JP2021012032A - 異常診断装置およびロボット制御装置 - Google Patents

異常診断装置およびロボット制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021012032A
JP2021012032A JP2019124652A JP2019124652A JP2021012032A JP 2021012032 A JP2021012032 A JP 2021012032A JP 2019124652 A JP2019124652 A JP 2019124652A JP 2019124652 A JP2019124652 A JP 2019124652A JP 2021012032 A JP2021012032 A JP 2021012032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
characteristic frequency
calculates
vibration component
calculation unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019124652A
Other languages
English (en)
Inventor
健次 杉万
Kenji Sugiman
健次 杉万
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2019124652A priority Critical patent/JP2021012032A/ja
Publication of JP2021012032A publication Critical patent/JP2021012032A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】モータにより駆動される駆動伝達機構を構成する何れの部品に異常が発生しているかを診断することができる異常診断装置を得ること。【解決手段】異常診断装置10Xが、モータの速度をFB制御する際に用いられる速度信号B1と、モータにより駆動される駆動伝達機構を構成する部品の特徴を示す特徴パラメータと、に基づいて、部品の故障時に部品に発生する振動の周波数を特性周波数として算出する特性周波数算出部13と、モータの駆動をFB制御する際に用いられる駆動力信号A1と、特性周波数と、に基づいて、駆動力信号A1に含まれる振動成分を算出する振動成分算出部14Xと、振動成分と基準値との比較に基づいて、部品の異常状態を診断する診断部15と、を備え、部品毎に特性周波数および振動成分が算出され、診断部15は、部品毎に異常状態を診断するとともに、特性周波数に基づいて、診断対象の部品を特定する。【選択図】図1

Description

本発明は、モータにより駆動される駆動伝達機構を構成する部品が異常であるか否かの診断を行う異常診断装置およびロボット制御装置に関する。
モータにより駆動されるギヤなどの駆動伝達機構は、種々の要因によって動作に異常が発生する場合がある。駆動伝達機構に異常が発生している場合には、モータを備えたロボットに所望の動作を行わせることができなくなるので、異常が発生しているか否かを正確に診断することが望まれる。
特許文献1に記載の診断装置は、回転機械装置から取り込んだ計測信号に基づく運転データから、診断指標の抽出対象となるデータを切り出し、切り出されたデータから回転機械装置の状態に由来する周波数スペクトルを求めている。この診断装置は、求めた周波数スペクトルから診断指標を抽出し、抽出した診断指標を用いて、回転機械装置の状態が正常であるか異常であるかを診断している。
特開2015−021901号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、ロボットの減速機を対象にして異常診断を行っているので、モータにより駆動される駆動伝達機構を構成する何れの部品に異常が発生しているかを診断することができないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、モータにより駆動される駆動伝達機構を構成する何れの部品に異常が発生しているかを診断することができる異常診断装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の異常診断装置は、モータの速度をフィードバック制御する際に用いられる信号である速度信号と、モータにより駆動される駆動伝達機構を構成する部品の特徴を示す特徴パラメータと、に基づいて、部品の故障時に部品に発生する振動の周波数を特性周波数として算出する特性周波数算出部を備えている。また、本発明の異常診断装置は、モータの駆動をフィードバック制御する際に用いられる信号である駆動力信号と、特性周波数と、に基づいて、駆動力信号に含まれる振動成分を算出する振動成分算出部と、振動成分と基準値との比較に基づいて、部品の異常状態を診断する診断部と、を備えている。特性周波数算出部は、部品毎に特性周波数を算出し、振動成分算出部は、部品毎に振動成分を算出し、診断部は、部品毎に異常状態を診断するとともに、特性周波数に基づいて、診断対象の部品を特定する。
本発明によれば、モータにより駆動される駆動伝達機構を構成する何れの部品に異常が発生しているかを診断することができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる異常診断装置の構成を示す図 実施の形態1にかかる異常診断装置を備えたロボット制御装置の第1の構成例を示す図 実施の形態1にかかる異常診断装置を備えたロボット制御装置の第2の構成例を示す図 実施の形態2にかかる異常診断装置の構成を示す図 実施の形態2にかかる異常診断装置を備えたロボット制御装置の第1の構成例を示す図 実施の形態2にかかる異常診断装置を備えたロボット制御装置の第2の構成例を示す図 実施の形態1にかかる異常診断装置を実現するハードウェア構成の第1例を示す図 実施の形態1にかかる異常診断装置を実現するハードウェア構成の第2例を示す図
以下に、本発明にかかる異常診断装置およびロボット制御装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる異常診断装置の構成を示す図である。異常診断装置10Xは、モータにより駆動されるギヤなどの駆動伝達機構(以下、駆動伝達機構という)の動作が異常であるか否かを診断するとともに、駆動伝達機構を構成する何れの部品が異常であるかを特定する装置である。異常診断装置10Xは、モータから出力軸までの構成要素である駆動伝達機構に異常があるか否かをモータの情報(指令値またはフィードバック値)から診断する。以下の説明では、駆動伝達機構を構成する何れの部品が異常であるかを特定する処理を、診断処理という。診断処理の際には、ロボットが備える1つのモータに対して1つの異常診断装置10Xが用いられる。
異常診断装置10Xは、ロボットを制御するロボット制御装置内などに配置される。異常診断装置10Xは、ロボット制御装置がロボットをフィードバック(FB:Feed Back)制御する際に用いる信号に基づいて、異常診断を行う。ロボット制御装置がロボットをフィードバック制御する際に用いる信号の例は、駆動力信号A1、および速度信号B1である。
駆動力信号A1は、モータの駆動状態に対応する信号である。換言すると、駆動力信号A1は、モータの駆動を制御する際に用いられる信号である。駆動力信号A1は、例えば、モータの駆動に用いられる電流の指令(電流指令値)、モータの駆動に用いられるトルクの指令(トルク指令値)、電流のフィードバック値(電流フィードバック値)、またはトルクのフィードバック値(トルクフィードバック値)である。モータを制御する制御部(後述する制御部20A等)は、例えば、電流に対するトルクの対応特性などに基づいて、電流指令値を変換演算してトルク指令値を算出する。制御部20Aは、電流に対するトルクの対応特性などに基づいて、電流フィードバック値を変換演算してトルクフィードバック値を算出してもよい。また、モータのトルク出力軸などに取り付けられたトルク検出器がトルク検出値を検出して制御部20Aに送り、制御部20Aが、トルク検出器から受け取ったトルク検出値をトルクフィードバック値として用いてもよい。
速度信号B1は、モータの速度に対応する信号である。例えば、速度信号B1は、モータが回転型モータである場合にモータの回転速度を制御する際に用いられる信号である。速度信号B1は、例えば、モータへの速度の指令値(速度指令値)、または速度のフィードバック値(速度フィードバック値)である。
異常診断装置10Xは、特徴パラメータ記憶部12と、特性周波数算出部13と、振動成分算出部14Xと、診断部15とを備えている。特徴パラメータ記憶部12は、駆動伝達機構を構成する部品の特徴パラメータを記憶しておくメモリなどである。
駆動伝達機構を構成する部品の例は、ギヤ(減速機、歯車)、ベアリング(軸受)、プーリ、タイミングベルトである。特徴パラメータは、各部品の特徴を示すパラメータである。特徴パラメータの例は、ベアリングのボールサイズ、ベアリングのボールの個数などである。部品の機構的特徴は、部品の機構(構成)に応じて決まる部品の動作の特徴であり、部品に対応する特徴パラメータの組み合わせ(集合)によって決まる。部品が故障した場合には、部品の機構的特徴に応じた周波数の振動が部品に発生する。以下の説明では、部品の機構的特徴に対応する部品の振動の周波数を特性周波数という場合がある。また、以下の説明では、1つの部品に対応する特徴パラメータの集合を特徴パラメータ群という場合がある。
特性周波数算出部13は、特徴パラメータ記憶部12から順番に特徴パラメータ群を読み出す。特性周波数算出部13は、第1の部品を診断する第1のタイミングでは、第1の部品の特徴パラメータ群を読み出し、第2の部品を診断する第2のタイミングでは、第2の部品の特徴パラメータ群を読み出す。特性周波数算出部13は、特定の処理周期毎に各部品の特徴パラメータ群を順番に読み出す。また、特性周波数算出部13は、ロボット制御装置の制御部が出力する速度信号B1を受け付ける。ロボット制御装置の制御部については後述する。
特性周波数算出部13は、特徴パラメータ群に基づいて、部品の機構的特徴である特徴情報を算出し、機構的特徴に基づいて特性周波数を算出する。特性周波数算出部13は、例えば、速度信号B1に比例した特性周波数を算出する。特性周波数は、モータの速度に応じて変化する。したがって、特性周波数算出部13は、速度信号B1と部品の機構的特徴とに基づいて、部品の故障時に発生する特性周波数を算出する。特性周波数算出部13は、算出した特性周波数を、振動成分算出部14Xおよび診断部15に送る。
振動成分算出部14Xは、ロボット制御装置の制御部が出力する駆動力信号A1を受け付ける。また、振動成分算出部14Xは、特性周波数算出部13から送られてくる特性周波数を受け付ける。
振動成分算出部14Xが受け付ける特性周波数は、部品毎に異なるものである。すなわち、特性周波数は、部品に固有の振動周波数である。したがって、振動成分算出部14Xは、特性周波数に基づいて、部品を特定する。
駆動力信号A1には振動成分が含まれている場合がある。駆動力信号A1に含まれる振動成分は、部品の故障時に発生する部品の振動成分である。ロボットは、ロボット制御装置によってフィードバック制御されるので、部品が故障している場合には、故障している部品に対応する振動成分を含んだ駆動力信号A1が用いられることとなる。ここでの駆動力信号A1は、ロボットの駆動に用いられる指令またはロボットからのフィードバック値である。振動成分算出部14Xは、故障の有無を判定するため、駆動力信号A1に含まれる振動成分を算出する。
振動成分算出部14Xは、特性周波数に基づいて、駆動力信号A1に含まれる振動成分を算出する。具体的には、振動成分算出部14Xは、駆動力信号A1に対し、特性周波数に基づいた周波数解析を行うことにより、駆動力信号A1に含まれる振動成分を算出する。すなわち、振動成分算出部14Xは、駆動力信号A1に対して部品の特性周波数に対応する周波数解析を行うことにより、部品に対応する振動成分を算出する。
なお、振動成分算出部14Xは、部品の特性周波数に対応するバンドパスフィルタを用いて、駆動力信号A1から、部品に対応する振動成分を算出してもよい。振動成分算出部14Xは、算出した振動成分を診断部15に送る。
診断部15は、振動成分算出部14Xから送られてくる振動成分を受け付ける。また、診断部15は、特性周波数算出部13から送られてくる特性周波数を受け付ける。診断部15は、特性周波数に基づいて、振動成分が何れの部品の振動成分であるかを特定する。
また、診断部15は、特定した部品の振動成分の基準値と、振動成分算出部14Xから送られてきた振動成分とを比較することによって、部品毎に異常診断を行う。振動成分の基準値は、予め部品毎に診断部15に設定しておく。
診断部15は、診断処理の処理結果として、異常部品特定結果Q1および異常診断結果P1を出力する。異常部品特定結果Q1は、診断部15が特定した部品を示す情報である。異常診断結果P1は、部品の異常の度合いを示す情報である。異常診断結果P1は、部品の異常状態を表す数値であってもよいし、部品の異常状態を表すレベル値であってもよい。診断部15から出力された異常部品特定結果Q1および異常診断結果P1は、図示しない表示装置などによって表示される。
このように、異常診断装置10Xは、特定の処理周期毎に診断対象の部品を切り替えながら、診断処理を実行し、診断処理の処理結果として、異常部品特定結果Q1および異常診断結果P1を出力する。
図2は、実施の形態1にかかる異常診断装置を備えたロボット制御装置の第1の構成例を示す図である。ロボットシステム100Aは、ロボット制御装置30Aとロボット40とを有している。
ロボット40は、駆動伝達機構41およびモータ42を備えている。モータ42は、ロボット制御装置30Aから送られてくる電流が流れることにより駆動力を出力し、駆動伝達機構41を駆動する。ロボット40は、モータ42が備える検出器420で検出された位置または速度の検出値をロボット制御装置30Aに送る。ロボット制御装置30Aの検出値処理部21は、検出器420からの検出値を演算処理することによって、速度フィードバック値152および位置フィードバック値153を算出し、速度フィードバック値152を速度制御部24に送り、位置フィードバック値153を位置制御部23に送る。
ロボット制御装置30Aは、異常診断装置10Xと、ロボット40を制御する制御部20Aとを備えている。制御部20Aは、検出値処理部21と、位置指令生成部22と、位置制御部23と、速度制御部24と、駆動力制御部25と、電流検出器26とを備えている。駆動力制御部25は、駆動力を制御するために電流を制御する場合に、電流制御部と称することもある。
検出値処理部21は、ロボット40の検出器420から送られてくるモータ42の位置または速度の検出値を受け付ける。検出値処理部21は、モータ42からの検出値を演算処理して、速度信号B1のフィードバック値である速度フィードバック値152を速度制御部24に送り、位置フィードバック値153を位置制御部23に送る。位置指令生成部22は、あらかじめ記憶されたロボット40の動作プログラムなどに基づき、位置指令値を生成して位置制御部23へ送る。位置制御部23は、位置指令値と位置フィードバック値153とに基づき、速度指令値を生成して速度制御部24へ送る。速度制御部24は、速度信号B1の指令値である速度指令値と速度フィードバック値152とに基づき、電流指令値を生成して駆動力制御部25へ送る。駆動力制御部25は、駆動力信号A1の指令値である電流指令値と、駆動力信号A1のフィードバック値である電流フィードバック値151と、に基づき、モータ42に電流を流す。駆動力信号A1のフィードバック値は、モータ42へ流れる電流を電流検出器26が検出した検出値である。このように制御部20Aは、駆動力信号A1および速度信号B1を用いてモータ42を制御し、駆動伝達機構41を駆動する。制御部20Aは、駆動力信号A1としては、電流指令値をトルクに変換したトルク指令値、または電流フィードバック値151をトルクに変換したトルクフィードバック値を使用してもよい。
また、制御部20Aは、駆動力信号A1としての電流指令値および速度信号B1としての速度フィードバック値152を異常診断装置10Xに送る。これにより、異常診断装置10Xは、駆動力信号A1および速度信号B1を用いて部品の異常診断を行い、異常部品特定結果Q1および異常診断結果P1を出力する。なお、異常診断装置10Xは、ロボット制御装置30Aの外部に配置されてもよい。また、位置制御部23、速度制御部24、駆動力制御部25、電流検出器26、または検出値処理部21は、ロボット制御装置30Aの外部に配置されたサーボアンプの内部に配置されるなど、ロボット制御装置30Aの外部に配置されてもよい。
図3は、実施の形態1にかかる異常診断装置を備えたロボット制御装置の第2の構成例を示す図である。ロボットシステム100Bは、ロボット制御装置30Bとロボット40とを有している。図3の各構成要素のうち、図2に示したロボットシステム100Aと同一機能を達成する構成要素については、同一符号を付しており、重複する説明は省略する。
ロボット制御装置30Bは、異常診断装置10Xと、ロボット40を制御する制御部20Bとを備えている。制御部20Bは、検出値処理部21と、位置指令生成部22と、位置制御部23と、速度制御部24と、駆動力制御部25と、電流検出器26とを備えている。
制御部20Bは、駆動力信号A1としての電流フィードバック値151および速度信号B1としての速度指令値を異常診断装置10Xに送る。これにより、異常診断装置10Xは、駆動力信号A1および速度信号B1を用いて部品の異常診断を行い、異常部品特定結果Q1および異常診断結果P1を出力する。なお、異常診断装置10Xは、ロボット制御装置30Bの外部に配置されてもよい。
上述したように、ロボットシステム100Aでは、駆動力信号A1が、電流指令値またはトルク指令値であり、速度信号B1が、速度フィードバック値152である。一方、ロボットシステム100Bでは、駆動力信号A1が、電流フィードバック値151またはトルクフィードバック値であり、速度信号B1が、速度指令値である。
このように、異常診断装置10Xが各部品の異常を検出するので、ロボットシステム100A,100Bがシステムダウンする前に、異常に対する対策を実施することができる。これにより、ロボットシステム100A,100Bがシステムダウンすることを防止できるので、ダウンタイムを削減することが可能となる。
また、異常診断装置10Xが故障などの異常が発生している部品を特定するので、異常が発生している部品に応じた対応が可能となる。これにより、ロボットシステム100A,100Bの保守コストを削減できるとともに、ダウンタイムを削減することが可能となる。一方、異常が発生している部品を特定できない診断の場合には、別途、異常が発生している部品を特定する調査がある。また、異常が発生している部品を特定できなかった場合には、周辺部品の全てを交換する必要がある。したがって、異常が発生している部品を特定できない場合には、調査または交換の時間およびコストを要する。
また、異常診断装置10Xが部品ごとに異常の度合いを算出するので、異常の度合いに応じた対応が可能となる。また、部品の振動検出を目的としたセンサを追加する必要が無いので、センサを追加するためのコストが不要である。また、センサが追加されたことによる、設置または配線に起因する機構的な制約および動作的な制約が発生しない。
このように実施の形態1では、特性周波数算出部13が、速度信号B1と特徴パラメータとに基づいて、部品の故障時に特性周波数を算出し、振動成分算出部14Xが、駆動力信号A1と特性周波数とに基づいて駆動力信号A1に含まれる振動成分を算出している。そして、特性周波数算出部13は、部品毎に特性周波数を算出し、振動成分算出部14Xは、部品毎に振動成分を算出し、診断部15は、部品毎に異常状態を診断するとともに、特性周波数に基づいて、診断対象の部品を特定している。これにより、モータ42によって駆動される駆動伝達機構41を構成する何れの部品に異常が発生しているかを診断することが可能となる。
実施の形態2.
つぎに、図4から図6を用いてこの発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2では、異常診断装置が、速度信号B1に含まれる振動成分を算出し、この振動成分に基づいて診断処理を実行する。速度信号B1は、ロボット制御装置がロボットをフィードバック制御する際に用いる信号である。
図4は、実施の形態2にかかる異常診断装置の構成を示す図である。図4の各構成要素のうち図1に示した実施の形態1の異常診断装置10Xと同一機能を達成する構成要素については同一符号を付しており、重複する説明は省略する。
異常診断装置10Yは、異常診断装置10Xと同様に、モータにより駆動される駆動伝達機構の動作が異常であるか否かを診断するとともに、駆動伝達機構を構成する何れの部品が異常であるかを特定する装置である。
異常診断装置10Yは、異常診断装置10Xと比較して、振動成分算出部14Xの代わりに振動成分算出部14Yを備えている。すなわち、異常診断装置10Yは、特徴パラメータ記憶部12と、特性周波数算出部13と、振動成分算出部14Yと、診断部15とを備えている。
振動成分算出部14Yは、ロボット制御装置(後述するロボット制御装置30Cまたはロボット制御装置30D)が出力する速度信号B1を受け付ける。また、振動成分算出部14Yは、特性周波数算出部13から送られてくる特性周波数を受け付ける。
速度信号B1には振動成分が含まれている場合がある。速度信号B1に含まれる振動成分は、部品の故障時に発生する部品の振動成分である。ロボット40は、ロボット制御装置30Cまたはロボット制御装置30Dによってフィードバック制御されるので、部品が故障している場合には、故障している部品に対応する振動成分を含んだモータ42の検出値をロボット制御装置30D,30Cに出力し、モータ42の検出値に基づいた速度信号B1が制御部(後述する制御部20Cまたは制御部20D)で用いられることとなる。ここでの速度信号B1は、ロボット40の駆動に用いられる速度指令または速度フィードバック値152である。振動成分算出部14Yは、故障の有無を判定するため、速度信号B1に含まれる振動成分を算出する。
振動成分算出部14Yは、特性周波数に基づいて、速度信号B1に含まれる振動成分を算出する。具体的には、振動成分算出部14Yは、速度信号B1に対し、特性周波数に基づいた周波数解析を行うことにより、速度信号B1に含まれる振動成分を算出する。すなわち、振動成分算出部14Yは、速度信号B1に対して部品の特性周波数に対応する周波数解析を行うことにより、部品に対応する振動成分を算出する。
なお、振動成分算出部14Yは、部品の特性周波数に対応するバンドパスフィルタを用いて、速度信号B1から、部品に対応する振動成分を算出してもよい。振動成分算出部14Yは、算出した振動成分を診断部15に送る。
図5は、実施の形態2にかかる異常診断装置を備えたロボット制御装置の第1の構成例を示す図である。ロボットシステム100Cは、ロボット制御装置30Cとロボット40とを有している。図5の各構成要素のうち図2に示した実施の形態1のロボットシステム100Aと同一機能を達成する構成要素については同一符号を付しており、重複する説明は省略する。
ロボット制御装置30Cは、異常診断装置10Yと、ロボット40を制御する制御部20Cとを備えている。制御部20Cは、検出値処理部21と、位置指令生成部22と、位置制御部23と、速度制御部24と、駆動力制御部25と、電流検出器26とを備えている。駆動力制御部25は、駆動力を制御するために電流を制御する場合に、電流制御部と称することもある。
検出値処理部21は、ロボット40の検出器420から送られてくるモータ42の位置または速度の検出値を受け付ける。検出値処理部21は、検出器420からの検出値を演算処理することによって、速度フィードバック値152および位置フィードバック値153を算出し、速度フィードバック値152を速度制御部24に送り、位置フィードバック値153を位置制御部23に送る。位置指令生成部22は、あらかじめ記憶されたロボット40の動作プログラムなどに基づき、位置指令値を生成して位置制御部23に送る。位置制御部23は、位置指令値と位置フィードバック値153とに基づき速度指令値を生成して速度制御部24へ送る。速度制御部24は、速度信号B1の指令値である速度指令値と速度フィードバック値152とに基づき、電流指令値を生成して駆動力制御部25へ送る。駆動力制御部25は、駆動力信号のフィードバック値である電流フィードバック値151と、駆動力信号の指令値である電流指令値とに基づき、モータ42に電流を流す。このように制御部20Cは、駆動力信号および速度信号B1を用いてモータ42を制御し、駆動伝達機構41を駆動する。制御部20Cは、駆動力信号としては、電流指令値をトルクに変換したトルク指令値、または電流フィードバック値151をトルクに変換したトルクフィードバック値を使用してもよい。
また、制御部20Cは、速度信号B1としての速度フィードバック値152を異常診断装置10Yに送る。これにより、異常診断装置10Yは、速度信号B1を用いて部品の異常診断を行い、異常部品特定結果Q1および異常診断結果P1を出力する。なお、異常診断装置10Yは、ロボット制御装置30Cの外部に配置されてもよい。
図6は、実施の形態2にかかる異常診断装置を備えたロボット制御装置の第2の構成例を示す図である。ロボットシステム100Dは、ロボット制御装置30Dとロボット40とを有している。図6の各構成要素のうち図3に示した実施の形態1のロボットシステム100Bと同一機能を達成する構成要素については同一符号を付しており、重複する説明は省略する。
ロボット制御装置30Dは、異常診断装置10Yと、ロボット40を制御する制御部20Dとを備えている。制御部20Dは、検出値処理部21と、位置指令生成部22と、位置制御部23と、速度制御部24と、駆動力制御部25と、電流検出器26とを備えている。制御部20Dは、速度信号B1としての速度指令値を異常診断装置10Yに送る。異常診断装置10Yは、速度信号B1を受け付ける。
上述したように、ロボットシステム100Cでは、速度信号B1が、速度フィードバック値152である。一方、ロボットシステム100Dでは、速度信号B1が、速度指令値である。
異常診断装置10Yは、速度信号B1を用いて部品の異常診断を行い、異常部品特定結果Q1および異常診断結果P1を出力する。なお、異常診断装置10Yは、ロボット制御装置30Dの外部に配置されてもよい。
このように実施の形態2によれば、特性周波数算出部13が、速度信号B1と特徴パラメータとに基づいて、部品の故障時に特性周波数を算出し、振動成分算出部14Yが、速度信号B1と特性周波数とに基づいて速度信号B1に含まれる振動成分を算出している。そして、特性周波数算出部13は、部品毎に特性周波数を算出し、振動成分算出部14Yは、部品毎に振動成分を算出し、診断部15は、部品毎に異常状態を診断するとともに、特性周波数に基づいて、診断対象の部品を特定している。これにより、モータ42によって駆動される駆動伝達機構41を構成する何れの部品に異常が発生しているかを診断することが可能となる。
ここで、実施の形態1,2における異常診断装置10X,10Yの機能を実現するハードウェア構成について説明する。なお、異常診断装置10X,10Yの機能を実現するハードウェア構成は同様であるので、ここでは異常診断装置10Xの機能を実現するハードウェア構成について説明する。
図7は、実施の形態1にかかる異常診断装置を実現するハードウェア構成の第1例を示す図である。図8は、実施の形態1にかかる異常診断装置を実現するハードウェア構成の第2例を示す図である。
異常診断装置10Xは、図7に示した制御回路、すなわちプロセッサ301およびメモリ302により実現することができる。プロセッサ301は、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)ともいう)、システムLSI(Large Scale Integration)などである。メモリ302は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などである。
メモリ302には、異常診断装置10Xの機能を実行するプログラムが格納されている。プロセッサ301は、メモリ302で記憶されているプログラムを読み出して実行することによって、異常診断装置10Xによる処理を実行する。メモリ302に格納されているプログラムは、異常診断装置10Xの手順または方法に対応する複数の命令をコンピュータに実行させるものであるともいえる。メモリ302は、プロセッサ301が各種処理を実行する際の一時メモリとしても使用される。
プロセッサ301が実行するプログラムは、コンピュータで実行可能な、データ処理を行うための複数の命令を含むコンピュータ読取り可能かつ非遷移的な(non-transitory)記録媒体を有するコンピュータプログラムプロダクトであってもよい。
なお、図7に示すプロセッサ301およびメモリ302は、図8のように処理回路303に置き換えられてもよい。処理回路303は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又は、これらを組み合わせたものが該当する。なお、異常診断装置10Xの機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
10X,10Y 異常診断装置、12 特徴パラメータ記憶部、13 特性周波数算出部、14X,14Y 振動成分算出部、15 診断部、20A〜20D 制御部、30A〜30D ロボット制御装置、40 ロボット、41 駆動伝達機構、42 モータ、100A〜100D ロボットシステム、301 プロセッサ、302 メモリ、303 処理回路、A1 駆動力信号、B1 速度信号、P1 異常診断結果、Q1 異常部品特定結果。

Claims (13)

  1. モータの速度をフィードバック制御する際に用いられる信号である速度信号と、前記モータにより駆動される駆動伝達機構を構成する部品の特徴を示す特徴パラメータと、に基づいて、前記部品の故障時に前記部品に発生する振動の周波数を特性周波数として算出する特性周波数算出部と、
    前記モータの駆動をフィードバック制御する際に用いられる信号である駆動力信号と、前記特性周波数と、に基づいて、前記駆動力信号に含まれる振動成分を算出する振動成分算出部と、
    前記振動成分と基準値との比較に基づいて、前記部品の異常状態を診断する診断部と、
    を備え、
    前記特性周波数算出部は、前記部品毎に前記特性周波数を算出し、
    前記振動成分算出部は、前記部品毎に前記振動成分を算出し、
    前記診断部は、前記部品毎に前記異常状態を診断するとともに、前記特性周波数に基づいて、診断対象の部品を特定する、
    ことを特徴とする異常診断装置。
  2. モータの速度をフィードバック制御する際に用いられる信号である速度信号と、前記モータにより駆動される駆動伝達機構を構成する部品の特徴を示す特徴パラメータと、に基づいて、前記部品の故障時に前記部品に発生する振動の周波数を特性周波数として算出する特性周波数算出部と、
    前記速度信号と、前記特性周波数と、に基づいて、前記速度信号に含まれる振動成分を算出する振動成分算出部と、
    前記振動成分と基準値との比較に基づいて、前記部品の異常状態を診断する診断部と、
    を備え、
    前記特性周波数算出部は、前記部品毎に前記特性周波数を算出し、
    前記振動成分算出部は、前記部品毎に前記振動成分を算出し、
    前記診断部は、前記部品毎に前記異常状態を診断するとともに、前記特性周波数に基づいて、診断対象の部品を特定する、
    ことを特徴とする異常診断装置。
  3. 前記部品毎に前記特徴パラメータの集合を記憶する特徴パラメータ記憶部をさらに備え、
    前記特性周波数算出部は、前記特徴パラメータ記憶部から、診断対象とする部品の特徴パラメータの集合を特定の周期毎に読み出して、前記特性周波数を前記部品毎に順番に算出する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の異常診断装置。
  4. 前記駆動力信号は、前記モータの駆動に用いられる電流指令値、前記モータの駆動に用いられるトルク指令値、前記モータの駆動に用いられる電流フィードバック値、または前記モータの駆動に用いられるトルクフィードバック値である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の異常診断装置。
  5. 前記速度信号は、前記モータの速度の指令値である速度指令値、または前記速度のフィードバック値である速度フィードバック値である、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか1つに記載の異常診断装置。
  6. 前記特性周波数算出部は、前記特徴パラメータに基づいて前記部品の機構の特徴を示す特徴情報を算出し、前記特徴情報に基づいて、前記部品が異常の場合の速度信号に比例した特性周波数を算出する、
    ことを特徴とする請求項1から5の何れか1つに記載の異常診断装置。
  7. 前記振動成分算出部は、前記特性周波数に対応する周波数解析によって前記駆動力信号から前記振動成分を算出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の異常診断装置。
  8. 前記振動成分算出部は、前記特性周波数に対応するバンドパスフィルタを用いることによって前記駆動力信号から前記振動成分を算出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の異常診断装置。
  9. 前記振動成分算出部は、前記特性周波数に対応する周波数解析によって前記速度信号から前記振動成分を算出する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の異常診断装置。
  10. 前記振動成分算出部は、前記特性周波数に対応するバンドパスフィルタを用いることによって前記速度信号から前記振動成分を算出する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の異常診断装置。
  11. 前記診断部は、前記部品の診断結果を、前記部品の異常状態を表す数値、または前記部品の異常状態を表すレベル値として出力する、
    ことを特徴とする請求項1から10の何れか1つに記載の異常診断装置。
  12. モータを備えたロボットを制御するロボット制御装置であって、
    前記モータにより駆動される駆動伝達機構を制御する制御部と、
    前記駆動伝達機構の動作状態を診断する異常診断装置と、
    を有し、
    前記異常診断装置は、
    モータの速度をフィードバック制御する際に用いられる信号である速度信号と、前記駆動伝達機構を構成する部品の特徴を示す特徴パラメータと、に基づいて、前記部品の故障時に前記部品に発生する振動の周波数を特性周波数として算出する特性周波数算出部と、
    前記モータの駆動をフィードバック制御する際に用いられる信号である駆動力信号と、前記特性周波数と、に基づいて、前記駆動力信号に含まれる振動成分を算出する振動成分算出部と、
    前記振動成分と基準値との比較に基づいて、前記部品の異常状態を診断する診断部と、
    を備え、
    前記特性周波数算出部は、前記部品毎に前記特性周波数を算出し、
    前記振動成分算出部は、前記部品毎に前記振動成分を算出し、
    前記診断部は、前記部品毎に前記異常状態を診断するとともに、前記特性周波数に基づいて、診断対象の部品を特定する、
    ことを特徴とするロボット制御装置。
  13. モータを備えたロボットを制御するロボット制御装置であって、
    前記モータにより駆動される駆動伝達機構を制御する制御部と、
    前記駆動伝達機構の動作状態を診断する異常診断装置と、
    を有し、
    前記異常診断装置は、
    モータの速度をフィードバック制御する際に用いられる信号である速度信号と、前記駆動伝達機構を構成する部品の特徴を示す特徴パラメータと、に基づいて、前記部品の故障時に前記部品に発生する振動の周波数を特性周波数として算出する特性周波数算出部と、
    前記速度信号と、前記特性周波数と、に基づいて、前記速度信号に含まれる振動成分を算出する振動成分算出部と、
    前記振動成分と基準値との比較に基づいて、前記部品の異常状態を診断する診断部と、
    を備え、
    前記特性周波数算出部は、前記部品毎に前記特性周波数を算出し、
    前記振動成分算出部は、前記部品毎に前記振動成分を算出し、
    前記診断部は、前記部品毎に前記異常状態を診断するとともに、前記特性周波数に基づいて、診断対象の部品を特定する、
    ことを特徴とするロボット制御装置。
JP2019124652A 2019-07-03 2019-07-03 異常診断装置およびロボット制御装置 Pending JP2021012032A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019124652A JP2021012032A (ja) 2019-07-03 2019-07-03 異常診断装置およびロボット制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019124652A JP2021012032A (ja) 2019-07-03 2019-07-03 異常診断装置およびロボット制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021012032A true JP2021012032A (ja) 2021-02-04

Family

ID=74227556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019124652A Pending JP2021012032A (ja) 2019-07-03 2019-07-03 異常診断装置およびロボット制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021012032A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022163777A1 (ja) 2021-01-28 2022-08-04 富士フイルム株式会社 機上現像型平版印刷版原版、平版印刷版の作製方法、及び、平版印刷方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005180924A (ja) * 2003-12-16 2005-07-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 歯車破損検出装置および歯車破損検出方法
JP2006105956A (ja) * 2004-09-13 2006-04-20 Nsk Ltd 異常診断装置
JP2006340423A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Kyocera Mita Corp 異常検出装置
JP2008032477A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Fanuc Ltd 減速機異常診断方法及び減速機異常診断装置
JP2010271185A (ja) * 2009-05-21 2010-12-02 Mitsubishi Electric Corp 異常監視装置
JP2017127922A (ja) * 2016-01-20 2017-07-27 ファナック株式会社 工具交換装置の減速機の異常診断機能を有する工作機械
WO2018003396A1 (ja) * 2016-06-30 2018-01-04 Abb株式会社 状態判定装置、方法、プログラム、記録媒体
WO2018083746A1 (ja) * 2016-11-02 2018-05-11 愛知機械工業株式会社 設備診断装置および設備診断方法
JP2019058998A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 株式会社デンソーウェーブ 異常診断装置
JP2019070580A (ja) * 2017-10-10 2019-05-09 オムロン株式会社 異常診断装置、異常診断方法、及び異常診断プログラム

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005180924A (ja) * 2003-12-16 2005-07-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 歯車破損検出装置および歯車破損検出方法
JP2006105956A (ja) * 2004-09-13 2006-04-20 Nsk Ltd 異常診断装置
JP2006340423A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Kyocera Mita Corp 異常検出装置
JP2008032477A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Fanuc Ltd 減速機異常診断方法及び減速機異常診断装置
JP2010271185A (ja) * 2009-05-21 2010-12-02 Mitsubishi Electric Corp 異常監視装置
JP2017127922A (ja) * 2016-01-20 2017-07-27 ファナック株式会社 工具交換装置の減速機の異常診断機能を有する工作機械
WO2018003396A1 (ja) * 2016-06-30 2018-01-04 Abb株式会社 状態判定装置、方法、プログラム、記録媒体
WO2018083746A1 (ja) * 2016-11-02 2018-05-11 愛知機械工業株式会社 設備診断装置および設備診断方法
JP2019058998A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 株式会社デンソーウェーブ 異常診断装置
JP2019070580A (ja) * 2017-10-10 2019-05-09 オムロン株式会社 異常診断装置、異常診断方法、及び異常診断プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022163777A1 (ja) 2021-01-28 2022-08-04 富士フイルム株式会社 機上現像型平版印刷版原版、平版印刷版の作製方法、及び、平版印刷方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5482699B2 (ja) 減速機異常診断装置および減速機異常診断方法
US7659687B2 (en) Intelligent drive
JP6657256B2 (ja) 送り軸の異常診断方法及び異常診断装置
JP7000135B2 (ja) 送り軸の異常診断方法及び異常診断装置
US9146175B2 (en) Method and a device for detecting abnormal changes in play in a transmission unit of a movable mechanical unit
US9689777B2 (en) Fault detection for bearings
JP2010071738A (ja) 異常診断装置及び異常診断方法
CN111113119B (zh) 进给轴异常判定系统及蜗轮异常判定系统
JP2021012032A (ja) 異常診断装置およびロボット制御装置
US11268884B2 (en) Abnormality diagnostic method and abnormality diagnostic device for feed axis device
CN113091797A (zh) 一种监测编码器故障状态的方法及装置
JP2005180924A (ja) 歯車破損検出装置および歯車破損検出方法
US9356550B2 (en) Motor controller having abnormality detection function of power transmission unit between motor and main shaft
WO2020218543A1 (ja) 異常診断システム、及び異常診断方法
JP2018040456A (ja) 回転軸装置及び回転軸装置における軸受の異常診断方法
US20220050016A1 (en) Method and Device for Diagnosing a Robot
JP2005265454A (ja) 車両用故障診断装置
JP2019070536A (ja) 歯車診断装置及び歯車診断方法
WO2023218516A1 (ja) 異常診断装置および異常診断方法
JP2012220379A (ja) 車両搭載機器の故障診断装置
US20210304521A1 (en) Rotating machinery diagnosis and monitoring device and method
JP6412069B2 (ja) 制御軸の状態を二重にチェックする制御装置および制御方法
JP2018073060A (ja) 診断装置における診断結果表示方法及び診断装置
JP2021185724A (ja) サーボモータ減速機故障予知構造、減速機付きサーボモータ、および減速機付きサーボモータ制御システム
JPS6385413A (ja) 装置故障診断回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210709

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221025

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230418