JP2021015671A - X線管装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電圧耐久性に優れたX線管装置を提供する。又は、小型化及び軽量化を図ることのできるX線管装置を提供する。【解決手段】 X線管装置10は、高電圧供給端子44を有するX線管30と、ハウジング20と、冷却液7と、リセプタクル300と、ケーブルと、絶縁部材90と、を備える。ハウジング20は、ハウジング本体20eと、ハウジング本体20eの第1開口部を閉塞した側板と、を有する。上記ケーブルは、高電圧供給端子44に接続された一端部と、リセプタクル300に接続された他端部と、を有している。絶縁部材90は、ハウジング20の内部に位置し、上記側板に固定され、X線管30との間に隙間を空けて位置している。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、X線管装置に関する。
X線管装置は、医療診断機器など、多くの用途に利用されている。X線管装置は、回転陽極型のX線管と、X線管を収容するハウジングと、X線管とハウジングとの間の空間に充填された絶縁油と、ハウジングに設けられたリセプタクルと、X線管の陽極とリセプタクルとを接続するケーブルと、を備えている。高電圧発生装置のプラグは、リセプタクルに電気的に接続されている。X線管装置の陽極には、高電圧発生装置から高電圧が供給される。
上記X線管装置において、X線管の真空外囲器の陽極側からハウジングまでの距離は、放電が発生しない長さに設計されている。従って、ハウジングの大きさは、真空外囲器の大きさに基づいて決定されている。
実開平5−87900号公報
本実施形態は、電圧耐久性に優れたX線管装置を提供する。又は、小型化及び軽量化を図ることのできるX線管装置を提供する。
一実施形態に係るX線管装置は、
真空外囲器と、前記真空外囲器内に設けられた陽極ターゲットと、前記真空外囲器内に設けられ前記陽極ターゲットに照射する電子を放出する陰極と、前記真空外囲器の外側に露出し前記陽極ターゲットに電気的に接続された高電圧供給端子と、を有するX線管と、第1開口部及び第2開口部が形成されたハウジング本体と、前記第1開口部を閉塞し前記X線管のX線管軸に沿った方向において前記高電圧供給端子に距離を置いて対向した側板と、を有し、前記X線管を収納したハウジングと、前記X線管と前記ハウジングとの間の空間に充填された電気絶縁性の冷却液と、前記第2開口部を通り前記ハウジング本体に取付けられたリセプタクルと、前記高電圧供給端子に接続された一端部と、前記リセプタクルに接続された他端部と、を有し、前記空間に位置するケーブルと、前記ハウジングの内部に位置し前記側板に固定され前記X線管との間に隙間を空けて位置した絶縁部材と、を備える。
図1は、第1の実施形態に係るX線管装置を示す断面図である。 図2は、図1の線II−IIに沿ってX線管装置の一部を拡大して示す断面図である。 図3は、図1に示したX線管を示す断面図である。 図4は、第2の実施形態に係るX線管装置を示す断面図である。 図5は、図4に示したX線管装置の一部を拡大して示す断面図であり、接続端子部、ケーブル、及び絶縁部材を示す図である。 図6は、上記第2の実施形態の変形例に係るX線管装置の一部を拡大して示す断面図であり、接続端子部、ケーブル、及び絶縁部材を示す図である。
以下に、本発明の各実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態に係るX線管装置について説明する。始めに、X線管装置の構成について説明する。図1は、一実施形態に係るX線管装置を示す断面図である。
図1に示すように、X線管装置10は、回転陽極型のX線管装置であり、大まかにハウジング20と、ハウジング20内に収納された回転陽極型のX線管30と、X線管30とハウジング20との間の空間に充填された冷却液7と、絶縁部材4と、絶縁部材90と、回転駆動部としてのステータコイル9と、リセプタクル300、400と、を備えている。本実施形態において、冷却液7は、電気絶縁性の冷却液としての絶縁油である。冷却液7は、X線管30、ステータコイル9などが発生する熱の少なくとも一部を吸収するものである。
ハウジング20は、筒状に形成されたハウジング本体20eと、蓋部20f,20g,20hとを有している。蓋部20f,20g,20hは、それぞれ側板とも称され得る。ハウジング本体20e、及び蓋部20f,20g,20hは、金属材料又は樹脂材料で形成されている。この実施形態において、ハウジング本体20e、及び蓋部20f、20g、20hは、アルミニウムを用いた鋳物で形成されている。樹脂材料を使用する場合は、ネジ部など強度を必要とする個所や、樹脂の射出成形で成形し難い個所、またハウジング20の外部への電磁気ノイズの漏洩を防止する図示しない遮蔽層など、部分的に金属を併用してもよい。
ハウジング本体20eには、第1開口部としての開口部OP1と、第2開口部としての開口部OP2と、開口部OP3と、開口部OP4と、が形成されている。開口部OP1及び開口部OP2は、後述する高電圧供給端子44が位置する側に位置している。開口部OP3及び開口部OP4は、後述する高電圧供給端子54が位置する側に位置している。開口部OP1及び開口部OP4は、X線管30のX線管軸aに沿った方向に開口している。開口部OP2及び開口部OP3は、X線管軸aに交差する方向として、X線管軸aに直交する方向に開口している。
開口部OP1には、環状の段差部が形成されている。上記段差部の内周面には、環状の溝部が形成されている。X線管軸aに沿った方向において、蓋部20fの周縁部はハウジング本体20eの段差部に接触している。ハウジング本体20eの上記溝部にはC形止め輪20iが嵌合されている。蓋部20fは、開口部OP1を閉塞しX線管軸aに沿った方向において高電圧供給端子44に距離を置いて対向している。
C形止め輪20iは、X線管軸aに沿った方向における、ハウジング本体20eに対する蓋部20fの位置を規制している。この実施形態において、蓋部20fのがたつきを防止するため、蓋部20fの位置は固定されている。ハウジング本体20eと蓋部20fとの間に設けられた環状の被シール部は、ゴム部材2aで液密にシールされている。この実施形態において、ゴム部材2aはOリングで形成されている。ゴム部材2aは、ハウジング20外部への冷却液7の漏れを防止する機能を有している。高電圧供給端子44が位置する側の開口部OP1は、蓋部20f、C形止め輪20i、及びゴム部材2aにより液密に閉塞されている。
ハウジング本体20eの開口部OP4の内周面には、環状の溝部が形成されている。蓋部20gはハウジング本体20eの内部に位置している。蓋部20hは蓋部20gに対向している。蓋部20gは、冷却液7が出入りする開口部20kを有している。蓋部20hには、雰囲気としての空気が出入りする通気孔20mが形成されている。
ハウジング本体20eの上記溝部にはC形止め輪20jが嵌合されている。C形止め輪20jは、蓋部20hがゴム部材2bの周縁部(シール部)へ応力を加えている状態を保持している。ゴム部材2bのシール部はOリングのように形成されている。上記のことから、高電圧供給端子54が位置する側の開口部OP4は、蓋部20g、蓋部20h、C形止め輪20j、及びゴム部材2bにより液密に閉塞されている。
ハウジング本体20eと蓋部20gと蓋部20hとの間に設けられた環状の被シール部は、ゴム部材2bのシール部で液密にシールされている。ゴム部材2bは、ハウジング20外部への冷却液7の漏れを防止する機能を有している。
この実施形態において、ゴム部材2bはゴムベローズ(ゴム膜)であり、冷却液7に接している。ゴム部材2bは、ハウジング20内において、蓋部20g及び蓋部20hで囲まれた領域を、第1空間と、第2空間とに仕切っている。第1空間は、開口部20kと繋がった空間であり、冷却液7が存在する空間である。第2空間は、通気孔20mと繋がった空間であり、外気が存在する空間である。ゴム部材2bは、冷却液7の体積変化を吸収し、冷却液7の圧力調整を行っている。
図2は、図1の線II−IIに沿ってX線管装置の一部を拡大して示す断面図である。図1及び図2に示すように、ハウジング本体20eは、X線透過領域R1に位置したX線放射口20oを有している。X線放射口20oは、ハウジング本体20eの一部を貫通して形成されている。ハウジング20は、X線放射窓20wを有している。X線放射窓20wは、X線を透過しハウジング20外部に放射する。
なお、後述するX線遮蔽部520及び540は、X線放射口20oにおけるハウジング20外部へのX線の放射を妨げることのないように設けられている。このため、X線遮蔽部540は、X線放射口20oの側縁に設けられている。
X線放射窓20wは、ハウジング20の外側に位置している。X線放射窓20wは、機械的強度が高く、X線を透過し易い材料を利用して形成することができる。この実施形態において、X線放射窓20wは、アルミニウムを利用して形成されているが、他の金属材料や樹脂などを利用して形成することも可能である。X線放射窓20wは凹型形状を有し、X線管30とX線放射窓20wとの間隔の低減を図っている。
X線放射窓20wに対向したハウジング本体20eの外壁には、取付け面が形成されている。X線放射口20oを囲むようにハウジング本体20eの取付け面には枠状の溝部が形成されている。X線放射窓20wは、上記取付け面に対向した状態で、上記取付け面に接触され、締め具としてのねじ20sによりハウジング本体20eに締め付けられている。ねじ20sは、X線放射窓20wに形成された貫通孔を通り、ハウジング本体20eに形成されたねじ穴に締め付けられている。X線放射窓20wはX線放射口20oを閉塞している。
ハウジング本体20eとX線放射窓20wとの間に設けられた枠状の被シール部は、ゴム部材2cで液密にシールされている。この実施形態において、ゴム部材2cはOリングで形成されている。ゴム部材2cは、ハウジング本体20eの取付け面に形成された溝部に設けられている。ゴム部材2cは、ハウジング20外部への冷却液7の漏れを防止する機能を有している。
図3は、図1に示したX線管30を示す断面図である。
図1及び図3に示すように、X線管30は、真空外囲器31を備えている。真空外囲器31は、径大部31aと、径小部31bと、接続部31cと、を有している。径大部31aは、筒状の形状を有し、陽極ターゲット35のX線管軸aに垂直な方向にて陽極ターゲット35を囲んでいる。径小部31bは、径大部31aより外径の小さい筒状の形状を有し、X線管軸aに垂直な方向にてロータ14を囲んでいる。接続部31cは、円錐形の形状を有し、径大部31aと径小部31bとを接続している。
真空外囲器31は、真空容器32を有している。真空容器32は、上記径大部31a、径小部31b、及び接続部31cを有している。真空容器32は、例えば、ガラス、又は銅、ステンレス及びアルミニウム等の金属で形成されている。この実施形態において、真空容器32はガラスで形成されている。なお、真空容器32を金属で形成する場合、真空容器32は、X線透過領域R1に対向した開口を有している。そして、真空容器32の開口は、X線を透過する材料としてのベリリウムで形成されたX線透過窓で気密に閉塞されている。真空外囲器31の一部は、高電圧絶縁部材50で形成されている。本実施形態において、高電圧絶縁部材50は、ガラスで形成されている。高電圧絶縁部材50は、径大部31aより外径の小さい径小部として機能している。
X線管30は、真空外囲器31に収納された陽極ターゲット35及び陰極36を有している。
陽極ターゲット35は、真空外囲器31内に設けられている。陽極ターゲット35は、円盤状に形成されている。陽極ターゲット35は、この陽極ターゲットの外面の一部に設けられた傘状のターゲット層35aを有している。ターゲット層35aは、陰極36から照射される電子が衝突することによりX線を放出する。陽極ターゲット35は、モリブデン合金などの金属で形成されている。ターゲット層35aはタングステン合金等の金属で形成されている。陽極ターゲット35は、X線管軸aを中心に回転自在である。
陰極36は、真空外囲器31内に設けられている。陰極36は、陽極ターゲット35に照射する電子を放出する。陰極36には相対的に負の電圧が印加される。低膨張合金であるKOV部材55は、真空外囲器31内で高電圧供給端子54を覆っている。ここでは、高電圧供給端子54はガラス製の高電圧絶縁部材50に封着され、KOV部材55は高電圧絶縁部材50に摩擦ばめを利用して固定されている。KOV部材55には、陰極支持部材37が取付けられている。陰極36は、陰極支持部材37に取付けられている。
高電圧供給端子54は、陰極支持部材37の内部を通って陰極36に接続されている。高電圧供給端子54は、真空外囲器31の外側に露出している。本実施形態において、高電圧供給端子54は、高電圧絶縁部材50から真空外囲器31の外側に露出している。高電圧供給端子54は、陰極36に相対的に負の電圧を印加するともに陰極36の図示しないフィラメント(電子放出源)にフィラメント電流を供給するものである。
X線管30は、固定シャフト11、回転体12、軸受け13、及びロータ14を備えている。固定シャフト11は、円柱状に形成されている。固定シャフト11の外周の一部には突出部が形成され、突出部は真空外囲器31に気密に取付けられている。固定シャフト11には、高電圧供給端子44が電気的に接続されている。固定シャフト11は回転体12を回転可能に支持する。
回転体12は、筒状に形成され、固定シャフト11と同軸的に設けられている。回転体12の外面にロータ14が取り付けられている。回転体12には、陽極ターゲット35が取付けられている。軸受け13は、固定シャフト11と回転体12の間に形成されている。回転体12及びロータ14は、陽極ターゲット35とともに回転自在に設けられている。上記固定シャフト11、回転体12、軸受け13、及びロータ14は、陽極ターゲット回転機構を形成している。上記陽極ターゲット回転機構は、陽極ターゲット35を回転自在に支持する。
高電圧供給端子44は、真空外囲器31の外側に露出している。高電圧供給端子44は、ハウジング本体20eより蓋部20fに近接し、かつ、X線管軸aに沿った方向にて蓋部20fに最も近接している。高電圧供給端子44は、固定シャフト11、軸受け13、及び回転体12を介して陽極ターゲット35に電気的に接続されている。これにより、高電圧供給端子44は、陽極ターゲット35に相対的に正の電圧を印加する。この実施形態において、高電圧供給端子44及び高電圧供給端子54は、金属端子である。
X線管30の固定シャフト11は絶縁部材4にも固定されている。絶縁部材4は、ハウジング20に支持されている。本実施形態において、絶縁部材4は、ステータコイル9及び保持部材3を介してハウジング20に支持されている。絶縁部材4は、X線管軸aに垂直な方向にて真空外囲器31を囲んでいる。絶縁部材4は、真空外囲器31との間に隙間を空けて位置している。絶縁部材4は、筒部4a及び円錐部4bを有し、管状に形成されている。筒部4aは、X線管軸aに垂直な方向にて径小部31bを囲んでいる。円錐部4bは、X線管軸aに垂直な方向にて接続部31cを囲み、筒部4aに接続されている。絶縁部材4は、X線管30とステータコイル9との間を電気的に絶縁するものである。絶縁部材4は、絶縁材料として、例えばエポキシ系の材料で形成されている。
絶縁部材4の高電圧供給端子44側の端部には、例えば、複数の貫通孔hが形成されている。そのため、絶縁部材4の高電圧供給端子44側の端部が閉塞されている場合と比較して、真空外囲器31と絶縁部材4との間の領域にも冷却液7の自然対流が生じ易くなる。但し、本実施形態と異なり、絶縁部材4の高電圧供給端子44側の端部は閉塞されていてもよい。
図1及び図2に示すように、X線管装置10は、鉛で形成されたX線遮蔽部510,520,530,540,590をさらに備えている。これらのX線遮蔽部は、少なくとも鉛を含むX線不透過材で形成されていればよく、鉛合金等で形成されていてもよい。
図1に示すように、X線遮蔽部510は、X線管軸aに沿った方向にターゲット層35aと対向したハウジング20の一端側に設けられている。X線遮蔽部510は、ターゲット層35aから放射されるX線を遮蔽するものである。X線遮蔽部510は、第1遮蔽部511及び第2遮蔽部512を有している。
第1遮蔽部511は、X線管軸aに沿った方向にターゲット層35aと対向した側の蓋部20gに貼り付けられている。第1遮蔽部511は、蓋部20g全体を覆っている。第1遮蔽部511は、開口部20kと対向した個所が開口して形成され、開口部20kによる冷却液7の出入りを維持している。
第2遮蔽部512は、第1遮蔽部511上に設けられている。第2遮蔽部512は、開口部20k付近からハウジング20の外部に漏れる恐れのあるX線を遮蔽するものである。
X線遮蔽部520は円筒状に形成されている。X線遮蔽部520の一端部は、第1遮蔽部511に近接している。このため、X線遮蔽部510及びX線遮蔽部520間の隙間から漏れる恐れのあるX線を遮蔽することができる。
X線遮蔽部520は、X線管軸aに沿って第1遮蔽部511から陽極ターゲット35(ターゲット層35aの表面の延長線上)を越える位置まで延出している。この実施形態において、X線遮蔽部520は、第1遮蔽部511からステータコイル9と対向する位置まで延出している。X線遮蔽部520は、必要に応じてハウジング20に固定されている。
X線遮蔽部530は、筒状に形成され、ハウジング20の筒部20r内に設けられている。なお、筒部20rは開口部OP3を形成している。X線遮蔽部530の一端部は、X線遮蔽部520に近接している。X線遮蔽部530は、必要に応じて筒部20rに固定されている。ここでは、X線遮蔽部530は、筒部20rの内壁に形成された突出部に固定されている。なお、上記突出部は、X線遮蔽部530の位置決めにも利用されている。このため、筒部20rから漏れる恐れのあるX線を遮蔽することができる。
図2に示すように、X線遮蔽部540は、枠状に形成され、ハウジング20のX線放射口20oの側縁に設けられている。X線遮蔽部540の一端部は、X線遮蔽部520に近接している。X線遮蔽部540は、必要に応じてX線放射口20oの側縁に固定されている。
図1に示すように、X線遮蔽部材590は、環状に形成されている。X線遮蔽部材590は、ステータコイル9に取り付けられ、ハウジング20と同電位に設定されている。X線管軸aに垂直な方向において、X線遮蔽部材590は、X線遮蔽部520で囲まれている。X線遮蔽部材590は、散乱X線の遮蔽に寄与している。
図1及び図3に示すように、負荷部としてのステータコイル9は、絶縁部材4とハウジング20との間に位置し、絶縁部材4に固定されている。ステータコイル9は、上記陽極ターゲット回転機構(ロータ14、回転体12、及び陽極ターゲット35)を回転させるための推進力を発生するものである。ステータコイル9に所定の電流が供給されることで、ステータコイル9はロータ14に与える磁界を発生するため、陽極ターゲット35などが所定の速度で回転される。
ステータコイル9は、ハウジング20に固定されている。本実施形態において、ステータコイル9は、保持部材3によりハウジング20に固定されている。保持部材3は、ハウジング20に固定され、ステータコイル9を保持している。また、保持部材3は、金属で形成されている。そのため、ステータコイル9の電位は、ハウジング20の電位である接地電位に接地される。
X線管装置10は、陽極用のリセプタクル300及び陰極用のリセプタクル400を有している。リセプタクル300は、ハウジング本体20eの筒部20qの開口部OP2を通り、筒部20qの内部に位置し、筒部20q(ハウジング本体20e)に取付けられている。リセプタクル400は、ハウジング20の筒部20rの開口部OP3を通り、筒部20rの内部に位置し、筒部20r(ハウジング本体20e)に取付けられている。
リセプタクル300は、X線管軸aに直交する方向において、高電圧供給端子44と対向している。X線管軸aに沿った方向においてリセプタクル300が高電圧供給端子44と蓋部20fとの間に位置している場合と比較して、X線管軸aに沿った方向におけるX線管装置10のサイズを小さくすることができる。X線管装置10の軽量化を図ることができる。
リセプタクル300は、電気絶縁部材としてのハウジング301と、高電圧供給端子としての端子302とを有している。
ハウジング301は、筒部20q(ハウジング20)の外側に開口した桶状に形成されている。ハウジング301は、ほぼ軸対称なコップ形状を有している。また、ハウジング301のプラグ差込口がハウジング20の外側に開口している。
ハウジング301の開口側の端部において、ハウジング301の外面には、環状の突出部が形成されている。ハウジング301は、絶縁性の材料として、例えば樹脂で形成されている。端子302は、ハウジング301の底部に液密に取付けられ、上記底部を貫通している。
筒部20qの段差部には、雌ねじの加工がなされている。リングナット310は、側面に雄ねじの加工がなされている。リングナット310は、筒部20qの段差部に締め付けられ、ハウジング301を押圧している。
リセプタクル300及びリセプタクル300に挿入される図示しないプラグは、非面圧式であり、着脱可能に形成されている。上記プラグは、高電圧発生装置8に接続されている。プラグをリセプタクル300に連結した状態で、プラグから端子302に高電圧(例えば、+70〜+80kV)が供給される。
リセプタクル400は、リセプタクル300と同様に形成されている。
リセプタクル400は、電気絶縁部材としてのハウジング401と、高電圧供給端子としての複数の端子402とを有している。ハウジング401は、筒部20r(ハウジング20)の外側に開口した桶状に形成されている。
ハウジング401の開口側の端部において、ハウジング401の外面には、環状の突出部が形成されている。ハウジング401は、絶縁性の材料として、例えば樹脂で形成されている。端子402は、ハウジング401の底部に液密に取付けられ、上記底部を貫通している。
筒部20rの段差部には、雌ねじの加工がなされている。リングナット410は、側面に雄ねじの加工がなされている。リングナット410は、筒部20rの段差部に締め付けられ、ハウジング401を押圧している。
リセプタクル400及びリセプタクル400に挿入される図示しないプラグは、非面圧式であり、着脱可能に形成されている。上記プラグは、高電圧発生装置8に接続されている。プラグをリセプタクル400に連結した状態で、プラグから端子402に高電圧(例えば、−70〜−80kV)及びフィラメント電流が供給される。
筒部20qとリセプタクル300との間に設けられた枠状の被シール部は、ゴム部材2fで液密にシールされている。この実施形態において、ゴム部材2fはOリングで形成されている。ゴム部材2fは、ハウジング20外部への冷却液7の漏れを防止する機能を有している。
なお、ゴム部材2gは、ゴム部材2fと同様にOリングで形成されている。ゴム部材2gは、筒部20rとリセプタクル400との間に設けられた被シール部を液密にシールしている。
図1に示すように、ケーブルとしての高電圧ケーブル61は、絶縁被覆配線であり、X線管30とハウジング20との間の空間に位置している。高電圧ケーブル61は、高電圧供給端子44に接続された一端部と、リセプタクル300の端子302に接続された他端部と、を有している。高電圧ケーブル61は、高電圧供給端子44に高電圧を与える。高電圧ケーブル61と端子302との接続には、溶接や半田付けなどを利用することができる。
ケーブルとしての高電圧ケーブル71,72は、絶縁被覆配線であり、X線管30とハウジング20との間の空間に位置している。高電圧ケーブル71,72の各々は、高電圧供給端子54に接続された一端部と、リセプタクル400の端子402に接続された他端部と、を有している。高電圧ケーブル71,72は、高電圧供給端子54に高電圧及びフィラメント電流を与える。
上記のように構成されたX線管装置では、リセプタクル300、400に所定の高電圧を印加する。リセプタクル300に印加された高電圧は、高電圧ケーブル61、高電圧供給端子44、固定シャフト11、軸受け13、及び回転体12を介して陽極ターゲット35に与えられる。リセプタクル400に印加された高電圧及び電流は、高電圧ケーブル71,72及び高電圧供給端子54を介して陰極36に供給される。
これにより、陰極36から放出された電子は陽極ターゲット35のターゲット層35aに衝突し、陽極ターゲット35の焦点からX線が放射される。X線は、真空容器32(又はX線透過窓)及びX線放射窓20wを通ってハウジング20の外部へ放射される。
絶縁部材90は、ハウジング20の内部に位置し、蓋部20fに固定されている。絶縁部材90は、X線管30との間に隙間を空けて位置している。ここでは、絶縁部材90は、高電圧供給端子44(接続部80)との間に隙間を空けて位置している。接続部80は、高電圧供給端子44と高電圧ケーブル61との接続部である。
絶縁部材90は、X線管軸aに沿った方向にて、高電圧供給端子44(接続部80)と蓋部20fとの間に位置している。本実施形態において、円板状の蓋部20fに対応するよう、絶縁部材90は、円板の形状を有している。絶縁部材90は、蓋部20fのハウジング20の内部に位置する面Sの全体を実質的に覆い、少なくともX線管軸aの延長上の領域を覆っている。ここで、絶縁部材90が面Sの全体を実質的に覆うとは、絶縁部材90が面Sの70%以上を覆うことを言う。
なお、絶縁部材90は、少なくともX線管軸aの延長上の領域を覆っていればよく、面Sの70%未満を覆っていてもよい。この場合も、高電圧供給端子44(接続部80)と蓋部20fとの間に起こり得る放電の発生を抑制することができる。
ここで、絶縁部材90の導電率は、冷却液7の導電率より低い。本実施形態において、絶縁部材90は、電気絶縁性の樹脂で形成されている。
上記のように構成された第1の実施形態に係るX線管装置10によれば、X線管装置10は、X線管30と、ハウジング20と、冷却液7と、リセプタクル400と、高電圧ケーブル61と、を備えている。X線管装置10が絶縁部材90を備えていない場合、X線管装置10の陽極ターゲット35(高電圧供給端子44)側の重量及び寸法は、真空外囲器31の大きさに依存し、変更することは困難である。言い換えると、X線管装置10の小型化及び軽量化は困難である。
そこで、本実施形態のX線管装置10は絶縁部材90をさらに備えている。絶縁部材90をX線管30とハウジング20との間に介在させることで、X線管装置10の内部の電圧耐久性を向上させることができる。
さらに、絶縁部材90を利用する場合は、絶縁部材90を利用しない場合と比較し、高電圧供給端子44(接続部80)から蓋部20fまでの距離を縮めることができる。これにより、X線管装置10の小型化及び軽量化を図ることができる。例えば、ハウジング20の内部に冷却液7を充填する量を低減することができる。しかも、十分な電圧耐久性を得ることができるため、最大電圧の定格を落とすなど、性能を落とすこと無しに、X線管装置10の小型化及び軽量化を図ることができる。
上記のことから、電圧耐久性に優れたX線管装置10を得ることができる。また、小型化及び軽量化を図ることのできるX線管装置10を得ることができる。
(第2の実施形態)
次に、本第2の実施形態に係るX線管装置10について説明する。図4は、本実施形態に係るX線管装置10を示す断面図である。図5は、図4に示したX線管装置10の一部を拡大して示す断面図であり、接続端子部600、ケーブル230、及び絶縁部材90などを示す図である。
図4及び図5に示すように、X線管装置10は、接続端子部600と、ケーブル230をさらに備えている。蓋部20fは、第3開口としての開口部OP5を有している。接続端子部600は、開口部OP5を閉塞している。接続端子部600は、端子支持体601と、端子602と、ねじ605と、を備えている。
端子支持体601は、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂などの電気絶縁材を利用して形成されている。端子支持体601は、ハウジング20の内部から外部に向かって延在した複数の貫通孔601hを有している。端子支持体601は、蓋部20fに固定されている。本実施形態において、端子支持体601は、締め具としてのねじ605により蓋部20fに固定されている。ねじ605は、端子支持体601に形成された貫通孔を通り、蓋部20fに形成されたねじ穴に締め付けられている。ゴム部材2hはOリングを形成している。ゴム部材2hは、蓋部20fと端子支持体601との間に設けられ、ハウジング20外部への冷却液7の漏れを防止する機能を有している。接続端子部600は、ゴム部材2hなどとともに開口部OP5を液密に閉塞している。
各端子602は、端子支持体601と一体射出成型により、対応する貫通孔601hに挿通された状態で端子支持体601に取付けられている。ここで、端子602には各ケーブル230の電線が一対一で接続されている。負荷部としてのステータコイル9は、ケーブル230の電線等を介して端子602に接続されている。ステータコイル9には、上記端子602、ケーブル230等を介して電力(主に電流)が与えられる。このように構成されたX線管装置10では、接続端子部600を介してステータコイル9に所定の電力を印加することでロータ14が回転し、陽極ターゲット35が回転する。
絶縁部材90は、蓋部20fに固定されている。絶縁部材90は、接続端子部600を覆っている。詳しくは、絶縁部材90は、端子602と、ケーブル230の電線との接続部85を覆っている。絶縁部材90は、筒部91と、板部92と、貫通孔93と、を有している。筒部91は、X線管軸aに沿った方向に延在し、接続部85を囲んでいる。板部92は、X線管軸aに沿った方向にて、筒部91よりX線管30側に位置し、筒部91の一端部に接続され、筒部91とともに接続部85を囲んでいる。ケーブル230が通る貫通孔93は、筒部91及び板部92の少なくとも一方に形成されている。ここでは、板部92は円板であり、筒部91及び板部92は一体に形成され、貫通孔93は板部92に形成されている。
上記のように構成された第2の実施形態に係るX線管装置10によれば、X線管装置10は、X線管30と、ハウジング20と、冷却液7と、リセプタクル400と、高電圧ケーブル61と、絶縁部材90と、接続端子部600と、ケーブル230と、を備えている。端子602と、ケーブル230の電線との接続部85を絶縁部材90で覆うことにより、X線管装置10の内部の電圧耐久性を向上させることができる。また、絶縁部材90を利用することで、高電圧供給端子44(接続部80)から蓋部20fまでの距離を縮めることができる。
上記のことから、電圧耐久性に優れたX線管装置10を得ることができる。また、小型化及び軽量化を図ることのできるX線管装置10を得ることができる。
(変形例)
次に、上記第2の実施形態の変形例に係るX線管装置10について説明する。図6は、本変形例に係るX線管装置10の一部を拡大して示す断面図であり、接続端子部600、ケーブル230、及び絶縁部材90などを示す図である。
図6に示すように、絶縁部材90は、端子602とケーブル230の電線との接続部85を埋め尽くしていてもよい。絶縁部材90は、ポッティング材であり、端子支持体601及び蓋部20fに、接着され、固定されている。上記のように、絶縁部材90は、接続端子部600(接続部85)を覆っていてもよい。
本変形例においても、上記第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
X線管装置10は、ハウジング20に収容され、電線を介して接続端子部に接続され、上記電線を介して電力、電圧又は電流が与えられる負荷部を少なくとも1つ備えていればよい。負荷部は、ステータコイル9に限らず、ハウジング20内の種々の負荷部に適用可能である。例えば、負荷部としては、例えば、陰極36から陽極ターゲット35に照射される電子ビームを偏向させる偏向部であってもよい。偏向部としては、X線管30の真空外囲器31の外側で、電子ビームの軌跡を取り囲む位置に設けられ、電力(主に電流)が与えられる磁気偏向部を挙げることができる。
X線管装置10は、陽極ターゲット35及び陰極36にそれぞれ高電圧を印加する中性点接地型のX線管装置に限定されるものではなく、陰極接地型を採っていてもよい。陰極接地型のX線管装置において、陰極36は接地され、陽極ターゲット35に高電圧が印加される。
本発明の実施形態は、上述したX線管装置10に限らず、各種のX線管装置に適用することができる。例えば、上記実施形態を固定陽極型X線管装置に適用することも可能である。
10…X線管装置、7…冷却液、8…高電圧発生装置、9…ステータコイル、
20…ハウジング、20e…ハウジング本体、20f…蓋部、S…面、
OP1,OP2,OP3,OP4,OP5…開口部、30…X線管、31…真空外囲器、
35…陽極ターゲット、36…陰極、11…固定シャフト、12…回転体、
14…ロータ、44…高電圧供給端子、61…高電圧ケーブル、80…接続部、
85…接続部、90…絶縁部材、230…ケーブル、300…リセプタクル、
600…接続端子部、601…端子支持体、601h…貫通孔、602…端子、
a…X線管軸。

Claims (7)

  1. 真空外囲器と、前記真空外囲器内に設けられた陽極ターゲットと、前記真空外囲器内に設けられ前記陽極ターゲットに照射する電子を放出する陰極と、前記真空外囲器の外側に露出し前記陽極ターゲットに電気的に接続された高電圧供給端子と、を有するX線管と、
    第1開口部及び第2開口部が形成されたハウジング本体と、前記第1開口部を閉塞し前記X線管のX線管軸に沿った方向において前記高電圧供給端子に距離を置いて対向した側板と、を有し、前記X線管を収納したハウジングと、
    前記X線管と前記ハウジングとの間の空間に充填された電気絶縁性の冷却液と、
    前記第2開口部を通り前記ハウジング本体に取付けられたリセプタクルと、
    前記高電圧供給端子に接続された一端部と、前記リセプタクルに接続された他端部と、を有し、前記空間に位置するケーブルと、
    前記ハウジングの内部に位置し前記側板に固定され前記X線管との間に隙間を空けて位置した絶縁部材と、を備える、
    X線管装置。
  2. 前記絶縁部材の導電率は、前記冷却液の導電率より低い、
    請求項1に記載のX線管装置。
  3. 前記絶縁部材は、電気絶縁性の樹脂で形成されている、
    請求項1又は2に記載のX線管装置。
  4. 前記高電圧供給端子は、前記ハウジング本体より前記側板に近接し、かつ、前記X線管軸に沿った方向にて前記側板に最も近接し、
    前記絶縁部材は、前記X線管軸に沿った方向にて、前記高電圧供給端子と前記側板との間に位置している、
    請求項1に記載のX線管装置。
  5. 前記絶縁部材は、前記側板の前記ハウジングの内部に位置する面の全体を実質的に覆い、少なくとも前記X線管軸の延長上の領域を覆っている、
    請求項1に記載のX線管装置。
  6. 接続端子部と、
    前記ハウジングに収容され電線を介して前記接続端子部に接続され前記電線を介して電力、電圧又は電流が与えられる負荷部と、をさらに備え、
    前記側板は、第3開口部を有し、
    前記接続端子部は、前記第3開口部を液密に閉塞し、
    前記絶縁部材は、前記接続端子部を覆っている、
    請求項1に記載のX線管装置。
  7. 前記X線管は、前記真空外囲器内に設けられ前記陽極ターゲットを回転自在に支持する陽極ターゲット回転機構をさらに有し、
    前記負荷部は、前記陽極ターゲット回転機構を回転させるための推進力を発生する回転駆動部である、
    請求項6に記載のX線管装置。
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