JP2021017343A - 張力付与装置、金属製品の製造装置及び金属製品の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1を参照して、金属製品の製造装置1の全体構成について説明する。製造装置1は、いわゆる、2台のプレス加工装置が直列に配置されたタンデム式の装置である。製造装置1は、図示しないアンコイラーと、送出装置10,20と、プレス加工装置30,40と、張力付与装置100と、コントローラCtrとを備える。製造装置1は、送出装置10,20によって順送りされる帯状の金属板M(例えば、電磁鋼板)を、同期駆動される2つのプレス加工装置30,40によって打ち抜いて、金属板Mから金属製品を形成するように構成されている。2つのプレス加工装置30,40は、両者がクランクシャフト等の連結部材によって物理的に連結されることで同期駆動されてもよいし、電気的な制御により同期駆動されてもよい。製造装置1によって形成される金属製品は、例えば、回転子積層鉄心、固定子積層鉄心、リードフレームなどが挙げられる。
続いて、図1及び図2を参照して、張力付与装置100の構成について説明する。張力付与装置100は、補助ロール101,102と、押圧部材110と、支持部材120と、動作制御部130とを含む。
次に、金属製品の製造装置1の動作について説明する。まず、図1に示されるように、コントローラCtrが送出装置10,20を制御して、金属板Mが二つのプレス加工装置30,40を順次通過するように、金属板Mを間欠的に搬送する。金属板Mが所定量だけ搬送されると、送出装置10,20の動作が停止する。
以上の例によれば、動作制御部130が保持部材122を拘束していない場合(静止状態としていない場合)、送出装置10,20が金属板Mを保持して間欠的に搬送している状態において、テンションロール111が金属板Mを押圧する。そのため、金属板Mに張力が付与された状態で金属板Mが搬送されるので、金属板Mに脈動が生じ難くなる。一方、動作制御部130が保持部材122を拘束している場合(静止状態としている場合)、テンションロール111による金属板Mの押圧が支持ロール121によって抑制される。すなわち、支持ロール121は、金属板Mを介してテンションロール111を背後から支持し、支持ロール121に近づく方向へのテンションロール111の移動を規制する。そのため、金属板Mが送出装置10,20による保持から解放された状態において、テンションロール111による金属板Mの押圧が抑制される。その結果、金属板Mの位置ずれを抑制することが可能となる。
本明細書における開示はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。特許請求の範囲及びその要旨を逸脱しない範囲において、以上の例に対して種々の省略、置換、変更などが行われてもよい。
例1.本開示の一つの例に係る張力付与装置(100)は、送出装置(10,20)によって間欠的に搬送される金属板(M)のうち二つのプレス加工装置(30,40)の間を通過する部分を弾性的に押圧するように構成された押圧部材(110)と、金属板(M)に対して押圧部材(110)とは反対側に配置される支持部材(120)と、支持部材(120)の動作を制御するように構成された動作制御部(130)とを備える。動作制御部(130)は、送出装置(10,20)による金属板(M)の保持が解放されるのと同時又はその前に、押圧部材(110)による金属板(M)の押圧を規制するように支持部材(120)を静止させることを実行する。動作制御部が支持部材を静止状態としていない場合、送出装置が金属板を保持して間欠的に搬送している状態において、押圧部材が金属板を押圧する。そのため、金属板に張力が付与された状態で金属板が搬送されるので、金属板に脈動が生じ難くなる。一方、動作制御部が支持部材を静止状態としている場合、押圧部材による金属板の押圧が支持部材によって抑制される。すなわち、支持部材は、金属板を介して押圧部材を背後から支持し、支持部材に近づく方向への押圧部材の移動を規制する。そのため、金属板が送出装置による保持から解放された状態であっても、押圧部材による金属板の押圧が抑制される。その結果、金属板の位置ずれを抑制することが可能となる。
Claims (9)
- 送出装置によって間欠的に搬送される金属板のうち二つのプレス加工装置の間を通過する部分を弾性的に押圧するように構成された押圧部材と、
前記金属板に対して前記押圧部材とは反対側に配置される支持部材と、
前記支持部材の動作を制御するように構成された動作制御部とを備え、
前記動作制御部は、前記送出装置による前記金属板の保持が解放されるのと同時又はその前に、前記押圧部材による前記金属板の押圧を規制するように前記支持部材を静止させることを実行する、張力付与装置。 - 前記押圧部材は、
前記金属板と当接するように構成されたテンションロールと、
前記テンションロールを回転可能に保持するように構成された保持部材と、
前記保持部材を付勢するように構成された付勢部材とを含む、請求項1に記載の装置。 - 前記支持部材は、
前記金属板と当接するように構成された支持ロールと、
前記支持ロールを回転可能に保持するように構成された他の保持部材と、
前記他の保持部材を付勢するように構成された他の付勢部材とを含む、請求項1又は2に記載の装置。 - 前記動作制御部は、
偏心カムと、
前記偏心カムを回転させる駆動部とを含み、
前記支持部材を静止させることは、前記偏心カムの周面が前記他の保持部材に近づくように前記駆動部が前記偏心カムを回転させることにより、前記他の保持部材の動作を規制することを含む、請求項3に記載の装置。 - 前記動作制御部は、
前記二つのプレス加工装置のうち一方のプレス加工装置の昇降部に接続可能に構成されたカムドライバと、
前記カムドライバの動作に伴い、前記カムドライバの動作方向と交差する方向に移動するように構成されたカムスライダとを含み、
前記支持部材を静止させることは、前記昇降部の下降に伴い前記カムドライバが前記カムスライダを前記交差する方向に押圧することにより、前記他の保持部材の動作を規制することを含む、請求項3に記載の装置。 - 前記支持部材を静止させることは、前記押圧部材と前記支持部材とで前記金属板を挟持するように前記支持部材を前記押圧部材に対して近づけることを含む、請求項3に記載の装置。
- 前記押圧部材は前記金属板の上方に配置されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の装置。
- 金属板を間欠的に送り出すように構成された送出装置と、
前記送出装置によって搬送される前記金属板をプレス加工するように構成された第1のプレス加工装置と、
前記第1のプレス加工装置の下流側に配置され、前記送出装置によって搬送される前記金属板をプレス加工するように構成された第2のプレス加工装置と、
前記第1のプレス加工装置と前記第2のプレス加工装置との間に配置された請求項1〜7のいずれか一項に記載の装置とを備える、金属製品の製造装置。 - 金属板のうち二つのプレス加工装置の間を通過する部分を押圧部材によって弾性的に押圧しつつ、前記二つのプレス加工装置を順次通過するように前記金属板を送出装置によって搬送することと、
前記送出装置による前記金属板の保持が解放されるのと同時又はその前に、前記押圧部材による前記金属板の押圧を規制することと、
前記押圧部材による前記金属板の押圧が規制された状態で、前記二つのプレス加工装置がそれぞれ前記金属板を加工することと、
前記金属板を加工することの後に、前記送出装置によって前記金属板を保持することと、
前記送出装置によって前記金属板が保持されるのと同時又はその後に、前記押圧部材の規制を解除することとを含む、金属製品の製造方法。
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