JP2021018379A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】可動な部材に接続された配線にかかる負荷を軽減させる手段を提供する。【解決手段】第1の回転体を支持する支持部と、第2の回転体を支持するとともに前記支持部に接続される配線を保持し、前記支持部に回動可能に支持された回動部材とを有し、前記回動部材は、前記配線が接続される接続部と、前記配線を保持する配線保持部と、前記接続部と前記配線保持部との間に配置され、前記接続部に接続される配線と当接する係止部とを有し、前記回動部材は、回動支点を中心に、前記第2の回転体と前記第1の回転体とを接触させた第1の位置と、前記第2の回転体と前記第1の回転体とを離間させた第2の位置との間で回動可能であり、前記配線保持部は、前記回動部材が前記第1の位置に配置された状態であって、前記回動部材の回動方向において、回動する前記回動部材の前記係止部の回動範囲と、前記回動支点とを結ぶ領域内に配置されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、媒体に転写された現像剤を定着させる定着装置および画像形成装置に関する。
従来の定着装置は、ヒータユニットのホルダに取り付けられたコネクタと、ヒータ電源との間を配線で電気的に接続し、ヒータ電源を制御することにより、定着ベルトを加熱するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
また、ステッピングモータのリード線が、外力によって端子部から離脱したり、揺動によって損傷、断線等を生じたりするのを、リード線を直角方向へ屈曲させた状態でブラケットに突設された係止部にインシュロック帯を用いて固縛することで防ぐようにしているものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開2015−191734号公報 特開平10−288272号公報
しかしながら、従来の技術においては、配線が接続された可動な部材が定着装置に設けられている場合、その部材の動作により、配線に負荷がかかってしまうという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、可動な部材に接続された配線にかかる負荷を軽減させることを目的とする。
そのため、本発明は、第1の回転体を回転可能に支持する支持部と、第2の回転体を回転可能に支持するとともに、前記支持部に接続される配線を保持し、前記支持部に回動可能に支持された回動部材と、を有し、前記回動部材は、前記配線が接続される接続部と、前記配線を保持する配線保持部と、前記接続部と前記配線保持部との間に配置され、前記接続部に接続される配線と当接する係止部と、を有し、前記回動部材は、回動支点を中心に、前記第2の回転体と前記第1の回転体とを接触させた第1の位置と、前記第2の回転体と前記第1の回転体とを離間させた第2の位置との間で回動可能であり、前記配線保持部は、前記回動部材が前記第1の位置に配置された状態であって、前記回動部材の回動方向において、回動する前記回動部材の前記係止部の回動範囲と、前記回動支点とを結ぶ領域内に配置されていることを特徴とする。
このようにした本発明は、可動な部材に接続された配線にかかる負荷を軽減させることができるという効果が得られる。
第1の実施例における定着装置の構成を示す概略側面図 第1の実施例における画像形成装置の構成を示す概略側断面図 第1の実施例における上部ユニットの配置の説明図 第1の実施例における上部ユニットの構成を示す斜視図 第1の実施例におけるケーブルの配置の説明図 第1の実施例における上部ユニットの回動動作の説明図 変形例におけるケーブルの配置の説明図 第2の実施例における定着装置の構成を示す概略側面図 第2の実施例における上部ユニットの構成を示す斜視図
以下、図面を参照して本発明による定着装置および画像形成装置の実施例を説明する。
図2は第1の実施例における画像形成装置の構成を示す概略側断面図である。
図2において、画像形成装置1は、定着装置を有し、媒体に画像を形成して印刷するものであり、例えば電子写真方式のカラープリンタである。なお、本実施例では、画像形成装置1をカラープリンタとして説明するが、モノクロプリンタであっても良い。また、本実施例では、予め所定の大きさに切断された定型の媒体(プレカット紙)を印刷するプリンタとして説明するが、連続する媒体(例えば、連続紙にラベル部が設けられた媒体など)を印刷するプリンタとしても良い。
画像形成装置1は、給紙カセット20と、レジストローラ33と、現像装置12(12C、12M、12Y、12K)と、転写装置35と、定着装置41と、排出ローラ42と、排紙積載部43とを有している。
給紙カセット20は、現像剤像が形成される媒体Pを積層して収容するものであり、給紙ローラ32が回転することにより、媒体Pを1枚ずつ分離して図中矢印Aが示す媒体搬送方向に給紙してレジストローラ33へ搬送する。
レジストローラ33は、給紙ローラ32により給紙カセット20から搬送された媒体Pを現像装置12による現像のタイミングに合わせて現像装置12に供給するものである。
現像装置12は、シアン色(C)の現像剤像としてのトナー像を形成する現像装置12C、マゼンタ色(M)の現像剤像としてのトナー像を形成する現像装置12M、イエロー色(Y)の現像剤像としてのトナー像を形成する現像装置12Y、およびブラック色(K)の現像剤像としてのトナー像を形成する現像装置12Kを有している。なお、現像装置12C、12M、12Y、12Kは、取扱う現像剤としてのトナーは異なるが、構成は同様なので現像装置12Cを代表として説明する。
現像装置12Cは、感光ドラム121Cと、帯電装置122Cと、露光装置123Cと、現像剤供給装置124Cとを有している。
像担持体としての感光ドラム121Cは、露光装置123Cによって静電潜像が形成されるものである。感光ドラム121Cは、現像装置12Cに、図中矢印が示す方向に回転可能に支持され、その回転方向の上流から順に、帯電装置122C、露光装置123C、および現像剤供給装置124Cが配置されている。なお、像担持体は、ドラム状でなく、ベルト状のものであっても良い。
帯電装置122Cは、感光ドラム121Cの表面を一様に帯電させるものである。
露光装置123Cは、LED(Light Emitting Diode)等の光源により、帯電装置122Cで帯電された感光ドラム121Cの表面を選択的に露光し、感光ドラム121Cの表面に静電潜像を形成するものである。
現像剤供給装置124Cは、内部にトナーを収容し、露光装置123Cにより感光ドラム121Cの表面に形成された静電潜像にトナーを供給してトナー像を現像するものである。
なお、感光ドラム121Cの回転方向における現像剤供給装置124Cの下流には感光ドラム121Cの表面に残留した転写残トナー等のトナーを除去するクリーニング装置が配設されている。
転写装置35は、ローラ36a、36bと、転写ベルト36と、転写ローラ37C、37M、37Y、37Kとを有するものである。
転写ベルト36は、2つのローラ36a、36bに張架され、図中矢印Aが示す媒体搬送方向に回転可能な無端状のものである。
転写ローラ37C、37M、37Y、37Kは、転写ベルト36を挟んで現像装置12C、12M、12Y、12Kの感光ドラム121C、121M、121Y、121Kと対向配置されたものである。
転写装置35は、現像装置12C、12M、12Y、12Kと対向配置され、回転する転写ベルト36により媒体Pを搬送するとともに、所定の転写電圧が印加された転写ローラ37C、37M、37Y、37Kにより、現像装置12C、12M、12Y、12Kの感光ドラム121C、121M、121Y、121Kに形成されたトナー像を媒体Pに転写する。
なお、ローラ36a、36bの少なくともいずれか一方はモータ等の駆動源により回転可能に構成されている。
定着装置41は、定着ベルト41aと、定着ベルト41aに対向配置された駆動ローラ41bとを有し、転写装置35から搬送された媒体Pを挟持して搬送するとともに、媒体Pに転写されたトナー像を熱と圧力で定着させるものである。
定着ベルト41aは、SUS基材等で構成されたものであり、内部に熱源としてのヒータ等の発熱体を備え、所定の定着温度になるように制御部により制御される。また、定着ベルト41aは、駆動ローラ41bに押圧されるように配設され、駆動ローラ41bの回転に従動して回転する。
駆動ローラ41bは、モータ等の駆動により回転するものである。駆動ローラ41bは、図中矢印が示す方向に回転して媒体Pを排出ローラ42へ搬送する。
排出ローラ42は、定着装置41でトナー像が定着された媒体Pを装置外へ搬送し、排出するものである。
排紙積載部43は、排出ローラ42により排出された媒体Pを積載するものである。
図1は第1の実施例における定着装置の構成を示す概略側面図であり、定着装置の駆動ギアおよびセンサの取り付け面を見た図である。
図1において、定着装置41は、上部ユニット410と、下部ユニット411と、ケーブル412とを有している。
支持部としての下部ユニット411は、図2に示す画像形成装置1の本体に取り付けられており、回転軸41cで図2に示す第1の回転体としての駆動ローラ41bを回転可能に支持するとともに、回転支点413で上部ユニット410を回動可能に支持するものである。なお、図1(b)は、図1(a)に示す上部ユニット410が、図中矢印Bが示す方向に回動した状態を表している。
回動部材としての上部ユニット410は、図2に示す第2の回転体としての定着ベルト41aを回転可能に支持するとともに、下部ユニット411に設けられた回転支点413を中心に図中矢印Bおよび矢印Cが示す方向に回動可能に支持されたものである。
この上部ユニット410は、回転検知部材420と、ホルダ421と、センサ422と、ケーブルガイド423、424とを有している。なお、上部ユニット410は図3に示す右レバー441aも有し、その右レバー441aは回転支点413で回動可能に支持されている。
回転検知部材420は、クラウン形状の樹脂部材であり、上部ユニット410に回転可能に支持され、センサ422によってその回転が検知されるものである。
ホルダ421は、センサ422を保持するとともに、センサ422に接続されるケーブル412を保持するものである。
センサ422は、ホルダ421に保持され、発光部422aと、受光部422bとを有する光学式センサ等である。センサ422は、発光部422aと、受光部422bとの間に回転検知部材420の一部が配置されるようになっており、回転検知部材420の切欠き部と非切欠き部とを検知して回転検知部材420の回転を検出する。センサ422は、発光部422aと受光部422bとの間に切欠き部が配置された場合、発光部422aから発光された光を受光部422bで受光したことを検知し、また発光部422aと受光部422bとの間に非切欠き部が配置された場合、発光部422aから発光された光が遮光されたことを受光部422bで検知して回転検知部材420の回転を検出する。
なお、本実施例では、発光部422aを上方、受光部422bを下方に配置するようにしたが、発光部422aを下方、受光部422bを上方に配置するようにしても良い。
下部ユニット411に設けられた基板と、上部ユニット410のセンサ422との間には、電気信号を伝達する配線としてのケーブル412が配設されている。
配線保持部としてのケーブルガイド423は、下部ユニット411に設けられた基板と、上部ユニット410のセンサ422との間に配設され、ケーブル412を保持するものである。
ケーブルガイド424は、ケーブルガイド423と、下部ユニット411に設けられた基板との間に配設され、ケーブル412を係止するものである。
図3は第1の実施例における上部ユニットの配置の説明図である。
図3において、上部ユニット410は、定着ベルト41aの回転方向(図中矢印Dが示す方向)と直交する幅方向における一方の端部の近傍に配置され、定着ベルト41aの幅方向の一端部を回転可能にガイド部材で支持している。
定着ベルト41aの回転方向における両側端部には、定着ベルト41aと接触するようにローラ430a、430bが配置されている。
ローラ430a、430bは回転軸431に固定され、回転軸431はローラ430a、430bの回転とともに回転する。即ち、回転軸431は、定着ベルト41aの回転に従って回転する。
回転軸431の一方の端部には、上部ユニット410の回転検知部材420が取り付けられており、回転検知部材420は回転軸431の回転により回転する。
したがって、センサ422は、回転する回転検知部材420の切欠き部420aおよび非切欠き部420bを検知することにより、定着ベルト41aの回転を検出することができるようになっている。
また、定着ベルト41aの回転方向における両側端部には、右レバー441aと左レバー441bとが、回転支点413aと回転支点413bを中心として図2に示す画像形成装置1の本体に回動可能に支持されている。なお、右レバー441aは、センサ422を有する上部ユニット410に設けられたものである。
右レバー441aおよび左レバー441bは、定着ベルト41aの回転方向と同じ図中矢印Bが示す第1の方向およびその反対方向である図中矢印Cが示す第2の方向に回動可能に構成されている。
また、右レバー441aおよび左レバー441bは、定着ベルト41aおよびローラ430a、430bを回転可能に支持している。
したがって、右レバー441aおよび左レバー441bを回転支点413aと回転支点413bを中心として図中矢印Bが示す第1の方向に回動させることにより定着ベルト41aを駆動ローラ41bから離間させ、また右レバー441aおよび左レバー441bを図中矢印Cが示す第2の方向に回動させることにより定着ベルト41aを駆動ローラ41bに接触させることができるようになっている。
このとき、上部ユニット410は、右レバー441aの回動に伴って図1に示す下部ユニット411に対して回転支点413を中心として回動する。
図4は第1の実施例における上部ユニットの構成を示す斜視図である。なお、図4は、上部ユニット410のセンサ422およびケーブルガイド423の周辺を拡大した図であり、図1に示す回転検知部材420を除外した図である。
図4において、上部ユニット410は、上述したホルダ421、センサ422、およびケーブルガイド423に加え、コネクタ端子425と、係止部426と、サイドガイド428と、サイドガイド429a、429bとを有している。上部ユニット410は、図中矢印Bが示す第1の方向および矢印Cが示す第2の方向に回動可能になっている。
接続部としてのコネクタ端子425は、ケーブル412とセンサ422とを接続する端子であり、センサ422の上部に設けられたものである。本実施例では、ケーブル412が接続されるコネクタ端子425は、熱源を有する図2および図3に示す定着ベルト41aから離れた位置、即ち定着ベルト41aに対して反対側であるセンサ422の上部に配置されている。
係止部426は、ケーブル412の経路においてコネクタ端子425とケーブルガイド423との間に配置され、コネクタ端子425に接続されるケーブル412と当接するものであり、コネクタ端子425近傍のホルダ421に形成された切欠き部である。この係止部426は、コネクタ端子425に接続されるケーブル412が当接させられることにより、ケーブル412の図中矢印Bが示す回動方向の移動を規制する。
また、係止部426は、上部ユニット410の回動方向と直交する方向に延在するように切欠き部が形成されている。
サイドガイド428は、図中矢印Bが示す回動方向における係止部426の下流側のホルダ421に設けられた突出部であり、上部ユニット410の回動方向と直交する方向におけるホルダ421の端部に配設されている。サイドガイド428は、係止部426により規制されたケーブル412を案内するものである。
サイドガイド429aは、図中矢印Bが示す回動方向におけるサイドガイド428の下流側のホルダ421に設けられた突出部であり、上部ユニット410の回動方向と直交する方向におけるサイドガイド428と反対側のホルダ421の端部に配設されている。
サイドガイド429bは、図中矢印Bが示す回動方向におけるサイドガイド429aおよびケーブルガイド423の下流側のホルダ421に設けられた突出部であり、上部ユニット410の回動方向と直交する方向におけるサイドガイド428と反対側のホルダ421の端部に配設されている。
ケーブルガイド423は、図中矢印Bが示す回動方向におけるサイドガイド429aの下流側のホルダ421に設けられた案内部であり、上部ユニット410の回動方向と直交する方向におけるホルダ421のサイドガイド428側の端部に配設されている。ケーブルガイド423は、サイドガイド429aおよびサイドガイド429bで案内されたケーブル412を保持するものである。
ケーブルガイド423は、L字状に形成され、上部ユニット410の回動方向と直交する方向におけるケーブル412の端部を規制するとともに、ホルダ421との間でケーブル412を挟むように保持する。
このように、ケーブルガイド423並びにサイドガイド429aおよびサイドガイド429bは、係止部426により移動が規制されたケーブル412を保持する。
次に、図1、図4および図5に基づいてケーブルの経路を説明する。
図1、図4および図5に示すように、ケーブル412は、コネクタ端子425から係止部426を経由してケーブルガイド423並びにサイドガイド429aおよびサイドガイド429bによってホルダ421に保持されている。
このように、ケーブル412は、係止部426に接触して係止され、さらにケーブルガイド423でホルダ421に保持されている。
上述した構成の作用について説明する。
まず、画像形成装置が行う画像形成動作を図2に基づいて説明する。
画像形成装置1は、通信回線等で接続された外部装置から画像情報を含む印刷命令を受信すると、給紙ローラ32を回転させ、給紙カセット20に積載した媒体Pを分離し、図中矢印Aが示す媒体搬送方向に送り出し、レジストローラ33、現像装置12、および転写装置35へと搬送する。
このとき、現像装置12(12C、12M、12Y、12BK)では、トナー像を感光ドラムに形成する現像工程が行われる。
ここで、現像装置12Cで行われる現像工程を代表として説明する。なお、現像装置12M、12Y、12BKでも同様な現像工程が行われる。
現像工程が開始されると、現像装置12Cの感光ドラム121Cは、図中矢印が示す方向に回転し、その回転に伴い、帯電装置122Cにより表面が一様に帯電され、画像情報に応じた露光装置123Cの露光により静電潜像が形成され、さらに現像剤供給装置124Cにより静電潜像が現像されてトナー像が形成される。
感光ドラム121C上に形成されたトナー像は、転写装置35の転写ベルト36により媒体搬送方向に搬送される媒体P上に転写される。
転写後に感光ドラム121C上に残留したトナーはクリーニング装置によって掻き取られ、感光ドラム121Cの表面がクリーニングされた後、感光ドラム121Cは帯電装置122Cによる次の帯電に供され、新たな現像工程に入る。
上述した現像工程が現像装置12M、12Y、12BKでも行われ、転写装置35の転写ベルト36により媒体搬送方向に搬送される媒体P上に、画像形成に必要なすべてのトナー像であるブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各色のトナー像が転写され、その媒体Pが転写装置35から定着装置41へ搬送される。
定着装置41は、トナー像が転写された媒体Pが搬送されると、定着ベルト41aおよび駆動ローラ41bにより、熱と圧力でトナー像を媒体Pに定着させ、その媒体Pを排出ローラ42へ搬送する。
排出ローラ42に搬送された媒体Pは、さらに装置外へと搬送され、排紙積載部43に積層される。
次に、定着装置の上部ユニットの回動動作を図1および図3に基づいて説明する。
図3に示す右レバー441aおよび左レバー441bが、操作者の操作により図中矢印Bが示す第1の方向に回動すると、定着ベルト41aが接触していた駆動ローラ41bから離間する。
一方、右レバー441aおよび左レバー441bが、操作者の操作により図中矢印Cが示す第2の方向に回動すると、駆動ローラ41bから離間していた定着ベルト41aが駆動ローラ41bに接触する。
このとき、図1に示す上部ユニット410は、回転支点413を中心に回動する右レバー441aとともに回動する。
また、上部ユニット410のセンサ422に接続されたケーブル412は、上部ユニット410の回動に伴って移動する。
ケーブル412は、コネクタ端子425を介してセンサ422に接続され、さらに係止部426に係止され、ケーブルガイド423並びにサイドガイド429aおよびサイドガイド429bによってホルダ421に保持されている。
したがって、ケーブル412は、上部ユニット410の回動動作に対して、係止部426に係止され、ケーブル412の根本とコネクタ端子425が移動しないように固定される。これにより、上部ユニット410の回動動作によるケーブル412の引っ張り負荷がコネクタ端子425に伝わらないようにすることができる。
また、定着ベルト41aが駆動ローラ41bに接触した状態において、上部ユニット410のケーブルガイド423を、係止部426の回動範囲と、回転支点413とを結ぶ領域内に配置するようにしたことにより、ケーブル412の移動を抑制することができる。
図6は第1の実施例における上部ユニットの回動動作の説明図であり、上部ユニット410およびケーブルガイド423の回動動作を模式的に表した図である。
図6(a)において、上部ユニット410は、回動支点としての回転支点413を中心に、第1の位置PS1と第2の位置PS2との間で回動可能である。
第1の位置PS1は、定着ベルト41aが駆動ローラ41bに接触した状態での上部ユニット410の位置である。
また、第2の位置PS2は、定着ベルト41aが駆動ローラ41bに離間した状態での上部ユニット410の位置である。
本実施例では、上部ユニット410が第1の位置PS1に配置された状態であって、図中矢印Bおよび矢印Cが示す上部ユニット410の回動方向において、上部ユニット410の係止部426a(本実施例では図4および図5に示す係止部426)の回動範囲(回動軌跡)と、回転支点413とを結ぶ領域E内に、ケーブルガイド423を配置するようにしている。
また、図6(b)に示すように、ケーブル412が接続される下部ユニット411の第1の接続部414は、上部ユニット410の図中矢印Bおよび矢印Cが示す回動方向の仮想平面において、ケーブル412が接続される上部ユニット410のコネクタ端子425と第1の接続部414とを結ぶ直線L1と直交し、回転支点413を通る直線L2を挟んで上部ユニット410のコネクタ端子425の反対側に配置されている。
このように、上部ユニット410が第1の位置PS1が配置された状態において、ケーブルガイド423を領域Eの内部に位置するように配置することにより、ケーブルガイド423を領域Eの外に配置した場合と比較してケーブル412の回動範囲を小さくすることができ、ケーブル412の移動量を抑制することができる。
したがって、上部ユニット410に接続されたケーブル412にかかる負荷を軽減させることができる。
ここで、変形例を図7に基づいて説明する。
図7に示すように、コ字状に形成された切欠き部である係止部としてのスリット4261をコネクタ端子425と対向する位置のホルダ421に形成し、そのスリット4261を経由させてケーブル412を配線するようにしても良い。これにより、コネクタ端子425に接続されるケーブル412の根本に対して斜めにかかる負荷を抑制することができる。
以上説明したように、第1の実施例では、可動な部材としての上部ユニットに接続された配線にかかる負荷を軽減させることができるという効果が得られる。
また、コネクタ端子の振動を抑制することができ、端子部における配線の接触不良の発生を抑制することができるという効果が得られる。
さらに、配線の回動負荷による断線の発生を、結束バンドで固定するなど部品を増やすことなく抑制することができるという効果が得られる。
第2の実施例は、第1の実施例の上部ユニットにケーブルを巻き付ける巻き付け部を付加した構成としている。
その第2の実施例の構成を図8および図9に基づいて説明する。なお、上述した第1の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図8は第2の実施例における定着装置の構成を示す概略側面図、図9は第2の実施例における上部ユニットの構成を示す斜視図である。なお、図9は、上部ユニット410のセンサ422およびケーブルガイド423周辺を拡大した図であり、図8に示す回転検知部材420を除外した図である。また、図8(b)は、図8(a)に示す上部ユニット410が、図中矢印Bが示す方向に回動した状態を表している。
図9において、上部ユニット410は、上述したホルダ421、センサ422、ケーブルガイド423、コネクタ端子425、サイドガイド428、およびサイドガイド429a、429bに加え、スリット4261と、スリット4262、巻き付け部427と、サイドガイド4281とを有している。
係止部としてのスリット4261は、コネクタ端子425の上方のホルダ421にコ字状に形成された切欠き部である。スリット4261は、コネクタ端子425に接続されるケーブル412を上部ユニット410の回動方向と直交する方向から挿入することができ、また挿入されたケーブル412の図中矢印Bおよび矢印Cが示す回動方向の移動を規制する。
スリット4262は、図中矢印Bが示す回動方向におけるスリット4261の下流側のホルダ421にコ字状に形成された切欠き部である。
スリット4261およびスリット4262は、上部ユニット410の回動方向と直交する方向に延在するように切欠き部が形成されている。
配線固定部としての巻き付け部427は、図中矢印Bが示す回動方向におけるスリット4261の上流側のホルダ421に形成され、ケーブル412が巻き付けられるものである。巻き付け部427は、スリット4261に挿入されたケーブル412が巻き付けられることにより、ケーブル412を保持する。
本実施例の巻き付け部427は、スリット4261とともにコネクタ端子425と対向配置されている。
巻き付け部427に巻き付けられたケーブル412は、スリット4262に挿入され、スリット4261、巻き付け部427、およびスリット4262により保持される。
サイドガイド4281は、巻き付け部427に設けられた突出部であり、上部ユニット410の回動方向と直交する方向における巻き付け部427の端部に配設されている。サイドガイド4281は、巻き付け部427に巻き付けられたケーブル412を案内するものである。
このように、ケーブルガイド423並びにサイドガイド429aおよびサイドガイド429bは、巻き付け部427およびスリット4261により移動が規制されたケーブル412を保持する。
次に、図8および図9に基づいてケーブルの経路を説明する。
図8および図9に示すように、ケーブル412は、コネクタ端子425からスリット4261を経由して巻き付け部427に巻き付けられ、さらにスリット4262を経由してケーブルガイド423並びにサイドガイド429aおよびサイドガイド429bによってホルダ421に保持されている。
このように、ケーブル412は、スリット4261の図中矢印Cが示す回動方向側の端部に接触して係止され、さらにケーブルガイド423でホルダ421に保持されている。
上述した構成の作用について説明する。
なお、画像形成装置が行う画像形成動作は第1の実施例と同様なので説明を省略する。
定着装置の上部ユニットの回動動作を図8および図9に基づいて説明する。
なお、図3に示す右レバー441aおよび左レバー441bが、操作者の操作により図中矢印Bが示す第1の方向に回動すると、定着ベルト41aが接触していた駆動ローラ41bから離間することは第1の実施例と同様である。
一方、右レバー441aおよび左レバー441bが、操作者の操作により図中矢印Cが示す第2の方向に回動すると、駆動ローラ41bから離間していた定着ベルト41aが駆動ローラ41bに接触することは第1の実施例と同様である。
このとき、図8に示す上部ユニット410は、回転支点413を中心に回動する右レバー441aとともに回動する。
また、上部ユニット410のセンサ422に接続されたケーブル412は、上部ユニット410の回動に伴って移動する。
ケーブル412は、コネクタ端子425を介してセンサ422に接続され、さらにスリット4261を経由して巻き付け部427に巻き付けられて固定され、さらにスリット4262で係止されてケーブルガイド423並びにサイドガイド429aおよびサイドガイド429bによってホルダ421に保持される。
したがって、ケーブル412は、上部ユニット410の回動動作に対して、スリット4261に挟み込まれて係止され、さらに巻き付け部427によりケーブル412の根本とコネクタ端子425が移動しないように固定され、回動動作によるケーブル412の引っ張り負荷がコネクタ端子425に伝わらないようにすることができる。
また、定着ベルト41aが駆動ローラ41bに接触した状態において、上部ユニット410のケーブルガイド423を、スリット4261の回動範囲と、回転支点413とを結ぶ領域内に配置するようにしたことにより、ケーブル412の移動を抑制することができる。
本実施例でも第1の実施例と同様に、図6(a)に示す上部ユニット410が第1の位置PS1に配置された状態において、上部ユニット410の係止部426a(本実施例では図9に示すスリット4261)の回動範囲と回転支点413とを結ぶ領域E内に、ケーブルガイド423を配置するようにしている。
また、図6(b)に示すように、ケーブル412が接続される下部ユニット411の第1の接続部414は、上部ユニット410の図中矢印Bおよび矢印Cが示す回動方向の平面において、ケーブル412が接続される上部ユニット410のコネクタ端子425と第1の接続部414とを結ぶ直線L1と直交し、回転支点413を通る直線L2を挟んで上部ユニット410のコネクタ端子425の反対側に配置されている。
このように、上部ユニット410が第1の位置PS1に配置された状態において、ケーブルガイド423を領域Eの内部に位置するように配置することにより、ケーブルガイド423を領域Eの外に配置した場合と比較してケーブル412の回動範囲を小さくすることができ、ケーブル412の移動量を抑制することができる。
したがって、上部ユニット410に接続されたケーブル412にかかる負荷を軽減させることができる。
本実施例では、巻き付け部427およびスリット4261によりケーブル412の移動を規制するようにしたことにより、第1の実施例と比較してケーブル412にかかる負荷をさらに軽減させることができる。
以上説明したように、第2の実施例では、第1の実施例の効果に加え、可動な部材としての上部ユニットに接続された配線にかかる負荷をさらに軽減させることができるという効果が得られる。
なお、第1の実施例および第2の実施例では、画像形成装置をプリンタとして説明したが、それに限られるものではなく、複写機、ファクシミリ装置、複合機(MFP)等としても良い。
また、ケーブルをセンサに接続する例で説明したが、それに限られることなく、ケーブルをモータやソレノイド等のアクチュエータに接続するものとしても良い。
1 画像形成装置
12(12C、12M、12Y、12K) 現像装置
20 給紙カセット
33 レジストローラ
35 転写装置
41 定着装置
41a 定着ベルト
41b 駆動ローラ
410 上部ユニット
411 下部ユニット
412 ケーブル
413 回転支点
420 回転検知部材
421 ホルダ
422 センサ
423、424 ケーブルガイド
425 コネクタ端子
426 係止部
4261、4262 スリット
427 巻き付け部
428、4281、429a、429b サイドガイド
430a、430b ローラ
431 回転軸
441a 右レバー
441b 左レバー

Claims (7)

  1. 第1の回転体を回転可能に支持する支持部と、
    第2の回転体を回転可能に支持するとともに、前記支持部に接続される配線を保持し、前記支持部に回動可能に支持された回動部材と、
    を有し、
    前記回動部材は、
    前記配線が接続される接続部と、
    前記配線を保持する配線保持部と、
    前記接続部と前記配線保持部との間に配置され、前記接続部に接続される配線と当接する係止部と、
    を有し、
    前記回動部材は、
    回動支点を中心に、前記第2の回転体と前記第1の回転体とを接触させた第1の位置と、前記第2の回転体と前記第1の回転体とを離間させた第2の位置との間で回動可能であり、
    前記配線保持部は、
    前記回動部材が前記第1の位置に配置された状態であって、前記回動部材の回動方向において、回動する前記回動部材の前記係止部の回動範囲と、前記回動支点とを結ぶ領域内に配置されていることを特徴とする定着装置。
  2. 請求項1に記載の定着装置において、
    前記係止部は、前記接続部と対向配置されていることを特徴とする定着装置。
  3. 請求項2に記載の定着装置において、
    前記回動部材は、前記配線を巻き付ける配線固定部を有し、
    前記配線固定部は、前記係止部とともに前記接続部と対向配置されていることを特徴とする定着装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の定着装置において、
    前記配線固定部は、前記第1の位置から前記第2の位置への回動方向における前記係止部の上流側に設けられていることを特徴とする定着装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の定着装置において、
    前記配線が接続される前記支持部の第1の接続部は、前記回動部材の回動方向の仮想平面において、前記配線が接続される前記回動部材の第2の接続部と前記第1の接続部とを結ぶ直線と直交し、前記回動支点を通る直線を、挟んで前記回動部材の接続部の反対側に配置されていることを特徴とする定着装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の定着装置において、
    前記接続部は、前記第2の回転体の回転を検知するセンサに設けられていることを特徴とする定着装置。
  7. 媒体に転写された現像剤を定着させる定着装置を有する画像形成装置であって、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の定着装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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