JP2021025565A - 流路切換弁 - Google Patents
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Abstract
【課題】小さい力で流路を切り換えることができる流路切換弁を提供する。【解決手段】流路切換弁1は、弁棒30が第1背圧室21側に移動されると、第1弁体41によって第1弁室22と第1背圧室21との間が閉じられ、第2弁体42によって第2弁室24と中間室23との間が閉じられる。弁棒30が第2背圧室側に移動されると、第1弁体41によって第1弁室22と中間室23との間が閉じられ、第2弁体42によって第2弁室24と第2背圧室25との間が閉じられる。そして、弁棒30には、第1背圧室21と第2背圧室25とを連通する均圧通路31が設けられている。【選択図】図2
Description
本発明は、流路切換弁に関する。
従来の流路切換弁が特許文献1に開示されている。この流路切換弁は、弁本体としての略円筒状のボデー部を有している。ボデー部は、第1流入口と第2流入口と流出口とが設けられている。また、ボデー部内には、第1流入口と流出口との間で流体を流通させる第1流路内に第1弁座が設けられ、第2流入口と流出口との間で流体を流通させる第2流路内に第2弁座が設けられている。ボデー部内には、軸方向に沿ってプッシュロッドが配置されている。プッシュロッドには第1弁体と第2弁体とが取り付けられている。プッシュロッドが一方向に移動されると、第2弁体が第2弁座に接して第2流路が閉じられかつ第1弁体が第1弁座から離れて第1流路が開かれる。プッシュロッドが他方向に移動されると、第1弁体が第1弁座に接して第1流路が閉じられかつ第2弁体が第2弁座から離れて第2流路が開かれる。
上述した従来の流路切換弁は、第1流路が開かれかつ第2流路が閉じられている状態において、第2弁体は、第2流入口の流体から第2弁座に押し付ける力が加えられている。そのため、第2流路を開くために第2弁体を第2弁座から離そうとしたときに、プッシュロッドを移動させるために大きな力が必要であった。第2流路が開かれかつ第1流路が閉じられている状態において、第1流路を開くために第1弁体を第1弁座から離そうとしたときも同様である。そのため、プッシュロッドを移動させるための強力な駆動装置が必要であった。
そこで、本発明は、小さい力で流路を切り換えることができる流路切換弁を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の流路切換弁は、筒状の弁本体と、前記弁本体に軸線方向に沿って収容された弁棒と、前記弁棒に取り付けられた第1弁体および第2弁体と、を有する流路切換弁であって、前記弁本体は、軸線方向に順に並ぶ第1背圧室、第1弁室、中間室、第2弁室および第2背圧室と、前記第1弁室に接続された第1流路と、前記第2弁室に接続された第2流路と、前記中間室に接続された第3流路と、を有し、前記第1弁体は、前記第1弁室に配置され、前記第2弁体は、前記第2弁室に配置され、前記弁棒が前記第1背圧室側に移動されると、前記第1弁室と前記中間室との間が開かれかつ前記第1弁体によって前記第1弁室と前記第1背圧室との間が閉じられ、前記第2弁室と前記第2背圧室との間が開かれかつ前記第2弁体によって前記第2弁室と前記中間室との間が閉じられ、前記弁棒が前記第2背圧室側に移動されると、前記第1弁室と前記第1背圧室との間が開かれかつ前記第1弁体によって前記第1弁室と前記中間室との間が閉じられ、前記第2弁室と前記中間室との間が開かれかつ前記第2弁体によって前記第2弁室と前記第2背圧室との間が閉じられ、前記弁本体または前記弁棒には、前記第1背圧室と前記第2背圧室とを連通する均圧通路が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、弁棒が第1背圧室側に移動されると、第1弁室と中間室との間が開かれかつ第1弁体によって第1弁室と第1背圧室との間が閉じられ、第2弁室と第2背圧室との間が開かれかつ第2弁体によって第2弁室と中間室との間が閉じられる。そして、弁本体または弁棒には、第1背圧室と第2背圧室とを連通する均圧通路が設けられている。これにより、第2流路の流体の圧力が、第1弁体における第1背圧室側の面と第2弁体における第2背圧室側の面とに加わって、当該圧力をキャンセルすることができる。また、弁棒が第2背圧室側に移動されると、第1弁室と第1背圧室との間が開かれかつ第1弁体によって第1弁室と中間室との間が閉じられ、第2弁室と中間室との間が開かれかつ第2弁体によって第2弁室と第2背圧室との間が閉じられる。そして、弁本体または弁棒には、第1背圧室と第2背圧室とを連通する均圧通路が設けられている。これにより、第1流路の流体の圧力が、第1弁体における第1背圧室側の面と第2弁体における第2背圧室側の面とに加わって、当該圧力をキャンセルすることができる。そのため、弁棒を移動させるために必要な力を小さくすることができる。
本発明によれば、小さい力で流路を切り換えることができる。
以下、本発明の一実施例に係る流路切換弁について、図1〜図4を参照して説明する。
図1、図2は、本発明の一実施例に係る流路切換弁の斜視図および軸線方向に沿う断面図(縦断面図)である。図3、図4は、図1の流路切換弁の弁体およびその近傍の拡大断面図である。図3は、第1流路と第3流路とが連通された状態を示し、図4は、第2流路と第3流路とが連通された状態を示す。
図1〜図4に示すように、本実施例の流路切換弁1は、三方切換弁であって、弁本体5と、弁棒30と、第1弁体41と、第2弁体42と、駆動装置50と、を有している。
弁本体5は、弁ハウジング10と、蓋部材14、15と、を有している。
弁ハウジング10は略円筒状に形成されている。弁ハウジング10は、軸線L方向と直交する方向に延びる第1管状部11と、第2管状部12と、第3管状部13とを有している。第1管状部11および第2管状部12は、軸線L方向に間隔をあけて並べて配置されており、同一方向(図1、図2の左方)に延びている。第3管状部13は、軸線L方向について第1管状部11と第2管状部12との間に配置されており、第1管状部11および第2管状部12と反対方向(図1、図2の右方)に延びている。
本実施例において、流路切換弁1は、第1管状部11の内側の第1流路11aおよび第2管状部12の内側の第2流路12aに流体が流れ込み、第3管状部13の内側の第3流路13aから流体が流れ出すように用いられる。なお、流路切換弁1は、第3流路13aに流体が流れ込み、第1流路11aまたは第2流路12aから流体が流れ出すように用いられてもよい。
蓋部材14は、弁ハウジング10の上端開口を塞ぐように当該弁ハウジング10に取り付けられている。蓋部材15は、弁ハウジング10の下端開口を塞ぐように当該弁ハウジング10に取り付けられている。
弁本体5は、軸線L方向に沿って上方から下方に向かい順に並ぶ第1背圧室21、第1弁室22、中間室23、第2弁室24および第2背圧室25を有している。
第1弁室22には、第1流路11aが接続されている。中間室23には、第3流路13aが接続されている。第2弁室24には、第2流路12aが接続されている。
第1背圧室21は第1弁室22に開口している。第2背圧室25は、第2弁室24に開口している。中間室23は、第1弁室22および第2弁室24に開口している。
弁ハウジング10には、第1背圧室21の開口を囲む第1背圧室側弁座26と、第2背圧室25の開口を囲む第2背圧室側弁座27と、が設けられている。また、弁ハウジング10には、中間室23における第1弁室22側の開口を囲む第1弁座28と、中間室23における第2弁室24側の開口を囲む第2弁座29と、が設けられている。
弁棒30は、弁本体5に軸線L方向に沿って収容されている。弁ハウジング10および弁棒30の軸は軸線Lに一致する。弁棒30は、蓋部材14、15によって軸線L方向に移動可能に支持されている。弁棒30の上端部30aは、蓋部材14を貫通して上方に突き出している。弁棒30の上端部30aには、駆動装置50のプランジャー53が取り付けられている。
弁棒30は、均圧通路31が設けられている。均圧通路31は、弁棒30内を軸線L方向に延びる縦通路32と、縦通路32の上端に連設され軸線L方向と直交する方向に延びる横通路33とを有している。均圧通路31の一端31aは第1背圧室21に開口している。均圧通路31の他端31bは第2背圧室25に開口している。均圧通路31は、第1背圧室21と第2背圧室25とを連通している。弁棒30に均圧通路31を設けることで流路切換弁1をより小型にすることができるが、弁棒30の均圧通路31に代えて、弁本体5に第1背圧室21と第2背圧室25とを連通する均圧通路を設けてもよい。
第1弁体41および第2弁体42は、例えば、合成樹脂や硬質のゴム材などで構成されている。第1弁体41および第2弁体42は、外方に突出する鍔部が両端部に設けられた円柱状に形成されている。第1弁体41および第2弁体42は、弁棒30が内側に挿通された状態で当該弁棒30に固定されている。第1弁体41は第1弁室22に配置されている。第2弁体42は第2弁室に配置されている。第1弁体41および第2弁体42を、合成樹脂またはゴム材で構成することで、第1弁体41および第2弁体42が各弁座に接するときの音の大きさを低減することができる。
第1弁体41は、第1弁座28に接離されることにより、第1弁室22と中間室23との間を開閉する。すなわち、第1弁体41は、中間室23における第1弁室22側の開口を開閉する。第1弁体41は、第1背圧室側弁座26に接離されることにより、第1背圧室21と第1弁室22との間を開閉する。すなわち、第1弁体41は、第1背圧室21の開口を開閉する。第2弁体42は、第2弁座29に接離されることにより、第2弁室24と中間室23との間を開閉する。すなわち、第2弁体42は、中間室23における第2弁室24側の開口を開閉する。第2弁体42は、第2背圧室側弁座27に接離されることにより、第2背圧室25と第2弁室24との間を開閉する。すなわち、第2弁体42は、第2背圧室25の開口を開閉する。
本実施例において、第1背圧室21の開口の面積は、中間室23における第2弁室24側の開口の面積と同一である。また、第2背圧室25の開口の面積は、中間室23における第1弁室22側の開口の面積と同一である。このようにすることで、流体の圧力をより適切にキャンセルすることができ、弁棒を移動させるために必要な力をより小さくすることができる。
駆動装置50は、電磁式アクチュエータであり、弁本体5の上方に配置されている。駆動装置50は、キャン51と、吸引子52と、プランジャー53と、コイル体54と、圧縮コイルばね55と、を有している。なお、駆動装置50は、電動モーターを用いて弁棒30を軸線L方向に移動させるものであってもよい。
キャン51は、上端部が塞がれた円筒状に形成されている。キャン51の下端部は弁本体5の蓋部材14に取り付けられている。吸引子52は、円筒状に形成されており、キャン51の内側に固定されている。吸引子52には弁棒30の上端部30aが挿通されている。プランジャー53は、円筒状に形成されており、キャン51の内側において吸引子52の上方に配置されている。プランジャー53は、円筒状の形成されており、弁棒30の上端部30aに固定されている。吸引子52とプランジャー53との間には、圧縮コイルばね55が配置されている。圧縮コイルばね55は、吸引子52とプランジャー53とに対して、互いに離す方向の力を加えている。コイル体54は、略円筒状に形成されている。コイル体54は、ボビン54aとボビン54aに巻回された電線からなるコイル54bとを有している。コイル体54は、内側にキャン51が挿通された状態で当該キャン51に固定されている。
次に、上述した流路切換弁1の動作の一例について、図3、図4を参照して説明する。図3、図4において、流路を流れる流体をドットで模式的に示す。そして、ドットの密度が低い領域が第1流路11aに流れ込んだ流体を示し、ドットの密度が高い領域が第2流路12aに流れ込んだ流体を示す。また、図3、図4において、太線の矢印は流体の流れを模式的に示す。
図3に示すように、駆動装置50のコイル体54に通電していない状態において、圧縮コイルばね55によってプランジャー53が上方に持ち上げられて、弁棒30が軸線L方向に沿って第1背圧室21側に移動される。この状態において、第1弁体41は、第1弁座28から離れて第1背圧室側弁座26に接する。これにより、第1弁室22と中間室23との間が開かれ、かつ、第1弁体41によって第1弁室22と第1背圧室21との間が閉じられる。また、第2弁体42は、第2背圧室側弁座27から離れて第2弁座29に接する。これにより、第2弁室24と第2背圧室25との間が開かれ、かつ、第2弁体42によって第2弁室24と中間室23との間が閉じられる。
図3に示す状態において、第1流路11aと第3流路13aとが第1弁室22および中間室23を介して連通され、第1流路11aに流れ込んだ流体は第3流路13aから流れ出る。そして、第2流路12aに流れ込んだ流体は、第2弁室24、第2背圧室25および均圧通路31を経由して第1背圧室21に導入される。これにより、第1弁体41における第1背圧室21側の面41aおよび第2弁体42における第2背圧室25側の面42aには、第2流路12aに流れ込んだ流体の圧力が加わる。面41aに加わる圧力と面42aに加わる圧力は互いに反対向きとなる。そのため、第2流路12aに流れ込んだ流体から加えられる軸線L方向の圧力がキャンセルされる。
図4に示すように、駆動装置50のコイル体54に通電した状態において、磁化された吸引子52にプランジャー53が吸い寄せられることにより下方に引き下げられて、弁棒30が軸線L方向に沿って第2背圧室25側に移動される。この状態において、第1弁体41は、第1背圧室側弁座26から離れて第1弁座28に接する。これにより、第1弁室22と第1背圧室21との間が開かれ、かつ、第1弁体41によって第1弁室22と中間室23との間が閉じられる。また、第2弁体42は、第2弁座29から離れて第2背圧室側弁座27に接する。これにより、第2弁室24と中間室23との間が開かれ、かつ、第2弁体42によって第2弁室24と第2背圧室25との間が閉じられる。
図4に示す状態において、第2流路12aと第3流路13aとが第2弁室24および中間室23を介して連通され、第2流路12aに流れ込んだ流体は第3流路13aから流れ出る。そして、第1流路11aに流れ込んだ流体は、第1弁室22、第1背圧室21および均圧通路31を経由して第2背圧室25に導入される。これにより、第1弁体41における第1背圧室21側の面41aおよび第2弁体42における第2背圧室25側の面42aには、第1流路11aに流れ込んだ流体の圧力が加わる。面41aに加わる圧力と面42aに加わる圧力は互いに反対向きとなる。そのため、第1流路11aに流れ込んだ流体から加えられる軸線L方向の圧力がキャンセルされる。
以上より、本実施例の流路切換弁1によれば、弁棒30が第1背圧室21側に移動されると、第1弁室22と中間室23との間が開かれかつ第1弁体41によって第1弁室22と第1背圧室21との間が閉じられ、第2弁室24と第2背圧室25との間が開かれかつ第2弁体42によって第2弁室24と中間室23との間が閉じられる。そして、弁棒30には、第1背圧室21と第2背圧室25とを連通する均圧通路31が設けられている。これにより、第2流路12aの流体の圧力が、第1弁体41における第1背圧室21側の面41aと第2弁体42における第2背圧室25側の面42aとに加わって、当該圧力をキャンセルすることができる。また、弁棒30が第2背圧室25側に移動されると、第1弁室22と第1背圧室21との間が開かれかつ第1弁体41によって第1弁室22と中間室23との間が閉じられ、第2弁室24と中間室23との間が開かれかつ第2弁体42によって第2弁室24と第2背圧室25との間が閉じられる。そして、弁棒30には、第1背圧室21と第2背圧室25とを連通する均圧通路31が設けられている。これにより、第1流路11aの流体の圧力が、第1弁体41における第1背圧室21側の面41aと第2弁体42における第2背圧室25側の面42aに加わって、当該圧力をキャンセルすることができる。そのため、弁棒30を移動させるために必要な力を小さくすることができ、小さい力で第1流路11aおよび第2流路12aと第3流路13aとの接続を切り換えることができる。
上記に本発明の実施例を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。前述の実施例に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものや、実施例の特徴を適宜組み合わせたものも、本発明の趣旨に反しない限り、本発明の範囲に含まれる。
1…流路切換弁、5…弁本体、10…弁ハウジング、11…第1管状部、11a…第1流路、12…第2管状部、12a…第2流路、13…第3管状部、13a…第3流路、14、15…蓋部材、21…第1背圧室、22…第1弁室、23…中間室、24…第2弁室、25…第2背圧室、26…第1背圧室側弁座、27…第2背圧室側弁座、28…第1弁座、29…第2弁座、30…弁棒、30a…上端部、31…均圧通路、31a…一端、31b…他端、32…縦通路、33…横通路、41…第1弁体、41a…第1背圧室側の面、42…第2弁体、42a…第2背圧室側の面、50…駆動装置、51…キャン、52…吸引子、53…プランジャー、54…コイル体、54a…ボビン、54b…コイル、55…圧縮コイルばね、L…軸線
Claims (1)
- 筒状の弁本体と、前記弁本体に軸線方向に沿って収容された弁棒と、前記弁棒に取り付けられた第1弁体および第2弁体と、を有する流路切換弁であって、
前記弁本体は、軸線方向に順に並ぶ第1背圧室、第1弁室、中間室、第2弁室および第2背圧室と、前記第1弁室に接続された第1流路と、前記第2弁室に接続された第2流路と、前記中間室に接続された第3流路と、を有し、
前記第1弁体は、前記第1弁室に配置され、
前記第2弁体は、前記第2弁室に配置され、
前記弁棒が前記第1背圧室側に移動されると、前記第1弁室と前記中間室との間が開かれかつ前記第1弁体によって前記第1弁室と前記第1背圧室との間が閉じられ、前記第2弁室と前記第2背圧室との間が開かれかつ前記第2弁体によって前記第2弁室と前記中間室との間が閉じられ、
前記弁棒が前記第2背圧室側に移動されると、前記第1弁室と前記第1背圧室との間が開かれかつ前記第1弁体によって前記第1弁室と前記中間室との間が閉じられ、前記第2弁室と前記中間室との間が開かれかつ前記第2弁体によって前記第2弁室と前記第2背圧室との間が閉じられ、
前記弁本体または前記弁棒には、前記第1背圧室と前記第2背圧室とを連通する均圧通路が設けられていることを特徴とする流路切換弁。
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