JP2021027652A - 電動機の制御装置 - Google Patents

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和貴 山根
Kazuki Yamane
和貴 山根
伸明 山田
Nobuaki Yamada
伸明 山田
政道 名和
Masamichi Nawa
政道 名和
伊東 淳一
Junichi Ito
淳一 伊東
崇宏 熊谷
Takahiro Kumagai
崇宏 熊谷
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Abstract

【課題】電動機の鉄損を低減する。【解決手段】電動機Mの三相に互いに位相が異なる交流電圧Vu、Vv、Vwを出力することにより電動機Mを駆動させるインバータ回路2と、電動機Mの回転子の電気角が0[rad]から2π/n[rad](nを1または2または4とする)まで変化するときの電動機Mの線間電圧VLの絶対値の積分値により推定されるヒステリシス損の大きさに基づいて、インバータ回路2の動作を制御する制御回路3とを備えて電動機Mの制御装置1を構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、電動機の制御装置に関する。
電動機の制御装置として、電動機の鉄損を低減するために、鉄損を構成するヒステリシス損及び渦電流損のうちの渦電流損が低減するように、電動機を駆動させるものがある。関連する技術として、特許文献1がある。
特開2018−182858号公報
本発明の一側面に係る目的は、電動機の鉄損を低減することが可能な電動機の制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る一つの形態である電動機の制御装置は、インバータ回路と、制御回路とを備える。
インバータ回路は、電動機の三相に互いに位相が異なる交流電圧を出力することにより電動機を駆動させる。
制御回路は、電動機の回転子の電気角が0[rad]から2π/n[rad](nを1または2または4とする)まで変化するときの電動機の線間電圧の積分値により推定されるヒステリシス損の大きさに基づいて、インバータ回路の動作を制御する。
これにより、電動機の鉄損を構成するヒステリシス損及び渦電流損のうちのヒステリシス損が低減するようにインバータ回路の動作を制御することができるため、鉄損を低減することができる。
本発明によれば、電動機の鉄損を低減することができる。
実施形態の電動機の制御装置の一例を示す図である。 ヒステリシス曲線の一例を示す図である。
以下図面に基づいて実施形態について詳細を説明する。
図1は、実施形態の電動機の制御装置の一例を示す図である。
図1に示す制御装置1は、例えば、電動フォークリフトやプラグインハイブリッド車などの車両に搭載される電動機Mを駆動するための制御装置であって、インバータ回路2と、制御回路3とを備える。なお、電動機Mは、回転子の電気角θを検出し、その検出した電気角θを制御回路3に送る電気角検出部Sp(レゾルバなど)を備えているものとする。
インバータ回路2は、直流電源Pから供給される直流電力を用いて、電動機Mの三相(U相、V相、W相)に互いに位相が異なる交流電圧を出力することにより電動機Mを駆動するものであって、コンデンサCと、スイッチング素子SW1〜SW6(IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)など)と、電流センサS1、S2とを備える。すなわち、コンデンサCの一方端が直流電源Pの正極端子及びスイッチング素子SW1、SW3、SW5の各コレクタ端子に接続され、コンデンサCの他方端が直流電源Pの負極端子及びスイッチング素子SW2、SW4、SW6の各エミッタ端子に接続されている。スイッチング素子SW1のエミッタ端子とスイッチング素子SW2のコレクタ端子との接続点は電流センサS1を介して電動機MのU相の入力端子に接続されている。スイッチング素子SW3のエミッタ端子とスイッチング素子SW4のコレクタ端子との接続点は電流センサS2を介して電動機MのV相の入力端子に接続されている。スイッチング素子SW5のエミッタ端子とスイッチング素子SW6のコレクタ端子との接続点は電動機MのW相の入力端子に接続されている。
コンデンサCは、直流電源Pから出力される直流電圧を平滑する。
スイッチング素子SW1〜SW6は、それぞれ、ゲート端子に駆動信号S1〜S6(パルス信号)が入力されることによりスイッチングする。スイッチング素子SW1〜SW6がそれぞれスイッチングすることで、直流電源Pから出力される直流電圧が、互いに位相が120[rad]異なる交流電圧Vu、交流電圧Vv、及び交流電圧Vwに変換される。そして、交流電圧Vuが電動機MのU相の入力端子に印加され、交流電圧Vvが電動機MのV相の入力端子に印加され、交流電圧Vwが電動機MのW相の入力端子に印加されることで、電動機Mの回転子が回転する。
電流センサS1は、ホール素子やシャント抵抗などにより構成され、電動機MのU相に流れる電流Iuを検出して制御回路3に出力する。また、電流センサS2は、ホール素子やシャント抵抗などにより構成され、電動機MのV相に流れる電流Ivを検出して制御回路3に出力する。
制御回路3は、ドライブ回路4と、演算部5と、記憶部6とを備える。なお、記憶部6は、RAM(Random Access Memory)またはROM(Read Only Memory)などにより構成され、後述する情報D1〜情報D3を記憶しているものとする。情報D1は、電動機Mの回転子の回転速度と電動機Mのトルクとが互いに対応付けられている情報である。情報D2は、電動機Mのトルクとd軸電流指令値Id*及びq軸電流指令値Iq*とが互いに対応付けられている情報である。情報D3は、U相電圧指令値V*、V相電圧指令値Vu*、及びW相電圧指令値Vw*と、駆動信号S1〜S6とが互いに対応付けられている情報である。
ドライブ回路4は、IC(Integrated Circuit)などにより構成され、演算部5から出力される駆動信号S1〜S6をスイッチング素子SW1〜SW6のそれぞれのゲート端子に出力する。
演算部5は、マイクロコンピュータなどにより構成され、速度演算部7と、減算部8と、トルク制御部9と、トルク/電流指令値変換部10と、座標変換部11と、減算部12と、減算部13と、電流制御部14と、dq/uvw変換部15とを備える。例えば、マイクロコンピュータが記憶部6に記憶されているプログラムを実行することにより、速度演算部7、減算部8、トルク制御部9、トルク/電流指令値変換部10、座標変換部11、減算部12、減算部13、電流制御部14、及びdq/uvw変換部15が実現される。
速度演算部7は、電気角検出部Spにより検出される電気角θを用いて、電動機Mの回転子の回転速度ωを演算する。例えば、速度演算部7は、電気角θを演算部5の動作クロックなどで除算することにより回転速度ωを求める。
減算部8は、外部から入力される回転速度指令値ω*と速度演算部7から出力される回転速度ωとの差Δωを算出する。
トルク制御部9は、減算部8から出力される差Δωを用いて、トルク指令値T*を求める。例えば、トルク制御部9は、記憶部6に記憶されている、電動機Mの回転子の回転速度と電動機Mのトルクとが互いに対応付けられている情報D1を参照して、差Δωに相当する回転速度に対応するトルクを、トルク指令値T*として求める。
トルク/電流指令値変換部10は、トルク制御部9から出力されるトルク指令値T*を、d軸電流指令値Id*及びq軸電流指令値Iq*に変換する。例えば、トルク/電流指令値変換部10は、記憶部に記憶されている、電動機Mのトルクとd軸電流指令値Id*及びq軸電流指令値Iq*とが互いに対応付けられている情報D2を参照して、トルク指令値T*に相当するトルクに対応するd軸電流指令値Id*及びq軸電流指令値Iq*を求める。
座標変換部11は、電流Iu及び電流Ivを用いて、電動機MのW相に流れる電流Iwを求める。なお、電流センサS1、S2により検出される電流は、電流Iu及び電流Ivの組み合わせに限定されず、電流Iv及び電流Iwの組み合わせ、または、電流Iu及び電流Iwの組み合わせでもよい。電流センサS1、S2により電流Iv及び電流Iwが検出される場合、座標変換部11は、電流Iv及び電流Iwを用いて、電流Iuを求める。また、電流センサS1、S2により電流Iu及び電流Iwが検出される場合、座標変換部11は、電流Iu及び電流Iwを用いて、電流Ivを求める。また、インバータ回路2は、電流センサS1、S2の他に、電動機MのW相に流れる電流Iwを検出する電流センサS3をさらに備えていてもよい。この場合、座標変換部11は、電流センサS1〜S3により検出される電流Iu、Iv、Iwを取得する。
また、座標変換部11は、電気角検出部Spにより検出される電気角θを用いて、電流Iu、Iv、Iwを、d軸電流Id(弱め界磁を発生させるための電流成分)及びq軸電流Iq(トルクを発生させるための電流成分)に変換する。
減算部12は、トルク/電流指令値変換部10から出力されるd軸電流指令値Id*と、座標変換部11から出力されるd軸電流Idとの差ΔIdを算出する。
減算部13は、トルク/電流指令値変換部10から出力されるq軸電流指令値Iq*と、座標変換部11から出力されるq軸電流Iqとの差ΔIqを算出する。
電流制御部14は、減算部12から出力される差ΔId及び減算部13から出力される差ΔIqを用いたPI(Proportional Integral)制御により、d軸電圧指令値Vd*及びq軸電圧指令値Vq*を算出する。例えば、電流制御部14は、下記式1を用いてd軸電圧指令値Vd*を算出するとともに、下記式2を用いてq軸電圧指令値Vq*を算出する。なお、KpはPI制御の比例項の定数とし、KiはPI制御の積分項の定数とし、Lqは電動機Mを構成するコイルのq軸インダクタンスとし、Ldは電動機Mを構成するコイルのd軸インダクタンスとし、ωは電動機Mの回転子の回転速度とし、Keは誘起電圧定数とする。
d軸電圧指令値Vd*=Kp×差ΔId+∫(Ki×差ΔId)−ωLqIq・・・式1
q軸電圧指令値Vq*=Kp×差ΔIq+∫(Ki×差ΔIq)+ωLdId+ωKe・・・式2
dq/uvw変換部15は、電気角検出部Spにより検出される電気角θを用いて、電流制御部14から出力されるd軸電圧指令値Vd*及びq軸電圧指令値Vq*を、U相電圧指令値Vu*、V相電圧指令値Vu*、及びW相電圧指令値Vw*に変換する。例えば、dq/uvw変換部15は、下記式3に示す変換行列Cを用いて、d軸電圧指令値Vd*及びq軸電圧指令値Vq*を、U相電圧指令値Vu*、V相電圧指令値Vu*、及びW相電圧指令値Vw*に変換する。
Figure 2021027652
また、dq/uvw変換部15は、U相電圧指令値Vu*、V相電圧指令値Vv*、及びW相電圧指令値Vw*を用いて、駆動信号S1〜S6を求める。
例えば、dq/uvw変換部15は、記憶部6に記憶されている情報D3を参照し、U相電圧指令値Vu*、V相電圧指令値Vu*、及びW相電圧指令値Vw*に対応する駆動信号S1〜S6を求める。このように構成する場合、情報D3に示される駆動信号S1〜S6は、電動機Mの回転子の電気角θが0[rad]から2π[rad]まで変化するときの電動機Mの線間電圧V(U相とV相との間にかかる電圧、V相とW相との間にかかる電圧、または、W相とU相との間にかかる電圧)の絶対値の積分値により推定されるヒステリシス損の大きさに基づいて設定されているものとする。また、線間電圧Vは対称性を持っているため、情報D3に示される駆動信号S1〜S6は、電動機Mの回転子の電気角θが0[rad]からπ[rad]まで変化するときの電動機Mの線間電圧Vの絶対値の積分値と「2」との乗算値により推定されるヒステリシス損の大きさに基づいて、または、電動機Mの回転子の電気角θが0[rad]からπ/2[rad]まで変化するときの電動機Mの線間電圧Vの絶対値の積分値と「4」との乗算値により推定されるヒステリシス損の大きさに基づいて設定されていてもよい。すなわち、情報D3に示される駆動信号S1〜S6は、電動機Mの回転子の電気角θが0[rad]から2π/n[rad](nを1または2または4とする)まで変化するときの電動機Mの線間電圧Vの絶対値の積分値とnとの乗算値により推定されるヒステリシス損の大きさに基づいて設定されているものとする。
または、dq/uvw変換部15は、PI制御などにより、電動機Mの回転子の電気角θが0[rad]から2π/n[rad]まで変化するときの電動機Mの線間電圧Vの絶対値の積分値とnとの乗算値により推定されるヒステリシス損の大きさに基づいて、U相電圧指令値Vu*、V相電圧指令値Vv*、及びW相電圧指令値Vw*を補正した後、記憶部6に記憶されている情報D3を参照し、その補正後のU相電圧指令値Vu*、V相電圧指令値Vv*、及びW相電圧指令値Vw*に対応する駆動信号S1〜S6を求める。
すなわち、制御回路3は、電動機Mの回転子の電気角θが0[rad]から2π/n[rad]まで変化するときの電動機Mの線間電圧Vの絶対値の積分値とnとの乗算値により推定されるヒステリシス損の大きさに基づいて、インバータ回路2の動作を制御する。言い換えると、制御回路3は、下記式4に示す評価関数により推定されるヒステリシス損の大きさに基づいて、インバータ回路2の動作を制御する。ただし、nを1または2または4とし、Kを係数とし、Vを電動機Mの線間電圧とし、θを電動機Mの回転子の電気角とする。
Figure 2021027652
なお、電動機Mの回転子の0[rad]から2π[rad]までの電気角の範囲のうちの一部の電気角の範囲における電動機Mの線間電圧VLの絶対値の積分値に基づいて、ヒステリシス損を推定してもよい。このように構成する場合、制御回路3は、電動機Mの回転子の電気角θが0[rad]から2π/n[rad]まで変化するときの電動機Mの線間電圧Vの絶対値の積分値により推定されるヒステリシス損の大きさに基づいて、インバータ回路2の動作を制御する。言い換えると、制御回路3は、下記式4´に示す評価関数により推定されるヒステリシス損の大きさに基づいて、インバータ回路2の動作を制御する。ただし、nを1または2または4とし、Kを係数とし、Vを電動機Mの線間電圧とし、θを電動機Mの回転子の電気角とする。
Figure 2021027652
また、一例として、制御回路3は、上記式4に示す評価関数または上記式4´に示す評価関数が最小値となるように、インバータ回路2の動作を制御する。
ここで、図2は、電動機Mにおけるヒステリシス曲線の一例を示す図である。なお、図2に示す2次元座標の横軸は電動機Mの回転子及び固定子の磁界の強さを示し、縦軸は電動機Mの回転子及び固定子の磁束密度を示している。
磁束密度の最大値が比較的大きい場合において、磁界の強さと磁束密度がそれぞれ大きくなるとき、磁界の強さと磁束密度との交点は、曲線L1(実線)上を移動する。また、磁束密度の最大値が比較的大きい場合において、磁界の強さと磁束密度がそれぞれ小さくなるとき、磁界の強さと磁束密度との交点は、曲線L2(破線)上を移動する。また、磁束密度の最大値が比較的小さい場合において、磁界の強さと磁束密度がそれぞれ大きくなるとき、磁界の強さと磁束密度との交点は、曲線L3(一点鎖線)上を移動する。また、磁束密度の最大値が比較的小さい場合において、磁界の強さと磁束密度がそれぞれ小さくなるとき、磁界の強さと磁束密度との交点は、曲線L4(二点鎖線)上を移動する。
曲線L1と曲線L2とで囲まれる範囲の面積及び曲線L3と曲線L4とで囲まれる範囲の面積はそれぞれ電動機Mの回転子及び固定子におけるヒステリシス損を示している。また、曲線L3と曲線L4とで囲まれる範囲の面積は、曲線L1と曲線L2とで囲まれる範囲の面積より小さい。すなわち、磁束密度の最大値が小さくなると、ヒステリシス損が小さくなる。
また、磁束密度の最大値は、電動機Mの回転子の電気角θが0[rad]から2π/n[rad]まで変化するときの電動機Mの線間電圧Vの面積またはその面積の一部、すなわち、電動機Mの回転子の電気角θが0[rad]から2π/n[rad]まで変化するときの電動機Mの線間電圧Vの絶対値の積分値に比例する。
そのため、例えば、「電動機Mの回転子の電気角θが0[rad]から2π/n[rad]まで変化するときの電動機Mの線間電圧Vの絶対値の積分値」を最小値にすると、ヒステリシス損が最小値になる。
このように、ヒステリシス損は、磁束密度の最大値と相関があり、磁束密度の最大値は、線間電圧Vの面積と比例関係にある。
そこで、実施形態の電動機Mの制御装置1では、電動機Mの回転子の電気角が0[rad]から2π/n[rad]まで変化するときの電動機Mの線間電圧Vの絶対値の積分値により推定されるヒステリシス損の大きさに基づいて、インバータ回路2の動作を制御している。
これにより、電動機Mの鉄損を構成するヒステリシス損及び渦電流損のうちのヒステリシス損が低減するようにインバータ回路2の動作を制御することができるため、電動機Mの鉄損を低減することができる。
なお、本発明は、以上の実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
例えば、dq/uvw変換部15(制御回路3)は、下記式5に示す評価関数が最小値となるように、インバータ回路2の動作を制御するように構成してもよい。ただし、a及びbを重み調整用係数とし、Irmsを電動機Mに流れる電流の実効値とし、Wiを鉄損とする。aをbより大きくすると、下記式5に示す評価関数における鉄損Wiの割合と比べて電流の実効値Irms(銅損)の割合が大きくなり、bをaより大きくすると、下記式5に示す評価関数における電流の実効値Irmsの割合と比べて鉄損Wiの割合が大きくなるものとする。
Figure 2021027652
このように構成することにより、鉄損だけでなく銅損を考慮してインバータ回路2の動作を制御することができるため、鉄損及び銅損を低減することができる。
また、dq/uvw変換部15(制御回路3)は、上記式4に示す評価関数または上記式4´に示す評価関数または上記式5に示す評価関数が所定の閾値より小さくなるように、インバータ回路2の動作を制御するように構成してもよい。
1 制御装置
2 インバータ回路
3 制御回路
4 ドライブ回路
5 演算部
6 記憶部
7 速度演算部
8 減算部
9 トルク制御部
10 トルク/電流指令値変換部
11 座標変換部
12 減算部
13 減算部
14 電流制御部
15 dq/uvw変換部

Claims (1)

  1. 電動機の三相に互いに位相が異なる交流電圧を出力することにより前記電動機を駆動させるインバータ回路と、
    前記電動機の回転子の電気角が0[rad]から2π/n[rad](nを1または2または4とする)まで変化するときの前記電動機の線間電圧の絶対値の積分値により推定されるヒステリシス損の大きさに基づいて、前記インバータ回路の動作を制御する制御回路と、
    を備える電動機の制御装置。
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