JP2006340423A - 異常検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 モータの駆動力を駆動対象に伝達する複数の駆動伝達手段に異常が発生した場合に,該複数の駆動伝達手段の中から異常が発生している駆動伝達手段を判別すること,即ち該異常の原因を特定することのできる異常検出装置を提供すること。
【解決手段】 ステップS4では,ステップS2で検出された異常信号の発生周期が測定される。ステップS4において異常信号の発生周期が測定されると,続くステップS5では,測定された発生周期と回転周期記憶手段に記憶された駆動伝達手段各々の回転周期とに基づいて異常が発生している駆動伝達手段が判別される。
【選択図】 図5

Description

本発明は,モータの駆動力を駆動対象に伝達するギアやシャフト,ベアリングなど,複数の駆動伝達手段における異常を検出する技術に関し,特に,前記複数の駆動伝達手段の中から異常が発生している駆動伝達手段を特定するための技術に関するものである。
プリンタ,複写機等の画像形成装置は,画像を形成するための感光体ドラムや転写ローラ,定着ローラ,用紙の搬送ローラなど(駆動対象)を回転させる駆動源として,入力するパルス数とその周波数を制御することにより回転角度や回転速度を制御することが可能なステッピングモータを備えて構成される。なお,前記ステッピングモータから前記各ローラへの駆動力の伝達には複数のギアやシャフト,ベアリングなどの駆動伝達部品(駆動伝達手段)が介在する。前記ステッピングモータでは,入力されるパルス数とその周波数に従った回転角度や回転速度が得られるため,該ステッピングモータの回転速度制御においては,一般にフィードバック制御は行われない。
ここで,前記ギアに歯こぼれが生じている場合や配設位置にズレが生じている場合など,前記駆動伝達部品のいずれかに破損や位置ズレ等の異常が発生している場合には,ステッピングモータの回転が前記パルス数とその周波数に同期しない,いわゆる脱調が発生するおそれがある。脱調が発生すると前記各ローラの回転角度や回転速度が安定しないため,例えば前記画像形成装置では,印字出力される画像の精度が劣化するという問題が生じる。なお,前記ステッピングモータの脱調やその兆候は,例えば特許文献1に開示されているように,該ステッピングモータの回転速度をエンコーダによって検出し,該回転速度が入力パルス数と同期しているか否かに基づいて検出することが可能である。
特開2003−284391号公報
しかしながら,前記特許文献1では,前記ステッピングモータの駆動状況の異常(脱調の有無や兆候など)を検出することはできても,その異常の原因を特定すること,例えば歯こぼれが発生しているギアを前記複数の駆動伝達部品の中から判別することはできないという問題がある。そのため,異常が検出された場合は,例えば前記複数の駆動伝達部品を個々に確認するという煩雑な作業が必要となり,異常の発生原因の早期発見ができないという問題が生じる。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,モータの駆動力を駆動対象に伝達する複数の駆動伝達手段に異常が発生した場合に,該複数の駆動伝達手段の中から異常が発生している駆動伝達手段を判別すること,即ち該異常の原因を特定することのできる異常検出装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は,モータの駆動力を駆動対象に伝達する複数の駆動伝達手段の異常を検出する異常検出装置に適用されるものであって,前記モータ或いは前記駆動対象の駆動状況を示す駆動情報を取得して,該取得された駆動情報に含まれる異常信号の発生周期を測定し,該測定された前記異常信号の発生周期に基づいて前記複数の駆動伝達手段の中から異常が発生している前記駆動伝達手段を判別するように構成される。ここに,前記モータ或いは前記駆動対象の駆動状況は,前記モータ或いは前記駆動対象の回転速度や前記モータ或いは前記駆動対象の振動の周波数であることが考えられる。
これにより,前記モータ或いは前記駆動対象の駆動状況に異常が発生した場合に,前記複数の駆動伝達手段を個々に確認するという煩雑な作業を要することなく,異常が生じている前記駆動伝達手段を特定することができ,異常の発生原因の早期発見が可能となる。
ここで,前記異常信号は,前記モータ或いは前記駆動対象の正常な駆動状況を示す正常駆動情報を予め記憶手段(正常駆動情報記憶手段)に記憶しておき,該記憶手段に記憶された正常駆動情報と前記取得された前記駆動情報とに基づいて検出することが可能である。具体的には,前記取得された駆動情報が前記正常駆動情報に一致するか否かを判断すればよい。そして,このようにして検出された前記異常信号の発生周期を測定することにより,前記モータ或いは前記駆動対象の駆動状況に異常が生じている原因を特定することができる。
また,前記複数の駆動伝達手段の中から異常が発生している前記駆動伝達手段を判別する手法としては,前記駆動伝達手段各々の回転周期を予め記憶手段(回転周期記憶手段)に記憶しておき,該記憶手段に記憶された回転周期と前記異常信号の発生周期とに基づいて異常が発生している前記駆動伝達手段を判別することが考えられる。例えば,前記異常信号発生周期測定手段により測定された前記異常信号の発生周期と略一致する回転周期を有する前記駆動伝達手段を判別することが考えられる。
さらに,前記複数の駆動伝達手段の中から異常が発生している前記駆動伝達手段が判別された場合には,該駆動伝達手段を表示することが望ましい。
また,異常が発生している前記駆動伝達手段に応じて前記モータの制御を実行することも考えられる。例えばギア(駆動伝達手段の一例)に異常が発生していると判別された場合には,該ギアの周囲の部品の破損や故障を防止するべく,前記モータの駆動を停止させるように制御することが考えられる。さらに,例えばギアが複数存在する場合にも,いずれのギアに異常が発生しているかを判別することが可能であるため,異常が発生しているギアに応じて前記モータの回転速度を制御することも可能である。
ところで,前記モータ或いは前記駆動対象の駆動状況に異常が生じている原因が,前記駆動伝達手段の異常ではなく,前記モータを駆動する所定の電気回路の異常であることも考えられる。そこで,前記所定の電気回路から前記モータに印加される電圧値や電流値を検出して,該検出された電圧値や電流値に基づいて前記所定の電気回路の異常を検出する回路異常検出機能を備え,前記異常信号の発生周期が測定されたときに,前記回路異常検出機能により前記所定の電気回路の異常が検出されている場合に,前記測定された前記異常信号の発生周期から前記回路異常検出機能により異常が検出された異常信号を除外する構成が考えられる。これにより,前記所定の電気回路の異常に起因する異常信号を除外し,前記駆動伝達手段の異常に起因する異常信号だけの発生周期を測定することができる。
本発明によれば,前記モータ或いは前記駆動対象の駆動状況に異常が生じた場合に,前記複数の駆動伝達手段を個々に確認するという煩雑な作業を要することなく,前記異常信号の発生周期に基づいて前記複数の駆動伝達手段の中から異常が発生している前記駆動伝達手段を判別することができ,異常の発生原因の早期発見が可能となる。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係る異常検出装置6を具備する複写機Xの概略構成を示すブロック図,図2は駆動伝達部53の周辺を模式的に示した図,図3は前記異常検出装置6の概略構成を示すブロック図,図4はモータ51の正常時の回転速度波形を示す図,図5は,前記異常検出装置6で実行される異常検出処理の手順の一例を説明するフローチャート,図6はモータ51の異常時の回転速度波形の一例を示す図である。
まず,図1を用いて本発明の実施の形態に係る異常検出装置6を具備する複写機Xの概略構成について説明する。
図1のブロック図に示すように,前記複写機Xは,CPU及びその他周辺装置(ROM,RAM等)からなり前記ROMに格納された所定のプログラムに従った処理を実行することにより当該複写機Xを統括的に制御する制御部1と,当該複写機Xにおいて各種の情報の表示や入力操作を行う液晶ディスプレイ,タッチパネルなどの操作表示部2と,原稿台に載置された或いは自動原稿送り装置(ADF)により搬送された原稿の画像を読み取る画像読取部3と,不図示の給紙カセットから供給された用紙に印字処理を施す印字部4と,後述する駆動部5及び異常検出装置6と,を備えて概略構成されている。
前記印字部4は,図外の帯電装置により所定電位に一様に帯電される感光体ドラム41(駆動対象の一例)と,露光することにより前記感光体ドラム41の表面上に静電潜像を形成するレザースキャニングユニットなどの露光装置(不図示)と,前記感光体ドラム41の表面上に形成された静電潜像をトナーカートリッジから供給されるトナーによって現像する現像器(不図示)と,前記現像器によって前記感光体ドラム41の表面上に形成されたトナー像を用紙に転写する転写ローラー42と,トナーが付着された用紙に該トナーを定着させる定着ローラー43と,を備える。なお,本実施の形態では,前記感光体ドラム41を駆動対象の一例として説明するが,前記転写ローラー42や前記定着ローラー43等を駆動対象の一例として捉えることも可能である。
前記駆動部5は,前記感光体ドラム41を回転させるステッピングモータ51(以下「モータ51」と略称する)と,前記制御部1により制御されることによって前記モータ51の駆動を制御するモータ駆動回路52と,前記モータ51の駆動力を前記感光体ドラム41へ伝達する駆動伝達部53と,前記モータ51の回転速度を検出するための光電式のロータリーエンコーダ54(以下「エンコーダ54」と略称する)と,を備えて構成されている。なお,前記駆動部5は,前記画像読取部3や前記印字部4等における他の駆動対象(例えば前記転写ローラー42,定着ローラー43など)を駆動するものであるが,ここではその説明を省略する。
ここで,図2を用いて前記駆動伝達部53及び前記エンコーダ54について説明する。
図2に示すように,前記駆動伝達部53は,前記モータ51と前記感光体ドラム41との間に介在し,前記感光体ドラム41のシャフト41aや前記モータ51のシャフト51a,不図示のベアリング等で回転自在に支持された複数のギア55〜58(駆動伝達手段の一例)を備えている。前記ギア55〜58は,異なる歯数を有するものであって,この順に咬合されており,前記モータ51の駆動力は,前記ギア55〜58を介して前記感光体ドラム41に伝達される。
前記駆動伝達部53では,前記ギア55〜58に歯の破損(異常)が生じると,該破損部において駆動力が伝達される度に,前記モータ51の回転速度に異常が発生する。この前記モータ51の回転速度の異常は,歯の破損が生じている前記ギア55〜58の中のいずれかのギアの回転周期に応じた周期性をもって発生することとなる。例えば,前記ギア55(58)に歯の破損が生じている場合には,該ギア55(58)の回転周期T1(T4)と略同一の周期,即ち前記ギア55(58)の破損部が前記ギア56(57)と咬合する周期で,前記モータ51の回転速度に異常が発生する。なお,前記ギア56(57)に歯の破損が生じている場合には,前記ギア56(57)の破損部が前記ギア57(56)及び前記ギア55(58)各々と咬合する周期で,前記モータ51の回転速度に異常が発生する。前記モータ51の回転速度に異常が発生する周期が,前記異常検出装置6によって検出されることにより,該異常検出装置6では,該異常の発生周期に基づいて異常が生じているギアが前記ギア55〜58の中から特定される。
前記エンコーダ54は,前記モータ51のシャフト51aに装着され複数のスリット54aを有する回転体54bと,該回転体54bに向けて光を照射するLEDなどを有する光照射部54cと,該光照射部54cから照射され前記スリット54aを通過した光を前記回転体54bの反対側で検知する受光素子を有する受光検知部54dと,を備えている。前記エンコーダ54では,前記モータ51が回転すると,前記受光検知部54dによる光の断続的な検知がパルス信号として後述するパルス信号処理部63(図3参照)に出力される。
次に,図3を用いて,前記異常検出装置6について説明する。
図3のブロック図に示すように,前記異常検出装置6は,マイコンやその周辺装置(RAM,ROM等)からなり前記ROMに格納された所定のプログラムに従った処理を実行することによって後述の異常検出処理(図5のフローチャート参照)を実行すると共に,当該異常検出装置6を統括的に制御するASICなどの異常検出処理部61と,各種の情報を記憶するROMやHDDなどの記憶メモリ62と,前記エンコーダ54により検出されたパルス信号の信号処理を実行するパルス信号処理部63と,を備えている。なお,前記異常検出処理部61は,例えば前記制御部1に含まれるものであってもよく,この場合,前記制御部1により前記異常検出処理部61と同様の機能が実現される。
前記記憶メモリ62には,前記駆動伝達部53が正常である場合の前記モータ51の駆動状況を示す正常駆動情報と,前記ギア55〜58各々に対応する回転周期T1〜T4と,が予め記憶されている。ここに,前記正常駆動情報及び前記回転周期T1〜T4を記憶する前記記憶メモリ62が,正常駆動情報記憶手段及び回転周期記憶手段に相当する。前記正常駆動情報は,具体的には,図4に示すように,前記駆動伝達部53が正常である場合の前記モータ51の回転速度(駆動状況の一例)を示す正常回転速度信号(正常駆動情報の一例)である。なお,前記駆動伝達部53が正常である場合,前記正常回転速度信号は,図4に示すように略一定の回転速度を示す。
前記パルス信号処理部63は,前記エンコーダ54から入力されるパルス信号の周波数を電圧値に変換し,その変換後の電圧値で示される信号を所定のサンプリング周波数でサンプリングした後,該サンプリング信号(以下「検出回転速度信号」という)を前記異常検出処理部61に出力するものである。なお,前記検出回転速度信号が前記モータ51の回転速度を正確に示すように,前記所定のサンプリング周波数は,前記モータ51が最速で回転している場合に検出される前記パルス信号の周波数の2倍以上であることが望ましい。
以上のように構成された前記異常検出装置6では,前記異常検出処理部61によって以下の異常検出処理(図5のフローチャート参照)が実行されることにより,前記駆動伝達部53における異常の発生原因が特定される。
以下,図5のフローチャートに従って,前記異常検出装置6の異常検出処理部61により実行される異常検出処理の手順の一例について説明する。ここに,図5中のS1,S2,…は処理手順(ステップ)の番号を表している。
本実施の形態では,前記駆動伝達部53の前記ギア55の一部に歯こぼれが生じている場合,即ち前記モータ51の回転速度に異常が発生する周期が,前記ギア55の回転周期T1に依存する場合を例に挙げて説明する。
ステップS1では,前記異常検出処理部61によって前記モータ51の現状の回転速度を示す検出回転速度信号が取得される。ここに,前記検出回転速度信号は,前述したように,前記エンコーダ54によって検出されたパルス信号が前記パルス信号処理部63によって変換,サンプリングされたサンプリング信号である。なお,前記エンコーダ54及び前記パルス信号処理部63を制御することにより前記検出回転速度信号を取得する処理を実行するときの前記異常検出処理部61が駆動情報取得手段に相当する。ここに,図6は,前記検出回転速度信号を示したものである。
次に,ステップS2では,前記ステップS1において取得された前記検出回転速度信号に,前記モータ51の回転速度の異常を示す異常信号が含まれているか否かが前記異常検出処理部61によって判断される。ここに,前記異常信号は,前記検出回転速度信号(図6参照)と前記前記正常回転速度信号(図4参照)とに基づいて検出することが可能である。より具体的には,前記検出回転速度信号(図6参照)と前記正常回転速度信号(図4参照)とが不一致である場合に,該不一致箇所(図6に示す破線部)が前記異常検出処理部61によって異常信号として検出される。なお,かかる判断は,図4及び図6に示される前記検出回転速度信号(図6参照)と前記正常回転速度信号(図4参照)との波形画像を比較(マッチング)することによって,或いは前記検出回転速度信号の周波数分析の結果に基づいて行われる。また,前記検出回転速度信号が示す回転速度が既定の速度以下或いは以上となったことを条件に,その回転速度を示す信号を異常信号として検出してもよい。ここに,前記異常信号の検出処理を実行するときの前記異常検出処理部61が異常信号検出手段に相当する。
ここでは,前記ギア55の破損により前記モータ51の回転速度に異常が生じ,前記検出回転速度信号と前記正常回転速度信号とが不一致となり,前記異常信号が検出されるため(S2のNo側),処理はステップS3に移行する。なお,前記検出回転速度信号と前記正常回転速度信号とが一致する場合(S2のYes側)には,該検出回転速度信号に異常信号が含まれておらず前記モータ51の回転速度が正常であり前記駆動伝達部53に異常が発生していないと判断され,処理はステップS1に戻る。
続くステップS3では,前記異常信号の発生に周期性があるか否かが判断される。ここでは,前記異常信号の発生に周期性があると判断されるため(S3のYes側),処理はステップS4に移行する。そして,ステップS4では,前記ステップS2で検出された異常信号の発生周期が前記異常検出処理部61によって測定される。ここで測定される前記異常信号の発生周期は,前記ギア55の回転周期T1と略一致する(図6参照)。ここに,かかる測定処理を実行するときの前記異常検出処理部61が異常信号発生周期測定手段に相当する。
なお,前記異常信号の発生に周期性がないと判断された場合(S3のNo側)には,該異常信号の発生原因を特定することができないため,例えば,前記モータ51の回転速度に何らかの異常が発生していることが前記異常検出処理部61により前記操作表示部2に表示された後,処理はステップS1に戻る。
前記ステップS4において前記異常信号の発生周期が測定されると,続くステップS5では,前記発生周期と前記記憶メモリ62に記憶された前記ギア55〜58各々の回転周期とに基づいて異常が発生しているギアが前記ギア55〜58の中から判別される。具体的には,前記発生周期と略一致する回転周期を有するギアが前記ギア55〜58の中から異常が発生しているギアとして判別される。ここでは,前記異常信号の発生周期が前記ギア55の回転周期T1と略一致するため,前記ギア55〜58の中から前記ギア55が異常の発生しているギアであると判別される。ここに,かかる判別処理を実行するときの前記異常検出処理部61が異常判別手段に相当する。
そして,前記駆動伝達部53において前記ギア55に異常が発生していることが,前記異常検出処理部61によって前記操作表示部2に表示され(ステップS6),当該異常検出処理は終了する。なお,かかる表示処理を実行するときの前記異常検出処理部61が異常表示手段に相当する。これにより,前記操作表示部2の表示によって,前記駆動伝達部53において前記ギア55に異常が発生していることを容易に確認することが可能となる。
以上のように,前記複写機Xでは,前記異常検出装置6により,前記駆動伝達部53で発生している異常の原因が,前記ギア55にあることが自動的に特定されるため,該異常の早期発見が可能となる。
なお,本実施の形態では,前記異常検出装置6が,前記モータ51の回転速度に基づいて前記駆動伝達部53の異常の発生原因を特定する例について説明したが,前記モータ51の回転速度に代えて前記感光体ドラム41(駆動対象の一例)の回転速度に基づいて前記駆動伝達部53の異常の発生原因を特定することも他の実施例として考えられる。この場合,前記感光体ドラム41のシャフト41aに前記エンコーダ54を配設して,該感光体ドラム41の回転速度を検出すればよい。
また,本実施の形態では,説明の便宜上,前記ギア55〜58のいずれで異常が発生しているかを特定する例について説明したが,前記シャフト41a,42aや前記ベアリング(不図示)などに破損や位置ズレなどの異常が生じている場合にも,該異常に起因して前記モータ51の回転速度に周期的な異常が発生する。したがって,前記シャフト41a,42aや前記ベアリング(不図示)などで異常が生じた場合に前記モータ51の回転速度に異常が発生すると想定される周期を,前記記憶メモリ62に記憶させておくことにより,前記シャフト41a,42aや前記ベアリング(不図示)などを含む前記駆動伝達部53の中から異常が発生している部品を特定することも可能である。
また,前記異常検出処理(S1〜S6)により前記駆動伝達部53において異常が発生している部品,即ち異常の発生原因が特定された場合に,その発生原因に応じて前記モータ51の回転速度や回転の有無などを制御する実施例が考えられる。なお,かかるモータ51の制御は,前記異常検出処理部61によって前記モータ駆動回路52が制御されることにより実行され,該制御処理を実行するときの前記異常検出処理部61がモータ制御手段に相当する。
具体的には,前記駆動伝達部53における異常の発生原因と前記モータ51の制御内容とを対応付けて前記記憶メモリ62に予め記憶させておき,該駆動伝達部53における異常の発生原因が特定された場合に,その原因に対応する制御内容を前記記憶メモリ62から抽出し,該制御内容に基づいて前記モータ51を制御することが考えられる。ここに,前記制御内容は,例えば前記モータ51の回転速度の増加や減少,或いは前記モータ51の回転の停止など,異常の発生原因に応じて異なる前記モータ51の制御情報である。具体的には,例えば前記ギア55や前記ギア56などで異常が生じている場合には,前記モータ51の回転速度を減少させ,前記シャフト41a,42aや前記ベアリング(不図示)などで異常が生じている場合には,前記モータ51の回転を停止させることが考えられる。
このように構成された前記異常検出装置6では,異常の発生原因に対応する前記制御内容に従って前記モータ51が制御されるため,当該複写機Xにおける他の構成要素の破損や故障などの被害の拡大を防止することができる。
前述では,前記駆動伝達部53の異常を検出する指標である前記モータ51や前記感光体ドラム41(駆動対象)の駆動状況の一例として,該モータ51や該感光体ドラム41の回転速度を説明したが,他の実施例として,前記モータ51や前記感光体ドラム41の振動の周波数に基づいて異常原因を特定することも考えられる。
この場合,前記異常検出装置6は,前記エンコーダ54に代えて前記モータ51或いは前記感光体ドラム41の振動の周波数を検出する振動周波数検出部(不図示)を備えて構成される。具体的には,前記振動周波数検出部(不図示)は,前記モータ51や前記感光体ドラム41の近傍,或いは前記複写機Xの筐体に配設された振動検出素子(不図示)と,該振動検出素子から前記モータ51或いは前記感光体ドラム41の振動の周波数を検出する振動周波数検出回路とを備える。
一方,前記記憶メモリ62には,前記正常駆動情報として前記駆動伝達部53が正常である場合における前記モータ51或いは前記感光体ドラム41の振動の周波数が予め記憶される。そして,前記異常検出処理(S1〜S6)では,前記振動周波数検出部(不図示)により検出された前記モータ51或いは前記感光体ドラム41の振動数の周波数と前記記憶メモリ62に記憶された周波数とを比較することにより異常が検出され,該異常の発生周期に基づいて異常原因が特定される。
前記異常検出装置6では,前記実施の形態で述べたように,前記駆動伝達部53内の異常の発生原因を特定するべく,前記異常信号の発生周期が測定される。しかし,前記異常信号の発生原因が,前記駆動伝達部53内の異常に起因するものではない場合も考えられる。具体的には,前記モータ51を駆動する前記モータ駆動回路52から該モータ51に印加される電圧や電流に異常が生じた場合が考えられる。このように,前記異常信号の発生原因が前記駆動伝達部53内の異常ではなく,前記モータ駆動回路52の異常である場合には,該異常信号は,前記駆動伝達手段44内の異常の発生原因(例えば歯に破損が生じているギア)を特定するために測定する前記異常信号の発生周期から除外する必要がある。
ここでは,前記モータ駆動回路52の異常に起因して発生した前記異常信号を前記発生周期から除外することができる異常検出装置6´の構成について説明する。ここに,図7は,前記異常検出装置6´の概略構成を示すブロック図である。なお,前記異常検出装置6(図3参照)と同様の構成要素には同様の符号を付し,その説明を省略する。
図7に示すように,前記異常検出装置6´は,前記モータ駆動回路52から前記モータ51に印加される電圧値及び電流値を検出する電圧電流検出回路64(電圧電流検出手段の一例)を備えている。これにより,前記異常検出装置6´では,該電圧電流検出回路64によって検出される前記電圧値及び前記電流値に基づいて前記モータ駆動回路52の異常を検出することが可能である。具体的には,前記電圧電流検出回路64が正常である場合の出力電圧値や出力電流値を前記記憶メモリ62に記憶しておき,前記異常検出処理部61によって,前記記憶メモリ62に記憶された正常時の出力電圧値や出力電流値と前記電圧電流検出回路64により検出された電圧値や電流値とを比較することにより前記モータ駆動回路52の異常を検出することが可能である。ここに,かかる検出処理を実行するときの前記異常検出処理部61が回路異常検出手段に相当する。
以上のように構成された前記異常検出装置6´では,前記異常検出処理(S1〜S6)において,前記異常信号の発生周期が測定される前記ステップS4の前段において,前記モータ駆動回路52の異常に起因する異常信号を除外する処理が前記異常検出処理部61によって実行される。ここに,かかる除外処理を実行するときの前記異常検出処理部61が異常信号除外手段に相当する。
このように,前記異常検出装置6´では,前記異常信号が発生したときに,前記異常検出処理部61により前記モータ駆動回路52の異常が検出されている場合には,該異常信号が除外されるため,前記ステップS4においては,前記駆動伝達部53の異常に起因する異常信号だけの発生周期が測定される。これにより,前記ステップS4で測定された発生周期に基づく異常の発生原因の特定の信頼性が向上する。
本発明の実施の形態に係る異常検出装置6を具備する複写機Xの概略構成を示すブロック図。 駆動伝達部53の周辺を模式的に示した図。 本発明の実施の形態に係る異常検出装置6の概略構成を示すブロック図。 モータ51の正常時の回転速度波形を示す図。 異常検出装置6で実行される異常検出処理の手順の一例を説明するフローチャート。 モータ51の異常時の回転速度波形の一例を示す図である。 本発明の実施例3に係る異常検出装置6´の概略構成を示すブロック図。
符号の説明
1…制御部
2…操作表示部
3…画像読取部
4…印字部
5…駆動部
6…異常検出装置
41…感光体ドラム(駆動対象の一例)
42…転写ローラー
43…定着ローラー
41a,51a…シャフト
51…ステッピングモータ
52…モータ駆動回路
53…駆動伝達部
54…ロータリーエンコーダ
54a…スリット
54b…回転体
54c…光照射部
54d…受光検知部
55〜55…ギア(駆動伝達手段の一例)
61…異常検出処理部
62…記憶メモリ(正常駆動情報記憶手段,回転周期記憶手段の一例)
63…パルス信号処理部
64…電圧電流検出回路(電圧電流検出手段の一例)
S1,S2,,,…処理手順(ステップ)番号

Claims (8)

  1. モータの駆動力を駆動対象に伝達する複数の駆動伝達手段の異常を検出する異常検出装置であって,
    前記モータ或いは前記駆動対象の駆動状況を示す駆動情報を取得する駆動情報取得手段と,
    前記駆動情報取得手段により取得された駆動情報に含まれる異常信号の発生周期を測定する異常信号発生周期測定手段と,
    前記異常信号発生周期測定手段により測定された前記異常信号の発生周期に基づいて前記複数の駆動伝達手段の中から異常が発生している前記駆動伝達手段を判別する異常判別手段と,
    を具備してなることを特徴とする異常検出装置。
  2. 前記モータ或いは前記駆動対象の駆動状況が,前記モータ或いは前記駆動対象の回転速度及び/又は前記モータ或いは前記駆動対象の振動の周波数である請求項1に記載の異常検出装置。
  3. 前記異常信号発生周期測定手段が,
    前記モータ或いは前記駆動対象の正常な駆動状況を示す正常駆動情報が予め記憶された正常駆動情報記憶手段と,
    前記正常駆動情報記憶手段に記憶された正常駆動情報と前記駆動情報取得手段により取得された駆動情報とに基づいて異常信号を検出する異常信号検出手段と,
    を備えてなり,
    前記異常信号検出手段により検出される異常信号の発生周期を測定するものである請求項1又は2のいずれかに記載の異常検出装置。
  4. 前記異常判別手段が,
    前記駆動伝達手段各々の回転周期を記憶する回転周期記憶手段を備えてなり,
    前記異常信号発生周期測定手段により測定された前記異常信号の発生周期と前記回転周期記憶手段に記憶された回転周期とに基づいて異常が発生している前記駆動伝達手段を判別するものである請求項1〜3のいずれかに記載の異常検出装置。
  5. 前記異常判別手段が,前記異常信号発生周期測定手段により測定された前記異常信号の発生周期と略一致する回転周期を有する前記駆動伝達手段を判別するものである請求項4に記載の異常検出装置。
  6. 前記異常判別手段によって判別された前記駆動伝達手段を表示する異常表示手段を更に備えてなる請求項1〜5のいずれかに記載の異常検出装置。
  7. 前記異常判別手段によって判別された前記駆動伝達手段に応じて前記モータの制御を実行するモータ制御手段を更に備えてなる請求項1〜6のいずれかに記載の異常検出装置。
  8. 所定の電気回路から前記モータに印加される電圧値及び/又は電流値を検出する電圧電流検出手段と,
    前記電圧電流検出手段により検出された電圧値及び/又は電流値に基づいて前記所定の電気回路の異常を検出する回路異常検出手段と,
    前記異常信号発生周期測定手段により前記異常信号の発生周期が測定されたときに,前記回路異常検出手段により前記所定の電気回路の異常が検出されている場合に,前記異常信号発生周期測定手段により測定された前記異常信号の発生周期から前記回路異常検出手段により異常が検出された異常信号を除外する異常信号除外手段と,
    を更に備えてなる請求項1〜7のいずれかに記載の異常検出装置。
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