JP2021014504A - 落書き対策用塗料 - Google Patents

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Abstract

【課題】種々の建築物の外壁や電車やバスなどの車両の外壁などになされた落書きを、より簡便に除去することができるとともに風雨により溶けて流れ落ちない耐久性を有する落書き対策用塗料及びそれを用いた落書き除去方法を提供することを目的とする。【解決手段】数平均分子量が5000以上の水溶性高分子と体質顔料を有する不揮発成分と、水溶性溶媒を含有する落書き対策用塗料、さらに、前記体質顔料が、前記不揮発成分において30〜75重量%含有されている前記の落書き対策用塗料などにより解決した。【選択図】なし

Description

本発明は、建築物等の外壁などの落書きを除去するために使用される落書き対策用塗料及びそれを用いた落書き除去方法に関する。
従来、繁華街や住宅街などに設けられたビル、店舗、家屋、門、塀などの各種建築物の外壁や電車やバスなどの車両の外壁などに、ラッカースプレーなどの塗料によっていたずら書きことが社会問題となっている。そのような落書きがなされた場合、洗剤や有機溶剤で洗い流したり、他の塗料で落書きの上から重ね塗りしたりなどの方法により対処されることが多い。
また、他の落書きを落とす方法として、それらの外壁等に予め水性塗料を塗工しておくことで、その上に書かれた落書きを、水を流しながら金属たわしで擦ったり粘着テープにより剥がしたりすることで除去することも知られている。
例えば、特許文献1には、パラフィンワックス、長鎖アルキルアルコールのエチレンオキサイド付加化合物である界面活性剤、水を含有する水性塗料が開示されている。
特開2005−269586号公報
しかしながら、特許文献1に記載の水性塗料では、水を流しながら金属たわしで擦ったり粘着テープにより剥がしたりする必要があるため、従来に比べると作業が多少軽減されている可能性があるが、落書きされている範囲が広範であるとやはり時間と労力を要するいう課題があった。
また、特許文献1に記載の水性塗料において、不揮発成分としてパラフィンワックスを用いているところ、パラフィンワックスに替えて水溶性樹脂を使用することも考えられるが、もっぱら屋外という使用環境を鑑みると、風雨により溶けて流れ落ちることが懸念され耐久性に不安があるという課題があった。
そこで、本発明では、種々の建築物の外壁や電車やバスなどの車両の外壁などになされた落書きを、より簡便に除去することができるとともに風雨により溶けて流れ落ちない耐久性を有する落書き対策用塗料及びそれを用いた落書き除去方法を提供することを目的とする。
〔1〕すなわち、本発明は、数平均分子量が5000以上の水溶性高分子と体質顔料を有する不揮発成分と、水溶性溶媒を含有することを特徴とする落書き対策用塗料である。
〔2〕そして、前記体質顔料が、前記不揮発成分において30〜75重量%含有されていることを特徴とする前記〔1〕に記載の落書き対策用塗料である。
〔3〕そして、前記水溶性高分子が、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリエチレンオキサイド、レゾール型フェノール樹脂、メチロール化ユリア樹脂、メチロール化メラミン樹脂、及びカルボキシメチルセルロースから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする前記〔1〕又は前記〔2〕に記載の落書き対策用塗料である。
〔4〕そして、前記体質顔料が、酸化アルミニウム、シリカヒューム、硫酸バリウム、ガラス粉、及び炭酸カルシウムから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする前記〔1〕から前記〔3〕のいずれかに記載の落書き対策用塗料である。
〔5〕そして、前記〔1〕から前記〔3〕のいずれかに記載の落書き対策用塗料により作製された塗膜を、60℃以上の温水により溶解除去することを特徴とする落書き除去方法。
本発明の落書き対策用塗料及びそれによる落書き除去方法により、種々の建築物の外壁や電車やバスなどの車両の外壁などになされた落書きを、より簡便に除去することができるとともに風雨により溶けて流れ落ちない耐久性を付与することができる。
以下、本発明に関する実施形態について詳しく説明する。なお、範囲を表す「〜」の表現は、その上限と下限を含むものである。
本発明の水溶性高分子は、数平均分子量が5000以上であり、所定温度以上の温水に溶解可能な高分子である。所定の数平均分子量を有することにより、20〜25℃などの常温の水温の水ではほとんど溶解しないために、雨によりほとんど流れ落ちない耐久性を有し下地を保護することができる一方で、60℃以上の温水や熱水で溶解するために、本件発明の塗料によって形成された塗膜上に落書きがなされたときには、そのような温水や熱水を掛けることでその落書きごと塗膜を洗い流すことができるという温度選択性を付与している。数平均分子量としては、5000以上が好ましく、5000〜500000がさらに好ましく、6000〜100000がもっとも好ましい。数平均分子量がこの範囲であると、常温の水温の水ではほとんど溶解せずそれよりも高い所定温度以上の温水や熱水で溶解することができ、塗料としての粘度が大きくなりすぎず塗工しやすい。
水溶性高分子としては、具体的には、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリエチレンオキサイド、レゾール型フェノール樹脂、メチロール化ユリア樹脂、メチロール化メラミン樹脂、カルボキシメチルセルロースなど分子中に水酸基、カルボキシ基、アミノ基などの水溶性の官能基を有する化合物が好ましい。また、これらの水溶性高分子は1種又は2種以上組み合わせて使用することができる。
本発明の落書き対策用塗料の不揮発成分における水溶性高分子の含有割合としては、25〜70重量%が好ましく、40〜60重量%がより好ましい。不揮発成分における水溶性高分子の含有割合がこの範囲であると、建物等の外壁に塗工としたときに外壁にしっかり付着することができるとともに体質顔料などの他の成分の結合剤、連結剤としても機能することができる。
本発明の体質顔料は、白色又は無色である無彩色の顔料である。体質顔料により、建物等の外壁に塗工として塗膜としたときに、落書きを除去するにあたり所定温度以上の温水又は熱水が塗膜に掛けられると、その温水等が水溶性高分子と体質顔料の接触面から塗膜内部まで浸透していくことで、塗膜の表面からだけでなく塗膜の内部からも溶解することでより早く落書きを除去することができる。このように、体質顔料は塗膜の溶解を促進する促進剤として機能する。また、体質顔料は無彩色であるので、塗膜が形成されたときに下地が覆い隠されずにクリアにコーティングされる。
体質顔料としては、具体的には、酸化アルミニウム、シリカヒューム、硫酸バリウム、ガラス粉、炭酸カルシウムなど100nm〜100μm程度の径を有する微粒子の無機化合物が好ましい。また、これらの体質顔料は1種又は2種以上組み合わせて使用することができる。
本発明の落書き対策用塗料の不揮発成分における体質顔料の含有割合としては、30〜75重量%が好ましく、40〜60重量%がより好ましい。不揮発成分における体質顔料の含有割合がこの範囲であると、建物等の外壁に塗工として塗膜が形成されたときに、所定温度以上の温水又は熱水が塗膜に掛けられると、その温水等が水溶性高分子と体質顔料の接触面から塗膜内部まで浸透していくことで、塗膜の表面からだけでなく塗膜の内部からも溶解することで、たわしなどで擦らなくてより早く落書きを除去することができる。
水溶性高分子、体質顔料などで構成される不揮発成分である塗膜は、無色透明となり、建物等の外壁に塗工されたときに、外壁の色彩や文字などを覆い隠すことなく外壁の色彩や文字などをそのまま見せることができる。
また、塗膜として無色透明に形成される限りにおいて、不揮発成分として、界面活性剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤などの添加剤を加えることができる。
本発明の水溶性溶媒は、水溶性高分子を溶解し、水溶性高分子と体質顔料を塗料として均一分散する溶媒である。水溶性溶媒は、20〜25℃の常温で液状であり、例えば、水、メタノール、エタノール、プロパノール、アセトン、メチルエチルケトン、ジメチルスルホキシド、テトラヒドロフランなどが好ましく、塗工作業を行う作業者の安全性から水がより好ましい。
水溶性溶媒の不揮発成分に対する配合割合は、塗工する外壁の状況や季節などに応じて塗料として塗工しやすい粘度であれば、種々の割合で調整することができる。
このようにして得られた塗料が建物等の外壁に塗工され、その塗料中の水溶性溶媒が自然乾燥又は熱による乾燥により揮発すると塗料中の不揮発成分からなる塗膜が作成される。そして、ラッカースプレーなどによって落書きされると、当該塗膜上に落書きされていることとなる。このため、上述した当該塗料中の不揮発成分により当該塗膜を60℃以上の温水や熱水で溶解されることにより、当該塗膜上の落書きも除去することができる。温水又は熱水の温度としては、60℃以上が好ましく、60〜100℃がより好ましく、65〜90℃が最も好ましい。温水又は熱水の温度がこの範囲であると、当該塗膜が溶解して当該塗膜上の落書きを除去することができる。
(実施例1)
水溶性高分子として、ポリアクリル酸(日本触媒製、品名:アクアリックDL−522(不揮発分は30重量%、数平均分子量9000〜11000))を50.0重量部、体質顔料として、ガラス粉(新東工業製、品名:ガラスパウダー)30.0重量部、工業水を20.0重量部配合し、これらを均一になるまで攪拌して塗料を得た。このとき、水溶性高分子の不揮発分は15重量部となるので、塗料の不揮発成分は45重量部となる。
そして、得られた塗料をガラス板状に102g/m2となるようにローラーで塗工し、常温で3日間静置乾燥させて、乾燥膜厚20μmとなる無色透明の塗膜を得た。また、塗膜比重2.3であった。
(比較例1)
体質顔料を使用せず、工業水を50重量部用いた以外は、実施例1と同様に塗料を作成した。そして、得られた塗料をガラス板状に102g/m2となるようにローラーで塗工し、常温で3日間静置乾燥させて、乾燥膜厚25.5μmとなる無色透明の塗膜を得た。また、塗膜比重1.2であった。
〔洗浄性〕
実施例1、比較例1で得られた塗膜上に、それぞれ赤色のラッカースプレーを吹きかけて乾燥させた後に、20℃の冷水及び65℃の温水を30秒間掛けたときに、塗膜の状態を目視にて観察した。
実施例1、比較例1の成分の配合部数と、塗工して得られた塗膜の洗浄性結果の一覧を表1に示す。
Figure 2021014504
表1の結果より、実施例1においた形成された塗膜は、冷水では変化が洗い流されず、落書きが除去されなかったが、65℃の温水では洗い流されて落書きは完全に除去された。また、比較例1では冷水だけでなく65℃の温水であってもほとんどと塗膜は洗い流されず落書きはほとんど残ったままであった。このように、所定以上の数平均分子量を有する水溶性高分子と体質顔料を使用することにより、形成された塗膜において、冷水には溶解せず風雨により溶けて流れ落ちない耐久性を有することが分かった。また、形成された塗膜において、65℃の温水に対しては、温水により塗膜表面から柔らかくなり水溶性高分子と体質顔料との境界が生じ、その境界から温水が浸透し塗膜内部まで浸透していくことで、塗膜の表面からだけでなく塗膜の内部からも溶解することでより早く簡単に落書きを除去することができることが分かった。

Claims (5)

  1. 数平均分子量が5000以上の水溶性高分子と体質顔料を有する不揮発成分と、水溶性溶媒を含有することを特徴とする落書き対策用塗料。
  2. 前記体質顔料が、前記不揮発成分において30〜75重量%含有されていることを特徴とする請求項1に記載の落書き対策用塗料。
  3. 前記水溶性高分子が、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリエチレンオキサイド、レゾール型フェノール樹脂、メチロール化ユリア樹脂、メチロール化メラミン樹脂、及びカルボキシメチルセルロースから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の落書き対策用塗料。
  4. 前記体質顔料が、酸化アルミニウム、シリカヒューム、硫酸バリウム、ガラス粉、及び炭酸カルシウムから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の落書き対策用塗料。
  5. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の落書き対策用塗料により作製された塗膜を、60℃以上の温水又は熱水により溶解除去することを特徴とする落書き除去方法。
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