JP2021021285A - 止水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】家屋等への浸水を防止するために止水すること。【解決手段】止水装置100は、水の浸水を防止するための装置であって、設置面に沿って配置される底面止水面材101と、底面止水面材101に対して略垂直方向に設置される壁面止水面材102とを備え、底面止水面材101の設置面側の面には、吸水性のある吸水部材103aを取り付けた。【選択図】図1

Description

本発明は、止水装置に関する。
次のような止水装置が知られている。この止水装置では、設置面に対して略鉛直方向に立設される縦止水面材と、設置面に対して略水平方向に配置される横止水面材とを備え、縦止水面材と横止水面材のいずれか一方又は双方が、止水面材を挿入して保持可能な挿入保持部によって保持されて、縦止水面材と横止水面材が連結された構造となっている(例えば、特許文献1)。
特開2017−82509号公報
近年、各地のゲリラ豪雨や集中豪雨などによる家屋や店舗等への浸水が多発している。従来、浸水を防止するための手段として土のうが用いられていたが、市街地などには土のうに入れる土砂や、用具のスコップなどが準備されておらず、市民がすぐに土のうを用意して大雨に備えることが困難であった。このような問題を解決するために、特許文献1のような樹脂製の板を設定面に対して鉛直方向と水平方向に組み合わせた止水装置が考えられているが、この止水装置では、横止水面材と地面との間の密着が配慮されておらず、装置の下側からの浸水が大量に生じる危険性があった。
本発明による止水装置は、水の浸水を防止するための止水装置であって、設置面に沿って配置される底面止水面材と、底面止水面材に対して略垂直方向に設置される壁面止水面材とを備え、底面止水面材の設置面側の面には、吸水性のある吸水部材を取り付けたことを特徴とする。
本発明によれば、底面止水面材の設置面側の面に吸水性のある吸水部材を取り付けたので、装置の下側からの浸水を防ぐことができる。
止水装置の立体的形状を示す第1の図である。 止水装置の立体的形状を示す第2の図である。 連結部材104aと連結部材104bとを連結した状態を示す図である。 止水装置の各部の寸法の一例を示す第1の図である。 止水装置の各部の寸法の一例を示す第2の図である。 連結部材の各部の寸法の一例を示す第1の図である。 連結部材の各部の寸法の一例を示す第2の図である。
本実施の形態における止水装置は、ゲリラ豪雨、台風、川の氾濫など、家屋や店舗などの構造物へ浸水の危険性があるときに、水の流れを止めたい場所に設置することにより、構造物への浸水を防ぐために用いられる。
図1、図2は、本実施の形態における止水装置の立体的形状を示す図である。図1(A)は正面側右上方向から見た図を示し、図1(B)は正面側左上方向から見た図を示し、図2(A)は裏面側左上方向から見た図を示し、図2(B)は裏面側左下方向から見た図を示している。なお、図1、図2においては、水が流れてくる側を正面側と呼び、水の浸水を防ぐ対象物、例えば家屋や店舗などが存在する側を裏面側と呼ぶこととする。
図1、図2に示す止水装置100は、地面などの設置面に沿って配置される底面止水面材101と、底面止水面材101に対して略垂直方向に設置される壁面止水面材102とを備え、底面止水面材101の設置面側の面には吸水性のある吸水部材103aが取り付けられている。
壁面止水面材102は、底面止水面材101の一方の長手方向の端部側に略垂直方向に設置され、底面止水面材101の壁面止水面材102が設置された端部側とは逆方向の端部側から流れてくる水を底面止水面材101と壁面止水面材102とで止水するとともに、設置面と底面止水面材101との間に生じうる隙間からの浸水を吸水部材103aにより吸収して防止する。
底面止水面材101と壁面止水面材102は、流れてくる水を止水することができる素材からなる板状の部材が用いられる。本実施の形態における止水装置100では、底面止水面材101と壁面止水面材102は、例えば横1000mm、縦650mm、厚さ20mmほどのプラスチック製のプレートとする。プラスチックプレートは、金属製や木製のプレートよりも軽量化を図ることができるため、設置時の運搬が容易に行えるという効果も得られる。なお、底面止水面材101と壁面止水面材102の材質やサイズは、本実施の形態における止水装置100としての効果を発揮する材質やサイズであれば上記の例には限定されない。
底面止水面材101の裏面に取り付けられる吸水部材103aは、吸水効果のある素材からなるマット状の部材が用いられる。本実施の形態では、吸水部材103aとして、毛細管現象により水を吸水する性質を有するマット状の部材を用いることとする。一例としては、ポリエステルマットなどを用いればよい。吸水部材103aは、図2(B)に示すように、底面止水面材101の裏面全体ではなく、前方側と側方側にコの字形状になるように取り付けられる。
水は、止水装置100の正面側、すなわち前方側から流れてくることを想定しているため、前方および側方から底面止水面材101の下側への浸水に対応するために、吸水部材103aの形状としてこのようなコの字形状を採用している。また、底面止水面材101の裏面全体に吸水部材103aを取り付けると、底面止水面材101の下側に水が浸水した際に裏面全体の吸水部材103aの吸水に時間を要し、空気が閉じ込められることにより、地面との接地圧が弱まり止水性を損ねる可能性があるが、図2(B)に示すようなコの字形状とすることにより、これを防止することができる。なお、吸水部材103aのサイズは特に限定されないが、例えば、前方側、側方側ともに幅200mm、厚さ20mm程度とすればよい。
本実施の形態における止水装置100では、底面止水面材101には、壁面止水面材102を差し込むための溝101aが設けられており、壁面止水面材102を底面止水面材101の溝102aに差し込むことにより組み立てが可能である。溝102aは、厚さ20mmの壁面止水面材102を固定するとともに壁面止水面材102にかかる水圧に耐えられるように、例えば、前後の厚さをそれぞれ20mm程度にするとともに、溝の深さを20mm程度とすればよい。
このように、底面止水面材101と壁面止水面材102とを分離可能とすることにより、未使用時に止水装置100をコンパクトに収納することができる。また、底面止水面材101と壁面止水面材102とを分けて持ち運ぶことができるため、容易に設置場所まで移動することができる。さらに、壁面止水面材102を底面止水面材101に設けられた溝101aに差し込むだけで組み立てられるようにしたため、設置時に止水装置100を容易に組み立てることができる。
本実施の形態における止水装置100は、複数の止水装置100を横方向に連結することができるように、底面止水面材101と壁面止水面材102に連結部材104a〜104dが設けられている。このように、複数の止水装置100を横方向に連結可能としたことにより、止水範囲の長さに応じた数の止水装置100を用意すれば、任意の範囲にわたって止水装置100を連結して設置することができる。
本実施の形態では、連結部材としてフック状の部材を用いることとし、底面止水面材101は、正面から見て右側に底面止水面材同士を連結するための連結部材104cを備えており、正面から見て左側に連結用部材104cと嵌合する連結部材104dを備えている。また、壁面止水面材102は、正面から見て右側に壁面止水面材同士を連結するための連結部材104aを備えており、正面から見て左側に連結用部材104aと嵌合する固定用の連結部材104bを備えている。これにより、連結部材104cと連結部材104dとを結合して隣り合う底面止水面材同士を連結するとともに、連結部材104aと連結部材104bとを結合して隣り合う壁面止水面材同士を連結することにより、止水装置100を横方向に連結することができる。
図3は、連結部材104aと連結部材104bとを連結した状態を示す図である。図3(D)に示すように、連結部材104aは、連結部材104bと嵌合するように凸部が設けられた連結用部材であって、図3(A)、図3(B)、図3(C)に示すように、連結部材104bに連結部材104aを合わせてはめ込むことにより、連結部材104aと連結部材104bとを結合することができる。連結部材104aと連結部材104bは、止水装置100同士を連結するための強度が確保された部材であって、例えば、底面止水面材101や壁面止水面材102と同様にプラスチック製とすればよい。なお、連結部材104cと連結部材104dの連結状態は連結部材104aと連結部材104bの連結状態と同様のため、図示及び説明を省略する。
本実施の形態における止水装置100では、図1、図2に示すように、底面止水面材101の連結部材104d側の側面には、上述した吸水部材103aと同じ素材からなる吸水部材103bが設けられている。また、壁面止水面材102の連結部材104b側の側面には、上述した吸水部材103aと同じ素材からなる吸水部材103cが設けられている。これによって、複数の止水装置100を連結した際に、2つの止水装置100で吸水部材103bと吸水部材103cを挟むようなかたちになるため、2つの止水装置100の連結部から後方への浸水を防止することができる。なお、吸水部材103bと吸水部材102cの厚みは特に限定されないが、例えば20mm程度とすればよい。
図4、図5は、本実施の形態における止水装置100の各部の寸法の一例を示す図である。図4には、止水装置100の正面図、上面図、底面図を示し、図5には、止水装置100の左側面図、右側面図を示している。また、図6は、連結部材104a、連結部材104cの各部の寸法の一例を示す図であり、図7は、連結部材104b、連結部材104dの各部の寸法の一例を示す図である。図4〜図7に示した寸法は一例であって、本実施の形態における止水装置100の各部の寸法は、各図に記載した寸法に限定されるものではない。
以上説明した本実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)止水装置100は、設置面に沿って配置される底面止水面材101と、底面止水面材101に対して略垂直方向に設置される壁面止水面材102とを備え、底面止水面材101の設置面側の面には、吸水性のある吸水部材103aを取り付けた。これによって、底面止水面材101と壁面止水面材102とで水の浸水を防ぐことができる。水は、止水装置100の正面側から流れてくるため、底面止水面材101が水中に位置することになり、底面止水面材101に対して水圧が設置面方向にかかるため、水流によって止水装置100が流されたり転倒したりすることなく、浸水を防止することができる。また、設置面は、必ずしも底面止水面材101と密着するわけではないため、底面止水面材101の設置面側の面に吸水部材103aを設けることによって、底面止水面材101と設置面との間に生じる隙間から侵入してくる水を吸水部材103aで吸水して止水することができる。また、従来のように土のうを用いる場合は、市街地などには土のうに入れる土砂や、用具のスコップなどが準備されておらず、市民がすぐに土のうを用意して大雨に備えることが困難であったが、本実施の形態における止水装置100を用いれば、このような問題も解消することができる。
(2)底面止水面材101には、壁面止水面材102を差し込むための溝101aが設けられており、壁面止水面材102を底面止水面材101の溝101aに差し込むことにより組み立て可能とした。これによって底面止水面材101と壁面止水面材102は分離することができるため、使用していない間は止水装置100をコンパクトに収納することができる。また、底面止水面材101と壁面止水面材102とを分けて持ち運ぶことができるため、容易に設置場所まで移動させることができる。さらに、壁面止水面材102を底面止水面材101に設けられた溝101aに差し込むだけで組み立てられるようにしたため、止水装置100を短時間で容易に組み立てることができる。
(3)複数の止水装置100を横方向に連結するための連結部材104a〜104dを備えるようにした。これによって、複数の止水装置100を横方向に連結すれば、広い範囲にわたって浸水を防止することができる。
(4)底面止水面材101の連結部材104d側の側面と、壁面止水面材102の連結部材104b側の側面にも吸水部材を設けるようにした。これによって、複数の止水装置100を連結した際に、2つの止水装置100の連結部分から後方への浸水を防止することができる。
(5)連結部材は、隣り合って設置された2つの止水装置100において、底面止水面材同士を連結するためのフック状の部材と壁面止水面材同士を連結するためのフック状の部材とを含むようにした。これによって、フック状の部材を結合させるだけで容易に止水装置100を連結することができる。
(6)底面止水面材101と壁面止水面材102は、プラスチック製のプレートとした。これによって、耐水性に優れ、軽量化により運搬性を高めた止水装置100を提供することができる。また、プラスチック製のプレートを採用することによりコスト的にも有利になる。
(7)吸水部材103a、103b、103cは、毛細管現象により水を吸水する性質を有するマット状の部材を用いるようにした。これによって、吸水性を高めることができる。例えば、スポンジを吸水部材として用いた場合には、吸水部材に圧力を加えないと吸水しないが、本実施の形態における吸水部材103a、103b、103cは、圧力を加えなくても毛細管現象により水を吸水することができる。
(8)底面止水面材101の設置面側の吸水部材103aは、底面止水面材101の裏面の前方側と側方側にコの字形状になるように取り付けるようにした。これによって、水が流れてくる前方および側方からの浸水に対応することができる。また、底面止水面材101の裏面全体に吸水部材103aを取り付けると、底面止水面材101の下側に水が浸水した際に裏面全体の吸水部材103aの吸水に時間を要し、空気が閉じ込められることにより、地面との接地圧が弱まり止水性を損ねる可能性があるが、これを防止することができる。すなわち、底面止水面材101の裏面全体に吸水部材103aを取り付けると、吸水部材103aの水が流れてくる側、例えば前方側や側方側から吸水が始まるが、吸水部材103aの中央付近は水が到達するのに時間がかかるためこの部分に空気が閉じ込められてしまう可能性がある。そうすると、閉じ込められた空気によって地面との接地圧が弱まり止水性を損ねる可能性があるが、吸水部材103aをコの字形状とすれば中央部分に空気が閉じ込められることがないためこれを防止することができる。
(9)壁面止水面材102は、底面止水面材101の一方の長手方向の端部側に略垂直方向に設置され、底面止水面材101の壁面止水面材102が設置された逆方向の端部側から流れてくる水を底面止水面材101と壁面止水面材102とで止水するとともに、設置面と底面止水面材102との間に生じうる隙間からの浸水を吸水部材103aにより吸収して防止するようにした。これによって、ゲリラ豪雨、台風、川の氾濫など、家屋や店舗などの構造物へ浸水の危険性があるときに、止水装置100を水の流れを止めたい場所に設置することにより、構造物への浸水を防ぐことができる。
―変形例―
なお、上述した実施の形態の止水装置は、以下のように変形することもできる。
(1)上述した実施の形態では、底面止水面材101の連結部材104d側の側面と、壁面止水面材102の連結部材104b側の側面に吸水部材を設ける例について説明した。しかしながら、複数の止水装置100を連結した際に、隣り合う止水装置100の連結部から後方への浸水を防止することができれば、吸水部材を設ける面は、底面止水面材101の連結部材104d側の側面と、壁面止水面材102の連結部材104b側の側面には限定されない。吸水部材は、底面止水面材101の少なくとも一方の連結側の面、および壁面止水面材102の少なくとも一方の連結側の面に取り付ければよいため、例えば、底面止水面材101の連結部材104c側の側面と、壁面止水面材102の連結部材104a側の側面に吸水部材を設けてもよいし、底面止水面材101の連結部材104d側の側面と、壁面止水面材102の連結部材104a側の側面に吸水部材を設けてもよい。また、底面止水面材101の両方の側面と、壁面止水面材102の両方の側面に吸水部材を設けてもよい。
(2)上述した実施の形態では、連結部材104a〜104dとしてフック状の部材を用いる例について説明した。しかしながら、止水装置100を横方向に連結することができる部材であれば、フック状の部材には限定されない。
(3)上述した実施の形態では、吸水部材103aは、底面止水面材101の前方側と側方側にコの字形状になるように取り付けられる例について説明した。しかしながら、底面止水面材101と設置面との間に生じる隙間から侵入してくる水を吸水することができる形状であれば、コの字形状には限定されない。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。また、上述の実施の形態と複数の変形例を組み合わせた構成としてもよい。
100 止水装置
101 底面止水面材
101a 溝
102 壁面止水面材
103a、103b、103c 吸水部材
104a、104b、104c、104d 連結部材
本発明による止水装置は、水の浸水を防止するための止水装置であって、設置面に沿って配置される底面止水面材と、底面止水面材に対して略垂直方向に設置される壁面止水面材とを備え、底面止水面材の設置面側の面に、毛細管現象により水を吸水する性質を有するマット状の吸水部材を取り付け、吸水部材は、底面止水面材の設置面側の面の前方側と側方側にコの字形状になるように連続的に配置されていることを特徴とする。

Claims (9)

  1. 水の浸水を防止するための止水装置であって、
    設置面に沿って配置される底面止水面材と、
    前記底面止水面材に対して略垂直方向に設置される壁面止水面材とを備え、
    前記底面止水面材の前記設置面側の面には、吸水性のある吸水部材を取り付けたことを特徴とする止水装置。
  2. 請求項1に記載の止水装置において、
    前記底面止水面材には、前記壁面止水面材を差し込むための溝が設けられており、前記壁面止水面材を前記底面止水面材の溝に差し込むことにより、組み立て可能であることを特徴とする止水装置。
  3. 請求項1または2に記載の止水装置において、
    複数の止水装置を横方向に連結するための連結部材をさらに備えることを特徴とする止水装置。
  4. 請求項3に記載の止水装置において、
    前記底面止水面材の少なくとも一方の連結側の面、および前記壁面止水面材の少なくとも一方の連結側の面にも前記吸水部材を取り付けたことを特徴とする止水装置。
  5. 請求項3または4に記載の止水装置において、
    前記連結部材は、隣り合って設置された2つの止水装置において、前記底面止水面材同士を連結するためのフック状の部材と前記壁面止水面材同士を連結するためのフック状の部材とを含むことを特徴とする止水装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の止水装置において、
    前記底面止水面材と前記壁面止水面材は、プラスチック製のプレートであることを特徴とする止水装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の止水装置において、
    前記吸水部材は、毛細管現象により水を吸水する性質を有するマット状の部材であることを特徴とする止水装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の止水装置において、
    前記底面止水面材の設置面側の前記吸水部材は、前記底面止水面材の裏面の前方側と側方側にコの字形状になるように取り付けることを特徴とする止水装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の止水装置において、
    前記壁面止水面材は、前記底面止水面材の一方の長手方向の端部側に略垂直方向に設置され、
    前記底面止水面材の前記壁面止水面材が設置された逆方向の端部側から流れてくる水を前記底面止水面材と前記壁面止水面材とで止水するとともに、設置面と前記底面止水面材との間に生じうる隙間からの浸水を前記吸水部材により吸収して防止することを特徴とする止水装置。

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