JP2021028987A - 装着ヘッド - Google Patents
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Abstract
Description
本明細書は、ツールにエアの正圧および負圧を切り換えて供給可能として、種々のツールへの対応を図る装着ヘッドを提供することを目的とする。
1−1.装着ヘッド20の概要
装着ヘッド20は、回路基板に部品を装着する部品装着機(図示しない)を構成する。装着ヘッド20は、部品装着機のXY移動装置11により水平方向(XY方向)に移動可能な移動台12に着脱可能に設けられる。部品装着機は、部品の装着処理において、先ず部品供給装置により供給される部品を装着ヘッド20に取り付けられたツールにより採取する。次に部品装着機は、装着ヘッド20を移動させた後に、ツールを下降させて回路基板上の所定位置に部品を装着する。
装着ヘッド20は、図1に示すように、移動台12にクランプされるヘッド本体21を有する。ヘッド本体21には、R軸モータ22によって所定の角度ごとに回転角度を割り出し可能に、ロータリヘッド23が設けられている。ロータリヘッド23は、R軸と同心の円周上において周方向に等間隔に複数(例えば、12本)のツール軸24をZ軸方向(図1の上下方向)に摺動可能に且つ回転可能に保持する(図3Aを参照)。
装着ヘッド20は、図2に示すように、ツール(吸着ノズル50など)に正圧エアまたは負圧エアを供給可能とするエア供給回路30を備える。エア供給回路30は、エアが流通可能な第一エア通路31、第二エア通路32、複数の共通エア通路33、正圧エア通路34、および負圧エア通路35を備える。また、エア供給回路30は、流通するエアを切り換える第一バルブ36、第二バルブ37、および複数の第三バルブ38を備える。
本実施形態において、装着ヘッド20は、図3Aおよび図3Bに示すように、通路遮断装置40を備える。通路遮断装置40は、ロータリヘッド23から吸着ノズル50等のツールが取り外された場合に、共通エア通路33と外部との間におけるエアの流通を遮断する。本実施形態において、通路遮断装置40は、係止部41と、シール部材42と、軸内圧縮ばね43とを備えて構成される。
リードチャック60の構成について図4、図5A−図5Dを参照して説明する。リードチャック60は、上記のように部品を把持するチャックの一種であり、特にリード部品90を対象として把持する。リード部品90は、図5Bに示すように、部品本体91と、部品本体91から下方に延伸する複数のリード92とにより構成される。なお、リード92は、リード部品90の電極、または回路基板Bdに対する位置決め用のピンとして機能する。
部品装着機により実行される装着処理における装着ヘッド20の動作について、図3A、図5A−図5D、図6を参照して説明する。装着処理における装着ヘッド20には、図6に示すように、部品の供給位置まで装着ヘッド20を移動させる採取前の状態と、ツールを用いて部品を採取する採取時の状態と、採取した部品を保持したまま回路基板Bdの上方に移動する移動時の状態と、部品を回路基板Bdの所定位置に装着する装着時の状態とが含まれる。
ここでは、装着ヘッド20のツール軸24にツールとしてのリードチャック60が取り付けられているものとする。採取前において、装着ヘッド20は、第一バルブ36の第一正圧バルブBP1をONにし、且つ第一負圧バルブBN1をOFFにする。これにより、第一エア通路31は、高正圧エアが供給された状態となる。また、装着ヘッド20は、第二バルブ37の第二正圧バルブBP2をONにし、且つ第二負圧バルブBN2をOFFにする。これにより、第二エア通路32は、低正圧エアが供給された状態となる。
ここでは、装着ヘッド20のツール軸24にツールとしての正圧チャック(図示しない)が取り付けられているものとする。正圧チャックは、リードチャック60のようにプッシャ71を有さず、正圧エアを供給された場合にアンクランプ状態からクランプ状態へと移行するツールである。よって、装着ヘッド20は、図6に示すように、装着処理における何れの状態においても第一バルブ36および第二バルブ37の状態を維持し、第三バルブ38の切り換えのみによってアンクランプ状態とクランプ状態とを切り換える。
ここでは、装着ヘッド20のツール軸24にツールとしての負圧チャック(図示しない)が取り付けられているものとする。負圧チャックは、リードチャック60のようにプッシャ71を有さず、負圧エアを供給された場合にアンクランプ状態からクランプ状態へと移行するツールである。よって、装着ヘッド20は、図6に示すように、装着処理における何れの状態においても第一バルブ36および第二バルブ37の状態を維持し、第三バルブ38の切り換えのみによってアンクランプ状態とクランプ状態とを切り換える。
ここでは、装着ヘッド20のツール軸24にツールとしての吸着ノズル50(図3Aを参照)が取り付けられているものとする。吸着ノズル50は、負圧エアを供給されて部品を吸着するツールである。採取前において、装着ヘッド20は、第一バルブ36の第一正圧バルブBP1をOFFにし、且つ第一負圧バルブBN1をONにする。これにより、第一エア通路31は、負圧エアが供給された状態となる。また、装着ヘッド20は、第二バルブ37の第二正圧バルブBP2および第二負圧バルブBN2をともにOFFにする。これにより、第二エア通路32は、エアが供給されない状態となる。
上記のように、装着ヘッド20は、ツールに応じて第一バルブ36および第二バルブ37の状態を適宜切り換えて、第一エア通路31および第二エア通路32に高正圧エア、低正圧エア、負圧エアを流通可能な状態とする。これにより、装着ヘッド20に何れの種別のツールが取り付けられたとしても、第三バルブ38の動作を共通にすることができる。
上記のエア供給回路30を備える装着ヘッド20の構成によると、第一バルブ36および第二バルブ37の切り換えによって、第一エア通路31に正圧エアおよび負圧エアを選択的に流通させることができ、また第二エア通路32に正圧エアおよび負圧エアを選択的に流通させることができる。よって、第三バルブ38の切り換えによって、ツールにエアの正圧および負圧を切り換えて供給することが可能となる。これにより、装着ヘッド20は、正圧エアによって部品を採取するリードチャック60や正圧チャック、負圧エアによって部品を採取する負圧チャックや吸着ノズル50といった種々のツールに対応することができる。
3−1.装着ヘッド20のエア供給回路30について
実施形態において、エア供給回路30は、第一バルブ36が第一正圧バルブBP1および第一負圧バルブBN1により構成され、第二バルブ37が第二正圧バルブBP2および第二負圧バルブBN2により構成されるものとした。これに対して、第一バルブ36および第二バルブ37の少なくとも一方は、1つのバルブにより構成されてもよい。
実施形態において、装着ヘッド20は、第一エア通路31および第二エア通路32に供給するエアの正圧および負圧を切り換え可能なエア供給回路30と、ツールが取り外された場合に共通エア通路33と外部との間におけるエアの流通を遮断する通路遮断装置40とを備える構成とした。これに対して、装着ヘッド20は、エア供給回路30および通路遮断装置40の何れか一方のみを備える構成としてもよい。
Claims (2)
- 正圧エアまたは負圧エアを供給されて部品を採取するツールを着脱可能に取り付けられ、前記ツールにより採取された前記部品を回路基板に装着する装着処理に用いられる装着ヘッドであって、
エアが流通可能な第一エア通路および第二エア通路と、
前記ツールとの間で連通して、前記ツールに供給されるエアが流通可能な共通エア通路と、
前記共通エア通路に前記第一エア通路または前記第二エア通路を選択的に連通させる第三バルブと、
前記ツールが取り外された場合に、前記共通エア通路と外部との間におけるエアの流通を遮断する通路遮断装置と、
を備える装着ヘッド。 - 前記通路遮断装置は、前記共通エア通路に形成された係止部と、前記係止部に係止して前記共通エア通路におけるエアの流通を遮断するシール部材と、前記シール部材を前記係止部に付勢する弾性体と、を備え、
前記通路遮断装置は、前記ツールが取り付けられると前記ツールにより前記シール部材が前記弾性体の弾性力に抗して前記係止部から離間することによってエアの流通を許容し、前記ツールが取り外されると前記シール部材が前記弾性体により付勢されて前記係止部に係止することによってエアの流通を遮断する、請求項1に記載の装着ヘッド。
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Citations (4)
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JPH09232794A (ja) * | 1996-02-23 | 1997-09-05 | Toshiba Mechatronics Kk | 装着ヘッド |
JP2008238355A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Juki Corp | 部品吸着ノズル及び部品搭載装置 |
WO2015011805A1 (ja) * | 2013-07-24 | 2015-01-29 | 富士機械製造株式会社 | 部品実装機の部品移載装置 |
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