JP2021018942A - 燃料電池システム - Google Patents
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Abstract
Description
(燃料電池システム100)
図1は、実施の形態1における燃料電池システム100を模式的に示す図である。燃料電池システム100は、燃料電池1、カソードガス供給系2およびアノードガス供給系(不図示)を備える。
たとえば、バイパス弁10を開き、入口弁7および可変ノズルユニット11を閉じた場合には、コンプレッサ3から吐出されたカソードガスは、燃料電池1を通ることなくバイパス流路9を通してタービン5に供給される。カソードガスは、タービンホイール5wによりエネルギーを回収された状態で、ポート5dから吐出される。
図4は、実施の形態2における燃料電池システムに備えられるタービン5および可変ノズルユニット11を示す図であり、タービンホイール5w(シャフト4s)の回転軸5cに対して平行な方向に沿ってタービンハウジング5h内の各要素を見た場合の様子を表わしている。図5は、実施の形態2における可変ノズルユニット11を示す斜視図である。
図7は、実施の形態3における燃料電池システム(可変ノズルユニット)に備えられるベーン13mを示す斜視図である。ベーン13mは、シール面13sを形成している部分と、当該部分から膨出する膨出部13tとを有しており、全体として略L字状の断面形状を呈する。膨出部13tの表面が閉塞部13cを構成している。ベーン13がシール部材12(図5等参照)から離れている状態において、閉塞部13cは、バイパス流路9における第2接続部9bの少なくとも一部を塞いでいるとよい。
図8は、実施の形態4における実施の形態4における燃料電池システムに備えられるタービン5および可変ノズルユニット11b(閉じている状態)を示す図である。
図9は、実施の形態5における燃料電池システムに備えられるタービン5および可変ノズルユニット11c(閉じている状態)を示す断面図である。実施の形態5においては、タービンホイール5wから見てポート5dとは反対側(すなわちモータ4mの側)に隔壁17が設けられる。隔壁17は円盤状の形状を有し、隔壁17には凹所形成部19が設けられる。凹所形成部19はモータ4mの側に凹む凹所を形成する。
図11に示すように、タービンハウジング5hの内側に区画壁5vを設けてもよい。区画壁5vが、タービンハウジング5hの内壁5uを構成しており、内壁5u上にシール部材12が設けられる。区画壁5vは、バイパス流路9の第2接続部9bと、タービンハウジング5h内のタービンホイール5wが配置されている空間とを連通させる。当該構成によっても、上述の実施の形態と同様な作用および効果が得られる。
Claims (9)
- 燃料電池と、
前記燃料電池にカソードガスを供給する供給流路と、
カソードガスを圧縮して前記供給流路に供給するコンプレッサと、
前記供給流路における前記燃料電池と前記コンプレッサとの間に設けられ、前記燃料電池に供給されるカソードガスの流量を調節可能な入口弁と、
前記燃料電池からカソード排ガスを排出する排出流路と、
タービンホイールと前記タービンホイールを収容するタービンハウジングとを有し、前記排出流路からのカソード排ガスが前記タービンハウジング内に供給されて前記タービンホイールによって動力を生成するタービンと、
互いに連通可能な第1接続部と第2接続部とを有し、前記供給流路における前記コンプレッサと前記入口弁との間の位置に前記第1接続部が接続され、前記タービンハウジング内における前記タービンホイールよりもカソード排ガスが流れる方向の上流側の位置に前記第2接続部が接続されたバイパス流路と、
前記バイパス流路における前記第1接続部と前記第2接続部との間に設けられ、前記バイパス流路を流れるカソードガスの流量を調節可能なバイパス弁と、
前記燃料電池から排出されるカソード排ガスが流れる方向において前記第2接続部の位置よりも上流側に配置され、前記燃料電池から排出されて前記タービンハウジング内に供給されるカソード排ガスの流量を調節可能な可変ノズルユニットと、を備える、
燃料電池システム。 - 前記可変ノズルユニットは、前記タービンハウジングの内部に配置されている、
請求項1に記載の燃料電池システム。 - 前記可変ノズルユニットは、流路を内側に形成する枠状のシール部材と、前記シール部材に離接することで前記流路を開閉するベーンと、前記ベーンを軸支する軸部とを有し、
前記軸部は、前記タービンホイールの回転軸と平行に延びており、
前記ベーンは、前記シール部材に離接するシール面を有し、
前記シール面は、前記回転軸の周方向に沿って延びる曲面形状を有している、
請求項2に記載の燃料電池システム。 - 前記回転軸に対して平行な方向に沿って見た場合、前記第2接続部は、前記ベーンと前記タービンホイールとの間に位置している、
請求項3に記載の燃料電池システム。 - 前記バイパス流路のうちの前記第2接続部を形成している出口部分は、前記回転軸に対して略平行に延びている、
請求項3または4に記載の燃料電池システム。 - 前記シール部材は、カソード排ガスが流れる方向において上流側に位置する上流部と、同方向において前記上流部よりも下流側に位置する下流部と、を有し、
重力方向における前記下流部の高さ位置は、重力方向における前記上流部の高さ位置よりも高い、
請求項3から5のいずれか1項に記載の燃料電池システム。 - 前記ベーンは、閉塞部を有しており、
前記ベーンが前記シール部材から離れている状態において、前記閉塞部は、前記バイパス流路における前記第2接続部の少なくとも一部を塞いでいる、
請求項3から6のいずれか1項に記載の燃料電池システム。 - カソード排ガスが流れる方向において、前記ベーンおよび前記軸部は、前記シール部材に対して下流側に配置されている、
請求項3から7のいずれか1項に記載の燃料電池システム。 - 前記可変ノズルユニットは、
前記タービンホイールの回転軸に対して平行な方向に移動可能なベーンと、
前記タービンハウジングの内壁上に設けられたシール部材と、を有し、
前記ベーンが前記シール部材に離接することで、前記燃料電池から排出されて前記タービンハウジング内に供給されるカソード排ガスの流量が調節される、
請求項2に記載の燃料電池システム。
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