JP2021015671A - X線管装置 - Google Patents
X線管装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021015671A JP2021015671A JP2019128159A JP2019128159A JP2021015671A JP 2021015671 A JP2021015671 A JP 2021015671A JP 2019128159 A JP2019128159 A JP 2019128159A JP 2019128159 A JP2019128159 A JP 2019128159A JP 2021015671 A JP2021015671 A JP 2021015671A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ray tube
- housing
- high voltage
- insulating member
- voltage supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000002826 coolant Substances 0.000 claims abstract description 25
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 9
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 9
- 230000001141 propulsive effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 10
- 238000004846 x-ray emission Methods 0.000 description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 3
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 description 2
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 2
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 2
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 2
- 229920001707 polybutylene terephthalate Polymers 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 1
- 229910001182 Mo alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000978 Pb alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001080 W alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 229910052790 beryllium Inorganic materials 0.000 description 1
- ATBAMAFKBVZNFJ-UHFFFAOYSA-N beryllium atom Chemical compound [Be] ATBAMAFKBVZNFJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012777 electrically insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- -1 polybutylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 238000004382 potting Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- X-Ray Techniques (AREA)
Abstract
Description
上記X線管装置において、X線管の真空外囲器の陽極側からハウジングまでの距離は、放電が発生しない長さに設計されている。従って、ハウジングの大きさは、真空外囲器の大きさに基づいて決定されている。
真空外囲器と、前記真空外囲器内に設けられた陽極ターゲットと、前記真空外囲器内に設けられ前記陽極ターゲットに照射する電子を放出する陰極と、前記真空外囲器の外側に露出し前記陽極ターゲットに電気的に接続された高電圧供給端子と、を有するX線管と、第1開口部及び第2開口部が形成されたハウジング本体と、前記第1開口部を閉塞し前記X線管のX線管軸に沿った方向において前記高電圧供給端子に距離を置いて対向した側板と、を有し、前記X線管を収納したハウジングと、前記X線管と前記ハウジングとの間の空間に充填された電気絶縁性の冷却液と、前記第2開口部を通り前記ハウジング本体に取付けられたリセプタクルと、前記高電圧供給端子に接続された一端部と、前記リセプタクルに接続された他端部と、を有し、前記空間に位置するケーブルと、前記ハウジングの内部に位置し前記側板に固定され前記X線管との間に隙間を空けて位置した絶縁部材と、を備える。
まず、第1の実施形態に係るX線管装置について説明する。始めに、X線管装置の構成について説明する。図1は、一実施形態に係るX線管装置を示す断面図である。
図1及び図3に示すように、X線管30は、真空外囲器31を備えている。真空外囲器31は、径大部31aと、径小部31bと、接続部31cと、を有している。径大部31aは、筒状の形状を有し、陽極ターゲット35のX線管軸aに垂直な方向にて陽極ターゲット35を囲んでいる。径小部31bは、径大部31aより外径の小さい筒状の形状を有し、X線管軸aに垂直な方向にてロータ14を囲んでいる。接続部31cは、円錐形の形状を有し、径大部31aと径小部31bとを接続している。
陽極ターゲット35は、真空外囲器31内に設けられている。陽極ターゲット35は、円盤状に形成されている。陽極ターゲット35は、この陽極ターゲットの外面の一部に設けられた傘状のターゲット層35aを有している。ターゲット層35aは、陰極36から照射される電子が衝突することによりX線を放出する。陽極ターゲット35は、モリブデン合金などの金属で形成されている。ターゲット層35aはタングステン合金等の金属で形成されている。陽極ターゲット35は、X線管軸aを中心に回転自在である。
第2遮蔽部512は、第1遮蔽部511上に設けられている。第2遮蔽部512は、開口部20k付近からハウジング20の外部に漏れる恐れのあるX線を遮蔽するものである。
ハウジング301は、筒部20q(ハウジング20)の外側に開口した桶状に形成されている。ハウジング301は、ほぼ軸対称なコップ形状を有している。また、ハウジング301のプラグ差込口がハウジング20の外側に開口している。
筒部20qの段差部には、雌ねじの加工がなされている。リングナット310は、側面に雄ねじの加工がなされている。リングナット310は、筒部20qの段差部に締め付けられ、ハウジング301を押圧している。
リセプタクル400は、電気絶縁部材としてのハウジング401と、高電圧供給端子としての複数の端子402とを有している。ハウジング401は、筒部20r(ハウジング20)の外側に開口した桶状に形成されている。
ハウジング401の開口側の端部において、ハウジング401の外面には、環状の突出部が形成されている。ハウジング401は、絶縁性の材料として、例えば樹脂で形成されている。端子402は、ハウジング401の底部に液密に取付けられ、上記底部を貫通している。
リセプタクル400及びリセプタクル400に挿入される図示しないプラグは、非面圧式であり、着脱可能に形成されている。上記プラグは、高電圧発生装置8に接続されている。プラグをリセプタクル400に連結した状態で、プラグから端子402に高電圧(例えば、−70〜−80kV)及びフィラメント電流が供給される。
なお、ゴム部材2gは、ゴム部材2fと同様にOリングで形成されている。ゴム部材2gは、筒部20rとリセプタクル400との間に設けられた被シール部を液密にシールしている。
これにより、陰極36から放出された電子は陽極ターゲット35のターゲット層35aに衝突し、陽極ターゲット35の焦点からX線が放射される。X線は、真空容器32(又はX線透過窓)及びX線放射窓20wを通ってハウジング20の外部へ放射される。
ここで、絶縁部材90の導電率は、冷却液7の導電率より低い。本実施形態において、絶縁部材90は、電気絶縁性の樹脂で形成されている。
さらに、絶縁部材90を利用する場合は、絶縁部材90を利用しない場合と比較し、高電圧供給端子44(接続部80)から蓋部20fまでの距離を縮めることができる。これにより、X線管装置10の小型化及び軽量化を図ることができる。例えば、ハウジング20の内部に冷却液7を充填する量を低減することができる。しかも、十分な電圧耐久性を得ることができるため、最大電圧の定格を落とすなど、性能を落とすこと無しに、X線管装置10の小型化及び軽量化を図ることができる。
上記のことから、電圧耐久性に優れたX線管装置10を得ることができる。また、小型化及び軽量化を図ることのできるX線管装置10を得ることができる。
次に、本第2の実施形態に係るX線管装置10について説明する。図4は、本実施形態に係るX線管装置10を示す断面図である。図5は、図4に示したX線管装置10の一部を拡大して示す断面図であり、接続端子部600、ケーブル230、及び絶縁部材90などを示す図である。
上記のことから、電圧耐久性に優れたX線管装置10を得ることができる。また、小型化及び軽量化を図ることのできるX線管装置10を得ることができる。
次に、上記第2の実施形態の変形例に係るX線管装置10について説明する。図6は、本変形例に係るX線管装置10の一部を拡大して示す断面図であり、接続端子部600、ケーブル230、及び絶縁部材90などを示す図である。
本変形例においても、上記第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
20…ハウジング、20e…ハウジング本体、20f…蓋部、S…面、
OP1,OP2,OP3,OP4,OP5…開口部、30…X線管、31…真空外囲器、
35…陽極ターゲット、36…陰極、11…固定シャフト、12…回転体、
14…ロータ、44…高電圧供給端子、61…高電圧ケーブル、80…接続部、
85…接続部、90…絶縁部材、230…ケーブル、300…リセプタクル、
600…接続端子部、601…端子支持体、601h…貫通孔、602…端子、
a…X線管軸。
Claims (7)
- 真空外囲器と、前記真空外囲器内に設けられた陽極ターゲットと、前記真空外囲器内に設けられ前記陽極ターゲットに照射する電子を放出する陰極と、前記真空外囲器の外側に露出し前記陽極ターゲットに電気的に接続された高電圧供給端子と、を有するX線管と、
第1開口部及び第2開口部が形成されたハウジング本体と、前記第1開口部を閉塞し前記X線管のX線管軸に沿った方向において前記高電圧供給端子に距離を置いて対向した側板と、を有し、前記X線管を収納したハウジングと、
前記X線管と前記ハウジングとの間の空間に充填された電気絶縁性の冷却液と、
前記第2開口部を通り前記ハウジング本体に取付けられたリセプタクルと、
前記高電圧供給端子に接続された一端部と、前記リセプタクルに接続された他端部と、を有し、前記空間に位置するケーブルと、
前記ハウジングの内部に位置し前記側板に固定され前記X線管との間に隙間を空けて位置した絶縁部材と、を備える、
X線管装置。 - 前記絶縁部材の導電率は、前記冷却液の導電率より低い、
請求項1に記載のX線管装置。 - 前記絶縁部材は、電気絶縁性の樹脂で形成されている、
請求項1又は2に記載のX線管装置。 - 前記高電圧供給端子は、前記ハウジング本体より前記側板に近接し、かつ、前記X線管軸に沿った方向にて前記側板に最も近接し、
前記絶縁部材は、前記X線管軸に沿った方向にて、前記高電圧供給端子と前記側板との間に位置している、
請求項1に記載のX線管装置。 - 前記絶縁部材は、前記側板の前記ハウジングの内部に位置する面の全体を実質的に覆い、少なくとも前記X線管軸の延長上の領域を覆っている、
請求項1に記載のX線管装置。 - 接続端子部と、
前記ハウジングに収容され電線を介して前記接続端子部に接続され前記電線を介して電力、電圧又は電流が与えられる負荷部と、をさらに備え、
前記側板は、第3開口部を有し、
前記接続端子部は、前記第3開口部を液密に閉塞し、
前記絶縁部材は、前記接続端子部を覆っている、
請求項1に記載のX線管装置。 - 前記X線管は、前記真空外囲器内に設けられ前記陽極ターゲットを回転自在に支持する陽極ターゲット回転機構をさらに有し、
前記負荷部は、前記陽極ターゲット回転機構を回転させるための推進力を発生する回転駆動部である、
請求項6に記載のX線管装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019128159A JP7254647B2 (ja) | 2019-07-10 | 2019-07-10 | X線管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019128159A JP7254647B2 (ja) | 2019-07-10 | 2019-07-10 | X線管装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021015671A true JP2021015671A (ja) | 2021-02-12 |
JP7254647B2 JP7254647B2 (ja) | 2023-04-10 |
Family
ID=74531648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019128159A Active JP7254647B2 (ja) | 2019-07-10 | 2019-07-10 | X線管装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7254647B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20060067478A1 (en) * | 2004-09-29 | 2006-03-30 | Canfield Bradley D | Semi-permeable diaphragm sealing system |
JP2012028093A (ja) * | 2010-07-21 | 2012-02-09 | Jobu:Kk | X線発生装置 |
JP2013229328A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-11-07 | Toshiba Corp | 回転陽極型x線管ユニット及び回転陽極型x線管装置 |
JP2015090754A (ja) * | 2013-11-05 | 2015-05-11 | 株式会社東芝 | 回転陽極型x線管装置 |
-
2019
- 2019-07-10 JP JP2019128159A patent/JP7254647B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20060067478A1 (en) * | 2004-09-29 | 2006-03-30 | Canfield Bradley D | Semi-permeable diaphragm sealing system |
JP2012028093A (ja) * | 2010-07-21 | 2012-02-09 | Jobu:Kk | X線発生装置 |
JP2013229328A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-11-07 | Toshiba Corp | 回転陽極型x線管ユニット及び回転陽極型x線管装置 |
JP2015090754A (ja) * | 2013-11-05 | 2015-05-11 | 株式会社東芝 | 回転陽極型x線管装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7254647B2 (ja) | 2023-04-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2869672B1 (en) | Rotating-anode x-ray tube assembly | |
JP5825892B2 (ja) | 放射線発生装置及びそれを用いた放射線撮影装置 | |
WO2016136360A1 (ja) | X線管装置 | |
US9847207B2 (en) | X-ray tube assembly | |
JP2016126969A (ja) | X線管装置 | |
JP2015232944A (ja) | X線管装置 | |
JP5582719B2 (ja) | 回転陽極型x線管装置 | |
JPWO2016136373A1 (ja) | X線管装置 | |
JP6173849B2 (ja) | 回転陽極型x線管装置 | |
CN111955057B (zh) | X射线发生装置 | |
JP7254647B2 (ja) | X線管装置 | |
JP2016018687A (ja) | 回転陽極型x線管装置 | |
JP2020095846A (ja) | X線管装置 | |
JP2019192533A (ja) | X線管装置 | |
JP5839859B2 (ja) | X線管装置 | |
JP6367050B2 (ja) | X線管装置 | |
JP2017069037A (ja) | X線管装置 | |
JP2013175356A (ja) | X線管装置 | |
JP5931500B2 (ja) | X線管装置 | |
JP2010244709A (ja) | X線管装置 | |
JP2015106506A (ja) | X線管装置 | |
JP7368683B1 (ja) | X線源装置 | |
US11721515B2 (en) | X-ray module | |
JP2010257900A (ja) | 回転陽極型x線管装置 | |
JP2012084436A (ja) | X線管装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221228 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230220 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230228 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230329 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7254647 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |