JP2021012961A - 発光装置、および、その製造方法 - Google Patents

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貴好 山根
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省吾 喜來
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千寿 斎藤
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Shinichi Tanaka
進一 田中
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聡二 大和田
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Abstract

【課題】発光素子をパッケージ内に封止した発光装置であって、窓部材の割れを防ぐ。【解決手段】パッケージ基板および透明体の少なくとも一方には、凹部が形成され、半導体発光素子は凹部内の空間に配置されている。枠状の金属層は、凹部を取り囲むように配置され、上面が透明体に、下面がパッケージ基板に接合されることにより、半導体発光素子が配置された前記空間を気密に封止する。このとき、枠状の金属層の幅Wは、透明体の厚さTよりも大きくなるように設計されている。【選択図】図1

Description

本発明は、基板上にLED(半導体発光素子)やLD(半導体レーザ)を気密に実装した発光装置に関する。
半導体発光素子は、雰囲気に含まれる水分や酸素により、半導体レーザは、雰囲気に含まれるシロキサンなどにより劣化することが知られている。このため、半導体発光素子の周囲の空間に樹脂を充填し、封止した構造のパッケージが用いられる。しかしながら、深紫外発光素子(DUV−LED)や垂直共振器面発光レーザ(VCSEL)は、出射光によって樹脂が劣化するため、樹脂封止構造を採用することはできない。特に、AlN基板を用いたDUV−LEDにおいては、AlN基板が水分により加水分解するため、気密性の高いパッケージが必要である。
気密性の高いパッケージの例として、特許文献1には、パッケージ基板に凹部を設け、凹部の底にLEDを実装し、凹部の開口を窓部材で覆い、開口の縁と窓部材下面との間を低融点の金属で充填することにより接合した装置が開示されている。この装置では、溶融した低融点金属を濡れ広がらせるために、凹部の開口の縁と窓部材とが向かい合う位置に、それぞれ金属層を予め形成しておく。特許文献1では、この金属層の幅を片方だけ広く形成しておくことにより、低融点金属の接合時に、パッケージ基板と窓部材の熱膨張係数の差により、向かい合う金属層の位置がずれ、溶融した低融点金属が薄くフィレット状になるのを防ぐ。これにより、薄いフィレット状の低融点金属に応力が集中し、窓部材に割れや欠けを生じさせるのを防いでいる。
特許第6294417号公報
発明者らの実験によると、凹部の開口の縁と窓部材との間の接合部材が、フィレット状にならないような条件で製造したパッケージであっても、接合部付近において窓部材が割れる現象が生じることが分かった。
本発明の目的は、発光素子をパッケージ内に封止した発光装置であって、窓部材の割れを防ぎ、高い気密性を維持できる発光装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、半導体発光素子が実装されたパッケージ基板と、パッケージ基板上に半導体発光素子を覆うように配置された透明体と、パッケージ基板と透明体の間に配置された枠状の金属層とを有する。パッケージ基板および透明体の少なくとも一方には、凹部が形成され、半導体発光素子は凹部内の空間に配置されている。枠状の金属層は、凹部を取り囲むように配置され、上面が透明体に、下面がパッケージ基板に接合されることにより、半導体発光素子が配置された前記空間を気密に封止する。このとき、枠状の金属層の幅Wは、透明体の厚さTよりも大きくなっている。
本発明によれば、窓部材の割れを防ぐことができるため、高い気密性を維持できる。
(a)および(b)は、実施形態の発光装置の断面図、(c)は、発光装置の金属層4の加熱前の層構成を示す断面図。 実施形態および実施例の発光装置の透明体が破断を生じない範囲と、金属層の幅Wと透明体の厚さTとの関係を示すグラフ。 (a)〜(c)は、実施形態の発光装置で透明体の破断が生じるメカニズムを説明する図。 (a)および(b)は、実施形態の発光装置の変形例を示す上面図および断面図。 (a)〜(c)は、実施形態の発光装置の変形例をそれぞれ示す断面図。 (a)および(b)は、実施形態の発光装置の変形例を示す上面図および断面図。 実施例1〜6の発光装置に実装した半導体発光素子3の断面図。 実施例1〜6の発光装置に実装した半導体発光素子3の下面図。 実施例1〜6の発光装置の製造工程を示すフロー図。 実施例1〜6の発光装置の製造工程を示す図。
本発明の一実施形態の発光装置について図面を用いて説明する。
発明者らの実験によれば、図1(a)のようにパッケージ基板1と透明体2を枠状の金属層4によって接合することによって気密に封止した空間内に半導体発光素子3を配置した発光装置は、金属層4を加熱して透明体2およびパッケージ基板1とそれぞれ金属接合すると、透明体2が金属層4との接合部において割れる現象が生じることがわかった。
透明体2が割れないようにするためには、透明体2を厚くして、透明体2の機械強度を大きくすることが考えられるが、実際に透明体2を厚くした発光装置を試作すると、厚くすることでは、透明体2が金属層4との接合部において割れるという現象は解決できないことが分かった。
さらに実験を重ねた結果、発明者らは、透明体2の厚さと枠状の金属層4の幅とがある関係を満たす場合、透明体2に割れが生じないことを見出した。すなわち、図2に示すように、枠状の金属層4の幅Wが、透明体2の厚みより大きい(W>T)という関係を満たす場合、透明体2に割れが生じないことを発明者らは見出した。
具体的には、本実施形態の発光装置は、図1(a)に示すように、半導体発光素子3が実装されたパッケージ基板1と、パッケージ基板1上に半導体発光素子3を覆うように配置された透明体2と、金属層4とを備えて構成される。透明体2は、半導体発光素子3の発する光を透過する材質で構成されている。
パッケージ基板1および透明体2の少なくとも一方には、凹部5が形成され、半導体発光素子3は凹部5内の空間に配置されている。図1(a)の例では、凹部5は、パッケージ基板1にのみ設けられ、透明体2は凹部5の開口を覆う板状である。
金属層4はその形状が、凹部5を取り囲む枠状であり、パッケージ基板1と透明体2の間に配置されている。金属層4は、上面が透明体2に、下面がパッケージ基板1に接合されることにより、半導体発光素子3が配置された空間を気密に封止している。
このとき、本実施形態では、図1(b)に示すように枠状の金属層4の幅Wが透明体2の厚さTよりも大きく(W>T)なるようにしている。このようにすることにより、金属層4を接合する際に、透明体2が金属層4との接合界面付近において破断しない(図2参照)。
なお、枠状の金属層4の幅Wは、220μmより大きく、透明体2の厚さTは、500μmよりも小さいことが望ましい。
枠状の金属層の幅は、300μm以上であることが好ましい。また、透明体2の厚みTは、200μm以上500μmより小さいことが好ましい。
特に、枠状の金属層4の幅Wは、370μm以上であり、透明体の厚さTは、220μm以上370μm以下であることが望ましい。
金属層は、厚みが0.3μm以上20μm以下であることが望ましい。
<半導体発光素子3>
半導体発光素子3は、所望の波長のものを用いることができるが、本実施形態の発光装置は、凹部5内の空間を気密に封止できるため、水分で劣化しやすいAlN系材料を用いている素子や、樹脂を劣化させる程の高エネルギーの波長の光を発する素子を用いる場合に、特に有効である。
半導体発光素子3は、図1(a)のように、底面に一対の電極を有するものである場合には、パッケージ基板1の凹部5の底面に設けた電極パッド11に、半田等によりフリップチップ実装してもよいし、ダイボンディングとボンディングワイヤで実装してもよい。
<パッケージ基板1>
パッケージ基板1は、半導体発光素子3の熱を伝導して外部に放出するために、熱伝導性のよいものが好ましく、例えばセラミック製、ダイヤモンド製またはSi製等のパッケージ基板1を用いることができる。例えば、セラミックとしては、AlN、SiC、BeO、アルミナ、および、LTCC(Low Temperature Co-fired Ceramics:低温同時焼成セラミックス)のうちの1以上を含むもの用いることができる。
パッケージ基板1の底面には、電極パッド11に給電するための配線を設ける。例えば、配線としては、図1(a)のようにパッケージ基板1を貫通する貫通電極12と、パッケージ基板1の裏面側に配置された裏面電極13とを含む構成とする。
<透明体2>
透明体2は、半導体発光素子3の出射する光を透過する材質であればよい。例えばガラスを用いることができる。
具体的には例えば、半導体発光素子3が、深紫外光(概ね波長200nm〜300nm)を発するものである場合、透明体2の材質としては、石英、水晶およびUV透過ガラスのうちいずれかを用いることができる。
また、半導体発光素子3が、可視光(波長380nm〜700nm)を発するものである場合、透明体2の材質としては、ホウ珪酸ガラスまたはソーダガラスを用いることができる。
<金属層4>
枠状の金属層4は、Cr、Ni、Au、Cu、Pt、TiおよびPdのうちの1以上により構成することができる。例えば、金属層4は、図1(b)、(c)に記載したように、透明体2に接合されたメタライズ層4aと、パッケージ基板1に接合されたパッド層4bと、メタライズ層4aとパッド層4bとの間に配置され、メタライズ層4aとパッド層4bを構成する金属よりも低融点の接合層4cとを備える構成とすることができる。図1(b)は接合後の金属層4であり、図1(c)は、接合前(溶融前)の金属層4の積層構造の一例である。
金属層4の幅Wは、図1(b)のようにメタライズ層4aの幅である。
メタライズ層4aと、パッド層4bと、接合層4cは、それぞれ単層であっても多層構造であってもよい。
メタライズ層4aの材質としては、例えば、Cr、Ni、Au、Cu、Pt、Ti、PdおよびWのうちの1以上、パッド層4bの材質は、例えば、Cr、Ni、Au、Cu、Pt、Ti、PdおよびWのうちの1以上、接合層4cの材質は、例えば、AuSn、SnCu、SnSb、SnAgCuおよびAuのうちの1以上を用いることができる。
上述のような材質を用いた場合、パッケージ基板1の熱膨張係数が、透明体2より大きいため、パッケージ基板1と透明体2とを接合するための金属層4の加熱後、冷却する際に、図3(a)のようにパッケージ基板1が透明体2よりも大きく収縮する。これにより、図3(b)のように金属層4との接合部において、透明体2には、パッケージ基板1の収縮によりパッケージ基板1の面内の中心に向かう方向に金属層4によって引っ張られる引っ張り応力がかかり、引っ張り応力が透明体2の破壊応力を超えた場合には図3(c)のように透明体2が破壊される(割れる)ものと推測される。しかしながら、本実施形態では、透明体2の厚さTと、金属層4の幅WをW>Tの関係にすることにより、透明体2の割れを抑制できることを見いだしたものである。
また、本実施形態の発光装置は、金属層4によりパッケージ基板1と透明体2とを気密に接合できるため、半導体発光素子3が配置された凹部5内の空間は、水分量を3000ppm以下にすることができる。この値は、深紫外発光素子の加水分解による劣化を低減し、市場要求を満足するレベルの寿命を担保するものである。
半導体発光素子3が配置された凹部5内の空間には、不活性ガスを充填する構成にしてもよい。
凹部5による空間は、Heのリークレートが3.0×10−10Pam/s以下であることが望ましい。
<発光装置の変形例>
パッケージ基板1および透明体2の形状は、図1(a)の形状に限られず、図4(a)、(b),図5(a)〜(c)および図6(a),(b)のような構造であってもよい。
図4(a)、(b)の発光装置は、図1と同様にパッケージ基板1が凹部5を備えた構成であるが、発光素子3は、サブマウント基板41にフリップチップ実装され、サブマウント基板41の貫通電極47が、給電接合材42によりパッケージ基板1の凹部の底面の貫通電極12に接合されている。
図5(a)の発光装置は、図1(a)の装置とは異なり、凹部5が透明体2側に設けられている。また、透明体2はドーム状であり、凹部5の内部空間は、半球状に近い形状の空間である。
図5(b)の発光装置は、凹部5がパッケージ基板1側の凹部5aと透明体2側の凹部5bに分かれて形成された形状である。透明体2は、図5(a)と同様にドーム状であり、その内部空間は、半球状に近い形状である。パッケージ基板1側の凹部5の内部空間は、図1(a)と同様に直方体形状である。
図5(c)は、図5(a)と同様に、凹部5が透明体2側に設けられているが、凹部5の内部空間は、直方体形状である。
図6(a)、(b)の発光装置は、図4(a)、(b)と同様にパッケージ基板1が凹部5を備え、発光素子3がサブマウント基板41に搭載された構成であるが、パッケージ基板1の側壁が傾斜している点で図4(a)の発光装置と異なる形状である。
以下、本発明の実施例について説明する。
<<実施例1〜5>>
実施例1〜5として、図4(a)、(b)の構造の発光装置を製造した。
<半導体発光素子3の製造工程>
まず、深紫外光を発光する半導体発光素子3を製造した。この半導体発光素子3の断面構造を図7に、下面の電極構造を図8にそれぞれ示す。
昇華法を用いてAlNのバルク単結晶を育成し、板状に加工した後、表面を研磨することで基板(AlN単結晶基板)を作成した。この基板は、転位密度が10(個/cm)オーダーと高品質である。
上記昇華法AlN単結晶基板は、不純物の影響で300nm以下の深紫外領域の光の透過率は低いため、昇華法AlN単結晶基板上に、HVPE(Hydride-Vapor Phase Epitaxy)法を用いてAlN単結晶膜を数百μm厚成長させ、表面をCMP研磨(化学的機械研磨)することにより、厚さ300μm程度のAlN基板72を得た。HVPEで成長させた結晶膜AlN基板72は、低転位密度を保持しながら、結晶内部に取り込まれる不純物が減少することから色が透明となり、300nm以下の光の透過率が向上している。
この昇華法AlN単結晶基板の表面のHVPE法AlN基板72をLED成長用の基板として用い、MOCVD(有機金属気相成長法)を用いて深紫外発光をする積層構造を結晶成長させた。ここでは、n型半導体層(n−AlGaN)71、発光層73、p型半導体層(p−AlGaN)74の順に成長させた。発光層73は、例えば、AlGaN(a組成)層と、a組成とは組成の異なるAlGaN(b組成)層とを交互に複数層積層して構成したMQW(多重量子井戸)構造とした。
つぎに、ドライエッチングにより、発光層73とp型半導体層(p−AlGaN)74を櫛の歯状に除去することにより、n型半導体層(n−AlGaN)71を露出するまで掘り、露出したn型半導体層71上に金属蒸着を用いてn型電極層171を形成した。n型電極層171の層構成はTi/Al/Auをこの順に積層した構造とした。
次に、p型半導体層74の上にp型電極層61を金属蒸着を用いて形成した。p型電極層61の層構成はNi/Auをこの順に積層し、熱処理して形成した。
絶縁膜75を形成し、n型半導体層71、発光層73、p型半導体層74の側面を保護した。最後にn型電極層171とp型電極層61の表面にそれぞれをパッド電極172、62で覆った。パッド電極172,62の層構成はTi/Ni/Auをこの順に積層した構造とした。
これにより、図8のように、素子の下面に、櫛の歯形状の積層されたn型電極層171とパッド電極172、および、櫛の歯形状の積層されたp型電極層61とパッド電極62とが交互に並べられた半導体発光素子3が並んだLEDウェハーが製造された。
電極形成が完了したエピ基板から、昇華法AlN単結晶基板を機械研磨で除去する。これにより、HVPE法AlN基板72のみが残る。AlN基板72に、n型半導体層71、発光層73およびp型半導体層74を積層した全体の厚さが100〜200μm程度になるように機械研磨で仕上げた。
AlN基板72の研磨した面(発光面)にナノインプリントを用いて凹凸加工を施し、光取出し効率を向上させた。その後、AlN基板72の凹凸面をスパッタ法を用いてSiOで覆い、保護膜76を形成した。保護膜76は発光する深紫外の光線に対して透明な材料であれば良い。
最後に、LEDウェハーをレーザースクライブ・ダイシングで小片化させLEDチップ(半導体発光素子3)として完成させた。
<実装工程801〜803>
AlN製のサブマウント基板41を用意した。サブマウント基板41の大きさは、底面が1.2mm×1.2mm、凹部5の開口サイズおよび底面サイズは、2.2mm×2.2mm、凹部5の深さは、0.5mm、凹部5の縁の幅は0.55mmである。凹部5の縁には、予めパッド層4bおよび接合層4cとして、Ni/Au/AuSn/Au層が、幅Wが表1に記載されたサイズで枠状に形成されている。
Figure 2021012961
このサブマウント基板41には、半導体発光素子3の櫛の歯形状に積層されたp型電極層61とパッド電極62の、櫛の歯形状の歯にあたる部分に対して向かい合うように、ストライプ状の電極43が予め形成されている。また、櫛の歯形状に積層されたn型電極層171とパッド電極172の櫛の歯の根元の部分に対して向かい合うように、1本の帯状の電極44が予め形成されている。さらに、サブマウント基板41の上面には、これら電極43,44へ給電するための給電パッド45、46が備えられ、給電パッド45,46に導通するように、サブマウント基板41は厚さ方向に貫通する貫通電極47が備えられている。
つぎに、サブマウント基板41の電極43と電極44に、AuSn膜を形成し、半導体発光素子3のパッド電極62とパッド電極172がそれぞれ接するように、半導体発光素子3をサブマウント基板41上に搭載した。
つぎにサブマウント基板の貫通電極47の下面に給電接合剤42(AuSn合金ペースト)を塗布し、パッケージ基板1の貫通電極12の上に搭載した(図9の工程801)。
つぎに、必要に応じて、パッケージ基板1の底面の配線パターンに、(AnSn合金ペースト)を塗布し、ツェナーダイオードを搭載した(工程802)。
パッケージ基板1を加熱し、AnSn合金ペーストを溶融(リフロー)した後冷却して、AuSn共晶合金により、半導体発光素子3とサブマウント基板41、サブマウント基板41とパッケージ基板1、ツェナーダイオードとパッケージ基板1を、それぞれ接合した(工程803)。
パッケージ基板1の凹部5内を洗浄することにより、AuSn合金ペーストに含まれるフラックスの残渣を除去した(工程804)。
つぎに、透明体2を用意した。透明体2は、パッケージ基板1の底面と同等のサイズであり、凹部5の開口を覆うように搭載した場合に、開口の縁に対向する領域に、メタライズ層4aとしてCr/Ni/Au層が透明体2側からこの順に枠状に形成されている。メタライズ層4aの幅は、表1の金属層の幅Wと同じである。
つぎに、透明体2をパッケージ基板1の凹部5の縁に搭載し、加熱することにより、パッケージ基板1と接合して実装した(工程805)。
この工程805を図10を用いて詳しく説明する。
まず、図10(a)のように、透明体2とパッケージ基板1とを治具91にセットする。図10(a)に示すように透明体2を下側に設置し、パッケージ基板1を上に設置する。このとき、パッケージ基板1と透明体2の間には隙間が存在するようにする。
つぎに、図10(b)のように、パッケージ基板1、サブマウント基板41および半導体発光素子3の材料に含まれる水分除去のためにプリヒートを行う。プリヒートの条件は、真空中で温度150℃〜275℃、時間5min〜15minである。
つぎに、図10(c)のように、バネ荷重を利用して、押上げピンで透明体2を突き上げる。この時の条件は、窒素中で温度150℃〜275℃、バネ荷重は50g〜150gである。
最後に、図10(d)のように本加熱を行う。本加熱条件は、窒素中で温度295℃〜350℃、時間5s〜30sであり、バネ荷重5g〜150gで押圧した状態で行う。
この本加熱により、パッケージ基板1側に形成しておいたパッド層4bおよび接合層4c(Ni/Au/AuSn/Au層)のうちAu/AuSn/Au層が溶融し、AuSn共晶合金を形成し、パッケージ基板1側のパッド層4b(Ni層)と、透明体2側のメタライズ層4a(Cr/Ni層)と接合され、金属層4を形成する。
これにより、金属層4により、透明体2とパッケージ基板1とを接合できるとともに、凹部5の開口の周囲を金属層4により封止し、発光装置を完成させることができる。
本加熱後冷却を行い、発光装置を取り出す(工程805)。
目視により、透明体2が金属層4と接合している付近で破断していないか確認した。
確認結果を、表1に示す。実施例1〜5は、いずれも透明体2には破断は生じていなかった。
また、完成した発光装置を、加圧He雰囲気内に一定時間放置する。これにより、凹部5の空間内部にHeが入り込む。発光装置を真空炉内に設置し、凹部5内の空間から漏れ出すHeを検出することにより、発光装置のパッケージ内部のHe量を計測する。Heのリークレートが3.0×10−10Pam/s以下である場合には、気密が担保されているとして、合格とした(工程806)。
目視で透明体2に破断がなく、かつ、Heリークチェックに合格した製品を出荷可能品と判定した(工程807)。
<<実施例6>>
実施例6として、パッケージ基板1および透明体2の形状が図5(a)の発光装置を製造した。
基板1の大きさは、3.6mm×3.6mmであり、縁には、予めパッド層4bとして、Ni/Au層が配置され、その上に接合層4cとしてリッド状のAuSnが配置されている。また、その幅Wが表1に記載されたサイズで枠状に形成されている。
基板1の上には電極パッド11が配置され、その上に半導体発光素子3が接合されている。すなわち、本実施例では、サブマウントを用いず、半導体発光素子3が基板1に直接接合されている。
透明体2は、底面サイズがパッケージ基板1と同等のサイズであり、凹部5の開口サイズ2.52mm×2.52mm、凹部5の深さ(高さ)は、1.1〜1.2mmのドーム状であり、凹部5の縁の幅は0.49mmである。開口の縁に対向する領域に、メタライズ層4aとしてTi/Pd/Cu/Ni/Au層が透明体2側からこの順に枠状に形成されている。メタライズ層4aの幅は、表1の金属層の幅Wと同じである。
他の条件は、実施例1〜5と同様にして実施例6の発光装置を製造した。
製造した実施例6の発光装置を、実施例1〜5と同様に破断の評価を目視で行ったところ、破断していなかった。
また、Heのリークレートも3.0×10−10Pam/s以下であり、合格であった。
<<比較例1〜3>>
比較例1〜3として、実施例1〜5と同様の発光装置を、金属層の幅Wと透明体2の厚さを表1のように変更して製造した。
製造した比較例1〜3の発光装置を、実施例1〜5と同様に破断の評価を目視で行ったところ、いずれも金属層4との界面において、透明体2が破断していた。
また、Heのリークレートは3.0×10−10Pam/sを超えており、不合格であった。
これらの結果を、図2のグラフに示す。
図2のグラフにより、金属層4の幅W>透明体2の厚さTの条件を満たす場合、透明体2に破断が生じないことが明らかである。
また、枠状の金属層の幅Wは、220μmより大きく、前記透明体の厚さTは、500μmよりも小さい範囲においては、透明体2に破断が生じていない。
枠状の金属層の幅は、300μm以上、特に370μm以上である場合で、あって、透明体の厚さTは、200μm以上500μm以下、特に220μm以上370μm以下である場合、透明体2には破断が生じていない。
上述してきた各実施形態の半導体装置は、水殺菌および樹脂硬化装置等として用いることができる。
1…パッケージ基板、2…透明体、3…半導体発光素子、4…金属層

Claims (16)

  1. 半導体発光素子が実装されたパッケージ基板と、前記パッケージ基板上に前記半導体発光素子を覆うように配置された透明体と、前記パッケージ基板と前記透明体の間に配置された枠状の金属層とを有し、
    前記パッケージ基板および前記透明体の少なくとも一方には、凹部が形成され、前記半導体発光素子は前記凹部内の空間に配置され、
    前記枠状の金属層は、前記凹部を取り囲むように配置され、上面が前記透明体に、下面が前記パッケージ基板に接合されることにより、前記半導体発光素子が配置された前記空間を気密に封止し、
    前記枠状の金属層の幅は、前記透明体の厚さよりも大きいことを特徴とする発光装置。
  2. 請求項1に記載の発光装置であって、前記枠状の金属層の幅は、220μmより大きく、前記透明体の厚さは、500μmよりも小さいことを特徴とする発光装置。
  3. 請求項1または2のいずれか1項に記載の発光装置であって前記枠状の金属層の幅は、370μm以上であり、前記透明体の厚さは、200μm以上370μm以下であることを特徴とする発光装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の発光装置であって、前記パッケージ基板は、セラミック製であり、前記透明体は、ガラスであることを特徴とする発光装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の発光装置であって、前記パッケージ基板は、熱膨張係数が、前記透明体より大きい材料によって構成されていることを特徴とする発光装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の発光装置であって、前記パッケージ基板の材質は、AlNであることを特徴とする発光装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の発光装置であって、前記半導体発光素子が配置された前記空間は、水分量が3000ppm以下であることを特徴とする発光装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の発光装置であって、前記半導体発光素子が配置された前記空間は、不活性ガスが充填されていることを特徴とする発光装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の発光装置であって、前記枠状の金属層は、厚みが0.3μm以上20μm以下であることを特徴とする発光装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の発光装置であって、前記枠状の金属層は、Cr、Ni、Au、Cu、Pt、Ti、PdおよびWのうちの2以上を含むことを特徴とする発光装置。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1項に記載の発光装置であって、前記半導体発光素子は、波長210nm以上350nm以下の紫外光を発することを特徴とする発光装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれか1項に記載の発光装置であって、前記空間は、Heのリークレートが3.0×10−10Pam/s以下であることを特徴とする発光装置。
  13. 半導体発光素子が実装されたパッケージ基板と、前記パッケージ基板上に前記半導体発光素子を覆うように配置された透明体と、前記パッケージ基板と前記透明体の間に配置された枠状の金属層とを有し、
    前記パッケージ基板および前記透明体の少なくとも一方には、凹部が形成され、前記半導体発光素子は前記凹部内の空間に配置され、
    前記枠状の金属層は、前記凹部を取り囲むように配置され、上面が前記透明体に、下面が前記パッケージ基板に接合されることにより、前記半導体発光素子が配置された前記空間を気密に封止し、
    前記枠状の金属層の幅は、220μmより大きく、前記透明体の厚さは、500μmよりも小さいことを特徴とする発光装置。
  14. 請求項13に記載の発光装置であって前記枠状の金属層の幅は、370μm以上であり、前記透明体の厚さは、370μm以下であることを特徴とする発光装置。
  15. パッケージ基板上に発光素子を実装する工程と、
    前記パッケージ基板上の前記発光素子が配置された空間を覆うように透明体を配置し、前記パッケージ基板と透明体との間に配置した枠状の金属層を加熱して、前記パッケージ基板と透明体とを前記金属層によって気密に接合する工程とを有し、
    前記接合する工程では、前記枠状の金属層は、その幅が前記透明体の厚さよりも広くなるように形成することを特徴とする発光装置の製造方法。
  16. 請求項15に記載の発光装置の製造方法であって、前記接合する工程の前に、
    前記パッケージ基板を加熱して水分を除去する工程をさらに行うことを特徴とする発光装置の製造方法。
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