JP2021031215A - シート搬送機構、インクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】拍車状の従動回転体からシートへインクが逆流することを回避すること。【解決手段】従動回転体28各々は、基板部281と、吸液シート282とを備える。前記基板部281は、外縁において全周に亘って交互に並ぶ複数の凸部2811および前記複数の凸部2811の間の複数の凹部2812を含む板状であり、外縁から内側へ切れ込む複数のスリット2813が形成されている。前記吸液シート282は、前記基板部281の表面における前記複数の凸部2811および前記複数の凹部2812よりも内側の部分の前記スリット2813各々の一部に重なる領域に沿って設けられている。【選択図】図3
Description
本発明は、インクジェット部の後段でシートを搬送するシート搬送機構およびそれを備えるインクジェット記録装置に関する。
インクジェット記録装置は、インクの吐出によりシートに画像を形成するインクジェット部を備える。前記インクジェット部に対しシート搬送方向の下流側に配置されたシート搬送機構は、未だ十分に乾いていないインク画像が形成された前記シートをさらに後段へ搬送する場合がある。
また、前記インクジェット記録装置において、前記シート搬送機構が、搬送ローラーと拍車状の複数の従動回転体とを備えることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
拍車状の前記従動回転体は、外縁において全周に亘って交互に並ぶ複数の凸部および前記複数の凸部の間の複数の凹部を有し、前記複数の凸部が前記シートにおける前記インク画像が形成された面に接する。これにより、前記従動回転体は、前記シートの移動に対して従動回転する。
拍車状の前記従動回転体は、前記シートに接する面積が小さいため、十分に乾いていない前記インク画像に悪影響を及ぼしにくい。
ところで、前記インクジェット記録装置が、多数の前記シートに対する連続プリント処理を行う場合がある。この場合、前記従動回転体の前記凸部に付着したインクが前記凹部に溜まり、溜まったインクが、乾く前に前記凹部から前記凸部を経て前記シートへ逆流するおそれがある。逆流したインクは、前記シートを汚す。
本発明の目的は、搬送ローラーおよび拍車状の従動回転体がシートを搬送中に前記従動回転体から前記シートへインクが逆流することを回避できるシート搬送機構およびインクジェット記録装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係るシート搬送機構は、搬送ローラーと、複数の従動回転体と、を備える。前記搬送ローラーは、回転可能に第1方向に沿って支持され、回転駆動されることにより、インクの吐出により第1面に画像が形成されたシートの第2面に接して前記シートを前記第1方向に直交する第2方向へ搬送する。前記複数の従動回転体は、それぞれ前記第1方向に沿う支持軸により回転可能に支持され、外縁において全周に亘って交互に並ぶ複数の凸部および前記複数の凸部の間の複数の凹部を有し、前記複数の凸部が前記シートの前記第1面に接することにより前記シートの移動に対して従動回転する。前記従動回転体各々は、基板部と、吸液シートと、を備える。前記基板部は、前記複数の凸部および前記複数の凹部を含む板状であり、外縁から内側へ切れ込む複数のスリットが形成されている。前記吸液シートは、前記基板部の表面における前記複数の凸部および前記複数の凹部よりも内側の部分の前記スリット各々の一部に重なる領域に沿って設けられている。
本発明の他の局面に係るインクジェット記録装置は、インクジェット部と、前記シート搬送機構とを備える。前記インクジェット部は、搬送中のシートにインクを吐出することにより前記シートに画像を形成する。前記シート搬送機構は、前記インクジェット部により画像が形成された前記シートをさらに後段へ搬送する。
本発明によれば、搬送ローラーおよび拍車状の従動回転体がシートを搬送中に前記従動回転体から前記シートへインクが逆流することを回避できるシート搬送機構およびインクジェット記録装置を提供することが可能になる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[第1実施形態:インクジェット記録装置10の構成]
第1実施形態に係るインクジェット記録装置10は、インクジェット方式でプリント処理を実行可能なプリンターである。前記プリント処理は、シート9に画像を形成する処理である。シート9は、紙または樹脂フィルムなどのシート状の画像形成媒体である。
第1実施形態に係るインクジェット記録装置10は、インクジェット方式でプリント処理を実行可能なプリンターである。前記プリント処理は、シート9に画像を形成する処理である。シート9は、紙または樹脂フィルムなどのシート状の画像形成媒体である。
なお、インクジェット記録装置10が、インクジェット方式で前記プリント処理を実行可能なファクシミリ装置、コピー機または複合機などであることも考えられる。
図1に示されるように、インクジェット記録装置10は、シート収容部12、シート搬送装置2、インクジェット部3、インク供給部4および制御装置8などを備える。インクジェット部3は、複数のインクヘッド31を有する。
シート搬送装置2、インクジェット部3、インク供給部4および制御装置8は、インクジェット記録装置10の本体を成す筐体11に収容されている。
シート収容部12は、複数枚のシート9を収容可能である。シート搬送装置2は、シート収容部12に収容されているシート9を1枚ずつ前段搬送路201および後段搬送路202に沿って搬送し、さらに、後段搬送路202から排出トレイ13へ排出する。前段搬送路201および後段搬送路202はシート搬送路である。
シート搬送装置2は、シート送出部21、複数組の前段搬送ローラー対22、主搬送ユニット23、後段搬送ユニット24、中継シート搬送機構25および排出ローラー対26などを含む。シート送出部21が、シート収容部12からシート9を1枚ずつ前段搬送路201へ送り出す。
複数組の前段搬送ローラー対22が、シート送出部21からシート9の搬送を引き継ぎ、主搬送ユニット23へ向けてシート9を搬送する。
主搬送ユニット23は、インクジェット部3の下方に配置されている。主搬送ユニット23は、シート9の第1面をインクジェット部3に対向させつつシート9を搬送する。シート9の前記第1面は、インク画像が形成される面である。以下の説明において、シート9における前記第1面の反対側の面を第2面と称する。
主搬送ユニット23において、複数の張架ローラー231が、無端の主搬送ベルト230を支持しつつ回転させる。これにより、主搬送ユニット23は、シート9を主搬送ベルト230上に載せて後段搬送ユニット24へ向けて搬送する。
後段搬送ユニット24において、複数の張架ローラー241が、無端の後段搬送ベルト240を支持しつつ回転させる。これにより、後段搬送ユニット24は、画像が形成されたシート9を後段搬送ベルト240上に載せて中継シート搬送機構25へ向けて搬送する。
インクジェット記録装置10は、後段搬送ベルト240の上方に配置されたヒーター5をさらに備える。ヒーター5は、主搬送ユニット23から搬送されてくるシート9の前記第1面を加熱することにより、シート9上の前記インク画像を乾燥させる。
中継シート搬送機構25は、後段搬送ユニット24から搬送されて来る画像形成後のシート9の搬送を引き継ぎ、さらに、そのシート9を後段搬送路202に沿って後段へ搬送する。後段搬送路202は、中継シート搬送機構25から排出ローラー対26へ至る前記シート搬送路である。
排出ローラー対26は、中継シート搬送機構25から搬送されて来るシート9を排出トレイ13へ排出する。
インクジェット部3は、主搬送ユニット23によって搬送されるシート9に向けて複数の色のインクを吐出することにより、シート9に前記インク画像を形成する。
制御装置8は、各種のデータ処理および制御を実行するプロセッサーを含む装置である。制御装置8は、シート搬送装置2、インクジェット部3およびインク供給部4を制御する。
[中継シート搬送機構25]
図1,2に示されるように、中継シート搬送機構25は、搬送ローラー27および複数の従動回転体28を備える。前述したように、中継シート搬送機構25は、インクジェット部3により前記インク画像が形成されたシート9をさらに後段へ搬送する。
図1,2に示されるように、中継シート搬送機構25は、搬送ローラー27および複数の従動回転体28を備える。前述したように、中継シート搬送機構25は、インクジェット部3により前記インク画像が形成されたシート9をさらに後段へ搬送する。
以下の説明において、中継シート搬送機構25における搬送ローラー27の長手方向のことを第1方向D1と称し、中継シート搬送機構25がシート9を搬送する方向のことを第2方向D2と称する。第2方向D2は、第1方向D1に直交する方向である。
搬送ローラー27は、回転可能に第1方向D1に沿って支持されている。搬送ローラー27は、一体に構成された駆動軸271およびローラー部272を有する。
駆動軸271は、第1方向D1に沿って配置され、回転可能に支持されている。駆動軸271は、不図示のモーターによって回転駆動される。ローラー部272は、駆動軸271の周囲に形成された円筒状の弾性部材である。
搬送ローラー27は、不図示の前記モーターによって回転駆動されることにより、インクの吐出により前記第1面に画像が形成されたシート9の前記第2面に接してシート9を第2方向D2へ搬送する。
図2に示されるように、複数の従動回転体28は、それぞれ第1方向D1に沿う支持軸28Aにより回転自在に支持されている。図3に示されるように、従動回転体28各々は、外縁において全周に亘って交互に並ぶ複数の凸部2811および複数の凸部2811の間の複数の凹部2812を有する。従動回転体28各々は、拍車状の回転体である。
図2に示される例では、中継シート搬送機構25は、第1方向D1に沿って配列された複数の従動回転ユニット280を備え、従動回転ユニット280各々が、1つの支持軸28Aと、その支持軸28Aによって回転自在に支持された複数の従動回転体28とを有する。
従動回転ユニット280各々において、支持軸28Aは搬送ローラー27に対して接近または離隔する方向に変位可能に支持されている。即ち、複数の従動回転体28は、従動回転ユニット280ごとに独立して変位可能である。そして、従動回転ユニット280各々は、複数の従動回転体28を搬送ローラー27へ向けて弾性付勢するバネ28Bを備える。
また、搬送ローラー27のローラー部272は、第1方向D1に並びそれぞれ全周に亘る複数の環状溝272Aを有する。複数の従動回転体28は、搬送ローラー27の複数の環状溝272Aに対向する位置に設けられている。
シート9における従動回転体28各々の凸部2811によって接触された部分は、対応する環状溝272A内へ突出するように湾曲する。これにより、シート9が従動回転体28各々の凸部2811から受けるダメージを小さくすることができる。
複数の凸部2811がシート9の前記第1面に接することにより、従動回転体28はシート9の移動に対して従動回転する。
中継シート搬送機構25は、未だ十分に乾いていない前記インク画像が形成されたシート9をさらに後段へ搬送する場合がある。これに対し、拍車状の従動回転体28は、シート9に接する面積が小さいため、シート9上の十分に乾いていない前記インク画像に悪影響を及ぼしにくい。
ところで、インクジェット記録装置10が、多数のシート9に対する連続プリント処理を行う場合がある。この場合、従動回転体28の凸部2811に付着したインクが凹部2812に溜まり、溜まったインクが、乾く前に凹部2812から凸部2811を経てシート9へ逆流するおそれがある。逆流したインクは、シート9の前記第1面を汚す。
一方、本実施形態において、従動回転体28は、従動回転体28からシート9へインクが逆流することを回避できる構造を有する。
[従動回転体28]
図3、4に示されるように、従動回転体28各々は、基板部281および少なくとも1枚の吸液シート282を備える。図4に示される例では、従動回転体28各々は、2枚の吸液シート282を備える。
図3、4に示されるように、従動回転体28各々は、基板部281および少なくとも1枚の吸液シート282を備える。図4に示される例では、従動回転体28各々は、2枚の吸液シート282を備える。
基板部281は、複数の凸部2811および複数の凹部2812を含む板状の部材である。本実施形態において、基板部281は、鉄またはステンレスなどの金属で構成されている。例えば、基板部281の厚みは50マイクロメートルである。
基板部281には、支持軸28Aが貫通する軸孔2810が形成されている。さらに、基板部281には、その外縁から内側へ切れ込む複数のスリット2813が形成されている。
本実施形態において、複数のスリット2813は、従動回転体28各々の基板部281における複数の凹部2812の一部から内側へ切れ込んで形成されている。
図3に示される例では、複数のスリット2813は、従動回転体28各々の基板部281における複数の凹部2812のうち1つおきの部分から内側へ切れ込んで形成されている。これにより、全ての凸部2811は、スリット2813を有する凹部2812と隣接している。
なお、複数のスリット2813が、従動回転体28各々の基板部281における複数の凹部2812の全てから内側へ切れ込んで形成されていることも考えられる。この場合、基板部281の十分な強度および耐久性を確保するために、基板部281の厚みをより大きくするなどの考慮が必要である。
吸液シート282は、例えばスポンジまたは不織布など、インクの吸収性が高い部材である。吸液シート282は、基板部281の表面における複数の凸部2811および複数の凹部2812よりも内側の部分のスリット2813各々の一部に重なる領域に沿って設けられいる。
吸液シート282には、基板部281の軸孔2810と連通する中央開口2820が形成されている。即ち、吸液シート282は環状に形成されている。支持軸28Aは、基板部281の軸孔2810および吸液シート282の中央開口2820を貫通する。
本実施形態において、2枚の吸液シート282は、基板部281の両面に対して接着剤または両面テープなどによって貼り付けられている。なお、従動回転体28が、一方の面に沿う1枚の吸液シート282のみを備えることも考えられる。
従動回転体28が採用されることにより、凸部2811に付着したインクが凹部2812に溜まった場合、溜まったインクはスリット2813を伝って吸液シート282に吸収される。これにより、中継シート搬送機構25がシート9を搬送中に従動回転体28からシート9へインクが逆流することを回避することができる。
また、基板部281における吸液シート282と重なる部分に複数の通気口2814が形成されている(図3参照)。これにより、吸液シート282に吸収されたインクが速やかに乾燥する。その結果、インクが吸液シート282からスリット2813へ逆流することことを回避することができる。
なお、本実施形態において、基板部281の複数の通気口2814が省略されることも考えられる。
[第2実施形態]
次に、図5〜7を参照しつつ、第2実施形態に係るインクジェット記録装置について説明する。本実施形態に係るインクジェット記録装置は、インクジェット記録装置10における従動回転体28が従動回転体28Xに置き換えられた構成を備える。
次に、図5〜7を参照しつつ、第2実施形態に係るインクジェット記録装置について説明する。本実施形態に係るインクジェット記録装置は、インクジェット記録装置10における従動回転体28が従動回転体28Xに置き換えられた構成を備える。
以下、従動回転体28Xにおける従動回転体28と異なる点について説明する。図5〜7において、図1〜4に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
従動回転体28Xは、基板部281および吸液シート282に加え、成形部材283をさらに備える。成形部材283は、基板部281と一体に形成された合成樹脂で構成されている。例えば、成形部材283は、基板部281をインサート物とするインサート成形により成形された部材である。
図6,7に示されるおうに、成形部材283は、基板部281の表面との間に環状の隙間283Aを形成している。環状の隙間283Aは、環状の溝ともいえる。
成形部材283には、支持軸28Aが貫通する軸孔2803が形成されている。本実施形態において、成形部材283は、基板部281の軸孔2810を縁取る部分を介して基板部281の両面に亘って形成されている。
そして、成形部材283は、基板部281の両面において、それぞれ環状の一対の隙間283Aを形成している。
そして、環状の吸液シート282が、基板部281と成形部材283との間の環状の隙間283Aに挿入されている。これにより、吸液シート282を基板部281に接着することなく、吸液シート282が基板部281の表面に沿う状態で保持される。そのため、従動回転体28Xの組み立てが容易である。
また、成形部材283には、基板部281の複数の通気口2814と重なる複数の通気口2832が形成されている。これにより、吸液シート282に吸収されたインクの乾燥が促進される。従動回転体28Xが採用される場合も、従動回転体28が採用される場合と同様の効果が得られる。
なお、本実施形態において、基板部281の複数の通気口2814および成形部材283の複数の通気口2832が省略されることも考えられる。
2 :シート搬送装置
3 :インクジェット部
4 :インク供給部
5 :ヒーター
8 :制御装置
9 :シート
10 :インクジェット記録装置
11 :筐体
12 :シート収容部
13 :排出トレイ
21 :シート送出部
22 :前段搬送ローラー対
23 :主搬送ユニット
24 :後段搬送ユニット
25 :中継シート搬送機構
26 :排出ローラー対
27 :搬送ローラー
28 :従動回転体
28A :支持軸
28B :バネ
28X :従動回転体
31 :インクヘッド
201 :前段搬送路
202 :後段搬送路
230 :主搬送ベルト
231 :張架ローラー
240 :後段搬送ベルト
241 :張架ローラー
271 :駆動軸
272 :ローラー部
272A :環状溝
280 :従動回転ユニット
281 :基板部
282 :吸液シート
283 :成形部材
283A :隙間
2803 :軸孔
2810 :軸孔
2811 :凸部
2812 :凹部
2813 :スリット
2814 :通気口
2820 :中央開口
2832 :通気口
D1 :第1方向
D2 :第2方向
3 :インクジェット部
4 :インク供給部
5 :ヒーター
8 :制御装置
9 :シート
10 :インクジェット記録装置
11 :筐体
12 :シート収容部
13 :排出トレイ
21 :シート送出部
22 :前段搬送ローラー対
23 :主搬送ユニット
24 :後段搬送ユニット
25 :中継シート搬送機構
26 :排出ローラー対
27 :搬送ローラー
28 :従動回転体
28A :支持軸
28B :バネ
28X :従動回転体
31 :インクヘッド
201 :前段搬送路
202 :後段搬送路
230 :主搬送ベルト
231 :張架ローラー
240 :後段搬送ベルト
241 :張架ローラー
271 :駆動軸
272 :ローラー部
272A :環状溝
280 :従動回転ユニット
281 :基板部
282 :吸液シート
283 :成形部材
283A :隙間
2803 :軸孔
2810 :軸孔
2811 :凸部
2812 :凹部
2813 :スリット
2814 :通気口
2820 :中央開口
2832 :通気口
D1 :第1方向
D2 :第2方向
Claims (7)
- 回転可能に第1方向に沿って支持され、回転駆動されることにより、インクの吐出により第1面に画像が形成されたシートの第2面に接して前記シートを前記第1方向に直交する第2方向へ搬送する搬送ローラーと、
それぞれ前記第1方向に沿う支持軸により回転可能に支持され、外縁において全周に亘って交互に並ぶ複数の凸部および前記複数の凸部の間の複数の凹部を有し、前記複数の凸部が前記シートの前記第1面に接することにより前記シートの移動に対して従動回転する複数の従動回転体と、を備えるシート搬送機構であって、
前記従動回転体各々は、
前記複数の凸部および前記複数の凹部を含む板状であり、外縁から内側へ切れ込む複数のスリットが形成された基板部と、
前記基板部の表面における前記複数の凸部および前記複数の凹部よりも内側の部分の前記スリット各々の一部に重なる領域に沿って設けられた吸液シートと、を備える、シート搬送機構。 - 前記複数のスリットは、前記従動回転体各々における前記複数の凹部の一部または全部から内側へ切れ込んで形成されている、請求項1に記載のシート搬送機構。
- 前記複数のスリットは、前記従動回転体各々における前記複数の凹部のうち1つおきの部分から内側へ切れ込んで形成されている、請求項2に記載のシート搬送機構。
- 前記基板部における前記吸液シートと重なる部分に複数の通気口が形成されている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のシート搬送機構。
- 前記従動回転体各々は、
金属で構成された前記基板部と、
前記基板部と一体に形成され前記基板部の表面との間に環状の隙間を形成する合成樹脂で構成された成形部材と、
前記環状の隙間に挿入された環状の前記吸液シートと、を備える、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のシート搬送機構。 - 前記搬送ローラーは、前記第1方向に並びそれぞれ全周に亘る複数の環状溝を有し、
前記複数の従動回転体は、前記搬送ローラーの前記複数の環状溝に対向する位置に設けられている、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のシート搬送機構。 - 搬送中のシートにインクを吐出することにより前記シートに画像を形成するインクジェット部と、
前記インクジェット部により画像が形成された前記シートをさらに後段へ搬送する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のシート搬送機構と、を備えるインクジェット記録装置。
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