JP2021021888A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示品位を向上することが可能な表示装置を提供する。【解決手段】 本実施形態の表示装置は、表示領域に配置された液晶層と、表示領域に配置された走査線と、表示領域に配置された信号線と、表示領域に配置された共通電極と、表示領域に配置され、信号線に接続された画素電極と、信号線への映像信号の供給及び加熱信号の供給を制御するコントローラと、を備えている。加熱信号の周波数は、映像信号の周波数より高い。コントローラは、走査線が選択されている期間に、信号線に加熱信号を供給する。【選択図】 図4
Description
本発明の実施形態は、表示装置に関する。
液晶表示装置において、液晶層に含まれる液晶分子の応答速度は、液晶層の温度に依存することが知られている。一般に、温度の低下に伴い、液晶分子の応答速度が低下するため、表示品位が低下するおそれがある。このため、低温環境下での使用が想定される例えば車載用の液晶表示装置では、液晶層を加熱するためのヒータが表示パネルに取り付けられている場合がある。しかしながら、このような液晶表示装置においては、液晶以外の部材も加熱され得る。また、表示領域の一部のみ加熱すれば良い場合にも、このような液晶表示装置においては、対応が難しい。
本実施形態の目的は、表示品位を向上することが可能な表示装置を提供することにある。
一実施形態によれば、
表示領域に配置された液晶層と、前記表示領域に配置された走査線と、前記表示領域に配置された信号線と、前記表示領域に配置された共通電極と、前記表示領域に配置され、前記信号線に接続された画素電極と、前記信号線への映像信号の供給及び加熱信号の供給を制御するコントローラと、を備え、前記加熱信号の周波数は、前記映像信号の周波数より高く、前記コントローラは、前記走査線が選択されている期間に、前記信号線に前記加熱信号を供給する、表示装置が提供される。
表示領域に配置された液晶層と、前記表示領域に配置された走査線と、前記表示領域に配置された信号線と、前記表示領域に配置された共通電極と、前記表示領域に配置され、前記信号線に接続された画素電極と、前記信号線への映像信号の供給及び加熱信号の供給を制御するコントローラと、を備え、前記加熱信号の周波数は、前記映像信号の周波数より高く、前記コントローラは、前記走査線が選択されている期間に、前記信号線に前記加熱信号を供給する、表示装置が提供される。
以下、本実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
図1は、本実施形態に係る表示装置1の基本構成及び等価回路を示す平面図である。本実施形態の表示装置は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話端末、ノートブックタイプのパーソナルコンピュータ、車載機器、ゲーム機器等の種々の装置に用いることができる。
図に示す第1方向X、第2方向Y、及び第3方向Zは、互いに直交しているが、90度以外の角度で交差していてもよい。第1方向X及び第2方向Yは、表示装置1を構成する基板の主面に平行な方向に相当し、第3方向Zは、表示装置1の厚さ方向に相当する。本明細書において、第3方向Zを示す矢印の先端に向かう方向を「上」と称し、矢印の先端から逆に向かう方向を「下」と称する。
表示装置1は、表示パネル2と、コントローラ3と、温度センサ4とを備えている。表示パネル2は、一例ではアクティブマトリクス型の液晶表示パネルである。図示した例では、表示パネル2は、略長方形状であり、第1方向Xに沿って延出した長辺2Xa及び2Xbと、第2方向Yに沿って延出した短辺2Ya及び2Ybを有している。なお、表示パネル2の形状は、図示した例に限定されない。表示パネル2は、四角形以外の多角形でもよく、曲線を含む形状であってもよい。
表示パネル2は、映像を表示する表示領域DAと、表示領域DAの外側に位置する非表示領域NDAとを有している。表示領域DAは、表示素子として機能する液晶層が設けられた領域に相当する。非表示領域NDAは、図示した例では、表示領域DAを囲む額縁状の領域に相当し、後述するように表示素子を制御する各種ドライバなどが配置される。
表示パネル2は、表示領域DAにおいて、複数の走査線G(G1,G2、G3、G4)と、複数の信号線S(S1,S2、S3)とを備えている。一例では、走査線Gは、第1方向Xに沿って延出し、第2方向Yに沿って間隔を置いて並んでいる。信号線Sは、第2方向Yに沿って延出し、第1方向Xに沿って間隔を置いて並んでいる。また、表示パネル2は、表示領域DAにおいて、複数の画素PXを備えている。ここで、画素PXとは、後述する映像信号に対して個別に制御できる最小単位を示す。図示した例では、画素PXは、第1方向X及び第2方向Yに沿ってマトリクス状に配置されている。
画素PXは、スイッチング素子SW、画素電極PE、共通電極CE、保持容量Cs、及び液晶層LCを備えている。スイッチング素子SWは、一例では、薄膜トランジスタであり、走査線G及び信号線Sと電気的に接続されている。より具体的には、スイッチング素子SWは、ゲート電極、ソース電極、及びドレイン電極を有している。ゲート電極は、走査線Gと電気的に接続されている。ソース電極は、信号線Sと電気的に接続され、ドレイン電極は、画素電極PEと電気的に接続されている。なお、本明細書において、信号線Sと電気的に接続される電極を便宜的にソース電極と称し、画素電極PEと電気的に接続される電極を便宜的にドレイン電極と称する。
走査線Gは、第1方向Xに沿って並んだ画素PXの各々に含まれるスイッチング素子SWと接続されている。信号線Sは、第2方向Yに沿って並んだ画素PXの各々に含まれるスイッチング素子SWと接続されている。走査線Gに所定の信号が供給された場合、スイッチング素子SWが導通し、信号線Sに供給された各種信号がスイッチング素子SWを介して画素電極PEに供給される。共通電極CEは、複数の画素PXに亘って配置され、共通電位Vcomに保持されている。液晶層LCは、画素電極PEと共通電極CEとの間に形成される電界に応じて駆動される。保持容量Csは、液晶層LCに印加される電圧を保持する。
表示パネル2は、非表示領域NDAにおいて、ソースドライバ5とゲートドライバ6とを備えている。図示した例では、ソースドライバ5は、長辺2Xaに沿って設けられ、ゲートドライバ6は、短辺2Ybに沿って設けられている。なお、ソースドライバ5及びゲートドライバ6の配置は、図示した例に限定されない。例えば、ゲートドライバ6は、複数配置されていてもよく、短辺2Ya及び2Ybの双方に沿って設けられていてもよい。信号線Sは、非表示領域NDAまで延出し、ソースドライバ5に接続されている。走査線Gは、非表示領域NDAまで延出し、ゲートドライバ6に接続されている。
温度センサ4は、一例では、表示パネル2の側面に設けられている。温度センサ4は、表示パネル2に接しており、表示パネル2の表面の温度を検出する。なお、温度センサ4が設けられる位置は、適宜に変更することができる。表示パネル2の温度を検出する場合、温度センサ4は、表示パネル2を構成する部材の一部と接していればよく、例えば、非表示領域NDAにおいて、表示パネル2の上面(X−Y平面と平行な面)と接していてもよい。あるいは、表示装置1が例えば車載用の表示装置である場合、車両に搭載されている温度センサを温度センサ4として利用することも可能である。この場合、温度センサ4は、外気温、又は車両内部の室温などを検出する。
コントローラ3は、ソースドライバ5とゲートドライバ6とを制御する。本実施形態において、コントローラ3は、表示領域DAにおける映像の表示を制御する機能に加え、表示領域DAにおける液晶層LCの加熱を制御する機能を有している。例えば、コントローラ3は、表示装置1の動作を、表示領域DAに映像を表示する表示モード、液晶層LCを加熱する加熱モード、及び表示と加熱を両立する両立モードによって制御する。コントローラ3は、例えば温度センサ4によって検出された温度に基づいて、表示モード、加熱モード、及び両立モードの切り替えを行う。例えば、温度センサ4によって検出された温度が第1温度T1以下である場合、コントローラ3は、加熱モードを選択する。例えば、温度センサによって検出された温度が第1温度T1よりも高く第2温度T2以下である場合、コントローラ3は、両立モードを選択する。例えば、温度センサによって検出された温度が第2温度T2よりも高い場合、コントローラ3は、表示モードを選択する。
表示モードにおいて、コントローラ3は、信号線Sに映像信号Vsigを供給する。より具体的には、コントローラ3は、外部装置から供給される映像データなどに基づいて、ソースドライバ5を制御するための制御信号CTsと、ゲートドライバ6を制御するための制御信号CTgとを生成し、ソースドライバ5とゲートドライバ6とにそれぞれ出力する。ゲートドライバ6は、コントローラ3から受信した制御信号CTgに基づいて、走査線Gを選択するためのゲート信号Vgを走査線Gに順次供給する。ソースドライバ5は、コントローラ3から受信した制御信号CTsに基づいて、画素PXの階調に応じた映像信号Vsigを生成し、複数の信号線Sに供給する。以下では、走査線Gが順次選択され、同一の信号線Sに映像信号Vsigが供給されるまでの時間間隔を、1フレームと称する。
加熱モードにおいて、コントローラ3は、信号線Sに加熱信号Vheatを供給する。より具体的には、コントローラ3は、例えば温度センサ4が検出した温度に基づいて、ソースドライバ5を制御するための加熱制御信号Chsと、ゲートドライバ6を制御するための加熱制御信号Chgとを生成し、ソースドライバ5とゲートドライバ6とにそれぞれ出力する。ゲートドライバ6は、コントローラ3から受信した加熱制御信号Chgに基づいて、走査線Gを選択するためのゲート信号Vgを所定の走査線Gに所定時間供給する。ソースドライバ5は、コントローラ3から受信した加熱制御信号Chsに基づいて、加熱信号Vheatを生成し、走査線Gが選択されている期間に加熱信号Vheatを所定の信号線Sに供給する。なお、加熱モードにおいて、コントローラ3は、すべての走査線Gを選択し、すべての信号線Sに加熱信号Vheatを供給してもよく、特定の走査線Gを選択し、特定の信号線Sに加熱信号Vheatを供給してもよい。
両立モードにおいて、コントローラ3は、信号線Sに映像信号Vsigと加熱信号Vheatの双方を供給する。より具体的には、コントローラ3は、両立モードにおいて、映像信号Vsigが供給される駆動期間と加熱信号Vheatが供給される加熱期間とを、1フレーム内に設定する。駆動期間において、コントローラ3は、表示モードと同様の制御を行う。加熱期間において、コントローラ3は、加熱モードと同様の制御を行う。なお、コントローラ3は、表示モード、加熱モード、及び両立モードのいずれのモードにおいても、共通電極CEに共通電位Vcomを供給する。
図示した例では、コントローラ3は、表示パネル2の外部に配置されている。コントローラ3は、例えば表示パネル2に接続されるフレキシブル回路基板に実装される。なお、コントローラ3は、その一部又は全部が表示パネル2に実装されていてもよい。
図2は、図1に示す表示パネル2の構成例を示す断面図である。ここでは、表示パネル2を第1方向X及び第3方向Zに沿って切断した断面図を示す。表示パネル2は、第1基板SUB1と、第2基板SUB2とを備えている。第1基板SUB1と第2基板SUB2とは、第3方向Zに沿って対向し、その間に液晶層LCを保持している。表示パネル2は、一例では、第1基板SUB1の下方からの光を選択的に透過させることで映像を表示する透過表示機能を備えた透過型である。なお、表示パネル2は、第2基板SUB2の上方からの光を選択的に反射することで映像を表示する反射表示機能を備えた反射型、あるいは、透過表示機能と反射表示機能の双方を備えた半透過型のいずれであってもよい。
第1基板SUB1は、絶縁基板10、絶縁層11、12、及び13、信号線S、共通電極CE、画素電極PE(PE1、PE2、PE3)、配向膜AL1などを備えている。絶縁基板10は、例えばガラス、又は樹脂等の透明な絶縁材料によって形成されている。絶縁層11は、絶縁基板10の上に形成されている。図示しない走査線やスイッチング素子の半導体層は、絶縁基板10と絶縁層11の間に位置している。信号線Sは、絶縁層11の上に形成され、絶縁層12によって覆われている。共通電極CEは、絶縁層12の上に形成され、絶縁層13によって覆われている。画素電極PEは、絶縁層13の上に形成され、配向膜AL1によって覆われている。画素電極PEは、第1方向Xにおいて、隣り合う信号線Sの間の領域に配置され、各々が共通電極CEと対向している。図示した例では、画素電極PEの各々は、スリットSTを有している。
走査線、及び信号線Sは、モリブデン、タングステン、チタン、アルミニウムなどの金属材料によって形成され、単層構造であってもよいし、多層構造であってもよい。画素電極PE及び共通電極CEは、例えばインジウム・ティン・オキサイド(ITO)などの透明導電材料で形成することができる。絶縁層11は、シリコン窒化物(SiN)やシリコン酸化物(SiO)などの無機絶縁層であり、これらのいずれかからなる単層膜でもよいし、複数の無機絶縁層を積層した多層膜であってもよい。絶縁層12は、アクリル樹脂などによって形成された有機絶縁層である。絶縁層13は、シリコン窒化物(SiN)によって形成された無機絶縁層である。
第2基板SUB2は、絶縁基板20、遮光層21、カラーフィルタ層22、オーバーコート層23、配向膜AL2などを備えている。絶縁基板20は、例えばガラス、又は樹脂等の透明な絶縁材料によって形成されている。遮光層21は、一例では、黒色に着色された樹脂であり、絶縁基板20の第1基板SUB1と対向する面に設けられている。遮光層21は、信号線Sの各々と対向し、各画素PXを区画している。カラーフィルタ層22は、遮光層21を覆うとともに、絶縁基板20とも接している。カラーフィルタ層22は、一例では、赤色のカラーフィルタCF1、緑色のカラーフィルタCF2、及び青色のカラーフィルタCF3を含んでいる。カラーフィルタCF1、CF2、及びCF3は、画素電極PE1、PE2、及びPE3とそれぞれ対向している。オーバーコート層23は、カラーフィルタ層22を覆っている。オーバーコート層23は、透明な樹脂によって形成されている。配向膜AL2は、オーバーコート層23を覆っている。
なお、カラーフィルタ層22は、第1基板SUB1に設けられてもよい。また、カラーフィルタ層22は、4色以上のカラーフィルタを含んでいてもよい。白色を表示する画素PXには、白色のカラーフィルタが配置されてもよいし、無着色の樹脂材料が配置されてもよいし、カラーフィルタを配置せずにオーバーコート層23が配置されてもよい。
液晶層LCは、配向膜AL1と配向膜AL2との間に封入されている。配向膜AL1と配向膜AL2とは、一例では、絶縁基板10及び20の主面と平行な方向に液晶分子を配向させる水平配向膜である。液晶層LCに含まれる液晶分子の配向は、共通電極CEと画素電極PEとの間に形成される電界によって制御される。液晶分子の配向を制御することで、表示パネル2を透過する光の偏光が制御される。
表示パネル2は、偏光板PL1を含む第1光学素子OD1と、偏光板PL2を含む第2光学素子OD2との間に位置している。第1光学素子OD1は、図示した例では、第1基板SUB1の下方に位置している。第2光学素子OD2は、図示した例では、第2基板SUB2の上方に位置している。第1光学素子OD1及び第2光学素子OD2は、必要に応じて位相差板を含んでいてもよい。
図示した表示パネル2は、主として基板主面にほぼ平行な横電界を利用する表示モードに対応した構成を有している。なお、表示パネル2は、基板主面に対して垂直な縦電界や、基板主面に対して斜め方向の電界、或いは、それらを組み合わせて利用する表示モードに対応した構成を有していてもよい。縦電界や斜め電界を利用する表示モードでは、例えば、第1基板SUB1に画素電極PE及び共通電極CEのいずれか一方が備えられ、第2基板SUB2に画素電極PE及び共通電極CEのいずれか他方が備えられた構成が適用可能である。なお、ここでの基板主面とは、絶縁基板10及び20の主面であり、X−Y平面と平行な面である。
図3は、交流電圧印加時における液晶層の温度変化の一例を示す図である。図3は、室温が26度の条件において、4種類の液晶材料A、B、C及びDに異なる周波数の交流電圧を印加した場合の液晶材料の温度を示している。液晶材料A、B、C、及びDは、それぞれ液晶層として表示パネルを構成しており、交流電圧は、共通電極CEと画素電極PEとの間に印加された。液晶材料A及びBは、フッ素系の液晶材料であり、液晶材料C及びDは、シアノ系の液晶材料である。なお、ここでの液晶材料の温度は、表示パネル表面に設置された温度センサによって測定された測定値である。
図3に示すように、印加される交流電圧の周波数が50kHzから10MHzまでの範囲において、例示するすべての液晶材料A、B、C及びDの温度は、室温よりも上昇している。より具体的には、周波数が50kHz以上500kHz以下の範囲では、液晶材料A、B、C及びDの温度は、周波数の増加に伴い上昇している。周波数が500kHzより大きく10MHz以下の範囲では、液晶材料A、C及びDの温度は、ほぼ一定である。以上のように、液晶材料A、B、C及びDの温度は、その種類によらず、ほぼ同様の周波数依存性を示している。
図4は、加熱信号Vheatの一例を示す図である。図4は、一例として、両立モードにおける加熱信号Vheatと映像信号Vsigとを示している。図4において、加熱信号Vheat及び映像信号Vsigは、共通電極CEの共通電位Vcomを基準とした場合の画素電極PEの電位として示されている。
本実施形態において、加熱信号Vheatは、交流信号である。加熱信号の周波数は、映像信号Vsigの周波数より高い。加熱信号の周波数は、一例として、500kHz以上1MHz以下である。ここで、映像信号Vsigの周波数は、1フレームの逆数に相当する。映像信号Vsigの周波数は、一例では、60Hzである。信号線Sを介して画素電極PEに加熱信号Vheatが供給されると、画素電極PEと共通電極CEとの間に交流電圧が印加される。したがって、図3を参照して説明したように、この交流電圧によって液晶層LCが加熱される。
図示した例では、加熱信号Vheatの振幅Ahは、映像信号Vsigの振幅Asより大きい。振幅Ahをこのように設定することで、より高い加熱効果を得ることができる。なお、振幅Ahは、振幅Asと同等であってもよい。一例では、振幅Ahは、5V以上10V以下である。
上述したように、両立モードでは、1フレームに、加熱信号Vheatが供給される加熱期間と、映像信号Vsigが供給される駆動期間の双方が存在する。図示した例では、加熱期間は、各フレームにおいて駆動期間の前に設定されている。両立モードにおいて、加熱期間は、駆動期間よりも短い。より具体的には、加熱期間は、加熱信号Vheatが形成する電磁場に液晶層LCに含まれる液晶分子が応答しない程度に短いことが好ましい。加熱期間は、一例では、1msである。なお、各フレームにおいて加熱期間が設けられるタイミングは、図示した例に限定されない。例えば、加熱期間は、各フレームにおいて駆動期間の後に設けられてもよい。
図示した例では、加熱信号Vheat及び映像信号Vsigの極性は、フレームごとに反転している。すなわち、第1フレームにおいて、加熱信号Vheatは、加熱期間の開始時点において正極性であり、加熱期間の終了時点で負極性である。一方、第2フレームにおいて、加熱信号Vheatは、加熱期間の開始時点において負極性であり、加熱期間の終了時点で正極性である。また、映像信号Vsigは、第1フレームにおいて正極性であるが、第2フレームにおいて負極性である。
次に、図5乃至図8を参照して、表示モード、加熱モード、及び両立モードの動作について説明する。図5乃至図8は、走査線G1、G2、G3、及びG4の電位と、信号線S1、S2及びS3の電位とを示している。
図5は、表示モードの一例を示すタイミングチャートである。
まず、コントローラ3は、ゲートドライバ6を制御して走査線G1にハイレベルのゲート信号Vgを供給する。これにより、走査線G1が選択される。このとき、コントローラ3は、ソースドライバ5を制御して信号線S1、S2及びS3の各々にそれぞれ対応した映像信号Vsigを供給する。図示した例では、コントローラ3は、信号線S1、S2及びS3の各々に正極性の映像信号Vsigを供給している。映像信号Vsigの電位は、各画素PXの階調に対応している。
まず、コントローラ3は、ゲートドライバ6を制御して走査線G1にハイレベルのゲート信号Vgを供給する。これにより、走査線G1が選択される。このとき、コントローラ3は、ソースドライバ5を制御して信号線S1、S2及びS3の各々にそれぞれ対応した映像信号Vsigを供給する。図示した例では、コントローラ3は、信号線S1、S2及びS3の各々に正極性の映像信号Vsigを供給している。映像信号Vsigの電位は、各画素PXの階調に対応している。
続いて、コントローラ3は、ゲートドライバ6を制御して走査線G2にハイレベルのゲート信号Vgを供給する。これにより、走査線G2が選択される。このとき、コントローラ3は、ソースドライバ5を制御して信号線S1、S2及びS3の各々にそれぞれ対応した映像信号Vsigを供給する。図示した例では、コントローラ3は、信号線S1、S2及びS3の各々に負極性の映像信号Vsigを供給している。映像信号Vsigの電位は、各画素PXの階調に対応している。
同様に、コントローラ3は、ゲートドライバ6を制御して走査線G3及びG4にハイレベルのゲート信号Vgを順次供給する。これにより、走査線G3及びG4が順次選択される。コントローラ3は、ソースドライバ5を制御して信号線S1、S2及びS3の各々にそれぞれ対応した映像信号Vsigを供給する。図示した例では、コントローラ3は、走査線G3の選択と同期して、信号線S1、S2及びS3の各々に正極性の映像信号Vsigを供給し、走査線G4の選択と同期して、信号線S1、S2及びS3の各々に負極性の映像信号Vsigを供給している。
以上の工程により、1フレームの書き込みが終了する。次のフレームにおいても同様に書き込みが行われるが、映像信号Vsigの極性は、反転している。すなわち、次のフレームにおいては、走査線G1及びG3の選択時に信号線S1、S2及びS3の各々に負極性の映像信号Vsigが供給され、走査線G2及びG4の選択時に信号線S1、S2及びS3の各々に正極性の映像信号Vsigが供給されている。なお、図示した例では、フレーム内に、映像信号Vsigが保持される保持期間が設けられているが、保持期間は省略されてもよい。
図6は、加熱モードの一例を示すタイミングチャートである。図6に示す例では、コントローラ3は、表示領域DA全体を加熱している。すなわち、コントローラ3は、ゲートドライバ6を制御してすべての走査線G1、G2、G3及びG4にハイレベルのゲート信号Vgを所定時間供給する。これにより、走査線G1、G2、G3及びG4が所定時間選択される。また、コントローラ3は、走査線G1、G2、G3及びG4にハイレベルのゲート信号Vgが供給されている期間、すなわち走査線G1、G2、G3及びG4が選択されている期間に、ソースドライバ5を制御してすべての信号線S1、S2及びS3に加熱信号Vheatを供給し続ける。したがって、加熱モードでは、画素電極PEと共通電極CEとの間に交流電圧が印加され続ける。換言すると、加熱モードでは、走査線Gが選択されている期間、液晶層LCの加熱が継続される。
加熱モードにおいて、加熱信号Vheatが供給される加熱時間は、1フレーム以上である。加熱時間は、一例では、100秒である。なお、加熱時間は、例えば温度センサ4が検出する温度に応じて適宜に変更可能である。また、図示した例では、コントローラ3は、表示領域DA全体を加熱しているが、コントローラ3は、特定の走査線Gを選択し、特定の信号線Sに加熱信号Vheatを供給することで、表示領域DAを極所的に加熱してもよい。
図7は、両立モードの一例を示すタイミングチャートである。図示した例では、各フレームにおいて、加熱期間が駆動期間の前に設けられている。
加熱期間において、コントローラ3は、図6に示す加熱モードと同様の制御を行い、液晶層LCを加熱する。図示した例では、コントローラ3は、表示領域DA全体を加熱している。すなわち、コントローラ3は、加熱期間においてすべての走査線G1、G2、G3及びG4にハイレベルのゲート信号Vgを供給し続ける。この間、走査線G1、G2、G3及びG4は、選択されている。また、コントローラ3は、走査線G1、G2、G3及びG4が選択されている期間に、すべての信号線S1、S2及びS3に加熱信号Vheatを供給し続ける。
次に、駆動期間において、コントローラ3は、図5に示す表示モードと同様の制御を行い、各画素PXへ映像信号Vsigを書き込む。すなわち、コントローラ3は、走査線G1、G2、G3及びG4にハイレベルのゲート信号Vgを順次供給し、走査線G1、G2、G3及びG4を順次選択する。コントローラ3は、走査線G1、G2、G3及びG4の選択と同期して、信号線S1、S2及びS3にそれぞれ対応した映像信号Vsigを供給する。
以上のように、コントローラ3は、各フレームにおいて液晶層LCの加熱の後に画素PXへの映像信号Vsigの書き込みを行う。図示した例では、走査線G1においては、同一フレームの加熱期間から駆動期間の一部に亘ってゲート信号Vgが連続して供給され、走査線G4においては、当該フレームの駆動期間の一部から次フレームの加熱期間に亘ってゲート信号Vgが連続して供給されている。
図4を参照して説明したように、加熱期間は、一例では1msである。したがって、フレーム内に加熱期間が設けられていても、加熱信号Vheatが形成する電磁場に液晶分子が応答しないため、駆動期間における映像の表示に影響しない。したがって、両立モードでは、液晶層LCの加熱と映像の表示とが、1フレーム内で両立される。
図8は、両立モードの他の例を示すタイミングチャートである。図8に示す例は、加熱期間において、表示領域DAが局所的に加熱されている点で、図7に示す例と相違している。図示した例では、加熱期間において、走査線G1及びG2にハイレベルのゲート信号Vgが供給され、走査線G1及びG2が選択されているが、走査線G3及びG4は、選択されていない。また、図示した例では、加熱信号Vheatは、信号線S1及びS3に供給されているが、信号線S2には供給されていない。したがって、加熱信号Vheatは、走査線G1及びG2と、信号線S1及びS3とに接続されたスイッチング素子SWを含む画素PXの画素電極PEに供給される。
図8に示す例では、駆動期間において、表示領域DAの全体に映像が表示されている。しかしながら、駆動期間において映像が表示される領域と、加熱期間に加熱される領域とが一致していてもよい。すなわち、駆動期間において、コントローラ3は、加熱期間に選択された走査線G(図8に示す例では、走査線G1及びG2)を選択し、加熱期間に加熱信号Vheatが供給された信号線S(図8に示す例では、信号線S1及びS3)に映像信号Vsigを供給してもよい。
図9は、コントローラ3の加熱制御処理の一例を示すフローチャートである。
ステップ901において、コントローラ3は、温度センサ4によって検出された温度Tが第1温度T1以下であるか否かを判断する。第1温度T1は、例えば−10℃である。検出された温度Tが第1温度T1以下である場合、処理は、ステップ902に進む。
ステップ901において、コントローラ3は、温度センサ4によって検出された温度Tが第1温度T1以下であるか否かを判断する。第1温度T1は、例えば−10℃である。検出された温度Tが第1温度T1以下である場合、処理は、ステップ902に進む。
ステップ902において、コントローラ3は、加熱モードの制御を行う。すなわち、コントローラ3は、すべての走査線Gを選択し、走査線Gが選択されている期間にすべての信号線Sに加熱信号Vheatを供給する。
ステップ903において、コントローラ3は、所定時間が経過したか否かを判断する。所定時間が経過していない場合、ステップ903の判断が繰り返される。所定時間が経過した場合、処理は、ステップ901に戻る。
ステップ901において検出された温度Tが第1温度T1より高い場合、処理は、ステップ904に進む。ステップ904において、コントローラ3は、検出された温度Tが第2温度T2以下であるか否かを判断する。第2温度T2は、例えば0℃である。検出された温度Tが第2温度T2以下である場合、処理は、ステップ905に進む。
ステップ905において、コントローラ3は、両立モードの制御を行う。すなわち、コントローラ3は、1フレーム内に加熱期間と駆動期間とを設定する。加熱期間において、コントローラ3は、所定の走査線Gを選択し、当該走査線Gが選択されている期間に、所定の信号線Sに加熱信号Vheatを供給する。駆動期間において、コントローラ3は、走査線Gを順次選択し、走査線Gの選択と同期して信号線Sにそれぞれ対応した映像信号Vsigを供給する。
ステップ906において、コントローラ3は、所定数のフレームが経過したか否かを判断する。所定数のフレームが経過していない場合、ステップ906の判断が繰り返される。所定数のフレームが経過した場合、処理は、ステップ904に戻る。
ステップ904において検出された温度Tが第2温度T2より高い場合、処理は、ステップ907に進む。ステップ907において、コントローラ3は、表示モードの制御を行う。すなわち、コントローラ3は、走査線Gを順次選択し、走査線Gの選択と同期して信号線Sにそれぞれ対応した映像信号Vsigを供給する。
なお、コントローラ3の加熱制御処理は、上述の例に限定されない。例えば、表示モードが選択された後、コントローラ3は、温度センサ4によって検出された温度Tに基づいて、再度加熱モード又は両立モードを選択してもよい。また、加熱モードにおいて、コントローラ3は、特定の走査線Gを選択し、特定の信号線Sに加熱信号Vheatを供給してもよい。また、第1温度T1及び第2温度T2は、上記の例に限定されない。第1温度T1及び第2温度T2は、第2温度T2が第1温度T1よりも高いという条件を満たしていればよく、例えば温度センサ4が設けられる位置に応じて適宜に設定される。
図10は、表示装置1を車載用の表示装置に適用した場合の一例を示す図である。図10に示す例では、表示パネル2は、自動車の速度を示す速度メータMs、エンジンの回転数を示す回転数メータMrなどを表示する。コントローラ3は、温度センサ4が検出した温度Tに基づいて加熱モード、両立モード、及び表示モードの切り替えを行うことで、加熱信号Vheatの生成の有無、表示領域DAにおいて加熱信号Vheatを供給する範囲、及び加熱信号Vheatを供給する時間の長さを設定する。
例えば、コントローラ3は、温度センサ4が検出した温度Tが−10℃以下である場合、車両がアイドリング状態で停止している場合は、加熱モードを選択し、表示領域DA全体を加熱する。この間、表示パネル2は、映像を表示しない。
温度Tが−10℃より高くなると、又は、車両が動き出した場合は、コントローラ3は、例えば両立モードを選択する。加熱期間において、コントローラ3は、走行時に必須の情報が表示される優先度が高い表示領域を選択的に加熱する。例えば、コントローラ3は、図10において、速度メータMsおよび回転数メータMrが表示される領域に加熱信号Vheatを供給する。すなわち、コントローラ3は、速度メータMsおよび回転数メータMrが表示される領域に相当する走査線Gを選択し、速度メータMsおよび回転数メータMrが表示される領域に相当する信号線Sに加熱信号Vheatをフレーム毎に供給する。加熱期間の長さは、例えば1msである。この時、駆動期間において、コントローラ3は、表示パネル2の全体に映像を表示する。加熱信号が印加された領域以外の表示は、温度の関係で、表示に遅延が発生する可能性もあるが、走行に必須の表示情報は、当該表示領域が加熱され、温度環境が適正に保たれるので、表示遅延の影響なく表示できる。
温度Tが例えば0℃より高くなると、コントローラ3は、表示モードを選択する。すなわち、コントローラ3は、加熱信号Vheatの供給を停止し、表示パネル2の全体においてフレーム毎に駆動期間のみを設定して映像を表示する。
本実施形態によれば、コントローラ3が信号線Sに交流の加熱信号Vheatを供給することで、液晶層LCに交流電圧が印加され、液晶層LCを加熱することができる。したがって、表示装置1の使用環境の温度が低い場合であっても、液晶分子の応答速度の向上することができ、表示品位を向上することができる。また、本実施形態によれば、交流電圧を画素電極PEと共通電極CEとの間に印加することで、液晶層LCを直接的に加熱することができる。このため、効率的に液晶層LCを加熱することができるとともに、液晶層LC以外の他の部材が加熱されることを抑制することができる。したがって、他の部材が加熱されることによる劣化等を抑制することができる。また、加熱する表示領域の位置は、任意で設定できるため、図10の例で言えば、速度メータMsおよび回転数メータMrの位置をどこに配置しても本実施形態は実現可能であるため、高いデザイン自由度を保つことができる。
さらに、本実施形態によれば、走査線Gと信号線Sとに各種信号を供給することで液晶層LCを加熱するため、表示装置1の使用環境の温度に応じて、加熱する領域及び加熱する時間を設定することができる。例えば、使用環境の温度が低い場合は、加熱モードによって十分な時間加熱信号Vheatを供給することで、効率的に液晶層LCを加熱することができる。液晶層LCの温度がある程度まで上昇した場合は、例えば両立モードにおいて、加熱期間を例えば1ms程度に短く設定することで、駆動期間における表示を妨げることなく、液晶層LCを加熱することができる。また、表示の優先度が高い領域に選択的に加熱信号Vheatを供給することで、消費電力を抑制しつつ円滑な表示が可能になる。以上のように、本実施形態によれば、表示品位を向上することが可能な表示装置を提供することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…表示装置、2…表示パネル、3…コントローラ、4…温度センサ、5…ソースドライバ、6…ゲートドライバ、G…走査線、S…信号線、SW…スイッチング素子、PX…画素、LC…液晶層、PE…画素電極、CE…共通電極。
Claims (9)
- 表示領域に配置された液晶層と、
前記表示領域に配置された走査線と、
前記表示領域に配置された信号線と、
前記表示領域に配置された共通電極と、
前記表示領域に配置され、前記信号線に接続された画素電極と、
前記信号線への映像信号の供給及び加熱信号の供給を制御するコントローラと、
を備え、
前記加熱信号の周波数は、前記映像信号の周波数より高く、
前記コントローラは、前記走査線が選択されている期間に、前記信号線に前記加熱信号を供給する、表示装置。 - 前記加熱信号の前記周波数は、500kHz以上1MHz以下である、請求項1に記載の表示装置。
- 前記加熱信号は、前記映像信号の振幅と同等以上の振幅を有している、請求項1又は2に記載の表示装置。
- 1フレームに、前記加熱信号が出力される加熱期間と前記映像信号が出力される駆動期間とが設けられている、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記加熱期間は、前記駆動期間より短い、請求項4に記載の表示装置。
- 前記加熱信号が出力される時間の長さは、1フレーム以上である、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示装置。
- 温度を検出する温度センサをさらに備え、
前記コントローラは、前記温度センサの検出結果に基づいて、前記加熱信号を生成するか否かを判断する、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の表示装置。 - 温度を検出する温度センサをさらに備え、
前記コントローラは、前記温度センサの検出結果に基づいて、前記表示領域において前記加熱信号を供給する範囲を設定する、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の表示装置。 - 温度を検出する温度センサをさらに備え、
前記コントローラは、前記温度センサの検出結果に基づいて、前記加熱信号を出力する時間の長さを設定する、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の表示装置。
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