JP2021023574A - ブラケット用支柱部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】ブラケットを精度良く係止できるブラケット用支柱部材を提供する。【解決手段】支柱部材2は、上下方向を向く左右2枚の側部平板部材2a、2bと前後2枚の平板部材2c、2dを接合して構成され、前後の平板部材2c、2dの側端部には厚さ方向に貫通する係止孔6が形成されている。【選択図】 図2
Description
本発明は、棚板を支持するブラケットを係止可能なブラケット用支柱部材に関する。
スーパーマーケットやコンビニエンスストア、オフィス、図書館、倉庫などにおいて用いられる、棚板の上に物品を陳列できる陳列棚がある。このような陳列棚は、前面に係止孔が複数配置された支柱部材が床面に平行に延びる脚部によって左右に2本立設されており、これら支柱部材の係止孔に左右一対のブラケットのフックを係止させ、これら一対のブラケット上に棚板が載置されている(例えば特許文献1参照)。このような支柱部材は従来から強度を確保しながら軽量である金属製の角管が用いられている。
従来の角管は、金属板を短手方向に複数回屈曲させ、その端部同士を溶接して形成されている。曲げ加工前の金属板に係止孔を形成した後に曲げ加工を行うと、係止孔付近が脆弱部となり、曲げ加工時に破損する虞が高まる。そのため、係止孔を有する支柱部材を形成するには、曲げ加工を行い角管が完成した状態で、所定の面に係止孔を形成するのが一般的である。ここで、係止孔はプレスによりせん断加工されて形成されるが、角管の移動や、せん断加工時にかかる外力による変形の虞があり、正確な位置に正確な形状で係止孔を形成できず、ブラケットを精度良く係止できないという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、ブラケットを精度良く係止できるブラケット用支柱部材を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明のブラケット用支柱部材は、
上下複数の係止孔を有し、これら係止孔に棚板を支持可能なブラケット用支柱部材であって、前記支柱部材は、上下方向を向く少なくとも1枚の平板部材を含む複数の分割構成部材を接合して構成され、前記平板部材には前記係止孔を構成する厚さ方向に貫通する貫通部が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、係止孔を構成する貫通部が予め形成された平板部材を他の複数の分割構成部材に接合する構成であるため、係止孔の位置ずれや変形が生じず、正確な位置に正確な形状で係止孔を形成でき、ブラケットを精度良く係止できる。
上下複数の係止孔を有し、これら係止孔に棚板を支持可能なブラケット用支柱部材であって、前記支柱部材は、上下方向を向く少なくとも1枚の平板部材を含む複数の分割構成部材を接合して構成され、前記平板部材には前記係止孔を構成する厚さ方向に貫通する貫通部が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、係止孔を構成する貫通部が予め形成された平板部材を他の複数の分割構成部材に接合する構成であるため、係止孔の位置ずれや変形が生じず、正確な位置に正確な形状で係止孔を形成でき、ブラケットを精度良く係止できる。
本発明のブラケット用支柱部材は、前記平板部材の少なくとも一方の側端縁には、上下複数の切欠部と該切欠部を挟む上下部に他の分割構成部材の内側面に当接する複数の凸部が形成されており、前記切欠部と他の分割構成部材の内側面とによって前記係止孔が構成されることを特徴としている。
この特徴によれば、凸部を他の分割構成部材の内側面に当接させると、平板部材の切欠部と他の分割構成部材の内側面とによって係止孔が形成されるため、プレスによるせん断加工等により係止孔を穿設する必要がない。従って、プレス時に係止孔が変形したり位置ずれするおそれはなく、正確な位置に正確な形状で係止孔を形成でき、ブラケットを精度良く係止できる。また、係止孔に係止されたブラケットが他の分割構成部材の内側面によって横方向へ移動するのが規制されるので、ブラケットが係止孔に安定して支持される。
この特徴によれば、凸部を他の分割構成部材の内側面に当接させると、平板部材の切欠部と他の分割構成部材の内側面とによって係止孔が形成されるため、プレスによるせん断加工等により係止孔を穿設する必要がない。従って、プレス時に係止孔が変形したり位置ずれするおそれはなく、正確な位置に正確な形状で係止孔を形成でき、ブラケットを精度良く係止できる。また、係止孔に係止されたブラケットが他の分割構成部材の内側面によって横方向へ移動するのが規制されるので、ブラケットが係止孔に安定して支持される。
本発明のブラケット用支柱部材は、前記切欠部と前記凸部は前記平板部材の幅方向の両側端縁に形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、プレス等によることなく、平板部材の幅方向の両側端部に係止孔を簡単に形成することができるとともに、それらの係止孔にブラケットを横方向に移動するのを規制して安定よく係止することができる。また、平板部材の幅寸法を小としても、その両側端部に係止孔を簡単に形成することができるので、支柱の幅寸法を小さくして目立たなくすることができる。
この特徴によれば、プレス等によることなく、平板部材の幅方向の両側端部に係止孔を簡単に形成することができるとともに、それらの係止孔にブラケットを横方向に移動するのを規制して安定よく係止することができる。また、平板部材の幅寸法を小としても、その両側端部に係止孔を簡単に形成することができるので、支柱の幅寸法を小さくして目立たなくすることができる。
本発明のブラケット用支柱部材は、前記複数の凸部の一部を、突出寸法が他の凸部より長い位置決め凸部とし、該位置決め凸部を前記他の分割構成部材に設けられた位置決め孔に係合させることを特徴としている。
この特徴によれば、隣接する平板部材と他の分割構成部材とを位置決めし、それらを仮組みした状態で溶接等により精度よく固定することができる。
この特徴によれば、隣接する平板部材と他の分割構成部材とを位置決めし、それらを仮組みした状態で溶接等により精度よく固定することができる。
本発明のブラケット用支柱部材は、前記位置決め凸部及び位置決め孔は上下に離間して複数設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、平板部材と他の分割構成部材とを上下複数箇所で正確に位置決めすることができる。
この特徴によれば、平板部材と他の分割構成部材とを上下複数箇所で正確に位置決めすることができる。
本発明のブラケット用支柱部材は、前記位置決め凸部は前記位置決め孔内において溶接されていることを特徴としている。
この特徴によれば、位置決め凸部は位置決め孔内において溶接されているので、溶接箇所が外部に露呈せず、支柱部材の見栄えがよくなる。
この特徴によれば、位置決め凸部は位置決め孔内において溶接されているので、溶接箇所が外部に露呈せず、支柱部材の見栄えがよくなる。
本発明のブラケット用支柱部材は、前記複数の分割構成部材は、平行に対向する2枚の第1平板部材と、これら2枚の第1平板部材に直交して平行に対向する2枚の第2平板部材とからなることを特徴としている。
この特徴によれば、第1平板部材と第2平板部材とをそれぞれ2枚ずつ製作し、それらを位置決めして固定するだけで角管状の支柱部材を容易に形成することができる。従って、従来の支柱部材のように、金属板の複数回の折曲作業や折曲端部同士の溶接作業等を省略することができる。
この特徴によれば、第1平板部材と第2平板部材とをそれぞれ2枚ずつ製作し、それらを位置決めして固定するだけで角管状の支柱部材を容易に形成することができる。従って、従来の支柱部材のように、金属板の複数回の折曲作業や折曲端部同士の溶接作業等を省略することができる。
本発明のブラケット用支柱部材を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係るブラケット用支柱部材につき、図1から図6を参照して説明する。なお、以下においては、図1の斜め左手前を前方として説明する。図1は、本発明のブラケット用支柱部材(以下支柱部材と略称する)を備える書架を示すもので、書架1は、左、中、右に配置された3本の支柱部材2、2、2(2本のみ図示)と、隣接する支柱部材2、2の上端部及び下端部同士を連結する横連結杆4、4(上端部のみ図示)と、左右の支柱部材2、2の側方を覆う側板5A、5Aと上端部の横連結杆4、4の上方を覆う天板5Bとを備えている。また側板5A、5Aの前端かつ下端には左右方向に向く巾木が設けられている。
各支柱部材2、2の前面と後面には、スリット状の左右2列の多数の係止孔6、6が上下方向に所定間隔おきに形成され(詳細は後述する)、隣接する支柱部材2、2の前面側及び後面側の左右方向内側の係止孔6、6に後端部のフックが係止された左右1対のブラケット7によって棚板8の両側端部が支持されている。
図3に示すように、支柱部材2は、上下方向を向く4枚の鋼板製平板部材、すなわち互いに平行をなして左右に対向する2枚の側部平板部材2a、2bと、これら側部平板部材2a、2bと直交するように互いに平行をなして前後に対向する2枚の前部平板部材2c及び後部平板部材2dとからなり、支柱部材2は、左右の側部平板部材2a、2bと前後の平板部材2c、2dとを接合して角管状に形成されている。左右の側部平板部材2a、2bと前後の平板部材2c、2dの上下寸法と板厚はほぼ等しく、また側部平板部材2a、2bの幅寸法は、前後の平板部材2c、2dの幅寸法よりも大とされている。なお、左右の側部平板部材2a、2bと前後の平板部材2c、2dは、それぞれ本発明の分割構成部材である第1平板部材と第2平板部材に相当する。また、側部平板部材2a、2b,2c,2dは、少なくとも前後両端部が平面を有して形成されていればよく、例えば支柱部材2の剛性を高めるために、前後方向の中央部が上下方向に沿って内向き凹状に折曲された形状のものであってもよい。
前後の平板部材2c、2dの左右の側端縁には、上下複数の切欠部9と各切欠部9を挟む上下部に複数の凸部10が上下方向に一定間隔おきに形成されている。最上部と最下部の左右の凸部10は、その突出寸法を他の凸部10よりも若干長く形成することにより位置決め凸部10aとされている。尚、切欠部9、凸部10を有する平板部材2c,2dの製法は問わないが、例えばプレスによるせん断加工で製作できる。
側部平板部材2a、2bの上端部と下端部の幅方向(前後方向)の両端部には、上下左右の各位置決め凸部10aの先端部が係合する位置決め孔11、11が、厚さ方向に貫通して形成されている。これらの位置決め孔11に各位置決め凸部10aを係合させることにより、互いに隣接する左右の側部平板部材2a、2bと前後の平板部材2c、2dとが正確に位置決めされ、それらを仮組みした状態で精度よく固定することができる。
位置決め凸部10aの突出寸法は、図4及び図5に拡大して示すように、位置決め凸部10aを位置決め孔11に嵌合し、位置決め凸部10aを除いた他の凸部10の先端を側部平板部材2a、2bの内側面に当接させたとき、位置決め凸部10aの先端が位置決め孔11の中間部まで進入して、位置決め孔11から突出しない寸法とされている。各位置決め凸部10aは、位置決め孔11内において例えばTIG溶接により固着され、溶接箇所が外部に露呈しないようにして支柱部材2の見栄えをよくするようになっている。なお、凸部10aが位置決め孔11から突出する形状であってもよいことは言うまでもない。
このように、各凸部10の先端を側部平板部材2a、2bの内側面に当接させた状態で、上下の各位置決め凸部10aを位置決め孔11内において溶接により固着すると、隣接する左右の側部平板部材2a、2bと前後の平板部材2c、2d同士が直交状に固定され、隣接する角部が湾曲しない角管状の強固な支柱部材2が形成される。また、各凸部10の先端を側部平板部材2a、2bの内側面に当接させると、側部平板部材2a、2bの内側面と前後の平板部材2c、2dの複数の切欠部9によって、前後の平板部材2c、2dの両側端部にブラケット7係止用の上下複数の係止孔6が形成される。
このようにして係止孔6が形成されると、平板部材2c、2dの両側端部にプレスによるせん断加工等により4辺を残して係止孔6を穿設する必要がなくなるので、プレス時に係止孔6が変形したり位置ずれしたりするおそれはなく、正確な位置に正確な形状で係止孔6を形成することができる。また、平板部材2c、2dの幅寸法を小としても、その両側端部に係止孔6を簡単に形成することができるので、支柱部材2の幅寸法を小さくして目立ちにくくすることができる。さらに、左右の係止孔6は、左右の側部平板部材2a、2bの前後の端面よりも若干奥まった位置において、前後の平板部材2c、2dの側端部に形成されるので、係止孔6も目立ちにくくなる。
また、係止孔6は、側部平板部材2a、2bの内側面と前後の平板部材2c、2dの複数の切欠部9によって、前後の平板部材2c、2dの両側端部に形成されるので、図6に示すように、右方の側部平板部材2bの係止孔6にブラケット7の後端部のフックを係止すると、ブラケット7の後部側の右側面が側部平板部材2bの内側面に当接または近接するので、ブラケット7が横方向(左右方向)に揺れ動くのが規制され、係止孔6に安定して支持される。しかも、側部平板部材2a、2bは、前後の平板部材2c、2dの前方及び後方に若干突出して固定されているので、側部平板部材2bの内側面に対しブラケット7の接触面積が大となり、より安定して係止孔6に支持される。ブラケット7を左方の係止孔6に係止した際にも同様の作用効果が得られる。
実施例2に係る支柱部材につき、図7を参照して説明する。なお、前記実施例1と同じ構成部分については同一符号を付して重複する説明を省略する。実施例2の支柱部材2は、左右の側部平板部材2a、2bの上下両端部の前縁と後縁に、それぞれ後方と前方に凹入する位置決め溝12を設け(下端部の位置決め溝12は図示略)、各位置決め溝12に前後の平板部材2c、2dの位置決め凸部10aを係合させて位置決めするようにしたものである。位置決め凸部10aは、実施例1と同様に位置決め溝12内において溶接される。この実施例2においても、前後の平板部材2c、2dの側端部と側部平板部材2a、2bの内側面とが凹凸係合して正確に位置決めされる。なお、この実施例においては、位置決め溝12の深さを前後の平板部材2c、2dの板厚と等しくしてもよく、このようにすると、左右の側部平板部材2a、2bと前後の平板部材2c、2dとの外側面同士を直交状に整合させることができる。
実施例3に係る支柱部材につき、図8を参照して説明する。なお、前記実施例1と同じ構成部分については同一符号を付して重複する説明を省略する。実施例3の支柱部材2は、実施例1において前後の平板部材2c、2dに設けた、係止孔6形成用の切欠部9と凸部10のみを省略し、前後の平板部材2c、2dの中央部に厚さ方向に貫通する上下複数の貫通部を形成し、この貫通部を係止孔13としたものである。係止孔13は、前後の平板部材2c、2dの製作工程において予めプレス等により打ち抜いて形成されるが、中央部に形成されているため、プレス時に変形や位置ずれが生じにくく、ブラケット7を精度よく係止できる。
以上説明したように、実施例に係るブラケット用支柱部材2においては、支柱部材2を、左右に対向する2枚の側部平板部材2a、2bと、これらの側部平板部材2a、2bと直交するように互いに平行をなして前後に対向する2枚の前後の平板部材2c、2dとにより構成し、前後の平板部材2c、2dの側端部に突設された複数の凸部10を、左右の側部平板部材2a、2bの内側面に当接させることにより、切欠部9と左右の側部平板部材2a、2bの内側面とによって係止孔6が構成されようになっている。そのため、プレスによるせん断加工等により係止孔6を穿設する必要はなく、プレス時に係止孔6が変形したり位置ずれするおそれがないため、正確な位置に正確な形状で係止孔6を形成でき、ブラケット7を精度良く係止することができる。
また、係止孔6は前後の平板部材2c、2dの側端部に形成されるので、係止孔6にブラケット7の後端部を係止した際、ブラケット7の後部側の側面が側部平板部材2bの内側面に当接または近接するので、ブラケット7が横方向に移動するのが規制され、係止孔6に安定して支持される。
実施例4では、支柱部材2を陳列棚20に用いる例について説明する。なお、支柱部材2の構成は実施例1〜3と同様であるのでその説明を省略する。図9を参照し、陳列棚20は、左右1対の支柱部材2、2と、前後方向の中央部に両支柱部材2の下端部が嵌合して固定された前後方向を向く左右1対のベース脚23、23と、支柱部材2、2の上端部及び下端部同士を連結する横連結杆24、24と、左右の支柱部材2、2と上下の横連結杆24、24とにより囲まれた空間を塞ぐバックパネル25とを備えている。
左右の支柱部材2、2の前面と後面には、スリット状の左右2列の多数の係止孔6、6が上下方向に所定間隔おきに形成されており、両支柱部材2、2の前面側の左右方向内側の係止孔6、6に後端部のフックが係止された左右1対のブラケット27によって棚板28の両側端部が支持されている。なお、ブラケット27を支柱部材2の後面側の係止孔6にも係止すれば、棚板28を支柱部材2の前後両面により支持することができる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内における追加や変更があっても、本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、互いに隣接する左右の側部平板部材2a、2bと前後の平板部材2c、2dとの位置決めを上下の端部において行うようにしたが、上下に離間する任意の複数の凸部10を位置決め凸部10aとし、これを側部平板部材2a、2bの中間部に設けた位置決め孔11(または位置決め溝12)に係合させて位置決めするようにしてもよい。また、位置決め凸部10a及び位置決め孔11(または位置決め溝12)は2個以上設けてもよい。
また、前記実施例では、位置決め凸部10aを位置決め孔11(または位置決め溝12)内において溶接し、互いに隣接する平板部材2a、2b、2c、2d同士を固定しているが、少なくとも上下両端部の2個の凸部10を側部平板部材2a、2bの内側面に溶接して、平板部材2a、2b、2c、2d同士を固定するようにしてもよい。
また、前記実施例では、板厚方向に貫通する位置決め孔11に位置決め凸部10aを係合させて位置決めするようにしているが、位置決め孔11の代わりに、側部平板部材2a、2bの内側面に位置決め凸部10aが係合可能な凹溝を形成してもよい。
さらに、前記実施例では、支柱部材2の前後両面に係止孔6を形成しているが、後面側の係止孔6や前面側の左右いずれか一方の係止孔6を省略して実施することもある。
1 書架
2 支柱部材
2a、2b 側部平板部材(第1平板部材)
2c、2d 前後の平板部材(第2平板部材)
4 横連結杆
6 係止孔
7 ブラケット
8 棚板
9 切欠部
10 凸部
10a 位置決め凸部
11 位置決め孔
12 位置決め溝
13 係止孔(貫通部)
20 陳列棚
2 支柱部材
2a、2b 側部平板部材(第1平板部材)
2c、2d 前後の平板部材(第2平板部材)
4 横連結杆
6 係止孔
7 ブラケット
8 棚板
9 切欠部
10 凸部
10a 位置決め凸部
11 位置決め孔
12 位置決め溝
13 係止孔(貫通部)
20 陳列棚
Claims (7)
- 上下複数の係止孔を有し、これら係止孔に棚板を支持可能なブラケット用支柱部材であって、
前記支柱部材は、上下方向を向く少なくとも1枚の平板部材を含む複数の分割構成部材を接合して構成され、
前記平板部材には前記係止孔を構成する厚さ方向に貫通する貫通部が形成されていることを特徴とするブラケット用支柱部材。 - 前記平板部材の少なくとも一方の側端縁には、上下複数の切欠部と該切欠部を挟む上下部に他の分割構成部材の内側面に当接する複数の凸部が形成されており、前記切欠部と他の分割構成部材の内側面とによって前記係止孔が構成されることを特徴とする請求項1に記載のブラケット用支柱部材。
- 前記切欠部と前記凸部は前記平板部材の幅方向の両側端縁に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のブラケット用支柱部材。
- 前記複数の凸部の一部を、突出寸法が他の凸部より長い位置決め凸部とし、該位置決め凸部を前記他の分割構成部材に設けられた位置決め孔に係合させることを特徴とする請求項2または3に記載のブラケット用支柱部材。
- 前記位置決め凸部及び位置決め孔は上下に離間して複数設けられていることを特徴とする請求項4に記載のブラケット用支柱部材。
- 前記位置決め凸部は前記位置決め孔内において溶接されていることを特徴とする請求項4または5に記載のブラケット用支柱部材。
- 前記複数の分割構成部材は、平行に対向する2枚の第1平板部材と、これら2枚の第1平板部材に直交して平行に対向する2枚の第2平板部材とからなることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか記載のブラケット用支柱部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019144318A JP2021023574A (ja) | 2019-08-06 | 2019-08-06 | ブラケット用支柱部材 |
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