JP2014015283A - カール矯正装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係るカール矯正装置100は、駆動ローラ139,140,141と従動ローラ130,134,138からなり記録媒体搬送方向に少なくとも3つ並んで配置され、記録媒体Pを搬送する搬送ローラユニットD1、D2、D3と、隣接する搬送ローラユニットD1、D2及びD2、D3の間においてそれぞれ記録媒体に付勢可能な矯正部材133,137を備え、矯正部材133,137が、記録媒体が隣接する搬送ローラユニット間に跨った時点において記録媒体に付勢され、同記録媒体が一方の搬送ローラユニットを離れると記録媒体への付勢が解除されるように動作することを特徴としている。
【選択図】図2
Description
これらのカールを抑制するために、搬送ローラ間において搬送中の用紙にコロを押付け、屈曲させる形にしてデカールする方法がある。また、特許文献1には、搬送ローラ間において搬送中の用紙に揺動自在なコロを押付け、屈曲させるようにした構成が記載されている。
特許文献1においては、搬送ローラ間において搬送中の用紙に揺動自在なコロを押付け、屈曲させてはいるが、特許文献1の目的はスキュー補正であり、用紙の送り方向に対して生じる傾きを補正することが課題となっている。
本発明は、記録媒体に発生するカールを従来構成に比べて広く除去することができるカール除去装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを、その目的とする。
図1は、カール矯正装置の第1の実施形態と、それを備えた画像形成装置の概略構成図である。なお、以下に、カール矯正装置の別な実施形態も説明するが、搭載する画像形成装置の形態としては図1のものと同様とする。また、第1の実施形態と同一の構成部材には第1の実施形態と同一の符号を付し、重複説明は省略する。
給紙トレイ103から給紙されて搬送ベルト119で保持されて記録ヘッドユニット102で画像が形成された用紙Pは、インクの水分によって中央部が上方に膨らんだカール(記録ヘッドユニット102に向かって中央が持ち上がった下向きカール)が発生した状態で、下流側に搬送されてカール矯正装置100へと搬送される。
本形態に係るカール除去装置100Aは、搬送ローラユニットD1、D2、D3と、矯正部材となる揺動ローラ146を備え、揺動ローラ146を搬送ローラユニットD2に揺動自在に支持し、揺動ローラ146が揺動動作することで、隣接する搬送ローラユニットD1とD2及び搬送ローラユニットD2とD3の間で用紙Pに圧接するように構成したものである。
本形態に係るカール除去装置100Bは、搬送ローラユニットD2の従動ローラ134を挟んで、上流側と下流側とに、それぞれ矯正部材となる揺動ローラ152と揺動ローラ150とを従動ローラ134に揺動自在に配置したものである。揺動ローラ152と揺動ローラ150は、従動ローラ134の中心と回転中心が一致するように、従動ローラ134の回転中心に、中央部が固定された連結板151の両端に回転自在に支持されている。連結板151は、図5,図6に示した連結板147を用紙搬送方向に延長したもので、従動ローラ134を中心部に配置し、その両端に揺動ローラ150と揺動ローラ152とを回転自在に支持している。揺動機構としては、図5に示したものと同様であるので、ここではその説明を省略する。
100 カール矯正装置
102 画像記録部
130,134,138 従動ローラ
139,140,141 駆動ローラ
D1、D2、D3 搬送ローラユニット
133,1372 矯正部材
146,151,152 揺動する矯正部材
P 記録媒体
P1 記録媒体の先端
N1、N2、N3 ニップ部
O ニップ部同士を結んだ直線
Claims (10)
- 記録媒体のカールを矯正するカール矯正装置において、
駆動ローラと従動ローラからなり記録媒体搬送方向に少なくとも3つ並んで配置され、前記記録媒体を搬送する搬送ローラユニットと、
隣接する搬送ローラユニットの間においてそれぞれ前記記録媒体に付勢可能に矯正部材を備え、
前記矯正部材は、前記記録媒体が隣接する搬送ローラユニット間に跨った時点において前記記録媒体に付勢され、同記録媒体が一方の搬送ローラユニットを離れると前記記録媒体への付勢が解除されるように動作することを特徴とするカール矯正装置。 - 前記矯正部材の少なくとも1つが、前記矯正部材が配置される2つの駆動ローラ間において、2つの駆動ローラ間の中心よりも一方の駆動ローラ側に近い位置に配置され、前記一方の駆動ローラは他方の駆動ローラよりも、並んで配置された全ての駆動ローラの中で中央に近い側に配置される駆動ローラであることを特徴とする請求項1記載のカール矯正装置。
- 前記矯正部材は、前記何れかの搬送ローラユニットに揺動自在に支持されていて、前記矯正部材が揺動動作することで、前記隣接する搬送ローラユニットの間で前記記録媒体に圧接することを特徴とする請求項1又は2記載のカール矯正装置。
- 前記矯正部材は、自身を支持する搬送ローラユニットの上流側と下流側へと揺動可能であり、上流から来る記録媒体の先端が前記矯正部材を支持する搬送ローラユニットに突入したとき、当該搬送ローラユニットの上流側において前記記録媒体に付勢され、この記録媒体の後端が前記矯正部材を支持する搬送ローラユニットより上流側に配置された搬送ローラユニットから外れた時に、前記矯正部材を支持する搬送ローラユニットより下流側へ揺動して前記記録媒体を圧接することを特徴とする請求項3記載のカール矯正装置。
- 前記の複数の搬送ローラユニットのうち、用紙搬送方向の上流側と下流側に位置する搬送ローラユニットの間に位置する中間搬送ローラユニットのニップ部は、上流側と下流側に位置する搬送ローラユニットのニップ部同士を結んだ直線上に配置されていないことを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載のカール矯正装置。
- 前記搬送ローラユニットに揺動自在に支持された矯正部材が、支持した搬送ローラユニットの従動ローラを挟んで対向する位置にそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項3ないし5の何れか1項に記載のカール矯正装置。
- 前記矯正部材は用紙幅方向に延びるローラ部材であり、その中央部の径が最も大きく両端に向かって径が小さくなる形状であることを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載のカール矯正装置。
- 記録媒体搬送方向最下流に配置された搬送ローラユニットの駆動ローラの回転速度が、他の上流側に位置する駆動ローラよりも速いことを特徴とする請求項1ないし7の何れか1項に記載のカール矯正装置。
- 前記記録媒体は、インク若しくはトナーを用いて画像形成する画像記録部で画像転写された用紙であることを特徴とする請求項1ないし8の何れか1項に記載のカール矯正装置。
- 請求項1ないし9の何れか1項に記載のカール矯正装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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JP2012152768A JP2014015283A (ja) | 2012-07-06 | 2012-07-06 | カール矯正装置及び画像形成装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018080013A (ja) * | 2016-11-15 | 2018-05-24 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | デカール装置及びそれを備えた画像形成装置 |
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2012
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