JP2021031197A - 搬送装置、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体のサイズに関わらず常に同じ搬送経路に沿って記録媒体を搬送して停止ロールに突き当てる場合と比して、搬送可能な最大サイズの記録媒体を停止ロールが搬送することで生じる異音の発生を抑制することができる搬送装置、及び画像形成装置を得る。【解決手段】少なくとも記録媒体のサイズが最大サイズの場合に、第一搬送経路16に沿って搬送される記録媒体を停止させることなく停止ロール68を通過させ、記録媒体の搬送を第一搬送経路16から第二搬送経路26に切り替え、第二搬送経路26に沿って搬送される記録媒体の先端を第二搬送ロールによって回転が停止した状態の停止ロール68に突き当てて停止した記録媒体にループを形成させる。【選択図】図1

Description

本発明は、搬送装置、及び画像形成装置に関する。
特許文献1に記載の画像形成装置は、画像形成部、定着部、排紙部、及び両面ユニットを備える。レジストローラの上流に配置されたフィードローラにも、給送された用紙を突き当てて用紙のスキューを補正する機能を付与する。両面ユニット内の用紙搬送速度は、両面ユニットを経由しない経路における用紙搬送速度よりも高速とする。
特開2004−262574号公報
従来の搬送装置では、搬送ロールが搬送する記録媒体の先端を停止ロールに突き当て、停止ロールが記録媒体の先端を停止させる。これにより、記録媒体にループを形成させることで、記録媒体の斜行が補正される。また、記録媒体を搬送して停止ロールに突き当てるときの搬送経路に配置された搬送ロールについては、搬送可能な最小サイズの記録媒体を考慮して配置される位置が決められている。
つまり、停止ロールから搬送ロールまでの経路長は、最小サイズの記録媒体の長さ以下となっている。このため、斜行した記録媒体の先端を停止ロールに突き当てることで形成されるループの高さは、記録媒体の端部で高くなる。ループの高さが高い状態で、停止ロールが記録媒体を搬送することで異音が発生してしまうことがある。
本発明の課題は、記録媒体のサイズに関わらず常に同じ搬送経路に沿って記録媒体を搬送して停止ロールに突き当てる場合と比して、搬送可能な最大サイズの記録媒体を停止ロールが搬送することで生じる異音の発生を抑制することである。
本発明の第1態様に係る搬送装置は、記録媒体が搬送される第一搬送経路に配置され、回転が停止した状態で先端が突き当てられた記録媒体の先端を停止させ、回転して記録媒体を搬送する停止ロールと、前記第一搬送経路において搬送される記録媒体の搬送方向で前記停止ロールの上流側に配置され、前記停止ロールに記録媒体を受け渡す第一搬送ロールと、前記第一搬送経路に対して前記搬送方向で前記停止ロールの下流側で分岐されると共に前記停止ロールに向けて延びている第二搬送経路に配置され、前記停止ロールに記録媒体を受け渡す第二搬送ロールであって、前記停止ロールまでの経路長が前記第一搬送ロールから前記停止ロールまでの経路長と比して長い前記第二搬送ロールと、記録媒体の搬送を前記第一搬送経路から前記第二搬送経路に切り替える切替部材と、前記停止ロール、前記第一搬送ロール、前記第二搬送ロール、及び前記切替部材を制御し、少なくとも記録媒体のサイズが最大サイズの場合に、前記第一搬送経路に沿って搬送される記録媒体を停止させることなく前記停止ロールを通過させ、記録媒体の搬送を前記第一搬送経路から前記第二搬送経路に切り替え、前記第二搬送経路に沿って搬送される記録媒体の先端を前記第二搬送ロールによって回転が停止した状態の前記停止ロールに突き当てて停止した記録媒体にループを形成させる制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第2態様に係る搬送装置は、第1態様に記載の搬送装置において、サイズが閾値サイズ以上、かつ、坪量が閾値坪量以下の記録媒体の場合に、前記制御部は、前記第二搬送経路に沿って搬送される記録媒体の先端を前記第二搬送ロールによって回転が停止した状態の前記停止ロールに突き当てて停止した記録媒体にループを形成させることを特徴とする。
本発明の第3態様に係る搬送装置は、第1又は2態様に記載の搬送装置において、搬送可能な最小サイズの記録媒体の場合に、前記制御部は、前記第一搬送経路に沿って搬送される記録媒体の先端を前記第一搬送ロールによって回転が停止した状態の前記停止ロールに突き当てて停止した記録媒体にループを形成させることを特徴とする。
本発明の第4態様に係る搬送装置は、第2態様を引用する第3態様に記載の搬送装置において、サイズが前記閾値サイズ未満、又は、坪量が前記閾値坪量より大きい記録媒体の場合に、前記制御部は、前記第一搬送経路に沿って搬送される記録媒体の先端を前記第一搬送ロールによって回転が停止した状態の前記停止ロールに突き当てて停止した記録媒体にループを形成させることを特徴とする。
本発明の第5態様に係る搬送装置は、第1態様に記載の搬送装置において、サイズが閾値サイズ以上、かつ、坪量が閾値坪量以下の記録媒体で、前記停止ロールが配置されている領域の相対湿度が閾値湿度以上の場合に、前記制御部は、前記第二搬送経路に沿って搬送される記録媒体の先端を前記第二搬送ロールによって回転が停止した状態の前記停止ロールに突き当てて停止した記録媒体にループを形成させることを特徴とする。
本発明の第6態様に係る搬送装置は、第5態様に記載の搬送装置において、サイズが前記閾値サイズ以上、かつ、坪量が前記閾値坪量以下の記録媒体で、前記停止ロールが配置されている領域の相対湿度が前記閾値湿度未満の場合、及びサイズが前記閾値サイズ未満、又は、坪量が前記閾値坪量より大きい記録媒体の場合に、前記制御部は、前記第一搬送経路に沿って搬送される記録媒体の先端を前記第一搬送ロールによって回転が停止した状態の前記停止ロールに突き当てて停止した記録媒体にループを形成させることを特徴とする。
本発明の第7態様に係る画像形成装置は、画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部によって形成された画像が転写される記録媒体を搬送する請求項1〜6の何れか1項に記載の搬送装置と、を備えることを特徴とする。
本発明の第1態様に係る搬送装置では、記録媒体のサイズに関わらず常に同じ搬送経路に沿って記録媒体を搬送して停止ロールに突き当てる場合と比して、搬送可能な最大サイズの記録媒体の場合に、記録媒体を停止ロールが搬送することで生じる異音の発生を抑制することができる。
本発明の第2態様に係る搬送装置では、記録媒体の紙種に関わらず常に同じ搬送経路に沿って記録媒体を搬送して停止ロールに突き当てる場合と比して、サイズが閾値サイズ以上、かつ、坪量が閾値坪量以下の記録媒体の場合に、記録媒体を停止ロールが搬送することで生じる異音の発生を抑制することができる。
本発明の第3態様に係る搬送装置では、記録媒体の先端を第二搬送ロールによって停止ロールに突き当てて停止した記録媒体にループを形成させる場合と比して、サイズが閾値サイズ未満、又は、坪量が閾値坪量より大きい場合に、記録媒体の搬送距離を短くすることができる。
本発明の第4態様に係る搬送装置では、記録媒体の先端を第二搬送ロールによって停止ロールに突き当てて停止した記録媒体にループを形成させる場合と比して、サイズが閾値サイズ未満、又は、坪量が閾値坪量より大きい記録媒体の場合に、記録媒体の搬送距離を短くすることができる。
本発明の第5態様に係る搬送装置では、記録媒体の紙種に関わらず常に同じ搬送経路を通って停止ロールに突き当てる場合と比して、サイズが閾値サイズ以上、かつ、坪量が閾値坪量以下の記録媒体で、停止ロールが配置されている領域の相対湿度が閾値湿度以上の場合に、記録媒体を停止ロールが搬送することで生じる異音の発生を抑制することができる。
本発明の第6態様に係る搬送装置では、記録媒体の先端を第二搬送ロールによって停止ロールに突き当てて停止した記録媒体にループを形成させる場合と比して、サイズが前記閾値サイズ以上、かつ、坪量が前記閾値坪量以下の記録媒体で、前記停止ロールが配置されている領域の相対湿度が閾値湿度未満の場合、及びサイズが前記閾値サイズ未満、又は、坪量が前記閾値坪量より大きい記録媒体の場合に、記録媒体の搬送距離を短くすることができる。
本発明の第7態様に係る画像形成装置では、記録媒体の紙種に関わらず常に同じ搬送経路を通って停止ロールに突き当てる場合と比して、記録媒体を搬送することで生じる異音の発生を抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る搬送装置のJ字路及び湾曲路を示した正面図である。 (A)(B)本発明の第1実施形態に係る搬送装置の要部を示し、記録媒体の搬送状態を示した展開図である。 (A)(B)(C)本発明の第1実施形態に係る搬送装置の要部であって、記録媒体の搬送状態を示した展開図である。 (A)(B)本発明の第1実施形態に係る搬送装置の要部を示し、記録媒体の搬送状態を示した展開図である。 (A)(B)(C)本発明の第1実施形態に係る搬送装置の要部であって、記録媒体の搬送状態を示した展開図である。 (A)(B)本発明の第1実施形態に係る搬送装置の要部を示し、記録媒体の搬送状態を示した展開図である。 (A)(B)(C)本発明の第1実施形態に係る搬送装置の要部であって、記録媒体の搬送状態を示した展開図である。 (A)(B)本発明の第1実施形態に係る搬送装置の要部を示し、記録媒体の搬送状態を示した展開図である。 (A)(B)(C)本発明の第1実施形態に係る搬送装置の要部であって、記録媒体の搬送状態を示した展開図である。 本発明の第1実施形態に係る搬送装置の要部であって、記録媒体の搬送状態を示した展開図である。 本発明の第1実施形態に係る搬送装置の要部であって、記録媒体の搬送状態を示した展開図である。 本発明の第1実施形態に係る搬送装置の要部であって、記録媒体の搬送状態を示した展開図である。 本発明の第1実施形態に係る搬送装置の要部であって、記録媒体の搬送状態を示した展開図である。 本発明の第1実施形態に係る搬送装置の要部であって、記録媒体の搬送状態を示した展開図である。 本発明の第1実施形態に係る搬送装置の要部であって、記録媒体の搬送状態を示した展開図である。 本発明の第1実施形態に係る搬送装置の要部であって、記録媒体の搬送状態を示した展開図である。 本発明の第1実施形態に係る搬送装置に備えられた制御部の制御系を示したブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置に備えられた画像形成部を示した構成図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置を示した概略構成図である。 本発明の第1実施形態に係る搬送装置に対する比較形態に係る搬送装置に備えられた制御部の制御系を示したブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る搬送装置のJ字路及び湾曲路を示した正面図である。 本発明の第2実施形態に係る搬送装置に備えられた制御部の制御系を示したブロック図である。
本発明の実施形態に係る搬送装置、及び画像形成装置の一例を図1〜図20に従って説明する。なお、各図に示す矢印Hは鉛直方向であって装置上下方向を示し、矢印Wは、水平方向であって装置幅方向を示し、矢印Dは、水平方向であって装置奥行向を示す。
(画像形成装置の全体構成)
画像形成装置10は、図19に示されるように、電子写真方式によりトナー画像を形成する画像形成部12と、記録媒体Pを収容する収容部18と、各部を制御する制御部28とを備えている。さらに、画像形成装置10は、収容部18に収容された記録媒体Pを搬送経路16に沿って画像形成部12へ向けて搬送させ、搬送経路16に沿って搬送された記録媒体Pを反転経路26に沿って搬送させて記録媒体Pの表裏を反転させて再度画像形成部12へ向けて搬送させる搬送部14を備えている。
この構成において、画像形成装置10では、画像形成部12によって形成されたトナー画像が、搬送経路16に沿って搬送される記録媒体Pの表面に形成される。さらに、トナー画像が形成された記録媒体Pは、装置本体10aの外部へ排出される。
一方、記録媒体Pの裏面に画像を形成する場合は、表面に画像が形成された記録媒体Pが反転経路26に沿って搬送され、再度画像形成部12によって形成されたトナー画像が、記録媒体Pの裏面に形成される。そして、記録媒体Pは、装置本体10aの外部へ排出される。
〔画像形成部12〕
画像形成部12は、図19に示されるように、各色のトナー画像を夫々形成する複数のトナー画像形成部30と、トナー画像形成部30で形成されたトナー画像を記録媒体Pに転写する転写部32とを備えている。さらに、画像形成部12は、転写部32によって記録媒体Pに転写されたトナー画像を記録媒体Pに定着する定着装置34を備えている。
−トナー画像形成部30−
トナー画像形成部30は、色ごとにトナー画像を形成するように複数備えられている。本実施形態では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の計4色のトナー画像形成部30が設けられている。なお、以後の説明では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)を区別する必要が無い場合は、符号に付するY、M、C、及びKを省略する。
各色のトナー画像形成部30は、用いるトナーを除き基本的に同様に構成されており、図18に示されるように、回転する円筒状の像保持体40と、像保持体40を帯電する帯電器42とを備えている。さらに、トナー画像形成部30は、帯電した像保持体40に露光光を照射して静電潜像を形成する露光装置44と、トナーを含んだ現像剤Gで静電潜像をトナー画像として現像する現像装置46とを備えている。これにより、各色のトナー画像形成部30では、各色の画像を、各色のトナーを用いて形成するようになっている。
また、各色の像保持体40は、図19に示されるように、周回移動する転写ベルト50(詳細は後述)に接触している。そして、転写ベルト50の周回方向(図中矢印参照)において、上流側からイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)のトナー画像形成部30が、この順番で水平方向に並んで配置されている。
−転写部32−
転写部32は、図19に示されるように、複数のロール(符号省略)に巻き掛けられて図中矢印方向に周回する転写ベルト50と、転写ベルト50を挟んで各色の像保持体40の反対側に夫々配置され、各色の像保持体40に形成されたトナー画像を転写ベルト50に転写する一次転写ロール52とを備えている。
さらに、転写部32は、転写ベルト50が巻き掛けられた巻掛ロール56と、転写ベルト50を挟んで巻掛ロール56の反対側に配置され、転写ベルト50上に転写されたトナー画像を記録媒体Pに転写する二次転写ロール54とを備えている。そして、二次転写ロール54と転写ベルト50との間には、記録媒体Pにトナー画像を転写する転写ニップNTが形成されている。
この構成において、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の順番で、転写ベルト50上にトナー画像が一次転写ロール52によって一次転写される。また、転写ベルト50と二次転写ロール54との間に挟まれて搬送される記録媒体Pに、転写ベルト50からトナー画像が転写される。さらに、トナー画像が転写された記録媒体Pは、定着装置34に受け渡される。
−定着装置34−
定着装置34は、図19に示されるように、記録媒体Pの搬送方向において転写ニップNTの下流側に配置されている。定着装置34は、記録媒体Pを搬送しながら、記録媒体Pに転写されたトナー画像を加熱、加圧して記録媒体Pに定着させる。
〔収容部18〕
収容部18は、図19に示されるように、記録媒体Pを収容可能な、収容部材20と、収容部材20に積載された最上位の記録媒体Pを搬送経路16に送り出す送出ロール22とを備えている。
〔搬送部14〕
搬送部14は、図19に示されるように、収容部18に対して装置幅方向の一方(図中左方)に配置されており、収容部材20から送り出された記録媒体Pが搬送される搬送経路16に沿って記録媒体Pを搬送するようになっている。また、裏面にトナー画像を形成する場合に、搬送部14は、記録媒体Pの搬送方向を逆向きにすることで(スイッチバック搬送させることで)表裏を反転させる反転経路26に沿って記録媒体Pを搬送するようになっている。なお、搬送部14については、詳細を後述する。
(全体構成の作用)
画像形成装置10では、次のようにして画像が形成される。
先ず、図18に示す各色の帯電器42は、各色の像保持体40の表面を予定の電位で一様にマイナス帯電する。続いて、露光装置44は、帯電した各色の像保持体40の表面に露光光を照射して静電潜像を形成する。これにより、静電潜像が各色の像保持体40の表面に形成される。さらに、各色の現像装置46は、この静電潜像を現像し、トナー画像として可視化する。また、各色の像保持体40の表面に形成されたトナー画像は、一次転写ロール52によって転写ベルト50に順番に転写される。
そこで、図19に示す収容部材20から送出ロール22によって搬送経路16へ送り出された記録媒体Pは、転写ベルト50と二次転写ロール54とが接する転写ニップNTへ送り出される。転写ニップNTでは、記録媒体Pが転写ベルト50と二次転写ロール54との間で搬送されることで、転写ベルト50のトナー画像は、記録媒体Pの表面に転写される。
また、記録媒体Pの表面に転写されたトナー画像が、定着装置34によって記録媒体Pに定着される。そして、トナー画像が定着された記録媒体Pは、装置本体10aの外部へ排出される。
一方、記録媒体Pの裏面にもトナー画像を形成する場合に、表面にトナー画像が形成された記録媒体Pが、反転経路26に沿って搬送されることで、表裏が反転して再度転写ニップNTへ搬送される。そして前述した工程と同様の工程を経て形成されたトナー画像が、記録媒体Pの裏面に転写される。記録媒体Pの裏面に転写されたトナー画像が、定着装置34によって記録媒体Pに定着される。さらに、トナー画像が定着された記録媒体Pは、装置本体10aの外部へ排出される。
(要部構成)
次に、搬送部14について説明する。搬送部14は、搬送装置の一例である。
搬送部14は、図19に示されるように、収容部材20から送り出された記録媒体Pを搬送経路16に沿って記録媒体Pを搬送する搬送ロール60、64を備えている。さらに、搬送部14は、搬送経路16に沿って記録媒体Pを搬送する停止ロール68と、排出ロール70とを備えている。搬送経路16は、第一搬送経路の一例であって、搬送ロール60は、第一搬送ロールの一例である。
搬送ロール64、搬送ロール60、停止ロール68、及び排出ロール70は、記録媒体Pの搬送方向(以下「媒体搬送方向」)において、上流側から下流側へこの順番で並んでいる。そして、二次転写ロール54と定着装置34とは、停止ロール68と、排出ロール70との間に配置されている。
また、搬送部14は、媒体搬送方向において停止ロール68の上流側に配置され、搬送される記録媒体Pの先端を検知する検知センサ96a(図10参照)を備えている。検知センサ96aは、光学式の反射センサである。
さらに、搬送部14は、記録媒体Pの搬送方向を逆向きにすることで表裏を反転させる反転経路26に沿って記録媒体Pを搬送する転換ロール36と、搬送ロール38と、記録媒体Pの搬送を搬送経路16から反転経路26へ切り替える切替部材58とを備えている。換言すれば、切替部材58は、搬送経路16に沿って搬送される記録媒体Pを、反転経路26へ案内するようになっている。つまり、切替部材58は、記録媒体Pを反転経路26へ案内する案内手段としても機能している。反転経路26は、第二搬送経路の一例である。
〔搬送経路16における記録媒体Pの搬送〕
先ず、搬送経路16における記録媒体Pの搬送について説明する。
搬送経路16は、図19に示されるように、収容部18の送出ロール22から装置幅方向の一方へ延びて湾曲状に上方へ延びている湾曲路16aと、湾曲路16aの終端から上方へ延びている上方路16bとを有している。
そして、前述した搬送ロール64、搬送ロール60、及び停止ロール68は、収容部18から送り出された記録媒体Pを湾曲路16aに沿って搬送するように配置されている。また、停止ロール68は、湾曲路16aの終端に配置されており、上方路16bは、停止ロール68から上方へ延びている。
さらに、図1に示されるように、搬送ロール60のニップ部における媒体搬送方向の中央部(図中P01)から、停止ロール68のニップ部における媒体搬送方向の中央部(図中P02)までの経路長をL01とする。この経路長L01は、搬送部14で搬送可能な最小サイズの記録媒体Pを考慮して決められている。具体的には、最小サイズの記録媒体Pが停止ロール68のニップ部に挟み込まれている状態で、搬送ロール60のニップ部にも挟み込まれるように、経路長L01が決められている。
なお、経路長については、搬送ロール60と停止ロール68とで記録媒体Pが搬送されている状態で、搬送ロール60と停止ロール68とを停止させ、中央部P01から中央部P02までの記録媒体Pの長さを測定することで取得できる。
以下、停止ロール68、搬送ロール60、及び検知センサ96aについて説明する。なお、図2〜図5、図10〜図13については、湾曲状の湾曲路16aを直線状とした状態で各部が示されている展開図である。
−停止ロール68−
停止ロール68は、図2(A)、図10に示されるように、一対の停止ロール体72a、72bを備えている。
停止ロール体72a、72bは、同様の構成とされており、装置奥行方向へ延びている軸部74a、74bと、軸部74a、74bが貫通している円筒状のロール部76a、76bと、一対の軸受け78a、78bと、を備えている。軸部74a、74bは、金属材料で形成され、ロール部76a、76bは、ゴム材料で形成されている。なお、停止ロール体72aと停止ロール体72bとで、特に区別しない場合に、末尾のアルファベットを省略する。
また、ロール部76は、搬送経路16の基準線CLに対して一方側に3個、他方側に3個配置されている。一方側の3個のロール部76は、搬送される記録媒体Pの幅方向の一方側の部分と接触するように配置され、他方側の3個のロール部76は、搬送される記録媒体Pの幅方向の他方側の部分と接触するように配置されている。そして、一方側のロール部76と他方側のロール部76との距離(図中L10)は、3個のロール部76間の距離(図中P01)と比して長くなっている。
この構成において、停止ロール68は、何れか一方の停止ロール体72が図示せぬ駆動源から回転力が伝達されることで、回転するようになっている。なお、制御部28による停止ロール68の回転の制御については、後述する作用と共に説明する。
−搬送ロール60−
搬送ロール60は、図2(A)、図10に示されるように、一対の搬送ロール体82a、82bを備えている。
搬送ロール体82a、82bは、同様の構成とされており、装置奥行方向へ延びている軸部84a、84bと、軸部84a、84bが貫通している円筒状のロール部86a、86bと、一対の軸受け88a、88bと、を備えている。軸部84a、84bは、金属材料で形成され、ロール部86a、86bは、ゴム材料で形成されている。なお、搬送ロール体82aと搬送ロール体82bとで、特に区別しない場合に、末尾のアルファベットを省略する。
また、ロール部86は、基準線CLに対して一方側に1個、他方側に1個配置されている。ロール部86の装置奥行方向の外側(基準線CLから遠い側)の部分と、最も基準線CL側に配置されたロール部76の装置奥行方向の内側(基準線CLから近い側)の部分とは、装置奥行方向で重なっている。
この構成において、搬送ロール60は、何れか一方の搬送ロール体82が図示せぬ駆動源から回転力が伝達されることで、回転するようになっている。なお、制御部28による搬送ロール60の回転の制御については、後述する作用と共に説明する。
−検知センサ96a−
検知センサ96aは、図10に示されるように、媒体搬送方向において搬送ロール60と停止ロール68との間で、基準線CL上に配置されている。そして、検知センサ96aは、湾曲路16a(図19参照)に沿って搬送される記録媒体Pの先端を検知するようになっている。
〔反転経路26における記録媒体Pの搬送〕
次に、反転経路26における記録媒体Pの搬送について説明する。
反転経路26は、図19に示されるように、搬送経路16に対して媒体搬送方向で停止ロール68の下流側の部分から分岐している分岐路26aと、分岐路26aから延びており、記録媒体Pがスイッチバックする転換路26bとを有している。さらに、反転経路26は、転換路26bの端部から分岐路26aとは別に延びており、装置奥行方向から見てJ字状で、停止ロール68に向けて延びているJ字路26cを有している。このJ字路26cは、搬送経路16の上方路16bに対して装置幅方向の一方側に設けられている。
また、搬送部14は、分岐路26aから転換路26bに進入した記録媒体Pをスイッチバックさせる2個の転換ロール36と、スイッチバックしてJ字路26cに進入した記録媒体Pを停止ロール68へ向けて搬送する3個の搬送ロール38を備えている。
搬送ロール38の中で媒体搬送方向の下流側に配置されているのが、停止ロール68へ記録媒体Pを受け渡す搬送ロール38aである。搬送ロール38aは、第二搬送ロールの一例である。
さらに、図1に示されるように、搬送ロール38aのニップ部における媒体搬送方向の中央部(図中P03)から、停止ロール68のニップ部における媒体搬送方向の中央部(図中P02)までの経路長をL02とする。この経路長L02は、経路長L01と比して長くされている。換言すれば、搬送ロール38aと停止ロール68との間の部分の記録媒体Pの長さは、搬送ロール60と停止ロール68との間の部分の記録媒体Pの長さと比して長くなる。
ここで、経路長L02については、経路長L01の1.2倍以上でよく、1.3倍以上であれば好ましく、1.5倍以上であれば特に好ましい。
以下、搬送ロール38aについて説明する。なお、図6〜図9、図14〜図16については、J字状のJ字路26cを直線状とした状態で各部が示される展開図である。
−搬送ロール38a−
搬送ロール38aは、図6(A)、図14に示されるように、一対の搬送ロール体112a、112bを備えている。
搬送ロール体112a、112bは、同様の構成とされており、装置奥行方向へ延びている軸部114a、114bと、軸部114a、114bが貫通している円筒状のロール部116a、116bと、一対の軸受け118a、118bと、を備えている。軸部114a、114bは、金属材料で形成され、ロール部116a、116bは、ゴム材料で形成されている。なお、搬送ロール体112aと搬送ロール体112bとで、特に区別しない場合に、末尾のアルファベットを省略する。
また、ロール部116は、反転経路26の基準線CLに対して一方側に1個、他方側に1個配置されている。ロール部116の装置奥行方向の外側(基準線CLから遠い側)の部分と、最も基準線CL側に配置されたロール部76の装置奥行方向の内側(基準線CLから近い側)の部分とは、装置奥行方向で重なっている。
この構成において、搬送ロール38aは、何れか一方の搬送ロール体112が図示せぬ駆動源から回転力が伝達されることで、回転するようになっている。なお、制御部28による搬送ロール38aの回転の制御については、後述する作用と共に説明する。
−検知センサ96b−
検知センサ96bは、図14に示されるように、媒体搬送方向において搬送ロール38aと停止ロール68との間で、基準線CL上に配置されている。そして、検知センサ96bは、J字路26c(図19参照)に沿って搬送される記録媒体Pの先端を検知するようになっている。
〔切替部材58〕
切替部材58は、図19に示されるように、媒体搬送方向において、定着装置34の下流側に配置されている。そして、切替部材58は、記録媒体Pの搬送を搬送経路16から反転経路26へ切り替えるようになっている。
この構成において、切替部材58は、記録媒体Pを分岐路26aへ案内する。2個の転換ロール36は、分岐路26aから転換路26bへ進入した記録媒体Pを受け取り、スイッチバックさせることで記録媒体Pの表裏を反転させてJ字路26cへ向けて搬送する。3個の搬送ロール38は、転換路26bからJ字路26cへ進入した記録媒体Pを受け取り停止ロール68へ向けて搬送する。そして、搬送ロール38aが、記録媒体Pの先端を、回転が停止している停止ロールに突き当てる。
停止ロール68は、記録媒体Pの先端を一旦停止させて記録媒体Pの斜行を補正させた後、回転して、記録媒体Pを転写ニップNTへ搬送する。これにより、記録媒体Pにトナー画像が形成される。
〔制御部28〕
制御部28は、図17に示されるように、収容部18に収容されている記録媒体Pの情報を受け取り、切替部材58、停止ロール68、及び画像形成部12等を制御する。なお、制御部28による各部の制御については、後述する作用と共に説明する。
(要部構成の作用)
次に、要部構成の作用について、比較形態に係る搬送部514と比較しつつ説明する。先ず、搬送部514の構成について、搬送部14と異なる部分を主に説明する。
〔搬送部514の構成〕
搬送部514は、図20に示されるように、制御部528を備えている。制御部528は、切替部材58、停止ロール68、及び画像形成部12等を制御する。なお、制御部528による各部の制御については、後述する作用と共に説明する。
〔搬送部14、514の作用〕
搬送部14、514の作用について、サイズが閾値サイズ未満、又は、坪量が閾値坪量より大きい記録媒体Pの場合と、サイズが閾値サイズ以上、かつ、坪量が閾値坪量以下の記録媒体Pの場合とに分けて説明する。具体的には、夫々の場合に分けて、記録媒体Pの一方の面にトナー画像を形成する場合について説明する。なお、各部材は、制御部28、528によって制御されて動作している。なお、使用するサイズ、坪量の情報については、ユーザがUIで指定する記録媒体P(サイズと種類)から、画像形成装置10に登録された記録媒体Pに対応する坪量情報等によって入手される。また、閾値サイズ、閾値坪量、(閾値湿度)については、予め画像形成装置10に登録されている。
−サイズが閾値サイズ未満、又は、坪量が閾値坪量より大きい記録媒体Pの場合−
先ず、搬送される記録媒体Pのサイズが閾値サイズ未満、又は、坪量が閾値坪量より大きい場合について説明する。
収容部材20から記録媒体Pが搬送経路16へ送り出される前の状態では、切替部材58は、記録媒体Pを排出ロール70へ案内するように配置されている。また、停止ロール68の回転は停止している。
搬送部14、514では、収容部材20から記録媒体Pが搬送経路16へ送り出されると、図10、図11に示す搬送ロール60が、回転し、搬送経路16へ送り出された記録媒体Pを媒体搬送方向の下流側へ搬送する。そして、搬送部14、514では、検知センサ96aが搬送される記録媒体Pの先端を検知する。
また、回転する搬送ロール60は、図2(A)に示されるように、記録媒体Pの先端を、回転が停止している停止ロール68のニップ部Nに突き当てる。そして、停止ロール68は、記録媒体Pの先端を一旦停止させる。
さらに、回転する搬送ロール60は、図2(B)、図3(A)に示されるように、先端が一旦停止された記録媒体Pを搬送して停止される。本実施形態では、一例として、回転する搬送ロール60は、先端が一旦停止された記録媒体Pを、5〔mm〕搬送する。より具体的には、記録媒体Pの幅方向の中央部が、ニップ部Nに到達してから、5〔mm〕搬送する。
ここで、本実施形態の搬送部14、514では、回転する搬送ロール60については、検知センサ96aが記録媒体Pの先端を検知してから一定時間経過後に搬送ロール60の回転を停止させることで、前述したように、搬送ロール60が、先端が一旦停止された記録媒体Pを搬送して停止される。
先端が一旦停止されることで、記録媒体Pの先端が記録媒体Pの幅方向に亘って停止ロール68のニップ部Nに突き当てられ、記録媒体Pの先端が停止ロール68の軸方向に沿う。
これにより、停止ロール68と搬送ロール60との間の部分の記録媒体Pには、記録媒体Pの幅方向に亘って一定の高さ(図3(A)のH01)のループが形成される。「ループ」とは、搬送経路16に対して、記録媒体Pの厚さ方向に膨らんだ形状のことである。ここで、「ループの高さ」とは、記録媒体Pが記録媒体Pの厚さ方向に変形したときの厚さ方向における最大変形量である。
さらに、図3(B)、(C)に示されるように、停止ロール68を回転させた後、搬送ロール60を回転させることで、記録媒体Pは、媒体搬送方向の下流側へ搬送される。そして、記録媒体Pが、図19に示す転写ニップNTを通過することで、記録媒体Pにトナー画像が転写され、定着装置34が、トナー画像を記録媒体Pに定着させる。さらに、トナー画像が形成された記録媒体Pが、排出ロール70によって装置本体10aの外部に排出される。
−サイズが閾値サイズ以上、かつ、坪量が閾値坪量以下の記録媒体の場合と−
次に、搬送される記録媒体Pのサイズが閾値サイズ以上、かつ、坪量が閾値坪量以下で、搬送される記録媒体Pの姿勢が媒体搬送方向に沿っている場合について説明する。
搬送部514では、収容部材20から記録媒体Pが搬送経路16へ送り出されると、図10、図11に示す搬送ロール60が、回転し、搬送経路16へ送り出された記録媒体Pを媒体搬送方向の下流側へ搬送する。そして、搬送部514では、検知センサ96aが搬送される記録媒体Pの先端を検知する。
また、回転する搬送ロール60は、図2(A)に示されるように、記録媒体Pの先端を、回転が停止している停止ロール68のニップ部Nに突き当てる。そして、停止ロール68は、記録媒体Pの先端を一旦停止させる。
さらに、回転する搬送ロール60は、図2(B)、図3(A)に示されるように、一旦停止された記録媒体Pを搬送して停止される。先端が一旦停止された記録媒体Pを搬送することで、記録媒体Pの先端が記録媒体Pの幅方向に亘って停止ロール68のニップ部Nに突き当てられ、記録媒体Pの先端が停止ロール68の軸方向に沿う。
これにより、停止ロール68と搬送ロール60との間の部分の記録媒体Pには、記録媒体Pの幅方向に亘って一定の高さ(図3(A)のH01)のループが形成される。さらに、図3(B)、(C)に示されるように、停止ロール68を回転させた後、搬送ロール60を回転させることで、記録媒体Pは、媒体搬送方向の下流側へ搬送される。そして、記録媒体Pが、図19に示す転写ニップNTを通過することで、記録媒体Pにトナー画像が転写され、定着装置34が、トナー画像を記録媒体Pに定着させる。さらに、トナー画像が形成された記録媒体Pが、排出ロール70によって装置本体10aの外部に排出される。
一方、搬送部14では、図19に示す切替部材58が、記録媒体Pを分岐路26aへ案内するように配置される。そして、図10、図11に示す搬送ロール60、及び停止ロール68が、回転し、搬送経路16へ送り出された記録媒体Pを媒体搬送方向の下流側へ搬送する。これにより、搬送ロール60、及び停止ロール68が、記録媒体Pの先端を停止ロール68で一旦停止させることなく、記録媒体Pを媒体搬送方向の下流側へ搬送する。
さらに、搬送される記録媒体Pは、トナー画像が転写されることなく、図19に示す転写ニップNTを通過し、加熱されることなく定着装置34を通過する。なお、停止ロール68の回転は、記録媒体Pを媒体搬送方向の下流側へ搬送すると停止される。
また、切替部材58は、定着装置34を通過した記録媒体Pを分岐路26aへ案内する。2個の転換ロール36は、分岐路26aから転換路26bへ進入した記録媒体Pを受け取り、スイッチバックさせることで記録媒体Pの表裏を反転させてJ字路26cへ向けて搬送する。3個の搬送ロール38は、転換路26bからJ字路26cへ進入した記録媒体Pを受け取り停止ロール68へ向けて搬送する。なお、切替部材58が記録媒体Pを分岐路26aへ案内すると、切替部材58は、記録媒体Pを排出ロール70へ案内するように配置される。
回転する搬送ロール38aは、図6(A)に示されるように、記録媒体Pの先端を、回転が停止している停止ロール68のニップ部Nに突き当てる。そして、停止ロール68は、記録媒体Pの先端を一旦停止させる。
さらに、回転する搬送ロール38aは、図6(B)、図7(A)に示されるように、先端が一旦停止された記録媒体Pを搬送して停止される。本実施形態では、一例として、回転する搬送ロール60は、先端が一旦停止された記録媒体Pを、5〔mm〕搬送する。具体的には、記録媒体Pの幅方向の中央部が、ニップ部Nに到達してから、5〔mm〕搬送する。
ここで、本実施形態の搬送部14では、回転する搬送ロール38aについては、検知センサ96bが記録媒体Pの先端を検知してから一定時間経過後に搬送ロール38aの回転を停止させることで、前述したように、搬送ロール38aが、先端が一旦停止された記録媒体Pを搬送して停止される。
先端が一旦停止されることで、記録媒体Pの先端が記録媒体Pの幅方向に亘って停止ロール68のニップ部Nに突き当てられ、記録媒体Pの先端が停止ロール68の軸方向に沿う。
これにより、停止ロール68と搬送ロール38aとの間の部分の記録媒体Pには、記録媒体Pの幅方向に亘って一定の高さ(図7(A)のH02)のループが形成される。ここで、前述したように、搬送ロール38aから停止ロール68までの経路長L02は、搬送ロール60から停止ロール68までの経路長L01と比して長い(図1参照)。このため、停止ロール68と搬送ロール38aとの間のループ高さH02は、停止ロール68と搬送ロール60との間のループ高さH01(図3(A)参照)と比して低くなる。
さらに、図7(B)、(C)に示されるように、停止ロール68を回転させた後、搬送ロール38aを回転させることで、記録媒体Pは、媒体搬送方向の下流側へ搬送される。そして、記録媒体Pが、図19に示す転写ニップNTを通過することで、記録媒体Pにトナー画像が転写され、定着装置34が、トナー画像を記録媒体Pに定着させる。
次に、搬送される記録媒体Pのサイズが閾値サイズ以上、かつ、坪量が閾値坪量以下で、搬送される記録媒体Pの姿勢が媒体搬送方向に対して斜行している場合について説明する。なお、制御部28、228による各部の制御については、搬送される記録媒体Pの姿勢が媒体搬送方向に沿っている場合と同様である。また、各図に示す記録媒体の斜行度合については、誇張して示す。
搬送部514では、図12、図13に示す搬送ロール60が、回転し、搬送経路16へ送り出された記録媒体Pを媒体搬送方向の下流側へ搬送する。また、回転する搬送ロール60は、図4(A)に示されるように、記録媒体Pの先端を停止ロール68のニップ部Nに突き当てる。回転が停止している停止ロール68は、記録媒体Pの先端を一旦停止させる。
さらに、回転する搬送ロール60は、図4(B)、図5(A)に示されるように、一旦停止された記録媒体Pを搬送して停止される。先端が一旦停止された記録媒体Pを搬送することで、記録媒体Pの先端が記録媒体Pの幅方向に亘って停止ロール68のニップ部Nに突き当てられ、記録媒体Pの先端が停止ロール68の軸方向に沿う。
ここで、姿勢が媒体搬送方向に対して斜行している記録媒体Pの先端が停止ロール68の軸方向に沿う。このため、先に停止ロール68のニップ部に到達する記録媒体Pの幅方向の一端のループの高さ(図5(A)のH03)は、搬送される記録媒体Pの姿勢が媒体搬送方向に対して沿っているときのループの高さH01(図3(A)参照)と比して高くなる。
また、記録媒体Pのサイズが閾値サイズ以上である。このため、記録媒体Pの姿勢が媒体搬送方向に対して斜行していることで、ループの高さが高くなる度合は、サイズが閾値サイズ未満の場合と比して大きくなる。また、記録媒体Pの坪量が閾値坪量以下である。このため、記録媒体Pの姿勢が媒体搬送方向に対して斜行していることで、ループの高さが高くなる度合は、坪量が閾値坪量より大きい場合と比して大きくなる。
さらに、図5(B)、(C)に示されるように、停止ロール68を回転させた後、搬送ロール60を回転させることで、記録媒体Pは、媒体搬送方向の下流側へ搬送される。そして、記録媒体Pが、図19に示す転写ニップNTを通過することで、記録媒体Pにトナー画像が転写され、定着装置34が、トナー画像を記録媒体Pに定着させる。さらに、トナー画像が形成された記録媒体Pが、排出ロール70によって装置本体10aの外部に排出される。
このように、搬送部514では、ループの高さが高い状態で停止ロール68が記録媒体Pを搬送することで、異音が発生してしまうことがある。
一方、搬送部14では、図15、図16に示す搬送ロール38aが、回転し、J字路26cに沿って搬送される記録媒体Pを媒体搬送方向の下流側へ搬送する。また、回転する搬送ロール38aは、図8(A)に示されるように、記録媒体Pの先端を停止ロール68のニップ部Nに突き当てる。回転が停止している停止ロール68は、記録媒体Pの先端を一旦停止させる。
さらに、回転する搬送ロール38aは、図8(B)、図9(A)に示されるように、先端が一旦停止された記録媒体Pを搬送して停止される。先端が一旦停止された記録媒体Pを搬送することで、記録媒体Pの先端が記録媒体Pの幅方向に亘って停止ロール68のニップ部Nに突き当てられ、記録媒体Pの先端が停止ロール68の軸方向に沿う。
ここで、姿勢が媒体搬送方向に対して斜行している記録媒体Pの先端が停止ロール68の軸方向に沿う。このため、先に停止ロール68のニップ部に到達する記録媒体Pの幅方向の一端のループの高さ(図9(A)のH04)は、搬送される記録媒体Pの姿勢が媒体搬送方向に対して沿っているときのループの高さH02(図7(A)参照)と比して高くなる。
しかし、前述したように、搬送ロール38aから停止ロール68までの経路長L02は、搬送ロール60から停止ロール68までの経路長L01と比して長い(図1参照)。このため、停止ロール68と搬送ロール38aとの間のループ高さH04は、停止ロール68と搬送ロール60との間のループ高さH03(図5(A)参照)と比して低くなる。
(まとめ)
以上説明したように、サイズが閾値サイズ以上、かつ、坪量が閾値坪量以下の記録媒体の場合に、搬送部14では、記録媒体PをJ字路26cに沿って搬送させ、搬送ロール38aが記録媒体Pの先端を停止ロール68に突き当てる。これにより、記録媒体Pの紙種に関わらず常に同じ湾曲路16aに沿って記録媒体Pを搬送して搬送ロール60が記録媒体Pの先端を停止ロール68に突き当てる搬送部514と比して、記録媒体Pが斜行した場合のループ高さが低くなる。
また、搬送部14では、ループ高さが低くなることで、記録媒体Pの紙種に関わらず常に同じ湾曲路16aに沿って記録媒体Pを搬送して搬送ロール60が記録媒体Pの先端を停止ロール68に突き当てる搬送部514と比して、サイズが閾値サイズ以上、かつ、坪量が閾値坪量以下の記録媒体の場合に、停止ロール68が記録媒体Pを搬送することで生じる異音の発生が抑制される。
また、搬送部14では、サイズが閾値サイズ未満、又は、坪量が閾値坪量より大きい記録媒体Pの場合に、記録媒体Pを湾曲路16aに沿って搬送させ、搬送ロール60が記録媒体Pの先端を、回転が停止している状態の停止ロール68に突き当てる。これにより、記録媒体Pの斜行が補正される。このため、搬送ロール38aが記録媒体Pの先端を停止ロール68に突き当てる場合と比して、サイズが閾値サイズ未満、又は、坪量が閾値坪量より大きい記録媒体Pの場合に、記録媒体Pの搬送距離が短くなる。
つまり、搬送部14では、記録媒体Pのサイズが最小サイズの場合に、記録媒体Pを湾曲路16aに沿って搬送させ、搬送ロール60が記録媒体Pの先端を、回転が停止している状態の停止ロール68に突き当てる。これにより、記録媒体Pの斜行が補正される。このため、搬送ロール38aが記録媒体Pの先端を停止ロール68に突き当てる場合と比して、記録媒体Pのサイズが最小サイズの場合に、記録媒体Pの搬送距離が短くなる。ここで、「最小サイズの記録媒体」とは、搬送部14によって搬送可能な最小サイズの記録媒体であって、取扱説明書に記載されている。
また、画像形成装置10では、搬送部514を備える場合と比して、記録媒体Pを搬送することで生じる異音の発生が抑制される。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係る搬送装置、及び画像形成装置の一例を図21、図22に従って説明する。なお、第2実施形態については、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
(構成)
第2実施形態に係る画像形成装置210の搬送部214は、図21に示されるように、停止ロール68が配置されている領域の相対湿度を計測する計測部材220と、各部を制御する制御部228(図22参照)とを備えている。装置奥行方向から見て、計測部材220は、図21に示されるように、停止ロール68の停止ロール体72aの周面と対向するように配置されている。そして、計測部材220から停止ロール体72aの周面までの距離(図中L03)は、100〔mm〕以下とされている。
この構成において、計測部材220は、停止ロール68が配置されている領域の相対湿度を計測する。また、制御部228は、図22に示されるように、収容部18に収容されている記録媒体Pの情報と、計測部材220の計測結果とを受け取り、切替部材58、停止ロール68、及び画像形成部12等を制御する。
このように、計測部材220が相対湿度を計測することで、記録媒体Pが吸収する水分の量の大小が間接的に計測できるようになっている。このように、計測部材220は、記録媒体Pが吸収する水分の量の計測する水分計測手段として機能している。
ここで、「停止ロール68が配置されている領域の相対湿度」とは、装置本体10aの内部で、かつ、装置奥行方向から見て、停止ロール68の停止ロール体72a、72bの周面から100〔mm〕以下の領域における相対湿度である。
(作用)
サイズが閾値サイズ以上、かつ、坪量が閾値坪量以下の記録媒体で、停止ロール68が配置されている領域の相対湿度が閾値湿度以上の場合がある。この場合には、制御部228は、搬送ロール38aが記録媒体Pの先端を、回転が停止している状態の停止ロール68に突き当てるように各部を制御する。具体的には、第1実施形態の制御部28が、サイズが閾値サイズ以上、かつ、坪量が閾値坪量以下の記録媒体Pの場合に各部位に対する制御と同様の制御を、制御部228が実行する。
一方、サイズが閾値サイズ以上、かつ、坪量が閾値坪量以下の記録媒体で、停止ロール68が配置されている領域の相対湿度が閾値湿度未満の場合、及びサイズが閾値サイズ未満、又は、坪量が閾値坪量より大きい記録媒体の場合がある。これらの場合には、制御部228は、搬送ロール60が記録媒体Pの先端を、回転が停止している状態の停止ロール68に突き当てるように制御する。具体的には、第1実施形態の制御部28が、サイズが閾値サイズ未満、又は、坪量が閾値坪量より大きい記録媒体Pの場合に各部位に対する制御と同様の制御を、制御部228が実行する。
ここで、停止ロール68が配置されている領域の相対湿度が閾値湿度以上の場合には、記録媒体Pが水分を多く吸収することで、停止ロール68が配置されている領域の相対湿度が閾値湿度未満の場合と比して、記録媒体Pの柔軟性が向上して、ループの高さが高くなる度合が大きくなる。
つまり、制御部228は、ループの高さが高くなる度合が大きくなる場合に、搬送ロール38aが記録媒体Pの先端を、回転が停止している状態の停止ロール68に突き当てるように各部を制御する。
(まとめ)
以上説明したように、サイズが閾値サイズ以上、かつ、坪量が閾値坪量以下の記録媒体で、停止ロール68が配置されている領域の相対湿度が閾値湿度以上の場合に、搬送部214では、記録媒体Pを図21に示すJ字路26cに沿って搬送させ、搬送ロール38aが記録媒体Pの先端を停止ロール68に突き当てる。これにより、
記録媒体Pの紙種に関わらず常に同じ湾曲路16aに沿って記録媒体Pを搬送して搬送ロール60が記録媒体Pの先端を停止ロール68に突き当てる搬送部514と比して、サイズが閾値サイズ以上、かつ、坪量が閾値坪量以下の記録媒体で、停止ロール68が配置されている領域の相対湿度が閾値湿度以上の場合に、記録媒体Pが斜行した場合のループ高さが低くなる。
また、搬送部214では、記録媒体Pの紙種に関わらず常に同じ湾曲路16aに沿って記録媒体Pを搬送して搬送ロール60が記録媒体Pの先端を停止ロール68に突き当てる搬送部514と比して、サイズが閾値サイズ以上、かつ、坪量が閾値坪量以下の記録媒体で、停止ロール68が配置されている領域の相対湿度が閾値湿度以上の場合に、停止ロール68が記録媒体Pを搬送することで生じる異音の発生が抑制される。
また、搬送部214では、搬送ロール38aが記録媒体Pの先端を停止ロール68に突き当てる場合と比して、サイズが閾値サイズ以上、かつ、坪量が閾値坪量以下の記録媒体で、停止ロール68が配置されている領域の相対湿度が閾値湿度未満の場合、及びサイズが閾値サイズ未満、又は、坪量が閾値坪量より大きい記録媒体の場合に、記録媒体Pの搬送距離が短くなる。
また、画像形成装置210では、搬送部514を備える場合と比して、記録媒体Pを搬送することで生じる異音の発生が抑制される。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は係る上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態をとることが可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、搬送装置を画像形成装置に採用した例について説明したが、画像形成装置に限らず例えば、券売機、自動改札等の記録媒体(シート部材)を搬送する装置に採用してもよい。
また、上記実施形態では、反転経路26に沿って記録媒体Pが搬送されることで、記録媒体Pの表裏が反転されたが、特に表裏が反転されなくてもよい。
また、上記第1実施形態では、サイズが閾値サイズ以上、かつ、坪量が閾値坪量以下の記録媒体Pの場合に、記録媒体PをJ字路26cに沿って搬送させ、搬送ロール38aが記録媒体Pの先端を停止ロール68に突き当てた。しかし、搬送可能な最大サイズの記録媒体Pの場合に、記録媒体PをJ字路26cに沿って搬送させ、搬送ロール38aが記録媒体Pの先端を停止ロール68に突き当ててもよい。これにより、記録媒体Pのサイズに関わらず常に同じ搬送経路16に沿って記録媒体Pを搬送して停止ロール68に突き当てる場合と比して、最大サイズの記録媒体Pを停止ロール68が搬送することで生じる異音の発生が抑制される。ここで、「最大サイズの記録媒体」とは、搬送部14によって搬送可能な最大サイズの記録媒体であって、取扱説明書に記載されている。
10 画像形成装置
12 画像形成部
14 搬送部(搬送装置の一例)
16 搬送経路(第一搬送経路の一例)
26 反転経路(第二搬送経路の一例)
28 制御部
38a 搬送ロール(第二搬送ロールの一例)
58 切替部材
60 搬送ロール(第一搬送ロールの一例)
68 停止ロール
210 画像形成装置
214 搬送部(搬送装置の一例)
228 制御部

Claims (7)

  1. 記録媒体が搬送される第一搬送経路に配置され、回転が停止した状態で先端が突き当てられた記録媒体の先端を停止させ、回転して記録媒体を搬送する停止ロールと、
    前記第一搬送経路において搬送される記録媒体の搬送方向で前記停止ロールの上流側に配置され、前記停止ロールに記録媒体を受け渡す第一搬送ロールと、
    前記第一搬送経路に対して前記搬送方向で前記停止ロールの下流側で分岐されると共に前記停止ロールに向けて延びている第二搬送経路に配置され、前記停止ロールに記録媒体を受け渡す第二搬送ロールであって、前記停止ロールまでの経路長が前記第一搬送ロールから前記停止ロールまでの経路長と比して長い前記第二搬送ロールと、
    記録媒体の搬送を前記第一搬送経路から前記第二搬送経路に切り替える切替部材と、
    前記停止ロール、前記第一搬送ロール、前記第二搬送ロール、及び前記切替部材を制御し、少なくとも記録媒体のサイズが最大サイズの場合に、前記第一搬送経路に沿って搬送される記録媒体を停止させることなく前記停止ロールを通過させ、記録媒体の搬送を前記第一搬送経路から前記第二搬送経路に切り替え、前記第二搬送経路に沿って搬送される記録媒体の先端を前記第二搬送ロールによって回転が停止した状態の前記停止ロールに突き当てて停止した記録媒体にループを形成させる制御部と、
    を備える搬送装置。
  2. サイズが閾値サイズ以上、かつ、坪量が閾値坪量以下の記録媒体の場合に、前記制御部は、前記第二搬送経路に沿って搬送される記録媒体の先端を前記第二搬送ロールによって回転が停止した状態の前記停止ロールに突き当てて停止した記録媒体にループを形成させる請求項1に記載の搬送装置。
  3. 搬送可能な最小サイズの記録媒体の場合に、前記制御部は、前記第一搬送経路に沿って搬送される記録媒体の先端を前記第一搬送ロールによって回転が停止した状態の前記停止ロールに突き当てて停止した記録媒体にループを形成させる請求項1又は2に記載の搬送装置。
  4. サイズが前記閾値サイズ未満、又は、坪量が前記閾値坪量より大きい記録媒体の場合に、前記制御部は、前記第一搬送経路に沿って搬送される記録媒体の先端を前記第一搬送ロールによって回転が停止した状態の前記停止ロールに突き当てて停止した記録媒体にループを形成させる請求項2を引用する請求項3に記載の搬送装置。
  5. サイズが閾値サイズ以上、かつ、坪量が閾値坪量以下の記録媒体で、前記停止ロールが配置されている領域の相対湿度が閾値湿度以上の場合に、前記制御部は、前記第二搬送経路に沿って搬送される記録媒体の先端を前記第二搬送ロールによって回転が停止した状態の前記停止ロールに突き当てて停止した記録媒体にループを形成させる請求項1に記載の搬送装置。
  6. サイズが前記閾値サイズ以上、かつ、坪量が前記閾値坪量以下の記録媒体で、前記停止ロールが配置されている領域の相対湿度が前記閾値湿度未満の場合、及びサイズが前記閾値サイズ未満、又は、坪量が前記閾値坪量より大きい記録媒体の場合に、前記制御部は、前記第一搬送経路に沿って搬送される記録媒体の先端を前記第一搬送ロールによって回転が停止した状態の前記停止ロールに突き当てて停止した記録媒体にループを形成させる請求項5に記載の搬送装置。
  7. 画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって形成された画像が転写される記録媒体を搬送する請求項1〜6の何れか1項に記載の搬送装置と、
    を備える画像形成装置。
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