JP2021027369A - フィルタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダイプレクサにおいて各フィルタの損失の増加を抑制しつつ、高周波数側の減衰域の減衰特性を向上させる。【解決手段】ダイプレクサ100は、共通端子TAと、端子T1および端子T2と、共通端子に接続された第1フィルタFLT1,第2フィルタFLT2とを備える。第1フィルタは、第1周波数帯域の高周波信号を通過する。第2フィルタは、第1周波数帯域よりも高い第2周波数帯域の高周波信号を通過する。各フィルタは、誘電体基板に形成されたインダクタおよびキャパシタを含む。第1フィルタは、一方端が共通端子に接続されたインダクタL11と、当該インダクタの他方端と接地電位GNDとの間に接続されたキャパシタC11とを含む。インダクタL11のインダクタンスは、フィルタFLT1に含まれる他のインダクタのインダクタンスよりも小さい。第1インダクタおよびキャパシタで形成される減衰極の周波数は第2周波数帯域よりも高い。【選択図】図2

Description

本開示はフィルタ装置に関し、より特定的には、2つの積層型LCフィルタを備えたダイプレクサにおける減衰特性を改善するための技術に関する。
特開2016−039334号公報(特許文献1)および特開2017−135636号公報(特許文献2)には、多層基板内に形成されたインダクタおよびキャパシタにより構成され、異なる周波数帯域を有する2つのLCフィルタを備えたダイプレクサが開示されている。このようなダイプレクサにおいては、各フィルタにおいて、共通端子で受信した高周波信号から、当該フィルタの通過帯域に対応する信号が選択的に分離され、後段の回路へと出力される。
特開2016−039334号公報 特開2017−135636号公報
一般的に、ダイプレクサにおいては、各フィルタを通過する信号のノイズおよび損失を低減するために、各フィルタの通過帯域外における減衰量を確保することが重要である。
近年、Wi−Fiおよび第5世代移動通信システム(5G)の通信規格などにおいて、通信に用いる周波数帯域の高周波化が進められており、それに伴って、従来の2GHz付近の周波数帯域を用いる機器についても、より高い周波数帯域における減衰特性の向上が必要とされている。
上述のような、インダクタおよびキャパシタを用いたLCフィルタにおいては、各フィルタの減衰特性は、インダクタおよびキャパシタで形成される減衰極の数および/または周波数によって調整することができる。ダイプレクサの場合、高周波数側フィルタの通過帯域よりも高い周波数帯域における減衰特性を向上させるには、一般的には高周波数側のフィルタにインダクタ等の素子を追加して減衰極を追加する手法が用いられる。しかしながら、高周波数側フィルタに新たに素子を追加することによって、かえって高周波数側フィルタ自体の損失が増加するおそれがある。
本開示は、このような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ダイプレクサにおいて各フィルタの損失の増加を抑制しつつ、高周波数側の減衰域の減衰特性を向上させることである。
本開示に係るフィルタ装置は、多層構造を有する誘電体基板に形成される。フィルタ装置は、共通端子と、第1端子および第2端子と、第1フィルタおよび第2フィルタとを備える。第1フィルタは、共通端子と第1端子との間に形成され、第1周波数帯域の高周波信号を通過する。第2フィルタは、共通端子と第2端子との間に形成され、第1周波数帯域よりも高い第2周波数帯域の高周波信号を通過する。第1フィルタおよび第2フィルタの各々は、誘電体基板に形成された少なくとも1つのインダクタおよび少なくとも1つのキャパシタを含む。第1フィルタは、一方端が共通端子に接続された第1インダクタと、第1インダクタの他方端および接地電位の間に接続された第1キャパシタとを含む。第1インダクタのインダクタンスは、第1フィルタに含まれる他のインダクタのインダクタンスよりも小さい。第1インダクタおよび第1キャパシタで形成される減衰極の周波数は、第2周波数帯域よりも高い。
本開示によるフィルタ装置(ダイプレクサ)によれば、低周波数側フィルタ(第1フィルタ)の共通端子側に設けられたインダクタ(第1インダクタ)とキャパシタ(第1キャパシタ)とによって形成される減衰極の周波数が、高周波数側フィルタ(第2フィルタ)の通過帯域よりも高く設定される。このような減衰極の追加により、高周波数側フィルタの通過帯域よりも高い周波数における減衰量を増加させることができる。さらに、高周波数側フィルタには素子が追加されていないため、高周波数側フィルタの損失の増加を抑制することができる。
実施の形態に従うダイプレクサが適用された通信装置のブロック図である。 図1におけるダイプレクサの一例の等価回路を示す図である。 ダイプレクサの内部構成を透視した第1斜視図である。 ダイプレクサの内部構成を透視した第2斜視図である。 ダイプレクサの内部構成を透視した平面図である。 比較例のダイプレクサの等価回路を示す図である。 ハイバンド側フィルタの通過特性を説明するための図である。 ローバンド側フィルタの通過特性を説明するための図である。 変形例に従うダイプレクサの内部構成を透視した斜視図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
(通信装置の構成)
図1は、実施の形態に従うフィルタ装置100が適用された高周波フロントエンド回路20を含む通信装置10のブロック図である。高周波フロントエンド回路20は、アンテナ装置ANTで受信された高周波信号を、予め定められた複数の周波数帯域に分波して後続の処理回路へ伝達する。高周波フロントエンド回路20は、たとえば、携帯電話、スマートフォンあるいはタブレットなどの携帯端末や、通信機能を備えたパーソナルコンピュータなど通信装置に用いられる。
図1を参照して、通信装置10は、フィルタ装置100を含む高周波フロントエンド回路20と、RF信号処理回路(以下、「RFIC」とも称する。)30とを含む。図1に示される高周波フロントエンド回路20は、受信系フロントエンド回路である。高周波フロントエンド回路20は、フィルタ装置100と、増幅回路LNA1,LNA2とを含む。
フィルタ装置100は、互いに異なる周波数範囲を通過帯域とするフィルタFLT1(第1フィルタ)およびフィルタFLT2(第2フィルタ)を含むダイプレクサである。以降の説明においては、フィルタ装置100を「ダイプレクサ100」と称する場合がある。
フィルタFLT1は、共通端子であるアンテナ端子TAと、第1端子T1との間に接続される。フィルタFLT1は、ローバンド(LB)群の周波数範囲を通過帯域とし、ハイバンド(HB)群の周波数範囲を減衰帯域とするローパスフィルタである。フィルタFLT2は、アンテナ端子TAと第2端子T2との間に接続される。フィルタFLT2は、ハイバンド群の周波数範囲を通過帯域とし、ローバンド群の周波数範囲を減衰帯域とするハイパスフィルタである。なお、フィルタFLT1およびフィルタFLT2は、バンドパスフィルタとして形成されてもよい。フィルタFLT1の通過帯域は本開示の「第1周波数帯域」に対応し、フィルタFLT2の通過帯域は本開示の「第2周波数帯域」に対応する。
フィルタFLT1,FLT2の各々は、アンテナ装置ANTで受信した高周波信号のうち、各フィルタの通過帯域に対応する高周波信号のみを通過させる。これにより、アンテナ装置ANTからの受信信号を予め定められた複数の周波数帯域の信号に分波する。
増幅回路LNA1,LNA2の各々は、いわゆる低雑音増幅器である。増幅回路LNA1,LNA2は、対応するフィルタを通過した高周波信号を低雑音で増幅し、RFIC30へ伝達する。
RFIC30は、アンテナ装置ANTで送受信された高周波信号を処理するRF信号処理回路である。具体的には、RFIC30は、アンテナ装置ANTから高周波フロントエンド回路20の受信側信号経路を介して入力された高周波信号を、ダウンコンバートなどにより信号処理し、当該信号処理して生成された受信信号をベースバンド信号処理回路(図示せず)へ出力する。
図1のように高周波フロントエンド回路20が受信回路として用いられる場合、ダイプレクサ100においては、アンテナ端子TAが入力端子INとなり、第1端子および第2端子がそれぞれ第1出力端子OUT1および第2出力端子OUT2となる。一方で、高周波フロントエンド回路は送信回路としても用いることができる。この場合には、ダイプレクサ100の第1端子および第2端子の各々が入力端子となり、アンテナ端子TAが共通の出力端子となる。その場合、増幅回路に含まれる増幅器としてパワーアンプが用いられる。
(ダイプレクサの構成)
図2は、図1におけるダイプレクサの一例の等価回路を示す図である。図1で説明したように、フィルタFLT1はアンテナ端子TAと第1端子T1との間に接続されている。また、フィルタFLT2はアンテナ端子TAと第2端子T2との間に接続されている。
フィルタFLT1は、直列腕回路を形成するインダクタL11,L12,L13およびキャパシタC13と、並列腕回路を形成するキャパシタC11,C12とを含む。インダクタL11,L12,L13は、アンテナ端子TAと第1端子T1との間に直列接続される。インダクタL13には、キャパシタC13が並列に接続される。キャパシタC11は、インダクタL11およびインダクタL12の接続ノードと、接地電位との間に接続される。キャパシタC12は、インダクタL12およびインダクタL13の接続ノードと、接地電位との間に接続される。
フィルタFLT2は、直列腕回路を形成するインダクタL21,L24およびキャパシタC22,C25と、並列腕回路を形成するインダクタL22,L23およびキャパシタC21,C23,C24とを含む。インダクタL21およびキャパシタC22,C25は、アンテナ端子TAと第2端子T2との間に直列接続される。キャパシタC25には、インダクタL24が並列に接続される。
キャパシタC21およびインダクタL22は、インダクタL21およびキャパシタC22の接続ノードと、接地電位との間に直列接続される。キャパシタC23は、直列腕回路のキャパシタC22およびキャパシタC25の接続ノードと、キャパシタC21およびインダクタL22の接続ノードとの間に接続される。インダクタL23およびキャパシタC24は、キャパシタC22およびキャパシタC25の接続ノードと、接地電位との間に直列接続される。
このような構成のダイプレクサにおいては、各フィルタのインダクタとそれに対応して接続されるキャパシタによって減衰極が形成される。当該インダクタのインダクタンスとキャパシタのキャパシタンスによって定まる減衰極の周波数を調整することによって、各フィルタの減衰特性が設定される。
実施の形態のダイプレクサ100においては、ローバンド側のフィルタFLT1において、共通端子のアンテナ端子TAに最も近いインダクタL11のインダクタンスは、フィルタFLT1の他のインダクタL12,L13のインダクタンスよりも小さくなるように設定される。そして、インダクタL11とキャパシタC11で形成される減衰極の周波数が、ハイバンド側のフィルタFLT2の通過帯域よりも高い周波数となるように設定される。また、フィルタFLT1においてインダクタL11に続くインダクタL12のインダクタンスは、フィルタFLT1の他のインダクタL11,L13のインダクタンスよりも大きくなるように設定される。
次に図3〜図5を用いて、ダイプレクサ100の内部構成の詳細について説明する。ダイプレクサ100は、複数の誘電体層を積層方向に積層することによって形成された、略直方体の誘電体基板110を備えている。誘電体基板110の内部において、各誘電体層に形成された複数の配線パターンおよび誘電体層間に形成された複数のビアによって、図2で示したインダクタおよびキャパシタが形成される。以下の説明においては、誘電体基板110の積層方向を「Z軸方向」とし、Z軸方向に垂直であって誘電体基板110の長辺に沿った方向を「X軸方向」とし、誘電体基板110の短辺に沿った方向を「Y軸方向」とする。また、以下では、各図におけるZ軸の正方向を上側、負方向を下側と称する場合がある。
図3はY軸の負方向からダイプレクサ100を透視した斜視図であり、図4はY軸の正方向からダイプレクサ100を透視した斜視図である。また、図5はZ軸の正方向からダイプレクサ100を透視した平面図である。図3〜図5においては、誘電体基板110の誘電体は省略してあり、内部に形成される配線パターン、ビアおよび端子の導電体のみが示されている。また、図5の平面図においては、フィルタFLT1,FLT2におけるインダクタのみが示されている。
図3および図4を参照して、誘電体基板110は、上面111および下面112を有する。ダイプレクサ100と外部機器とを接続するための外部端子(アンテナ端子TA、第1端子T1、第2端子T2および接地端子GND)は平板状の電極であり、誘電体基板110の下面112に規則的に配置されたLGA(Land Grid Array)端子である。図3で示した例においては、概略的には、誘電体基板110の左側部分でローバンド側にフィルタFLT1が形成され、右側部分でハイバンド側のフィルタFLT2が形成されている。
下面112に配置されたアンテナ端子TAから上面111側の分岐点PB1まで、ビアおよび配線パターンを含む共通線路COM1が形成される。分岐点PB1には、フィルタFLT1のインダクタL11と、フィルタFLT2のインダクタL21とが接続される。
インダクタL11は、ビアおよび配線パターンを含み、Z軸の正方向から誘電体基板110を平面視した場合に、分岐点PB1からX軸の負方向に延在するミアンダコイルとして形成される。ミアンダコイルは、たとえば、複数のビアと複数の配線パターンにより形成されるコイル、あるいは、コイルの一端から他端に流れる電流を仮定したときに、Z軸方向に対する電流の向きが1回以上反転するように形成されたコイルである。インダクタL11は、電極C11aを介してインダクタL12に接続される。電極C11aは、接地端子GNDに接続される電極C11bと対向して、キャパシタC11を形成している。インダクタL12は、Z軸方向を巻回軸とするヘリカルコイルとして形成される。インダクタL12は、キャパシタC12を形成する電極C12aを介してインダクタL13および電極C13aに接続される。電極C13aと電極C13bとでキャパシタC13が形成される。インダクタL13は、Z軸方向を巻回軸とするヘリカルコイルとして形成される。インダクタL13は、電極C13bに接続されるとともに、インダクタL13の下方に配置された第1端子T1に接続される。
分岐点PB1に接続されたフィルタFLT2のインダクタL21は、Z軸方向を巻回軸とするヘリカルコイルとして形成される。インダクタL21は、キャパシタC21を形成する電極C21aおよび電極C21bを介してインダクタL22の一方端に接続される。インダクタL22は、Z軸方向を巻回軸とするヘリカルコイルとして形成される。インダクタL22の他方端は接地端子GNDに接続される。
また、インダクタL22の一方端の電極C21bに接続された電極C23aは、電極C23bと対向してキャパシタC23を形成する。電極C23bは、図4の電極C25aに接続されており、電極C25aは第2端子T2に接続される電極C25bと対向してキャパシタC25を形成している。電極C21aに接続された電極C22aは、電極C23bと対向してキャパシタC22を形成している。
電極C25aから上面111側の分岐点PB2まで、ビアおよび配線パターンを含む共通線路COM2が形成されている。分岐点PB2には、フィルタFLT2のインダクタL23およびインダクタL24が接続される。
インダクタL23は、Z軸方向を巻回軸とするヘリカルコイルとして形成される。インダクタL23は、電極C24aに接続される。電極C24aは、接地端子GNDに接続される電極C24bと対向してキャパシタC24を形成している。インダクタL24は、ビアおよび配線パターンを含み、X軸を巻回軸とするヘリカルコイルとして形成される。インダクタL24は、第2端子T2に接続されている。
図5に示されるように、Z軸の正方向から誘電体基板110を平面視した場合に、フィルタFLT1,FLT2のインダクタL11〜L13,L21〜L24は、互いに重ならないように配置されている。
近年、無線通信における高速化および高品質化を目的として、通信に用いる周波数の高周波化が進められている。たとえば、Wi−Fi通信における5GHz帯、あるいは、5G通信規格で使用される28GHz,39GHz,60GHz帯などのミリ波帯がこれに該当する。
高い周波帯域の使用が進められると、従来から使用されている2GHz帯の機器に用いられるダイプレクサにおいても、これらの高周波数帯域における減衰特性を高めることが必要とされる。
このような課題に対しては、一般的には、ダイプレクサのハイバンド側のフィルタをバンドパスフィルタとし、通過帯域よりも高周波数側の減衰極の数および/または周波数を調整することで対応することができる。しかしながら、ハイバンド側の回路に新たな減衰極を設定するためのインダクタ等の電子部品を追加すると、素子間の浮遊容量の変化による損失あるいは追加素子の導体損失により、ハイバンド側のフィルタ全体としての損失が増加する可能性がある。
実施の形態に従うダイプレクサ100においては、ローバンド側のフィルタFLT1において、共通端子(アンテナ端子TA)に最も近い位置に配置されるインダクタL11のインダクタンスが他のインダクタL12,L13のインダクタンスよりも小さく設定され、かつ、当該インダクタL11によって形成される減衰極の周波数が、ハイバンド側のフィルタFLT2の通過帯域よりも高くなるように設定される。このような構成とすることによって、ハイバンド側の回路に新たな電子部品を追加することなく、フィルタFLT2の通過帯域よりも高い周波数帯域における減衰極を追加することができる。したがって、ハイバンド側のフィルタの損失の増加を抑制しつつ、高周波数側の減衰域の減衰特性を向上させることができる。
なお、ローバンド側のフィルタFLT1については、追加されるインダクタL11のインダクタンスが、フィルタFLT1の他のインダクタに比べて小さく設定されているため、フィルタFLT1使用時における損失を低く抑えることができる。
図3〜図5で説明したように、ローバンド側のフィルタFLT1のインダクタL11についてはミアンダコイルとして形成されている。ミアンダコイルは、ヘリカルコイルのように各誘電体層に形成されるコイル同士の重なりがないため、自身のコイルの浮遊容量による損失が比較的少ない。すなわち、インダクタL11をミアンダコイルとして形成することによって、インダクタL11による損失を低減することができる。
さらに、図5で示したように、インダクタL11は、Z軸方向から誘電体基板110を平面視した場合に、ダイプレクサ100における他のインダクタとは重ならない位置に配置されている。このような配置とすることで、インダクタL11の浮遊容量の増加を抑制できるので、インダクタL11による損失をさらに低減することができる。
なお、ハイバンド側に追加される減衰極は、インダクタL11およびキャパシタC11で形成されるローパスフィルタによって形成される。そのため、キャパシタC11のキャパシタンスをフィルタFLT1の他のキャパシタのキャパシタンスよりも小さくすることによって、インダクタL11およびキャパシタC11で形成されるローパスフィルタの損失をさらに低減することができる。
また、上述のように、ローバンド側のフィルタFLT1において、インダクタL11に隣接する2つめのインダクタL12については、フィルタFLT1の他のインダクタよりも大きなインダクタンスに設定することが好ましい。インダクタL12のインダクタンスを大きくすると、ハイバンド側のフィルタFLT2から見たときのインダクタL12のインピーダンスが大きくなり、インダクタL12においてオープン状態に近づけることができる。これにより、ハイバンド側の高周波信号がローバンド側へ漏洩することが防止されやすくなるので、インダクタL11およびキャパシタC11で形成される減衰極の効果を高めることができる。
(通過特性の比較)
次に、実施の形態のダイプレクサ100の構成による効果について、比較例のダイプレクサとの比較により説明する。
図6は、比較例のダイプレクサ100#の等価回路を示す図である。比較例のダイプレクサ100#のローバンド側のフィルタFLT1#は、図2のダイプレクサ100におけるフィルタFLT1のインダクタL11およびキャパシタC11がない構成となっている。すなわち、ハイバンド側のフィルタFLT2の通過帯域よりも高い周波数の領域に、インダクタL11およびキャパシタC11による減衰極が形成されない構成である。なお、ダイプレクサ100#において、図2のダイプレクサ100と重複する要素の説明は繰り返さない。
図7および図8は、実施の形態のダイプレクサ100と比較例のダイプレクサ100#における通過特性のシミュレーション結果を示す図である。なお、当該シミュレーションにおいては、ローバンド側の通過帯域LBが0〜1GHz付近であり、ハイバンドの通過帯域HBが1.2GHz〜3GHz付近であるフィルタを有するダイプレクサについてのシミュレーションを行なった。
図7は、ダイプレクサ100および図6で示したダイプレクサ100#の、ハイバンド側のフィルタFLT2の通過特性の比較を説明するための図である。図7において、図7(a)は比較例のダイプレクサ100#の通過特性を示しており、図7(b)はダイプレクサ100の通過特性を示している。また、図7において、実線(LN10,LN20)はフィルタFLT2の挿入損失を示しており、破線(LN11,LN21)はフィルタFLT2の反射損失を示している。
図7(a)および図7(b)において、周波数f1の減衰極はフィルタFLT2のインダクタL23によって形成される減衰極である。周波数f2の減衰極は、フィルタFLT2のインダクタL22によって形成される減衰極である。周波数f3の減衰極は、フィルタFLT2のインダクタL24によって形成される減衰極である。周波数f4の減衰極は、フィルタFLT2のインダクタL21によって形成される減衰極である。そして、周波数f5の減衰極は、フィルタFLT1のインダクタL11によって形成される減衰極である。
図7を参照して、実施の形態のダイプレクサ100および比較例のダイプレクサ100#のいずれにおいても、ハイバンド側の通過帯域HBにおける挿入損失は0dB付近となっており、通過帯域HB以外の部分での反射損失はほぼ0dB付近となっている。しかしながら、比較例のダイプレクサ100#(図7(a))においては、通過帯域HBに最も近接した5GHz帯(5〜6GHz)のWi−Fiの周波数帯域(WF1)における挿入損失が40dBよりも小さく、十分な減衰特性が得られていない領域が存在する。
一方、実施の形態のダイプレクサ100においては、フィルタFLT1のインダクタL11による減衰極が6.7GHz付近(f5)に追加されており、この減衰極によって、Wi−Fiの周波数帯域WF1全域において挿入損失が40dBよりも大きく、十分な減衰特性が実現されている。
次に,図8は、ダイプレクサ100およびダイプレクサ100#の、ローバンド側のフィルタFLT1,FLT1#の通過特性についての比較を説明するための図である。図8において、図8(a)は比較例のダイプレクサ100#の通過特性を示しており、図8(b)はダイプレクサ100の通過特性を示している。また、図8において、実線(LN30,LN40)はそれぞれフィルタFLT1#およびフィルタFLT1の挿入損失を示しており、破線(LN31,LN41)はそれぞれフィルタFLT1#およびフィルタFLT1の反射損失を示している。
図8(a)および図8(b)において、周波数f11の減衰極はフィルタFLT1,FLT1#のインダクタL12によって形成される減衰極である。周波数f12の減衰極は、フィルタFLT1,FLT1#のインダクタL13によって形成される減衰極である。そして、周波数f13の減衰極は、フィルタFLT2のインダクタL11によって形成される減衰極である。
図8を参照して、実施の形態のダイプレクサ100および比較例のダイプレクサ100#のいずれにおいても、ローバンド側の通過帯域LBにおける挿入損失は0dB付近となっており、通過帯域LBよりも高い周波数帯域での反射損失はほぼ0dB付近となっている。
また、ローバンド側の通過帯域LBに最も近接した2.4GHz帯(2〜3GHz)のWi−Fiの周波数帯域(WF2)においては、実施の形態のダイプレクサ100および比較例のダイプレクサ100#のいずれにおいても、挿入損失がほぼ30〜40dBと同程度となっている。すなわち、インダクタL11およびキャパシタC11を追加したことによるローバンド側の通過特性への影響は小さいことがわかる。
以上のように、ダイプレクサのローバンド側のフィルタの共通端子に最も近い位置に低インダクタンスのインダクタを形成し、当該インダクタとキャパシタで形成される減衰極を、ハイバンド側のフィルタの通過帯域よりも高く設定することによって、ローバンド側フィルタの損失を増加させることなく、ハイバンド側フィルタにおける高周波数側の減衰特性を向上させることができる。
なお、本開示による特徴は、図2に示された構成は一例であり、図2の構成以外のフィルタ構成を有するダイプレクサにも適用可能である。また、各フィルタの通過帯域についても上記以外の周波数帯域であってもよく、ローバンド側への追加素子で形成される減衰極の周波数は、減衰対象の周波数帯域に応じて適宜設定される。
(変形例)
実施の形態におけるダイプレクサにおいては、ローバンド側フィルタに追加されるインダクタがミアンダコイルである場合の例について説明した。変形例においては、追加されるインダクタが、ビアを用いず、配線パターンのみで形成された線状コイルである場合について説明する。
図9は、変形例に従うダイプレクサ100Aの内部構成を透視した斜視図である。図9のダイプレクサ100Aにおいては、図3のダイプレクサ100のインダクタL11が、インダクタL11Aに置き換えられた構成となっている。図9において、図3と重複する部分についての説明は繰り返さない。
図9を参照して、ダイプレクサ100AのインダクタL11Aは、誘電体基板110の単一の層に配置された、直線状の配線パターンとして形成される。インダクタL11Aは、キャパシタC11を形成する電極C11aに接続されている。このような直線状のインダクタL11Aを用いることによって、インダクタL11Aの浮遊容量をさらに低減することができる。そのため、ローバンド側のフィルタFLT1における挿入損失をさらに低減することができる。
なお、インダクタL11Aは、誘電体基板110の単一の層に配置された配線パターンであれば必ずしも直線状でなくてもよく、単一層内で形成されるミアンダコイルであってもよい。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 通信装置、20 高周波フロントエンド回路、L11,L11A,L12,L13,L21〜L24 インダクタ、100,100A,100# ダイプレクサ、110 誘電体基板、111 上面、112 下面、ANT アンテナ装置、C11〜C13,C21〜C25 キャパシタ、C11a〜C13a,C11b,C13b,C21a〜C25a,C21b,C23b〜C25b 電極、COM1,COM2 共通線路、FLT1,FLT1#,FLT2 フィルタ、GND,IN,OUT1,OUT2,T1,T2 端子、LNA1,LNA2 増幅回路、PB1,PB2 分岐点、TA アンテナ端子。

Claims (7)

  1. 多層構造を有する誘電体基板に形成されたフィルタ装置であって、
    共通端子と、
    第1端子および第2端子と、
    前記共通端子と前記第1端子との間に形成され、第1周波数帯域の高周波信号を通過するように構成された第1フィルタと、
    前記共通端子と前記第2端子との間に形成され、前記第1周波数帯域よりも高い第2周波数帯域の高周波信号を通過するように構成された第2フィルタとを備え、
    前記第1フィルタおよび前記第2フィルタの各々は、前記誘電体基板に形成された少なくとも1つのインダクタおよび少なくとも1つのキャパシタを含んで構成されており、
    前記第1フィルタは、一方端が前記共通端子に接続された第1インダクタと、前記第1インダクタの他方端と接地電位との間に接続された第1キャパシタとを含み、
    前記第1インダクタのインダクタンスは、前記第1フィルタに含まれる他のインダクタのインダクタンスよりも小さく、
    前記第1インダクタおよび前記第1キャパシタで形成される減衰極の周波数は、前記第2周波数帯域よりも高い、フィルタ装置。
  2. 前記第1キャパシタのキャパシタンスは、前記第1フィルタに含まれる他のキャパシタのキャパシタンスよりも小さい、請求項1に記載のフィルタ装置。
  3. 前記第1フィルタは、前記第1インダクタの他方端に接続された第2インダクタをさらに含み、
    前記第2インダクタのインダクタンスは、前記第1フィルタに含まれる他のインダクタのインダクタンスよりも大きい、請求項1または2に記載のフィルタ装置。
  4. 前記第1インダクタおよび前記第1キャパシタで形成される減衰極の周波数は、前記第2フィルタにおいて形成される減衰極の周波数よりも高い、請求項1〜3のいずれか1項に記載のフィルタ装置。
  5. 前記誘電体基板の積層方向に前記誘電体基板を平面視した場合に、前記第1インダクタは、前記フィルタ装置に含まれる他のインダクタと重ならない位置に配置されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のフィルタ装置。
  6. 前記第1インダクタは、前記誘電体基板に形成された少なくとも1つの配線パターンと、当該配線パターンに接続された少なくとも1つのビアとによって形成される、請求項1〜5のいずれか1項に記載のフィルタ装置。
  7. 前記第1インダクタは、前記誘電体基板の単一の層に配置された配線パターンで形成される、請求項1〜5のいずれか1項に記載のフィルタ装置。
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