JP2021011039A - 樹脂シート - Google Patents

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JP2021011039A JP2019125231A JP2019125231A JP2021011039A JP 2021011039 A JP2021011039 A JP 2021011039A JP 2019125231 A JP2019125231 A JP 2019125231A JP 2019125231 A JP2019125231 A JP 2019125231A JP 2021011039 A JP2021011039 A JP 2021011039A
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Abstract

【課題】表面の質感と高い全光線透過率を維持し、耐擦傷性に優れたすりガラス調の樹脂シートを提供する。【解決手段】透明熱可塑性樹脂(A)20からなる芯層2の少なくとも片面に、透明熱可塑性樹脂(B)30中に、架橋樹脂粒子31が分散している光拡散層3が共押出により積層されてなる樹脂シート1であり、前記樹脂(B)がスチレン単独重合体又は他のモノマーとの共重合体からなり、光拡散層の前記樹脂(B)の200℃、荷重5.00kgにおけるメルトマスフローレイトが0.1g/10分以上5g/10分以下であり、架橋樹脂粒子がスチレン単独重合体又は他のモノマーとの共重合体を架橋してなり、該粒子の含有量が20質量%以上50質量%以下で、光拡散層表面の算術平均粗さが3.5μm以上10μm以下、かつ表面粗さ曲線要素の平均長さが50μm以上250μm以下であり、樹脂シートの厚みが1〜10mm、全光線透過率が70%以上である。【選択図】図1

Description

本発明は、樹脂シートに関するものであり、詳しくは、すりガラス調の風合いを有する樹脂シートに関するものである。
従来、メチルメタクリレート−スチレン共重合体樹脂、スチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂等の光透過性を有する透明樹脂の表面を凹凸面とし、この凹凸面で光線を乱反射させることにより、すりガラス調の風合いを持たせた樹脂板が提案されている。このようなすりガラス調の樹脂板は、室内の仕切り板や戸棚前面板といった室内建材やディスプイ材等といった様々な用途で用いられている。
樹脂板の表面に凹凸面を形成する方法として、例えば、溶剤にバインダー樹脂を溶解させると共に架橋樹脂粒子やガラス微粒子等の粒子を分散させ、この溶液を表面平滑な透明樹脂板に塗布し、これを乾燥させることにより、凹凸面を有する表面層(以下、光拡散層ともいう)を形成する方法がある。しかし、塗布により表面層を形成する場合、表面の凹凸を大きくしようとすると、光拡散層から粒子が脱離しやすいといった問題があった。一方、光拡散層を共押出により積層させた樹脂板がある(特許文献1、2)。共押出法により光拡散層を積層することにより、光拡散層からの粒子の脱離が抑制される。
例えば、特許文献1には、ポリカーボネート板の少なくとも片面に、ポリカーボネート樹脂100質量部に対し、粒子径が10〜100μmのガラス微粒子を5〜30質量部添加してなる層を形成したポリカーボネート積層板が提案されている。
また、特許文献2には、透明樹脂基板の少なくとも一方の表面に、透明樹脂との屈折率の差が0.01〜0.11の樹脂架橋粒子を分散した透明樹脂層を積層したすりガラス調表面を有する樹脂積層板が提案されている。
特開平06−134951号公報 特開平11−227115号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているポリカーボネート樹脂は、メチルメタクリレート−スチレン共重合体樹脂及びスチレン樹脂と比較して表面硬度が低い樹脂であり、ポリカーボネート樹脂にガラス微粒子を添加しても、実用上表面が傷つき易く、耐擦傷性の向上が不十分となるおそれがあった。また、表面をすりガラス調とするためにガラス微粒子を使用すると、製造時に押出機中でガラス微粒子がスクリューを削るおそれがあった。
また、特許文献2で開示されている樹脂積層板は、表面粗さが小さく、耐擦傷性が不十分となるおそれがあった。また、透明樹脂と樹脂架橋粒子との屈折率差が大きい場合には、光が散乱し易いものの、全光線透過率が低下するおそれがあり、特に粒子径が大きい樹脂架橋粒子を高い割合で添加した場合にはその傾向が顕著に現れた。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、すりガラス調の樹脂シートにおいて、表面の質感と高い全光線透過率を維持しつつ、耐擦傷性に優れた樹脂シートを提供することを課題とする。
本発明は、以下に記載の樹脂シートを提供する。
<1>透明熱可塑性樹脂(A)からなる芯層の少なくとも片面に、透明熱可塑性樹脂(B)を基材樹脂とし、該透明熱可塑性樹脂(B)中に、架橋樹脂粒子が分散している光拡散層が共押出により積層されてなる樹脂シートであって、
前記透明熱可塑性樹脂(B)がスチレン単独重合体又はスチレンと他のモノマーとの共重合体からなり、
前記光拡散層の基材樹脂の200℃、荷重5.00kgにおけるメルトマスフローレイトが0.1g/10分以上5g/10分以下であり、
前記架橋樹脂粒子がスチレン単独重合体又はスチレンと他のモノマーとの共重合体を架橋してなり、前記光拡散層中の前記架橋樹脂粒子の含有量が20質量%以上50質量%以下であり、
前記光拡散層の表面の算術平均粗さRaが3.5μm以上10μm以下、かつ、表面の粗さ曲線要素の平均長さRSmが50μm以上250μm以下であり、
前記樹脂シートの厚みが1〜10mm、全光線透過率が70%以上であることを特徴とする樹脂シート。
<2>前記透明熱可塑性樹脂(B)が、ポリスチレン又はメタクリル酸メチル−スチレン共重合体からなることを特徴とする<1>に記載の樹脂シート。
<3>前記架橋樹脂粒子の平均粒子径が15μm以上50μm未満であることを特徴とする<1>又は<2>に記載の樹脂シート。
<4>前記光拡散層の厚みが50μmを超えて500μm以下であることを特徴とする<1>から<3>のいずれかに記載の樹脂シート。
<5>前記透明熱可塑性樹脂(B)の屈折率と前記架橋樹脂粒子の屈折率との差が0.01未満であることを特徴とする<1>から<4>のいずれかに記載の樹脂シート。
本発明の樹脂シートによれば、樹脂シート表面の質感と高い全光線透過率を維持しつつ、耐擦傷性が向上したすりガラス調の樹脂シートとすることが可能となる。
本発明の樹脂シートの一実施形態を模式的に示す概略断面図である。 本発明の樹脂シートの表層部分の断面拡大写真(400倍)である。 本発明の樹脂シートの製造装置の一実施形態を示す概略図ある。
以下、本発明を実施するための形態をあげて、図面により本発明の樹脂シートを詳細に説明する。図1は、本発明の樹脂シートの一実施形態を模式的に示した概略断面図であり、図2は、本発明の樹脂シートの表層部分の断面拡大写真(400倍)である。本発明の樹脂シート1は、芯層2の少なくとも片面に、光拡散層3が共押出により積層されてなる樹脂シート1である。
芯層2の少なくとも片面には光拡散層3が積層される。そして、光拡散層3の基材樹脂の透明熱可塑性樹脂(B)30中には架橋樹脂粒子31が分散している。ここで、本明細書において透明熱可塑性樹脂とは、厚さ2mmの試験片を作製し、JIS K7361−1:1997により求められる全光線透過率が80%以上を有する樹脂をいう。
[透明熱可塑性樹脂(B)]
透明熱可塑性樹脂(B)30は、スチレン単独重合体又はスチレンと他のモノマーとの共重合体からなる樹脂である。スチレン成分を構成単位として含む(共)重合体は、アクリル系樹脂よりも吸水性が低い。そのため、光拡散層の基材樹脂がこれらの(共)重合体であることにより、光拡散層の吸水による寸法収縮に伴う、樹脂シートの反りが抑制される。具体的には、ポリスチレン(GPPS)、アクリロニトリル−スチレン共重合体、アクリル酸−スチレン共重合体、メタクリル酸−スチレン共重合体、メタクリル酸−メタクリル酸メチル−スチレン共重合体、メタクリル酸メチル−スチレン共重合体、メタクリル酸エチル−スチレン共重合体、アクリル酸ブチル−スチレン共重合体、無水マレイン酸−スチレン共重合体、ポリスチレン−ポリフェニレンエーテル共重合体等が挙げられる。なお、ポリスチレン(GPPS)には、ジビニルベンゼン等の架橋剤が含まれていてもよい。また、これらの樹脂は2種以上を混合して用いることもできる。これらの中でも、ポリスチレン又はメタクリル酸メチル−スチレン共重合体を好適に用いることができる。
なお、透明熱可塑性樹脂(B)30としてスチレンと他のモノマーとの共重合体からなる樹脂を用いる場合、スチレンに基づく単位又はスチレン成分含有量が30モル%以上であることが好ましく、50モル%以上であることがより好ましく、70モル%以上であることがさらに好ましい。特に、メタクリル酸メチル−スチレン共重合体としてそのスチレンに基づく単位又はスチレン成分含有量が上記範囲内であるものを透明熱可塑性樹脂(B)30として用いることにより、機械的強度と吸水寸法安定性とのバランスにより優れた光拡散層3を形成することができる。なお、スチレン単位、他のモノマー単位とは、スチレンと他のモノマーとの共重合体からなる樹脂の分子構造中における、スチレン、他のモノマーに由来するそれぞれの構造単位を示す。
本発明においては、共押出により光拡散層を積層するため、塗布する方法と比較して架橋樹脂粒子が脱離しにくく、かつ、架橋樹脂粒子を均一に分散させることができる。また、光拡散層3の基材樹脂である透明熱可塑性樹脂(B)30の200℃、荷重5.00kgにおけるメルトマスフローレイトは0.1g/10分以上5g/10分以下の範囲である。芯層2とともに共押出される透明熱可塑性樹脂(B)30のメルトフローレイトを上記範囲とすることにより、共押出の際に、芯層2に均一に積層することができるため、より架橋樹脂粒子31を均一に分散させることができ、光拡散層3の表面粗さを適正の範囲とすることが容易となる。上記観点から、透明熱可塑性樹脂(B)30の200℃、荷重5.00kgにおけるメルトマスフローレイトは0.5g/10分以上であることが好ましく、1g/10分以上であることがより好ましく、1.2g/10分以上であることがさらに好ましい。一方、透明熱可塑性樹脂(B)30の200℃、荷重5.00kgにおけるメルトマスフローレイトは、5g/10分以下であることが好ましく、4g/10分以下であることがより好ましく、3g/10分以下であることがさらに好ましい。なお、上記のメルトフローレイトは、JIS K 7210−1(2014)の試験方法A法に準拠して測定することができる。また、メルトフローレイト測定時における気泡の発生を抑制する観点から、除湿乾燥等を行い、メルトフローレイトを測定する試験片の水分量を1000ppm以下にしたものが好ましく用いられる。
、荷重5kgの条件を採用する
また、光拡散層3の基材樹脂には、透明性を維持した状態で、本発明の目的効果を阻害しない範囲において、他の添加剤を配合することが可能である。他の添加剤としては、例えば、酸化防止剤、紫外線防止剤、帯電防止剤、金属不活性剤、着色剤、難燃剤、耐候剤等を例示することができる。具体的な添加剤の添加量としては、100質量部の透明熱可塑性樹脂(B)30に対して、10質量部以下が好ましく、5質量部以下がより好ましい。
[架橋樹脂粒子]
透明熱可塑性樹脂(B)30の中に分散させる架橋樹脂粒子31は、スチレン単独重合体又はスチレンと他のモノマーとの共重合体を架橋してなる粒子である。即ち、透明熱可塑性樹脂(B)30と同様の樹脂の架橋体からなる粒子を用いることができ、具体的には、ポリスチレン(GPPS)、アクリロニトリル−スチレン共重合体、アクリル酸−スチレン共重合体、メタクリル酸−スチレン共重合体、メタクリル酸−メタクリル酸メチル−スチレン共重合体、メタクリル酸メチル−スチレン共重合体、メタクリル酸エチル−スチレン共重合体、アクリル酸ブチル−スチレン共重合体、無水マレイン酸−スチレン共重合体、ポリスチレン−ポリフェニレンエーテル共重合体、ポリスチレンとポリフェニレンエーテルとの混合物等を架橋させてなる粒子が挙げられる。また、これらのポリスチレン系樹脂の2種以上を混合した樹脂を架橋させてなる粒子を用いることもできる。
架橋樹脂粒子31の平均粒子径は、樹脂シート1の透過率、表面粗さ等を考慮して適宜決定することができるが、15μm以上50μm以下であることが好ましく、20μm以上40μm以下であることがより好ましい。なお、架橋樹脂粒子31の平均粒子径は、重量平均粒子径である。
また、樹脂シート1の厚み(mm)に対する、架橋樹脂粒子31の平均粒子径(μm)の比は、5〜15であることが好ましく、7〜10であることがより好ましい。
さらに、透明熱可塑性樹脂(B)30中の架橋樹脂粒子31の含有量は、20質量%以上50質量%以下であり、25質量%以上45質量%以下が好ましく、30質量%以上40質量%以下がより好ましい。
透明熱可塑性樹脂(B)30中の架橋樹脂粒子31の平均粒子径、樹脂シート1の厚みに対する架橋樹脂粒子31の平均粒子径の比及び含有量を上記範囲とすることにより、光拡散層3の表面に、架橋樹脂粒子31の一部を適度に露出させることができ、優れた質感と耐擦傷性を両立した樹脂シート1とすることができる。
さらに、透明熱可塑性樹脂(B)30の屈折率と前記架橋樹脂粒子31の屈折率との差を0.01未満とすることが好ましい。これにより、優れた質感と耐擦傷性を両立しつつ、さらに所望の透過率を有するガラス調の樹脂シート1とすることができる。
(光拡散層)
光拡散層3の厚みは、上記透明熱可塑性樹脂(B)30及び架橋樹脂粒子31の条件の範囲内において、50μmを超えて500μm以下であることが好ましい。光拡散層3の厚みを上記範囲内とすることにより、所望の優れた質感を有するガラス調の樹脂シート1とすることができる。光拡散層3の厚みは、上記透明熱可塑性樹脂(B)30及び架橋樹脂粒子31の吐出量から求めることができる。
具体的には、まず、以下の(1)式にて光拡散層3の坪量を求める。次に、前記坪量(g/m)を、光拡散層3中に含まれる透明熱可塑性樹脂(B)の密度に配合比率を掛けた値と架橋樹脂粒子の密度に配合比率を掛けた値との合計で割ることにより光拡散層3の厚みを求めることができる。
坪量(g/m)=1000×Xd/(L×W)・・・(1)
ただし、上記(1)式中、Xdは、樹脂シート1 を押出発泡成形法で製造する際における光拡散層3を構成する樹脂溶融物の吐出量(kg/時)、Wは、得られる樹脂シート1の幅(m)、また、Lは、得られる樹脂シート1の単位時間あたりの長さ(m/時)である。なお、芯層2の両面に光拡散層3を積層する場合には、それぞれの光拡散層3の吐出量からそれぞれの光拡散層3の坪量を求める。
また、光拡散層3の表面の算術平均粗さRaは3.5μm以上10μm以下の範囲である。Raは、粗さ曲面の一部を基準長さで抜き出し、その区間における高さ方向の偏差の絶対値の平均であり、一般的な表面粗さの指標となる値である。算術平均粗さRaの値が大きいほど樹脂シート1表面に傷が付くことを抑制することができる。上記観点から、光拡散層3の表面の算術平均高さ(Ra)は4μm以上であることが好ましく、4.5μm以上であることがより好ましい。
一方、算術平均高さ(Ra)が小さいほど高い全光線透過率を維持することができる。上記観点から、光拡散層3の表面の算術平均高さRaは9μm以下であることが好ましく、8μm以下であることがより好ましい。
さらに、光拡散層3の表面の粗さ曲線要素の平均長さRSmは50μm以上250μm以下であり、100μm以上230μm以下であることが好ましく、150μm以上210μm以下であることがより好ましい。RSmは、輪郭曲線要素の長さの平均であり、一般に表面の光沢性や艶、高級感、接着性等の評価の指標とする値である。本発明の樹脂シート1の光拡散層3においては、表面に架橋樹脂粒子31の一部が露出し、上記粗さ曲線要素の平均長さRSmの範囲の微細で均一な凹凸面に粗面化されることにより、高い全光線透過率を維持して樹脂シート1を透過する光の明るさ(採光性)を保ちつつ、質感を向上させることが可能となる。
本発明においては、光拡散層3の表面の算術平均粗さRaが上記した特定の範囲であるとともに、表面の粗さ曲線要素の平均長さ(RSm)が上記した特定の範囲であることによって、光拡散層3の表面における高い耐擦傷性と高い質感を両立することができるものである。よって、光拡散層3の表面の算術平均粗さ(Ra)と表面の粗さ曲線要素の平均長さ(RSm)との両方が上記特定の範囲内であることが本発明の効果を得るために重要である。
なお、上記算術平均高さ(Ra)、粗さ曲線要素の平均長さ(RSm)は、JIS B0601:2013に準拠して測定される。上記算術平均高さ(Ra)及び粗さ曲線要素の平均長さ(RSm)は、一般に使用されている表面粗さ測定機を用いて測定することができる。具体的な表面粗さ測定機としては、例えば、株式会社小坂研究所製、Surfcoder(型式:SE1700α)等を使用することができる。
さらに、樹脂シート1の耐擦傷性の観点からは、樹脂シート1表面が鉛筆硬度試験で「3H」以上の硬度を有することが好ましい。樹脂シート1の表面の硬度が鉛筆硬度試験において「3H」以上の硬度を有していれば、実用において十分な耐擦傷性を有する樹脂シート1とすることができる。なお、鉛筆硬度試験は、JIS K5600−5−4:1999に準拠して測定することができる。
(芯層)
本発明の樹脂シート1における芯層2は、基材樹脂の透明熱可塑性樹脂(A)20により構成されている。
[透明熱可塑性樹脂(A)]
芯層2を構成する透明熱可塑性樹脂(A)20は、透明熱可塑性樹脂であれば特に限定されるものではない。透明熱可塑性樹脂(A)20としては、透明熱可塑性樹脂(B)30において例示された透明熱可塑性樹脂を用いることができ、さらに、ポリメタクリル酸メチル、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエステル系樹脂等の他の透明熱可塑性樹脂を用いることもできる。透明熱可塑性樹脂(A)20は、光透過性を維持できる範囲であれば、これらの2種以上の混合物であってもよい。
透明熱可塑性樹脂(A)20は、共押出により光拡散層3と積層し易いという観点から、ポリスチレン又はメタクリル酸メチル−スチレン共重合体を好適に用いることができる。透明熱可塑性樹脂(A)20として、メタクリル酸メチル−スチレン共重合体からなる樹脂を用いる場合、透明熱可塑性樹脂(B)30と同じスチレンに基づく単位又はスチレン成分含有量であることが好ましい。
なお、上記透明熱可塑性樹脂(A)20からなる芯層2は、架橋樹脂粒子31が含まれていても構わないが、本発明の樹脂シート1とした際に、その少なくとも片面に耐擦傷性を有する光拡散層3を積層するため、芯層2には架橋樹脂粒子31を配合しなくてもよい。上記観点から、芯層2に含まれる架橋樹脂粒子31は、5質量%以下であることが好ましく、1質量%以下であることがより好ましく、0.5質量%以下であることがさらに好ましく、0質量%であることが特に好ましい。
また、透明熱可塑性樹脂(A)20には、透明性を維持した状態で、本発明の目的効果を阻害しない範囲において、他の添加剤を配合することが可能である。他の添加剤としては、例えば、酸化防止剤、紫外線防止剤、帯電防止剤、金属不活性剤、着色剤、難燃剤、耐候剤等を例示することができる。具体的な添加剤の添加量としては、100質量部の透明熱可塑性樹脂(A)20に対して、10質量部以下が好ましく、5質量部以下がより好ましい。
芯層2は、光透過性を維持できる範囲であれば、単層でも2層以上の多層であってもよい。
(樹脂シート)
本発明の樹脂シート1の厚みは1〜10mmの範囲である。樹脂シート1の厚みを上記範囲と比較的厚く設定することにより、撓み難く、撓むことによる力の分散がされ難い、優れた耐擦傷性を有するすりガラス調の樹脂シート1とすることができる。これらの観点から、樹脂シート1の厚みは3mm以上であることが好ましく、4mm以上であることがより好ましい。一方、樹脂シート1の厚みは9mm以下であることが好ましく、8mm以下であることがより好ましい。本発明の樹脂シート1の厚みは、マイクロメーターやダイヤルゲージ等の一般的な厚み計測の方法によって求めることができる。
また、樹脂シート1の全光線透過率は70%以上である。樹脂シート1の光の透過性は全光線透過率で数値化される。全光線透過率は樹脂シート1を透過する光の割合を表し、全光線透過率が大きいほど光が樹脂シート1の表面側から裏面側へ通過し易いことを意味する。全光線透過率を上記範囲とすることにより、すりガラス調の樹脂シート1としながらも、十分な採光性を有する樹脂シート1とすることができる。K7136(2000年)による。)が65%以上、これらの観点から、樹脂シート1の全光線透過率は80%以上が好ましい。なお、全光線透過率は、JIS K7361−1:1997に準拠して、濁度計(例えば、日本電色工業株式会社社製Haze Meter NDH7000SP等)を用いて測定することができる。
また、ヘーズ(曇り度)については、樹脂シート1の仕様に応じて適宜設定することができるが、プライバシーを重視した樹脂シート1を製造する場合には、架橋樹脂粒子31の平均粒子径、屈折率等を考慮して選択し、配合することにより、ヘーズの値を大きくすることができる。上記観点から、ヘーズは、80%以上であることが好ましく、90%以上であることがより好ましく、95%以上であることがさらに好ましい。なお、ヘーズ(曇り度)は、JIS K7136:2000に基づき測定することができる。
上記特性を有する本発明の樹脂シート1は、樹脂板として室内の仕切り板や戸棚前面板、また室内建材やディスプレイ材等といった汎用性に優れた様々な用途で好適に用いることができる。
以下、本発明の樹脂シート1の製造方法の一実施形態について説明する。本発明の樹脂シート1の製造は、例えば図3に示す装置4を用いることにより実施することができる。以下、図3に示す装置4を用いて本発明の樹脂シート1を製造する実施形態について詳述する。
図3に示す装置4では、第1ロール51、第2ロール52及び第3ロール53の3本のロールが順に各ロールの回転軸が同一の高さとなるように水平に並べて設けられている。第1ロール51、第2ロール52、第3ロール53は全て鏡面ロールであり、3本のロールの直径は同一である。また、芯層2となる材料を混錬して押し出すメイン押出機61及び、光拡散層3の材料を混錬して押し出すサブ押出機62に接続されたTダイ63が、第1ロール51と第2ロール52の間の上部に、上方から下方に向けて設けられている。
図3に示す態様の装置4を用いる方法においては、メイン押出機61に、芯層2の基材樹脂となる透明熱可塑性樹脂(A)20を供給して溶融混練するとともに、サブ押出機62に、光拡散層3の材料である透明熱可塑性樹脂(B)30と架橋樹脂粒子31を供給し、Tダイ63から芯層2と光拡散層3を積層した状態でシート状物10として下方に押し出す。
そして、押し出されたシート状物10を第1ロール51及び第2ロール52の2本のロールの間に通過させて挟圧することにより、第1ロール51と第2ロール52の間隔の厚みに形成される。次に、シート状物10を第2ロール52に沿わせて引取り、さらに第3ロール53に沿わせて引取る。この際、引き取られるシート状物10は、第1ロール51、第2ロール52及び第3ロール53により冷却され、所定の厚みの樹脂シート1が製造される。
以下、本発明の樹脂シートについて、実施例により具体的に説明する。但し、本発明は本実施例に限定されるものではない。
装置は、図3に示す構成の装置4を使用した。第1ロール51、第2ロール52、第3ロール53は各ロールの回転軸が同一高さになるように、また、第1ロール51表面と第2ロール52表面の間隔及び、第2ロール52表面と第3ロール53表面との間隔が4.0mmとなるように配置した。3本のロールの直径は195mm、幅は700mm、材質は鉄製で表面が鏡面状のものを用いた。
また、芯層となる材料を混錬して押し出すメイン押出機61と、光拡散層の材料を混錬して押し出すサブ押出機62の先端にリップ幅(w)300mmのTダイ63(Tダイ63のリップ間隙=5.0mm、リップ部の平行ランド長=5.0mm)を取付けた。
原料は、各々以下のものを用いた。
[透明熱可塑性樹脂(A)及び透明熱可塑性樹脂(B)]
ポリスチレン樹脂1(PS1):(PSジャパン社製 PSJ G9305:屈折率1.59、メルトマスフローレイト1.5(200℃、荷重5.00kgにおける値)、密度1.05g/cm
ポリスチレン樹脂2(PS2):(PSジャパン社製 PSJ 680:屈折率1.59、メルトマスフローレイト7.0(200℃、荷重5.00kgにおける値)、密度1.05g/cm
ポリスチレン樹脂3(PS3):(東洋スチレン社製 G100C:屈折率1.59、メルトマスフローレイト28(200℃、荷重5.00kgにおける値)、密度1.05g/cm
[架橋樹脂粒子]
PS架橋微粒子1:(積水化成品社製 SBX−30:屈折率1.59、重量平均粒子径30μm、密度1.1g/cm
PS架橋微粒子2:(アイカ工業社製 GS−3059−U2:屈折率1.59、重量平均粒子径30μm、密度1.1g/cm
PS架橋微粒子3:(積水化成品社製 SBX−12:屈折率1.59、重量平均粒子径50μm、密度1.1g/cm
PS架橋微粒子4:(アイカ工業社製 GS−5059−U2:屈折率1.59、重量平均粒子径50μm、密度1.1g/cm
PMMA架橋微粒子:(アイカ工業社製 GM−3049L:屈折率1.49、重量平均粒子径28μm、密度1.2g/cm
表1及び表2に示す上記の各材料を、上記装置4に導入して、樹脂温度240℃の条件にて、透明熱可塑性樹脂(A)からなる芯層の両面に、透明熱可塑性樹脂(B)と架橋樹脂粒子からなる光拡散層が積層されるように、Tダイ63から共押出しした。そして、押し出された樹脂シートを引き取りつつ、第1ロール51、第2ロール52、第3ロール53の、鏡面状の表面を有する成形ロールで樹脂シートを挟圧し、樹脂シート厚み4.0mmの実施例1〜6及び比較例1〜9の樹脂シートを得た。そして、得られた各々の樹脂シートについて、以下の方法で、光拡散層厚み、算術平均高さ(Ra)、粗さ曲線要素の平均長さ(RSm)、鉛筆硬度、全光線透過率、ヘーズを測定し、耐擦傷性、質感及び外観を評価した。その結果を表1、表2に示す。
[樹脂シート厚み]
樹脂シート厚みは、マイクロメーターを用いて、無作為に選択された点について厚みを測定した。前記操作を等間隔な10点について行い、それらの算術平均値を樹脂シート厚みとした。
[光拡散層厚み]
光拡散層の厚みは、上記透明熱可塑性樹脂(B)及び架橋樹脂粒子の吐出量から求めた。具体的には、まず、下記(1)式にて光拡散層の坪量を求めた。次に、前記坪量(g/m)を、光拡散層中に含まれる透明熱可塑性樹脂(B)の密度に光拡散層中の配合比率を掛けた値と架橋樹脂粒子の密度に光拡散層中の配合比率を掛けた値との合計で割ることにより光拡散層の厚みを求めた。
坪量(g/m)=1000×Xd/(L×W)・・・(1)
ただし、上記(1)式中、Xdは、樹脂シートを押出発泡成形法で製造する際における光拡散層を構成する樹脂溶融物の吐出量(kg/時)、Wは、得られる樹脂シート1の幅(m)、また、Lは、得られる樹脂シートの単位時間あたりの長さ(m/時)である。なお、芯層の両面に光拡散層を積層する場合には、それぞれの光拡散層の吐出量からそれぞれの光拡散層の坪量を求めた。
[算術平均高さ(Ra)、粗さ曲線要素の平均長さ(RSm)]
樹脂シートの表面における算術平均粗さ(Ra)、粗さ曲線要素の平均長さ(RSm)は、JIS B0601(2013)に準拠し、カットオフλc=0.8、測定長さ=8mmとして、表面粗さ測定機(株式会社小坂研究所製 表面粗さ測定機 サーフコーダSE1700α)を用いて測定した。具体的には、樹脂シートを300mm×300mmの試験片を無作為に切り出し、試験片の表面の等間隔な5箇所を無作為に選択して測定を行い、上記操作を5つの試験片について行い、得られた値の算術平均値を樹脂シートの表面における算術平均粗さ(Ra)、粗さ曲線要素の平均長さ(RSm)とした。
[質感]
上記粗さ曲線要素の平均長さ(RSm)の結果から、以下の基準で質感を評価した。
○:光拡散層の表面におけるRSmが250μm以下
×:光拡散層の表面におけるRSmが250μmを超える
[鉛筆硬度]
(株)安田精機製作所社製No.553−Sを使用し、JIS K5600−5−4(1999年)に準拠した方法(角度45°、荷重750g、速度1mm/s、温度23℃)で鉛筆硬度試験を行った。具体的には、樹脂シートを300mm×300mmの試験片を無作為に切り出し、試験片の表面を無作為に選択して測定を2回行い、2回の結果が一単位以上異なるときは放棄し、試験片の表面の別の位置を選択し、測定をやり直した。なお、鉛筆法における硬度の大小は硬度が高い方を大と定義すると「2B<B<HB<F<H<2H<3H<4H」となる。
[耐擦傷性]
上記鉛筆硬度の結果から、以下の基準で耐擦傷性を評価した。
○:3Hの鉛筆を光拡散層の表面に押しつけて動かして傷がつかず、架橋樹脂粒子の脱離がなかった
×:3Hの鉛筆を光拡散層の表面に押しつけて動かして傷がついた、架橋樹脂粒子の脱離があった、又はその両方であった
[全光線透過率及びヘーズ]
樹脂シートから20mm×20mmのサイズ(厚みは樹脂シートの厚み)の試験片を3つ切り出し、該試験片の中央部についてJIS K7361−1:1997に準拠して全光線透過率を、JIS K7136:2000に準拠してヘーズをそれぞれ測定した。測定は、ヘーズメーター(日本電色工業株式会社製 NDH7000SP)を用いて、測定範囲φ7mmで測定し、算術平均した値を採用した。
[外観]
樹脂シートの外観を以下の基準で評価した。
◎:樹脂シートの表面にスジ模様が全くない
○:樹脂シートの表面に僅かにスジ模様がある
×:樹脂シートの表面に多数のスジ模様がある
表1及び表2に示す結果から、本発明で規定する芯層に光拡散層を積層した実施例1〜6は耐擦傷性、質感、外観において全てが良好な結果であった。なお、実施例1の樹脂シートについて、JIS B0601(1982年)に基づき、光拡散層の表面の算術平均粗さRaを測定したところ、上面が4.1μm、下面が5.1μmであり、JIS B0601(2013年)に基づき測定した算術平均粗さRaと同程度の値であることが確認された。
一方、算術平均高さ(Ra)が本発明の範囲より小さかった比較例1〜4、7、8は耐擦傷性の評価が劣っており、曲線要素の平均長さ(RSm)が本発明の範囲より大きかった比較例4、5、8は質感の評価が劣っていた。PMMAからなる架橋微粒子を使用した比較例6は、全光線透過率の評価が劣っていた。架橋微粒子の濃度を60質量%とした比較例9は、架橋微粒子の濃度が高すぎたため架橋微粒子の分散不良が発生し、外観の評価が劣っていた。
これらの結果から、本発明の樹脂シートによれば、表面の質感と高い全光線透過率を維持しつつ、優れた耐擦傷性を有するすりガラス調の樹脂シートとすることができることが確認された。
1 樹脂シート
10 シート状物
2 芯層
20 透明熱可塑性樹脂(A)
3 光拡散層
30 透明熱可塑性樹脂(B)
31 架橋樹脂粒子
4 装置
51 第1ロール
52 第2ロール
53 第3ロール
61 メイン押出機
62 サブ押出機
63 Tダイ

Claims (5)

  1. 透明熱可塑性樹脂(A)からなる芯層の少なくとも片面に、透明熱可塑性樹脂(B)を基材樹脂とし、該透明熱可塑性樹脂(B)中に、架橋樹脂粒子が分散している光拡散層が共押出により積層されてなる樹脂シートであって、
    前記透明熱可塑性樹脂(B)がスチレン単独重合体又はスチレンと他のモノマーとの共重合体からなり、
    前記光拡散層の基材樹脂の200℃、荷重5.00kgにおけるメルトマスフローレイトが0.1g/10分以上5g/10分以下であり、
    前記架橋樹脂粒子がスチレン単独重合体又はスチレンと他のモノマーとの共重合体を架橋してなり、前記光拡散層中の前記架橋樹脂粒子の含有量が20質量%以上50質量%以下であり、
    前記光拡散層の表面の算術平均粗さRaが3.5μm以上10μm以下、かつ、表面の粗さ曲線要素の平均長さRSmが50μm以上250μm以下であり、
    前記樹脂シートの厚みが1〜10mm、全光線透過率が70%以上であることを特徴とする樹脂シート。
  2. 前記透明熱可塑性樹脂(B)が、ポリスチレン又はメタクリル酸メチル−スチレン共重合体からなることを特徴とする請求項1に記載の樹脂シート。
  3. 前記架橋樹脂粒子の平均粒子径が15μm以上50μm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の樹脂シート。
  4. 前記光拡散層の厚みが50μmを超えて500μm以下であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の樹脂シート。
  5. 前記透明熱可塑性樹脂(B)の屈折率と前記架橋樹脂粒子の屈折率との差が0.01未満であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の樹脂シート。
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