手段は、
垂直姿勢で前後方向に延びる軸受板と、
高さ方向に延び、前記軸受板の後端側部位が連結される取付台と、
からなり、
前記軸受板は、前記取付台に対して、前後方向及び高さ方向に位置調整可能に取り付けられる、
シャッター軸受、である。
1つの態様では、前記軸受板の後端側部位には、高さ方向に間隔を存して、前後方向に延びる複数の横長孔が形成されており、
前記取付台は、躯体に固定される第1面部と、高さ方向に間隔を存して、高さ方向に延びる複数の縦長孔が形成されている第2面部と、を備え、
前記軸受板の後端側部位を前記取付台の第2面部に、前記横長孔と前記縦長孔が部分的に一致して挿通孔を形成するように重ねた状態で位置決めし、前記挿通孔を通る止着部材によって前記後端側部位と前記第2面部を固定するようになっている。
1つの態様では、前記止着部材は、ボルトとナットである。
1つの態様では、前記軸受板の後端側部位の上下端に位置して上側水平片、下側水平片が形成されており、
前記取付台の上下端に位置して上面部、下面部が形成されており、
前記上側水平片と前記下側水平片間の距離は、前記上面部と前記下面部間の距離よりも大きく、
前記上側水平片の下方に前記上面部が位置し、前記下側水平片の上方に前記下面部が位置しており、
前記上側水平片及び前記下側水平片には前後方向に延びる上側の第1横長孔、下側の第2横長孔が形成されており、
前記上面部及び前記下面部には上側の第1螺子孔、下側の第2螺子孔が形成されており、
前記上側水平片と前記上面部、前記下側水平片と前記下面部は、それぞれ離間対向した状態で第1横長孔を挿通し第1螺子孔に螺合する上側の第1螺子、第2横長孔を挿通し第2螺子孔に螺合する下側の第2螺子によって連結されている。
本発明が採用した他の技術手段は、
垂直姿勢で前後方向に延びる軸受板と、
高さ方向に延び、前記軸受板の後端側部位が連結される取付台と、
からなるシャッター軸受において、
前記軸受板の後端側部位には、高さ方向に間隔を存して、前後方向に延びる複数の横長孔が形成されており、前記後端側部位の上下端に位置して上側水平片、下側水平片が形成されており、前記上側水平片及び前記下側水平片には前後方向に延びる上側の第1横長孔、下側の第2横長孔が形成されており、
前記取付台は、躯体に固定される第1面部と、高さ方向に間隔を存して、高さ方向に延びる複数の縦長孔が形成されている第2面部と、を備え、前記取付台の上下端に位置して上面部、下面部が形成されており、前記上面部及び前記下面部には上側の第1螺子孔、下側の第2螺子孔が形成されており、
前記上側水平片と前記下側水平片間の距離は、前記上面部と前記下面部間の距離よりも大きく、
前記軸受板の後端側部位を前記取付台の第2面部に、前記横長孔と前記縦長孔が部分的に重なって挿通孔を形成するように重ねた状態で、前記上側水平片の下方に前記上面部が位置し、前記下側水平片の上方に前記下面部が位置しており、
前記上側水平片と前記上面部、前記下側水平片と前記下面部は、それぞれ離間対向した状態で第1横長孔を挿通し第1螺子孔に螺合する上側の第1螺子、第2横長孔を挿通し第2螺子孔に螺合する下側の第2螺子によって仮連結されている、
シャッター軸受、である。
本発明が採用した他の技術手段は、
仮連結されたシャッター軸受を、前記取付台の前記第1面部を介して躯体に固定する第1ステップと、
前記取付台に対する前記軸受板の高さ方向及び前後方向の位置決めを行う第2ステップと、
前記取付台に対して位置決めした前記軸受板を止着部材を用いて固定する第3ステップと、
からなるシャッター軸受の取付方法であって、
前記第2ステップは、
前記第1螺子及び前記第2螺子を用いて前記取付台に対する前記軸受板の高さ方向の位置を調整すること、
前記第1螺子及び前記第2螺子の軸部を前記第1横長孔、前記第2横長孔に対して相対的に移動させることで、前記取付台に対する前記軸受板の前後方向の位置を調整すること、
を含む。
本発明では、軸受板と取付台からなるシャッター軸受の取付時において、軸受板と取付台の他に追加の部材を用いることなく、シャッター軸受の高さ方向のみならず出入り方向の位置調整を行うことができ、シャッター軸受の取付の施工性を向上させることができる。
本実施形態に係るシャッター装置の正面図である。 本シャッター装置の建物開口部上方部位の縦断面図(駆動側に向かって観た図)である。 駆動側ブラケットを示す図である。 駆動側ブラケットの軸受板を示す図である。 駆動側ブラケットの取付台を示す図である。 駆動側ブラケットを軸受板と取付台に分割して示す斜視図である。 駆動側ブラケットの斜視図である。 従動側ブラケットを示す図である。 従動側ブラケットの軸受板を示す図である。 従動側ブラケットの取付台を示す図である。
図1は、本実施形態に係るシャッター装置の正面図、図2は、本シャッター装置の建物開口部上方部位の縦断面図(駆動側に向かって観た図)である。建物開口部上方(本実施形態では、天井Cの上方)に位置する躯体Wには、開口幅方向に間隔を設けて左右のブラケット1A、1Bが持ち出し状に対向して設けてある。一方のブラケット1Aは駆動側ブラケット(駆動側軸受)であり、他方のブラケット1Bは従動側ブラケット(従動側軸受)である。ブラケット1Aには駆動側軸受部1A´(図3、図7参照)が形成され、ブラケット1Bには従動側軸受部1B´(図8参照)が形成されており、巻取シャフト2の長さ方向の駆動側端部が駆動側軸受部1A´に装着され、従動側端部が従動側軸受部1B´に装着されることで、左右のブラケット1A、1B間には、巻取シャフト2が回転可能に支持されている。駆動側ブラケット1Aには開閉機Mが設けてあり、開閉機Mと駆動側軸受部1A´のスプロケット108がチェーン109で伝動連結されている(図7参照)。巻取シャフト2には、ガイドレールGによって建物開口部上方のシャッター収納空間に案内されたシャッターカーテン3が巻装されるようになっている。図1では、シャッターカーテン3は全閉状態にあり下端の座板30が着床しており、図2では、シャッターカーテン3は巻取シャフト2に巻装されて全開状態にあり、座板30は天井付近に位置している。
明細書において、躯体Wから離れる方向/躯体に対して近づく方向を前後方向とし、ある要素が壁体Wに近い部位と、壁体Wから遠い部位を備えている場合に、躯体側を後側、躯体から遠い側を前側とする。
本実施形態では、シャッターの上部構造は天井内納まりとなっている。シャッター上部構造は、後端が躯体Wに固定され、躯体Wから離間するように垂直姿勢で延びる左右のブラケット1A、1Bと、左右のブラケット1A、1B間に位置して設けられた複数の部材と、からなる。図2に示すように、複数の部材には、ケース受け材4、まぐさ受け材5、まぐさ受け材6A、6B、ケースまぐさ7A、外まぐさ7B、スムーサ8、ケース板9、ケース補強材15が含まれる。
ケース受け材4は、左右のブラケット1A、1Bの後端の上端部位の間に位置して、躯体Wに対して持ち出し状に設けてある。まぐさ受け材5は、左右のブラケット1A、1Bの前方の下端部位間を架け渡すように設けられている。まぐさ受け材6A、6Bは、左右のガイドレールGの上方部位に設けられている。ケースまぐさ7Aは、前後方向及び開口幅方向に延び、前端がまぐさ受け材5に固定され、後端がまぐさ受け材6Aに固定されている。外まぐさ7Bは、上端が左右のブラケット1A、1Bの後方部位の下端ないし躯体Wに固定され、下端が外まぐさ受け材6Bに固定されている。ケース補強材15は、左右のブラケット1A、1Bに突設した取付片107、107´間を架け渡すように設けられている。複数個のスムーサ8が、ケースまぐさ7Aの後端側部位に開口幅方向に亘って間隔を存して設けてある。ケース板9は上板90と前板91から断面視L形状を備え、上板90の後端部がケース受け材4に支持され、前板91の下端がまぐさ受け材5に支持されている。複数枚のケース板9は、開口幅方向に連設されている(図1参照)。
図3に示すように、駆動側ブラケット1Aは、前後方向に横長方形状の軸受板10と、軸受板10の後端部位に固定された取付台11と、から組み立てられている。軸受板10の前側半部には開閉機Mが設けられるようになっており、後側半部には巻取シャフト2の駆動側端部が回転可能に支持されるようになっている。図2に示すように、取付台11は躯体Wに固定されており、軸受板10は、垂直姿勢で前後方向に延びている。後述するように、軸受板10は、取付台11に対して、前後方向及び高さ方向に位置調整可能に取り付けられるようになっている。
図4に示すように、駆動側ブラケット1Aの軸受板10は、垂直姿勢で前後方向に延びる横長方形状の面部100と、面部100の上端、下端、前端に、それぞれ一体的に折曲形成された、上辺101、下辺102、前辺103と、からなる。面部100の後端側部位には、高さ方向に間隔を存して、前後方向に延びる2つの横長孔104が形成されている。上辺101、下辺102の後端側部位は、他の部位に比べて幅広に形成された上側水平片1010、下側水平片1020となっており、上側水平片1010には横長孔105が、下側水平片1020には横長孔106が形成されている。
軸受板10の前後方向の略中間部位の上端部位には、面部100に対して垂直に突出するようにケース補強材15の取付片107が突設されている。取付片107は、水平片1070と垂下片1071から断面視L形状を有しており、水平片1070の基端側部位が上辺101に、垂直片1071の基端側部位が面部100にそれぞれ溶接されている。
図5に示すように、取付台11は、高さ方向に延びる縦長部材であって、第1面部110と、第2面部111と、から断面視L形状を備え、さらに、上面部112、下面部113を備えている。取付台11は、第1面部110が躯体Wに固定され、第2面部111が軸受板10の面部100の後端側部位に固定されるようになっている。
第2面部111には、高さ方向に間隔を存して、高さ方向に延びる2つの縦長孔114が形成されている。上面部112には、螺子孔(雌螺子が形成されている)115が形成されており、下面部113には、螺子孔(雌螺子が形成されている)116が形成されている。
第1面部110には、高さ方向に間隔を存して挿通孔117が形成されており、図示しないアンカーボルトを用いて躯体Wに固定可能となっており、シャッター軸受は、アンカーボルトによって躯体Wに固定される。あるいは、シャッター軸受は、取付台11の第1面部110を溶接によって躯体Wに固定するようにしてもよい。
駆動側ブラケット1Aに基づいて、取付台11と軸受板10の連結について説明する。本実施形態では、軸受板10の後端側部位の高さ寸法は、取付台11の高さ寸法よりも大きい。より具体的には、軸受板10の後端側の上側水平片1010と下側水平片1020間の距離は、取付台11の上面部112と下面部113間の距離よりも大きくなっており、軸受板10の後端側部位の上側水平片1010と下側水平片1020の間に取付台11が位置し、軸受板10の面部100の後端側部位が取付台11の第2面部111に重なるようになっている。
軸受板10の面部100の後端側部位を、取付台11の第2面部111に重ねた時に、軸受板10の上側水平片1010の下方に取付台11の上面部112が位置し、軸受板10の下側水平片1020の上方に取付台11の下面部113が位置するようになっており、かつ、軸受板10の面部100に形成した横長孔104と取付台11の第2面部111に形成した縦長孔114が部分的に一致して挿通孔を形成するようになっている。
軸受板10と取付台11は、上記挿通孔(横長孔104と縦長孔114)を通る止着部材によって固定される。本実施形態では、止着部材は、ボルト12とナット120である。ボルト12が挿入される挿通孔の位置は、長孔104と縦長孔114の範囲内において、前後方向及び高さ方向に調整可能である。したがって、取付台11に対する軸受板10の位置は、横長孔104の前後寸法と縦長孔114の高さ寸法の範囲内において、位置調整可能となっている。
軸受板10の上側水平片1010と取付台11の上面部112は離間対向しており、上側水平片1010に形成した横長孔105の直下に上面部112に形成した螺子孔115が位置している。軸受板10の下側水平片1020と取付台11の下面部113は離間対向しており、下側水平片1020に形成した横長孔106の直上に下面部113に形成した螺子孔116が位置している。軸受板10の上側水平片1010と取付台11の上面部112は、横長孔105を挿通し、螺子孔115に螺合する上側の第1螺子13によって連結されており、軸受板10の下側水平片1020と取付台11の下面部113は、横長孔106を挿通し、螺子孔116に螺合する下側の第2螺子14によって連結されている。
軸受板10の面部100の後端側部位を、取付台11の第2面部111に重ねた時に、ボルト12とナット120を締結しない状態であっても、上側水平片1010と上面部112、下側水平片1020と下面部113は、それぞれ離間対向した状態で第1横長孔105を挿通し第1螺子孔115に螺合する上側の第1螺子13、第2横長孔106を挿通し第2螺子孔116に螺合する下側の第2螺子14によって仮連結されている。
仮連結された駆動側ブラケット1Aを躯体Wに固定した状態において、第1螺子13及び第2螺子14を用いて取付台11に対する軸受板10の高さ方向の位置が調整可能となっており、第1螺子13及び第2螺子14の軸部を第1横長孔105、第2横長孔106に対して相対的に移動させることで、取付台11に対する軸受板10の前後方向の位置が調整可能となっている。
軸受板10の面部100の後端側部位を、取付台11の第2面部111に重ねた状態において、面部100に形成された横長孔104と第2面部111に形成した縦長孔114を部分的に一致させて形成される挿通孔の位置を決定し、前記挿通孔を通る止着部材(ボルト12)によって軸受板10の後端側部位と取付台11の第2面部111を固定するようになっている。
図8に示すように、従動側ブラケット1Bは、前後方向に横長方形状の軸受板10´と、軸受板10´の後端部位に固定された取付台11´と、から組み立てられている。軸受板10´には巻取シャフト2の従動側端部が回転可能に支持されるようになっている。取付台11´は躯体Wに固定されるようになっており、軸受板10´は、垂直姿勢で前後方向に延びている。後述するように、軸受板10´は、取付台11´に対して、前後方向及び高さ方向に位置調整可能に取り付けられるようになっている。
図9に示すように、従動側ブラケット1Bの軸受板10´は、垂直姿勢で前後方向に延びる横長方形状の面部100´と、面部100´の上端、下端、前端に、それぞれ一体的に折曲形成された、上辺101´、下辺102´、前辺103´と、からなる。面部100´の後端側部位には、高さ方向に間隔を存して、前後方向に延びる2つの横長孔104´が形成されている。上辺101´、下辺102´の後端側部位は、他の部位に比べて幅広に形成された上側水平片1010´、下側水平片1020´となっており、上側水平片1010´には横長孔105´が、下側水平片1020´には横長孔106´が形成されている。軸受板10´には、前辺103´の高さ方向中央部位から面部100´の前後方向中央部位に向かって切り欠きが形成されている。
軸受板10´の前方の上端部位には、面部100´に対して垂直に突出するようにケース補強材15の取付片107´が突設されている。取付片107´は、水平片1070´と垂下片1071´から断面視L形状を有しており、水平片1070´の基端側部位が上辺101´に、垂直片1071´の基端側部位が面部100´にそれぞれ溶接されている。
図10に示すように、取付台11´は、高さ方向に延びる縦長部材であって、第1面部110´と、第2面部111´と、から断面視L形状を備え、さらに、上面部112´、下面部113´を備えている。取付台11´は、第1面部110´が躯体Wに固定され、第2面部111´が軸受板10´の面部100´の後端側部位に固定されるようになっている。
第2面部111´には、高さ方向に間隔を存して、高さ方向に延びる2つの縦長孔114´が形成されている。上面部112´には、螺子孔(雌螺子が形成されている)115´が形成されており、下面部113´には、螺子孔(雌螺子が形成されている)116´が形成されている。
第1面部110´には、高さ方向に間隔を存して挿通孔117´が形成されており、アンカーボルトを用いて躯体Wに固定可能となっており、シャッター軸受は、アンカーボルトによって躯体Wに固定される。あるいは、シャッター軸受は、取付台11´の第1面部110´を溶接によって躯体Wに固定するようにしてもよい。
駆動側ブラケット1Aの軸受板10、取付台11と、従動側ブラケット1Bの軸受板10´、取付台11´は、左右対称であることを除いて基本的な構成は同じであり、駆動側ブラケット1Aの取付台11に対する軸受板10の連結及び前後方向及び高さ方向の位置調整についての記載は、従動側ブラケット1Bの取付台11´に対する軸受板10´の連結及び前後方向及び高さ方向の位置調整の説明に援用することができる。
本実施形態では、軸受板10、10´に横長孔、取付台11、11´に縦長孔を形成したが、横長孔と縦長孔を逆に設けてもよい。すなわち、軸受板10、10´の面部100、100´の後端部位に高さ方向に間隔を存して複数の縦長孔を形成し、取付台11、11´の第2面部111、111´に高さ方向に間隔を存して複数の横長孔を形成してもよい。本実施形態では、上側水平片1010、1010´と下側水平片間1020、1020´の距離は、上面部112と下面部113間の距離よりも大きいが、上側水平片1010、1010´と下側水平片間1020、1020´の距離は、上面部112と下面部113間の距離よりも小さいものでもよい。
本実施形態に係るシャッター上部構造を施工するにあたって、先ず、仮連結された駆動側ブラケット1A、従動側ブラケット1Bを用意し、取付台11、11´の第1面部110、110´を介して躯体Wの所定位置に固定する。取付台11、11´を躯体Wに固定した時に、取付台11、11´が固定される躯体Wの精度等(例えば、駆動側の取付台11が固定される躯体面と従動側の取付台11´が固定される躯体面が同一垂直面上に無いような場合)、また、取付台11、11´の取付精度等によって、駆動側ブラケット1Aの軸受と従動側ブラケット1Bの軸受で軸芯に前後方向、又は/及び、高さ方向にズレが生じる場合がある。
本実施形態では、駆動側ブラケット1A、従動側ブラケット1Bの取付時において、取付台11、11´に対する軸受板10、10´の前後方向、又は/及び、高さ方向の位置を調整することで、駆動側ブラケット1Aの軸受と従動側ブラケット1Bの軸受の間で軸芯を一致させる。
この作業は、上側の第1螺子13及び下側の第2螺子14によって、取付台11、11´に軸受板10、10´を仮連結した状態において、第1螺子13及び第2螺子14を用いて取付台11、11´に対する軸受板10、10´の高さ方向の位置を調整すること、第1螺子13及び第2螺子14の軸部を、第1横長孔105、105´、第2横長孔106、106´に対して相対的に移動させることで(軸部に対して横長孔が移動する)、取付台11、11´に対する軸受板10、10´の前後方向の位置を調整すること、で行われる。
取付台11、11´に対して左右の軸受板10、10´を軸芯が一致するように位置決めした状態で、軸受板10、10´の面部100、100´に形成した横長孔104、104´と取付台11、11´の第2面部111、111´に形成した縦長孔114、114´が部分的に一致して挿通孔が形成される。
軸受板10と取付台11は、位置決めされた状態で、上記挿通孔(横長孔104と縦長孔114)を通る止着部材(ボルト12とナット120)によって固定されて、駆動側ブラケット1Aが形成される。軸受板10´と取付台11´は、位置決めされた状態で、上記挿通孔(横長孔104´と縦長孔114´)を通る止着部材(ボルト12とナット120)によって固定されて、従動側ブラケット1Bが形成される。駆動側ブラケット1Aと従動側ブラケット1B間に巻取シャフト2が取り付けられる。
1A 駆動側ブラケット
1B 従動側ブラケット
10、10´ 軸受板
1010、1010´ 上側水平片
1020、1020´ 下側水平片
104、104´ 横長孔
105、105´ 横長孔
106、106´ 横長孔
11、11´ 取付台
110、110´ 第1面部
111、111´ 第2面部
114、114´ 縦長孔
115、115´ 螺子孔
116、116´ 螺子孔
12 ボルト
120 ナット
13 第1螺子
14 第2螺子

Claims (5)

  1. 垂直姿勢で前後方向に延びる軸受板と、
    高さ方向に延び、前記軸受板の後端側部位が連結される取付台と、
    からなり、
    前記軸受板は、前記取付台に対して、前後方向及び高さ方向に位置調整可能に取り付けられる、
    シャッター軸受。
  2. 前記軸受板の後端側部位には、高さ方向に間隔を存して、前後方向に延びる複数の横長孔が形成されており、
    前記取付台は、躯体に固定される第1面部と、高さ方向に間隔を存して、高さ方向に延びる複数の縦長孔が形成されている第2面部と、を備え、
    前記軸受板の後端側部位を前記取付台の第2面部に、前記横長孔と前記縦長孔が部分的に一致して挿通孔を形成するように重ねた状態で位置決めし、前記挿通孔を通る止着部材によって前記後端側部位と前記第2面部を固定するようになっている、
    請求項1に記載のシャッター軸受。
  3. 前記軸受板の後端側部位の上下端に位置して上側水平片、下側水平片が形成されており、
    前記取付台の上下端に位置して上面部、下面部が形成されており、
    前記上側水平片と前記下側水平片間の距離は、前記上面部と前記下面部間の距離よりも大きく、
    前記上側水平片の下方に前記上面部が位置し、前記下側水平片の上方に前記下面部が位置しており、
    前記上側水平片及び前記下側水平片には前後方向に延びる上側の第1横長孔、下側の第2横長孔が形成されており、
    前記上面部及び前記下面部には上側の第1螺子孔、下側の第2螺子孔が形成されており、
    前記上側水平片と前記上面部、前記下側水平片と前記下面部は、それぞれ離間対向した状態で第1横長孔を挿通し第1螺子孔に螺合する上側の第1螺子、第2横長孔を挿通し第2螺子孔に螺合する下側の第2螺子によって連結されている、
    請求項2に記載のシャッター軸受。
  4. 垂直姿勢で前後方向に延びる軸受板と、
    高さ方向に延び、前記軸受板の後端側部位が連結される取付台と、
    からなるシャッター軸受において、
    前記軸受板の後端側部位には、高さ方向に間隔を存して、前後方向に延びる複数の横長孔が形成されており、前記後端側部位の上下端に位置して上側水平片、下側水平片が形成されており、前記上側水平片及び前記下側水平片には前後方向に延びる上側の第1横長孔、下側の第2横長孔が形成されており、
    前記取付台は、躯体に固定される第1面部と、高さ方向に間隔を存して、高さ方向に延びる複数の縦長孔が形成されている第2面部と、を備え、前記取付台の上下端に位置して上面部、下面部が形成されており、前記上面部及び前記下面部には上側の第1螺子孔、下側の第2螺子孔が形成されており、
    前記上側水平片と前記下側水平片間の距離は、前記上面部と前記下面部間の距離よりも大きく、
    前記軸受板の後端側部位を前記取付台の第2面部に、前記横長孔と前記縦長孔が部分的に重なって挿通孔を形成するように重ねた状態で、前記上側水平片の下方に前記上面部が位置し、前記下側水平片の上方に前記下面部が位置しており、
    前記上側水平片と前記上面部、前記下側水平片と前記下面部は、それぞれ離間対向した状態で第1横長孔を挿通し第1螺子孔に螺合する上側の第1螺子、第2横長孔を挿通し第2螺子孔に螺合する下側の第2螺子によって仮連結されている、
    シャッター軸受。
  5. 仮連結されたシャッター軸受を、前記取付台の前記第1面部を介して躯体に固定する第1ステップと、
    前記取付台に対する前記軸受板の高さ方向及び前後方向の位置決めを行う第2ステップと、
    前記取付台に対して位置決めした前記軸受板を止着部材を用いて固定する第3ステップと、
    からなるシャッター軸受の取付方法であって、
    前記第2ステップは、
    前記第1螺子及び前記第2螺子を用いて前記取付台に対する前記軸受板の高さ方向の位置を調整すること、
    前記第1螺子及び前記第2螺子の軸部を前記第1横長孔、前記第2横長孔に対して相対的に移動させることで、前記取付台に対する前記軸受板の前後方向の位置を調整すること、
    を含む、
    請求項4に記載されたシャッター軸受の取付方法。
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