JP2021031808A - 経編地 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、運動時の身体の動きに追従するよう、身体にフィットするための高い伸縮性を有し、スポーツウェアやインナーウェア等の衣料として用いる経編地に関するものであり、特に、身体が発汗し、ウェアが湿潤した時のべたつき感を解消し、湿潤時でも着脱し易い機能性に優れた経編地を提供することにある。
【解決手段】カチオン可染ポリエステルマルチフィラメントとポリウレタン繊維とからなる経編地であって、挿入組織により経方向に連続的な凸部を経編地の片面に形成しており、経方向の伸長率と緯方向の伸長率の合計が250%以上400%以下である経編地。
前記凸部の高さが0.15mm以上0.4mm以下であること、凸部を有する面の経方向の摩擦抵抗力比ΔSが105%以上130%以下であることが好ましい。
ΔS=(湿潤100%時の摩擦抵抗力÷乾燥時の摩擦抵抗力)×100
【選択図】 図1

Description

本発明は、運動時の身体の動きに追従するよう、身体にフィットするための高い伸縮性を有し、スポーツウェアやインナーウェア等の衣料として用いる経編地に関するものであり、特に、身体が発汗しウェアが湿潤した時の、べたつき感を解消し、湿潤時でも着脱し易い機能性に優れた経編地に関するものである。
経編地は、その伸縮性や立体的な構造が特徴的で、各種ファッション衣料、スポーツ衣料及び産業資材などの様々な分野に用いられており、その中でも経編地は、薄手かつ軽量も可能であり、インナー、水着、コンプレッションウェア等に広く用いられている。
なかでも、インナー、水着、コンプレッションウェアなどの商品は、使用者が肌に直接触れるように着用する場合がほとんどで、発汗時や吸水時の肌と衣料のべたつき感や蒸れが問題となっている。
この問題を解決するべく、経編地において、多くの提案がなされてきた。例えば、特許文献1では、非伸縮編成糸と伸縮編成糸とで伸縮性経編地を編成し、その際、非伸縮編成糸を所要本数毎に区分し、互いに隣接する区分の非伸縮編成糸の送り出し長を互い違いに増減することを繰り返して、表面に市松状に凸部を付与し、その凸部によって表面が着用者の身体に密着することを防ぐと共に、凸部内や身体と生地の間に空気層を形成して断熱効果を得た凹凸伸縮性経編地が提供できることが開示されている。
また、特許文献2では、編成方法の詳細は不明だが、合成マルチフィラメントを主体とした編地で、肌面に凹凸部を設けることで、着用時における冷感軽減性に優れた水着用編地およびそれからなる水中から上がった後の身体冷感軽減性に優れた水着が提供できることを開示されている。
特開2014−91888号公報 特開平10−298854号公報
しかしながら、特許文献1の経編地は、非伸縮編成糸と伸縮編成糸がそれぞれ編みこみ組織で編成されていることで、生地のオモテ面およびウラ面の両方から見ても全体に凸部が存在し、審美性に欠ける問題がある。また、湿潤時の生地性能に関しては記載がない。
特許文献2の経編地は、ウラ面が凹凸高低差を有し、オモテ面がフラットで審美性に優れるもの、糸の編込混率から判断してそれぞれの糸は編込組織で編成されており、オモテ面のフラットに見える面にも編成しているすべての糸が確認できる。従って、例えば、レギュラーポリエステルおよびレギュラーポリエステルと染着差のあるカチオン可染ポリエステルの2種類のポリエステル繊維を用いて分散染色した場合、フラット面は2種類のポリエステル繊維が存在する為、色のいらつき感が現れる問題があるし、柄部分だけを色を変更するなどの色選択の自由度も低い。また、同様にレギュラーポリエステルおよび綿繊維などを交編し分散染色した場合、フラット面は染色されたポリエステル繊維と染色されていない綿繊維が見え隠れし、色のいらつき感が現れる。前者は、分散染料とカチオン染料の2種類、後者は、分散染料と反応染料の2種類を使用すれば、いらつき感は解消される方向に向かうが、染料を2種類使用する為、コスト高となってしまう。
本発明の目的は、運動時の身体の動きに追従するよう、身体にフィットするための高い伸縮性を有し、スポーツウェアやインナーウェア等の衣料として用いる経編地に関するものであり、特に、身体が発汗し、ウェアが湿潤した時のべたつき感を解消し、湿潤時でも着脱し易い機能性に優れた経編地を提供することにある。
1.カチオン可染ポリエステルマルチフィラメントとポリウレタン繊維とからなる経編地であって、挿入組織により経方向に連続的な凸部を経編地の片面に形成しており、経方向の伸長率と緯方向の伸長率の合計が250%以上400%以下である経編地
2.前記凸部の高さが0.15mm以上0.4mm以下である1に記載の経編地。
3.凸部を有する面の経方向の摩擦抵抗力比ΔSが105%以上130%以下である1または2に記載の経編地
ΔS=(湿潤100%時の摩擦抵抗力÷乾燥時の摩擦抵抗力)×100
4.凸部を有する面における水分1.0ml滴下時の密着力が1gf以下である1〜3のいずれかに記載の経編地
5.凸部を有する面における水分1.3ml滴下時の密着力が3gf以下である1〜4のいずれかに記載の経編地
6.1〜5のいずれかに記載の経編地からなる衣服であって、凸部を肌面側に有する衣服。
本発明の経編地は、優れた伸縮性を有し、湿潤時でも着脱し易い機能性に優れた効果を奏するものである。
本発明の経編地の凸部の高さを示す図である。 本発明の経編地の凸部の形状の一例である。 本発明の経編地の凸部の形状の一例である。
本発明の経編地は、カチオン可染ポリエステルマルチフィラメントとポリウレタン繊維とからなる経編地であって、挿入組織により経方向に連続的な凸部を経編地の片面に形成しており、経方向の伸長率と緯方向の伸長率の合計が250%以上400%以下である。
カチオン可染ポリエステルマルチフィラメントとポリウレタン繊維とからなることで、カチオン染料による染色が可能であり、優れた染色堅牢度を得られる。
挿入組織により経方向に連続的な凸部を経編地の片面に形成していることで、湿潤時の摩擦抵抗を低く抑える事ができ、凸部が肌側になる衣服にした場合、着脱が容易にでき、芯美性にも優れる。
経方向の伸長率と緯方向の伸長率の合計が250%以上400%以下であることで、激しい運動に充分に追従できる。この観点から、前記伸長率の合計は260%以上350%以下がより好ましい。
また、経方向の伸長率と緯方向の伸長率はそれぞれ95%以上であることが好ましい。これにより、経方向、緯方向のそれぞれの伸縮性が得られ易い。
このような組成および構造にすることでコンプレッションウェアに、身体よくフィットしてかつ着脱しやすい効果を与えることができる
本発明の経編地を構成する繊維は合成繊維が好ましい。天然繊維紡績糸を使用すると、整経や編立時の風綿発生、筬への糸くずの溜まりなどにより、経編地の生産効率が落ちるだけでなく、品質も低下する可能性がある。この観点から、本発明の両面経編地に用いる前記易溶解性繊維および前記難溶解性繊維は、合成繊維からなることが好ましい。合成繊維の中でも、紡績糸ではないという観点から、合成繊維フィラメントがより好ましい。合成繊維フィラメントには、ポリエステルフィラメント、共重合ポリエステル系フィラメント、ナイロンフィラメント、ポリプロピレンフィラメント、ポリエチレンフィラメント、レーヨン、アセテート繊維、トリアセテート繊維、スーパー繊維と呼ばれる直鎖状ポリマーの合成繊維フィラメントなどがある。
強伸度、糸の扱いやすさ、生地での後加工による機能付与しやすさなどの観点から、ポリエステルフィラメント、共重合ポリエステル系フィラメントであるカチオン可染ポリエステルフィラメントがより好ましい。また、染色においてポリウレタン繊維に汚染しにくいカチオン染料を使える点から、カチオン可染ポリエステルフィラメントがさらに好ましい。
本発明の経編地を構成する弾性繊維はポリウレタン繊維が好ましい。生地にストレッチ性を発現させる目的で使用される共重合型ポリエステルフィラメントや、サイドバイサイド型のポリエステルフィラメントでは、経伸長方向と緯伸長方向の2方向でそれぞれの方向の伸長率が95%以上、それぞれの方向の伸長率の合計が250%以上を満たすことができない。
本発明の経編地は、挿入組織により経方向に連続的な凸部を形成していることが好ましい。挿入組織により凸部を形成することで、挿入糸が配されていない面は、審美性を確保できる。また、挿入糸に太い繊維を用いる事で凸部を形成することが可能であり、その凸部が肌面に触れるように衣類を製造した時、接触面積が少ないという観点から、摩擦抵抗が減り、着脱しやすいという効果を奏する。
本発明の経編地は、前記凸部の高さが0.15mm以上0.4mm以下であることが好ましい。
前記高さの差が0.15mm以下であると、高さの差が小さいので凸部による摩擦抵抗力軽減の効果が得られにくい。高さの差が0.4mm以上にするには、太い糸を使用するか、糸長を増やす手段をとるが、テキスタイルの目付の観点から重くなりすぎてしまう。よって、高さの差は0.2mm以上、0.4mm以下が好ましい。
前記凸部の高さとは、図1に示す通り、グランド部面から凸部の最高点までの高さである。
本発明の経編地は、凸部を有する面の経方向の摩擦抵抗力比ΔSが105%以上130%以下であることが好ましい。ΔSは以下の式で算出する。
ΔS=(湿潤100%時の摩擦抵抗力÷乾燥時の摩擦抵抗力)×100
摩擦抵抗力比ΔSが130%以下であると、湿潤時の摩擦抵抗増加分が小さいため、衣服が濡れた状態でも衣服と肌で摩擦が生じにくい観点から、吸水時でもべとつきにくく、着脱が容易にできる。この観点より、摩擦抵抗力比ΔSは125%以下であることがより好ましい。
本発明の経編地は、凸部を有する面における水分1.0ml滴下時の密着力が1gf以下であることが好ましい。密着力は生地が肌面に密着しにくい指標となる。密着力が1gf以下であると、密着性が小さいため、衣服と肌の蒸れ感を感じにくく、吸水時でもべとつきにくい。この観点から、密着力は0.9gf以下であることがより好ましい。
本発明の経編地は、凸部を有する面における水分1.3ml滴下時の密着力が3gf以下であることが好ましい。密着力は生地が肌面に密着しにくい指標となる。密着力が3gf以下であると、密着性が小さいため、衣服と肌の蒸れ感を感じにくく、吸水時でもべとつきにくい。この観点から、密着力は2.9gf以下であることがより好ましい。
本発明の衣服は、前記経編地からなる衣服であって、凸部を肌面側に有する。
凸部を肌面側に有することで、湿潤時でも着脱容易な効果を有する。
前記経編地の使用部位は、身頃部分だけでも良く、袖部分だけでも良い。
以下、本発明を実施例により具体的に説明する。なお、実施例における評価項目の測定は、以下の方法に拠った。
(伸長率の測定方法)
JIS L 1096 グラブ法を準用し、引張速度:30cm/min、つかみ間隔:7.6cm、試験片サイズ:幅10cm×長さ15cmで、18Nまで伸長し、15N時の伸度を測定した。初荷重:29mNで、機器は、INSTRON社製引張試験機を使用した。
(乾燥時摩擦抵抗力の測定方法)
ユニチカガーメンテック(株)の測定方法に従って測定した。
まとわりつきの原因となる衣服の肌に対するすべり抵抗力を評価する試験で、回転している金属ドラムに標準状態のサンプルを接触させたときの摩擦抵抗力をロードセルで測定した。生地にはあらかじめ30gfの荷重をかけ金属ドラムに沿わせるように固定した。
(湿潤時摩擦抵抗力の測定方法)
ユニチカガーメンテック(株)の測定方法に従って測定した。
発汗時にまとわりつきの原因となる濡れた衣服の肌に対するすべり抵抗力を評価する試験で、回転している金属ドラムに濡れたサンプルを接触させたときの摩擦抵抗力をロードセルにて測定した。生地にはあらかじめ30gfの荷重をかけ金属ドラムに沿わせるように固定した。湿潤状態の水分率は生地重量と同等の水を吸水させた状態(100%湿潤状態)になるように調整した。
(密着力の測定方法)
ユニチカガーメンテック(株)の測定方法に従って測定した。
5cm×5cmに裁断した生地を使用し、カトーテック社製KES−G5(簡易圧縮)を用いて、一定荷重まで圧縮し反転する際に発生する負の力を測定する。測定生地が乾燥していると負の力は発生せず、衣類のべたつき感はないが、生地に水分を付与していくにつれ負の力が発生する。
この負の力を、密着力と定義する。多量の水分を付与しても密着力が小さい生地は、べたつき感が少ない生地として評価した。
(凸部高さの測定方法)
株式会社キーエンス製デジタルマイクロスコープ(VHX−2000)を使用し、生地断面において、XYステージ測定の2点間測定を使用し、画像上で見て、凸部とグラウンド部の部位間の寸法を測定した。凸部高さを図1に示す。
(実施例1)
合成繊維マルチフィラメント繊維として、常圧カチオン可染ポリエステルマルチフィラメントA(三菱ケミカル社製、銘柄AHY、33T36f、生糸)と常圧カチオン可染ポリエステルマルチフィラメントB(三菱ケミカル社製、銘柄AHY、56T48f、仮撚加工糸)を、弾性繊維としてポリウレタン繊維(旭化成社製、銘柄ロイカ、44T1f、生糸)準備した。
上記糸を指定の本数用意し、クリールスタンドにセットし整経を行い、一定の糸量が巻かれたビームを準備し、これらのビームを一本のシャフトに差し込んだビームシャフトを編機上部の所定位置にセットした。1列の針床を有する編機(シングルトリコット編機)で、28ゲージ、4BARのカールマイヤー社製ダブルラッセル機を使用した。ゲージとは1インチ(2.54cm)あたりに配列される編針本数を表している。
上記編機において、4枚筬をそれぞれ、フロント筬F、ミドル筬M1、ミドル筬M2、バック筬Bと呼称する。筬Fには、常圧カチオン可染ポリエステルマルチフィラメントX(三菱ケミカル社製、銘柄AHY、33T36f、生糸)を配置し、筬Mには常圧カチオン可染ポリエステルマルチフィラメントY(三菱ケミカル社製、銘柄AHY、84T48f、仮撚加工糸)を配置し、筬Bにはポリウレタン繊維U(旭化成社製、銘柄ロイカ、44T1f、生糸)を配置した。
筬Fは、総針の条件下、プレーン組織で編成し、筬Mは、14針に3針の比率で糸が入るように配し、筬M1と筬M2は互いに左右対称になるように18コースリピートの5針振りの挿入組織を筬Fと同方向になるように編成し、筬Bは総針の条件下、筬Fと異方向になるようにデンビ組織で編成し、トリコット生機を得た。凸部は図2のように配した。
得られた生機を、80℃で精練、190℃ヒートセットして、カチオン染料による染色を行うと同時に吸水速乾加工を施し、150℃でファイナルセットし、仕上経編地を得た。
得られた経編地の凸部高さおよび評価結果を表1に記す。伸長率、乾燥時摩擦抵抗力、湿潤時摩擦抵抗力、密着力はそれぞれ優れたものであった。
(実施例2)
筬Mを1枚使用に変更し、筬Mは、6針に2針の比率で糸が入るように配し、2コースリピートの5針振りの挿入組織を筬Fと同方向になるように編成した以外は実施例1と同様にトリコット生機を得た。凸部は図3のように配した。
得られた経編地の凸部高さおよび評価結果を表1に記す。伸長率、乾燥時摩擦抵抗力、湿潤時摩擦抵抗力、密着力はともに優れたものであった。
(比較例1)
筬Fには、常圧カチオン可染ポリエステルマルチフィラメントX(三菱ケミカル社製、銘柄AHY、33T36f、生糸)を配置し、筬Mには常圧カチオン可染ポリエステルマルチフィラメントZ(三菱ケミカル社製、銘柄AHY、56T48f、生糸)を配置し、筬Bにはポリウレタン繊維U(旭化成社製、銘柄ロイカ、22T1f、生糸)を配置した。
筬Fは、2針に1針の比率で糸が入るように配し、プレーン組織で編成し、筬Mも、2針に1針の比率で糸が入るように配し、プレーン組織で編成した。筬Fと筬Mで、総針の条件になるように配列した。筬Bは総針の条件下、筬Fおよび筬Mと異方向になるようにデンビ組織で編成し、トリコット生機を得た。それ以外は、実施例1と同様に経編地を得た。
得られた経編地の凸部高さおよび評価結果を表1に記す。伸長率、乾燥時摩擦抵抗力、湿潤時摩擦抵抗力、密着力はともに劣っていた。
本発明の経編地は、スポーツウェア、インナー、水着、コンプレッションウェアとして、好適に用いることができる。
1 グランド部
2 凸部
H 凸部高さ
X 緯方向
Y 経方向

Claims (6)

  1. カチオン可染ポリエステルマルチフィラメントとポリウレタン繊維とからなる経編地であって、挿入組織により経方向に連続的な凸部を経編地の片面に形成しており、経方向の伸長率と緯方向の伸長率の合計が250%以上400%以下である経編地
  2. 前記凸部の高さが0.15mm以上0.4mm以下である請求項1に記載の経編地。
  3. 凸部を有する面の経方向の摩擦抵抗力比ΔSが105%以上130%以下である請求項1または2に記載の経編地
    ΔS=(湿潤100%時の摩擦抵抗力÷乾燥時の摩擦抵抗力)×100
  4. 凸部を有する面における水分1.0ml滴下時の密着力が1gf以下である請求項1〜3のいずれか一項に記載の経編地
  5. 凸部を有する面における水分1.3ml滴下時の密着力が3gf以下である請求項1〜4のいずれか一項に記載の経編地
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の経編地からなる衣服であって、凸部を肌面側に有する衣服。
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