JP2021020264A - 拘束装置およびロボット - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態1に係るロボットの構成を模式的に示す斜視図である。
図2は、図1に示すロボットの分解斜視図である。
図3は、本発明の実施形態1に係る拘束装置の構成を模式的に示す斜視図である。図4は、図3に示す拘束装置20における要部の断面を模式的に示す図である。図5は、図3に示す拘束装置20におけるガイドプレートを説明するための図である。拘束装置20は、基部21および拘束部22を有する。力覚センサ30は基部21に固定され、力覚センサ30にはテーブル部40が固定される。力覚センサ30およびテーブル部40については後述する。
基部21は、本体210、溝211、ガイドプレート212、エアシリンダ213および支持部214を有している。基部21は、例えばボルトおよびナットによってロボットアーム10に固定可能に構成されている。
拘束部22は、柱状部221、凸部222、嵌合部223およびカムフォロワ224を有している。拘束部22は、後述する力覚センサ30よりも高い強度を有する材料で構成されており、例えば、主に炭素鋼で構成されている。
図6は、図3に示す拘束装置20に固定されている力覚センサ30の断面を模式的に示す図である。力覚センサ30は、フレーム部31、コア部32、ビーム部33および歪ゲージ34を有している。フレーム部31、コア部32およびビーム部33は、アルミニウムの一体物として構成されており、例えば、アルミニウムのブロックから削り出されて製造される。
テーブル部40は、円板であり、例えば、力覚センサ30におけるフレーム部31等と同じ材料(例えばアルミニウム)で構成されている。テーブル部40は、平面視したときにフレーム部31の同心円となる位置に、コア部32の他方の底面に固定されている。
図7は、図3に示す拘束装置20の非拘束状態を説明するための要部断面図である。エアシリンダ213には高圧空気が供給されておらず、ガイドプレート212は、図5に示す位置に配置されている。したがって、図7に示されるように、拘束部22は、力覚センサ30におけるフレーム部31から十分に離れた位置にあり、凸部222は、テーブル部40の凹部41から離れた位置にある。
力覚センサ30が拘束部22によって拘束されていない状態では、ロボットハンド50から力覚センサ30に作用する力は、力覚センサ30によって検出される。すなわち、当該力は、テーブル部40を介してコア部32に伝わり、ビーム部33を歪ませる。この歪は歪ゲージ34によって検出される。よって、力覚センサ30が拘束部22によって拘束されていない状態では、力覚センサ30で力を検出しながらロボットハンド50による作業を実施することができる。
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本発明の実施形態は、前述した実施形態の効果が得られる範囲において、実施形態において前述した以外の構成を含んでいてもよい。たとえば、拘束部が凹部を有し、テーブル部が凸部を有していてもよい。さらには、拘束部が凹部と凸部とをそれぞれ有し、テーブル部がそれらに対応する凸部と凹部とをそれぞれ有していてもよい。
20 拘束装置
21 基部
22 拘束部
30 力覚センサ
31 フレーム部
32 コア部
33 ビーム部
34 歪ゲージ
40 テーブル部
41 凹部
50 ロボットハンド
100 ロボット
210 本体
211 溝
212 ガイドプレート
213 エアシリンダ
214 支持部
215 孔
216 接続部
221 柱状部
222 凸部
223 嵌合部
224 カムフォロワ
a、b、A、B 矢印
G 重心
Claims (9)
- 柱状のコア部と前記コア部を取り囲む筒状のフレーム部とを有する力覚センサを拘束する拘束装置であって、
前記フレーム部の一方の底面に固定される基部と、
前記基部から前記フレーム部の外側面に沿って延在する拘束部と、を備え、
前記拘束部は、前記フレーム部に近づく方向に移動可能であり、
前記拘束部には、前記拘束部が前記フレーム部に近づいたとき、前記コア部の他方の底面に固定されたテーブル部の側面に形成された凹部または凸部に嵌合する凸部または凹部が形成されている、
ことを特徴とする拘束装置。 - 前記基部は、ロボットアームに固定可能に構成されており、
前記テーブル部は、ロボットハンドに固定可能に構成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の拘束装置。 - 前記拘束部を三以上備えている、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の拘束装置。 - 前記基部には、前記方向と平行に延在する溝が形成されており、
前記拘束部が前記溝と嵌合することにより、前記拘束部の移動方向が前記方向に規制されている、
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の拘束装置。 - 前記溝は、T字溝である、
ことを特徴とする請求項4に記載の拘束装置。 - 前記基部は、前記拘束部と嵌合する溝または孔が形成されたガイドプレートと、前記ガイドプレートを回転させる駆動装置と、を有しており、
前記ガイドプレートおよび前記拘束部は、前記ガイドプレートの回転運動を前記拘束部の直線運動に変換するカム機構として機能する、
ことを特徴とする請求項4または5に記載の拘束装置。 - 前記駆動装置は、動力シリンダまたはソレノイドである、
ことを特徴とする請求項6に記載の拘束装置。 - 前記拘束部は、前記ガイドプレートに形成された前記溝または孔の側壁と当接するカムフォロワを有している、
ことを特徴とする請求項6または7に記載の拘束装置。 - ロボットアームと、
前記ロボットアームに固定される請求項1〜7のいずれか一項に記載の拘束装置と、
前記拘束装置に固定される力覚センサと、
前記力覚センサに対して固定されるロボットハンドと、を有し、
前記拘束装置の前記基部が前記ロボットアームに固定されており、
前記力覚センサにおける前記フレーム部の一方の底面が前記基部に固定されており、
前記ロボットハンドが前記テーブル部に固定されている、
ことを特徴とするロボット。
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2019
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