JP2021010870A - 粉砕システムの運転方法及び粉体の製造方法 - Google Patents

粉砕システムの運転方法及び粉体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】竪型粉砕機を含む閉回路粉砕システムを用いて、任意に調整された粉末度の精粉(粉体)を製造する技術を提供する。【解決手段】粉砕原料を粉砕する竪型粉砕機と、粉砕機の排出口から供給口へ粉砕物が移動する粉砕物循環路と、粉砕物循環路に設けられて、粉砕物を製品となる精粉と粉砕機へ戻す粗粉とに分ける分級機と、精粉を回収する捕集機と、粉砕機の上部に接続された抽気路と、粉砕機から抽気路へ設定抽気風量で抽気する抽気ファンと、粉砕機の抽気から微粉を分離して粉砕物循環路へ送る集塵機とを備える粉砕システムの運転方法であって、粉砕機からの抽気風量と回収される精粉の粉末度との相関関係を求め、当該相関関係に基づいて所望の粉末度が得られる抽気風量を推定し、当該抽気風量を設定抽気風量とする。【選択図】図1

Description

本発明は、粉砕原料を竪型粉砕機で粉砕してなる粉体の製造方法及びそれに用いる粉砕システムの運転方法に関する。
従来、粉砕原料の乾燥及び粉砕を行う粉砕機の一種として、竪型粉砕機が知られている。粉砕原料として、セメント原料や炭酸カルシウムなどが例示される。特許文献1,2では、この種の竪型粉砕機を含む粉砕システムが開示されている。
特許文献1には、閉回路粉砕式の粉砕システムが開示されている。この粉砕システムは、分級機を内蔵した竪型粉砕機を備える。粉砕原料が粉砕機で粉砕されると、粗粉及び微粉を含む粉砕物が生じる。粗粉は、粉砕機から一旦排出されたのち、粉砕機へ再び供給されて再粉砕に供される。微粉は、粉砕機内で上昇するガスに同伴して分級機を通過して、分級機で精粉とそれ以外に分級される。精粉はガスに同伴して粉砕機から排出され、集塵機で捕集された後、製品として回収される。集塵機で精粉と分離されたガスは、粉砕機へ戻される。
特許文献2の粉砕システムは、竪型粉砕機から独立した分級機を備える。粉砕機の粉砕物のうち微粉は、粉砕機から抽気されるガスに同伴して粉砕機から排出され、集塵機でガスから分離される。集塵機で微粉と分離されたガスは粉砕機へ戻され、微粉はコンベヤで分級機へ送られる。粉砕機の粉砕物のうち粗粉は、コンベヤで分級機へ送られる。分級機に送られた粉砕物は、精粉とそれ以外に分級され、精粉は後段の集塵機で製品として回収され、それ以外は粉砕機へ戻される。特許文献2の粉砕システムでは、粉砕機の粉砕物の循環系統と、粉砕機のガスの循環系統とが独立しているため、粉砕機からの抽気量と、分級機の分級風量とを独立して調整することができる。
特開平9−117685号公報 特開2018−202347号公報
本願発明は、特許文献2に記載の発明を更に発展させたものであり、その目的は、竪型粉砕機を含む閉回路粉砕システムを用いて、任意に調整された粉末度の精粉(粉体)を製造する技術を提供することにある。
本発明の一態様に係る粉砕システムの運転方法は、
粉砕原料を粉砕する竪型粉砕機と、
前記竪型粉砕機の排出口から供給口へ粉砕物が移動する粉砕物循環路と、
前記粉砕物循環路に設けられて、前記粉砕物を製品となる精粉と前記竪型粉砕機へ戻す粗粉とに分ける分級機と、
前記精粉を回収する捕集機と、
前記竪型粉砕機の上部に接続された抽気路と、
前記竪型粉砕機から前記抽気路へ設定抽気風量で抽気する抽気ファンと、
前記竪型粉砕機の抽気から微粉を分離して前記粉砕物循環路へ送る集塵機とを備える粉砕システムの運転方法であって、
前記竪型粉砕機からの抽気風量と回収される前記精粉の粉末度との相関関係を求め、当該相関関係に基づいて所望の粉末度が得られる抽気風量を推定し、当該抽気風量を前記設定抽気風量とすることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る粉体の製造方法は、粉砕原料を竪型粉砕機に供給して粉砕し、前記竪型粉砕機から設定抽気風量で抽気することにより粉砕物のうち微粉を気流に乗せて搬出し、前記気流から前記微粉を分離して搬送機にて分級機へ搬送し、前記粉砕物の残部を前記搬送機にて前記分級機へ搬送し、前記分級機にて設定粒径に従って前記粉砕物を精粉と粗粉とに分級し、前記精粉を前記分級機から捕集機へ気流搬送して前記捕集機で製品として回収し、前記粗粉を前記分級機から前記竪型粉砕機へ返送して再粉砕することを含む。そして、前記竪型粉砕機からの抽気風量と回収される前記精粉の粉末度との相関関係を求め、当該相関関係に基づいて所望の粉末度が得られる抽気風量を推定し、当該抽気風量を前記設定抽気風量とすることを特徴とする。
上記粉砕システムの運転方法及び粉体の製造方法によれば、設定抽気風量を変化させることにより、任意の粉末度の精粉(粉体)を得ることができる。つまり、得られる精粉の粉末度を変えて、使用目的に応じた粉体製品を得ることができる。これにより、粉体製品の品質向上を図ることができる。
本発明によれば、竪型粉砕機を含む閉回路粉砕システムを用いて、任意に調整された粉末度の精粉(粉体)を製造する技術を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る粉砕システムの全体的な構成を示す図である。 図2は、従来の粉砕システムを模擬した第2実験装置の構成を示す図である。 図3は、竪型粉砕機からの抽気風量と回収される精粉の粉末度との相関関係を示す図表である。 図4は、竪型粉砕機からの抽気風量に対する竪型粉砕機の電力原単位の特性曲線を示す図表である。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る粉砕システム1の全体的な構成を示す図である。
図1に示す閉回路式の粉砕システム1は、竪型粉砕機2(以下、単に「粉砕機2」と称する)と、粉砕機2に接続された粉砕物循環系統3と、粉砕機2に接続されたガス循環系統4とを備える。
〔竪型粉砕機2〕
粉砕機2は、粉砕原料の粉砕が行われる粉砕室20を形成するハウジング21を備える。ハウジング21内には、垂直な回転軸線まわりに回転する回転テーブル22と、図示されない加圧手段によって回転テーブル22に圧接されて従動回転する複数の粉砕ローラ23とが設けられている。ハウジング21の下方には、回転テーブル22の回転駆動源であるミルモータ24と、ミルモータ24の回転動力を回転テーブル22に伝達する減速機構25とが設けられている。粉砕機2は、分級機を内蔵しない。
ハウジング21の上部には供給口26が設けられている。供給口26を通じて、粉砕原料が回転テーブル22の上面へ導入される。また、回転テーブル22より上方且つハウジング21の上部には、抽気口27が設けられている。抽気口27を通じて、粉砕原料の粉砕で発生した微粉が吹き上がる気流に乗って排出される。回転テーブル22の下方には、排出口28が設けられている。排出口28を通じて、回転テーブル22の外周縁から溢れ落ちた粉砕物が粉砕機2の外部へ排出される。また、回転テーブル22の外周周囲には、熱風吹出口29が設けられている。熱風吹出口29から粉砕室20内へ上向きに熱風が吹き出す。
〔粉砕物循環系統3〕
粉砕物循環系統3は、粉砕機2の排出口28から排出された粉砕物から製品となる精粉を分離し、精粉が分離された粉砕物を粉砕機2へ戻すように構成されている。粉砕物循環系統3で分離された精粉は、製品として回収される。
粉砕物循環系統3は、粉砕機2の排出口28から供給口26へ、粉砕機2から排出された粉砕物が移動する粉砕物循環路30を有する。粉砕物循環路30には分級機7が設けられている。また、本実施形態では、粉砕機2の排出口28よりも分級機7の粉砕物入口71が上方に位置するため、排出口28から粉砕物入口71へ粉砕物を上向きに搬送する搬送機31が粉砕物循環路30に設けられている。本実施形態に係る搬送機31は、図示されない複数のバケットを備えたバケットエレベータである。
粉砕機2の排出口28は、通路30aを介して搬送機31の第1入口31aと接続されている。搬送機31は、第1入口31a及び後述する第2入口31bを通じて投入された粉砕物を上方へ搬送して、出口31cから排出する。搬送機31の出口31cは、通路30bを介して分級機7の粉砕物入口71と接続されている。なお、搬送機31と分級機7とを接続している通路30bには、図示されない分配ダンパが設けられていてもよい。そして、この分配ダンパによって、粉砕物の一部が分級機7を介さずに直接に粉砕機2の供給口26へ搬送されてもよい。
分級機7は、供給された粉砕物を、設定粒径に従って精粉と粗粉とに分級する。なお、「精粉」の設定粒径は、回収される製品の粒径に応じて定められる。「粗粉」は、ここでは、分級機7に供給された粉砕物のうち精粉より大きい粒径のものを意味する。本実施形態では、分級機7として気流式分級機が採用されている。但し、分級機7は、粉砕物を粒径に従って精粉とそれ以外とに分級できるものであれば、気流式分級機に限定されない。
分級機7で粗粉に分級された粉砕物は、排出口72から排出される。排出口72は、通路30cを介して粉砕機2の供給口26と接続されている。
分級機7で精粉に分級された粉砕物は、気流に乗って排気口73から排出される。排気口73は、通路64を介して捕集機6の入口と接続されている。捕集機6の排気路65には、分級ファン66が設けられている。分級ファン66の排風量は、所定の分級風量F2となるように調整される。
捕集機6は、分級機7から排出されたガスに同伴している精粉を捕集し、ガスから精粉を分離させる。本実施形態では、捕集機6としてバグフィルタが採用されている。但し、捕集機6は、ガスに同伴している精粉を捕集できるものであれば足り、バグフィルタに限定されない。
〔ガス循環系統4〕
ガス循環系統4は、粉砕機2の排出ガスから微粉を分離し、微粉が分離されたガスを熱風として粉砕機2へ戻すように構成されている。
ガス循環系統4は、粉砕機2の抽気口27から熱風入口29aへ、粉砕機2から抽気したガスが流れるガス循環路40を有する。ガス循環路40には、粉砕機2からの抽気から微粉を分離する集塵機41と、抽気ファン42と、ガス循環路40へ熱風を供給する熱風供給源43とが設けられている。抽気ファン42の排風量は抽気風量F1となるように調整される。
粉砕機2の抽気口27は、抽気路40aを介して集塵機41の入口と接続されている。集塵機41の出口は、通路40bを介して粉砕機2の熱風入口29aと接続されている。通路40bには、熱風供給源43が接続されている。
集塵機41は、粉砕機2からの抽気(以下、「ミル排気」と称する)から微粉を分離させるものである。本実施形態では、集塵機41として、抽気ファン42の吸引作用を利用した、サイクロン式集塵機が採用されている。但し、集塵機41は、ミル排気から微粉を分離できるものであれば、サイクロン式集塵機に限定されない。
集塵機41の微粉出口は、微粉の搬送路88を介して搬送機31の第2入口31bと接続されている。集塵機41でミル排気から分離された微粉は、搬送路88を通じて搬送機31へ送られる。
集塵機41の出口と接続された通路40bにおいて、抽気ファン42よりもミル排気の流れの下流側には、通路40bのミル排気を分級機7へ送る通路84が接続されている。この通路84には、分級機7へ流れるミル排気の流量を調整する流量調整装置85が設けられている。流量調整装置85の開度を変化させることによって、分級機7へ流れるミル排気の流量を調整することができ、その結果、粉砕機2へ戻すミル排気の流量を調整することができる。流量調整装置85は、分級機7へ流れるミル排気の流量を調整する手段であれば態様を問わず、例えば、ダンパ、流量調整弁、及びファンのうち少なくとも1つであってよい。
熱風供給源43は、例えば、所望の温度の熱風を発生させる熱風発生炉であってよい。熱風供給源43からガス循環路40へ供給された熱風は、ミル排気とともに通路40bを通じて粉砕機2の熱風入口29aへ送られる。但し、熱風供給源43は、熱風発生炉に限定されず、例えば、粉砕機2の周辺にキルン(セメント焼成炉)などの高温ガスの発生源が存在する場合には、その高温ガス発生源を熱風供給源43として利用してもよい。
〔粉砕システム1を用いた粉体の製造方法〕
ここで、上記構成の粉砕システム1の運転方法、及び、粉砕システム1を用いた粉体の製造方法を説明する。粉砕機2では、熱風吹出口29から吹き出す熱風によって、回転テーブル22や粉砕ローラ23を含む粉砕室20内が予熱される。そして、回転テーブル22がミルモータ24によって回転駆動され、回転テーブル22の粉砕面(上面)に周面が押し付けられている複数の粉砕ローラ23が従動回転する。このように回転している回転テーブル22の上に、供給口26を通じて粉砕原料が供給される。粉砕原料は、回転テーブル22と粉砕ローラ23との間で粉砕される。粉砕物のうち粗粉は、回転テーブル22の周縁から溢れ落ち、排出口28を通じて機外へ排出される。また、粉砕物のうち微粉は、吹き上がる気流に乗って抽気口27から排出される。
粉砕機2の抽気口27から出たミル排気は、集塵機41に流入する。集塵機41では、ミル排気に同伴している微粉がミル排気から分離される。分離された微粉は搬送路88を通じて搬送機31の第2入口31bへ送られて、粉砕物循環系統3の粉砕物の流れに合流する。
一方、集塵機41で微粉が分離されたミル排気は、集塵機41から出て、抽気ファン42に吸い込まれ、ガス循環系統4の更に下流側の通路40bへ送られる。ここで、抽気ファン42の吸引作用により通路40bへ流入するミル排気の流量と、粉砕機2へ戻されるミル排気の流量とをバランスするために、流量調整装置85の開度が調整される。熱風供給源43から通路40bへ供給された熱風は、ミル排気と共に粉砕機2へ流入し、熱風吹出口29からミル内に吹き出す。
粉砕機2の排出口28から排出された粉砕物は、搬送機31によって上方へ搬送され、分級機7へ流入する。分級機7では、粉砕物が分級され、粉砕物から精粉が分離される。分級機7で精粉が分離された粉砕物は、分級機7から排出され、通路30cを通じて粉砕機2の供給口26へ送られ、粉砕機2で再び粉砕される。分級機7で粉砕物から分離した精粉は、分級機7の排気口73からガスに伴って排出され、通路64を通じて捕集機6へ気流搬送される。捕集機6では、精粉が捕集される。この精粉は製品として回収され、例えば、袋詰めされる。一方、捕集機6で精粉と分離されたガスは、排気路65へ流出して大気へ放出される。
〔粉末度調整〕
上記のように製品として回収された精粉の粉末度(粒子の細かさの程度)は、精粉の品質を表す重要な要素の一つである。上記構成の粉砕システム1では、抽気風量F1を調整することで、得られる精粉の粉末度を変えることができる。抽気風量F1を調整することで、精粉の粉末度の調整が可能であることを検証するために、以下の検証実験を行った。
検証実験では、本実施形態に係る粉砕システム1を模擬した第1実験装置と、従来の粉砕システムを模擬した第2実験装置101(図2、参照)とを用いた。
第1実験装置は、図1に示す粉砕システム1を模擬したものであり、詳細な説明は省略する。第1実験装置を用いて、実施例1〜4の実験を行った。実施例1〜4及び比較例1の実験条件を表1に示す。実施例1〜4において、分級風量F2を15[m/min]で一定に保持した。実施例1では抽気風量F1を0[m/min]、実施例2では抽気風量F1を3[m/min]、実施例3では抽気風量F1を6[m/min]、実施例4では抽気風量F1を9[m/min]とした。なお、抽気風量F1は抽気ファン42の排風量であり、分級風量F2は分級ファン66の排風量である。
図2は、第2実験装置101の構成を示す図である。第2実験装置101は、竪型粉砕機102と、粉砕機102の排気口127に接続された捕集機106と、捕集機106へ粉砕機102の排気を吸引する分級ファン166とを備える。粉砕機102は、粉砕室120を形成するハウジング121と、垂直な回転軸線まわりに回転する回転テーブル122と、図示されない加圧手段によって回転テーブル122に圧接されて従動回転する複数の粉砕ローラ123と、回転テーブル122の回転駆動源であるミルモータ124と、ミルモータ124の回転動力を回転テーブル122に伝達する減速機構125と、ハウジング121内において粉砕ローラ123の上方に設けられた分級機107とを備える。
粉砕機102において、回転している回転テーブル122の上に供給された粉砕原料は、熱風により乾燥されながら、回転テーブル22と粉砕ローラ23との間で粉砕される。粉砕物のうち微粉は、下方より吹き上がる気流に乗って分級機107へ運ばれ、分級機107で精粉とそれ以外とに分級される。精粉は、気流に乗って排気口127から排出され、捕集機106で回収される。分級機107で精粉以外に分級された微粉、及び、回転テーブル122の周縁から溢れ落ちた粗粉は、機外へ一旦排出されて、新たな粉砕原料と共に再び粉砕機102へ供給される。
上記構成の第2実験装置101を用いて比較例1の実験を行った。比較例1では、分級風量F2を15[m/min]で一定に保持した。なお、分級風量F2は、分級ファン166の風量である。第2実験装置101では、粉砕機102からの抽気風量(排気風量)は、分級風量F2に直接的に影響を受けることから抽気風量のみを調節することは困難である。
Figure 2021010870
実施例1〜4及び比較例1の実験では、実験装置のミルに粉砕原料を投入し、精粉を回収した。回収された精粉試料について、粉末度を特定するために、JIS R 5201(セメントの物理試験方法)に基づいて、比表面積試験及び網ふるい試験を行った。比表面積試験では、比表面積試験器(ブレーン空気透過測定装置)を用いて、試料のブレーン比表面積[cm/g]を測定した。網ふるい試験では、目開き45μmの試験用ふるいを用いて試料をふるいにかけ、ふるい上の残分を量り、試料の網ふるいの残分[%](以下、粒径45μm以上の粒子の含有量「45μR」と称する)を算出した。
図3は、粉砕機2からの抽気風量F1と回収される精粉の粉末度との相関関係を示す図表である。この図表の縦軸は比表面積[cm/g]を表し、横軸は45μR[%]を表し、実施例1〜4及び比較例1で得た精粉の粉末度試験の結果がプロットされている。実施例1〜4及び比較例1に共通して、一定の抽気風量F1においては、45μRの値の増加に従って、比表面積が減少する。また、一定の45μRにおいては、抽気風量F1が大きくなるに従って比表面積が小さくなる。
比表面積の値は、精粉中の微粉分の影響を受ける。45μRが一定の値であるときに抽気風量F1が大きくなるに従って比表面積が小さくなるという結果から、抽気風量F1が大きくなるに従って微粉分が少なく、分布幅が狭いシャープな粉末度構成となることがわかる。換言すれば、抽気風量F1を調整することによって、精粉の粉末度(比表面積)の調整が可能であることがわかる。
また、実施例1〜4及び比較例1について、精粉の製造にかかる電力原単位を測定した。電力原単位として、ミルモータ24,124の電力原単位を測定した。ミルモータ24,124の電力原単位は、精粉の製造にかかる電力原単位の大半を占める。測定された電力原単位は、
図4は、実施例1〜4及び比較例1における精粉の製造に係る粉砕機2からの抽気風量F1に対する粉砕機2の電力原単位の特性曲線を示す図表である。この図表の縦軸は、比較例1の電力原単位[kWh/t(DB)]を100%としたときの実施例1〜4の電力原単位[kWh/t(DB)]の割合を表し、縦軸は、抽気風量F1[m/min]を表す。
実施例1〜4の電力原単位は、いずれも比較例1の電力原単位よりも低い。また、抽気風量F1が約4.5m/min未満では抽気風量F1の増加に伴って電力原単位が漸次減少し、抽気風量F1が約4.5m/min以上では抽気風量F1の増加に伴って電力原単位が漸次増加する。とりわけ、抽気風量F1が約2〜6m/minの範囲では、比較例と比較して約30%も電力原単位が低減されており、電力削減効果が顕著である。これは、粉砕機2内から抽気と共に微粉分を引き抜くことにより過粉砕が抑制される結果、電力原単位が低減しているものと推察される。このような電力原単位の低減の観点から、抽気風量F1として好適な範囲が存在することが明らかである。
以上の検証実験の結果から、粉砕機2からの抽気風量F1を調整することで、精粉の粉末度(比表面積)の調整が可能であることが検証された。また、粉砕機2からの抽気風量F1を調整することで、過粉砕の防止によるミルモータ24の電力原単位の減少が可能であることが検証された。
本実施形態に係る粉砕システム1の運転方法では、検証された原理を利用して、精粉の粉末度を調整する。即ち、本実施形態に係る粉砕システム1の運転方法は、粉砕原料を粉砕する粉砕機2と、粉砕機2の排出口28から供給口26へ粉砕物が移動する粉砕物循環路30と、粉砕物循環路30に設けられて、粉砕物を製品となる精粉と粉砕機2へ戻す粗粉とに分ける分級機7と、精粉を回収する捕集機6と、粉砕機2の上部に接続された抽気路40aと、粉砕機2から抽気路40aへ設定抽気風量で抽気する抽気ファン42と、粉砕機2の抽気から微粉を分離して粉砕物循環路30へ送る集塵機41とを備える粉砕システムの運転方法であって、粉砕機2からの抽気風量と回収される精粉の粉末度との相関関係(図3、参照)を求め、当該相関関係に基づいて所望の粉末度が得られる抽気風量を推定し、当該抽気風量F1を設定抽気風量とする。
また、本実施形態に係る粉砕システム1を用いた粉体の製造方法は、粉砕原料を粉砕機2にて粉砕し、粉砕機2から設定抽気風量で抽気することにより粉砕物のうち微粉を気流に乗せて搬出し、粉砕機2の抽気から微粉を分離して分級機7へ搬送し、粉砕機2から粉砕物の残部を分級機7へ搬送し、分級機7にて設定粒径に従って粉砕物を精粉と粗粉とに分級し、精粉を製品として回収し、粗粉を分級機7から粉砕機2へ返送して再粉砕することを含むものである。そして、粉砕機2からの抽気風量と回収される精粉の粉末度との相関関係(図3、参照)を求め、当該相関関係に基づいて所望の粉末度が得られる抽気風量を推定し、当該抽気風量を設定抽気風量とする。
上記の粉体の製造方法によれば、設定抽気風量を変化させることにより、任意の粉末度の精粉(粉体)を得ることができる。つまり、得られる精粉の粉末度を変えて、使用目的に応じた粉体製品を得ることができる。これにより、粉体製品の品質向上を図ることができる。
また、本実施形態に係る粉砕システム1の運転方法及び粉体の製造方法では、抽気風量に対する粉砕機2の電力原単位の特性曲線(図4、参照)を求め、特性曲線に基づいて所望の粉末度が得られる抽気風量のうち電力原単位が最小となるものを設定抽気風量とする。
これにより、精粉(粉体)の品質向上に加えて、精粉(粉体)の製造にかかる電力原単位の低減を図ることができる。
以下、本実施形態に係る粉体の製造方法の適用例を説明する。
粉砕原料が石灰石等の混合物が多く含まれるセメント品種のセメント原料である場合には、石灰石はクリンカよりも柔らかいために微粉が生じ易く、精粉の比表面積の値がセメント原料として規定された値よりも高くなる傾向がある。このような場合には、抽気風量F1を増加させることにより、精粉の45μRを所定の値に保持しながら、精粉の比表面積の値を規定された値内に下げることができる。これにより、セメント原料の品質向上を図ることができる。
また、粉砕原料が石灰石等の混合物が比較的少ないセメント品種(ポルトランドセメント等)のセメント原料である場合には、精粉の比表面積の値がセメント原料として規定された値よりも低くなる傾向がある。このような場合には、抽気風量F1を減少させることにより、精粉の45μRを所定の値に保持しながら、精粉の比表面積の値を規定された値内へ増加させることができる。これにより、セメント原料の品質向上を図ることができる。
上記において、精粉の比表面積の値を規定された値の範囲内とする抽気風量F1には幅がある。そこで、抽気風量F1に対する電力原単位の特性曲線(図4、参照)を利用して、所望の粉末度が得られる抽気風量F1のうち電力原単位が最小となるものを採用すれば、セメント原料の品質向上に加えて電力原単位の低減を図ることができる。
1 :粉砕システム
2 :竪型粉砕機
3 :粉砕物循環系統
4 :ガス循環系統
6 :捕集機
7 :分級機
20 :粉砕室
21 :ハウジング
22 :回転テーブル
23 :粉砕ローラ
24 :ミルモータ
25 :減速機構
26 :供給口
27 :排気口
28 :排出口
29 :熱風吹出口
29a :熱風入口
30 :粉砕物循環路
30a,30b,30c :通路
31 :搬送機
31a :第1入口
31b :第2入口
31c :出口
40 :ガス循環路
40a :抽気路
40b :通路
41 :集塵機
42 :排風機
43 :熱風供給源
64 :通路
65 :排気路
66 :排風機
71 :粉砕物入口
72 :排出口
73 :排気口
84 :通路
85 :流量調整装置
88 :搬送路
101 :第2実験装置
102 :竪型粉砕機
106 :捕集機
107 :分級機
120 :粉砕室
121 :ハウジング
122 :回転テーブル
123 :粉砕ローラ
124 :ミルモータ
125 :減速機構
127 :排気口
166 :排風機

Claims (4)

  1. 粉砕原料を粉砕する竪型粉砕機と、
    前記竪型粉砕機の排出口から供給口へ粉砕物が移動する粉砕物循環路と、
    前記粉砕物循環路に設けられて、前記粉砕物を製品となる精粉と前記竪型粉砕機へ戻す粗粉とに分ける分級機と、
    前記精粉を回収する捕集機と、
    前記竪型粉砕機の上部に接続された抽気路と、
    前記竪型粉砕機から前記抽気路へ設定抽気風量で抽気する抽気ファンと、
    前記竪型粉砕機の抽気から微粉を分離して前記粉砕物循環路へ送る集塵機とを備える粉砕システムの運転方法であって、
    前記竪型粉砕機からの抽気風量と回収される前記精粉の粉末度との相関関係を求め、当該相関関係に基づいて所望の粉末度が得られる抽気風量を推定し、当該抽気風量を前記設定抽気風量とする、
    粉砕システムの運転方法。
  2. 前記抽気風量に対する前記竪型粉砕機の電力原単位の特性曲線を求め、前記特性曲線に基づいて前記所望の粉末度が得られる抽気風量のうち前記電力原単位が最小となるものを前記設定抽気風量とする、
    請求項1に記載の粉砕システムの運転方法。
  3. 粉砕原料を竪型粉砕機にて粉砕し、前記竪型粉砕機から設定抽気風量で抽気することにより粉砕物のうち微粉を気流に乗せて搬出し、前記竪型粉砕機の抽気から前記微粉を分離して分級機へ搬送し、前記竪型粉砕機から前記粉砕物の残部を前記分級機へ搬送し、前記分級機にて設定粒径に従って前記粉砕物を精粉と粗粉とに分級し、前記精粉を製品として回収し、前記粗粉を前記分級機から前記竪型粉砕機へ返送して再粉砕することを含む粉体の製造方法であって、
    前記竪型粉砕機からの抽気風量と回収される前記精粉の粉末度との相関関係を求め、当該相関関係に基づいて所望の粉末度が得られる抽気風量を推定し、当該抽気風量を前記設定抽気風量とする、
    粉体の製造方法。
  4. 前記抽気風量に対する前記竪型粉砕機の電力原単位の特性曲線を求め、前記特性曲線に基づいて前記所望の粉末度が得られる抽気風量のうち前記電力原単位が最小となるものを前記設定抽気風量とする、
    請求項3に記載の粉体の製造方法。
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