JP2021015401A - 誘導システム、航空母艦、管理装置、プログラム、及び管理方法 - Google Patents

誘導システム、航空母艦、管理装置、プログラム、及び管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】飛行体の滑走路への複数の方向からの着陸を支援する技術を提供することが望ましい。【解決手段】飛行体を誘導するための誘導電波であって第1の方位に指向性を有する誘導電波を発信する第1電波発信部と、第1の方位とは反対の第2の方位に指向性を有する誘導電波を発信する第2電波発信部とを有する第1電波発信機と、第1の方位に略同一な第3の方位に指向性を有する飛行体の誘導電波を発信する第3電波発信部と、第3の方位とは反対の第4の方位に指向性を有する誘導電波を発信する第4電波発信部とを有する第2電波発信機とを備える誘導システムを提供する。【選択図】図5

Description

本発明は、誘導システム、航空母艦、管理装置、プログラム、及び管理方法に関する。
飛行体を滑走路に誘導するILS(Instrument Landing Sysmte)が知られていた(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2012−182509号公報
飛行体の滑走路への複数の方向からの着陸を効率的に支援する技術を提供することが望ましい。
本発明の第1の態様によれば、誘導システムが提供される。誘導システムは、飛行体を誘導するための誘導電波であって第1の方位に指向性を有する誘導電波を発信する第1電波発信部と、第1の方位とは反対の第2の方位に指向性を有する誘導電波を発信する第2電波発信部とを有する第1電波発信機を備えてよい。誘導システムは、第1の方位に略同一な第3の方位に指向性を有する飛行体の誘導電波を発信する第3電波発信部と、第2の方位に略同一な第4の方位に指向性を有する誘導電波を発信する第4電波発信部とを有する第2電波発信機とを備えてよい。
上記第2電波発信機は、上記第1電波発信機の位置を基準とした上記第2の方位に配置されてよい。上記第2電波発信部が発信する上記誘導電波は、上記飛行体の滑走路の中心を通過してよい。上記第3電波発信部が発信する上記誘導電波は、上記滑走路の中心を通過してよい。
上記第1電波発信機及び上記第2電波発信機は、円形滑走路に配置されてよく、上記第2電波発信機は、上記第1電波発信機の位置を基準とした上記第2の方位に配置されてよく、上記第2電波発信部が発信する上記誘導電波は、上記円形滑走路の中心を通過してよく、上記第3電波発信部が発信する上記誘導電波は、上記円形滑走路の中心を通過してよい。上記第1電波発信機及び上記第2電波発信機は、上記円形滑走路の円周上に配置されてよい。
上記誘導システムは、上記第1電波発信機及び上記第2電波発信機を、上記円形滑走路の円周に沿って移動させる移動制御部を備えてよい。上記誘導システムは、上記飛行体の、上記円形滑走路の中心を通過する直線の着陸ルートを決定する着陸ルート決定部を備えてよく、上記移動制御部は、上記着陸ルートに基づいて、上記第1電波発信機及び上記第2電波発信機のそれぞれを移動させてよい。上記着陸ルート決定部は、上記飛行体の着陸方向に沿って、上記円形滑走路の中心を通過する直線の上記着陸ルートを決定してよい。上記移動制御部は、上記着陸ルートと上記円形滑走路の円周との交点のそれぞれに、上記第1電波発信機及び上記第2電波発信機のそれぞれを移動させてよい。
上記誘導システムは、第5の方位に指向性を有する誘導電波を発信する第5電波発信部と、上記第5の方位とは反対の第6の方位に指向性を有する誘導電波を発信する第6電波発信部とを有する第3電波発信機と、上記第5の方位に略同一な第7の方位に指向性を有する飛行体の誘導電波を発信する第7電波発信部と、上記第6の方位と略同一な第8の方位に指向性を有する誘導電波を発信する第8電波発信部とを有する第4電波発信機と、上記飛行体の着陸ルートを決定する着陸ルート決定部と、上記着陸ルートに基づいて、上記第1電波発信部及び上記第3電波発信部の組み合わせ、上記第2電波発信部及び上記第4電波発信部の組み合わせ、上記第5電波発信部及び上記第7電波発信部の組み合わせ、又は上記第6電波発信部及び上記第8電波発信部の組み合わせを選択する選択部と、上記選択部によって選択された組み合わせの2つの発信部に、上記飛行体を誘導する誘導電波を発信させる発信制御部とを備えてよい。
本発明の第2の態様によれば、収容及び展開可能な上記円形滑走路と、上記誘導システムとを備える航空母艦が提供される。
本発明の第3の態様によれば、管理装置が提供される。管理装置は、飛行体の着陸ルートを決定する着陸ルート決定部を備えてよい。管理装置は、着陸ルートに基づいて、飛行体を誘導するための誘導電波であって第1の方位に指向性を有する誘導電波を発信する第1電波発信部と、第1の方位とは反対の第2の方位に指向性を有する誘導電波を発信する第2電波発信部とを有する第1電波発信機、及び、第1の方位に略同一な第3の方位に指向性を有する飛行体の誘導電波を発信する第3電波発信部と、第2の方位と略同一な第4の方位に指向性を有する誘導電波を発信する第4電波発信部とを有する第2電波発信機による誘導電波の発信を制御する発信制御部と備えてよい。
本発明の第4の態様によれば、コンピュータを、上記管理装置として機能させるためのプログラムが提供される。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
誘導システム100の一例を概略的に示す。 誘導システム100の一例を概略的に示す。 飛行体400の一例を概略的に示す。 管理装置300の機能構成の一例を概略的に示す。 管理装置300による処理の流れの一例を概略的に示す。 管理装置300による処理の流れの一例を概略的に示す。 航空母艦600の一例を概略的に示す。 航空母艦600の一例を概略的に示す。 航空母艦600の一例を概略的に示す。 管理装置300として機能するコンピュータ1200のハードウェア構成の一例を概略的に示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、誘導システム100の一例を概略的に示す。誘導システム100は、滑走路に対する飛行体の着陸を誘導する。図1では、滑走路の一例として円形滑走路10を図示している。円形滑走路10は、例えば、陸上の適切な任意の場所に配置される。また、図1では、飛行体の一例として、成層圏プラットフォームとして機能する飛行体400を図示している。
誘導システム100は、複数の電波発信機200及び管理装置300を備える。図1に示す例では、8つの電波発信機200が円形滑走路10の円周上に配置されている。電波発信機200の配置数はこれに限らない。例えば、誘導システム100は、数十単位の電波発信機200を備えてもよい。電波発信機200は、円形滑走路10の円周上に等間隔に配置されることが望ましいが、不等間隔に配置されてもよい。なお、電波発信機200は、円形滑走路10上の、円周よりも内側に配置されてもよい。
電波発信機200は、2つずつをペアとして配置される。図1に示す例において、ペアの2つの電波発信機200は、円形滑走路10の直径と円周との交点のそれぞれに配置されている。例えば、ポイント31に配置されている電波発信機200と、ポイント35に配置されている電波発信機200とがペアである。また、ポイント32に配置されている電波発信機200と、ポイント36に配置されている電波発信機200とがペアである。また、ポイント33に配置されている電波発信機200と、ポイント37に配置されている電波発信機200とがペアである。また、ポイント34に配置されている電波発信機200と、ポイント38に配置されている電波発信機200とがペアである。
電波発信機200は、第1の方位に指向性を有する誘導電波を発信する電波発信部210と、第1の方位とは反対の第2の方位に指向性を有する誘導電波を発信する電波発信部220とを有する。図1に示す例では、電波発信部210が、円形滑走路10の法線に沿った外向きに指向性を有する誘導電波を発信し、電波発信部220が、円形滑走路10の中心20の向きに指向性を有する誘導電波を発信する。
ペアとなる2つの電波発信機200のうちの一方の電波発信機200が、第1の方位に指向性を有する誘導電波を発信する電波発信部210と、第1の方位とは反対の第2の方位に指向性を有する誘導電波を発信する電波発信部220とを有し、他方の電波発信機200が、第1の方位に略同一な第3の方位に指向性を有する誘導電波を発信する電波発信部210と、第2の方位に略同一な第4の方位に指向性を有する誘導電波を発信する電波発信部220とを有してよい。
管理装置300は、複数の電波発信機200を管理する。管理装置300は、ペアとなる2つの電波発信機200のうちの第1の電波発信機200が有する電波発信部210と、第2の電波発信機200が有する電波発信部220とによって、飛行体400の着陸を誘導するよう管理してよい。管理装置300は、例えば、電波発信部210に、第1の方位に指向性を有する外向きの誘導電波を発信させ、電波発信部220に、第1の方位に略同一な第3の方位に指向性を有する中心向きの誘導電波を発信させることによって、飛行体400の着陸を誘導する。
飛行体400は、例えばまず、電波発信部210による外向きの誘導電波を受信して、外向きの誘導電波の方向へ飛行する。円形滑走路10に近づくと、飛行体400は、電波発信部220による中心向きの誘導電波を受信し、外向きの誘導電波と中心向きの誘導電波の重なる進路へ飛行する。そして、飛行体400は、着陸後に、中心向きの誘導電波の方向へ滑走する。
ここで、第1の方位に略同一な方位とは、第1の方位を含み、かつ、飛行体400を誘導する上で許容されるずれを含む。例えば、飛行体400を誘導するにあたって第1の方位と第3の方位とで1度のずれが許容される場合、第1の方位に略同一な方位とは、第1の方位に対して±1度の方位である。許容されるずれの量は、電波発信機200の性能、ペアである2つの電波発信機200の間の距離、及び円形滑走路10の大きさ等によって変わり得るので、例えば、これらに応じて任意に設定される。
図1に示す例において、誘導システム100は、例えば、東から西に向かって着陸する飛行体400を、ポイント31に配置された電波発信部210による外向きの誘導電波と、ポイント35に配置された電波発信部220による中心向きの誘導電波とによって誘導する。直径と円周の2つの交点のそれぞれに配置された電波発信部210及び電波発信部220によって飛行体400を誘導することにより、飛行体400に円形滑走路10の中心を通らせることができ、滑走路長を最大限活用することを可能にできる。
また、誘導システム100は、例えば、西から東に向かって着陸する飛行体400を、ポイント35に配置された電波発信部210による外向きの誘導電波と、ポイント31に配置された電波発信部220による中心向きの誘導電波とによって誘導する。このように、ペアとなる2つの電波発信機200によって、2つの方向からの飛行体400の着陸を効率的に誘導することができる。
誘導システム100は、北から南又は南から北に向かって着陸する飛行体400を、ポイント33に配置された電波発信機200と、ポイント37に配置された電波発信機200とによって誘導してよい。また、誘導システム100は、北西から西南又は西南から北西に向かって着陸する飛行体400を、ポイント34に配置された電波発信機200と、ポイント38に配置された電波発信機200とによって誘導してよい。また、誘導システム100は、西北から東南又は東南から西北に向かって着陸する飛行体400を、ポイント32に配置された電波発信機200と、ポイント36に配置された電波発信機200とによって誘導してよい。このように、誘導システム100は、円形滑走路10に配置された8つの電波発信機200を用いることによって、8方向からの飛行体400の着陸を誘導することができる。さらに多くの電波発信機200を配置することによって、誘導システム100は、さらに多くの方向からの飛行体400の着陸を誘導可能にできる。
管理装置300は、複数の電波発信機200から、飛行体400の着陸方向に対応するペアの2つの電波発信機200を選択する機能を有してよい。管理装置300は、例えば、センサ群320によって検出された情報に基づいて、飛行体400の着陸方向を判定する。
センサ群320は、例えば、上空を撮像するカメラを含む。また、センサ群320は、例えば、円形滑走路10における風向及び風速を計測する風速センサを含む。管理装置300は、例えば、風速センサによって出力された風向及び風速に基づいて、風上に向かう方向を着陸方向として決定する。そして、管理装置300は、着陸方向に対応するペアの2つの電波発信機200を選択し、選択した2つの電波発信機200のうちの一方が有する電波発信部210と、他方が有する電波発信部220とに誘導電波を発信させることによって、飛行体400の着陸を誘導する。
電波発信部210によって発信される誘導電波と、電波発信部220によって発信される誘導電波は、周波数が異なってよい。また、電波発信部210によって発信される誘導電波は、電波発信部220によって発信される誘導電波よりも電波強度が強くてよい。電波発信部210によって発信される誘導電波と、電波発信部220によって発信される誘導電波は、飛行体400を誘導可能な任意の形式の誘導電波であってよい。例えば、電波発信部210及び電波発信部220は、既存のILSと同様の誘導電波を発信してもよい。例えば、電波発信部210がローカライザと同様の誘導電波を発信し、電波発信部220がグライドパスと同様の誘導電波を発信する。ただし、電波発信部210及び電波発信部220は、既存のILSとは異なる周波数を用いる。
図2は、誘導システム100の一例を概略的に示す。ここでは、図1と異なる点を主に説明する。図2に示す誘導システム100は、2つの電波発信機200を備え、2つの電波発信機200は、円形滑走路10の円周に沿って移動可能である。
電波発信機200は、任意の構成によって、円形滑走路10の円周に沿って移動可能であってよい。例えば、電波発信機200は、円形滑走路10の円周に沿って配置されたレール上を移動可能に構成される。電波発信機200は、円周に沿った方向に限らず、任意の方向に移動可能であってもよい。電波発信機200の移動は、手動によって行われてよく、また、管理装置300の制御のもと、機械制御等によって自動的に行われてもよい。
管理装置300は、飛行体400の着陸方向に応じて、2つの電波発信機200を移動させてよい。例えば、管理装置300は、飛行体400の着陸方向が北西から西南である場合、ポイント31に配置されている電波発信機200をポイント38に移動させ、ポイント35に配置されている電波発信機200をポイント34に移動させる。このように、移動可能な電波発信機200を用いることによって、任意の方向からの飛行体400の着陸を誘導可能にできる。
なお、図2では、誘導システム100が2つの電波発信機200を備える場合を例示しているが、これに限らず、誘導システム100は3つ以上の電波発信機200を備えてもよい。この場合、管理装置300は、飛行体400の着陸方向に応じて、電波発信機200を配置するポイントを決定し、ポイントに対する移動量がより少ない2つの電波発信機200を移動させて、飛行体400の着陸を誘導してよい。
図3は、飛行体400の一例を概略的に示す。飛行体400は、主翼部410、プロペラ412、ポッド414、車輪415、太陽電池パネル416、エレベータ418、本体部420、アンテナ430、アンテナ432、及びアンテナ434を備える。
太陽電池パネル416によって発電された電力は、主翼部410及び本体部420の少なくともいずれかに配置されたバッテリに蓄電される。バッテリの電力は、プロペラ412、エレベータ418、本体部420、アンテナ430、アンテナ432、及びアンテナ434に供給される。
本体部420は、飛行制御装置及び無線通信装置を備える。飛行制御装置は、飛行体400の飛行を制御する。飛行制御装置は、例えば、プロペラ412を回転させたりエレベータ418の角度を変更したりすることによって、飛行体400の飛行を制御する。
アンテナ430は、電波発信機200が発信する誘導電波を受信する。飛行制御装置は、アンテナ430が受信する誘導電波に従って飛行体400の着陸を制御する。
無線通信装置は、アンテナ432及びアンテナ434を用いた無線通信を実行する。アンテナ432は、フィーダリンク用のアンテナであってよい。アンテナ434は、サービスリンク用のアンテナであってよい。
無線通信装置は、アンテナ432を用いて地上のゲートウェイ42にビームを照射することによって、ゲートウェイ42との間でフィーダリンクを確立する。また、無線通信装置は、アンテナ434を用いて地上に向けてビームを照射することによって地上に無線通信エリア436を形成して、無線通信エリア436内のユーザ端末50に無線通信サービスを提供する。飛行体400は、成層圏を飛行して地上のユーザ端末50に無線通信サービスを提供する。飛行体400は、成層圏プラットフォームとして機能してよい。
ユーザ端末50は、飛行体400と通信可能な通信端末であればどのような端末であってもよい。例えば、ユーザ端末50は、スマートフォン等の携帯電話である。ユーザ端末50は、タブレット端末及びPC(Personal Computer)等であってもよい。ユーザ端末50は、いわゆるIoT(Internet of Thing)デバイスであってもよい。ユーザ端末50は、いわゆるIoE(Internet of Everything)に該当するあらゆるものを含み得る。
飛行体400は、例えば、ユーザ端末50と、地上のネットワーク40との通信を中継することによって、ユーザ端末50に無線通信サービスを提供する。ネットワーク40は、通信事業者によって提供されるコアネットワークを含んでよい。コアネットワークは、任意の移動体通信システムに準拠していてよく、例えば、3G(3rd Generation)通信システム、LTE(Long Term Evolution)通信システム、4G(4th Generation)通信システム、及び5G(5th Generation)通信システム以降の移動体通信システム等に準拠する。ネットワーク40は、インターネットを含んでもよい。
飛行体400は、例えば、地上の各地に配置されたゲートウェイ42との間でフィーダリンクを確立して、ゲートウェイ42を介して地上のネットワーク40と通信する。また、例えば、飛行体400は、通信衛星80を介してネットワーク40と通信する。この場合、飛行体400は、通信衛星80と通信するためのアンテナを有する。
飛行体400は、例えば、無線通信エリア436内のユーザ端末50から受信したデータを、ネットワーク40に送信する。また、飛行体400は、例えば、ネットワーク40を介して、無線通信エリア436内のユーザ端末50宛のデータを受信した場合、当該データをユーザ端末50に送信する。
飛行体400は、地上の飛行管理装置500によって制御されてよい。飛行管理装置500は、O&M(Operation and Maintenance)ネットワーク70を介して飛行体400を制御してよい。O&Mネットワーク70は、ユーザ端末50に対して無線通信サービスを提供するためのサービスネットワークとは異なる。飛行管理装置500は、O&Mネットワーク70と、通信衛星80と無線通信可能な衛星通信装置510と、通信衛星80とを介して、飛行体400と通信してよい。なお、飛行管理装置500が、通信衛星80と無線通信する機能を有して、通信衛星80を介して飛行体400と通信してもよい。O&Mネットワーク70は、ネットワーク40と通信接続されていてよい。O&Mネットワーク70は、ネットワーク40と通信接続されていなくてもよい。
管理装置300は、O&Mネットワーク70を介して飛行管理装置500と通信してよい。管理装置300は、飛行管理装置500と連携して、飛行体400の着陸を誘導してよい。例えば、飛行管理装置500から管理装置300に、飛行体400の円形滑走路10に対する着陸ルートが通知され、管理装置300は、着陸ルートに従って飛行体400を誘導すべく、ペアの電波発信機200のうちの一方の電波発信部210と、他方の電波発信部220とに誘導電波を発信させる。
図4は、管理装置300の機能構成の一例を概略的に示す。管理装置300は、通信部302、着陸ルート決定部304、選択部306、発信制御部308、及び移動制御部310を備える。なお、管理装置300がこれらの全てを備えることは必須とは限らない。
通信部302は、センサ群320と通信する。通信部302は、センサ群320によって出力された情報を受信してよい。また、通信部302は、O&Mネットワーク70を介して飛行管理装置500と通信する。通信部302は、O&Mネットワーク70及び通信衛星80を介して飛行体400と通信してもよい。また、通信部302は、ネットワーク40及びゲートウェイ42を介して飛行体400と通信してもよい。
着陸ルート決定部304は、飛行体400の着陸ルートを決定する。着陸ルート決定部304は、例えば、通信部302がセンサ群320から受信した情報に基づいて飛行体400の着陸ルートを決定する。着陸ルート決定部304は、例えば、風速センサに出力された風向及び風速に基づいて、風上に向かう方向を着陸方向として決定し、着陸方向に沿った方向であり、かつ、円形滑走路10の中心20を通過するルートを着陸ルートとして決定する。図3に示すような横長形状の飛行体400は横風に弱いので、風上に向かう方向を着陸方向とすることによって、飛行体400の着陸を安定させることができる。
着陸ルート決定部304は、通信部302が飛行管理装置500から受信したルートを、飛行体400の着陸ルートとして決定してもよい。飛行管理装置500は、例えば、飛行体400の飛行状況及び円形滑走路10の周辺状況等に基づいて飛行体400が円形滑走路10に着陸するルートを決定し、管理装置300に送信する。また、飛行管理装置500は、例えば、地上の電波発信機200からの誘導電波を飛行体400経由で受信し、受信状況に応じて飛行体400が円形滑走路10に着陸するルートを決定し、管理装置300に送信してもよい。
選択部306は、着陸ルート決定部304によって決定された着陸ルートに基づいて、複数の電波発信機200から、飛行体400を誘導する電波発信部210及び電波発信部220を選択する。選択部306は、着陸ルート上に位置するペアの2つの電波発信機200のうちの一方の電波発信部210と他方の電波発信部220とを選択してよい。
発信制御部308は、選択部306によって選択された電波発信部210及び電波発信部220に、誘導電波を発信させる。発信制御部308は、電波発信部210に外向き誘導電波を発信させ、電波発信部220に中心向き誘導電波を発信させる。
移動制御部310は、複数の電波発信機200のそれぞれを移動させる。移動制御部310は、例えば、円形滑走路10の円周上に配置された複数の電波発信機200のそれぞれを、円形滑走路10の円周に沿って移動させる。
移動制御部310は、着陸ルート決定部304によって決定された着陸ルートに基づいて、電波発信機200を移動させてよい。移動制御部310は、例えば、着陸ルートと、円形滑走路10の円周との交点の2か所のそれぞれに、ペアの2つの電波発信機200を移動させる。発信制御部308は、ペアの2つの電波発信機200のうちの一方の電波発信部210に外向き誘導電波を発信させ、他方の電波発信部220に中心向き誘導電波を発信させることによって、飛行体400の着陸を誘導してよい。
飛行体監視部312は、円形滑走路10に着陸する飛行体400の状況を監視する。飛行体監視部312は、センサ群320内のカメラによって撮像される飛行体400の撮像画像を通信部302を介して取得し、当該撮像画像を用いて飛行体400の状況を判定する。例えば、飛行体監視部312は、円形滑走路10と飛行体400との距離を判定する。なお、センサ群320が距離センサを含み、飛行体監視部312は、当該距離センサによって出力された飛行体400までの距離を、センサ群320を介して取得してもよい。
発信制御部308は、飛行体400の状況に応じて、電波発信部210及び電波発信部220による誘導電波の発信を制御してもよい。例えば、発信制御部308は、着陸する飛行体400が円形滑走路10から予め定められた第1の距離まで近づいてきたときに、電波発信部210に外向き誘導電波を発信させる。次に、発信制御部308は、飛行体400が円形滑走路10から予め定められた第2の距離まで近づいてきたときに、電波発信部220に中心向き誘導電波を発信させる。そして、発信制御部308は、飛行体400の着陸が完了して、飛行体400が停止したことに応じて、電波発信部210及び電波発信部220による誘導電波の発信を停止させる。
図5は、管理装置300による処理の流れの一例を概略的に示す。ここでは、一機の飛行体400の着陸を誘導するときの処理の流れを説明する。
ステップ(ステップをSと省略して記載する場合がある。)102では、着陸ルート決定部304が飛行体400の着陸ルートを決定する。着陸ルート決定部304は、飛行管理装置500から受信したルートを着陸ルートとして決定してよく、また、通信部302がセンサ群320から受信した情報に基づいて着陸ルートを決定してもよい。S104では、選択部306が、S102において決定された着陸ルートに基づいて、外向き誘導電波を発信させる電波発信部210と、中心向き誘導電波を発信させる電波発信部220とを選択する。
S106では、発信制御部308が、電波発信部210に外向き誘導電波の発信を開始させる。S108では、発信制御部308が、円形滑走路10と飛行体400との距離が予め定められた閾値以下になったか否かを判定する。閾値以下になったと判定した場合、S110に進む。
S110では、発信制御部308が、電波発信部220に中心向き誘導電波の発信を開始させる。S112では、発信制御部308が、飛行体400の着陸が完了したか否かを判定する。着陸したと判定した場合、S11に進む。S114では、発信制御部308が、電波発信部210及び電波発信部220に誘導電波の発信を停止させる。
このように、複数の電波発信機200から、飛行体400の着陸ルートに対応する電波発信部210及び電波発信部220を選択することによって、任意の方向からの飛行体400の円形滑走路10への着陸を効率的に誘導することができる。
なお、電波発信機200が移動可能である場合、S104において電波発信部210及び電波発信部220を選択した後、移動制御部310が、電波発信部210及び電波発信部220を移動させてもよい。
図6は、飛行体400による処理の流れの一例を概略的に示す。ここでは、飛行体400が、誘導システム100による誘導に従って着陸する場合の処理の流れを説明する。
S202では、飛行体400が、電波発信部210によって発信されている外向き誘導電波を受信する。S204では、飛行体400が、外向き誘導電波方向へ飛行する。
S206では、飛行体400が、電波発信部220によって発信されている中心向き誘導電波を受信する。S208では、飛行体400が、外向き誘導電波と中心向き誘導電波の重なる進路へ飛行する。
S210では、飛行体400が、円形滑走路10に着陸する。S212では、飛行体400が、中心向き電波方向へ滑走する。飛行体400が滑走を停止することによって、飛行体400の着陸は完了する。
上記実施形態では、円形滑走路10が陸上に配置される場合を主に例に挙げて説明したが、これに限らず、円形滑走路10は、沿岸部に配置されたり、海上で展開されたりしてもよい。例えば、円形滑走路10は、沿岸部に設置された半固定式のメガフロート上に配置される。メガフロートは、必要に応じてタグボートで曳航し移動可能であってよい。メガフロートは、アンカーで係留されてよい。ブロック形状のフロートを合体させる方法によって、円形滑走路10が実現されてもよい。
また、例えば、円形滑走路10は、航空母艦600に収容され、使用時に展開される。円形滑走路10は、例えば、折り畳み式であってよく、折り畳まれて航空母艦600に収容され、使用時に展開される。また、円形滑走路10は、例えば、スライド式であってよく、航空母艦600にスライド収容され、使用時にスライド展開される。
図7、図8、及び図9は、航空母艦600の一例を概略的に示す。図7は航空母艦600の上面図であり、図8は航空母艦600の正面図であり、図9は航空母艦600の側面図である。
図7から図9に例示する航空母艦600は、折り畳み式の円形滑走路610と、誘導システム100とを備える。誘導システム100の複数の電波発信機200は、円形滑走路610が展開された後、円形滑走路610上の各位置に配置される。
円形滑走路610の展開時には、フロート612も展開される。フロート612が海面60に配置されることにより、円形滑走路10の滑走面の撓みを防止できる。航空母艦600の移動は、各種スラスタ等により前後左右に自由に動き、航空母艦600は、風や波に対して動的定点保持能力(DPS)や、揺動を抑えるために、アクティブ減揺装置等を備えてもよい。航空母艦600に、スラスタ及びDPSによる機動力があり、滑走方向を風上に向ける能力があれば、円形滑走路10は、正円形状でなく、楕円形状であってもよい。
航空母艦600は、EV620及びROROゲート630を備えてよい。円形滑走路610に着陸した飛行体400は、EV620によって船内の格納庫に搬送可能であってよい。また、飛行体400は、ROROゲート630を介して、船内の格納庫から搬入出可能であってよい。
図10は、管理装置300として機能するコンピュータ1200のハードウェア構成の一例を概略的に示す。コンピュータ1200にインストールされたプログラムは、コンピュータ1200を、本実施形態に係る装置の1又は複数の「部」として機能させ、又はコンピュータ1200に、本実施形態に係る装置に関連付けられるオペレーション又は当該1又は複数の「部」を実行させることができ、及び/又はコンピュータ1200に、本実施形態に係るプロセス又は当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ1200に、本明細書に記載のフローチャート及びブロック図のブロックのうちのいくつか又はすべてに関連付けられた特定のオペレーションを実行させるべく、CPU1212によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ1200は、CPU1212、RAM1214、及びグラフィックコントローラ1216を含み、それらはホストコントローラ1210によって相互に接続されている。コンピュータ1200はまた、通信インタフェース1222、記憶装置1224、及びICカードドライブのような入出力ユニットを含み、それらは入出力コントローラ1220を介してホストコントローラ1210に接続されている。記憶装置1224は、ハードディスクドライブ及びソリッドステートドライブ等であってよい。コンピュータ1200はまた、ROM1230及びキーボードのようなレガシの入出力ユニットを含み、それらは入出力チップ1240を介して入出力コントローラ1220に接続されている。
CPU1212は、ROM1230及びRAM1214内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。グラフィックコントローラ1216は、RAM1214内に提供されるフレームバッファ等又はそれ自体の中に、CPU1212によって生成されるイメージデータを取得し、イメージデータがディスプレイデバイス1218上に表示されるようにする。
通信インタフェース1222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。記憶装置1224は、コンピュータ1200内のCPU1212によって使用されるプログラム及びデータを格納する。ICカードドライブは、プログラム及びデータをICカードから読み取り、及び/又はプログラム及びデータをICカードに書き込む。
ROM1230はその中に、アクティブ化時にコンピュータ1200によって実行されるブートプログラム等、及び/又はコンピュータ1200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。入出力チップ1240はまた、様々な入出力ユニットをUSBポート、パラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して、入出力コントローラ1220に接続してよい。
プログラムは、ICカードのようなコンピュータ可読記憶媒体によって提供される。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体から読み取られ、コンピュータ可読記憶媒体の例でもある記憶装置1224、RAM1214、又はROM1230にインストールされ、CPU1212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ1200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置又は方法が、コンピュータ1200の使用に従い情報のオペレーション又は処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ1200及び外部デバイス間で実行される場合、CPU1212は、RAM1214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース1222に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース1222は、CPU1212の制御の下、RAM1214、記憶装置1224、又はICカードのような記録媒体内に提供される送信バッファ領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、又はネットワークから受信した受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ領域等に書き込む。
また、CPU1212は、記憶装置1224、ICカード等のような外部記録媒体に格納されたファイル又はデータベースの全部又は必要な部分がRAM1214に読み取られるようにし、RAM1214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU1212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックしてよい。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、及びデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理を受けてよい。CPU1212は、RAM1214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプのオペレーション、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM1214に対しライトバックする。また、CPU1212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU1212は、当該複数のエントリの中から、第1の属性の属性値が指定されている条件に一致するエントリを検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラム又はソフトウエアモジュールは、コンピュータ1200上又はコンピュータ1200近傍のコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワーク又はインターネットに接続されたサーバシステム内に提供されるハードディスク又はRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読記憶媒体として使用可能であり、それによりプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ1200に提供する。
本実施形態におけるフローチャート及びブロック図におけるブロックは、オペレーションが実行されるプロセスの段階又はオペレーションを実行する役割を持つ装置の「部」を表わしてよい。特定の段階及び「部」が、専用回路、コンピュータ可読記憶媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプログラマブル回路、及び/又はコンピュータ可読記憶媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプロセッサによって実装されてよい。専用回路は、デジタル及び/又はアナログハードウェア回路を含んでよく、集積回路(IC)及び/又はディスクリート回路を含んでよい。プログラマブル回路は、例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、及びプログラマブルロジックアレイ(PLA)等のような、論理積、論理和、排他的論理和、否定論理積、否定論理和、及び他の論理演算、フリップフロップ、レジスタ、並びにメモリエレメントを含む、再構成可能なハードウェア回路を含んでよい。
コンピュータ可読記憶媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよく、その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読記憶媒体は、フローチャート又はブロック図で指定されたオペレーションを実行するための手段を作成すべく実行され得る命令を含む、製品を備えることになる。コンピュータ可読記憶媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD−ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(登録商標)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、又はSmalltalk、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」プログラミング言語又は同様のプログラミング言語のような従来の手続型プログラミング言語を含む、1又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコード又はオブジェクトコードのいずれかを含んでよい。
コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ、又はプログラマブル回路が、フローチャート又はブロック図で指定されたオペレーションを実行するための手段を生成するために当該コンピュータ可読命令を実行すべく、ローカルに又はローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ、又はプログラマブル回路に提供されてよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階などの各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」などと明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」などを用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 円形滑走路、20 中心、31、32、33、34、35、36、37、38 ポイント、40 ネットワーク、42 ゲートウェイ、50 ユーザ端末、60 海面、70 O&Mネットワーク、80 通信衛星、100 誘導システム、200 電波発信機、210 電波発信部、220 電波発信部、300 管理装置、302 通信部、304 着陸ルート決定部、306 選択部、308 発信制御部、310 移動制御部、312 飛行体監視部、320 センサ群、400 飛行体、410 主翼部、412 プロペラ、414 ポッド、415 車輪、416 太陽電池パネル、418 エレベータ、420 本体部、430 アンテナ、432 アンテナ、434 アンテナ、436 無線通信エリア、500 飛行管理装置、510 衛星通信装置、600 航空母艦、610 円形滑走路、612 フロート、620 EV、630 ROROゲート、1200 コンピュータ、1210 ホストコントローラ、1212 CPU、1214 RAM、1216 グラフィックコントローラ、1218 ディスプレイデバイス、1220 入出力コントローラ、1222 通信インタフェース、1224 記憶装置、1230 ROM、1240 入出力チップ

Claims (15)

  1. 飛行体を誘導するための誘導電波であって第1の方位に指向性を有する誘導電波を発信する第1電波発信部と、前記第1の方位とは反対の第2の方位に指向性を有する誘導電波を発信する第2電波発信部とを有する第1電波発信機と、
    前記第1の方位に略同一な第3の方位に指向性を有する飛行体の誘導電波を発信する第3電波発信部と、前記第2の方位と略同一な第4の方位に指向性を有する誘導電波を発信する第4電波発信部とを有する第2電波発信機と
    を備える誘導システム。
  2. 前記第2電波発信機は、前記第1電波発信機の位置を基準とした前記第2の方位に配置される、請求項1に記載の誘導システム。
  3. 前記第2電波発信部が発信する前記誘導電波は、前記飛行体の滑走路の中心を通過する、請求項1又は2に記載の誘導システム。
  4. 前記第3電波発信部が発信する前記誘導電波は、前記滑走路の中心を通過する、請求項3に記載の誘導システム。
  5. 前記第1電波発信機及び前記第2電波発信機は、円形滑走路に配置され、
    前記第2電波発信機は、前記第1電波発信機の位置を基準とした前記第2の方位に配置され、
    前記第2電波発信部が発信する前記誘導電波は、前記円形滑走路の中心を通過し、
    前記第3電波発信部が発信する前記誘導電波は、前記円形滑走路の中心を通過する、請求項1から4のいずれか一項に記載の誘導システム。
  6. 前記第1電波発信機及び前記第2電波発信機は、前記円形滑走路の円周上に配置される、請求項5に記載の誘導システム。
  7. 前記第1電波発信機及び前記第2電波発信機を、前記円形滑走路の円周に沿って移動させる移動制御部
    を備える、請求項6に記載の誘導システム。
  8. 前記飛行体の、前記円形滑走路の中心を通過する直線の着陸ルートを決定する着陸ルート決定部
    を備え、
    前記移動制御部は、前記着陸ルートに基づいて、前記第1電波発信機及び前記第2電波発信機のそれぞれを移動させる、請求項7に記載の誘導システム。
  9. 前記着陸ルート決定部は、前記飛行体の着陸方向に沿って、前記円形滑走路の中心を通過する直線の前記着陸ルートを決定する、請求項8に記載の誘導システム。
  10. 前記移動制御部は、前記着陸ルートと前記円形滑走路の円周との交点のそれぞれに、前記第1電波発信機及び前記第2電波発信機のそれぞれを移動させる、請求項8又は9に記載の誘導システム。
  11. 第5の方位に指向性を有する誘導電波を発信する第5電波発信部と、前記第5の方位とは反対の第6の方位に指向性を有する誘導電波を発信する第6電波発信部とを有する第3電波発信機と、
    前記第5の方位に略同一な第7の方位に指向性を有する飛行体の誘導電波を発信する第7電波発信部と、前記第6の方位と略同一な第8の方位に指向性を有する誘導電波を発信する第8電波発信部とを有する第4電波発信機と、
    前記飛行体の着陸ルートを決定する着陸ルート決定部と、
    前記着陸ルートに基づいて、前記第1電波発信部及び前記第3電波発信部の組み合わせ、前記第2電波発信部及び前記第4電波発信部の組み合わせ、前記第5電波発信部及び前記第7電波発信部の組み合わせ、又は前記第6電波発信部及び前記第8電波発信部の組み合わせを選択する選択部と、
    前記選択部によって選択された組み合わせの2つの発信部に、前記飛行体を誘導する誘導電波を発信させる発信制御部と
    を備える、請求項5又は6に記載の誘導システム。
  12. 収容及び展開可能な前記円形滑走路と、
    請求項5から11のいずれか一項に記載の誘導システムと
    を備える航空母艦。
  13. 飛行体の着陸ルートを決定する着陸ルート決定部と、
    前記着陸ルートに基づいて、飛行体を誘導するための誘導電波であって第1の方位に指向性を有する誘導電波を発信する第1電波発信部と、前記第1の方位とは反対の第2の方位に指向性を有する誘導電波を発信する第2電波発信部とを有する第1電波発信機、及び、前記第1の方位に略同一な第3の方位に指向性を有する飛行体の誘導電波を発信する第3電波発信部と、前記第2の方位と略同一な第4の方位に指向性を有する誘導電波を発信する第4電波発信部とを有する第2電波発信機による前記誘導電波の発信を制御する発信制御部と
    を備える管理装置。
  14. コンピュータを、請求項13に記載の管理装置として機能させるためのプログラム。
  15. 飛行体の着陸ルートを決定する着陸ルート決定段階と、
    前記着陸ルートに基づいて、飛行体を誘導するための誘導電波であって第1の方位に指向性を有する誘導電波を発信する第1電波発信部と、前記第1の方位とは反対の第2の方位に指向性を有する誘導電波を発信する第2電波発信部とを有する第1電波発信機、及び、前記第1の方位に略同一な第3の方位に指向性を有する飛行体の誘導電波を発信する第3電波発信部と、前記第2の方位と略同一な第4の方位に指向性を有する誘導電波を発信する第4電波発信部とを有する第2電波発信機による前記誘導電波の発信を制御する発信制御段階と
    を備える管理方法。
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