JP2021011788A - 作業用ボックス - Google Patents

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【課題】可動式の作業用ボックスの底面にかかる荷重を分散して受けることができるようにすること。【解決手段】前後、左右、上下方向に延びる複数本のフレームで形成された骨格と、人が出入りするために用いられる扉11と、フレームに取り付けられるパネルと、を備えた作業用ボックス1であって、前後方向と左右方向に延びるフレームで構成された底面フレーム枠25に対して、複数の第一プレート部材61が固定されるとともに、第一プレート部材と第一プレート部材の間に位置するように第二プレート部材66が固定され、第一プレート部材のそれぞれに第一のキャスタ62を備えるとともに、第二プレート部材に第二のキャスタ67を備えた構成とする。【選択図】図3

Description

本発明は、可動式の作業用ボックスに関するものである。
電気機器を収納する電気機器収納用箱の移動を可能にするためにキャスタを設ける場合がある。特許文献1に記載されているように、電気機器を収納する電気機器収納用箱では、筐体そのもの及び筐体に固定している電気機器の荷重を、大きい面積で支えることを想定している。このため、電気機器収納用箱の底面の4隅にキャスタを設けており、対策としても、これで十分である。
特開2012−138538号公報
ところで、閉じられた作業用空間に人が出入りすることを想定した作業用ボックスでは、底面に対して、人が小さい面積で荷重を加えることとなる。このため、底面の4隅にキャスタなどを設けるのみでは、人の荷重を支えることができず、底面が脱落してしまう虞があった。
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより、解決を試みた。本発明が解決しようとする課題は、可動式の作業用ボックスの底面にかかる荷重を分散して受けることができるようにすることである。
上記課題を解決するため、前後、左右、上下方向に延びる複数本のフレームで形成された骨格と、人が出入りするために用いられる扉と、フレームに取り付けられるパネルと、を備えた作業用ボックスであって、前後方向と左右方向に延びるフレームで構成された底面フレーム枠に対して、複数の第一プレート部材が固定されるとともに、第一プレート部材と第一プレート部材の間に位置するように第二プレート部材が固定され、第一プレート部材のそれぞれに第一のキャスタを備えるとともに、第二プレート部材に第二のキャスタを備えた作業用ボックスとする。
また、第一プレート部材の両側の端部付近の各々に第一のキャスタを備え、第一のキャスタ同士を結んだ直線の交点上に第二のキャスタを備えた構成とすることが好ましい。
また、底面フレーム枠を構成するフレームに対して、補強部材が取り付けられ、前記補強部材は、平面視で、第一プレート部材の長手方向と直交するように伸びる構成とすることが好ましい。
本発明では、可動式の作業用ボックスの底面にかかる荷重を分散して受けることができる。
実施形態の作業用ボックスを斜め上から見た斜視図である。ただし、扉が閉じている。 図1に示す作業用ボックスの扉を開けた状態を示す斜視図である。 図1に示す作業用ボックスを斜め下から見た斜視図である。 図1に示す作業用ボックスの底面を下から見た図である。 図1に示す作業用ボックスの骨格の下部と、プレート部材とキャスタの関係を表す分解斜視図である。 図4に示した例とはキャスタの配置を異なるものにした例を示す図である。 図4及び図6に示した例とはキャスタの配置を異なるものにした例を示す図である。 作業用ボックスの構成例の一つを表す図である。 作業用ボックスの構成例の一つを表す図である。 作用用ボックスの内側パネルがはめられていない部分から照明機器の光が漏れ出るようにした場合の例を示す図である。 机と作業用ボックスの壁面を一体化させた例を示す斜視図である。 図11の分解斜視図である。
以下に発明を実施するための形態を示す。本実施形態の作業用ボックス1は、前後、左右、上下方向に延びる複数本のフレームで形成された骨格2と、人が出入りするために用いられる扉11と、フレームに取り付けられるパネルと、を備えた作業用ボックス1であって、前後方向と左右方向に延びるフレームで構成された底面フレーム枠25に対して、複数の第一プレート部材61が固定されるとともに、第一プレート部材61と第一プレート部材61の間に位置するように第二プレート部材66が固定され、第一プレート部材61のそれぞれに第一のキャスタ62を備えるとともに、第二プレート部材66に第二のキャスタ67を備えた作業用ボックス1とする。このため、可動式の作業用ボックス1の底面にかかる荷重を分散して受けることができる。
実施形態の作業用ボックス1は、内部に人が入り作業を行うためのボックスである。この作業用ボックス1は、電話ボックスとして用いられてもよいが、作業用ボックス1内に、作業用の机96と椅子、映像機器、音声機器、給電機器、通信機器84などを設けることが好ましい。また、この作業用ボックス1は、例えば、給電機器と通信機器84に接続したパソコンでの作業や、映像機器、音声機器、通信機器84を利用した遠隔者との打合せなど、ワーキングルーム若しくはワーキングスペースとしての利用ができるものであることが好ましい。
図3及び図4に示すことから理解されるように、この作業用ボックス1の底面には、スムーズな水平移動を可能とする、キャスタが備えられている。実施形態では、図5に示すことから理解されるように、前後方向に延びる奥行きフレーム23と左右方向に延びる横フレーム22で構成された底面フレーム枠25に対して、第一のキャスタ62を備える第一プレート部材61が2つ固定されるとともに、2つの第一プレート部材61の間に位置するように、第二のキャスタ67を備えた第二プレート部材66が固定されている。このため、作業用ボックス1を比較的容易に移動させることができるとともに、作業用ボックス1の床面に掛けられた力を分散させて受けることができる。
より具体的には、第一のキャスタ62の取付位置は、2本の奥行きフレーム23と2本の横フレーム22で四角状に形成された底面フレーム枠25の四隅であり、第二のキャスタ67の取付位置は、作業用ボックス1の床面の中央付近である。更に具体的には、底面フレーム枠25を構成する奥行きフレーム23の長手方向と平行となるように第一プレート部材61を配置し、奥行きフレーム23に固定している。なお、2本の奥行きフレーム23の各々に第一プレート部材61を固定する。
そして、第一プレート部材61の間に、第一プレート部材61及び奥行きフレーム23の長手方向に平行となるように第二プレート部材66を配置し、その両端部を横フレーム22に固定する。つまり、底面フレーム枠25には、2本の第一プレート部材61と1本の第二プレート部材66が固定されている。
それら第一プレート部材61の両側の端部付近の各々には、第一のキャスタ62が備えられている。つまり、第一プレート部材1本に対して、2個のキャスタが備えられている。本発明では、更に、第二プレート部材66にも第二のキャスタ67を設けるため、作業用ボックス1の底面には、少なくとも5つのキャスタが設けられることになる。
第二のキャスタ67は、第二プレート部材66に複数設けられても構わないが、第一のキャスタ62同士を結ぶ2本の直線(作業用ボックス1の底面の2本の対角線)の交点に第二のキャスタ67が位置するように設けることが好ましい。このような構造とすること、つまりは、底面の四隅と中央位置にキャスタが位置する構造とすることによって、底面に加わる荷重を分散することができる。
なお、底面に配置するキャスタの数は、特に限定されないため、図6に示すように、第一プレート部材61に3つずつ、第二プレート部材66に2つ設けてもよいし、図7に示すように、第一プレート部材61と第二プレート部材66に2つずつ設けてもよい。これらは例示であり、第一プレート部材61と、第二プレート部材66のそれぞれにキャスタが設けられていればよい。
ここで、実施形態について、やや詳しく説明する。実施形態の作業用ボックス1は、縦フレーム21を4本、横フレーム22を4本、奥行きフレーム23を4本の計12本の金属製フレームで筐体の骨格2を構成している。作業用ボックス1の前後左右のいずれかの面(実施例では前面側)には、作業用ボックス1内に設けられる作業用空間10を出入りするための扉11が設けられる。また、それ以外の面は、作業用ボックス1の外形を形成するように外側パネル31が設けられている。なお、外側パネル31の内側には、外側パネル31の歪みを防ぐために補強部材91設けることが好ましい。
作業用ボックス1の扉11は、角柱状に設けられた作業用ボックス1の一面の全体を覆うように設けられてもよいが、図1及び図2に示すことから理解されるように、作業用ボックス1の一面のうち、戸先側の一部に外側パネル31を設けた構造であっても構わない。
実施形態の作業用ボックス1の天面には天面パネル33が設けられ、底面には底面パネル34が設けられるが、底面は、ボックス内で人が作業することを想定し、横フレーム22と奥行きフレーム23で構成されるフレーム枠の中に、横フレーム22もしくは、奥行きフレーム23と平行な補強部材92を設けることが好ましい。この補強部材92は、平面視で、第一プレート部材61の長手方向と直交するように伸びるように構成することが好ましい。また、複数本の補強部材92が平行に並ぶように構成することが好ましい。
実施形態の作業用ボックス1の各面には、外側から取付けられる外側パネル31とともに、内側から取付けられる内側パネル32が設けられ、外側パネル31と内側パネル32との間には空間4が設けられている。外側パネル31と内側パネル32との間に空間4(空気層)を設けることによって、作業用ボックス1を断熱する効果や、遮音の効果を向上することができる。なお、内側パネル32は、上下などに分割できる構造としてもよい。
図8及び図9に示す例から理解されるように、外側パネル31と内側パネル32との間の空間4は、収納空間として使用してもよい。例えば、外側パネル31と内側パネル32の間の空間4に、作業用空間10内で用いられる電気機器若しくは電気機器の配線を配置することができる。作業用ボックス1内には、照明機器82や空調機器83、通信機器84などさまざまな電気機器が設置されるが、それらの電気機器全体が作業用ボックス1の作業用空間10に位置するように取付けると、作業用空間10を圧迫してしまうだけでなく、電気機器の盗難や、接触による破損や断線などが生じるおそれがある。そのようなトラブルは、電気機器や、それに接続される配線(電源線や通信線など)を収納空間となる空間4に配置することで、防ぐことができる。
電気機器などを収納空間となる空間4に配置する際には、電気機器などが外側パネル31と内側パネル32との間に位置する状態であればよい。電気機器などが外側パネル31と内側パネル32のいずれかに直接固定されるものとしても良いし、外側パネル31と内側パネル32のいずれかに取付けられた取付部材(取付板など)に設置しても良い。また、電気機器などが外側パネル31と内側パネル32の間のフレーム上に固定されるものとしても良い。このとき、内側パネル32には、取付け部材若しくはフレーム上に固定された電気機器の一部分を挿通するための開口部が設けられることが好ましい。
なお、本発明における電気機器とは、照明機器82や空調機器83など作業用ボックス1内で快適に過ごすための機器、防犯機器85や防災機器86、電子錠などの作業用ボックス1内の安全を確保するための機器、映像機器や音声機器などの作業用ボックス1内で作業を行うための機器、電気機器の一次側に設けられ電路の異常時に回路を遮断するブレーカや作業用ボックス1の使用電力量を測定するための電力量計などの機器と、ボックス内と外部とで通信を行うための通信機器84を含む。また、電気機器に接続される配線とは、各機器に接続される電源線や通信線のみでなく、それらを集約するための配線集約部を含む。
例えば、照明機器82を空間4に配置し、内側パネル32の一部に透過性の高い部材を用いれば、作業用空間10を照らす照明として用いることができる。図8に示す例では、四つの内側パネル32が上下方向に並んでいるが、そのうちの一つを透過性の高い部材としており、透過性の高い部材を用いた内側パネル32と外側パネル31に挟まれる位置に照明機器82を配置している。
照明機器82を空間4内に収める場合、内側パネル32がはめられていない部分を設け、この部分から、照明機器82の光が漏れ出るようにしても良い。図10に示す例では、透過性でない内側パネル32と外側パネル31に挟まれる位置に照明機器82を配置しており、その内側パネル32の上側に内側パネル32をはめていない部分を設けている。このようにすることで空間4内に配置した照明機器82を間接照明として利用することができる。
図11及び図12に示す例では、作業用空間10に配置する机96を作業用ボックス1に一体化させるための構成を示している。この机96は筐体の骨格2と接続するものである。筐体が机96を支持できるようにするため、縦フレーム21と奥行きフレーム23で四角状に構成された左側面のフレーム枠99に対して、補強フレーム93を設けている。この補強フレーム93は、二つの奥行きフレーム23の間に、奥行きフレーム23に平行となるように配置されている。また、補強フレーム93と奥行きフレーム23とをかけわたすように垂直方向に延びる支持部94が設けられている。この支持部94に机96が接続されている。
この例では、フレーム形状の支持部94に机96の背面側を固定している。このフレーム形状の支持部94は、外側パネル31と内側パネル32との間に収納される位置に配置されている。なお、机96は上記説明通りに固定されている必要は無い。例えば、縦フレーム21に机96を固定する構造であってもよい。また、その一部が内側パネル32を越えて作業用空間10に突き出ている支持部94に机96を固定する構造であっても良い。また、机96の取付位置を容易に変更できる構造としてもよい。
図11及び図12に示す例では、板状の内側パネル32がフレームの一方側の面に当接するように配置され、板状の外側パネル31がフレームの他方側の面に当接するように配置されることで、内側パネル32と外側パネル31の間には、略フレームの厚み分の距離を隔てた空間4が設けられている。この空間4に机96を支える支持部94及び、支持部94と机96を接続する接続金具が配置されている。このように、外側パネル31と内側パネル32の距離がフレームの厚み分程度となるようにすれば、作業用ボックス1をコンパクトにすることが可能であるが、図9に示すように、筐体の骨格2よりも外方で外側パネル31の内方に、収納空間となる空間4が形成できるように外側パネル31を構成することで、空間4を広くしてもよい。
図9に示す例では、作業用ボックス1の側面部分に設けられた空間4に空調機器83を配置している。この空調機器83は、左右両側面の空間4に設けられている。また、図9に示す例では、左右両側面に位置する空間4にボックス内への音の進入とボックス外への音の放出を防ぐ防音部材81が設けられている。なお、この防音部材81は、吸音部材、遮音部材を含む概念である。図9に示す例では、左右両側面パネルの外側パネル31に、防音部材81が取り付けられている。
このように、外側パネル31と内側パネル32の間の空間4に、作業用空間10内で用いられる電気機器若しくは電気機器の配線を配置するとともに、この空間4に、作業用空間10内への音の侵入や、作業用空間10外への音の放出を防ぐ防音部材81を配置することが好ましい。
外側パネル31と内側パネル32の間に空間4を設ける構造は、作業用ボックス1の側面部分以外にも適用することができる。図8に示す例では、天面パネル33の内側パネル32には、作業用ボックス1の内部の様子を撮影するための防犯カメラなどの防犯機器85や、作業用ボックス1内での煙や熱や炎を検知する検知器などの防災機器86や、作業用ボックス1内を照らす照明などの照明機器82や、作業用ボックス1内の空気を吸気若しくは排気するためのファンや、冷房機器などのような空調機器83が、部分的に作業用空間10側に突出するように取付けられている。また、内側パネル32には、作業用ボックス1の外部と無線通信を可能とする通信機器84を配置している。
底面パネル34の内側パネル32には、天面パネル33と同様の空調機器83の一部が作業用空間10側に突出するように取付けても良い。また、外側パネル31と内側パネル32の間の空間4には、停電時のための非常用バッテリを設置しても良い。これらは一例に過ぎないため、電気機器の配置については、空間4内であれば、如何なる場所に配置されていてもよい。
また、机96が取り付けられた側の面の空間4には、遠隔者との打合せなどに利用する映像機器や、音声機器、利用者の電気機器を充電するための給電機器などが配置されていても良い。この部分の内側パネル32には、それら電気機器の一部分を挿通するための開口部が設けられるようにすることが好ましい。その開口部を通じて電気機器の一部分だけを作業用空間10側に突出させるように配置することで、作業用空間10を圧迫せずに電気機器を設置することができる。なお、この開口部は対応する電気機器に関し、その一部を挿通することができるが、全体を通すことはできないものであるため、電気機器の盗難などを抑制することができる。
図1及び図2に示されることから理解されるように、作業用ボックス1の前面側には、人が出入りするための扉11が設けられるが、扉11が取り付けられる面の戸先側にパネル構造体を設けてもよい。このパネル構造体も、外側パネル31と内側パネル32を備え、収納空間となる空間4が設けられる。例えば、この空間4に扉11の施錠を電子的に操作するために用いられる電子錠や、ボックスの電路を保護するためのブレーカ、ボックスの電力量を計測するための電力量計が配置されるものとするのが好ましい。
扉11の戸先側に設けられたパネル構造体は、外側パネル31を取外すことで、パネル構造体の空間4へアクセスすることができる。鎖錠機構(電子錠)の故障等が原因で扉11が開かない状況となった場合であっても、外側パネル31を取外して、パネル構造体の空間4へアクセスすることで、強制的に開錠することができる。
図9に示す例では、外側パネル31に防音部材81を取り付けており、内側パネル32に電気機器を設置する構成としている。この内側パネル32は、電気機器が取り付けられたパネル部と、パネル部に取付けられた全ての電気機器に電源を供給する配線集約部を備えたユニットパネルにより構成するのが好ましい。例えば、二つのユニットパネルを上下に並べて配置することで、左側面のフレーム枠99を内側面から覆うことができる。このとき、ユニットパネルにも電気機器の一部分を挿通するための開口部が設けられてもよい。
ユニットパネルに備えられた配線集約部(端子台などであってもよい)は、このパネル部に取付けられた全ての電気機器に電源を供給するものであるため、配線集約部に電源を供給するように配線すれば良い。このため、作業を効率的に行うことができる。また、準備されたユニットパネルを筐体の骨格2に取り付ければ、電気機器の設置ができるため、この点でも作業を効率的に行うことができる。例えば、電気機器の交換をしたい場合には、ユニットパネルを交換すれば良いため、作業用ボックス1の機能の追加や変更をする際の作業を効率的に行うことができる。
また、ユニットパネルは、外側パネル31と内側パネル32の少なくとも一部であればよい。例えば、内側パネル32の一部をユニットパネルとし、他の部分を電気機器が取り付けられていないプレートとした場合も、作業を効率的に行うことができる。なお、ユニットパネルの大きさを内側パネル32の大きさよりも小さくすれば、ユニットパネルの取り付けがし易くなる。
電気機器が取り付けらえていない外側パネル31などについても、性能を変更させるために交換しても良い。例えば、防音部材81が取付けられていない外側パネル31と、防音部材81が取付けられている外側パネル31とを交換すれば、作業用ボックス1の性能を変更することができる。この際、外側パネル31は筐体の骨格2の外側に取り付けられるものであるため、筐体の骨格2を分解しなくても良い。
以上、実施形態を例に挙げて本発明について説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、各種の態様とすることが可能である。例えば、第一プレート部材は横フレームの長手方向に平行になるように配置しても良い。この際、第一プレート部材は横フレームに固定しても良いし奥行きフレームに固定しても良い。
1 作業用ボックス
2 骨格
11 扉
25 底面フレーム枠
61 第一プレート部材
62 第一のキャスタ
66 第二プレート部材
67 第二のキャスタ
92 補強部材

Claims (3)

  1. 前後、左右、上下方向に延びる複数本のフレームで形成された骨格と、人が出入りするために用いられる扉と、フレームに取り付けられるパネルと、を備えた作業用ボックスであって、前後方向と左右方向に延びるフレームで構成された底面フレーム枠に対して、複数の第一プレート部材が固定されるとともに、第一プレート部材と第一プレート部材の間に位置するように第二プレート部材が固定され、第一プレート部材のそれぞれに第一のキャスタを備えるとともに、第二プレート部材に第二のキャスタを備えた作業用ボックス。
  2. 第一プレート部材の両側の端部付近の各々に第一のキャスタを備え、第一のキャスタ同士を結んだ直線の交点上に第二のキャスタを備えた請求項1に記載の作業用ボックス。
  3. 底面フレーム枠を構成するフレームに対して、補強部材が取り付けられ、前記補強部材は、平面視で、第一プレート部材の長手方向と直交するように伸びる請求項1又は2に記載の作業用ボックス。
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